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特開2023-184398動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023184398
(43)【公開日】2023-12-28
(54)【発明の名称】動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御
(51)【国際特許分類】
   G06F 9/50 20060101AFI20231221BHJP
   G06F 8/70 20180101ALI20231221BHJP
【FI】
G06F9/50 120Z
G06F8/70
【審査請求】未請求
【請求項の数】180
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022191025
(22)【出願日】2022-11-30
(31)【優先権主張番号】63/353,131
(32)【優先日】2022-06-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】63/353,350
(32)【優先日】2022-06-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】17/936,543
(32)【優先日】2022-09-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】514252832
【氏名又は名称】アシュラント インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】ASSURANT,INC.
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】アディル マラドワーラー
(72)【発明者】
【氏名】マヌエル ベセラ
(72)【発明者】
【氏名】ジルベルト ホセ アルモンテ ジュニア
【テーマコード(参考)】
5B376
【Fターム(参考)】
5B376DA11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】動的なコンピューティング・リソース・セットの生成および自動化されたアクセス制御方法、システム、装置、コンピュータ可読媒体及びプログラムを提供する。
【解決手段】方法は、APIプラットフォームが、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程と、動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースと、第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へアクセス特権データを送信する工程と、を含む。アクセス特権データは、複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数との第1のアカウントの関連付けを引き起こす。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のために構成されているシステムであって、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、前記少なくとも1つのプロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを備え、前記コンピュータ・コード化命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含み、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを含む、工程と、
動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースと、前記第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、
前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へ前記アクセス特権データを送信する工程であって、前記アクセス特権データが、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数との前記第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とを前記システムに行わせるように構成されている、システム。
【請求項2】
前記アクセス特権データを送信する工程の前に、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含むデータを前記動的リソース組み立てシステムから取り出す工程を行うようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが独立している、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、
更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、
更新されたアクセス特権データを前記1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項5】
前記更新の前記表示に応答して前記動的リソース組み立てシステムにおいて、前記複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程を行うようにさらに構成されている、請求項4に記載のシステム。
【請求項6】
前記更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つが、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない、請求項4に記載のシステム。
【請求項7】
前記リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、
1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、
ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、前記リソース・アクセス要求が、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とを行うようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項8】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの前記表示が、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを含み、前記ユーザの前記選択が、前記少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を含む、請求項7に記載のシステム。
【請求項9】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースがさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを前記ユーザへ提示するように構成されており、前記ユーザの前記選択が、前記1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを含む、請求項7に記載のシステム。
【請求項10】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットが、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項7に記載のシステム。
【請求項11】
前記第1のコンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを含む、請求項10に記載のシステム。
【請求項12】
前記リソース・アクセス要求データ構造がさらに、チャネル・データを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項13】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを前記新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項1に記載のシステム。
【請求項14】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが、トークン・データ構造に関連付けられており、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値が、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの前記トークン・データ構造の組合せを含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項15】
複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)をさらに含む、請求項1に記載のシステム。
【請求項16】
前記APIが、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項15に記載のシステム。
【請求項17】
複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のための方法であって、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含み、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを含む、工程と、
動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースと、前記第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、
前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へ前記アクセス特権データを送信する工程であって、前記アクセス特権データが、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数との前記第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とを含む方法。
【請求項18】
前記アクセス特権データを送信する工程の前に、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含むデータを前記動的リソース組み立てシステムから取り出す工程をさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項19】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが独立している、請求項17に記載の方法。
【請求項20】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、
更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、
更新されたアクセス特権データを前記1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程と
をさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項21】
前記更新の前記表示に応答して前記動的リソース組み立てシステムにおいて、前記複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程をさらに含む、請求項20に記載の方法。
【請求項22】
前記更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つが、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない、請求項20に記載の方法。
【請求項23】
前記リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、
1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、
ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、前記リソース・アクセス要求が、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とをさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項24】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの前記表示が、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを含み、前記ユーザの前記選択が、前記少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースがさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを前記ユーザへ提示するように構成されており、前記ユーザの前記選択が、前記1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項26】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットが、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項23に記載の方法。
【請求項27】
前記第1のコンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを含む、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
前記リソース・アクセス要求データ構造がさらに、チャネル・データを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項29】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを前記新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程と
をさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項30】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが、トークン・データ構造に関連付けられており、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値が、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの前記トークン・データ構造の組合せを含む、請求項17に記載の方法。
【請求項31】
複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)をさらに含む、請求項17に記載の方法。
【請求項32】
前記APIが、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項31に記載の方法。
【請求項33】
複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のためのコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含み、前記コンピュータ・プログラム・コードが、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含み、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを含む、工程と、
動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースと、前記第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、
前記選択されたリソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へ前記アクセス特権データを送信する工程であって、前記アクセス特権データが、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数との前記第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とを前記装置に行わせる、コンピュータ・プログラム製品。
【請求項34】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、前記アクセス特権データを送信する工程の前に、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含むデータを前記動的リソース組み立てシステムから取り出す工程を前記装置にさらに行わせる、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項35】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが独立している、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項36】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、
更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、
更新されたアクセス特権データを前記1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程と
を前記装置にさらに行わせる、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項37】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、前記更新の前記表示に応答して前記動的リソース組み立てシステムにおいて、前記複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程を前記装置にさらに行わせる、請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項38】
前記更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つが、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない、請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項39】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、前記リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、
1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、
ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、前記リソース・アクセス要求が、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項40】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの前記表示が、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを含み、前記ユーザの前記選択が、前記少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を含む、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項41】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースがさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを前記ユーザへ提示するように構成されており、前記ユーザの前記選択が、前記1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを含む、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項42】
前記1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットが、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項43】
前記第1のコンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを含む、請求項42に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項44】
前記リソース・アクセス要求データ構造がさらに、チャネル・データを含む、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項45】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、
前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを前記新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項46】
前記複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれが、トークン・データ構造に関連付けられており、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値が、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの前記トークン・データ構造の組合せを含む、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項47】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程を前記装置にさらに行わせる、請求項33に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項48】
前記APIが、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項47に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項49】
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、前記少なくとも1つのプロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを備える動的リソース組み立てシステムであって、前記コンピュータ・コード化命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、
ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含むコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記コンピューティング・リソース・セットを生成することにより、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、
前記ディスプレイ上の前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とを前記システムに行わせるように構成されている、システム。
【請求項50】
前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの前記2つ以上のそれぞれが、構成トークン・データ構造に関連付けられており、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記構成トークン・データ構造の組合せを含む合計トークン値に関連付けられている、請求項49に記載のシステム。
【請求項51】
チャネル・データを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上が、前記チャネルに対応する前記複数のコンピューティング・リソースのサブセットを含む、工程
を行うようにさらに構成されている、請求項50に記載のシステム。
【請求項52】
前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されている前記ディスプレイを含むオペレータ端末をさらに含む、請求項49に記載のシステム。
【請求項53】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を含む、請求項49に記載のシステム。
【請求項54】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を含み、前記オプション・コンピューティング・リソースが、前記コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている、請求項53に記載のシステム。
【請求項55】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示がさらに、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを含む、請求項54に記載のシステム。
【請求項56】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含めるように前記コンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項49に記載のシステム。
【請求項57】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項49に記載のシステム。
【請求項58】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含む新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程
を行うようにさらに構成されている、請求項57に記載のシステム。
【請求項59】
新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、
前記新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項49に記載のシステム。
【請求項60】
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含む第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記第2のコンピューティング・リソース・セットを生成することにより、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットのそれぞれが、前記第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と
を行うようにさらに構成されている、請求項49に記載のシステム。
【請求項61】
前記コンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する、請求項60に記載のシステム。
【請求項62】
前記コンピューティング・リソース・セット、または前記コンピューティング・リソース・セットの一部分の前記表示が、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される、請求項49に記載のシステム。
【請求項63】
前記トレーニングされた機械学習モデルが、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている、請求項62に記載のシステム。
【請求項64】
前記コンピューティング・リソース・セットが、エンド・ユーザによって構成可能であり、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを含む、請求項49に記載のシステム。
【請求項65】
前記1つまたは複数のカスタマイゼーションが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としての前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを含む、請求項64に記載のシステム。
【請求項66】
動的リソース組み立てのための方法であって、
複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、
ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含むコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記コンピューティング・リソース・セットを生成することにより、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、
前記ディスプレイ上の前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とを含む、方法。
【請求項67】
前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの前記2つ以上のそれぞれが、構成トークン・データ構造に関連付けられており、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記構成トークン・データ構造の組合せを含む合計トークン値に関連付けられている、請求項66に記載の方法。
【請求項68】
チャネル・データを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上が、前記チャネルに対応する前記複数のコンピューティング・リソースのサブセットを含む、工程
をさらに含む、請求項67に記載の方法。
【請求項69】
前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されている前記ディスプレイを含むオペレータ端末を提供する工程をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項70】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を含む、請求項66に記載の方法。
【請求項71】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を含み、前記オプション・コンピューティング・リソースが、前記コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている、請求項70に記載の方法。
【請求項72】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示がさらに、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを含む、請求項71に記載の方法。
【請求項73】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含めるように前記コンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程と
をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項74】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程と
をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項75】
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含む新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程
をさらに含む、請求項74に記載の方法。
【請求項76】
新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、
前記新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程と
をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項77】
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含む第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記第2のコンピューティング・リソース・セットを生成することにより、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットのそれぞれが、前記第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と
をさらに含む、請求項66に記載の方法。
【請求項78】
前記コンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する、請求項77に記載の方法。
【請求項79】
前記コンピューティング・リソース・セット、または前記コンピューティング・リソース・セットの一部分の前記表示が、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される、請求項66に記載の方法。
【請求項80】
前記トレーニングされた機械学習モデルが、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている、請求項79に記載の方法。
【請求項81】
前記コンピューティング・リソース・セットが、エンド・ユーザによって構成可能であり、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを含む、請求項66に記載の方法。
【請求項82】
前記1つまたは複数のカスタマイゼーションが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としての前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを含む、請求項81に記載の方法。
【請求項83】
動的リソース組み立てのためのコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含み、前記コンピュータ・プログラム・コードが、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、
複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、
ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含むコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記コンピューティング・リソース・セットを生成することにより、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、
前記ディスプレイ上の前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とを前記装置に行わせる、コンピュータ・プログラム製品。
【請求項84】
前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの前記2つ以上のそれぞれが、構成トークン・データ構造に関連付けられており、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記構成トークン・データ構造の組合せを含む合計トークン値に関連付けられている、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項85】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記少なくとも1つの装置によって実行されたときに、
チャネル・データを受信する工程であって、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上が、前記チャネルに対応する前記複数のコンピューティング・リソースのサブセットを含む、工程を前記装置に行わせる、請求項84に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項86】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記少なくとも1つの装置によって実行されたときに、前記グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されている前記ディスプレイを含むオペレータ端末と対話する工程を前記装置に行わせる、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項87】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を含む、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項88】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示が、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を含み、前記オプション・コンピューティング・リソースが、前記コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている、請求項87に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項89】
前記コンピューティング・リソース・セットの前記表示がさらに、前記2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを含む、請求項88に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項90】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含めるように前記コンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項91】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、
前記コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項92】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている前記更新を含む新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程を前記装置にさらに行わせる、請求項91に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項93】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、
前記新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項94】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、
前記複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、
2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットに関連付けられている前記複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を含む第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって前記第2のコンピューティング・リソース・セットを生成することにより、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの前記第2のセットのそれぞれが、前記第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程とを前記装置にさらに行わせる、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項95】
前記コンピューティング・リソース・セットおよび前記第2のコンピューティング・リソース・セットが、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する、請求項94に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項96】
前記コンピューティング・リソース・セット、または前記コンピューティング・リソース・セットの一部分の前記表示が、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項97】
前記トレーニングされた機械学習モデルが、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている、請求項96に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項98】
前記コンピューティング・リソース・セットが、エンド・ユーザによって構成可能であり、前記コンピューティング・リソース・セットが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを含む、請求項83に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項99】
前記1つまたは複数のカスタマイゼーションが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの前記2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としての前記コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを含む、請求項98に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項100】
コンピュータ・コード化命令を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記コンピュータ・コード化命令が、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程を行うように構成されており、前記少なくとも1つのAPIが、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義し、前記少なくとも1つのAPIが、
エクスペリエンス・レイヤと、
システム・レイヤとを含み、
前記エクスペリエンス・レイヤが、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、前記1つまたは複数の外部API呼び出しを前記システム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、
前記システム・レイヤが、前記1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、前記複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、
前記少なくとも1つのAPIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、前記コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている、少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項101】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、
前記APIが、前記リソース・アクセス要求を前記動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項102】
前記APIが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、
前記更新の前記表示を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項103】
前記APIが、
前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、
前記アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、
前記アクセス特権データを、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、
アクセス特権データの前記複数の部分を前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記それぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項104】
前記APIがさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、
オンボーディング・データ構造を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項105】
前記APIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび前記動的リソース組み立てシステムを、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または前記動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項106】
前記コンピュータ・コード化命令がさらに、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、前記APIを更新する工程を行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項107】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を含む、請求項106に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項108】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を含む、請求項106に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項109】
前記APIがさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、前記メッセージを前記複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項110】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項100に記載の少なくとも1つのコンピュータ可読媒体。
【請求項111】
1つまたは複数のプロセッサと、命令を含む少なくとも1つの非一時的メモリとを含む装置であって、前記命令が、前記少なくとも1つのプロセッサとともに、少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程を前記装置に行わせ、前記少なくとも1つのAPIが、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義し、前記少なくとも1つのAPIが、
エクスペリエンス・レイヤと、
システム・レイヤとを含み、
前記エクスペリエンス・レイヤが、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、前記1つまたは複数の外部API呼び出しを前記システム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、
前記システム・レイヤが、前記1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、前記複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、
前記少なくとも1つのAPIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、前記コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている、装置。
【請求項112】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、
前記APIが、前記リソース・アクセス要求を前記動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項113】
前記APIが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、
前記更新の前記表示を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項114】
前記APIが、
前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、
前記アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、
前記アクセス特権データを、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、
アクセス特権データの前記複数の部分を前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記それぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項115】
前記APIがさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、
オンボーディング・データ構造を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項116】
前記APIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび前記動的リソース組み立てシステムを、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または前記動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項117】
コンピュータ・コード化された前記命令がさらに、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、前記APIを更新する工程を行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項118】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を含む、請求項117に記載の装置。
【請求項119】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を含む、請求項117に記載の装置。
【請求項120】
前記APIがさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、前記メッセージを前記複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている、請求項111に記載の装置。
【請求項121】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項111に記載の装置。
【請求項122】
少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を生成する工程を含む方法であって、前記少なくとも1つのAPIが、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義し、前記少なくとも1つのAPIが、
エクスペリエンス・レイヤと、
システム・レイヤとを含み、
前記エクスペリエンス・レイヤが、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、前記1つまたは複数の外部API呼び出しを前記システム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、
前記システム・レイヤが、前記1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、前記複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、
前記少なくとも1つのAPIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、前記コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている、方法。
【請求項123】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、
前記APIが、前記リソース・アクセス要求を前記動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項124】
前記APIが、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、
前記更新の前記表示を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項125】
前記APIが、
前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、
前記アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、
前記アクセス特権データを、前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、
アクセス特権データの前記複数の部分を前記複数の構成コンピューティング・リソースのうちの前記それぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項126】
前記APIがさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、
オンボーディング・データ構造を前記動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項127】
前記APIがさらに、前記複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび前記動的リソース組み立てシステムを、前記複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または前記動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項128】
前記APIを更新する工程をさらに含む、請求項122に記載の方法。
【請求項129】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を含む、請求項128に記載の方法。
【請求項130】
前記APIを更新する工程が、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を含む、請求項128に記載の方法。
【請求項131】
前記APIがさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、前記メッセージを前記複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている、請求項122に記載の方法。
【請求項132】
前記APIが、前記少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うための前記システムに対する唯一のゲートウェイである、請求項122に記載の方法。
【請求項133】
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、前記プロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを備えるシステムであって、前記コンピュータ・コード化命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、前記複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含む、工程と、
コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための前記構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた前記入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含む、工程と、
前記リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットとの前記第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、前記第1のアカウントに関する前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、前記レンダリング可能な確認アセットが、前記アクセス特権データの前記生成を示す工程を行うように構成されている、工程とを前記システムに行わせるように構成されている、システム。
【請求項134】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる、請求項133に記載のシステム。
【請求項135】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記チャネルに基づいて前記ユーザへ前記複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記複数のサブセットを提示するように構成されている、請求項134に記載のシステム。
【請求項136】
動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、前記複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含む、工程と、
コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための前記構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた前記入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含む、工程と、
前記リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットとの前記第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、前記第1のアカウントに関する前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、前記レンダリング可能な確認アセットが、前記アクセス特権データの前記生成を示す工程を行うように構成されている、工程と
を含む方法。
【請求項137】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる、請求項136に記載の方法。
【請求項138】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記チャネルに基づいて前記ユーザへ前記複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記複数のサブセットを提示するように構成されている、請求項137に記載の方法。
【請求項139】
コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むコンピュータ・プログラム製品であって、前記コンピュータ・プログラム・コードが、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、
動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、前記複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を含む、工程と、
コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または前記選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための前記構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた前記入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、前記リソース・アクセス要求が、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを含むリソース・アクセス要求データ構造を含む、工程と、
前記リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、前記選択されたコンピューティング・リソース・セットとの前記第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、前記第1のアカウントに関する前記選択されたコンピューティング・リソース・セットの前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、前記レンダリング可能な確認アセットが、前記アクセス特権データの前記生成を示す工程を行うように構成されている、工程とを前記装置に行わせる、コンピュータ・プログラム製品。
【請求項140】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる、請求項139に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項141】
前記コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、前記チャネルに基づいて前記ユーザへ前記複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または前記構成コンピューティング・リソースのうちの前記複数のサブセットを提示するように構成されている、請求項140に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項142】
少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、前記プロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを備える調整された電子メッセージング・システムであって、前記コンピュータ・コード化命令が、前記少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、
少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、
前記少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ前記少なくとも1つの電子メッセージを送信することにより、複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループへ送信される工程であって、前記複数の通信モードが、前記複数のデバイスを含む、工程とを前記システムに行わせるように構成されている、調整された電子メッセージング・システム。
【請求項143】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通の独立したコンピューティング・リソースを含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項144】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を含む、請求項143に記載のシステム。
【請求項145】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記更新されたリソース・アクセス要求が、前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの前記少なくとも1つに関連付けられている、工程を行うようにさらに構成されている、請求項144に記載のシステム。
【請求項146】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項147】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通のチャネルを含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項148】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のチャネルにわたる、請求項142に記載のシステム。
【請求項149】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項150】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含むコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項151】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含む少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている、請求項142に記載のシステム。
【請求項152】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも2つが、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない、請求項151に記載のシステム。
【請求項153】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの前記少なくとも2つが、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する、請求項152に記載のシステム。
【請求項154】
前記複数のデバイスが、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項142に記載のシステム。
【請求項155】
調整された電子メッセージング・システムのための方法であって、
少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、
前記少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ前記少なくとも1つの電子メッセージを送信することにより、複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループへ送信される工程であって、前記複数の通信モードが、前記複数のデバイスを含む、工程とを含む方法。
【請求項156】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通の独立したコンピューティング・リソースを含む、請求項155に記載の方法。
【請求項157】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を含む、請求項156に記載の方法。
【請求項158】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記更新されたリソース・アクセス要求が、前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの前記少なくとも1つに関連付けられている、工程をさらに含む、請求項157に記載の方法。
【請求項159】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を含む、請求項155に記載の方法。
【請求項160】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通のチャネルを含む、請求項155に記載の方法。
【請求項161】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のチャネルにわたる、請求項155に記載の方法。
【請求項162】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を含む、請求項155に記載の方法。
【請求項163】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含むコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項142に記載の方法。
【請求項164】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含む少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている、請求項155に記載の方法。
【請求項165】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも2つが、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない、請求項164に記載の方法。
【請求項166】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの前記少なくとも2つが、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する、請求項165に記載の方法。
【請求項167】
前記複数のデバイスが、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項155に記載の方法。
【請求項168】
調整された電子メッセージング・システムのためのコンピュータ・プログラム製品であって、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含み、前記コンピュータ・プログラム・コードが、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、
少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、
前記少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、
前記少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ前記少なくとも1つの電子メッセージを送信することにより、複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの前記第1のグループへ送信される工程であって、前記複数の通信モードが、前記複数のデバイスを含む、工程とを前記装置に行わせる、コンピュータ・プログラム製品。
【請求項169】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通の独立したコンピューティング・リソースを含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項170】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を含む、請求項169に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項171】
前記コンピュータ・プログラム・コードが、前記装置によって実行されたときに、ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、前記更新されたリソース・アクセス要求が、前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの前記少なくとも1つに関連付けられている、工程を前記装置にさらに行わせる、請求項170に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項172】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、前記少なくとも1つの共通属性アセットを共有する前記複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項173】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、共通のチャネルを含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項174】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループが、複数のチャネルにわたる、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項175】
前記少なくとも1つの電子メッセージが、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項176】
前記少なくとも1つの共通属性アセットが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含むコンピューティング・リソース・セットを含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項177】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループのそれぞれが、前記複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を含む少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項178】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの少なくとも2つが、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない、請求項177に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項179】
ユーザ・アカウントの前記第1のグループの前記少なくとも2つが、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する、請求項178に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【請求項180】
前記複数のデバイスが、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを含む、請求項168に記載のコンピュータ・プログラム製品。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示の実施形態は、全般にはコンピュータ・テクノロジーに関し、より詳細には、動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御のためのシステム、方法、装置、コンピュータ可読媒体、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
ハードウェアおよび/またはソフトウェア・システムによって容易にされるさまざまな製品およびサービスは、保守およびサポートを行うためにさまざまなバックエンドおよびフロントエンド・インフラストラクチャーを必要とする場合がある。これらの製品およびサービスのそれぞれは、それぞれの各製品およびサービスに関連付けられているフロントおよびバックエンド・システムによってそれぞれが容易にされる個別のアクセスおよび登録プロセスを必要とする場合がある。そのようなシステムは、コンピュータ・ハードウェアおよびソフトウェアの不要な重複、計算の非効率性、増大される開発時間およびコスト、データの非同期化およびエラー、ならびに一貫性のないユーザ・エクスペリエンスを生み出す。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
出願人は、当技術分野における現在のシステムおよび方法に関連付けられているいくつの欠陥および問題を識別した。
【課題を解決するための手段】
【0004】
傾注された努力、創意工夫、および革新を通じて、これらの識別された問題の多くが、本開示の実施形態に含まれている解決策を展開することによって解決されており、その多くの例が、本明細書において詳細に記述されている。
【0005】
全般には、本明細書において提供されている本開示の実施形態は、動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御、ならびにさまざまな関連付けられているシステム、装置、方法、およびコンピュータ・プログラム製品に関し得る。動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御に関するその他の実施態様は、当業者にとっては、以降の図および詳細な記述を吟味すれば明らかであろうし、または明らかになるであろう。すべてのそのようなさらなる実施態様は、この記述内に含まれること、本開示の範囲内にあること、および後述の特許請求の範囲によって保護されることが意図されている。
【0006】
さまざまな実施形態が、動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス制御に関連した装置、方法、コンピュータ・プログラム製品、コンピュータ可読媒体、およびシステムを対象としている。さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のために構成されているシステムが提供されることが可能である。このシステムは、少なくとも1つのプロセッサと、内部にコンピュータ・コード化命令を有する、少なくとも1つのプロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを含むことが可能であり、コンピュータ・コード化命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備え、選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを備える、工程と、動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースと、第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へアクセス特権データを送信する工程であって、アクセス特権データが、複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数との第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とをシステムに行わせるように構成されている。このシステムは、アクセス特権データを送信する工程の前に、選択されたコンピューティング・リソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備えるデータを動的リソース組み立てシステムから取り出す工程を行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、独立している。このシステムはさらに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、更新されたアクセス特権データを1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されることが可能である。このシステムは、更新の表示に応答して動的リソース組み立てシステムにおいて、複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程を行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つは、選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない。いくつかの実施形態においては、このシステムは、リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、リソース・アクセス要求が、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とを行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示は、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを備え、ユーザの選択は、少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースはさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションをユーザへ提示するように構成されており、ユーザの選択は、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットは、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを備える。リソース・アクセス要求データ構造はさらに、チャネル・データを備えることが可能である。さまざまな実施形態においては、このシステムは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、選択されたコンピューティング・リソース・セットを新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程とを行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、トークン・データ構造に関連付けられており、選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値は、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれのトークン・データ構造の組合せを備える。さまざまな実施形態においては、このシステムは、複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、APIは、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0007】
さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のための方法が提供されることが可能である。この方法は、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備え、選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを備える、工程と、動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースと、第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へアクセス特権データを送信する工程であって、アクセス特権データが、複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数との第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、この方法は、アクセス特権データを送信する工程の前に、選択されたコンピューティング・リソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備えるデータを動的リソース組み立てシステムから取り出す工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、独立している。さまざまな実施形態においては、この方法は、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、更新されたアクセス特権データを1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを含むことが可能である。この方法は、更新の表示に応答して動的リソース組み立てシステムにおいて、複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つは、選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない。さまざまな実施形態においては、この方法は、リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、リソース・アクセス要求が、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示は、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを備え、ユーザの選択は、少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースはさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションをユーザへ提示するように構成されており、ユーザの選択は、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットは、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを備える。さまざまな実施形態においては、リソース・アクセス要求データ構造はさらに、チャネル・データを備える。この方法はさらに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、選択されたコンピューティング・リソース・セットを新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、トークン・データ構造に関連付けられており、選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値は、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれのトークン・データ構造の組合せを備える。さまざまな実施形態においては、この方法は、複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を構成する工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、APIは、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0008】
さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている自動化されたリソース・アクセス管理のためのコンピュータ・プログラム製品が提供されることが可能である。このコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことが可能であり、コンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備え、選択されたコンピューティング・リソース・セットが、複数の構成コンピューティング・リソースを備える、工程と、動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースにおいて、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースと、第1のアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納する工程と、選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数へアクセス特権データを送信する工程であって、アクセス特権データが、複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数との第1のアカウントの関連付けを引き起こすように構成されている、工程とを装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、アクセス特権データを送信する工程の前に、選択されたコンピューティング・リソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備えるデータを動的リソース組み立てシステムから取り出す工程を装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、独立している。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、第1のアカウントに関連付けられているデバイス上に登録インターフェースがレンダリングされるようにする工程と、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程と、更新されたアクセス特権データを1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、更新の表示に応答して動的リソース組み立てシステムにおいて、複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のデータ構造を更新する工程を装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースの少なくとも1つは、選択されたコンピューティング・リソース・セットに比べて変更されていない。さまざまな実施形態においては、このコンピュータ・プログラム製品は、リソース・アクセス要求を受信する工程の前に、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを求める要求を受信する工程と、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を取り出す工程と、ユーザ・デバイス上でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を表示するように構成されており、リソース・アクセス要求が、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースにおけるユーザの選択に応答して生成される、工程とを装置に行わせるように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示は、少なくとも1つのコア・コンピューティング・リソースおよび少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースを備え、ユーザの選択は、少なくとも1つのオプション・コンピューティング・リソースの選択を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースはさらに、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションをユーザへ提示するように構成されており、ユーザの選択は、1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションに関連付けられている属性アセットを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットは、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、第1のコンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの共通構成コンピューティング・リソースを備える。さまざまな実施形態においては、リソース・アクセス要求データ構造はさらに、チャネル・データを備える。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程と、選択されたコンピューティング・リソース・セットを新たなコンピューティング・リソース・セットから独立して引き続きサポートする工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれは、トークン・データ構造に関連付けられており、選択されたコンピューティング・リソース・セットの合計トークン値は、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれのトークン・データ構造の組合せを備える。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、複数のチャネルと複数のアカウントとに関連付けられている複数のリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されているアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程を装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、APIは、リソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0009】
さまざまな実施形態は、動的リソース組み立てシステムを含むことが可能である。この動的リソース組み立てシステムは、少なくとも1つのプロセッサと、内部にコンピュータ・コード化命令を有する、少なくとも1つのプロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを含むことが可能であり、コンピュータ・コード化命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備えるコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによってコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されているコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とをシステムに行わせるように構成されている。さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上のそれぞれは、構成トークン・データ構造に関連付けられており、コンピューティング・リソース・セットは、構成トークン・データ構造の組合せを備える合計トークン値に関連付けられている。さまざまな実施形態においては、このシステムは、チャネル・データを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上が、チャネルに対応する複数のコンピューティング・リソースのサブセットを備える、工程を行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、このシステムは、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されているディスプレイを備えるオペレータ端末を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を備え、オプション・コンピューティング・リソースは、コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示はさらに、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを備える。さまざまな実施形態においては、このシステムは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を含めるようにコンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程とを行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、このシステムは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程とを行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、このシステムは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を備える新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程を行うように構成されることが可能である。このシステムは、新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程とを行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、このシステムは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備える第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって第2のコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットのそれぞれが、第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程とを行うことが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット、またはその一部分の表示は、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される。さまざまな実施形態においては、トレーニングされた機械学習モデルは、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、エンド・ユーザによって構成可能であり、コンピューティング・リソース・セットは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のカスタマイゼーションは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としてのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを備える。
【0010】
さまざまな実施形態においては、動的リソース組み立てのための方法が提供されることが可能である。この方法は、複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備えるコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによってコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されているコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上のそれぞれは、構成トークン・データ構造に関連付けられており、コンピューティング・リソース・セットは、構成トークン・データ構造の組合せを備える合計トークン値に関連付けられている。さまざまな実施形態においては、この方法は、チャネル・データを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上が、チャネルに対応する複数のコンピューティング・リソースのサブセットを備える、工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、この方法は、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されているディスプレイを備えるオペレータ端末を提供する工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を備え、オプション・コンピューティング・リソースは、コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示はさらに、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを備える。さまざまな実施形態においては、この方法は、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を含めるようにコンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、この方法は、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、この方法は、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を備える新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程を含むことが可能である。この方法は、新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、この方法は、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備える第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって第2のコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットのそれぞれが、第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット、またはその一部分の表示は、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される。さまざまな実施形態においては、トレーニングされた機械学習モデルは、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、エンド・ユーザによって構成可能であり、コンピューティング・リソース・セットは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のカスタマイゼーションは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としてのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを備える。
【0011】
さまざまな実施形態においては、動的リソース組み立てのためのコンピュータ・プログラム製品が提供されることが可能である。このコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことが可能であり、コンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースが独立している、工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されている複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程と、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備えるコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによってコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのそれぞれが、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程と、ディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されているコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを生成する工程とを装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上のそれぞれは、構成トークン・データ構造に関連付けられており、コンピューティング・リソース・セットは、構成トークン・データ構造の組合せを備える合計トークン値に関連付けられている。さまざまな実施形態においては、このコンピュータ・プログラム製品は、チャネル・データを受信する工程であって、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上が、チャネルに対応する複数のコンピューティング・リソースのサブセットを備える、工程を行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを表示するように構成されているディスプレイを備えるオペレータ端末と対話する工程を装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのコア・コンピューティング・リソースの第1の表示を備える。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示は、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちのオプション・コンピューティング・リソースの第2の表示を備え、オプション・コンピューティング・リソースは、コンピューティング・リソース・セットのユーザ選択可能オプションであるように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの表示はさらに、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション・オプションを備える。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を含めるようにコンピューティング・リソース・セットを更新し、構成コンピューティング・リソースの残りのセットを修正しない工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新の表示を受け取る工程と、コンピューティング・リソース・セットを提案することを中止する工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている更新を備える新たなコンピューティング・リソース・セットを生成する工程を装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、新たなコンピューティング・リソースに関連付けられている新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを受信する工程と、新たなコンピューティング・リソース・データ・セットを複数のコンピューティング・リソース・データ・セットへ付加する工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上の第2のセットに関連付けられている第2のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取る工程と、2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットのうちの2つ以上を備える第2のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を組み立てることによって第2のコンピューティング・リソース・セットを生成し、それによって2つ以上の対応するコンピューティング・リソースの第2のセットのそれぞれが、第2のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている構成コンピューティング・リソースを定義する工程とを装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットおよび第2のコンピューティング・リソース・セットは、少なくとも1つの構成コンピューティング・リソースを共通に有する。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット、またはその一部分の表示は、トレーニングされた機械学習モデルを用いて生成される。さまざまな実施形態においては、トレーニングされた機械学習モデルは、以前に生成されたコンピューティング・リソース・セットを使用してトレーニングされている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、エンド・ユーザによって構成可能であり、コンピューティング・リソース・セットは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上、および1つまたは複数のカスタマイゼーションを備える。さまざまな実施形態においては、1つまたは複数のカスタマイゼーションは、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上のうちの個々のコンピューティング・リソースに関連付けられているカスタマイゼーション、または全体としてのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているカスタマイゼーションを備える。
【0012】
さまざまな実施形態は、コンピュータ・コード化命令を有する少なくとも1つの非一時的コンピュータ可読媒体を含むことが可能であり、コンピュータ・コード化命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程を行うように構成されている。少なくとも1つのAPIは、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義することが可能である。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つのAPIは、エクスペリエンス・レイヤと、システム・レイヤとを備え、エクスペリエンス・レイヤは、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、1つまたは複数の外部API呼び出しをシステム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、システム・レイヤは、1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、少なくとも1つのAPIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、APIは、リソース・アクセス要求を動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、更新の表示を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、アクセス特権データを、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、アクセス特権データの複数の部分を複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、オンボーディング・データ構造を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび動的リソース組み立てシステムを、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・コード化命令はさらに、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、APIを更新する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、そのメッセージを複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0013】
さまざまな実施形態は、1つまたは複数のプロセッサと、命令を備える少なくとも1つの非一時的メモリとを備える装置を含むことが可能であり、それらの命令は、少なくとも1つのプロセッサとともに、少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を定義する工程をこの装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つのAPIは、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義する。少なくとも1つのAPIは、エクスペリエンス・レイヤと、システム・レイヤとを含むことが可能であり、エクスペリエンス・レイヤは、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、1つまたは複数の外部API呼び出しをシステム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、システム・レイヤは、1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、少なくとも1つのAPIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、APIは、リソース・アクセス要求を動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、更新の表示を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、アクセス特権データを、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、アクセス特権データの複数の部分を複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、オンボーディング・データ構造を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび動的リソース組み立てシステムを、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・コード化命令はさらに、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、APIを更新する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、そのメッセージを複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0014】
さまざまな実施形態においては、少なくとも1つのアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)を生成する工程を行うための方法が提供されることが可能である。少なくとも1つのAPIは、複数のデバイスを複数のコンピューティング・リソースへ接続する工程を行うように構成されているゲートウェイを定義することが可能である。少なくとも1つのAPIは、エクスペリエンス・レイヤと、システム・レイヤとを含むことが可能であり、エクスペリエンス・レイヤは、1つまたは複数の外部API呼び出しを受信して、1つまたは複数の外部API呼び出しをシステム・レイヤに対する直接のまたは間接的な1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換する工程を行うように構成されており、システム・レイヤは、1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、複数のコンピューティング・リソースにおいて1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信する工程を行うように構成されており、少なくとも1つのAPIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれを、コンピューティング・リソースに関連付けられている機能性を少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている動的リソース組み立てシステムと接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うように構成されており、APIは、リソース・アクセス要求を動的リソース組み立てシステムへ導く工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つから更新の表示を受け取る工程と、更新の表示を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているアクセス特権データを受信する工程と、アクセス特権データに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを識別する工程と、アクセス特権データを、複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データの複数の部分へと分割する工程と、アクセス特権データの複数の部分を複数の構成コンピューティング・リソースのうちのそれぞれの構成コンピューティング・リソースへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、新たなコンピューティング・リソースの表示を受け取る工程と、オンボーディング・データ構造を動的リソース組み立てシステムへ送信する工程とを行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のコンピューティング・リソースのそれぞれおよび動的リソース組み立てシステムを、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数または動的リソース組み立てシステムに関連付けられている1つまたは複数のデータベースを修正する工程を行うように構成されているオペレータ端末と接続する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、この方法は、APIを更新する工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを付加する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIを更新する工程は、1つまたは複数の外部API呼び出しを修正する工程を備える。さまざまな実施形態においては、APIはさらに、複数のユーザ・デバイス用に意図されているメッセージを受信して、そのメッセージを複数のユーザ・デバイスのそれぞれへ送信する工程を行うように構成されている。さまざまな実施形態においては、APIは、少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を受信する工程を行うためのシステムに対する唯一のゲートウェイである。
【0015】
さまざまな実施形態は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、プロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを備えるシステムを含むことが可能であり、コンピュータ・コード化命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備える、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備える、工程と、リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、選択されたコンピューティング・リソース・セットとの第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、第1のアカウントに関する選択されたコンピューティング・リソース・セットの構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、レンダリング可能な確認アセットが、アクセス特権データの生成を示す工程を行うように構成されている、工程とをシステムに行わせるように構成されている。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、チャネルに基づいてユーザへ複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または構成コンピューティング・リソースのうちの複数のサブセットを提示するように構成されている。
【0016】
さまざまな実施形態は、動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備える、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備える、工程と、リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、選択されたコンピューティング・リソース・セットとの第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、第1のアカウントに関する選択されたコンピューティング・リソース・セットの構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、レンダリング可能な確認アセットが、アクセス特権データの生成を示す工程を行うように構成されている、工程とを備える方法を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、チャネルに基づいてユーザへ複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または構成コンピューティング・リソースのうちの複数のサブセットを提示するように構成されている。
【0017】
さまざまな実施形態は、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品を含むことが可能であり、コンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、動的リソース組み立てシステムに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造を取り出す工程であって、複数のコンピューティング・リソース・セット・データ構造が、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれの複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を備える、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こす工程であって、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、複数のコンピューティング・リソース・セットのうちの選択されたコンピューティング・リソース・セット、および/または選択されたコンピューティング・リソース・セットを定義するための構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数を選択している入力を受け取る工程を行うように構成されている、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを介して受け取られた入力に基づいてリソース・アクセス要求を生成する工程であって、リソース・アクセス要求が、選択されたコンピューティング・リソース・セットの表示と、第1のアカウントに関連付けられている第1のアカウント・データとを備えるリソース・アクセス要求データ構造を備える、工程と、リソース・アクセス要求をアプリケーション・プログラミング・インターフェース(API)へ送信して、選択されたコンピューティング・リソース・セットとの第1のアカウントの関連付けを引き起こす工程であって、第1のアカウントに関する選択されたコンピューティング・リソース・セットの構成コンピューティング・リソースのうちの選択された複数のそれぞれに関連付けられているアクセス特権データを生成する工程を含む、工程と、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース上でのレンダリング可能な確認アセットのレンダリングを引き起こす工程であって、レンダリング可能な確認アセットが、アクセス特権データの生成を示す工程を行うように構成されている、工程とを装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを、特定のチャネルに関連付けられているものとして視覚的に表すために、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが、チャネル命令セットに従ってレンダリングされる。さまざまな実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、チャネルに基づいてユーザへ複数のコンピューティング・リソース・セットおよび/または構成コンピューティング・リソースのうちの複数のサブセットを提示するように構成されている。
【0018】
さまざまな実施形態は、調整された電子メッセージング・システムを含むことが可能である。このシステムは、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータ・コード化命令を有する、プロセッサに関連付けられている少なくとも1つのメモリとを含むことが可能であり、コンピュータ・コード化命令は、少なくとも1つのプロセッサによって実行されたときに、少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ少なくとも1つの電子メッセージを送信し、それによって複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループへ送信される工程であって、複数の通信モードが、複数のデバイスを備える、工程とをシステムに行わせるように構成されている。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通の独立したコンピューティング・リソースを備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を備える。さまざまな実施形態においては、このシステムは、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、更新されたリソース・アクセス要求が、複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている、工程を行うように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通のチャネルを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループは、複数のチャネルにわたる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備えるコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備える少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する。さまざまな実施形態においては、複数のデバイスは、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを備える。
【0019】
さまざまな実施形態は、調整された電子メッセージング・システムのための方法を含むことが可能である。この方法は、少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ少なくとも1つの電子メッセージを送信し、それによって複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループへ送信される工程であって、複数の通信モードが、複数のデバイスを備える、工程とを含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通の独立したコンピューティング・リソースを備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を備える。さまざまな実施形態においては、この方法は、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、更新されたリソース・アクセス要求が、複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている、工程を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通のチャネルを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループは、複数のチャネルにわたる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備えるコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備える少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する。さまざまな実施形態においては、複数のデバイスは、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを備える。
【0020】
さまざまな実施形態は、調整された電子メッセージング・システムのためのコンピュータ・プログラム製品を含むことが可能である。さまざまな実施形態においては、このコンピュータ・プログラム製品は、コンピュータ・プログラム・コードを格納している非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を含むことが可能であり、コンピュータ・プログラム・コードは、少なくとも1つの装置によって実行されたときに、少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントと複数の独立したコンピューティング・リソースとに関連付けられているアクセス特権データを検索する工程と、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントの第1のグループを識別する工程と、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別する工程であって、ユーザ・アカウントの第1のグループが、複数のデバイスに関連付けられている、工程と、少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成する工程と、少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ少なくとも1つの電子メッセージを送信し、それによって複数の電子メッセージが、複数の通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループへ送信される工程であって、複数の通信モードが、複数のデバイスを備える、工程とを装置に行わせる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通の独立したコンピューティング・リソースを備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を備える。さまざまな実施形態においては、コンピュータ・プログラム・コードは、装置によって実行されたときに、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも一部分からの更新されたリソース・アクセス要求を受信する工程であって、更新されたリソース・アクセス要求が、複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている、工程を装置にさらに行わせる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止の表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、共通のチャネルを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループは、複数のチャネルにわたる。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの電子メッセージは、それぞれのユーザ・アカウントへ割り振られているトークン・データ構造を識別するクレジット表示を備える。さまざまな実施形態においては、少なくとも1つの共通属性アセットは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備えるコンピューティング・リソース・セットを備える。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれは、複数の独立したコンピューティング・リソースの少なくとも一部分を備える少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに登録されている。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていない。さまざまな実施形態においては、ユーザ・アカウントの第1のグループの少なくとも2つは、共通の独立したコンピューティング・リソースを共有する。さまざまな実施形態においては、複数のデバイスは、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、および業者デバイスのうちの少なくとも1つを備える。
【0021】
このように、本開示の特定の実施形態について一般的な用語で記述してきたが、次いで添付の図面に対して参照が行われることになり、それらの図面は、必ずしも縮尺どおりに描かれているとは限らない。
【図面の簡単な説明】
【0022】
図1】本開示のさまざまな実施形態に従って特に構成されることが可能であるプロバイダ・システム、コンピューティング・リソース、およびさまざまなデバイスのブロック図。
図2】本開示のさまざまな実施形態に従って特に構成されることが可能であるコンピューティング・デバイスのブロック図。
図3】本開示のさまざまな実施形態によるAPIの例示的なデータ・フローを示す図。
図4】本開示のさまざまな実施形態によるAPIの例示的なデータ構造を示す図。
図5】本開示のさまざまな実施形態によるさまざまなコンポーネントの機能性を示すレーン図。
図6A】本開示のさまざまな実施形態による、コンピューティング・リソース・セットを生成することに関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図6B】本開示のさまざまな実施形態による、コンピューティング・リソース・セットを生成することに関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図6C】本開示のさまざまな実施形態による、コンピューティング・リソース・セットを生成することに関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図7】本開示のさまざまな実施形態によるさまざまなコンポーネントの機能性を示すレーン図。
図8A】本開示のさまざまな実施形態による、リソース・アクセス管理に関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図8B】本開示のさまざまな実施形態による、リソース・アクセス管理に関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図8C】本開示のさまざまな実施形態による、リソース・アクセス管理に関連付けられている例示的なデバイスおよびグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図9】本開示のさまざまな実施形態に従って実行されるオペレーションを示すフローチャート。
図10A】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10B】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10C】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10D】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10E】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10F】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10G】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図10H】本開示のさまざまな実施形態によるグラフィカル・ユーザ・インターフェースを示す図。
図11】本開示のさまざまな実施形態に従って実行されるオペレーションを示すフローチャート。
図12】本開示のさまざまな実施形態に従って実行されるオペレーションを示すフローチャート。
図13】本開示のさまざまな実施形態に従って実行されるオペレーションを示すフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0023】
ここで本開示のいくつかの実施形態が、本明細書において添付の図面を参照しながら、より完全に記述されることになり、それらの図面においては、本開示のいくつかの実施形態(ただし、すべてではない)が示されている。実際には、本開示のさまざまな実施形態は、多くの異なる形態で具体化されることが可能であり、本明細書において示されている実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、適用可能な法的要件を本開示が満たすことになるように提供される。同様の参照番号は、全体を通じて同様の要素を指す。
【0024】
1つまたは複数の態様の例示的な実施態様が、以降に示されているが、開示されている組み立て、システム、および方法は、任意の数の技術を使用して(それらが現在知られているか、またはまだ存在していないかにかかわらず)実施されることが可能であるということを最初に理解されたい。本開示は、以降に示されている例示的な実施態様、図面、および技術にいささかも限定されるべきではなく、添付の特許請求の範囲の範疇内で、それらの最大範囲の均等物を伴って修正されることが可能である。さまざまな要素の寸法を表す値が開示されているが、図面は縮尺どおりではない場合がある。
【0025】
「例」または「例示的な」という言葉は、本明細書において使用される際には、「例、事例、または例示としての役割を果たすこと」を意味することを意図されている。本明細書において「例」または「例示的な実施形態」として記述されているいかなる実施態様も、必ずしもその他の実施態様よりも好ましいまたは有利であるとは限らない。
【0026】
ここで本開示の実施形態が、以降で添付の図面を参照しながら、より完全に記述されることになり、それらの図面においては、本開示のいくつかの実施形態(ただし、すべてではない)が示されている。実際には、本開示の実施形態は、多くの異なる形態で具体化されることが可能であり、本明細書において示されている実施形態に限定されるものとして解釈されるべきではなく、むしろ、これらの実施形態は、適用可能な法的要件を本開示が満たすことになるように提供される。同様の番号は、全体を通じて同様の要素を指す。
【0027】
概要
ハードウェアおよび/またはソフトウェア・システムによって容易にされるさまざまな製品およびサービスは、保守およびサポートを行うためにさまざまなバックエンドおよびフロントエンド・インフラストラクチャーを必要とする場合がある。これらの製品およびサービスのそれぞれは、互いから独立している場合があり、互いに別々に使用可能である場合があり、それらの製品およびサービスは、それぞれの各製品およびサービスをサポートするフロントおよびバックエンド・システムによってそれぞれが容易にされる個別のアクセスおよび登録プロセスを必要とする場合がある。それらの製品およびサービスは、互いと通信するように構成されていない場合がある個別のハードウェアおよび/またはソフトウェア・システムを実行する1つまたは複数の個別の開発チームによってサポートされる場合もある。それらの独立性に少なくとも部分的に起因して、これらの製品およびサービスの開発サイクル、機能性、値、請求プロセス、通信インフラストラクチャー、およびその他の特徴も、必然的に別々である場合があり、比較可能または相互運用可能ではない場合がある。ユーザは、それによって製品およびサービスのそれぞれに伴って個別に登録および認証を行わなければならない。製品およびサービスの組合せは、もしもあるならば、手作業による特注のハードコーディングを必要とする場合があり、作成および修正するのに手間および時間がかかる場合があり、その一方でまた、エンド・ユーザにとってのその組合せの有用性を低減する。
【0028】
本開示は全般に、動的なコンピューティング・リソース・セットの生成およびアクセス管理のためのシステム、方法、装置、およびコンピュータ・プログラム製品に関する。本明細書において記述されているさまざまな実施形態は、複数の独立したコンピューティング・リソースを含むことが可能であるコンピューティング・リソース・セットを動的に生成するように構成されているシステムおよびAPIインフラストラクチャーを含む。エンド・ユーザは、本明細書において記述されているシステムを介してコンピューティング・リソース・セット用のアカウントに対してアクセス、登録、および認証を行うことが可能であり、それによってユーザは、本明細書において記述されているシステムおよびAPIとの単一の集中化された電子トランザクションを介して、さまざまな製品およびサービスに対応する多くの個別のコンピューティング・リソースへのアクセスを受け取ることが可能になる。
【0029】
これらのシステムは、コンピューティング・リソースの1つまたは複数のプロバイダが、1つまたは複数のコンピューティング・リソースを備えるコンピューティング・リソース・セットを、集中化された、モジュール式の、および直観的な様式で作成および提案することを可能にするために、直観的なグラフィカル・ユーザ・インターフェース、データベース、およびAPIを含むことが可能である。本明細書において記述されているAPIプラットフォームは、システムに関する一貫性およびモジュール性を容易にするために、複数のデバイス、チャネルなどにわたってすべてのクライアントに関して動作可能な単一のゲートウェイとして機能することが可能である。このAPIプラットフォームは、その他のデバイスとの相互運用性を合理化するために直観的なおよび論理的な呼び出しを外部デバイスへ公開することが可能であり、その一方でこのAPIプラットフォームは、外部呼び出しをそれぞれの構成コンピューティング・リソースへのAPI呼び出しへと転換することを内部で容易にする。
【0030】
プロバイダは、システムおよび1つまたは複数のさまざまなコンピューティング・リソース・セットからのコンピューティング・リソースを、システムにおけるその他のコンピューティング・リソースに対するインパクトをほとんどまたはまったく伴わずに、修正、付加、除去、および/または交換することが可能である。その上、本開示のさまざまな実施形態は、基礎をなすコンピューティング・リソースに影響を与えることなく、またはコンピューティング・リソースを担当する個別の開発チームによる修正を必要とすることなく、コンピューティング・リソース・セットに対する組み立て、カスタマイゼーション、およびアクセスをプロバイダが集中化するのを容易にすることが可能である。いくつかの場合においては、個々のコンピューティング・リソースが、集中化されたシステムとのセットアップおよびリソース・アクセスAPI統合を含むように最初に修正されることが可能であり、その後に、集中化されたシステムは、個々のコンピューティング・リソースに関連付けられている情報および機能性を動的に取り出すことが可能である。さまざまなコンピューティング・リソースは、集中化されたシステムのAPIプラットフォームおよびシステムと一貫して対話することが可能であり、それにより、セットの組み立て、アクセス管理、および関連機能をコンピューティング・リソース開発および関連機能から切り離すことによって、個々のコンピューティング・リソース上のフロントエンド開発負荷を低減する。いくつかの実施形態においては、よりセキュアな、堅牢な、および無駄のない操作性のために、ガバナンスおよびセキュリティー標準の統一されたセットが、すべてのチャネルおよびクライアントにわたって適用されることが可能である。集中化されたシステムはまた、APIの迅速なバージョニングが、必要とされる変更が識別されたときにさらに速く反復すること、および変更のインパクトを管理すること、そしてまた、クライアントが自らの既存の統合を壊さないように保護することを可能にし得る。いくつかの実施形態においては、変更は、完全にまたは主に内部で発生する場合がある(たとえば、エンド・ユーザに対するインパクトをほとんどまたはまったく伴わずに、1つの同じようなコンピューティング・リソースを別のコンピューティング・リソースの代わりに用いること、または所与のコンピューティング・リソースの基礎をなすサーバおよびコンピュータ・システムをアップグレードすること)。さまざまな実施形態においては、顧客データを含むデータは、PII要件に準拠するための典型的なデータ・プライバシー・セキュリティー標準を用いて保護されることが可能である。
【0031】
さまざまな実施形態においては、エンド・ユーザは、単一のリソース・アクセス管理プロセスに携わることが可能であり、そのリソース・アクセス管理プロセスによって、独立した構成コンピューティング・リソースの1つまたは複数のセットまたは「バンドル」が、グラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示され、ユーザは、セット全体に関する単一のプロセスを介して構成コンピューティング・リソースのそれぞれを選択およびカスタマイズする。この様式においては、課金、販売促進、およびメッセージングなどの機能が集中化されることが可能であり、構成コンピューティング・リソースのそれぞれで個別の機能が実行することを必ずしも必要としない。そして本明細書において記述されているAPIプラットフォームは、リソース・アクセス管理プロセスを容易にすること、およびアクセス特権データをそれぞれのバックエンド・コンピューティング・リソースへ配布することが可能であり、ユーザまたはバックエンド・コンピューティング・リソースからのさらなる入力は必要とされない。この最初の登録に続いて、ユーザおよび/またはシステムは、セットにおける残りのリソースの配信またはそれらのリソースへのアクセスに影響を与えることなく、少なくともいくつかの個々のコンピューティング・リソースを動的に付加、除去、または交換することが可能である。個別の認証および検証要件を有するコンピューティング・リソースどうしが、集中化された登録に関連付けられているユーザ・アカウントと統合されることが可能であり、それによってユーザは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数をサード・パーティが提供している状況においてさえ、構成コンピューティング・リソースのそれぞれに対して、あたかも、集中化されたシステムに割り振られているクレデンシャルを使用してそれぞれにおいて個別に登録されているかのようにアクセスすることが可能である。同様に、集中化されたシステムおよびAPIは、サード・パーティと機能上シームレスに統合すること(たとえば、顧客が権利付与されることが可能であるリング・ドアベルのサード・パーティ取り付け業者などのサード・パーティ・パートナへ通知をプッシュすること)が可能であり、シームレスに見えながらも、エンド・ユーザに対するさらなる負担またはタッチ・ポイントを必要としない。
【0032】
いくつかの実施形態においては、流通チャネルと、そのチャネルにおいて提案されている製品との間における一意の相関を容易にするために、それぞれの個別の流通チャネル(たとえば、業者の店頭、プロバイダのウェブページ、サード・パーティ・ブランドのついたウェブページ、モバイル・アプリなど)に関してAPIエンドポイント管理が使用されることが可能である。バックエンド・システム(たとえば、コンピューティング・リソース)は、チャネルごとに個別の構成を有することが可能であり、それゆえにバックエンド・システムは、別々の製品の間における区別、およびそれぞれの製品に関する別々の流通チャネルの間における区別を容易に行うことが可能である。たとえば、特定の製品または特徴が、5つの異なる流通チャネルを通じて配布されている場合には、バックエンド・システムは、区別を可能にするように構成されている5つの一意の識別子と、1つまたは複数の流通チャネルに固有である場合がある何らかのカスタマー・エクスペリエンス(CX)および/または機能性関連のアイテムとを有することになる。たとえば、別々のレンダリング可能なデータ・オブジェクトおよび/もしくは別々の構成コンピューティング・リソース、またはそのサブセットもしくはカスタマイゼーションは、特定のチャネルまたはチャネルのサブセットに対して一意であること、およびチャネルに関連付けられているコードを介してアクセスされることが可能である。
【0033】
いくつかの実施形態においては、リソース・アクセス管理システムおよび/または構成コンピューティング・リソースおよび任意のその他の関連付けられているシステムに関連付けられている複数のプラットフォームにわたってユーザ・ログイン・クレデンシャルが同期化されることが可能であり、それによってユーザは、たとえばウェブページを介してクレデンシャルを登録および確立することが可能であろうし、コンパニオン・モバイル・アプリにサインインするために同じクレデンシャルを利用することをすぐに承認されることが可能であり、その逆もまた同様である。ユーザ・ログイン・クレデンシャルは、たとえば、すべてのリソース・アクセス管理およびコンピューティング・リソース関連機能(たとえばコンピューティング・リソースに対する課金、付加/除去)のために使用されるように構成されている単一のユーザ・アカウントに関連付けられることが可能である。いくつかのサード・パーティ構成コンピューティング・リソースなど、いくつかの実施形態においては、ユーザは、プロバイダ・システムとの間での、および/または1つもしくは複数の個々のコンピューティング・リソースとの間でのリソース・アクセス管理プロセスの開始に応答して、新たな集中化されたアカウントおよび/または新たなクレデンシャルを作成するように促されることが可能であり、それらのうちの後者との間でのリソース・アクセス管理プロセスは、例示的なプロバイダ・システムが登録要求をサード・パーティ構成コンピューティング・リソースへ送信することによってトリガーされることが可能である。
【0034】
本明細書において記述されているさまざまな実施形態は、個別の分散されたコンピューティング・リソースに勝る多くの改善された効率を達成することが可能である。そのような改善は、多くの以前には分散されていた重複した機能どうしを集中化することによる低減されたプロセッサ負荷およびサーバ要件、集中化されたメッセージング・サービス、修正、付加、または除去された場合に、その他のいかなるコンピューティング・リソースにとってもダウンタイムをほとんどまたはまったくもたらさない交換可能なモジュール式のコンピューティング・リソース、改善された機械学習モデル・トレーニングおよびユーザへのサービスの改善された配信を容易にする全体的な開発環境、プロバイダおよびエンド・ユーザの両方にとっての低減されたトランザクション時間、基礎をなすコンピューティング・リソースの開発サイクルに対する影響を最小限にしかまたはまったく伴わない迅速に展開可能なコンピューティング・リソース・セットおよびセット全体にわたる低減された開発時間、プライマリー・システムにおいて集中化されたセット生成を用いたさらに迅速なコンピューティング・リソース開発時間、改善されたカスタマー・エクスペリエンス、個別のコンピューティング・リソースどうしの独自のカスタマイズ可能な組合せを用いた、ユーザのためのさらに高いサービス・パフォーマンスなどを含むことが可能であるが、それらに限定されない。本明細書において論じられているさまざまな実施形態は、コンピューティング・リソースどうしの比較のための統一された一貫性のあるトークン・システムを提示することも可能であり、それによって、それらのコンピューティング・リソースが交換および調整されて、ユーザに対して、そのユーザの特定のニーズに合わせた最高のパフォーマンスおよびカスタマイズ性を与えることが可能である。
【0035】
定義
本明細書において使用される際には、「データ」、「コンテンツ」、「情報」という用語、および類似の用語は、本開示の実施形態に従って送信、受信、および/または格納されることが可能なデータを指すために、言い換え可能に使用されることが可能である。それゆえに、いずれのそのような用語の使用も、本開示の実施形態の趣旨および範囲を限定するものと取られるべきではない。さらに、コンピューティング・デバイスが、別のコンピューティング・デバイスからデータを受信するように本明細書において記述されている場合には、そのデータは、別のコンピューティング・デバイスから直接受信されることが可能であるか、または、たとえば、本明細書においては「ネットワーク」と呼ばれる場合がある、1つもしくは複数のサーバ、リレー、ルータ、ネットワーク・アクセス・ポイント、基地局、ホストなど、1つもしくは複数の中間コンピューティング・デバイスを介して間接的に受信されることが可能であるということが理解されるであろう。同様に、コンピューティング・デバイスが、別のコンピューティング・デバイスへデータを送信するように本明細書において記述されている場合には、そのデータは、別のコンピューティング・デバイスへ直接送信されることが可能であるか、または、たとえば、1つもしくは複数のサーバ、リレー、ルータ、ネットワーク・アクセス・ポイント、基地局、ホストなど、1つもしくは複数の中間コンピューティング・デバイスを介して間接的に送信されることが可能であるということが理解されるであろう。
【0036】
本明細書において使用される際には、「回路」という用語は、(a)ハードウェアのみの回路実施態様(たとえば、アナログ回路および/またはデジタル回路での実施態様)、(b)回路と、本明細書において記述されている1つまたは複数の機能を装置に実行させるために協働する、1つまたは複数のコンピュータ可読メモリ上に格納されているソフトウェアおよび/またはファームウェア命令を備えるコンピュータ・プログラム製品との組合せ、ならびに(c)たとえば、オペレーションのためにソフトウェアまたはファームウェアを、たとえそのソフトウェアまたはファームウェアが物理的に存在していなくても、必要とするマイクロプロセッサまたはマイクロプロセッサの一部分などの回路を指す。いくつかの実施形態においては、「回路」は、処理回路、ストレージ媒体、ネットワーク・インターフェース、入力/出力デバイスなどを含むことが可能である。さらなる例として、本明細書において使用される際には、「回路」という用語は、1つまたは複数のプロセッサおよび/またはその部分と、付随するソフトウェアおよび/またはファームウェアとを備える実施態様も含む。別の例として、「回路」という用語は、本明細書において使用される際には、たとえば、モバイル電話のためのベースバンド集積回路もしくはアプリケーション・プロセッサ集積回路、またはサーバ、セルラー・ネットワーク・デバイス、その他のネットワーク・デバイス、および/もしくはその他のコンピューティング・デバイスにおける類似の集積回路も含む。
【0037】
本明細書において使用される際には、「コンピュータ可読ストレージ媒体」は、物理ストレージ媒体(たとえば、揮発性または不揮発性メモリ・デバイス)を指す。
【0038】
本明細書において使用される際には、「データ構造」または「データ・セット」という用語は、まとめて送信、受信、および/または格納されることが可能なデータの集まりを指す。
【0039】
本明細書において使用される際には、「コンピューティング・リソース」という用語は、ユーザおよび/もしくはユーザ・コンピューティング・デバイスへ提供される、ユーザおよび/もしくはユーザ・コンピューティング・デバイスにとって利用可能にされる、またはユーザおよび/もしくはユーザ・コンピューティング・デバイスによってその他の形で使用可能な1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェア・ベースのプログラム、アプリケーション、製品、プラットフォーム、またはサービスを指す。「コンピューティング・リソース」は、1つまたは複数のその他のコンピューティング・リソースに対する個別の独立したソフトウェアおよび/またはハードウェア・ベースのプログラム、アプリケーション、製品、プラットフォーム、またはサービスであり得、コンピューティング・リソースは、いずれのその他のコンピューティング・リソースからも独立して個別に動作可能であり得る。非限定的な例として、「コンピューティング・リソース」は、本明細書において記述されているように、コンピューティング・デバイス保護サービス、コンピューティング・デバイス電子セキュリティー・サービス、電子詐欺防止サービス、コンピューティング・デバイス保険、コンピューティング・デバイス・パスワード保護サービス、コンピューティング・デバイス・ユーザ・エイリアス・サービス、コンピューティング・デバイス障害検知、コンピューティング・デバイス修理などを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースが識別子に関連付けられることが可能である。本明細書において使用される際には、「識別子」という用語は、特定のコンピューティング・リソースを一意に識別するコード、キー、ポインタ、メモリ・アドレス、クレデンシャル、および/またはその他のデータを指すことが可能である。本明細書において使用される際には、「構成コンピューティング・リソース」は、本明細書において記述および定義されているコンピューティング・リソース・セットの一部を形成するコンピューティング・リソースを指すことが可能である。
【0040】
本明細書において使用される際には、「コンピューティング・リソース・セット」という用語は、構成コンピューティング・リソースのバンドルなど、1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースの集まりを指す。「コンピューティング・リソース・セット」という用語はさらに、カスタマイゼーションなどを含む、1つまたは複数のコンピューティング・リソースおよび/または全体としてのコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータを含むことが可能である。「コンピューティング・リソース・セット」は、永続的に固定または最終確定される必要はなく、テンプレート形式であるか、一時的であるか、不完全であるか、または修正および/もしくはカスタマイゼーションのために利用可能である構成コンピューティング・リソースおよび/またはそれに関連付けられているデータの集まりを指すことが可能である。「コンピューティング・リソース・セット」は、所与のコンピューティング・リソース・セットに永続的に含まれる1つもしくは複数の「コア」構成コンピューティング・リソース、および/またはユーザによって付加または除去されることが可能である1つもしくは複数の「オプション」構成コンピューティング・リソースを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、デフォルトで選択されるオプション・コンピューティング・リソースである「デフォルト・オプション」コンピューティング・リソースと、デフォルトで選択されないオプション・コンピューティング・リソースである「非デフォルト・オプション」コンピューティング・リソースとを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、「コンピューティング・リソース・セット」は、新たなカスタマイゼーションおよび/または構成コンピューティング・リソースで修正または更新されることが可能である。いくつかの実施形態においては、本明細書において記述されているシステムおよびAPIは、既存のコンピューティング・リソース・セットの修正または更新時に新たな「コンピューティング・リソース・セット」を作成することが可能である。「コンピューティング・リソース・セット」は、エンド・ユーザへの提案、エンド・ユーザによる選択、および/またはエンド・ユーザによるカスタマイゼーションのために、サード・パーティ・プロバイダを含むプロバイダ・エンティティーによって作成されることが可能であるか、またはエンド・ユーザからの表示に応答して作成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、「コンピューティング・リソース・セット」は、さまざまな構成コンピューティング・リソースに関連付けられている識別子およびデータの集まりとして格納されることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースは、「カテゴリー」、またはそれらの一般的な目的、機能、意図されている受益者、および/もしくは任意のその他の基準に関連付けられているその他のメタデータを割り振られることが可能である。いくつかの場合においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットは、共通のカテゴリーまたはメタデータを含んで、その共通のカテゴリーまたはメタデータに焦点を合わせたコンピューティング・リソース・セット全体にユーザが登録することを可能にすることができる。
【0041】
本明細書において使用される際には、「動的リソース組み立てシステム」という用語は、本開示のさまざまな実施形態に従って1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを動的に組み立てるように構成されているハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せで具体化されている1つまたは複数のコンピューティング・デバイスを指す。
【0042】
本明細書において使用される際には、「コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース」という用語は、さまざまなレンダリング可能なデータ・オブジェクトの選択的な提示および/または選択のために構成されているインタラクティブ・グラフィカル・ユーザ・インターフェースを指す。
【0043】
本明細書において使用される際には、「APIプラットフォーム」という用語は、本明細書において記述されているさまざまな機能およびシステムに関連付けられているアプリケーション・プログラミング・インターフェースの提供を容易にするように構成されているハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せで具体化されている1つまたは複数のコンピューティング・デバイスを指す。本明細書において使用される際には、「API」という用語は、2つ以上のコンピューティング・デバイス、システム、サブシステム、コンポーネント、プログラムなどを接続するように構成されているソフトウェア・インターフェースに相当することが可能であるアプリケーション・プログラミング・インターフェースを指すことが可能である。
【0044】
本明細書において使用される際には、「レンダリング可能なデータ・オブジェクト」という用語は、コンピューティング・デバイスのプロセッサによって実行されたときにアセットを表示用にレンダリングする実行可能な命令のセットを指す。いくつかの実施形態においては、レンダリング可能なデータ・オブジェクトは、インターフェース上にレンダリングされることが可能である。
【0045】
本明細書において使用される際には、「サブセット」という用語は、適切なサブセットを指すことが可能である。セットの適切なサブセットとは、そのセットに等しくないそのセットの部分である。たとえば、要素A、B、およびCが第1のセットに属する場合には、要素AおよびBを含むサブセットは、第1のセットの適切なサブセットである。しかしながら、要素A、B、およびCを含むサブセットは、第1のセットの適切なサブセットではない。
【0046】
本明細書において使用される際には、「アクセス特権データ」という用語は、ユーザ、ユーザ・アカウント、またはその他のエンティティーもしくはそれに関連付けられている識別子が1つまたは複数のコンピューティング・リソースまたはその一部分にアクセスする能力を付与、認証、検証、またはその他の形で確認するように構成されているデータを指す。「アクセス特権データ」は、1つまたは複数のコンピューティング・リソースに対する、またはそれらに関する、ユーザ、ユーザ・アカウント、またはその他のエンティティーもしくはそれに関連付けられている識別子の権利付与に関連付けられているデータを指すことが可能である。アクセス特権データは、構成コンピューティング・リソースへの登録に関するルール(たとえば、ポイント・ベースなど)を定義する権利付与ルール・セットに従って生成されることが可能である。
【0047】
本明細書において使用される際には、「リソース・アクセス管理」および「リソース・アクセス制御」という用語は、1人または複数のユーザまたはその他のエンティティーへ付与されることが可能であるアクセス特権データおよび関連付けられているアクセスの生成、修正、削除、格納に関連付けられている、またはそのアクセス特権データおよび関連付けられているアクセスの制御にその他の形で関連したプロセスを指す。「リソース・アクセス管理」は、いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースまたはその一部分に関連付けられているアクセス特権データを指すことが可能である。「リソース・アクセス管理」は、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・セット、および/または前述のもののうちのいずれかの部分へのユーザの登録を指すことが可能である。本明細書において使用される際には、「リソース・アクセス管理システム」という用語は、リソース・アクセス管理をプログラムで容易にするように構成されているハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せで具体化されている1つまたは複数のコンピューティング・デバイスを指す。たとえば、いくつかの実施形態においては、「リソース・アクセス管理システム」は、1つまたは複数のコンピューティング・リソースおよび/またはコンピューティング・リソース・セットへの登録を管理するためのオンライン・クリアリングハウス(OCH)を指すことが可能である。本明細書において使用される際には、「リソース・アクセス要求」という用語は、たとえば、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セット、1つまたは複数のコンピューティング・リソース、および/またはそれらの部分への登録を容易にするように構成されているコンピュータ可読要求を指す。「リソース・アクセス要求」は、前述の登録のうちのいずれかに対する更新、修正、付加、またはキャンセルを行うように構成されているコンピュータ可読要求を指すことも可能である。いくつかの実施形態においては、「リソース・アクセス要求」は、APIプラットフォームを介してユーザ・デバイスからシステムへ送信されて、特定のユーザ・アカウント、ならびに1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・セット、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース、および/またはそれらの部分に関してアクセス特権データが生成される、および/または割り振られるようにすることが可能である。
【0048】
本明細書において使用される際には、2つ以上のハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せに関連した「独立した」という用語は、そのようなハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せが、他方のオペレーションを必要とすることなく動作することが可能であるという可能性(ただし要件ではない)を指す。「独立した」という用語は、オプションでその他の要素を参照すること、またはその他の要素と協力することが可能である要素を、それらの要素が、その目的全体を損なうことなく、少なくともいくつかの状況のもとでスタンドアロンのハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せとして動作するようにされることが可能である限り、包含する。たとえば、コンピューティング・リソースどうしは、互いから独立していることが可能であり、それによってコンピューティング・リソースは、コンピューティング・リソース・セット内におけるその他のコンピューティング・リソースの包含に依存することなく、コンピューティング・リソース・セットとの間で付加、除去、および置換されることが可能である(たとえば、デバイス保護ソフトウェアは、機能する上でパスワード管理アプリケーションに依存しないように構成されることが可能であり、その逆もまた同様である)。
【0049】
本明細書において使用される際には、「属性アセット」という用語は、より大きなデータまたは機能構造に関連付けられているデータ(メタデータを含む)を指す。たとえば、「属性アセット」は、顧客に関連付けられているチャネルまたは業者など、顧客に関連付けられているデータを指すことが可能である。別の例として、「属性アセット」は、コンピューティング・リソースに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーション、パラメータ、データ値等など、コンピューティング・リソースに関連付けられているデータを指すことが可能である。
【0050】
本明細書において使用される際には、「通信モード」という用語は、2つのエンティティーの間における通信を容易にするハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、またはそれらの組合せを指すことが可能である。たとえば、セルラー電話上で動作するソフトウェア・アプリケーションへ送信されるプッシュ通知は、本明細書において記述されているさまざまなシステムがエンド・ユーザに達するための「通信モード」であることが可能である。「通信モード」は、エンド・ユーザなどの受信者エンティティーへ電子通信を送信するためのさまざまな連絡先情報、プロトコル、チャネルなどを含むことが可能である。
【0051】
本明細書において使用される際には、「クライアント」という用語は、ネットワークを介してなどで、本明細書において記述されているシステムの1つまたは複数の部分に対して通信またはアクセスを行うように構成されているコンピューティング・ハードウェアおよび/またはソフトウェアを指す。いくつかの実施形態においては、「クライアント」は、ユーザ・デバイス上で動作するソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せを指すことが可能であり、クライアントは、1つまたは複数のAPI、ポータル等を介してなどで、本開示のシステムと通信するように構成されている。いくつかの実施形態においては、「クライアント」は、インターネットを介してレンダリングされるポータルまたはウェブページなど、ユーザ・デバイス上でのソフトウェアの一時的な実行を含むがそれに限定されない、システムとの通信を容易にすることが可能な任意のソフトウェアおよび/またはハードウェアを指すことが可能であり、クライアントは、ユーザ・デバイス上の専用アプリケーションまたはインストールされたソフトウェアである必要はない。
【0052】
本明細書において使用される際には、「カスタマイゼーション」という用語は、コンピューティング・リソースまたはコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数の属性アセットを指す。「カスタマイゼーション」は、コンピューティング・リソースまたはコンピューティング・リソース・セットの1つまたは複数のユーザ選択可能部分を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、「カスタマイゼーション」は、コンピューティング・リソースそのものとは別に、システム・レベルでのコンピューティング・リソースまたはコンピューティング・リソース・セットとの関連付けへと組み込まれている、コンピューティング・リソースまたはコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている属性アセットを含むことが可能である。非限定的な例として、「カスタマイゼーション」は、保護されるユーザ・デバイスの数、(たとえば、ユーザ・アイデンティティー保護のために)付与されるエイリアスの数、(たとえば、診断および技術サポートのための)技術サポート・セッションの数、ならびに課金モード(たとえば、毎月、隔月、毎年など)、割引、販売促進、技術サポート・カバレッジ・レベル、インストレーション・サービス、控除額、ロイヤルティー/紹介クレジット等などの構成可能なオプション(オプション・コンピューティング・リソースまたはその部分を含む)を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの構成に基づいて1つまたは複数のカスタマイゼーションが自動的にトリガーされること、または自動的に提案されることが可能である。たとえば、システムは、コンピューティング・リソースの数、デバイスの数、または合計トークン値に基づく段階的な価格設定、特定の組合せまたは合計トークン値に基づく割引率などを提案することが可能である。カスタマイゼーションは、任意のレベルの粒度を備えることが可能であり、いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットへのコンピューティング・リソースの組合わせに先立ってか、その一部としてか、またはそれに続いてかにかかわらず、個々のコンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セット、またはそれらの部分に関連付けられている所定のオプションであることが可能である。いくつかの実施形態においては、カスタマイゼーションは、コンピューティング・リソース・セット(またはその部分)に関連付けられることが可能である。いくつかの実施形態においては、所与のコンピューティング・リソース・セットが、必要とされるおよび/またはオプションのコンピューティング・リソース(たとえば、アンチウイルス、VPN、新聞購読)を含む同じコア構成コンピューティング・リソースを備えることが可能であり、コンピューティング・リソース内の可変性は、より粒度の高いレベル(たとえば、VPNコンピューティング・リソース内のアクティブなVPN接続の数など)でのカスタマイゼーションのために利用可能であり得る。たとえば、1つの構成コンピューティング・リソースが、クラウド・バックアップを備えることが可能であり、そのクラウド・バックアップは、コア・コンピューティング・リソースとなるであろうが、ユーザは、メモリ・サイズのカスタマイゼーション(たとえば、5、20、または50GB)を選択することが可能である。コンピューティング・リソース・セット全体にわたるカスタマイゼーションのいくつかの例は、控除金額および/または請求限度額を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、カスタマイゼーションは、コンピューティング・リソース・セットの合計トークン値および/または構成コンピューティング・リソースの個々のトークン・データ構造に影響を与える場合があり、および/またはそれらによって限定される場合がある。
【0053】
本明細書において使用される際には、「チャネル」は、ユーザがシステム、API、および/または1つもしくは複数のコンピューティング・リソースもしくはリソース・セットに対してアクセスして関連付けを行うルート、手段、またはその他の区別基準を指す。非限定的な例として、「チャネル」は、ユーザまたはユーザ・デバイスに関連付けられている特定の業者(たとえば、セルラー・キャリア、デバイス小売業者、ケーブル・テレビジョン・プロバイダなど)またはプロバイダ、特定のタイプのユーザ・デバイス、ユーザのカテゴリー(たとえば、顧客タイプ)、またはユーザおよびシステムに関係している任意のその他の類似の関連付けを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、「チャネル」は、エンド・ユーザがシステムにアクセスする際に経由する最終的なフロントエンド・システムを指すことが可能である(たとえば、消費者直結インターフェースおよび店頭を介して、スキニングされた業者インターフェースおよび店頭を介してなど)。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、ユーザがシステムに関与する起点であるチャネルに関連付けられている「チャネル命令セット」とともにユーザ・デバイスへ送信されることが可能である。チャネル命令セットは、チャネル(たとえば、業者ページ)の設計言語に一致するようにインターフェースをスキニングまたは調整するためのコンピュータ実行可能命令を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、業者ページまたはその他のチャネルは、スキニング機能を実行することが可能であり、その一方でAPIおよびシステムは、チャネル・ページへと挿入されることになるコンピューティング・リソース・セットおよびデータを提供する。チャネルは、複数の顧客へ提示されるコンピューティング・リソース・セットどうしを区別するために使用されることが可能である。たとえば、ある業者(たとえば、セルラー・キャリアA)は、コンピューティング・リソース「X」および「Y」を含む最小レベルの保護を自分のユーザが受けることを必要とする場合があり、第2の業者(たとえば、セルラー・キャリアB)は、コンピューティング・リソース「X」および「Z」を含む最小レベルの保護を自分のユーザが受けることを必要とする場合がある。そのような実施形態においては、「チャネル」は「セルラー・キャリアA」および「セルラー・キャリアB」に相当することが可能であり、システムは、チャネル・アイデンティティーを使用して、2人のそれぞれのユーザへ提案されることになるコンピューティング・リソース・セットを知らせることが可能である。たとえば、キャリアAに関連付けられているユーザは、XおよびYをコア・コンピューティング・リソースとして含むコンピューティング・リソース・セットのみを提示されることが可能であり、キャリアBに関連付けられているユーザは、XおよびZをコア・コンピューティング・リソースとして含むコンピューティング・リソース・セットのみを提示されることが可能である。
【0054】
例示的なシステム・アーキテクチャ
本開示の方法、装置、システム、コンピュータ可読媒体、およびコンピュータ・プログラム製品は、さまざまなシステム・アーキテクチャにおけるさまざまなデバイスのうちのいずれかによって具体化されることが可能である。たとえば、例示的な実施形態の方法、装置、システム、コンピュータ可読媒体、およびコンピュータ・プログラム製品は、1つもしくは複数のユーザ・デバイス(たとえば、モバイル電話、パーソナル・コンピュータ、サーバ、またはその他のエンティティー)、および/または1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・サーバなど、1つまたは複数のデバイスと通信するように構成されているサーバまたはその他のエンティティーなど、1つまたは複数のコンピューティング・デバイスによって具体化されることが可能である。例示的な実施形態は、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているAPIプラットフォーム、リソース・アクセス管理、および/または1つもしくは複数のさらなる機能を容易にするように構成されている1つまたは複数のサーバを含む。追加として、または代替として、例示的な実施形態の方法、装置、システム、コンピュータ可読媒体、および/またはコンピュータ・プログラム製品は、1つまたは複数のその他のデバイスへ接続されている1つまたは複数のサーバなど、1つまたは複数のハードウェア・モジュールまたはシステム上で実行される、本明細書において開示されている実行されるオペレーションのうちのいくつかまたはすべてを実行するように構成されている1つまたは複数のソフトウェア・モジュールによって具体化されることが可能である。
【0055】
この点については、図1は、本開示のさまざまな実施形態による例示的なプロバイダ・システム100、1つまたは複数のユーザ・デバイス116、および1つまたは複数のコンピューティング・リソース106、120の概略ブロック図である。示されているように、例示的なプロバイダ・システム100は、本開示の実施形態によるさまざまな機能を実行するために、ハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを含む1つまたは複数のサブシステム、デバイス、およびコンポーネントを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の示されているサブシステム、デバイス、およびコンポーネントは、本開示から逸脱することなく、個別のシステムおよび/もしくはコンポーネントであることが可能であり、またはより大きなシステム(たとえば、プロバイダ・システム100)の部分であることが可能である。さまざまな実施形態においては、APIプラットフォーム102は、動的リソース組み立てシステム104、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、オペレータ端末114、リソース・アクセス管理システム118、1つもしくは複数のデータベース122、1つもしくは複数のプロバイダ・デバイス124、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース106、120、および/または1つもしくは複数のユーザ・デバイス116のうちの1つまたは複数と通信する、および/またはそれらの間における通信を容易にするように構成されることが可能である。図1の示されている実施形態においては、プロバイダ・システムは、動的リソース組み立てシステム104、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、オペレータ端末114、リソース・アクセス管理システム118、および1つまたは複数のデータベース122のうちの1つまたは複数と通信する、および/またはそれらの間における通信を容易にするように構成されることが可能であるAPIプラットフォーム102を含む。いくつかの実施形態においては、少なくともいくつかのコンピューティング・リソース(たとえば、コンピューティング・リソース106)はさらに、プロバイダ・システム100に含まれるとみなされることが可能である。示されている実施形態においては、コンピューティング・リソース106は、1つまたは複数のコンピューティング・デバイス、サーバ、システム、またはそれらの部分で具体化されることが可能であり、別個の物理デバイスであることが可能であるが、そうである必要はない。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースのうちの2つ以上が、同じ物理デバイスで、または1つもしくは複数のクラウドベースのデバイス(たとえば、リモート・サーバ)で具体化されることが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・デバイス124はさらに、プロバイダ・システム100に含まれるか、またはプロバイダ・システム100の外部(たとえば、プロバイダ・システムに関連付けられているコンタクト・センター)にあるとみなされることが可能である。いくつかの実施形態においては、示されているシステム、デバイス、サブシステム、およびコンポーネントのうちの1つまたは複数の機能は、単一のコンピューティング・デバイスによって、または複数のコンピューティング・デバイスによって実行されることが可能である。
【0056】
図1において示されているさまざまなシステム、デバイス、サブシステム、およびコンポーネントは、ネットワーク、バス、または類似の接続を介してなど、有線またはワイヤレス接続を含む1つまたは複数の通信メカニズムを介して通信するように構成されることが可能である。たとえば、ネットワークは、有線またはワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、パーソナル・エリア・ネットワーク(PAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)などを含む任意の有線またはワイヤレス通信ネットワーク、ならびに、それを実施するために必要とされる任意のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェア(たとえば、ネットワーク・ルータ等など)を含むことが可能である。たとえば、ネットワークは、セルラー電話、802.11、802.16、802.20、および/またはWiMaxネットワークを含むことが可能である。さらに、ネットワークは、インターネットなどのパブリック・ネットワーク、イントラネットなどのプライベート・ネットワーク、またはそれらの組合せを含むことが可能であり、TCP/IPベースのネットワーキング・プロトコルを含むがそれらに限定されない現時点で利用可能なまたは後に開発されるさまざまなネットワーキング・プロトコルを利用することが可能である。たとえば、APIプラットフォーム102を含むシステム100は、1つまたは複数のネットワークを介してユーザ・デバイス116および/またはプロバイダ・デバイス124へ接続されることが可能である。さまざまな実施形態においては、APIプラットフォーム102を含むシステム100は、1つまたは複数のネットワークを介して1つまたは複数のコンピューティング・リソース106、120のうちの少なくともいくつかへ接続されることが可能である。さまざまな実施形態において、システム100に含まれるものとして図1において示されているシステム、デバイス、サブシステム、およびコンポーネントは、一体型のシステムであることを必要とされないが、1つまたは複数のネットワークを介して接続されることが可能である。
【0057】
示されているように、APIプラットフォーム102が提供されることが可能であり、このAPIプラットフォーム102は、その他の示されているシステム、デバイス、サブシステム、およびコンポーネントのうちの1つまたは複数への、それらからの、および/またはそれらの間における通信を容易にするように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、APIプラットフォーム102は、プロバイダ・システム100およびコンピューティング・リソース106、120(プロバイダ・システムとは別個である場合)への1つまたは複数のユーザ・デバイス116のためのゲートウェイとしての役割を果たすように構成されているAPIを備えることが可能である。いくつかの実施形態においては、APIは、プロバイダ・システム100に関連付けられているすべてのユーザベースの機能性のための唯一のゲートウェイであることが可能であり、そのAPIは、1つまたは複数の異なるエンティティーに関連付けられている複数のユーザ・デバイス上の複数のクライアントと対話することが可能である。APIプラットフォーム102は、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・セットの組み立て、アクセス管理、および/もしくは適応更新のための、1つもしくは複数の構成コンピューティング・リソース106、120の使用のための、ならびに/または前述のもののうちのいずれかに関連した任意の機能のためのシステム100のオペレーションを容易にするように構成されることが可能である。APIプラットフォーム102は、1つまたは複数のサービス、サーバ・クラスタ、1つまたは複数のネットワーク・ノード、クラウド・コンピューティング・インフラストラクチャー、1つまたは複数のデスクトップ・コンピュータ、1つまたは複数のラップトップ・コンピュータ、1つまたは複数のモバイル・コンピューティング・デバイス、それらの何らかの組合せなどを備えることが可能である。APIプラットフォーム102は、プロバイダ・システム100のその他のハードウェアおよび/またはソフトウェアのうちのいずれかとは別個であること、またはそれらへと統合されることが可能である。
【0058】
システム100は、1つまたは複数のコンピューティング・リソース106、120を含むことが可能である。上述されているように、それぞれの構成コンピューティング・リソースは、ユーザおよび/またはユーザ・デバイスへ提供される1つまたは複数のソフトウェアおよび/またはハードウェア・ベースのプログラム、アプリケーション、プラットフォーム、またはサービスを指すことが可能である。たとえば、コンピューティング・リソース106、120がユーザ・デバイス116へ提供されることが可能であるか、またはそのようなリソースへのアクセスがユーザ・デバイス116にとって利用可能にされることが可能である。そのようなコンピューティング・リソースは、コンピューティング・リソース・セットの一部を形成している場合には、構成コンピューティング・リソースと呼ばれることが可能である。いくつかの例示的なコンピューティング・リソース106、120は、ユーザ・デバイス保護サービス、ユーザ・デバイス電子セキュリティー・サービス、電子詐欺保護サービス、ユーザ・デバイス障害検知、ユーザ・デバイス修理、ユーザ保険(たとえば、レンタル保険、自動車保険、住宅保険、旅行保険など)、アイ・ケア保護、自動車保護、または、ユーザおよび/もしくはユーザ・デバイスへ提供されることが可能な任意のその他のソフトウェアおよび/もしくはハードウェア・ベースのプログラム、アプリケーション、プラットフォーム、もしくはサービスを含むことが可能であるが、それらに限定されない。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース106のうちのいくつかは、APIプラットフォーム102を操作する同じエンティティー(たとえば、プロバイダ)またはそれと提携しているエンティティーによって提案、提供、および保守されることが可能であり、その一方でその他のコンピューティング・リソース120は、APIプラットフォーム102と提携していない1つまたは複数のサード・パーティ・エンティティーによって提供されることが可能である。たとえば、サード・パーティ構成コンピューティング・リソース120のうちの1つは、サード・パーティの電子セキュリティー・サービスによって提供されるアンチウイルス・ソフトウェアであることが可能である。いくつかの実施形態においては、構成コンピューティング・リソース106、120のそれぞれは、その他の構成コンピューティング・リソースから独立していることが可能である。サード・パーティ構成コンピューティング・リソース120は、APIプラットフォーム102によってシステム100へと統合されることが可能であり、それによってコンピューティング・リソース・セットは、エンド・ユーザのためのリソース・アクセス管理プロセスに対する変更を伴わずに、プロバイダによってサポートされるコンピューティング・リソース、サードパーティ・コンピューティング・リソース、またはその両方を備えることが可能である。
【0059】
システム100は、(たとえば、アクセス特権データを割り振ることを介して)登録要求をサードパーティ構成コンピューティング・リソースへ送信して、そこへのアクセスを容易にするように構成されることが可能である。サードパーティ構成コンピューティング・リソースは、ユーザが権利付与されているサードパーティ構成コンピューティング・リソースの特定のサブセットに関するアクセス管理を容易にするように構成されている別個の内部リソース・アクセス管理プロセスを実行することが可能である。いくつかの実施形態においては、別個のレンダリング可能なデータ・オブジェクトが、サードパーティ・コンピューティング・リソースに関連付けられているさらなるデータおよび/または要求(たとえば、別個の登録に関するウェルカムEメール、条件、および命令)とともにサードパーティ・コンピューティング・リソースからユーザへ送信されることが可能である。さまざまな通信は、プロバイダ・システム100からか、または別個のシステムからかにかかわらず、関係しているコンピューティング・リソースもしくはその部分の選択時にすぐに、コンピューティング・リソース・セットにおけるリソース・アクセス管理の選択および完了時に、ならびに/または登録の完了に続いていくらか後の時点で送信されることが可能である。
【0060】
いくつかの実施形態においては、サードパーティ構成コンピューティング・リソースに関連付けられているトークン・データ構造のうちのいくつかまたはすべてが、電子送信を介してサードパーティ・コンピューティング・リソースに割り当てられることが可能である。いくつかの実施形態においては、合計トークン値は、プロバイダ・システム100によって追跡把握および/または指示および管理されることが可能であり、周期的に更新されることが可能であり、それに伴って、関係しているトークン・データ構造に対する更新が、構成コンピューティング・リソース・システムへプッシュされる。アクセス特権データおよび/またはトークン・データ構造は、必要に応じて構成コンピューティング・リソースの提供および/またはその終了を調整するためにプロバイダ・システムおよび構成コンピューティング・リソースから送信されるように構成されることが可能である。
【0061】
システム100は、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを動的に組み立て、機能を実行し、それに関連付けられているデータを格納するように構成されているハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、および/またはそれらの組合せでの1つまたは複数のコンピューティング・デバイスの実施形態を備えることが可能である動的リソース組み立てシステム104を含むことが可能である。示されている実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104は、呼び出しを受信し、動的リソース組み立てシステムに関連付けられている機能を実行するための1つまたは複数のAPI104Aを備える。示されている動的リソース組み立てシステム104はさらに、(たとえば、プロバイダの従業員が、動的リソース組み立てシステムおよび/またはコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のサービスを管理するためにプロバイダ・デバイス124を使用することによって)動的リソース組み立てシステムへ直接アクセスすることを可能にするように構成されているポータル104B(たとえば、ウェブ・ポータル)を備える。動的リソース組み立てシステム104はさらに、コンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ、それに関連付けられている任意のアクセス特権データ、および/または動的リソース組み立てシステムに関係している任意のその他のデータを格納するための1つまたは複数のデータベース104Cを含むことが可能である。それぞれのコンピューティング・リソース・セットは、動的リソース組み立てシステム104によって動的に作成および/または格納されている1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースの集まりを備えることが可能である。
【0062】
いくつかの実施形態においては、システム100はさらに、見積もりシステム112および/またはトークン・マネージャ110を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、見積もりシステム112は、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットのそれぞれに関する見積もりを提供するように構成されているハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを備えることが可能である。いくつかの実施形態においては、見積もりシステム112は、コンピューティング・リソース・セットの価格設定を動的に決定するために、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のカスタマイゼーションを生成および/または適用するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、トークン・マネージャ110は、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関するトークン割り当ておよび管理を提供するように構成されているハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを備えることが可能である。本明細書において使用される際には、「トークン」は、構成コンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数、またはそれらの任意のサブセットもしくは組合せを互いに対して重み付けおよび比較するように構成されている任意のデータ構造を備えることが可能である。トークンどうしは、共通の単位を共有することが可能であり、コンピューティング・リソースどうしが独立している場合においてさえ、コンピューティング・リソースどうしの間において直接比較可能であり得る。トークンは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数、またはそれらの任意のサブセットもしくは組合せに関する割り振られている値を備えることが可能である。たとえば、トークンは、通貨またはそれに関するプロキシによって定義されることが可能である。
【0063】
いくつかの実施形態においては、システムは、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス管理要求を管理するように構成されているハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを備えるリソース・アクセス管理システム118を含むことが可能である。たとえば、リソース・アクセス管理システム118は、APIプラットフォーム102を介して、プロバイダ・システム100の1つまたは複数のシステムまたはコンポーネントと、1つまたは複数の外部システム(たとえば、ユーザ・デバイス116)との間におけるインターフェースを取るように構成されているオンライン・クリアリングハウス(OCH)を定義することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態においては、OCHは、1つまたは複数のクライアントと、1つまたは複数のバックエンド内部/サードパーティ・システム(たとえば、さまざまなコンピューティング・リソース)との間におけるマッピング・レイヤとしての役目を果たすことが可能である。たとえば、リソース・アクセス管理システム118のOCH部分は、個々のクライアントのためのカスタム・エクスペリエンスAPI呼び出しを容易にすることが可能であり、このAPI呼び出しは次いで、バックエンド・システムによって受け入れられる呼び出しへとマッピングされ、それによって、全体としてのAPIプラットフォーム102の修正を伴わずに個々のクライアントに関してカスタムAPIが生成および実施されることが可能である。
【0064】
上述されているように、図1において示されているさまざまなコンポーネントおよびシステムは、1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースを備える1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの組み立て、アクセス管理、および/または適応更新を含むさまざまな機能を提供するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースを備える1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットは、1つまたは複数のアカウントおよび/または1つまたは複数のユーザ・デバイス116に関連付けられることが可能である。1つまたは複数のユーザ・デバイス116は、図1においてはシステム100とは別個のものとして示されているが、いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のユーザ・デバイス116のうちの少なくともいくつかは、システム100のコンポーネントであることが可能であり、システムと一体であること、またはシステムから離されていることが可能であるということが、本開示を考慮すれば理解されるであろう。たとえば、いくつかの実施形態においては、ユーザ・デバイス116Aおよびユーザ・デバイス116Bは、システム100のコンポーネントであることが可能であり、その一方でユーザ・デバイス116Cは、システム100とは別個のコンポーネント(たとえば、顧客ユーザ・デバイス)である。加えて、3つのそのようなユーザ・デバイス116が図1において示されているが、この図解は、例としてのものであり、限定としてのものではないということが理解されるであろう。なぜなら、システム100は、システム100と/システム100内で対話するように構成されているさらなるユーザ・デバイス106またはより少ないユーザ・デバイスを含むことが可能であるからである。1つまたは複数のユーザ・デバイス116はそれぞれ、非限定的な例として、セルラー電話、スマート・フォン、通信デバイス、タブレット・コンピューティング・デバイス、デジタル・カメラ/カムコーダ、オーディオ/ビデオ・プレーヤ、デジタル・ビデオ・レコーダ、ルータ、ラップトップ・コンピューティング・デバイス、デスクトップ・コンピューティング・デバイス、ウェアラブル・コンピューティング・デバイス、サーバ、インターネット・オブ・シングス・コンピューティング・デバイス、「スマート」家電製品(たとえば、ネットワーク接続を有する冷蔵庫、洗濯機、もしくは乾燥機)、モバイル・コンピューティング・デバイス、および/またはそれらの任意の組合せなど、任意のハードウェア、ソフトウェア、および/またはファームウェアを含む任意のコンピューティング・デバイスとして具体化されることが可能である。例として、いくつかの実施形態においては、第1のユーザ・デバイス116Aは、顧客モバイル電話を備えることが可能であり、第2のユーザ・デバイス116Bは、顧客ポータルへアクセスするように構成されている顧客コンピューティング・デバイスを備えることが可能であり、第3のユーザ・デバイス116Cは、業者ポータルへアクセスするように構成されている業者コンピューティング・デバイスを備えることが可能である。示されている実施形態においては、業者コンピューティング・デバイス116Cは、オプションとして、1つまたは複数のコンピューティング・リソース106(たとえば、修理サービスなどの業者管理サービス)からデータを受信するように構成されることが可能である。それぞれのユーザ・デバイス116は、(たとえば、1つまたは複数のネットワークを介して)APIプラットフォーム102と個々に通信することが可能である。
【0065】
いくつかの実施形態においては、プロバイダ・デバイス124が提供されることが可能である。ユーザ・デバイス116と同様に、プロバイダ・デバイス124は、システム100のコンポーネントであること、またはシステムとは別個であることが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・デバイス124は、システム100のAPIプラットフォーム102および/または1つもしくは複数のコンポーネントもしくはシステムへのフロントまたはバックエンド・アクセスを可能にすることができる。たとえば、プロバイダ・デバイス124は、顧客サービス担当者によって顧客に代わって(たとえば、顧客への電話接続を介して)使用される場合にユーザ・デバイス116と同じ機能を容易にするように構成されている顧客サービス・デバイスを備えることが可能である。さまざまな実施形態においては、プロバイダ・デバイス124は、追加として、または代替として、動的リソース組み立てシステム104に関連付けられているウェブ・ポータル104Bへのプロバイダ・ユーザ・アクセスを可能にして、動的リソース組み立てシステムの1つまたは複数の側面の直接の対話、閲覧、および/または修正(たとえば、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている閲覧、組み立て、除去、修正、またはその他の機能もしくはデータ)を容易にすることができる。さまざまな実施形態においては、プロバイダ・デバイス124は、追加として、または代替として、1つまたは複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている1つまたは複数の機能および/またはデータ(たとえば、保護製品に関する請求を管理すること)へのプロバイダ・ユーザ・アクセスを可能にすることができる。さまざまな実施形態においては、プロバイダ・デバイス124は、1つまたは複数のユーザ・デバイス116を介して実行されることが可能であるフロントエンド機能を含む、システム100の少なくともいくつかの機能のための唯一のゲートウェイとしてのAPIプラットフォーム102と対話することが可能である。
【0066】
システム100は、オペレータ端末114を含むことが可能であり、そのオペレータ端末114から、オペレータ(たとえば、プロバイダおよび/またはシステム100に関連付けられている開発者またはその他のオペレータ)が、システムにおいて、または1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連して実行される動的な組み立て、アクセス管理、適応更新、および/または任意のその他の機能のためにシステム100のオペレーションを制御することが可能である。この点については、たとえば、オペレータは、オペレータ端末114を使用して、APIプラットフォーム102、動的リソース組み立てシステム104、および/または構成コンピューティング・リソース106のオペレーションを制御することが可能であり得る。いくつかの実施形態においては、オペレータ端末114は、オペレータ入力の表示を受け取るように構成されているオペレータ・インターフェースを含むことが可能である。そのようなものとして、オペレータ端末114は、たとえば、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチ・スクリーン・ディスプレイ、マイクロフォン、スピーカ、および/またはその他の入出力メカニズムを含むことが可能である。
【0067】
ここまではシステム・アーキテクチャのいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従って例示的な装置が記述されることになる。
【0068】
本開示の例示的な装置
図2は、いくつかの例示的な実施形態によるコンピューティング・デバイス200のブロック図を示している。たとえば、いくつかの実施形態においては、APIプラットフォーム102、動的リソース組み立てシステム104、リソース・アクセス管理システム118、および/または、構成コンピューティング・リソース106、120のうちの1つもしくは複数は、特定の実施形態において具体化される場合には、1つまたは複数のコンピューティング・デバイス200によって具体化されることが可能である。いくつかの実施形態においては、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、オペレータ端末114、プロバイダ・デバイス124、および/または、ユーザ・デバイス116のうちの1つもしくは複数は、少なくとも、コンピューティング・デバイス200に関して示されている処理回路202を含むことが可能である。しかしながら、以降で図2において示されている、および図2に関して記述されているコンポーネント、デバイス、または要素は、必須ではない場合があり、ひいては、特定の実施形態においては1つまたは複数が省略されることが可能であるということに留意されたい。加えて、いくつかの実施形態は、図2において示されている、および図2に関して記述されているものを超えて、さらなるまたは異なるコンポーネント、デバイス、または要素を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、システム100またはその任意のサブセットの機能性は、単一のコンピューティング・デバイス200または複数のコンピューティング・デバイス200によって実行されることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・デバイス200は、複数の物理デバイスを備えることが可能である。
【0069】
コンポーネントは、機能上の制限に関連して記述されているが、特定の実施態様は、特定のコンピューティング・ハードウェアのユーザを必然的に含むということを理解されたい。本明細書において記述されているコンポーネントのうちのいくつかは、類似のまたは共通のハードウェアを含むことが可能であるということも理解されたい。たとえば、回路の2つのセットはたとえば、両方とも、同じプロセッサ、ネットワーク・インターフェース、ストレージ媒体などの使用を活用して、それらの関連付けられている機能を実行することが可能であり、それによって、回路のそれぞれのセットに関して重複したハードウェアは必要とされない。そのため、本明細書において記述されている装置のコンポーネントに関して本明細書において使用される「回路」という用語のユーザは、本明細書において記述されている特定の回路に関連付けられている機能を実行するように構成されている特定のハードウェアを含むと理解されるべきである。
【0070】
いくつかの実施形態においては、「回路」は、処理回路、ストレージ媒体、ネットワーク・インターフェース、入力/出力デバイスなどを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・デバイス200のその他の要素は、回路の別の特定のセットの機能性を提供または補足することが可能である。たとえば、いくつかの実施形態におけるプロセッサ206は、回路のセットのうちのいずれかへ処理機能性を提供し、メモリ204は、回路のセットのうちのいずれかへストレージ機能性を提供し、通信回路210は、回路のセットのうちのいずれかへネットワーク・インターフェース機能性を提供するなど、といった具合である。
【0071】
コンピューティング・デバイス200は、本明細書において開示されている1つまたは複数の例示的な実施形態に従ってアクションを実行するように構成可能である処理回路202を含むこと、またはその他の形でその処理回路202と通信状態にあることが可能である。この点については、処理回路202は、さまざまな例示的な実施形態に従ってコンピューティング・デバイス200の1つまたは複数の機能性を実行するように、および/またはその実行を制御するように構成されることが可能であり、ひいては、さまざまな例示的な実施形態に従ってコンピューティング・デバイス200の機能性を実行するための手段を提供することが可能である。処理回路202は、1つまたは複数の例示的な実施形態に従ってデータ処理、アプリケーションおよび機能の実行、ならびに/またはその他の処理および管理サービスを実行するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・デバイス200、またはその部分もしくはコンポーネント、たとえば処理回路202は、チップもしくはチップ・セットとして具体化されること、またはチップもしくはチップ・セットを備えることが可能である。言い換えれば、コンピューティング・デバイス200または処理回路202は、構造組み立て(たとえば、ベースボード)上の材料、コンポーネント、および/またはワイヤを含む1つまたは複数の物理パッケージ(たとえば、チップ)を備えることが可能である。構造組み立ては、その上に含まれるコンポーネント回路に関する物理的強度、サイズの保持、および/または電気的相互作用の制限を提供することが可能である。そのため、コンピューティング・デバイス200または処理回路202は、いくつかのケースにおいては、本開示の実施形態を単一のチップ上で、または単一の「システム・オン・ア・チップ」として実施するように構成されることが可能である。したがって、いくつかのケースにおいては、チップまたはチップ・セットは、本明細書において記述されている機能性を提供するための1つまたは複数のオペレーションを実行するための手段を構成することが可能である。
【0072】
いくつかの実施形態においては、処理回路202は、プロセッサ206(および/またはプロセッサを補助するか、もしくはその他の形でプロセッサに関連付けられているコプロセッサもしくは任意のその他の処理回路)を含むことが可能であり、図2において示されている実施形態など、いくつかの実施形態においては、さらにメモリ204を含むことが可能である。処理回路202は、ユーザ・インターフェース208、通信回路210、および/またはコンピュータ・アプリケーション回路212と通信状態にあること、またはその他の形でそれらを制御することが可能である。したがって、処理回路202は、本明細書において記述されているオペレーションを実行するように(たとえば、ハードウェア、ソフトウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せを用いて)構成されている回路チップ(たとえば、集積回路チップ)として具体化されることが可能である。
【0073】
プロセッサ206は、いくつかの異なる方法で具体化されることが可能である。たとえば、プロセッサ206は、マイクロプロセッサもしくはその他の処理要素、コプロセッサ、コントローラ、または、たとえば、ASIC(特定用途向け集積回路)、FPGA(フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ)等などの集積回路を含むさまざまなその他のコンピューティングもしくは処理デバイスのうちの1つまたは複数などのさまざまな処理手段として具体化されることが可能である。単一のプロセッサとして示されているが、プロセッサ206は、複数のプロセッサを備えることが可能であるということが理解されるであろう。それらの複数のプロセッサは、互いと有効な通信状態にあることが可能であり、本明細書において記述されているコンピューティング・デバイス200の1つまたは複数の機能性を実行するように集合的に構成されることが可能である。いくつかの例示的な実施形態においては、プロセッサ206は、メモリ204に格納されている、またはその他の形でプロセッサ206にとってアクセス可能な命令を実行するように構成されることが可能である。したがって、ハードウェアによって構成されているか、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せによって構成されているかにかかわらず、プロセッサ206は、本開示の実施形態によるオペレーションを、それらの実施形態に従って構成されている間に実行することが可能な(たとえば、回路で(処理回路202の形態で)物理的に具体化されている)エンティティーに相当することが可能である。それゆえに、たとえば、プロセッサ206がASIC、FPGAなどとして具体化される場合には、プロセッサ206は、本明細書において記述されているオペレーションを行うための特別に構成されているハードウェアであることが可能である。あるいは、別の例として、プロセッサ206がソフトウェア命令のエグゼキュータとして具体化される場合には、それらの命令は、プロセッサ206を、本明細書において記述されている1つまたは複数のオペレーションを実行するように特別に構成することが可能である。「プロセッサ」および「処理回路」という用語の使用は、コンピューティング・デバイス200の内部のシングル・コア・プロセッサ、マルチコア・プロセッサ、複数のプロセッサ、および/またはコンピューティング・デバイス200の外部の1つもしくは複数のリモートもしくは「クラウド」プロセッサを含むと理解されることが可能である。
【0074】
いくつかの例示的な実施形態においては、メモリ204は、たとえば、固定されることまたは取り外し可能であることのいずれかが可能である揮発性および/または不揮発性メモリなどの1つまたは複数の非一時的メモリ・デバイスを含むことが可能である。この点については、メモリ204は、非一時的コンピュータ可読ストレージ媒体を備えることが可能である。メモリ204は、単一のメモリとして示されているが、メモリ204は、複数のメモリを備えることが可能であるということが理解されるであろう。メモリ204は、コンピューティング・デバイス200が、1つまたは複数の例示的な実施形態に従ってさまざまな機能を実行することを可能にするための情報、データ、アプリケーション、命令などを格納するように構成されることが可能である。たとえば、メモリ204は、プロセッサ206による処理のために入力データをバッファリングするように構成されることが可能である。追加として、または代替として、メモリ204は、プロセッサ206による実行のための命令を格納するように構成されることが可能である。さらに別の代替として、メモリ204は、さまざまなファイル、コンテンツ、またはデータ・セットを格納することが可能である1つまたは複数のデータベースを含むことが可能である。メモリ204のコンテンツのうちで、アプリケーションは、それぞれの各アプリケーションに関連付けられている機能性を実行するためのプロセッサ206による実行のために格納されることが可能である。いくつかのケースにおいては、メモリ204は、コンピューティング・デバイス200のコンポーネントどうしの間において情報を渡すためにバスを介してプロセッサ206、ユーザ・インターフェース208、通信回路210、またはコンピュータ・アプリケーション回路212のうちの1つまたは複数と通信状態にあることが可能である。
【0075】
入力/出力回路208は、ユーザまたは中間デバイスへ出力を提供することが可能であり、いくつかの実施形態においては、ユーザ入力の1つまたは複数の表示を受け取ることが可能である。いくつかの実施形態においては、入力/出力回路208は、そのような機能性を提供するためにプロセッサ206と通信状態にある。入力/出力回路208は、ユーザ・デバイス、バックエンド・システムなどのディスプレイに対して、1つまたは複数のユーザ・インターフェースを含むことが可能であり、および/または、ウェブ・ユーザ・インターフェース、アプリケーション・インターフェースなどとしてレンダリングされるユーザ・インターフェースを備えることができるディスプレイを含むことが可能である。入力/出力回路208は、ユーザ・インターフェースにおいてユーザ入力の表示を受け取るために、および/または可聴、視覚的、機械式、もしくはその他の出力をユーザへ提供するために、処理回路202と通信状態にあることが可能である。そのようなものとして、入力/出力回路208は、たとえば、キーボード、マウス、ジョイスティック、ディスプレイ、タッチ・スクリーン・ディスプレイ、マイクロフォン、スピーカ、および/またはその他の入力/出力メカニズムを含むことが可能である。そのようなものとして、入力/出力回路208は、いくつかの例示的な実施形態においては、ユーザがコンピューティング・デバイス200に対してアクセスおよび対話を行うための手段を提供することが可能である。プロセッサ206、および/または、プロセッサ206を備える、もしくはその他の形でプロセッサ206と対話する入力/出力回路208は、プロセッサ206にとってアクセス可能なメモリ上に格納されている(たとえば、メモリ204上に格納されている、などの)コンピュータ・プログラム命令(たとえば、ソフトウェアおよび/またはファームウェア)を通じて1つまたは複数のユーザ・インターフェース要素の1つまたは複数の機能を制御するように構成されることが可能である。
【0076】
通信回路210は、その他のデバイスおよび/またはネットワークとの通信を可能にするための1つまたは複数のインターフェース・メカニズムを含むことが可能である。いくつかのケースにおいては、通信回路210は、ネットワーク、および/または、処理回路202と通信状態にある任意のその他のデバイスもしくはモジュールから/へデータを受信および/または送信するように構成されているハードウェア、またはハードウェアとソフトウェアとの組合せのいずれかで具体化されているデバイスまたは回路などの任意の手段であることが可能である。例として、APIプラットフォーム102がコンピューティング・デバイス200またはその一部分として具体化される場合においては、通信回路210は、コンピューティング・デバイス200が、動的リソース組み立てシステム104と、および/または、ネットワーク、バスなどを介してその他のコンピューティング・デバイスと通信することを可能にするように構成されることが可能である。したがって通信回路210は、たとえば、ワイヤレス通信ネットワーク(たとえば、ワイヤレス・ローカル・エリア・ネットワーク、セルラー・ネットワーク、グローバル・ポジショニング・システム・ネットワークなど)との通信を可能にするためのアンテナ(もしくは複数のアンテナ)およびサポートするハードウェアおよび/もしくはソフトウェア、ならびに/または、ケーブル、デジタル・サブスクライバー・ライン(DSL)、ユニバーサル・シリアル・バス(USB)、イーサネット(登録商標)、もしくはその他の方法を介した通信をサポートするための通信モデムもしくはその他のハードウェア/ソフトウェアを含むことが可能である。APIプラットフォーム102がコンピューティング・デバイス200またはその一部分として具体化される場合においては、通信回路210は、単独で、またはコンピュータ・アプリケーション回路212および/もしくは処理回路202などのその他の回路と組み合わせて、システムまたはシステム・コンポーネントおよびサブシステムとの間でさまざまな信号を処理、変換、受信、および/または送信するように構成されることが可能である。
【0077】
いくつかの実施形態においては、プロセッサ206(または処理回路202)は、コンピュータ・アプリケーション回路212として具体化されること、コンピュータ・アプリケーション回路212を含むこと、またはその他の形でコンピュータ・アプリケーション回路212を制御することが可能である。そのようなものとして、コンピュータ・アプリケーション回路212は、回路か、ハードウェアか、コンピュータ可読媒体(たとえば、メモリ204)上に格納されていて、処理デバイス(たとえば、プロセッサ206)によって実行されるコンピュータ可読プログラム命令を備えるコンピュータ・プログラム製品か、またはそれらの何らかの組合せなどのさまざまな手段として具体化されることが可能である。コンピュータ・アプリケーション回路212は、メモリ204、ユーザ・インターフェース208、または通信回路210のうちの1つまたは複数と通信して、本明細書において記述されているコンピューティング・デバイス200によって具体化されるシステムまたはコンポーネントに関連付けられている機能のうちのいくつかまたはすべてを含む、コンピュータ・アプリケーション回路212の機能性のうちの1つまたは複数を実行するために必要とされ得るデータに対してアクセス、受信、および/または送信を行うことが可能である。いくつかの例示的な実施形態によれば、コンピュータ・アプリケーション回路212は、本明細書において開示されている実施形態に関連付けられているコンピュータ・アプリケーションの機能性を実施および制御するための手段を提供することが可能である。
【0078】
さまざまな実施形態においては、コンピューティング・デバイス200は、機械学習回路214を含むことが可能であり、この機械学習回路214は、1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースを備える1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの組み立て、アクセス管理、および/または適応更新を含む、本明細書において記述されている機能性を容易にするように構成されているトレーニングされる機械学習モデルをトレーニングおよび実行するためのデータ、データ構造、制御信号、および電子情報を要求、受信、処理、生成、および送信するように設計または構成されているハードウェア・コンポーネント、ソフトウェア・コンポーネント、および/またはそれらの組合せを含むことが可能である。
【0079】
ここまでは装置のいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従ってAPIプラットフォームのオペレーションが記述されることになる。
【0080】
例示的なAPIプラットフォーム
上で論じられているように、APIプラットフォーム(たとえば、図1において示されているAPIプラットフォーム102)は、本開示のさまざまな実施形態によるAPIのオペレーションを容易にするように構成されているハードウェア、ソフトウェア、またはその両方を備えることが可能である。本明細書においては例示の目的のために単一の「API」として記述されているが、APIは、1つまたは複数のコンピューティング・デバイス上で具体化される1つまたは複数のAPIを備えることが可能である。APIは、2つ以上のコンピューティング・デバイスまたはコンピューティング・デバイスの部分(たとえば、本明細書において記述されているさまざまなコンポーネントもしくはシステム)の間における通信を容易にするように構成されているソフトウェア・インターフェースを備えることが可能である。APIは、本明細書において記述されているプロセスおよびシステムのフロント・エンド・オペレーションに関連付けられているすべてのユーザ・デバイスのための単一のゲートウェイとしての役割を果たすように構成されることが可能である。本明細書において記述されているように、APIは、システム100との外部対話を容易にするためにユーザ・デバイス(たとえば、ユーザ・デバイス116、いずれのプロバイダ・デバイス124も含む)への簡略化された直観的な呼び出しを提示することが可能である。その上、さまざまな実施形態においては、APIはさらに、システム・オペレーションの調整および合理化を容易にするように構成されている1つまたは複数の内部コンポーネントおよびサブシステムへの1つまたは複数の内部または外部API呼び出しを提示することが可能である。加えて、内部API呼び出しは、APIが、それぞれの独立したコンポーネントおよびサブシステムを修正することなく、独立したコンポーネントおよびサブシステムどうし(たとえば、個々のコンピューティング・リソース)を統合および交換することを可能にすることができる。たとえば、APIは、独立したコンポーネントおよびサブシステムに関連付けられている既存のAPIおよびその他のソフトウェアおよびハードウェア機能と対話するようにAPIをプログラムすることによって、1つまたは複数のコンポーネントおよびサブシステムを呼び出し、受け取り、そしてそれらのコンポーネントおよびサブシステムとともにその他の形で機能するように構成および再構成されることが可能である。その上、APIは、直観的で合理化された外部呼び出しを、外部ユーザ(たとえば、プロバイダ・デバイスを含む1つまたは複数のユーザ・デバイスを使用する顧客、業者、またはプロバイダ・エンティティー)がシステムの内部の構造またはオペレーションを認識することなく、適切なコンポーネントおよびサブシステムに関する適切な内部呼び出しへと転換および変換するように構成されており、これは、1つまたは複数の内部特徴の更新、付加、または除去を容易にすることが可能であり、その一方で外部ユーザ・エクスペリエンスは、依然として直観的で合理化されている。システムは、それによってモジュール式に更新されることが可能であり、その一方で、いくつかの実施形態においては、APIおよび/または要求側/受信側のデバイスを修正するだけであり、その一方でシステムの残りは修正されないままにしておく。いくつかの実施形態においては、APIは、少なくとも、リソース・アクセス管理、ならびに、ユーザとプロバイダ・システム100との間、およびプロバイダ・システム100とコンピューティング・リソース106、120との間の両方における、さまざまなコンピューティング・リソースに対してユーザに権利付与するアクセス特権データの確立を容易にすることが可能である。いくつかの実施形態においては、APIプラットフォーム102以外の通信ゲートウェイが、1つまたは複数のさらなる機能(たとえば、リソース・アクセス管理の完了に続く報告、ユーザ要求の処理など)のために使用されることが可能である。
【0081】
図3は、APIプラットフォーム(たとえば、図1において示されているAPIプラットフォーム102)によって容易にされるAPIの例示的なデータ・フローを示している。示されている実施形態においては、APIは、1つまたは複数の要求側のデバイス、システム、サブシステム、またはその他のコンポーネントから1つまたは複数の呼び出し302を受信し、1つまたは複数の応答304を要求側のデバイス、システム、サブシステム、またはその他のコンポーネントへ返す。呼び出しは、例として、任意のユーザ・デバイス116A(プロバイダ・デバイス124を含む、そのようなデバイス上で動作する1つもしくは複数のクライアントを介して)、動的リソース組み立てシステム104、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、オペレータ端末114、リソース・アクセス管理システム118、および/または1つもしくは複数のコンピューティング・リソース106、120(それぞれの例においては、それらの具体化は図1において示されている)を含む、本明細書において示されているまたは記述されているエンティティーのうちのいずれかによって生成されることが可能である。それぞれの要求側のデバイス、システム、またはコンポーネントは、APIに関連付けられているAPI仕様に基づいてAPIへ送信するための1つまたは複数の特定の呼び出しを用いてプログラムされることが可能である。それらの1つまたは複数の呼び出しは、要求側のデバイスが(たとえば、本明細書において記述されている論理プロセス・フローに関連して)いずれかのその他の接続されているデバイスとの間でデータおよび/または機能上の調整を必要とする少なくともいくつかの場合において送信されることが可能である。この様式においては、APIは、システムの内部プロセスへのゲートウェイとしての役割を果たすことが可能であり、最も上に構築されることが可能であり、1つまたは複数の独立したデバイス、システム、サブシステム、またはその他のコンポーネント(さまざまなマイクロサービスを含む)の間における相互運用性を提供することが可能である。
【0082】
図3においてさらに示されているように、APIは、ソフトウェアおよび/またはハードウェアで具体化されている2つ以上のレイヤを備えることが可能である。それらのレイヤは、たとえば、エクスペリエンス・レイヤ306およびシステム・レイヤ310を含むことが可能である。エクスペリエンス・レイヤ306は、上で論じられているデバイスに関連付けられているさまざまなポータル、クライアント等などのAPIのユーザへ向けられることが可能である。エクスペリエンス・レイヤは、呼び出しを受信するように構成されることが可能であり、これは、自らが呼び出すように構成されている機能に基づいて論理的に編成されている直観的な呼び出しを、その機能を実行するそれぞれのバックエンド・デバイス、コンポーネント、またはシステムにかかわらずに受信して処理することによって、ユーザおよびユーザ・デバイスに関する統合を簡略化することが可能である(たとえば、要求側へ返されることになる「ステータス」に達するために複数の内部呼び出しおよび機能が必要である場合があるとしても、エクスペリエンス・レイヤにおいて単一の「ステータス・チェック」機能が呼び出されることが可能である)。エクスペリエンス・レイヤ306は、それによってシステムの内部機能性の組織化を担当することが可能であり、それに伴ってエクスペリエンス・レイヤのフロント・エンドは、要求側デバイスに関する内部機能性の統合の簡略化を担当し、バックエンドは、システム・レイヤを呼び出すことによって値の実現をサポートする。エクスペリエンス・レイヤ306は、1つまたは複数の外部API呼び出しを複数のクライアントへ公開して、それらの1つまたは複数の外部API呼び出しを、システム・レイヤ310への直接のまたは間接的な(たとえば、1つまたは複数の処理レイヤ308を介した)1つまたは複数の内部API呼び出しへと変換するように構成されることが可能である。さまざまな実施形態においては、APIのシステム・レイヤ310は、呼び出しを促進するために1つまたは複数の機能を実行することが可能な内部のデバイス、システム、サブシステム、および/またはコンポーネントへ向けられることが可能である。例として、図3は、動的リソース組み立てシステム104、リソース・アクセス管理システム118、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、および1つまたは複数のコンピューティング・リソース106、120を示しており、それらは、システム・レイヤ310へ接続されており、システム・レイヤからコンピュータ・プログラム命令(たとえば、API呼び出し)を受信するように、ならびにそのような命令の受信時にデータを返す、および/または機能を実行するように構成されている。システム・レイヤ310の主要な役割は変換であることが可能であり、それに伴ってシステム・レイヤは、バックエンド・デバイス、システム、サブシステム、およびコンポーネントへ向けられている。システム・レイヤ310は、エクスペリエンス・レイヤ306によって受信された最初の呼び出しに関連するバックエンドにおける差異および不一致の捨象を担当することが可能であるフロントエンドを含むことが可能である。システム・レイヤ310のバックエンドは次いで、個々のソース・システム(たとえば、動的リソース組み立てシステム104、リソース・アクセス管理システム118、トークン・マネージャ110、見積もりシステム112、および1つまたは複数のコンピューティング・リソース106、120)を利用して、要求を処理する。いくつかの実施形態においては、システム・レイヤは、エクスペリエンス・レイヤ306から直接または間接的に1つまたは複数の内部API呼び出しを受信して、非限定的な例として複数のコンピューティング・リソース106、120および/または動的リソース組み立てシステム104上で、1つまたは複数の機能を実行するためのコンピュータ実行可能命令を送信するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、APIは、APIへ入ってくる呼び出しの変換および処理をさらに合理化するように構成されている、エクスペリエンス・レイヤ306とシステム・レイヤ310との間におけるさらなる1つまたは複数の処理レイヤ308を備えることが可能である。
【0083】
APIは、本明細書において示され記述されているデバイス、システム、またはその他のコンポーネントのうちの2つ以上の間における呼び出しのためのゲートウェイとしての役割を果たすことが可能である。本明細書において記述されているさまざまなプログラム機能のうちのいずれも、それぞれの要求側デバイス、API、およびそれぞれの応答側デバイスの間における呼び出しおよび応答のセットを介して実行されることが可能である。
【0084】
そのような機能性の例は、APIが、複数のコンピューティング・リソース106、120のうちの1つまたは複数を動的リソース組み立てシステム104と接続することであり、その動的リソース組み立てシステム104は、コンピューティング・リソースを、(たとえば、外部デバイス116、124上で動作する)外部クライアントとの間での提示および/またはさらなる対話のために少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットへと組み立てるように構成されている。別の例示的な実施形態においては、(たとえば、オペレータ端末114を介して動作する)開発者ポータルは、APIを介して、複数のコンピューティング・リソース106、120および/または動的リソース組み立てシステム104のうちの1つまたは複数のフロントまたはバックエンド機能性にアクセスすることが可能である。上述されているように、内部のデバイス、システム、サブシステム、またはその他のコンポーネントのうちの1つまたは複数の機能性は、ダウンストリーム機能を実行するためのAPIへのさらなる呼び出しをトリガーすることが可能である。この様式においては、システム・レイヤ310からの命令の受信者は、1つまたは複数の呼び出し302をエクスペリエンス・レイヤ306へ送信することによって要求側になることが可能である。
【0085】
図4を参照すると、本開示のさまざまな実施形態によるAPIの複数のレイヤにおける例示的なAPI呼び出しとともに概念的なデータ構造が示されている。示されている実施形態においては、本明細書におけるさまざまな実施形態による複数の要求側デバイス401が示されている。要求側デバイス401は、呼び出し410~434を1つまたは複数の外部API402へ送信し、呼び出し410~434は、要求側デバイスによって求められる最終機能性に基づいて高いレベルで編成された直観的な機能を備える。たとえば、外部API402における見積もり410に関する呼び出しは、内部API403における1つまたは複数の呼び出し436~450を、要求側デバイスが提供する必要があるよりも高いレベルの特異性を伴って容易にすることが可能である。その結果、要求側デバイスに関する統合が簡略化され、プログラミングおよびユーザ・エクスペリエンスが改善される。
【0086】
引き続き図4を参照すると、外部API402は、呼び出し410~434を受信し、呼び出し410~434は次いで、APIプラットフォーム(たとえば、図1において示されているAPIプラットフォーム102)で処理されて、1つまたは複数の内部API呼び出し436~450を生成し、内部API呼び出し436~450は、1つまたは複数のコンポーネント工程452~466を有することが可能であり、コンポーネント工程452~466のそれぞれは、要求側デバイスの命令を実行するための個別のコンピュータ実行可能プロセスであることが可能である。図4の最下部には、さまざまな受信側デバイス406が示されており、それらの受信側デバイス406は、十分に詳細なコンピュータ実行可能命令へと要求が変換されたら、それらの要求を処理することを担当しており、それらのコンピュータ実行可能命令は、それぞれの受信側デバイスによって解釈され、行動が取られることになる。上で論じられているように、受信側デバイスは、本開示に関係している1つまたは複数の機能を実行するために、直接または間接的にのいずれかで、APIプラットフォーム102と通信するように構成されている任意のデバイス、システム、またはコンポーネントであることが可能である。
【0087】
示されている実施形態においては、外部API402は、たとえば、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関してリソース・アクセス管理が実行されている際に経由する特定のチャネルなど、1つまたは複数の外部システムによって呼び出し可能であり得る。たとえば、1つまたは複数のモバイル・アプリケーション、ウェブサイト、またはパートナ・デバイス(たとえば、デバイス116A~116C、124、104、114など)は、外部APIを呼び出して、それらの関連付けられている機能を容易にするように構成されることが可能である。示されている実施形態においては、内部APIは、たとえば、ユーザの要求を実行する目的で1つまたは複数のバックエンド内部および/またはサード・パーティ・プロセスを実行するために動的リソース組み立てシステム104によって呼び出し可能であり得る。
【0088】
APIのバージョニングは、API呼び出しのコンテンツおよび/またはAPIが指す場所を更新することによって行われることが可能である。消費ソフトウェアにおいて(たとえば、コンピューティング・リソースにおいて)コアの変更を必要としない実施形態など、いくつかの実施形態においては、エンドポイントURLの変更は不要である。消費ソフトウェアにおいて(たとえば、コンピューティング・リソースにおいて)コアの変更を必要とするさらに大きな変更など、いくつかの実施形態においては、基礎をなすソフトウェアが最初に変更されることが可能であり、その後に、API呼び出しのコンテンツおよび/またはAPIが指す場所を、更新されたソフトウェアと一致するように変更することを介してAPIが更新されることが可能であり、これは、エンドポイントURLにおける変更を含む場合がある。
【0089】
ここまではAPIプラットフォームのいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従ってコンピューティング・リソース・セットの生成のオペレーションが記述されることになる。
【0090】
コンピューティング・リソース・セットの生成
ここで図5図6Cを参照すると、複数の構成コンピューティング・リソースを備えるコンピューティング・リソース・セットを生成するための例示的な流れ図500およびインターフェースが示されている。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット生成プロセスは、オペレータが、オペレータ端末114を使用して(または別のエンティティー、クライアント、および/もしくはデバイスによって)、複数のコンピューティング・リソースに関連付けられている複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを501で要求することを動的リソース組み立てシステム104に行わせるための命令を送信することを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを求める要求501は、1つまたは複数のコンピューティング・リソース106に関連付けられているデータを含むように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、要求501は、「すべての利用可能なコンピューティング・リソース」またはそれらのさらに小さなサブセットを求める要求を備えることが可能であり、その要求において1つまたは複数のコンピューティング・リソースを明示的に識別する必要はない。示されているように、要求は、オペレータ端末114またはその他のデバイスからAPIプラットフォーム102へ送信されることが可能であり、APIプラットフォーム102は次いで、上で論じられているさまざまなAPI呼び出しプロセスを介してコンピューティング・リソース106に対して501で複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを要求し、オペレータ端末114は、要求側デバイスであり、コンピューティング・リソース106は、受信側デバイスである。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のデータベースが、501でコンピューティング・リソース・データ・セットを格納することが可能である。コンピューティング・リソース・データ・セットは、コンピューティング・リソースと併せて保持されることが可能であり、それによって、コンピューティング・リソースに対するいかなる修正も、それに関連付けられているコンピューティング・リソース・データ・セットを修正することも可能である。
【0091】
オペレータ端末114は、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを求める要求501の送信を引き起こすためにオペレータによって選択されることが可能である(図6Aにおいて示されている)レンダリング可能なアセット602を表示するように構成されているグラフィカル・ユーザ・インターフェースを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、オペレータ端末114のグラフィカル・ユーザ・インターフェースは、何らかの基準が指定されることが望まれる場合には、所望のコンピューティング・リソースに関連付けられているデータをオペレータが入力することができる際に経由する第2のレンダリング可能なアセット604を含むことが可能である(たとえば、特定のチャネルに関連付けられている、または特定のユーザ・デバイスと互換性のあるコンピューティング・リソースまたはそれらのサブセット)。いくつかの実施形態においては、図5において示されているように、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを求める要求501は、APIプラットフォーム102へ送信されることが可能である。いくつかのその他の実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを求める要求501は、代わりに、コンピューティング・リソース106へ直接送信されることが可能である。
【0092】
いくつかの実施形態においては、APIプラットフォーム102は、コンピューティング・リソース106および/またはそれに関連付けられている1つもしくは複数のデータベースもしくはコンピューティング・システムに対して502で複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを要求することが可能である。コンピューティング・リソース106は、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを503でAPIプラットフォーム102へ提供することが可能であり、APIプラットフォーム102は、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを504で動的リソース組み立てシステム104へ提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、オペレータは、(オペレータ端末を介してか、または別のクライアント/デバイスを介してかにかかわらずに)コンピューティング・リソース・データ・セットを取り出すように動的リソース組み立てシステム104に対して指示することが可能であり、これは次いで、コンピューティング・リソース・データ・セットを取り出すことを動的リソース組み立てシステムに行わせることが可能である。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステムは、複数のコンピューティング・リソース・データ・セットを既に有していることが可能であり、生成プロセスは、動的リソース組み立てシステム104との対話を介して始まることが可能である。
【0093】
いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104は、レンダリング可能なアセットを備える1つまたは複数のレンダリング可能なデータ・オブジェクトを505で生成して、オペレータ端末114またはその他の関係しているクライアント/デバイスのインターフェースへ提示するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104は、オペレータ端末114またはその他の関係しているクライアント/デバイスから選択表示を受け取るように構成されることが可能である。図6Bを参照すると、レンダリング可能なアセットは、オペレータ端末114または別の関係しているクライアント/デバイスのディスプレイ上のグラフィカル・ユーザ・インターフェースを介して提示されるように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、選択表示は、コンピューティング・リソース・セットを生成するための表示を備えることが可能である。たとえば、その表示は、複数のコンピューティング・リソースのうちの2つ以上に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットの表示を含むことが可能である。この点については、選択表示は、動的リソース組み立てシステム104が、複数のコンピューティング・リソースのサブセットを備えるコンピューティング・リソース・セットを生成すべきであるということを示すことが可能である。選択表示はさらに、複数のコンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている1つまたは複数の属性アセットを示すことが可能である。いくつかの実施形態においては、複数のコンピューティング・リソースの選択されたサブセットのそれぞれが識別子に関連付けられることが可能である。いくつかの実施形態においては、オペレータは、(たとえば、図6B上に示されているレンダリングされたアセット606によって例示されている)レンダリング可能なアセットを介して選択表示を行うことが可能である。いくつかの実施形態においては、オペレータは、レンダリングされたアセット608を介してコア・コンピューティング・リソースとして、またはレンダリングされたアセット610を介してオプション・コンピューティング・リソースとして、のいずれかでコンピューティング・リソースのサブセットのそれぞれを指定することが可能であり得る。「コア」は、生成されたコンピューティング・リソース・セットの一部として除去不可能なコンピューティング・リソースを指すことが可能であり、その一方で「オプション」は、顧客(たとえば、アカウントに関連付けられている顧客)によるリソース・アクセス・プロセス中に除去されること、および/または1つもしくは複数のその他のコンピューティング・リソースと置き換えられることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースのサブセットのそれぞれは、リソース・アクセス・プロセスの属性アセット選択中に顧客によって行われたカスタマイゼーションに応じてトークン値または可能なトークン値のセットに関連付けられることが可能である。いくつかの実施形態においては、それぞれのコンピューティング・リソースのトークン値は、事前設定されることが可能である。この点については、トークン値は、ディスプレイ上にレンダリングされたレンダリング可能なアセット612を介してオペレータに対して表示されることが可能である。いくつかの実施形態においては、オペレータは、コンピューティング・リソース・セットの生成中に構成コンピューティング・リソースのサブセットのうちのそれぞれのトークン値をカスタマイズすることが可能であり得る。たとえば、そのような実施形態においては、オペレータは、レンダリング可能なアセット612を介して構成コンピューティング・リソースのトークン値を設定することが可能であり得る。このプロセスは、さらなるコンピューティング・リソースをコンピューティング・リソース・セットへ付加するために、必要に応じて、さらに1回または複数回繰り返されることが可能である。
【0094】
いくつかの実施形態においては、506で選択表示を受け取り、コンピューティング・リソース・セットを生成した後に、動的リソース組み立てシステム104は、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセット(たとえば、確認画面)を生成するように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104は、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリング可能なアセットを507でオペレータに対する表示用としてオペレータ端末114またはその他の関係しているクライアント/デバイスへ提供することが可能である。この点については、図6Cにおいて示されているように、レンダリング可能なアセットは、レンダリングされた場合には、コンピューティング・リソース・セットにおけるコンピューティング・リソース612およびそれらに関連付けられている任意の関係しているデータのリスト、それぞれのコンピューティング・リソースのトークン値614のリスト、ならびに/またはコンピューティング・リソースの合計トークン値616を含むことが可能である。
【0095】
ここまではコンピューティング・リソース・セット生成のいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従ってリソース・アクセス管理のオペレーションが記述されることになる。
【0096】
リソース・アクセス管理
ここで図7図8Cを参照すると、1人または複数のユーザによる少なくとも1つのコンピューティング・リソース・セットに関するリソース・アクセス管理のための例示的な流れ図700およびインターフェースが示されている。いくつかの実施形態においては、アカウントに関連付けられているエンド・ユーザによるコンピューティング・リソース・セットの生成およびリソース・アクセスの管理は、たとえば、プロバイダに関連付けられているオペレータが、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを生成することと、アカウントに関連付けられているエンド・ユーザが、リソース・アクセス要求を提出することによってコンピューティング・リソース・セットのうちの1つに登録することとを伴う個別のプロセスであることが可能である。リソース・アクセス管理のプロセス(たとえば、エンド・ユーザによるコンピューティング・リソース・セットへの登録)は、たとえば、複数のコンピューティング・リソース・セットから1つのコンピューティング・リソース・セットを選ぶこと、バンドルの1つまたは複数のオプション構成コンピューティング・リソースを選ぶこと、ならびにバンドルに対して1つまたは複数のカスタマイゼーションを行うこと(たとえば、さまざまな属性アセットを個々の構成コンピューティング・リソースおよび/または全体的なコンピューティング・リソース・セットへ割り振ること)を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、リソース・アクセス管理のプロセスは、エンド・ユーザがコンピューティング・リソース・セット全体をその構成部分から作成することを可能にすること(たとえば、図5のプロセスを図7のプロセスと融合すること-ユーザ・デバイス116がオペレータ端末114の代わりに使用されること)を含むことが可能である。リソース・アクセス管理のプロセスは、エンド・ユーザに関連付けられているアカウントをコンピューティング・リソース・セットに関連付けること(オプションでコンピューティング・リソース・セットに対する1つまたは複数のカスタマイゼーションを含む)を含むことが可能であり、コンピューティング・リソース・セットおよび/または1つもしくは複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データを格納して、エンド・ユーザによる複数の構成コンピューティング・リソースへのアクセスを容易にすること(たとえば、1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースに対してエンド・ユーザに権利付与すること)を含むことが可能である。
【0097】
いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットへと組み立てられるコンピューティング・リソース106、120は、単一のアカウントのもとでの複数の異なるデバイスまたはエンティティーに関連することが可能である。いくつかの実施形態においては、エンド・ユーザは、1つまたは複数のエンティティー(たとえば、人、ペットなど)、デバイス(たとえば、モバイル電話、コンピュータ、車両など)、不動産、または任意のその他の関連する種類を自分のアカウントに登録することが可能であり、コンピューティング・リソースは、リソース・アクセス管理プロセスの一部として、それらのエンティティー、デバイス、不動産、またはその他の種類のうちの1つまたは複数に割り振られることまたは関連付けられることが可能である。いくつかの実施形態においては、エンド・ユーザは、構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数を、それらのコンピューティング・リソースの恩恵を受けるであろう特定のエンティティー、デバイス、不動産、またはその他の種類へ手動で割り振ることが可能である。いくつかの実施形態においては、構成コンピューティング・リソースは、たとえば、それらのコンピューティング・リソースが、特定のエンティティー、デバイス、不動産、またはその他の種類のうちの1つまたは複数に関係している場合などに、そのエンティティー、デバイス、不動産、またはその他の種類に自動的にリンクすることが可能である(たとえば、いくつかの実施形態においては、例示的な自動車保護製品が車両へ割り振られることのみが可能であり、それによってアカウントのもとでのあらゆる車両は、その自動車保護製品と自動的にまたは手動でリンクされることが可能である)。
【0098】
図7を参照すると、いくつかの実施形態においては、リソース・アクセス管理は、701で、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを閲覧するための、1つまたは複数のユーザ・デバイス(たとえば、ユーザ・デバイス116A)からAPIプラットフォーム102への、その後に動的リソース組み立てシステムへ送信される要求を通じて始まることが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザは、1つまたは複数のユーザ・デバイス116のユーザ・インターフェース上にレンダリングされた(たとえば、図8Aにおいてレンダリングされて示されている)レンダリング可能なアセット802を介して1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを要求することが可能である。インターフェースはさらに、チャネル識別子808か、または登録を可能にするであろうシステム100とユーザ・デバイス116Aとの間におけるポータル、デバイス、もしくはその他の関係のその他の類似の表示かを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、チャネル識別子808は、ラベル、ロゴ、またはその他のグラフィカル要素を備えることが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザ・デバイス上にレンダリングされるインターフェースは、対応するチャネル(たとえば、業者のスキン)に一致するように完全にスキニングされて、そのチャネルとの提携を示すこと、および/または、あたかも業者自身がコンピューティング・リソース・セットを提案しているかのように見えることが可能である。いくつかの実施形態においては、利用可能なコンピューティング・リソース・セットは、対応するチャネルによって知らされることが可能であり、それによって、コンピューティング・リソース・セット全体という母集団のサブセットのみが、ユーザへの送信のために利用可能であり得る。
【0099】
APIプラットフォーム102は、要求を702で動的リソース組み立てシステム104へ送信して、APIプラットフォーム102が、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ構造を703で動的リソース組み立てシステム104から取り出すことを可能にすることができる。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104は、ユーザがレビューするために完全なコンピューティング・リソース・セットを送信することが可能であり、いくつかの実施形態においては、完全なデータ構造をユーザ・デバイスへ送信することなく、レンダリング可能なアセット、識別子、情報、行われることになる決定ポイントなどを含むデータが送信されることが可能である。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104に関連付けられているコンピューティング・リソース・セットのうちのそれぞれは、複数の構成コンピューティング・リソース106に関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータ(たとえば、レンダリング可能なアセット、情報など)は、動的リソース組み立てシステムから送信されることが可能である。いくつかの実施形態においては、リソース・アクセス管理システム118は、リソース・アクセス管理プロセスの少なくとも一部分を容易にすることが可能である。
【0100】
いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステム104から1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットの表示を受け取ったことに応答して、APIプラットフォーム102は、それらのコンピューティング・リソース・セットを要求した1つまたは複数のユーザ・デバイス114上で704でコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースのレンダリングを引き起こすことが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、それぞれが1つまたは複数の構成コンピューティング・リソースのリストである1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のレンダリングされたアセットを含むことが可能である。たとえば、図8Bを参照すると、示されているコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、第1のコンピューティング・リソース・セット806Aおよび第2のコンピューティング・リソース・セット806Bを含む。第1のコンピューティング・リソース・セット806Aは、第1の構成コンピューティング・リソース810Aおよび第2の構成コンピューティング・リソース810Bを含むことが可能である。第1の構成コンピューティング・リソース810Aは、トークン値データ構造Aに関連付けられることが可能であり、「コア」構成コンピューティング・リソースとして指定されることが可能である(たとえば、ユーザがコンピューティング・リソース・セット806Aを選択した場合には、構成コンピューティング・リソース810Aは、コンピューティング・リソース・セット806Aの必要とされている部分となる)。第2の構成コンピューティング・リソース810Bは、トークン値データ構造Bに関連付けられることが可能であり、「オプション」構成コンピューティング・リソースとして指定されることが可能である(たとえば、ユーザがコンピューティング・リソース・セット806Aを選択した場合には、ユーザは、構成コンピューティング・リソース810Bをコンピューティング・リソース・セット806Aの一部として含めるオプションを有する)。第2のコンピューティング・リソース・セット806Bに関連付けられているレンダリング可能なアセットが、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース804上に同様に表示されることが可能であり、第2のコンピューティング・リソース・セット806Bは、コア・コンピューティング・リソース(たとえば、コンピューティング・リソース812A)を含むことが可能であり、オプション・コンピューティング・リソース(たとえば、コンピューティング・リソース812B)を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、それぞれのコンピューティング・リソース・セットは、合計トークン値に関連付けられることが可能である。この点については、ユーザは、コンピューティング・リソース・セットのオプション構成コンピューティング・リソースおよび/または1つもしくは複数のカスタマイゼーションを構成することが可能であり得、それによって、それぞれの構成コンピューティング・リソースの結合されたトークン値は、合計トークン値に等しくなり得る。いくつかの実施形態においては、本明細書において論じられているように、合計トークン値は、それぞれの構成コンピューティング・リソースのトークン値に、それらに対する1つまたは複数のカスタマイゼーション(たとえば、割引)を伴って関連していることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、コア構成コンピューティング・リソースのコストを含むデフォルト・コストを有することが可能である。そのような場合においては、構成コンピューティング・リソースのトークン値は、デフォルト・コストに既に含まれているので、ゼロに設定されることが可能である。合計トークン値は、APIプラットフォーム102を介した見積もりシステム(たとえば、図1において示されている見積もりシステム112)との通信を介してリソース・アクセス管理プロセス中に動的に更新されることが可能である。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のユーザ・デバイス116に関連付けられているユーザが、コンピューティング・リソース・セットのうちの1つを選択した後に、ユーザは、コンピューティング・リソース・セットのうちの選択された1つをカスタマイズすることが可能であり得る。いくつかの実施形態においては、最大合計トークン値が、コンピューティング・リソースの選択に先立って決定されることが可能であり、特定のリソース・アクセス管理プロセスのために割り当てられることが可能である。オペレーション中に、ユーザは、合計で最大合計トークン値以下であるコンピューティング・リソースおよび/またはカスタマイゼーションを選択することが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザは、追加のコストと引き換えに最大合計トークン値に対して追加を行うことを選択することが可能である。いくつかの実施形態においては、合計トークン値は、構成コンピューティング・リソースどうしのトークン値の合計未満であることが可能である(たとえば、バンドル割引)。いくつかの実施形態においては、ユーザは、コンピューティング・リソースおよび/またはカスタマイゼーションを選択することによって始めることが可能であり、選択後に合計トークン値を通知されることが可能である。
【0101】
いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースに関連付けられているユーザ選択に基づいて、ユーザ・デバイス116は、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているリソース・アクセス要求を705でAPIプラットフォームへ送信することが可能であり、APIプラットフォームは次いで、そのリソース・アクセス要求を動的リソース組み立てシステム706へ送信することが可能である。リソース・アクセス要求は、選択されたコンピューティング・リソース・セット、アカウント・データ(たとえば、既知の顧客か新たなユーザかなどをシステムが識別することを可能にする)、デバイス・タイプ(たとえば、1つまたは複数のユーザ・デバイス114がどのタイプのコンピューティング・デバイスであるか)、および/または顧客チャネルの表示などのデータを含むリソース・アクセス要求データ構造を含むことが可能である。この点については、動的リソース組み立てシステム104は、選択されたコンピューティング・リソース・セットにアカウントを関連付けるように、ならびに選択されたリソース・セットの複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれとアカウントとに関連付けられているアクセス特権データを格納して、ユーザ・アカウントの登録を記録するように構成されることが可能である。
【0102】
リソース・アクセス要求データ構造に基づいて、APIプラットフォーム102は、複数の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている複数の識別子を707で動的リソース組み立てシステム104から取り出すことが可能である。いくつかの実施形態においては、それぞれの識別子は、選択されたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数を識別するように構成されることが可能であるか、または複数の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数に関連付けられている関係しているコンピューティング・システム(たとえば、それぞれのコンピューティング・リソースに関連付けられている1つまたは複数のバックエンド・サーバ)を識別することが可能である。いくつかの実施形態においては、複数の識別子を受信すると、APIプラットフォーム102は、708でアクセス特権データの少なくとも一部分を複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれ、またはそれらの構成コンピューティング・リソースを定義している関係しているコンピューティング・システムへ送信するように構成されることが可能である。アクセス特権データは、選択されたコンピューティング・リソース・セットのそれぞれの部分へのアクセスをアクティブ化して、独立した構成コンピューティング・リソースどうしへのアクセスを可能にすることの総和を介してコンピューティング・リソース・セット全体へのアクセスを集合的に可能にすることを、複数の構成コンピューティング・リソースのそれぞれ、またはそれらの構成コンピューティング・リソースを定義している関係しているコンピューティング・システムに行わせるように構成されることが可能である。そのようなものとして、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられているそれぞれの構成コンピューティング・リソースは、ユーザによる使用のために有効にされることが可能である。加えて、APIプラットフォーム102は、1つまたは複数のユーザ・デバイス116のユーザ・インターフェース上で709でレンダリング可能な確認アセット(たとえば、図8Cにおいて示されているレンダリングされた確認アセット816)のレンダリングを引き起こすように構成されることが可能である。
【0103】
いくつかの実施形態においては、それぞれのバックエンド・システム(たとえば、コンピューティング・リソース106、120)は、それぞれのリソースに関連付けられているさまざまな機能をサポートする自分自身のAPIを有することが可能である。これらのAPIは、リソース・アクセス管理を含む機能を容易にするために内部呼び出し(たとえば、図4において示されている内部呼び出し403)によって呼び出されることが可能である。いくつかの実施形態においては、APIプラットフォームおよび/またはさまざまなその他の外部および内部APIは、ユーザ識別情報(たとえば、名前および/またはEメール)を必要とすることが可能である。いくつかの実施形態においては、APIは、ユーザ・デバイス識別情報(たとえば、型式、モデル、および/またはシリアル番号)を必要とすることが可能である。いくつかの実施形態においては、さまざまなバックエンド・システム(たとえば、構成コンピューティング・リソース)は、互いと直接通信することが可能であるか、またはプロバイダ・システム100を介して互いと通信することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100は、ストレージおよび/または分析のために、特定のユーザおよび/または特定のコンピューティング・リソースに関連付けられている周期的なまたは継続的なデータを収集することが可能である。
【0104】
いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100および構成コンピューティング・リソース106、120はそれぞれ、コンピューティング・リソース・セットおよびそれぞれの構成コンピューティング・リソースに関連付けられている関係しているアクセス特権データを格納することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100は、バックエンド・システム(たとえば、さまざまなコンピューティング・リソース)に対して検証要求およびアクセス特権データ更新を送信および受信するための記録システムとしての役割を果たすことが可能である。
【0105】
上で論じられているように、いくつかの実施形態においては、1人または複数のその他のユーザまたはその他のエンティティーが、コンピューティング・リソース・セットに関する生成および/またはリソース・アクセス要求プロセスを容易にすることが可能である。非限定的な例として、プロバイダ・デバイス124を使用する顧客サービス担当者、業者ユーザ・デバイス116Cを使用する業者などが、エンド・ユーザと調整して、1つまたは複数の選択されたコンピューティング・リソース・セットへの登録を容易にすることが可能である。システム100へのネットワーク・アクセスおよびクレデンシャルを有する任意のデバイスまたは類似のコンピューティング・デバイスが、コンピューティング・リソース・セットへのリソース・アクセスを生成および/または管理するために使用されることが可能である。
【0106】
図9を参照すると、リソース・アクセス管理を容易にするように構成されているリソース・アクセス要求を生成するための例示的なプロセスが、ユーザ・デバイスの観点から示されている。当技術分野における普通のスキルを有する者なら、本開示に照らせば、ユーザ・デバイスと通信するシステムが、図7に関して示されているものと同様に、示されているものに対する相互の機能を同様に有することが可能であるということを理解するであろう。
【0107】
工程902において、ユーザ・デバイスは、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている要求を送信することが可能である。その要求は、システムによって受信されること、および1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに登録するためにリソース・アクセス管理プロセスを開始したいという要求として解釈されることが可能である。工程904において、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェース(たとえば、図8Bにおいて示されている登録インターフェース804など)がユーザ・デバイス上に提示されることが可能である。コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースは、コンピューティング・リソース・セットのうちの1つまたは複数に関連付けられているレンダリングされたアセットを表示して、ユーザ選択を可能にすることができる。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のカスタマイゼーションまたはオプション・コンピューティング・リソース・セットがユーザに対して視覚的にプレビューされて、コンピューティング・リソース・セットにとって利用可能な潜在的な修正を示すことが可能である。このインターフェースは、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関する選択およびリソース・アクセス管理を容易にすることが可能である。図9において示されているように、ユーザは、はじめに906でコンピューティング・リソース・セットを選択することが可能であるか、または920で複数の個々の構成コンピューティング・リソースを選択することが可能である。906でコンピューティング・リソース・セットに関連して選択表示が行われる場合においては、ユーザ・デバイスは、908~916でコンピューティング・リソース・セットをユーザの好みに合わせてカスタマイズするためのさらなるオプションをユーザに提示することが可能であるか、またはコンピューティング・リソース・セットがカスタマイズ可能ではない場合においては、918でシステムへリソース・アクセス要求を送信することが可能である。
【0108】
コンピューティング・リソース・セットがカスタマイズ可能である場合においては、ユーザ・デバイスは、908でインターフェースを介して1つまたは複数のオプション・コンピューティング・リソースのメニューを提示することが可能である。いくつかの場合においては、選択されたコンピューティング・リソース・セットは、コンピューティング・リソース・セット内に留まらなければならない特定の「コア」コンピューティング・リソースを含む場合があり、その一方でその他の「オプション」コンピューティング・リソースは、付加、除去、または置換されることが可能である。ユーザ・デバイスは次いで、コンピューティング・リソース・セットに含まれることになる1つまたは複数のオプション・コンピューティング・リソースの選択を910で受け取ることが可能である。少なくともカスタマイゼーション・プロセスの一部分中に、インターフェースは、トークン・データ構造を表すトークン割り当てをユーザに対して912で表示することが可能である。トークン割り当ては、あらゆるトークン上限または定数を満たすことを容易にするために、および最終的なコンピューティング・リソース・セットを構築する際に合計トークン値がモニタされることを可能にするために、コンピューティング・リソースの相対的なリソース要件を視覚化することが可能である。
【0109】
いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットの個々の構成コンピューティング・リソースのうちの1つまたは複数は、オプションであるかまたはコアであるかにかかわらず、サービス・レベル、コンピューティング・リソースの1つまたは複数のプレミアム・ソフトウェア特徴等などのカスタマイゼーション・オプションを備えることが可能である。そのような実施形態においては、ユーザは、914で個々のカスタマイゼーションの選択を促されることが可能であり、その選択を示すことが可能である。いくつかの場合においては、トークン割り当ては、その選択に基づいて更新されることが可能である。
【0110】
いくつかの実施形態においては、1つまたは複数の販売促進(たとえば、初期割引期間、補完的な構成コンピューティング・リソース)、割引、特典、控除額、請求限度額等など、コンピューティング・リソース・セット全体にわたる1つまたは複数のカスタマイゼーションがユーザへ提示されることが可能である。そのような実施形態においては、ユーザは、916でセット全体にわたるカスタマイゼーションの選択を促されることが可能であり、その選択を示すことが可能である。いくつかの場合においては、トークン割り当ては、その選択に基づいて更新されることが可能である。完了してカスタマイズされると、完全にカスタマイズされたコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている最終的なリソース・アクセス要求が、918で登録を容易にするためにシステムへ送信されることが可能である。いくつかの実施形態においては、この送信は、ユーザが各選択を行う際の最終的なコンピューティング・リソース・セットの各部分の増分送信を含むことが可能であるか、またはすべての関係しているリソース・アクセス要求データを伴う単一の送信を含むことが可能である。
【0111】
いくつかの実施形態においては、1つもしくは複数のコンピューティング・リソース・セット、コンピューティング・リソース・セットを構成する1つもしくは複数の構成コンピューティング・リソース、1つもしくは複数の個々のカスタマイゼーション、および/または、セット全体にわたる1つもしくは複数のカスタマイゼーションを推奨するために、トレーニングされた機械学習モデルが使用されることが可能である。いくつかの実施形態においては、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを、たとえば、一般には一緒に使用されるコンピューティング・リソースどうしの比較、または特定のチャネル、カテゴリー、アカウント、もしくはその他の人口統計との比較に基づいて組み立てるために、トレーニングされた機械学習モデルが使用されることが可能である。機械学習モデルは、1つまたは複数の以前のコンピューティング・リソース・セットおよび/またはユーザ・アカウント・データに基づいて教師あり学習または教師なし学習を使用してトレーニングされることが可能である。いくつかの実施形態においては、システムは、複数のユーザ・アカウントおよび/または複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているデータを集約して、ユーザのための推奨を決定するように構成されることが可能である。たとえば、1つの推奨は、「最も人気のある」コンピューティング・リソース・セットであることが可能であり、これは、絶対的であること、またはユーザに関連付けられている人口統計データに基づいて決定されることが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザのための推奨を生成することを含むさまざまな機能のために、1つまたは複数のその他のコンピュータ実行モデルが利用されることが可能である。
【0112】
例として、コンピューティング・リソース使用情報を含む個々の集約されたユーザ履歴データが編集されて、機械学習モデルを用いたトレーニングおよび/または実施のために使用されることが可能である。いくつかの実施形態においては、利用エクスペリエンスに基づいて、プロバイダ・システムは、ユーザのその他の使用パターンに対応するコンピューティング・リソースまたはその特徴を計算することが可能であり、機械学習モデルは、特定のユーザへ推奨するための可能性の高いコンピューティング・リソースを決定することが可能である。たとえば、VPN関連のコンピューティング・リソースを選択している人は、アンチウイルスにも関心がある可能性がある。いくつかの実施形態においては、特定のユーザに関連付けられている人口統計データが機械学習モデルに適用されることが可能である。人口統計データは、ユーザのサブセットのための推奨を識別するために領域および/または流通チャネルごとに一般化されることが可能である。機械学習モデルによって生成される推奨は、コンピューティング・リソースおよび/またはコンピューティング・リソース・セットの特定の特徴または特徴どうしの組合せに関連する場合がある。1つまたは複数のグラフィカル・ユーザ・インターフェースが、推奨に関連付けられているレンダリング可能なデータ・オブジェクトをユーザへ提示することが可能である。
【0113】
いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システムは、1人または複数のユーザに関連付けられている1つまたは複数のユーザ・プロフィールを保持することが可能である。ユーザ・プロフィールは、前述のユーザ履歴データおよび人口統計データを含むがそれらに限定されないデータを含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザ履歴データは、ユーザに関連付けられているコンピューティング・リソース・セットおよびコンピューティング・リソース情報を含む使用情報を備えることが可能である。追加として、または代替として、ユーザ履歴データは、関心および満足度を決定するために、1つまたは複数のコンピューティング・リソースおよび/またはクライアントに関連付けられているユーザ・アクティビティーおよび対話レベル(たとえば、モバイル・アプリとの対話の頻度)を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザ履歴データは、ユーザのためのデバイス情報を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザ・プロフィールは、リソース・アクセス管理プロセス中などに、ユーザによって少なくとも部分的に入力されることが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザ・プロフィールは、1つまたは複数のクライアント・デバイスおよび/またはコンピューティング・リソースとのユーザ対話に基づいて少なくとも部分的に生成および格納されることが可能である。プロバイダ・システム100は、複数のユーザ・プロフィールに関連付けられているデータを集約および比較するように構成されることが可能である。同様の状況にあるユーザ(たとえば、同様の人口統計データおよび/またはユーザ履歴データを有するユーザ)の以前の選択に基づいて、プロバイダ・システムは、同様の状況にあるユーザのユーザ履歴データに基づく1つまたは複数のコンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セット、および/またはそれらの部分もしくはカスタマイゼーションの推奨を提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、本開示による機械学習モデルが使用されて、推奨を生成することが可能である。いくつかの実施形態においては、推奨なしでユーザのユーザ履歴データおよび人口統計データをサンプリングすることによって、初期トレーニング・セットが生成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、推奨は、ユーザ履歴データおよび/または人口統計データによりよく一致するように計算されている新たなまたは修正されたコンピューティング・リソース・セット、コンピューティング・リソース、および/またはそれらのカスタマイゼーションもしくは部分を含むことが可能である。いくつかの実施形態においては、たとえば、第1のデバイスのためにコンピューティング・リソースを使用した後に、プロバイダ・システムは、コンピューティング・リソースを1つまたは複数のその他のデバイスへ付加するための提案を提示するためのレンダリング可能なデータ・オブジェクトを生成することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダは、ユーザ・プロフィールへの1つまたは複数のデバイスの付加を検知すること、およびその新たなデバイスに関連付けられている1つまたは複数のコンピューティング・リソースを推奨することが可能である。たとえば、プロバイダ・システムは、既存のユーザ・プロフィールから1つまたは複数のコンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セット、および/またはそれらの部分もしくはカスタマイゼーションを除去するための、ならびに新たなデバイスのための1つまたは複数のその他のコンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セット、および/またはそれらの部分もしくはカスタマイゼーションを付加するための交換提言を提示するように構成されているレンダリング可能なデータ・オブジェクトを生成することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100は、新たなデバイスの付加に先立って、ユーザ・プロフィールおよび/またはコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている既存の合計トークン・データ値またはしきい値合計トークン・データ値を保持することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100は、増大されるコストと引き換えに合計トークン・データ値またはしきい値合計トークン・データ値を増大することが可能である。いくつかの実施形態においては、プロバイダ・システム100は、トークン値と使用との比較に基づいて、不適切なまたは非効果的なコンピューティング・リソースをユーザが有しているということを検知することと、コンピューティング・リソース、コンピューティング・リソース・セット、および/またはそれらの部分もしくはカスタマイゼーションに対する修正を提言する1つまたは複数のレンダリング可能なデータ・オブジェクトを生成することとが可能である。
【0114】
図10Aを参照すると、本明細書において論じられているさまざまな実施形態によるコンピューティング・リソース・セット構成(たとえば、プロバイダ・エンティティーによる)を容易にするための例示的なユーザ・インターフェースが示されている。示されている実施形態においては、複数のコンピューティング・リソース・セットが、1002、1004で示されている。このインターフェースはさらに、コンピューティング・リソース・セットに関連付けられている1つまたは複数のオプションおよび/またはカスタマイゼーションをユーザがプレビューおよび/または選択することを可能にするように構成されている1つまたは複数のカスタマイゼーション・メニュー1006、1008、1016、1018を含むことが可能である。たとえば、コンピューティング・リソース・セット1004のいくつかの実施形態は、事前構成されることが可能であり、それによって、さらなるカスタマイゼーションは必要とされず、その一方で、その他のコンピューティング・リソース・セット1002は、カスタマイズ可能であり得る。カスタマイズ可能なコンピューティング・リソース・セット1002に関しては、デフォルト・オプション1010、ロックされた(たとえば、利用不可能な)オプション1012、および選択可能なオプション1014を示している「カスタマイズ」ボタンの選択に先立って、プレビュー・メニューが1006、1008で示されることが可能である。カスタマイズ可能なコンピューティング・リソース・セット1002が選択されると、トークン割り当てがメニューの最上部に示されて、登録を可能にすることができる(たとえば、示されている例においては、100クレジット・ポイントという「最大値」内で)。示されている最も左の列1016は、現在コンピューティング・リソース・セットの一部ではない利用可能なコンピューティング・リソース(たとえば、カバレッジ)のリスト1020を、利用可能な合計トークン割り当てとともに示しており、示されている最も右の列1018は、選択されているコンピューティング・リソース・セットの一部を形成している現在選択されているコンピューティング・リソース(コア1024およびオプション1026の両方)のリスト1022を示している。いくつかの実施形態においては、ユーザは、あらゆるさらなるカスタマイゼーションを選択して、または選択せずに、コンピューティング・リソース・セットを最終確定する前に、左の列から右の列へコンピューティング・リソースを付加すること、または右の列から左の列へ少なくともオプション・カバレッジを除去することが可能である。最大トークン値(たとえば、トークン上限)を伴う実施形態においては、インターフェースは、コンピューティング・リソース・セットが最大トークン値を超える原因となるコンピューティング・リソースを付加することを禁止することが可能である。示されている実施形態においては、それぞれのコンピューティング・リソースは、その個々のトークン値を括弧内に挙げている。
【0115】
図10Bを参照すると、リソース・アクセス管理(たとえば、エンド・ユーザによる登録)を容易にするための例示的なユーザ・インターフェース1028が示されている。示されているインターフェースは、3つのコンピューティング・リソース・セット1030を、個別にまたは集合的に登録されることが可能であるそれらの関連付けられているトークン値とともに含む。それぞれのコンピューティング・リソース・セット1030に関連付けられているそれぞれのレンダリングされたアセットは、それぞれのコンピューティング・リソース・セットに関するさらなる詳細を提供するドロップダウン・メニュー1032を含むことが可能である。たとえば、最も下のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているレンダリングされたアセットは、コア・コンピューティング・リソース1034のリストと、ユーザによって置換または除去されることが可能であるデフォルト・オプション・コンピューティング・リソース1036のリストとを含む。
【0116】
図10Cは、リソース・アクセス管理(たとえば、エンド・ユーザによる登録)のための例示的なモバイル・デバイス・インターフェース1038を示している。示されているインターフェースは、コンピューティング・リソース・セットへの包含を示すためにラジオ・ボタンが選択されている状態の複数のコンピューティング・リソース1040と、コンピューティング・リソース・セットからの除外を示すためにラジオ・ボタンが選択解除されている状態の1つのコンピューティング・リソース1042とを有する。インターフェース1038はさらに、それぞれのコンピューティング・リソースに関連付けられているトークン・データ構造の表示1044と、登録のための残っている合計トークン値の表示1046(たとえば、示されている実施形態においては、0クレジットが残っている)とを表示している。その上、インターフェース1038は、システムへの最終的なリソース・アクセス要求の送信を引き起こすように構成されている「特典を有効にする」ボタン1046を含む。
【0117】
図10D図10Fは、リソース・アクセス要求管理(たとえば、エンド・ユーザによる登録)に関連付けられているインターフェース1048、1052、1054を示している。示されているインターフェース1048、1052、1054は、業者チャネルの一部として業者によって管理されているように見えるようにAPIプラットフォームおよびシステムによって「スキニング」されている。図10Dを参照すると、コンピューティング・リソース・セット1050のリストが示されており、それらのそれぞれは、同様の目的または機能に焦点を合わせているコンピューティング・リソースでカテゴリー別に編成されている(たとえば、「ガジェット保険」、「モバイル保険」、「旅行保険」、「サイバー・セキュリティー・リスク」、「動物の世話」、および「車両の保護」のための個別のコンピューティング・リソース・セット)。識別されたコンピューティング・リソース・セット内のコンピューティング・リソースのうちのそれぞれは、この同様の目的または機能に関連していることが可能である。非限定的な例として、「サイバー・セキュリティー・リスク」コンピューティング・リソース・セットは、パッケージとしてユーザが登録するために一緒にバンドルされているVPNサービス、エイリアシング・ソフトウェア、およびウイルス除去ツールに対応するコンピューティング・リソースを含むことが可能である。この様式においては、エンド・ユーザは、所望の保護のカテゴリーに応じて複数のコンピューティング・リソース・セットに登録することが可能である。図10Eは、選択されているコンピューティング・リソース・セットのうちの1つの詳細ビュー・インターフェース1052を示しており、「事故損害」、「機械的なおよび電気的な故障」、ならびに「機能部品および労力」に対応する構成コンピューティング・リソースを伴う「ガジェット保険」コンピューティング・リソース・セットを示している。図10Fは、アカウントに関連付けられているコンピューティング・リソース1064のリストを有する詳細ビュー・インターフェース1054を示している。詳細ビュー・インターフェース1054は、ユーザ・アカウントを管理する1066(たとえば、特定のコンピューティング・リソースまたはコンピューティング・リソース・セットを削除または修正する)ためのオプションを含む。詳細ビュー・インターフェース1054はまた、「請求を提出する」1068(たとえば、特定のコンピューティング・リソースに対するアクセスまたは使用を行う)ためのオプションを含む。ボタン1068は、コンピューティング・リソースを利用するために、個々の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている新たなウェブページまたは新たなポータルへ接続することが可能である。この様式においては、インターフェースおよび集中化されたシステムは、コンピューティング・リソースのうちのすべてに関する編成および管理を提供し、その一方で必要に応じて個々のコンピューティング・リソースとのAPIインターフェースを容易にすることが可能である。APIプラットフォーム・ソフトウェアは、この相互運用性を容易にするために、さまざまなコンピューティング・リソースのAPIに関連付けられているAPI呼び出しを含むことが可能である。
【0118】
図10G図10Hは、集中化された消費者直結管理システムのためのインターフェース1056、1062を示している。図10Gの示されているインターフェース1056は、デバイス管理1058および技術サービス1060に関するサブメニューを含む。示されているように、複数のデバイスが、単一の「ファミリー」アカウントによってサポートされることが可能である。
【0119】
図11を参照すると、本開示のさまざまな実施形態による、データ収集およびインターフェース更新のための例示的なプロセスが示されている。工程1102において、システムは、本明細書におけるさまざまなその他の実施形態と同様に、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットに関連付けられている要求を受信する。ユーザ・デバイスは次いで、リソース・アクセス管理のためのコンピューティング・リソース・セット登録インターフェースを1104でレンダリングすることが可能である。本明細書において開示されているさまざまな実施形態に関連して、システムは、ユーザ・アカウントに関連付けられているデータなど、リソース・アクセス要求を処理するためのデータを必要とする場合がある。そうする際に、システムは、さまざまなコンピューティング・リソース・セットおよび/または構成コンピューティング・リソースに関して必要とされるさまざまなデータ・レベルを有する場合がある。いくつかの実施形態においては、特定のコンピューティング・リソース・セット内の複数のコンピューティング・リソース・セットおよび複数のカスタマイゼーション(オプション・コンピューティング・リソースを含む)の可用性に起因して、システムは、最終的なリソース・アクセス要求の前にどのデータが必要とされているかを正確に知らない場合がある。
【0120】
図11において示されているように、いくつかの実施形態においては、システムは、いくつかの実施形態においては、1108でオプションとカスタマイゼーションとを含む残りの決定ポイントに基づいて可能な最大データ・セットを決定することが可能である。そのような実施形態においては、システムは、ユーザにとって依然として利用可能なすべてのオプションおよびカスタマイゼーションのために必要とされるデータを分析することが可能であり、たとえ1つまたは複数のオプションまたはカスタマイゼーションが後に選択されず、収集されたデータが、必要とされているものを最終的に超えたとしても、潜在的に必要なデータのうちのすべてを前もって要求する場合がある。そのような実施形態においては、最大データ・セットは、ユーザ・デバイス上に表示されているインターフェースにおける入力を介してユーザから1110で要求されることが可能である。
【0121】
いくつかの実施形態においては、システムは、1112で、その時点で存在しているコンピューティング・リソースおよびコンピューティング・リソース・セットのカスタマイゼーションに基づいて必要とされている現在のデータ・セットを決定することが可能であり、システムは、1114で現在のデータ・セットのみをユーザに要求することが可能である。1116で、リソース・アクセス管理のために必要とされるデータを変更するその後の選択表示がユーザから受け取られた場合には、システムは、1118で、現在のデータ・セットと、その時点での新たな選択表示に関し必要とされるデータとの間における差によって表されるさらなるデータを要求することが可能である。
【0122】
さらにいくつかのその他の実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットを最終確定する前にユーザに対してデータが要求されないこと、または最小量のデータのみが要求されることが可能であり、コンピューティング・リソース・セットが組み立てられて最終確定された後にユーザに対してデータを要求するさらなる工程が使用されることが可能である。
【0123】
リソース・アクセス管理プロセスに続いて、ユーザがコンピューティング・リソース・セットに登録されている場合においては、そのユーザは、コンピューティング・リソース・レベルで確立されたルールに従って構成コンピューティング・リソースと対話することが可能である。たとえば、サードパーティ・コンピューティング・リソース120は、オンボーディング命令を送信することが可能であり、ユーザは、サードパーティ・コンピューティング・リソースとの直接の対話を通じてサードパーティ・コンピューティング・リソースを利用することが可能である。そのような実施形態においては、プロバイダ・システム100は、アクセス特権データに関する真の中央情報源のままであることが可能であり、それによってサードパーティ・コンピューティング・リソースは、ユーザの対応するアクセス特権データをプロバイダ・システム100が示している間にユーザへリソースを提供し続けることが可能である。別の例として、コンピューティング・リソースは、そのリソースのいくつかのまたはすべての利用に関してプロバイダ・システム100を介してユーザと通信することが可能である。
【0124】
1つのコンピューティング・リソース・セットに複数のコンピューティング・リソースがあるケースにおいては、プロバイダ・システムは、フィルタリングを行う統一されたエントリー・ポイントを提供することが可能であり、そのエントリー・ポイントは、APIプラットフォーム102を介して個々のバックエンド内部およびサードパーティ・システムとのインターフェースを取ることが可能である。プロバイダ・システム100は、すべてのユーザまたは大部分のユーザに対して統一されたエクスペリエンスを提供するために、ユーザのニーズに関連付けられているワークフロー・パス(たとえば、自動車請求/モバイル請求/レンタル請求)へユーザを導くことが可能である。
【0125】
ここまではリソース・アクセス管理のいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従って、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを適応更新するオペレーションが記述されることになる。
【0126】
コンピューティング・リソース・セットの適応更新
いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットは、適応的に更新されることが可能である。適応更新は、プロバイダ・エンティティー(たとえば、開発者)によってシステム・レベルで、開発者によって個々のコンピューティング・リソース・レベルで、エンド・ユーザが登録を調整することによって、および/または何らかのその他のメカニズムを介してなど、いくつかの異なる手段を通じて生じることが可能である。たとえば、コンピューティング・リソース・セットの一部を形成している1つもしくは複数の構成コンピューティング・リソースが、もはやシステム100へと統合されないこと、もしくはシステム100によって提案されないことが可能であり、コンピューティング・リソース・セットのいずれかの部分に割り振られている1つもしくは複数のカスタマイゼーションおよび属性アセットが、最初の登録後に変わることが可能であり、コンピューティング・リソース・セットの一部を形成している構成コンピューティング・リソースのトークン値が変わることが可能であり、ならびに/または何らかのその他の修正が、1つもしくは複数のアカウントが登録されている選択されたコンピューティング・リソース・セットのすべてもしくは一部に対して行われることが可能である。いくつかの場合においては、動的リソース組み立てシステム104は、新たなものを作成し、元のコンピューティング・リソース・セットを新たな登録者へ提案するのを中止することが可能であり、既に登録されているアカウントのために既存の選択されたコンピューティング・リソース・セットを保存することが可能であるか、または既に登録されているアカウントに関して更新プロセスをトリガーすることが可能である。いずれの場合においても、既存の選択されたコンピューティング・リソース・セットは、新たな登録者に対して中止されることが可能であり、既存の登録は、構成コンピューティング・リソースおよび関係しているカスタマイゼーションのタイム・スタンプおよび/または明示的なリストを含むことが可能であり、それによって既存の登録は、新たな登録者への現在提供されているコンピューティング・リソース・セットに対する変更にかかわらずに、登録の時点で凍結されることが可能である。ただし、既存の登録が続くのをその後の変更が禁止する場合は除く(たとえば、基礎をなすコンピューティング・リソースの破壊またはその他の損失によってなどで、既存のユーザにとってさえ、構成コンピューティング・リソースがもはや利用可能ではなくなる場合)。いくつかの実施形態においては、システム100は、更新がコンピューティング・リソース・セットに対して行われてシステム100全体にわたって広められることが可能であるように構成されることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソース・セットを適応的に更新すること(置換することを含む)は、コンピューティング・リソース・セットの変更されていない部分に影響を及ぼさずに、影響されない構成コンピューティング・リソースに関するシームレスな遷移を伴う動的な更新を確実にすることが可能である。同様に、いくつかの実施形態においては、ユーザは、システムによって促されることなく、ユーザ・デバイス上の更新メニューへナビゲートすることによって、自分自身で更新プロセスをトリガーすることが可能である。いずれの場合においても、ユーザは、ユーザが保持したいと望むコンピューティング・リソースに対する影響もしくは変化を最小限に伴って、またはまったく伴わずに、構成コンピューティング・リソースおよび/またはコンピューティング・リソース・セットのうちの1つまたは複数を迅速にかつ直観的に修正することが可能である。
【0127】
ここで図12を参照すると、コンピューティング・リソース・セットの適応更新が示されている。いくつかの実施形態においては、システムへ接続されているオペレータ端末114または別のデバイスのオペレータによって更新が開始されることが可能である。たとえば、オペレータ端末114のオペレータは、1201で更新を開始して、システムにおいて動的リソース組み立てシステム104レベルで特定のコンピューティング・リソース・セットまたはその一部分を修正または中止すること(たとえば、「コア」製品を「オプション」製品へ変更すること)が可能である。いくつかの実施形態においては、それぞれのコンピューティング・リソース・セットは、個別の識別子を介して一意に識別され、既存のコンピューティング・リソース・セットの修正は、前のコンピューティング・リソース・セットを変更することよりもむしろ、修正されたパラメータを用いて新たなコンピューティング・リソース・セットを生成することが可能である。それぞれの場合において、これは、コンピューティング・リソース・セットを「更新すること」とみなされることが可能である。更新されたまたは新たなコンピューティング・リソース・セットは、1202で、動的リソース組み立てシステムに関連付けられているデータベースに格納されることが可能であり、および/またはAPIプラットフォームへ送信されることが可能である。いくつかの実施形態においては、個々の構成コンピューティング・リソースに関連付けられている1つまたは複数のコンピューティング・システムが変更されるにつれてリアル・タイムで更新が生じることが可能である。いくつかの実施形態においては、エンド・ユーザは、動的リソース組み立てシステム104を含むプロバイダ・システム100に関連付けられているさまざまなツールを通じて、カスタマイゼーションを含む自分のコンピューティング・リソース・セットまたはその部分を更新または修正することが可能である。いくつかの実施形態においては、サード・パーティ・ユーザ(たとえば、技術者、開発者、またはその他のエージェント)が、(たとえば、登録の前に1つもしくは複数のテンプレートを修正すること、または後で登録を修正することによって)コンピューティング・リソース・セットをいつでも修正または削除することが可能であり得る。いくつかの実施形態においては、登録に続いて、さまざまなコンピューティング・リソース・セットに関してオプションが有効または無効にされることが可能であり、それによってエンド・ユーザは、プロバイダ・システム100に関連付けられているツールを利用して、新たに有効にされたオプションに基づいて自分のコンピューティング・リソース・セットを閲覧し更新することが可能であり得る。1つまたは複数のオプションおよびツールを提示するために、ならびに利用可能な1つまたは複数の更新およびオプションをユーザが選択することを可能にするために、対応するレンダリング可能なデータ・オブジェクトが生成されてユーザへ提示されることが可能である。
【0128】
別の例として、構成コンピューティング・リソース106のうちの1つまたは複数が1203で更新されることが可能であり、それによってそれらのコンピューティング・リソースは修正されるか、またはコンピューティング・リソース・セットの一部として提案されることがもはや可能ではなくなる。構成コンピューティング・リソース106のうちの1つまたは複数に対する更新は、それぞれのコンピューティング・リソース1204の開発者によって実行されることが可能であり、システム100の残りから独立して行われることが可能である。たとえば、それぞれのコンピューティング・リソースは、個別のサーバ、更新頻度、コード・リポジトリなどを有することが可能であり、互いから、ならびに動的リソース組み立てシステムおよびシステムの残りの部分から独立してそれぞれ更新されることが可能である。工程1205において、コンピューティング・リソースは、更新を動的リソース組み立てシステムへ送信することが可能であるか、または動的リソース組み立てシステムは(直接、もしくはAPIプラットフォームなど、システムの別の部分を介して)、コンピューティング・リソースに関連付けられている新たなパラメータを取り出すことが可能である。たとえば、いくつかの場合においては、オペレータが動的リソース組み立てシステムへアクセスすると、コンピューティング・リソースのうちの1つもしくは複数に対する更新を取り出すことを動的リソース組み立てシステムに行わせることが可能であるか、またはシステムとの間でコンピューティング・リソースを付加もしくは除去することが可能である。いくつかの場合においては、動的リソース組み立てシステムは、コンピューティング・リソースの現在の実施態様を周期的に、またはユーザがコンピューティング・リソース・セットにおいて作成もしくは登録を行いたいと望むそれぞれの場合において取り出すことが可能である。さらにいくつかのその他の場合においては、個々のコンピューティング・リソースは、それらのコンピューティング・リソースに対するあらゆる修正に続いて、動的リソース・アクセス・システムへ更新を送信することが可能である。工程1206において、動的リソース組み立てシステムは、更新されたコンピューティング・リソースに基づいて更新を行うことが可能であり、それによって、新たなアカウントまたは新たな登録を伴ういずれのその後のリソース・アクセス管理プロセスも、更新されたコンピューティング・リソースおよび/または更新されたコンピューティング・リソース・セットを使用することになる。
【0129】
工程1202および1206におけるいずれかのタイプの更新に続いて、システムは、1207で、既存の登録の一部としてアカウントに関連付けられているいずれかの既存の選択されたコンピューティング・リソース・セットが更新を必要とするかどうかを決定することが可能である。上述されているように、それぞれの場合において更新が必要とされるとは限らないことがあり、システムは、登録の時点で凍結されている修正または中止された旧来のコンピューティング・リソース・セットを引き続きサポートすることが可能である。システムが旧来の登録をサポートすることがもはや可能ではなくなった場合には、新たなリソース・アクセス要求プロセスが開始されることが可能である。そうである場合には、新たなリソース・アクセス要求プロセスが1208で開始されることが可能であり、これは、図7を参照してなど、上で記述されているプロセスと実質的に同様であることが可能であり、コンピューティング・リソース・セット登録インターフェースが1209でユーザへ提示されることが可能であり、更新された選択されたコンピューティング・リソース・セットの選択が1210で受け取られることが可能である。いくつかの場合においては、新たなリソース・アクセス要求プロセスは、元の登録とは異なるコンピューティング・リソースおよび/またはその他の特徴のみに限定されることが可能である。いくつかの場合においては、まったく新たなリソース・アクセス要求プロセスが開始することが可能であり、いずれかの現在利用可能なコンピューティング・リソース・セットをユーザが選択することを可能にすることができる。いくつかの場合においては、コンピューティング・リソース・セットの修正されたコンピューティング・リソースまたはその他の特徴は、さらなるアクションがユーザによって必要とされることなく、自動的に旧来の登録から更新および/または除去されることが可能である。いくつかの実施形態においては、ユーザおよび/またはプロバイダは、どのプロセスを使用するかの選択を与えられることが可能である。
【0130】
いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステムであることが可能であるオンボーディング・データ構造を介して、まったく新たなコンピューティング・リソースがシステムへ付加されることが可能である。いくつかの実施形態においては、動的リソース組み立てシステムは、新たなコンピューティング・リソースを、その他の既存のコンピューティング・リソースに対するその関係に基づいて分類することが可能であるか、またはプロバイダ・エンティティーがそのように分類を行うことを可能にすることができる。
【0131】
ここまでは、1つまたは複数のコンピューティング・リソース・セットを適応更新することのいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従ってシステム・メッセージング能力が記述されることになる。
【0132】
システム・メッセージング能力
記述されているシステムを介した、本明細書において記述されているさまざまな独立したコンピューティング・リソースの統合および調整、ならびにコンピューティング・リソース・セットの生成は、さらなる計算効率をさらに容易にすることが可能である。いくつかの実施形態においては、システムは、複数のチャネル、ネットワーク、デバイス・タイプ、コンピューティング・リソース・セット、およびその他の基準にわたってユーザ・デバイスのサブセットへ的を絞り込むように構成されることが可能であり、それに伴ってメッセージング能力は、システム上の処理および送信負荷が低減されることを容易にする一方でユーザ・エクスペリエンスを改善するように構成されることが可能である。
【0133】
図13を参照すると、調整された電子メッセージング・システムを容易にするためのプロセスの実施形態が示され、記述されている。メッセージング・プロセスは、本明細書において言及されているプロセスのうちのいずれかに関連して(たとえば、上述されている更新プロセスに関連して)など、1つまたは複数のユーザ・デバイスへ送信されなければならないメッセージを識別することによって始まることが可能である。メッセージング・プロセスは次いで、メッセージが導かれることになる先の少なくとも1つの共通属性アセットを識別することを含むことが可能である。共通属性アセットは、メッセージの性質によって決定されることが可能である。たとえば、特定の構成コンピューティング・リソースが更新または除去された場合には、共通属性アセットは、その更新に対応する構成コンピューティング・リソースまたは構成コンピューティング・リソースのサブセットであることが可能である。別の例として、チャネルまたはユーザ・アカウントのその他のサブセットに対してシステムで1つまたは複数の変更が行われた場合には、共通属性アセットは、識別されたチャネルまたはユーザ・アカウントに対応するユーザ・アカウント・データおよび/またはコンピューティング・リソース・セット・データであることが可能である。この様式においては、共通属性アセットは、メッセージが配信されなければならない先のユーザ・デバイスどうしの間における最小公分母を表す。本明細書において論じられているさまざまな実施形態と同様に、ユーザ・デバイスは、モバイル電話、端末、パーソナル・コンピュータ、または業者デバイスを含むがそれらに限定されない、システムと対話することが可能な任意のデバイスであることが可能である。
【0134】
工程1302および1304において、システムは、上で言及されているプロセスに従って識別された少なくとも1つの共通属性アセットに関して複数のユーザ・アカウントおよび/または複数の独立したコンピューティング・リソースに関連付けられているアクセス特権データを検索することが可能である。工程1306において、システムは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数のユーザ・アカウントのうちのユーザ・アカウントのグループを識別することが可能である。工程1308において、プロセスは、ユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントに関連付けられている少なくとも1つの通信モードを識別することを含むことが可能であり、その通信モードは、システムが(たとえば、APIプラットフォーム102を介して)さまざまなユーザ・アカウントと通信する際の通信モードであることが可能である。工程1310において、示されているプロセスは、少なくとも1つの共通属性アセットに基づいてそれぞれのユーザ・アカウントへの少なくとも1つの電子メッセージを生成することを含む。工程1312において、プロセスは、少なくとも1つの通信モードを介してユーザ・アカウントの第1のグループのそれぞれのユーザ・アカウントへ少なくとも1つの電子メッセージを送信することを含む。
【0135】
それゆえに、調整された電子メッセージング・システムは、共通属性アセットに対応するユーザ・アカウントとの通信を、それらのユーザ・アカウントが、その他の形で別々のチャネルの一部であるか、または別々のコンピューティング・リソース・セットに登録されている場合においてさえ、容易にすることが可能である。たとえば、2つの異なるチャネルに関連付けられている2つのアカウントが、共通の独立したコンピューティング・リソースまたは別の共通属性アセットを共有する2つの異なるコンピューティング・リソース・セットにサブスクライブされている場合には、メッセージは、共通属性アセットを共有していない2つの異なるチャネルまたは2つの異なるコンピューティング・リソース・セットに関連付けられているいずれのその他のユーザにも影響を与えることなく、またはメッセージを送ることなく、これらの2つのアカウントを対象とすることが可能である。そのような実施形態においては、それらの2つのユーザ・アカウントは、共通属性アセットが共有されている限り、メッセージを受信する上で同じコンピューティング・リソース・セットに登録されていないことさえ可能である。電子メッセージングのために選択されることが可能である基準のその他の例は、デバイスの型式、デバイス・モデル、ユーザの人口統計情報、国コード、チャネルID、領域、通貨などを含む。
【0136】
いくつかの実施形態においては、メッセージング・システムは、本明細書において記述されている更新プロセスの一部として使用されることが可能であり、それによってメッセージは、少なくとも1つの共通属性アセットを共有する複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに対する更新の表示を備え、ユーザは、更新されたリソース・アクセス要求を送信することなど、メッセージに対して応答することが可能であり、更新されたリソース・アクセス要求は、複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つに関連付けられている。いくつかの場合においては、メッセージは、複数の独立したコンピューティング・リソースのうちの少なくとも1つの中止など、ユーザ・アカウントまたはコンピューティング・リソース・セットに対する修正の通知であることが可能であり、これは、合計トークン値に対する修正(たとえば、中止されたコンピューティング・リソースの値のクレジット)を含むことも可能である。その上、いくつかの実施形態においては、APIおよびメッセージング・システムは、アカウント・オンボーディング、利用規約等など、同じデータを必要とする単一のユーザまたはユーザのグループへメッセージを送信するために使用されることが可能である。
【0137】
ここまでは、システムのメッセージング能力のいくつかの実施形態を全般的に記述してきたが、ここからは、いくつかの例示的な実施形態に従って構成コンピューティング・リソースのいくつかの非限定的な例が記述されることになる。
【0138】
例示的なコンピューティング・リソース
本開示のさまざまな実施形態は、ユーザにとって利用可能なコンピューティング・リソースおよび(組み立てられた場合には)コンピューティング・リソースのセットに関する。本開示は、コンピュータ・ソフトウェア、サービス、製品などを含む多くのコンピューティング・リソースへのアクセスを容易にすることおよび配信することが可能なさまざまな柔軟なモジュール式のシステムを企図している。コンピューティング・リソースは、継続しているサービス(たとえば、SaaSソフトウェア)および/またはユーザによって所有されているもしくは永続的にライセンス供与されているソフトウェアを備えることが可能である。いくつかの実施形態においては、コンピューティング・リソースは、モバイル電話アプリ、デスクトップ・コンピュータ・ソフトウェア、クラウドでホストされているソフトウェア、またはソフトウェアの任意のその他の配信メカニズムを備えることが可能である。さらに、動的リソース組み立てシステムのモジュール性および柔軟性に起因して、システムは、任意の順列のコンピューティング・リソースどうしを組み合わせ、それにトークン値を迅速に割り振り、それぞれのコンピューティング・リソースの利点をユーザへ提供することが可能である。いくつかの実施形態においては、本明細書において論じられているように、サードパーティ・コンピューティング・リソース(たとえば、システムのプロバイダ以外のエンティティーによって提供されることが可能である、図1において示されているコンピューティング・リソース120)は、それらのサードパーティ・コンピューティング・リソースをAPIプラットフォームと統合することによってユーザの登録または認証プロセスに関する変更を伴わずにシステムへとシームレスに統合されることが可能である。
【0139】
単独で、またはコンピューティング・リソース・セットとしてその他のコンピューティング・リソースと組み合わせて使用されることが可能であるコンピューティング・リソースのさまざまな非限定的な例は、次のものを含むことが可能である。コンピューティング・デバイス保護製品およびサービス(たとえば、盗難/紛失、偶発的な損傷、機械的な故障の補償);コンピューティング・デバイスの電子セキュリティー・サービス;電子詐欺防止サービス;パスワード保護サービス;ユーザ・エイリアス・サービス;デジタル・アイデンティティー保護サービス;コンピューティング・デバイスの障害検知;コンピューティング・デバイスの修理;保険(たとえば、レンタル保険、自動車保険、住宅保険、旅行保険など);コンピューティング・デバイスの画面損傷での交換;クレジット保護およびモニタリング・サービス;コンピューティング・デバイス診断製品およびサービス;技術サポートおよびリモート・アシスタンス・サービス(たとえば、電話および/もしくは電子インターフェースを介した);Pocket Geek(商標)アプリ・サービス;モバイル用のアンチウイルス;デスクトップ用のアンチウイルス;クラウド・ストレージおよびバックアップ;VPNサービスおよびソフトウェア;自動車製品およびサービス;キー・フォブの交換ポリシー;へこみおよびくぼみの修理;リースの損耗;タイヤおよびホイールの損傷;外観保護;フロントガラスの欠けおよびひび割れ;さらなる生活費保護;旅行保険;ペット保険;眼鏡保護;設置およびセットアップ・サービス;コンピュータのチューンアップ・サービス;データ転送サービス;ウイルス除去サービス;修理のための業者もしくはその他のサードパーティの実店舗へのアクセス;データ・バックアップ(たとえば、50ギガバイト、1テラバイトなど);設置サービス(たとえば、ホーム・テック用の家庭での設置);電話、アプリ、および/もしくはチャットでの技術サポート;対面での技術サポート;割引修理;ならびに/または、ユーザおよび/もしくはユーザ・デバイスへ提供されることが可能な任意のその他のソフトウェアおよび/もしくはハードウェア・ベースのプログラム、アプリケーション、プラットフォーム、もしくはサービス。
【0140】
結び
本明細書において示されている本開示についての多くの修正およびその他の実施形態は、前述の説明および関連付けられている図面において提示されている教示の利益を有する、これらの開示が関連している技術分野におけるスキルを有する者になら想起されるであろう。そのため、本開示は、開示されている特定の実施形態に限定されるべきではないということ、ならびに修正およびその他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範疇内に含まれることを意図されているということを理解されたい。本明細書においては特定の用語が採用されているが、それらの用語は、説明の意味で使用されており、限定の目的のために使用されているものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6A
図6B
図6C
図7
図8A
図8B
図8C
図9
図10A
図10B
図10C
図10D
図10E
図10F
図10G
図10H
図11
図12
図13
【外国語明細書】