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特開2023-184537参照データベースを用いたメディア局プレビューの生成
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023184537
(43)【公開日】2023-12-28
(54)【発明の名称】参照データベースを用いたメディア局プレビューの生成
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/482 20110101AFI20231221BHJP
   H04N 21/438 20110101ALI20231221BHJP
【FI】
H04N21/482
H04N21/438
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2023175377
(22)【出願日】2023-10-10
(62)【分割の表示】P 2021536709の分割
【原出願日】2019-12-26
(31)【優先権主張番号】62/788,563
(32)【優先日】2019-01-04
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】16/718,087
(32)【優先日】2019-12-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】501112323
【氏名又は名称】グレースノート インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100094569
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 伸一郎
(74)【代理人】
【識別番号】100103610
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼田 和彦
(74)【代理人】
【識別番号】100109070
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 洋之
(74)【代理人】
【識別番号】100067013
【弁理士】
【氏名又は名称】大塚 文昭
(74)【代理人】
【識別番号】100109335
【弁理士】
【氏名又は名称】上杉 浩
(74)【代理人】
【識別番号】100120525
【弁理士】
【氏名又は名称】近藤 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100139712
【弁理士】
【氏名又は名称】那須 威夫
(74)【代理人】
【識別番号】100151987
【弁理士】
【氏名又は名称】谷口 信行
(72)【発明者】
【氏名】ファーン パット ディー
(72)【発明者】
【氏名】ジェヤチャンドラン スレッシュ
(72)【発明者】
【氏名】ファッシング デイモン ピー
(72)【発明者】
【氏名】シャーマン マーク ダブリュー
(57)【要約】
【課題】参照データベースを用いたメディア局プレビューの生成を提供する。
【解決手段】1つの態様では、方法例が、(i)車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、(ii)メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、プレビュー要求に対する応答をサーバから受け取ることと、(iii)メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、を含む。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、前記メディア再生装置が、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、
前記メディア再生装置が、前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、前記プレビュー要求に対する応答を前記サーバから受け取ることと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで受信された前記コンテンツを再生している間に、前記メディア再生装置が、前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する前記識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含む方法。
【請求項2】
前記第1のチャネルで受信される前記コンテンツはオーディオコンテンツである、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第1のチャネルで受信される前記コンテンツはビデオコンテンツである、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルの局識別子を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルの周波数及び前記メディア再生装置の地理的位置を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルを含む第2のチャネルの組を識別し、
前記応答は、前記第2のチャネルの組の各チャネルで提供されているそれぞれのコンテンツに対応するそれぞれの識別情報を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1のチャネルは、第1のジャンルに関連し、
前記方法は、前記チャネルが前記第1のジャンルに関連することに基づいて、前記第2のチャネルの組のうちの前記チャネルを選択することをさらに含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記チャネルが前記メディア再生装置のプリセットとしてプログラムされていることに基づいて、前記第2のチャネルの組のうちの前記チャネルを選択することをさらに含む、
請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記第2のチャネルで提供されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、メディア固有の識別子を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記第2のチャネルで提供されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、トラックタイトル、アルバムタイトル、及びアーチスト名を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項11】
前記第2のチャネルで提供されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、番組識別子を含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項12】
前記第2のチャネルで提供されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、画像へのリンクを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項13】
前記識別情報の前記少なくとも一部を表示のために提供することは、前記識別情報の前記少なくとも一部を前記メディア再生装置のユーザインターフェイス上に表示するために提供することを含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項14】
前記サーバは、複数のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報に前記複数のチャネルをマッピングするデータベースを維持し、
前記第2のチャネルで提供されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、前記データベースから検索される、
請求項1に記載の方法。
【請求項15】
前記応答は広告を含み、
前記方法は、前記メディア再生装置が前記広告を表示のために提供することをさらに含む、
請求項1に記載の方法。
【請求項16】
プロセッサによって実行された時に一連の動作を実行させるプログラム命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記一連の動作は、
車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、
前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、前記プレビュー要求に対する応答を前記サーバから受け取ることと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで受信された前記コンテンツを再生している間に、前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する前記識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含む、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項17】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルの周波数及び前記メディア再生装置の地理的位置を含む、
請求項16に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項18】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルを含む第2のチャネルの組を識別し、
前記応答は、前記第2のチャネルの組の各チャネルで提供されているそれぞれのコンテンツに対応するそれぞれの識別情報を含み、
前記一連の動作は、前記チャネルが前記メディア再生装置のプリセットとしてプログラムされていることに基づいて、前記第2のチャネルの組のうちの前記チャネルを選択することをさらに含む、
請求項16に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項19】
メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、前記第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、
前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、前記プレビュー要求に対する応答を前記サーバから受け取ることと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで受信された前記コンテンツを再生している間に、前記第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する前記識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含む一連の動作を実行するように構成されたコンピュータシステム。
【請求項20】
前記第1のチャネルで受信された前記コンテンツはオーディオコンテンツであり、
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルの周波数及び前記メディア再生装置の地理的位置を含む、
請求項19に記載のコンピュータシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
〔関連出願との相互参照〕
本出願は、2019年1月4日に出願された米国仮特許出願第62/788,563号に対する優先権を主張するものであり、この文献はその全体が引用により本明細書に組み入れられる。
【0002】
本開示では、別途指定していない限り、及び/又は特定の文脈によって明らかに別様に決定付けられない限り、「a又はan(英文不定冠詞)」という用語は少なくとも1つを意味し、「the(英文定冠詞)」という用語も少なくとも1つを意味する。
【0003】
本開示では、「接続機構」という用語は、2又は3以上のコンポーネント、装置、システム又はその他のエンティティ間の通信を容易にする機構を意味する。接続機構は、ケーブル又はシステムバスなどの比較的単純な機構、又はパケットベースの通信ネットワーク(例えば、インターネット)などの比較的複雑な機構とすることができる。いくつかの例では、(例えば、接続が無線である場合には)接続機構が無形媒体を含むこともできる。
【0004】
本開示では、「コンピュータシステム」という用語は、少なくとも1つのコンピュータ装置を含むシステムを意味する。いくつかの例では、コンピュータシステムが1又は2以上の他のコンピュータシステムを含むこともできる。
【背景技術】
【0005】
メディア再生装置の中には、チャネル上でコンテンツが再生されている間に、再生中のコンテンツの識別情報を表示できるものがある。例えば、ラジオが楽曲を再生している間に、ラジオのユーザインターフェイスは、楽曲のタイトル、アーチスト及びアルバムを識別する文字情報を表示することができる。
【0006】
ラジオデータシステム(RDS)と呼ばれる通信プロトコルは、放送会社がアナログ電波を通じてラジオに識別情報を送信することを可能にする。いくつかのラジオ局は、デジタル技術を使用してオーディオ及びその他の情報を送信する。ラジオ局は、デジタル信号を介してオーディオ及びその他の情報送信することで、アルバム画像及びアーチスト画像などのさらなるタイプの識別情報を送信することができる。デジタル信号の受信が可能なラジオは、ラジオが楽曲を再生している間に、楽曲に関連する受信画像を表示することができる。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0007】
1つの態様では、方法例を開示する。この方法は、(i)車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、(ii)メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、プレビュー要求に対する応答をサーバから受け取ることと、(iii)メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、を含む。
【0008】
別の態様では、非一時的コンピュータ可読媒体例を開示する。この非一時的コンピュータ可読媒体は、プロセッサによって実行された時に一連の動作を実行させるプログラム命令を記憶しており、一連の動作は、(i)車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、(ii)メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、プレビュー要求に対する応答をサーバから受け取ることと、(iii)メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、を含む。
【0009】
別の態様では、コンピュータシステム例を開示する。このコンピュータシステムは、(i)車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別するプレビュー要求をサーバに送信することと、(ii)メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む、プレビュー要求に対する応答をサーバから受け取ることと、(iii)メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置が、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、を含む一連の動作を実行するように構成される。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】コンピュータ装置例の簡略ブロック図である。
図2】メディアプレビューシステム例の簡略ブロック図である。
図3】ある実施形態による、プレビューサーバ、メディア再生装置、放送モニタリングサーバ、局識別システム及びメディア識別システムのコンポーネントを示す簡略ブロック図である。
図4】メディア再生装置によって提供される表示例を示す図である。
図5】方法例のフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0011】
I.概要
現在では、車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、第1のチャネルとは異なる他のチャネルでどのようなコンテンツが提供されているかを知ることは、第1のチャネルから離れてチューニングしなければ困難である。例えば、ラジオによって第1のチャネルで再生されているコンテンツを聴いている時に、第1のチャネルとは異なる他のチャネルでどのようなコンテンツが提供されているかを知ることは、第1のチャネルから離れてチューニングしなければ困難である。同様に、メディア再生装置が第1のチャネルで再生しているコンテンツにユーザの関心がない場合、ユーザが他のチャネル上の関心あるコンテンツを見つけることは、複数のチャネルに連続してチューニングを合わせなければ困難である。ユーザは、異なるコンテンツを探す場合、他のチャネルにチューニングするまでそのチャネルでどのようなコンテンツが提供されているかが分からない場合がある。
【0012】
本明細書では、この問題及び潜在的にその他の問題に対処するための方法及びシステムを開示する。ある方法例では、車両のメディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置がサーバにプレビュー要求を送信することができる。プレビュー要求は、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別することができる。この結果、メディア再生装置は、サーバからプレビュー要求に対する応答を受け取ることができる。この応答は、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含むことができる。さらに、メディア再生装置は、第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示することができる。このように、メディア再生装置が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間にディスプレイが第2のチャネルで提供されているコンテンツを示すものを提供できることにより、メディア再生装置のユーザは、第1のチャネルから離れて第2のチャネルにチューニングすべきかどうかを決定できるようになる。
【0013】
本開示の一部は、車両内に配置されたメディア再生装置を参照するが、これらの例は限定を意図するものではない。本明細書に開示するシステム及び方法は、ポータブルメディア再生装置、及び家庭、オフィス又はその他の建物内に配置されたメディア再生装置などの、車両内に配置されていないメディア再生装置にも適用可能である。
【0014】
また、本開示の一部は、オーディオコンテンツを提供するメディア再生装置を参照するが、これらの例は限定を意図するものではない。システム及び方法は、ビデオコンテンツを提供するメディア再生装置にも適用可能である。
【0015】
II.アーキテクチャ例
A.コンピュータ装置
図1は、コンピュータ装置例100の簡略ブロック図である。コンピュータ装置100は、本開示において説明するような様々な動作及び/又は機能を実行することができる。コンピュータ装置100は、プロセッサ102、データストレージユニット104、通信インターフェイス106及び/又はユーザインターフェイス108などの様々なコンポーネントを含むことができる。これらのコンポーネントは、接続機構110を介して互いに(或いは別の装置、システム又はその他のエンティティに)接続することができる。
【0016】
プロセッサ102は、汎用プロセッサ(例えば、マイクロプロセッサ)及び/又は専用プロセッサ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP))を含むことができる。
【0017】
データストレージユニット104は、磁気ストレージ、光学ストレージ又はフラッシュストレージなどの1又は2以上の揮発性、不揮発性、取り外し可能及び/又は取り外し不可能な記憶要素を含むことができ、及び/又は全体的又は部分的にプロセッサ102と一体化することができる。さらに、データストレージユニット104は、プロセッサ102によって実行された時に本開示において説明するような1又は2以上の動作及び/又は機能をコンピュータ装置100に実行させるプログラム命令(例えば、コンパイラ型又は非コンパイラ型プログラムロジック及び/又は機械コード)を記憶した非一時的コンピュータ可読記憶媒体の形態を取ることができる。従って、コンピュータ装置100は、本開示において説明するような1又は2以上の動作及び/又は機能を実行するように構成することができる。このようなプログラム命令は、離散的ソフトウェアアプリケーション(discrete software application)を定め、及び/又はこのような離散的ソフトウェアアプリケーションの一部とすることができる。いくつかの例では、コンピュータ装置100が、通信インターフェイス106及び/又はユーザインターフェイス108などから入力を受け取ったことに応答してプログラム命令を実行することができる。データストレージユニット104は、本開示において説明するタイプなどの他のタイプのデータを記憶することもできる。
【0018】
通信インターフェイス106は、コンピュータ装置100が1又は2以上のプロトコルに従って別のエンティティと接続及び/又は通信することを可能にすることができる。1つの例では、通信インターフェイス106を、イーサネットインターフェイス又は高解像度シリアルデジタルインターフェイス(HD-SDI)などの有線インターフェイスとすることができる。別の例では、通信インターフェイス106を、セルラ又はWI-FIインターフェイスなどの無線インターフェイスとすることができる。本開示では、接続を直接的接続とすることも、或いはルータ、スイッチャ又はその他のネットワーク装置などの1又は2以上のエンティティを通過及び/又は横断する接続である間接的接続とすることもできる。同様に、本開示では、送信を直接送信又は間接送信とすることができる。
【0019】
ユーザインターフェイス108は、妥当な場合にコンピュータ装置100とコンピュータ装置100のユーザとの間の相互作用を容易にすることができる。従って、ユーザインターフェイス108は、キーボード、キーパッド、マウス、タッチセンサ式パネル、マイク及び/又はカメラなどの入力要素、及び/又は(例えば、タッチセンサ式パネルと組み合わせることができる)ディスプレイ装置、サウンドスピーカ及び/又は触覚フィードバックシステムなどの出力要素を含むことができる。より一般的に言えば、ユーザインターフェイス108は、コンピュータ装置100とコンピュータ装置100のユーザとの間の相互作用を容易にするハードウェア及び/又はソフトウェアコンポーネントを含むことができる。
【0020】
B.メディアプレビューシステム
図2は、メディアプレビューシステム例200の簡略ブロック図である。メディアプレビューシステム200は、メディアコンテンツ(例えば、オーディオコンテンツ及び/又はビデオコンテンツ)の識別情報の配信及び/又は提示に関連する様々な行為及び/又は機能を実行することができ、コンピュータシステムとして実装することができる。
【0021】
メディアプレビューシステム200は、車両210、コンテンツソース220、プレビューサーバ230、1又は2以上の放送モニタリングサーバ240、局識別システム250及びメディア識別システム260などの様々なコンポーネントを含むことができる。車両210は、メディア再生装置212を含むことができる。メディア再生装置212、プレビューサーバ230、(単複の)放送モニタリングサーバ240、局識別システム250及びメディア識別システム260の各々は、コンピュータシステムとして実装することができる。
【0022】
車両210は、例えば自動車、オートバイ、船舶又は航空機などの、人々を輸送する機械とすることができる。車両210のメディア再生装置212は、少なくとも1つのコンピュータ装置を含むことができ、様々な形態を取ることができる。一例として、メディア再生装置212は、車両210のヘッドユニットを含むことができる。ヘッドユニットは、車両210のユーザが車両210によって提示されたメディアコンテンツを制御できるようにするディスプレイ及びユーザインターフェイスを含むことができる。図2には、メディア再生装置212を車両210内に配置されたものとして示しているが、他のメディアプレビューシステムでは、メディア再生装置を車両内に配置しないこともできる。例えば、他のメディア再生装置の例としては、ラジオ、テレビ、スマートスピーカ及びスマートディスプレイが挙げられる。
【0023】
メディア再生装置212は、コンテンツソース220からオーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ及び/又はテキストコンテンツを受け取ることができ、このコンテンツをコンテンツソース220から直接的に、又はネットワーク270を介して間接的に受け取ることができる。コンテンツソース220は、ラジオ局、テレビ局又はウェブサーバを含むことができる。例えば、コンテンツソース220は、チャネルを介してメディア再生装置212にオーディオをストリーミング又は送信するラジオ局又はラジオネットワーク、チャネルを介してメディア再生装置212にメディアをストリーミング又は送信するテレビ(TV)局又はTVネットワーク、及び/又はネットワーク270を介してメディア再生装置212にメディアをストリーミング又は送信するウェブサービスとすることができる。
【0024】
従って、メディア再生装置212は、メディアコンテンツの入力ストリームを受け取り、入力ストリームを処理することによってメディアコンテンツの出力ストリームを生成するように構成されたチューナを含むことができる。メディア再生装置212は、コンテンツソース220によって放送されるメディアコンテンツにアクセスできるように、チューナ、デコーダ、及びその他のハードウェア及び/又はソフトウェアを備えることができる。これに加えて又はこれに代えて、メディア再生装置212は、ワイドエリアネットワーク(例えば、インターネット)を通じて配信されるメディアコンテンツにアクセスできるように、ネットワークアダプタ、デコーダ、並びにその他のハードウェア及び/又はソフトウェアを備えることもできる。
【0025】
メディア再生装置212は、1又は2以上のそれぞれのチャネルで提供されているメディアコンテンツに対応する識別情報を表示するように構成されたディスプレイ又はその他のユーザインターフェイスを含むこともできる。ディスプレイは、フラットパネルスクリーン、プラズマスクリーン、発光ダイオード(LED)スクリーン、又は液晶ディスプレイ(LCD)とすることができる。
【0026】
上記の説明によれば、メディア再生装置212は、第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、プレビューサーバ230にプレビュー要求を送信することができる。プレビュー要求は、このチャネルとは異なる1又は2以上のチャネルを識別することができる。一例として、メディア再生装置212は、所与のラジオ局で受信されたオーディオコンテンツの再生中に、1又は2以上の他のラジオ局を識別するプレビュー要求を送信することができる。別の例として、メディア再生装置212は、所与のチャネルで受信されたビデオコンテンツの再生中に、1又は2以上の他のチャネルを識別するプレビュー要求を送信することができる。
【0027】
いくつかの例では、プレビュー要求が、第2のチャネルの局識別子を含むことができる。例えば、局識別子は、ラジオ局又はテレビ局のコールサインとすることができる。これに加えて又はこれに代えて、プレビュー要求は、第2のチャネルの周波数及びメディア再生装置212の地理的位置を含むこともできる。
【0028】
メディア再生装置212は、プレビューサーバ230に定期的にプレビュー要求を送信することができる。例えば、メディア再生装置212は、5又は10秒毎に、或いは1分毎にプレビュー要求を送信することができる。
【0029】
プレビューサーバ230は、複数のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報にこれらの複数のチャネルをマッピングするデータベースを維持することができる。一例として、プレビューサーバ230は、現在ラジオ局によって放送されているオーディオコンテンツ(例えば、楽曲又は番組)にこれらのラジオ局をマッピングするデータベースを維持することができる。別の例として、プレビューサーバ230は、現在テレビ局によって放送されているビデオコンテンツにこれらのテレビ局をマッピングするデータベースを維持することができる。以下でさらに完全に説明するように、プレビューサーバ230は、(単複の)放送モニタリングサーバ240、局識別システム250及びメディア識別システム260から受け取られたデータを使用してデータベースを更新することができる。
【0030】
(単複の)放送モニタリングサーバ240は、複数のチャネルで提供されているコンテンツに関連するデータをプレビューサーバ230に提供することができる。例えば、(単複の)放送モニタリングサーバ240は、定期的に又は要求時に、チャネル及びこれらのチャネルで提供されている対応するコンテンツのリストをプレビューサーバ230に提供することができる。いくつかの例では、(単複の)放送モニタリングサーバ240が、オーディオ又はビデオフィンガープリント法を使用して、チャネルで提供されているコンテンツを識別することができる。これに加えて又はこれに代えて、(単複の)放送モニタリングサーバ240は、どの楽曲が再生されるかをプログラムするためにラジオ局が利用するプログラミングソフトウェアによって提供されるデータに基づいて、1又は2以上のチャネルで提供されているオーディオコンテンツを識別することもできる。いくつかの例では、(単複の)放送モニタリングサーバ240が、あるチャネルで提供されているメディアサンプルをプレビューサーバ230に提供することができる。
【0031】
プレビューサーバ230が維持するデータベースでは、各チャネルにインデックス目的で一意の識別子を割り当てることができる。この一意の識別子は、例えば一意の数字とすることができる。局識別システム250は、プレビューサーバ230からチャネル識別子を受け取り、チャネル識別子に対応する一意の識別子を決定し、この一意の識別子をプレビューサーバ230に提供するように構成することができる。局識別システム250は、マッピングデータを使用してチャネル識別子を一意の識別子に変換することができる。例えば、局識別システム250は、コールサインを一意の識別子にマッピングするマッピングデータを使用して、ラジオ局コールサインを一意の識別子に変換することができる。別の例として、局識別システム250は、チャネル周波数及び関連する地理的位置を一意の識別子にマッピングするマッピングデータを使用して、チャネル周波数及び地理的位置を一意の識別子に変換することができる。
【0032】
メディア識別システム260は、1又は2以上の第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報をプレビューサーバ230に提供することができる。例えば、メディア識別システム260は、楽曲タイトルを識別情報にマッピングするデータベースを維持することができる。別の例として、メディア識別システムは、ビデオタイトルを識別情報にマッピングするデータベースを維持することができる。このアプローチでは、プレビューサーバ230が、あるチャネルで提供されているメディアコンテンツのタイトルをメディア識別システム260に提供することができる。この結果、メディア識別システム260は、データベースを使用してメディアコンテンツのタイトルに対応する識別情報を決定し、この識別情報をプレビューサーバ230に提供することができる。
【0033】
これに加えて又はこれに代えて、プレビューサーバ230は、チャネルで提供されているコンテンツのメディアサンプルをメディア識別システム260に提供することもできる。このアプローチでは、メディア識別システム260が、フィンガープリント法を使用してメディアサンプルからコンテンツを識別し、識別されたコンテンツに対応する識別情報を決定することができる。
【0034】
メディア識別システムがプレビューサーバ230に提供する識別情報は、様々な形態を取ることができる。例えば、識別情報は、メディア固有の識別子(例えば、トラック固有の識別子(TUI))を含むことができる。オーディオコンテンツでは、識別情報が、トラックタイトル、アルバムタイトル及びアーチスト名を含むことができる。これに加えて又はこれに代えて、識別情報は、アルバム画像(例えば、カバーアート)又はアーチスト画像を含むこともできる。識別情報は、オーディオ番組を識別する番組識別子を含むこともできる。同様に、ビデオコンテンツでは、識別情報が、タイトルと、ビデオ番組を識別する番組識別子とを含むことができる。いくつかの例では、第2のチャネルのうちの1つで提供されているコンテンツがスポーツイベントを含むことができ、識別情報がスポーツイベントの時間及びスコア情報を含むことができる。
【0035】
プレビューサーバ230は、プレビュー要求を受け取った後にデータベースに問い合わせを行って、プレビュー要求で識別される(又はプレビュー要求で識別されるチャネルに関連する)1又は2以上のチャネルを、これらの1又は2以上のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報に相関させることができる。その後、プレビューサーバ230は、プレビュー要求に対する応答をメディア再生装置212に送信することができる。この応答は、プレビュー要求で識別される1又は2以上のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含むことができる。
【0036】
メディア再生装置212は、応答を受け取った後に、識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することができる。メディア再生装置212は、第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、1又は2以上の第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を表示のために提供することができる。
【0037】
これに加えて又はこれに代えて、メディア再生装置212は、識別情報の少なくとも一部を表示のために別の装置に提供することもできる。例えば、メディア再生装置212は、識別情報の一部を表示のために車両210の別のコンポーネントに提供することができる。
【0038】
ネットワーク270は、有線ネットワーク及び/又は無線ネットワーク(例えば、モバイルネットワーク)などの、装置間の通信を可能にするいずれかのネットワークとすることができる。
【0039】
図3は、メディア再生装置212、プレビューサーバ230、(単複の)放送モニタリングサーバ240、局識別システム250及びメディア識別システム260のコンポーネントを示す簡略ブロック図である。図3に示すように、メディア再生装置212は、要求生成器214、ローカルデータベース216及びユーザインターフェイス218を含み、これらは全て(例えば、バス、共有メモリ又はスイッチを介して)互いに通信するように構成される。さらに、プレビューサーバ230は、互いに通信するように構成されたプレビュー生成器232及びマッピングデータベース234を含む。さらに、局識別システム250はインデックスモジュール252を含み、メディア識別システム260は識別モジュール262を含む。さらに、(単複の)放送モニタリングサーバ240は、放送モニタリングサーバ240a、放送モニタリングサーバ240b、及び放送モニタリングサーバ240cを含む。
【0040】
図3に示すコンポーネントのうちの1つ又は2つ以上は、ハードウェア(例えば、機械のプロセッサ、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC))、或いはハードウェアとソフトウェアとの組み合わせを使用して実装することができる。さらに、図3に示すコンポーネントのうちのいずれか2つ又は3つ以上は、単一のコンポーネントに組み合わせることができ、本明細書で単一のコンポーネントについて説明する機能は、複数のコンポーネント間で細分することができる。
【0041】
上記の説明によれば、放送モニタリングサーバ240a、240b及び240cは、様々なチャネルで提供されているコンテンツに関連するデータをプレビューサーバ230に提供することができる。具体的には、図3に示すように、放送モニタリングサーバ240aは、複数のチャネルのためのテキストと局識別子とのペアの形態のデータを提供することができる。例えば、各ペアでは、テキストが、楽曲タイトル及びアーチストと、楽曲が提供されているチャネルのチャネル識別子とを含むことができる。或いは、各ペアでは、テキストが、ビデオタイトルと、ビデオが提供されているチャネルとを含むことができる。
【0042】
放送モニタリングサーバ240aは、オーディオ及び/又はビデオフィンガープリント法を使用してペアを決定することができる。フィンガープリント法は、メディアコンテンツのサンプルからクエリフィンガープリントを取得し、クエリフィンガープリントを既知の基準フィンガープリントと比較し、クエリフィンガープリントが少なくとも1つの既知の基準フィンガープリントに一致すると判定することを含むことができる。クエリフィンガープリントが少なくとも1つの既知のフィンガープリントに一致すると判定することは、クエリフィンガープリントと既知の基準フィンガープリントのうちの少なくとも1つとの間の類似性が所定の閾値を満たすと判定することを含むことができる。所定の閾値は、谷本距離測定値、マンハッタン距離測定値、又はその他の距離測定値に関連することができる。放送モニタリングサーバ240aは、ユークリッド法、コサイン法、KLダイバージェンス法及び/又は板倉照合法などの他の照合法を使用して、クエリフィンガープリントを少なくとも1つの既知の基準フィンガープリントと照合することもできる。
【0043】
放送モニタリングサーバ240bは、1又は2以上のチャネルのためのメディアサンプルと局識別子とのペアの形態のデータを提供することができる。例えば、放送モニタリングサーバ240b、1又は2以上のチャネルについて、それぞれのチャネルで提供されているコンテンツのメディアサンプルと、それぞれのチャネルの局識別子とを公開することができる。各サンプルは、オーディオコンテンツの複数のフレーム又はビデオコンテンツの複数のフレームを含むことができる。
【0044】
放送モニタリングサーバ240cは、テキスト及び/又はメディアサンプルと局識別子とのペアの形態のデータを提供することができる。1つの例では、放送モニタリングサーバ240cが、どの楽曲が再生されるかをプログラムするためにラジオ局が利用するプログラミングソフトウェアによって提供されるデータに基づいて、1又は2以上のチャネルで提供されているオーディオコンテンツを識別することができる。プログラミングソフトウェアは、ラジオ局が楽曲を再生し始めた後に、楽曲に関するデータを公開することができる。放送モニタリングサーバ240cは、この公開データにアクセスして楽曲を特定することができる。この公開データは、1又は2以上のチャネルの各々のテキスト及び/又はメディアサンプルを含むことができる。
【0045】
プレビューサーバ230によって放送モニタリングサーバ240a、240b及び240cから受け取られたデータは、マッピングデータベース235に投入するために使用することができる。いくつかの例では、プレビューサーバ230が、複数の異なる放送モニタリングサーバから取得されたデータを使用してマッピングデータベース234に投入することで、チャネルをコンテンツにマッピングするロバストなデータベースを確立することができる。例えば、プレビューサーバ230は、放送モニタリングサーバ240aからの第1の組のチャネルのための第1の組のデータを検索することができ、放送モニタリングサーバ240bからの、第1の組のチャネルに含まれていないいくつかのチャネルを含む第2の組のチャネルのための第2の組のデータを検索することができる。
【0046】
プレビューサーバ230は、1又は2以上のチャネルのためのテキスト及び/又はメディアサンプルと局識別子とのペアを受け取ると、メディア識別システム260と通信して、これらのペア内に表されるチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を決定することができる。具体的に言えば、プレビューサーバ230は、ペアによって表される1又は2以上のチャネルの各々について、チャネルに対応するテキスト又はメディアサンプルをメディア識別システム260の識別モジュール262に送信することができる。その後、識別モジュール262は、各チャネルのためのテキスト又はメディアサンプルを処理して、テキスト又はメディアサンプルに対応する識別情報を決定することができる。例えば、識別モジュール262は、受け取ったテキストをメディア識別システム260のデータベース内に表されるメディアコンテンツのアイテムと照合して、メディアコンテンツのアイテムに対応するメディア固有の識別子(例えば、トラック固有の識別子)を決定することができる。或いは、識別モジュール262は、オーディオ又はビデオフィンガープリント法を使用して、受け取ったメディアサンプルを含むメディアコンテンツのアイテムを識別し、メディアコンテンツのアイテムに対応するメディア固有の識別子を決定することができる。
【0047】
識別モジュール262は、テキスト及び/又はメディアサンプルに対応するメディアコンテンツのアイテムを識別した後に、メディアコンテンツのアイテムのメディア固有の識別子をプレビューサーバ230のマッピングデータベース234に記憶されるようにプレビューサーバに提供することができる。識別モジュール262は、メディア固有の識別子の代わりに又はこれに加えて、メディアコンテンツのアイテムに関連する他の識別情報をプレビューサーバ230に提供することもできる。一例として、オーディオコンテンツの場合には、識別情報がトラックタイトル、アルバムタイトル及びアーチスト名を含むことができる。これに加えて又はこれに代えて、識別情報は、アルバム画像(例えば、カバーアート)又はアーチスト画像を含むこともできる。識別情報は、オーディオ番組を識別する番組識別子を含むこともできる。同様に、ビデオコンテンツの場合には、識別情報が、タイトルと、ビデオ番組を識別する番組識別子とを含むことができる。いくつかの例では、第2のチャネルのうちの1つで提供されているコンテンツがスポーツイベントを含むことができ、識別情報がスポーツイベントの時間及びスコア情報を含むことができる。
【0048】
プレビューサーバ230は、1又は2以上のチャネルのためのテキスト及び/又はメディアサンプルのペアを受け取ると、局識別システム250と通信して、これらのペア内に表されるチャネルの一意の識別子を決定することもできる。具体的には、プレビューサーバ230は、ペアによって表される1又は2以上のチャネルの各々について、チャネルのチャネル識別子を局識別システム262のインデックスモジュール252に送信することができる。次に、インデックスモジュール252は、マッピングデータを使用してチャネル識別子を一意の識別子に変換し、この一意の識別子をプレビューサーバ230に提供することができる。その後、プレビューサーバ230は、一意の識別子を使用してチャネルの識別情報をマッピングデータベース234に記憶することができる。
【0049】
マッピングデータベース234に記憶された各チャネルの識別情報は、放送モニタリングサーバ240a、240b及び240cがプレビューサーバ230に新たなデータを提供する際に更新することができる。いくつかの例では、放送モニタリングサーバ240a、240b及び240cのうちの1つ又は2つ以上が、プレビューサーバ230に定期的にデータをプッシュすることができる。或いは、プレビューサーバ230は、放送モニタリングサーバ240a、240b及び240cのうちの1つ又は2つ以上から定期的にデータをプルすることもできる。
【0050】
メディア再生装置212が第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、メディア再生装置210の要求生成器214は、プレビュー要求を生成して、このプレビュー要求をプレビューサーバ230に提供することができる。プレビュー要求は、第1のチャネルとは異なる1又は2以上の第2のチャネルを識別することができる。いくつかの例では、プレビュー要求が、1又は2以上の第2のチャネルの各々の局識別子を含むことができる。例えば、(単複の)局識別子はコールサインとすることができる。これに加えて又はこれに代えて、プレビュー要求は、第2のチャネルの周波数及びメディア再生装置212の地理的位置を含むこともできる。
【0051】
要求生成器214は、プレビュー要求で識別される(単複の)第2のチャネルを様々な方法で選択することができる。1つの例として、要求生成器214は、第1のチャネルの特性に基づいてプレビュー要求の第2のチャネルを選択することができる。例えば、要求生成器214は、第1のチャネルが第1のジャンル(例えば、ブルース、ジャズ、カントリーなど)に関連することに基づいて、やはり第1のジャンルに関連するチャネルを選択することができる。別の例として、要求生成器214は、メディア再生装置212のプリセットとしてプログラムされたチャネルに基づいてプレビュー要求のチャネルを選択することができる。さらに別の例として、要求生成器214は、第1のチャネルの周波数範囲内又はチャネル範囲内に位置する1又は2以上の他のチャネルを第2のチャネルとして選択することができる。例えば、要求生成器214は、第1のチャネルよりも高い次の2つの隣接するチャネルと、第1のチャネルよりも低い次の2つの隣接するチャネルとを選択することができる。第1のチャネルがチャネル124である場合、要求生成器214は、チャネル122、123、125及び126を選択することができる。或いは、第1のチャネルが98.1メガヘルツ(MHz)の周波数に割り当てられている場合、要求生成器214は、特定の地理的地域では96.9MHz、97.3MHz、98.9MHz及び99.5MHzの周波数に割り当てられた第2のチャネルが第1のチャネルに隣接するチャネルであることに基づいて、これらのチャネルを選択することができる。
【0052】
プレビューサーバ230のプレビュー生成器232は、プレビュー要求を受け取ると、プレビュー要求で識別される1又は2以上のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を検索し、これらの識別情報を出力応答でメディア再生装置212に提供することができる。この検索を容易にするために、プレビュー生成器232は、プレビュー要求にリストされたチャネルの1又は2以上のチャネル識別子を局識別システム250に送信することができる。局識別システム250のインデックスモジュール252は、チャネルの一意の識別子でプレビュー生成器232に応答することができる。
【0053】
さらに、プレビュー生成器232は、一意の識別子を使用してマッピングデータベース234からチャネルの識別情報を検索することができる。プレビュー生成器232は、識別情報を取得した後に、チャネルの識別情報を含む出力応答を生成して、この出力応答をメディア再生装置212に提供することができる。出力応答は、チャネル及び対応する識別情報をリスト化したものなどのテキストデータの形態を取ることができる。識別情報は、アルバムアートへのリンク、或いは楽曲アーチストの画像又は番組司会者の画像へのリンクなどの、画像データへの1又は2以上のリンクを含むことができる。
【0054】
いくつかの例では、プレビュー生成器232が、プレビュー要求で識別されるチャネルの識別情報を検索できない場合もある。プレビュー生成器232は、チャネルの識別情報が利用不可であると判定すると、このチャネルをリストに追加し、又はこのチャネルに関連するカウントを増分することができる。プレビューサーバ230は、チャネルの識別情報が要求されたにもかかわらず利用不可であった頻度に関するこのデータを記憶して、要求時に放送モニタリングサーバ240a、240b又は240cのうちの1つに提供することができる。その後、データを受け取った放送モニタリングサーバは、放送モニタリングサーバによってモニタされる局のリストにその局を追加することによって自機のサービスを強化することができる。
【0055】
メディア再生装置212は、出力応答を受け取ると、チャネルの識別情報をメディア再生装置212のローカルデータベース216に記憶することができる。メディア再生装置212は、ユーザインターフェイス218を使用して識別情報の一部を表示することができる。例えば、メディア再生装置212は、複数のチャネルのそれぞれの識別情報を、複数のチャネルの各チャネルに対応するそれぞれのユーザインターフェイス要素(例えば、それぞれのタイル)内に表示することができる。識別情報は、ユーザインターフェイス218を介してアクセスできるナウプレイングガイド(now-playing guide)内に表示することができる。いくつかの例では、識別情報を第1のチャネルの識別情報に隣接して表示することができる。或いは、識別情報が表示される際に、ユーザインターフェイス218内で第1のチャネルの識別情報が見えないようにすることもできる。
【0056】
いくつかの例では、プレビュー要求が、メディア再生装置212がコンテンツを再生している第1のチャネルとは異なる1又は2以上の第2のチャネルを識別するのではなく、この第1のチャネルを識別することができる。このアプローチでは、プレビュー生成器232が、第1のチャネルに基づいて1又は2以上の第2のチャネルを選択し、1又は2以上の第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を決定し、この識別情報を出力応答内でメディア再生装置212に送信することができる。例えば、プレビューサーバ230は、第1のチャネルが第1のジャンルに関連すると判定して、やはり第2のジャンルに関連する1又は2以上の第2のチャネルを選択することができる。或いは、プレビューサーバ230は、第1のチャネルが第1の地理的位置(例えば、第1の都市)に関連すると判定して、第1の都市で人気の高い1又は2以上の第2のチャネルを選択することができる。
【0057】
さらに、いくつかの例では、プレビュー生成器232が、プレビュー要求を受け取ると広告を選択し、この広告を出力応答内でメディア再生装置212に送信することもできる。その後、メディア再生装置212は、出力応答内に含まれる識別情報を表示する際に、この広告を表示のために提供することができる。メディアコンテンツのアイテムの所有者又は第三者機関は、アイテムに広告を関連付ける料金を支払うことができる。この構成では、プレビュー生成器232が、あるチャネルで再生されているメディアコンテンツのアイテムに広告が関連付けられており、このメディアコンテンツのアイテムの識別情報が出力応答でメディア再生装置212に提供されることになると判定することができる。プレビュー生成器232は、この判定を行ったことに基づいて、この広告を識別情報と共に表示されるように出力応答に含めることができる。
【0058】
他の広告配置も可能である。例えば、第三者機関は、特定のチャネル又は一群のチャネルに広告を関連付ける料金を支払うことができる。プレビュー生成器232は、これらのチャネルのうちの1つの識別情報を出力応答に含めるべきであると判定すると、出力応答に含めるための広告を選択することができる。
【0059】
図4に、メディア再生装置212などのメディア再生装置が提供できる表示例400を示す。図4に示すように、表示400は、4つのそれぞれの識別情報タイル404、408、412、416に対応する4つの識別要素402、406、410及び414を含む。識別要素402、406、410及び414の各々は、それぞれのチャネルを示すデータを表示する。それぞれのチャネルを示すデータは、例えば周波数、チャネル名、チャネル識別子(例えば、コールサイン)、ジャンル、及び/又はチャネルロゴを含むことができる。
【0060】
さらに、識別情報タイル404、408、412及び416の各々は、対応するチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を表示する。具体的に言えば、識別情報タイル404は、識別要素402によって識別される第1のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を表示し、識別情報タイル408は、識別要素406によって識別される第2のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を表示し、識別情報タイル412は、識別要素410によって識別される第3のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を表示し、識別情報タイル416は、識別要素414によって識別される第4のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報を表示する。従って、表示400は、複数のチャネルにわたって再生されている内容をメディア再生装置のユーザが視覚的に閲覧することを可能にし、これによってメディアコンテンツの検索及び発見を単純化することができる。
【0061】
表示400では、第4のチャネルが現在選択されているチャネルである。換言すれば、メディア再生装置は、第4のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、識別要素402、406、410及び414、並びに識別情報タイル404、408、412及び416を表示する。メディア再生装置が第4のチャネルで受信されたコンテンツを再生していることをユーザに知らせるために、第4のチャネルと、第4のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報とを示すデータが現在のチャネル要素418に表示される。
【0062】
さらに、各識別要素402、406、410及び414、及び/又は各識別情報タイル404、408、412及び416は、メディア再生装置のユーザによって選択可能とすることができる。例えば、ユーザは、識別要素402又は識別情報タイル404を選択して、メディア再生装置に第4のチャネルから第1のチャネルにチューニングを切り替えさせることができる。
【0063】
他の例では、メディア再生装置が、第1のチャネル、第2のチャネル、第3のチャネル及び第4のチャネルの各々とは異なる第5のチャネルで受信されたコンテンツを再生していることもできる。このアプローチでは、第5のチャネルと、第5のチャネルで提供されているコンテンツの識別情報とを示すデータを現在のチャネル要素418(図示せず)に表示することができる。
【0064】
図4にさらに示すように、表示400は、任意に広告420を含むことができる。広告は、例えばテキスト及び/又は画像を含むことができる。広告は、識別情報タイル404、408、412及び416内に表示されている識別情報と共にメディア再生装置に提供しておくことができる。
【0065】
III.動作例
図5は、方法例500のフローチャートである。方法500は、メディア再生装置212などのメディア再生装置によって、又はより一般的にはコンピュータシステムによって実行することができる。ブロック502において、方法500は、車両のメディア再生装置が、第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間にサーバにプレビュー要求を送信することを含む。プレビュー要求は、第1のチャネルとは異なる第2のチャネルを識別する。ブロック504において、方法500は、メディア再生装置がサーバからプレビュー要求に対する応答を受け取ることを含む。応答は、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報を含む。ブロック506において、方法500は、メディア再生装置が、第1のチャネルで受信されたコンテンツを再生している間に、第2のチャネルで提供されているコンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することを含む。
【0066】
IV.変形例
本開示において説明した動作及び/又は機能のいくつかは、特定のエンティティが実行するものとして説明したが、本開示において説明したエンティティなどのあらゆるエンティティが実行することができる。さらに、これらの動作及び/又は機能は特定の順序で記載しているが、記載した順序で実行する必要はない。しかしながら、いくつかの例では、これらの動作及び/又は機能を記載した順序で実行することが望ましい場合もある。さらに、各動作及び/又は機能は、他の動作及び/又は機能のうちの1つ又は2つ以上に応答して実行することができる。また、本開示に示す利点のうちの1つ又は2つ以上を達成するためにこれらの動作及び/又は機能を全て実行する必要はなく、従って全ての動作及び/又は機能が必要であるとは限らない。
【0067】
本開示の1又は2以上の実施例に関連していくつかの変形例を説明したが、これらの変形例は、本開示の他の全ての実施例に適用することもできる。
【0068】
本開示の選択例について説明したが、当業者にはこれらの例の変更及び置換が明らかであろう。以下の特許請求の範囲に記載する本発明の幅広い態様では、本発明から逸脱することなく他の修正、代用及び/又は変更も可能である。
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2023-11-09
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プログラム命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体であって、前記プログラム命令は、1又は2以上のプロセッサによって実行された時に、
車両のメディア再生装置が第1の放送局によって第1のチャネルで放送されたコンテンツを再生している間に、
前記第1のチャネルが第1のジャンルに関連すると判定することと、
第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することと、
前記第1のチャネルが前記第1のジャンルに関連し、前記第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することに応答して、前記第2のチャネルを選択することと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで放送された前記コンテンツを再生している間に、前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含む一連の動作を実行させる、非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項2】
前記第1のチャネルで放送される前記コンテンツはオーディオコンテンツである、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項3】
前記第1のチャネルで放送される前記コンテンツはビデオコンテンツである、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項4】
前記第2のチャネルを選択することは、前記第1のチャネルとは異なる複数のチャネルから前記第2のチャネルを選択することを含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項5】
前記一連の動作は、前記第2のチャネルを選択することに応答して、前記第2のチャネルで放送されているコンテンツに対応する前記識別情報を受け取ることをさらに含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項6】
前記一連の動作は、前記第2のチャネルでコンテンツを放送する第2の放送局のコールサインを識別するプレビュー要求を送信して、前記プレビュー要求に対する応答を受け取ることをさらに含み、前記応答は、前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する前記識別情報を含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項7】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルの周波数及び前記メディア再生装置の地理的位置を含む、
請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項8】
前記プレビュー要求は、前記第2のチャネルを含む第2のチャネルの組を識別し、前記応答は、前記第2のチャネルの組の各チャネルで放送されているそれぞれのコンテンツに対応するそれぞれの識別情報を含む、
請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項9】
前記一連の動作は、前記第2のチャネルの組のうちのチャネルが前記メディア再生装置のプリセットとしてプログラムされていることに基づいて前記チャネルを選択することをさらに含む、
請求項8に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項10】
前記応答は広告を含み、前記一連の動作は、前記広告を表示のために前記メディア再生装置に送信することをさらに含む、
請求項6に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項11】
前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、メディア固有の識別子を含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項12】
前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、トラックタイトル、アルバムタイトル、及びアーチスト名を含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項13】
前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、番組識別子を含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項14】
前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する前記識別情報は、画像へのリンクを含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項15】
前記識別情報の前記少なくとも一部を表示のために提供することは、前記識別情報の前記少なくとも一部を前記メディア再生装置のユーザインターフェイス上に表示するために提供することを含む、
請求項1に記載の非一時的コンピュータ可読媒体。
【請求項16】
車両のメディア再生装置が第1の放送局によって第1のチャネルで放送されたコンテンツを再生している間に、
前記第1のチャネルが第1のジャンルに関連すると判定することと、
第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することと、
前記第1のチャネルが前記第1のジャンルに関連し、前記第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することに応答して、前記第2のチャネルを選択することと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで放送された前記コンテンツを再生している間に、前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含むコンピュータ実装方法。
【請求項17】
前記第1のチャネルで放送される前記コンテンツはオーディオコンテンツである、
請求項16に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項18】
前記第1のチャネルで放送される前記コンテンツはビデオコンテンツである、
請求項16に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項19】
前記第2のチャネルを選択することは、前記第1のチャネルとは異なる複数のチャネルから前記第2のチャネルを選択することを含む、
請求項16に記載のコンピュータ実装方法。
【請求項20】
コンピュータシステムであって、
1又は2以上のプロセッサと、
プログラム命令を記憶した非一時的コンピュータ可読媒体と、
を備え、前記プログラム命令は、1又は2以上のプロセッサによって実行された時に、
車両のメディア再生装置が第1の放送局によって第1のチャネルで放送されたコンテンツを再生している間に、
前記第1のチャネルが第1のジャンルに関連すると判定することと、
第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することと、
前記第1のチャネルが前記第1のジャンルに関連し、前記第2のチャネルが前記第1のジャンルに関連して、前記第1のチャネルの周波数から閾周波数範囲内の周波数を有すると判定することに応答して、前記第2のチャネルを選択することと、
前記メディア再生装置が前記第1のチャネルで放送された前記コンテンツを再生している間に、前記第2のチャネルで放送されている前記コンテンツに対応する識別情報の少なくとも一部を表示のために提供することと、
を含む一連の動作を実行させる、
コンピュータシステム。
【外国語明細書】