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▶ 永田 幸久の特許一覧

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023018625
(43)【公開日】2023-02-08
(54)【発明の名称】三角関数の教具
(51)【国際特許分類】
   G09B 23/02 20060101AFI20230201BHJP
   G09B 19/02 20060101ALI20230201BHJP
【FI】
G09B23/02
G09B19/02 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021213829
(22)【出願日】2021-12-28
(62)【分割の表示】P 2021122761の分割
【原出願日】2021-07-27
(71)【出願人】
【識別番号】521331353
【氏名又は名称】永田 幸久
(74)【代理人】
【識別番号】100185270
【弁理士】
【氏名又は名称】原田 貴史
(72)【発明者】
【氏名】永田 幸久
(57)【要約】
【課題】学生等が通学の途中や休み時間に気軽に楽しみながら使用することができ、かつ、持ち運びすることができる三角関数用の教具に関する技術を提供する。
【解決手段】2重構造をした矩形シートであって、前記矩形シートの表面は、m行n列からなる第1表部分と、前記第1表部分の両側に位置するm行k列の持ち手部分とを備え、前記矩形シートの背面は、m行m列からなる第2表部分と、前記第2表部分の両側に位置するm行m/2列の半円部分とを備え、前記第1表部分のマス目、及び前記第2表部分のマス目には、三角関数と角度とその角度に対応する三角関数の値が記載され、前記矩形シートを折り畳み、又は観音開き、又は裏返しすることで、0°乃至330°における三角関数の値を表示することができること、を特徴とする三角関数の学習用の教具である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2重構造をした矩形シートであって、
前記矩形シートの表面は、m行n列からなる第1表部分と、前記第1表部分の両側に位置するm行k列の持ち手部分とを備え、
前記矩形シートの背面は、m行m列からなる第2表部分と、前記第2表部分の両側に位置するm行m/2列の半円部分とを備え、
前記第1表部分のマス目、及び前記第2表部分のマス目には、三角関数と角度とその角度に対応する三角関数の値が記載され、
前記矩形シートを折り畳み、又は観音開き、又は裏返しすることで、0乃至330°における三角関数の値を表示することができること、
を特徴とする三角関数の学習用の教具。
【請求項2】
2重構造をした矩形シートであって、
m=4、n=6、k=1の場合における請求項1に記載の三角関数の学習用の教具。
【請求項3】
X軸及びY軸と、
単位円と、
前記X軸から反時計回りに回転させた角度であって、前記角度において原点と前記単位円とを結ぶ直線を斜辺とする直角三角形が複数描かれていること、
を特徴とする請求項1に記載の三角関数の学習用の教具。
【請求項4】
請求項1に記載の三角関数の学習用の教具に加えて、
縦長矩形状のカードであって、
前記カードのいずれか一方の面に特定の角度における三角関数、又は前記三角関数の値が記載された複数枚のカードを備えていること、
を特徴とする三角関数の学習用の教具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、本発明は、三角関数用の教具に関する。
【背景技術】
【0002】
高校数学における三角関数は、難しいイメージがある。学生等にとっては、理解しにくいものである。また、三角関数に関する特定の値を覚えることも容易ではない。さらに、三角関数を学習する際には、机の上で教科書や参考書等を開いて三角関数を学習することが一般的である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000-89661号
【特許文献1】実用新案登録3008084号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来から三角関数に関する教具が知られている(特許文献1、2)。特許文献1には、三角関数におけるサイン、コサインのカーブを作成しながら、その過程において、初級学習者に三角関数の初歩の原理を分かりやすく解説する技術が開示されている。しかし、この教具は、高校教員の指導の下で学校の教室で使用することを前提としている大掛かりな教具である。したがって、通学の途中や休み時間に使用することは難しい。
【0005】
また、特許文献2には、生徒が三角関数を学習するときに用いる教具が開示されている。しかし、この教具は、学校の教室で使用することを前提としている教具である。したがって、通学の途中に生徒が使用することは難しい。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本願において開示される発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、次の通りである。
【0007】
本願発明の一実施の形態は、2重構造をした矩形シートであって、前記矩形シートの表面は、m行n列からなる第1表部分と、前記第1表部分の両側に位置するm行k列の持ち手部分とを備え、前記矩形シートの背面は、m行m列からなる第2表部分と、前記第2表部分の両側に位置するm行m/2列の半円部分とを備え、前記第1表部分のマス目、及び前記第2表部分のマス目には、三角関数と角度とその角度に対応する三角関数の値が記載され、前記矩形シートを折り畳み、又は観音開き、又は裏返しすることで、0°乃至330°における三角関数の値を表示することができること、を特徴とする三角関数の学習用の教具である。
【0008】
ここで、m,n,kは、自然数である。ただし、2m=n+2k、n>=m、及びn>kの関係を有する。mは、三角関数sin、cos、tanの中から任意の関数を抜き出した数に1を加えたものであるため、m=2,3、4である。各mの値に対応する(n,k)の組み合わせは、上記関係式を考慮すると、以下の様になる。m=2の場合、(n,k)=(2,1)、m=3の場合、(n,k)=(4,1)、m=4の場合、(n,k)=(6,1)、(4、2)である。本願発明を実施するための形態は、m=4、n=6、k=1の場合である。また、角度は、30°刻みでもよいし、45°刻みでもよいし、又はこれらの組み合わせでもよい。
【発明の効果】
【0009】
本願発明によれば、学生等が通学の途中や休み時間に気軽に楽しみながら使用することができ、かつ、持ち運びすることができる三角関数用の教具に関する技術を提供することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1】本願発明の三角関数に関する教具の表面の図である。
図2】本願発明の三角関数に関する教具の背面の図である。
図3】2重構造の矩形シート1の表面の図である。
図4】2重構造の矩形シート1の背面の図である。
図5】2重構造の矩形シート2に挟み込む短冊を示した図である。
図6(a)】2重構造の矩形シート2に短冊を挟み込んだ表面の図である。
図6(b)】2重構造の矩形シート2に短冊を挟み込んだ背面の図である。
図7(a)】本発明を折り畳む方法、展開する方法を示した表面の図である。
図7(b)】本発明を折り畳む方法、展開する方法を示した図である。
図8】本発明を折り畳む方法、展開する方法を示した背面の図である。
図9(a)】2重構造の矩形シート1を折り畳んだ場合の表面の図である。
図9(b)】2重構造の矩形シート1を折り畳んだ場合の背面の図である。
図10(a)】単位円と複数の直角三角形を描いた表面の図である。
図10(b)】単位円と複数の直角三角形を描いた背面の図である。
図11】特定の角度における三角関数、又はそれらの値を記載したカードの図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本願発明を実施するための形態、すなわち、m=4、n=6、k=1の場合について図を参照しながら説明する。なお、これはあくまでも一例であって、本発明の技術的範囲はこれに限られるものではない。また、実施の形態を説明するための全図において、原則として、同一部には同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
【0012】
図1は、本願発明に係る2重構造を有する矩形シート1の表面である。矩形シート1の中央部に4行6列からなる第1表部分10と、4行6列からなる第1表部分10の両端に位置する4行1列分の持ち手部分11、及び12とから構成される。4行6列からなる第1表部分10の最左列には、上から空白、sin、cos、tanの順に記載されている。4行6列からなる第1表部分10の最上行には左から空白、0°、30°、45°、60°、90°が記載されている。また、三角関数と角度とが交わるマス目には、その角度に対応する三角関数の値が記載される。
【0013】
図2は、本願発明に係る2重構造を有する矩形シート1の背面である。矩形シート1の中央部は、4行4列からなる第2表部分20を有する。また、4行4列からなる第2表部分20の両端に位置する4行2列は、X軸及びY軸と、単位円と、前記X軸から反時計回りに回転させた角度であって、前記角度において原点と前記単位円とを結ぶ直線を斜辺とする直角三角形が複数描かれた表示部分21、及び22から構成される。4行4列からなる第2表部分20の最左列には上から空白、sin、cos、tanの順に記載されている。4行4列からなる第2表部分20の最上行には左から空白、210°、225°、240°が記載されている。また、三角関数と角度のマス目には、その角度に対応する三角関数の値が記載される。
【0014】
図3は、本願発明に係る2重構造を有する矩形シート2の表面である。矩形シート2は、矩形シート1から後述する短冊を取り除いたものである。矩形シート2の中央部に4行6列からなる第3表部分30と、4行6列からなる第3表部分30の両側に位置する4行1列分の持ち手部分11、及び12とから構成される。4行6列からなる第3表部分30の最左列には、上から空白、sin、cos、tanの順に記載されている。4行6列からなる第3表部分30の最上行には左から空白、135°、30°、180°、60°、90°が記載されている。また、三角関数と角度とが交わるマス目には、その角度に対応する三角関数の値、又は矩形シート2を折り畳み、観音開きした場合に表示される三角関数の値が記載される。
【0015】
4行6列からなる第3表部分30は、1列と2列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部31と、2列と3列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部32と、3列と4列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部33と、を備えている。
【0016】
図4は、本願発明に係る2重構造を有する矩形シート2の背面である。矩形シート2は、矩形シート1から後述する短冊を取り除いたものである。矩形シート2の中央部には、4行4列からなる第4表部分40と、4行4列からなる第4表部分40の表の両端に位置する4行2列は、X軸及びY軸と、単位円と、前記X軸から反時計回りに回転させた角度であって、前記角度において原点と前記単位円とを結ぶ直線を斜辺とする直角三角形が複数描かれた表示部分21、及び22から構成される。4行4列からなる表40の最左列には三角関数300°、sin、cos、tanが記載され、4行4列からなる第4表部分40の最上行には、300°、210°、225°、240°が記載されている。また、三角関数と角度とが交わるマス目には、その角度に対応する三角関数の値、及び矩形シート2を折り畳み、観音開きした場合に表示される三角関数の値が記載される。
【0017】
4行4列からなる第4表部分40は、1列と2列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部41と、2列と3列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部42と、3列と4列の間で2行から5行までの箇所に切り込み部43と、を備えている。
【0018】
本願発明に係る2重構造を有する矩形シート1は、4つの短冊を備えている。短冊は、4行1列の縦長形状をしている。
【0019】
図5は、矩形シート2に挟み込む4つの短冊50、51、52、53である。短冊50(a)は、短冊50の表面であり、マス目には上から0°、-1/2、1、-1/√3が記載されている。また、短冊50(b)は、短冊50背面であり、マス目には上から120°、-√3/2、-1/2、√3が記載されている。なお、短冊50(a)と短冊50(b)は、表裏一体である。
【0020】
短冊51(a)は、短冊51の表面であり、マス目には上から315°、1/2、1/√2、1/√3が記載されている。また、短冊51(b)は、短冊51の背面であり、マス目には上から225°、1/√2、-1/√2、―1が記載されている。なお、短冊51(a)と短冊51(b)は、表裏一体である。
【0021】
短冊52(a)は、短冊52の表面であり、マス目には上から45°、-√3/2、1/√2、-√3が記載されている。また、短冊52(a)は、短冊52の背面であり、マス目には上から150°、-1/2、-√3/2、1/√3が記載されている。なお、短冊52(a)と短冊52(b)は、表裏一体である。
【0022】
短冊53(a)は、短冊53の表面であり、マス目には上から270°、√3/2、0、√3が記載されている。また、短冊53(b)は、短冊53の背面であり、マス目には上から空白、0、cos、0が記載されている。なお、短冊53(a)と短冊53(b)は、表裏一体である。
【0023】
図6は、4つの短冊50、51、52、53を2重構造の矩形シート2に挟み込んだ場合における表面、及び背面の図である。短冊50は、矩形シート2の表面の第3表部分30の左から2列目に位置する列の切れ込みに対して、直行するように、かつ、0°と1が表面に表示されるように、矩形シート2と交互に挟み込まれる。
【0024】
短冊51は、矩形シート2の表面の第3表部分30の左から3列目に位置する列の切れ込みに対して、直行するように、かつ、1/2と1/√3が表面に表示されるように、矩形シート2と交互に挟み込まれる。
【0025】
短冊52は、矩形シート2の表面の第3表部分30の右から3列目に位置する列の切れ込みに対して、直行するように、かつ、45°と1/√2が表面に表示されるように、矩形シート2と交互に挟み込まれる。
【0026】
短冊53は、矩形シート2の表面の第3表部分30の左から2列目に位置する列の切れ込みに対して、直行するように、かつ、√3/2と√3が表面に表示されるように、矩形シート2と交互に挟み込まれる。
【0027】
網掛け部60は、短冊50、51、52、53を2重構造の矩形シート2に挟み込んだ場合において、矩形シート1の表面に表示されている短冊を意味している。網掛け部61は、短冊50、51、52、53を2重構造の矩形シート2に挟み込んだ場合において、矩形シート1の背面に表示されている短冊を意味している。なお、便宜上、網掛けをしているだけで、実際に網掛けがされている訳ではない。また、図6(a)と図1は、同一であり、図6(b)と図2は、同一である。
【0028】
本願発明に係る2重構造を有する矩形シート1の使用方法、折り畳み方法について説明する。
【0029】
図7は、矩形シート1を折り畳む途中の様子を示した図である。図7(a)は、2重構造を有する矩形シート1を折り畳む場合において、折り畳み縦線を示した図であり、矩形シート1の表面の左端から70、71、72、73、74、75、76、77、78を示した図である。図7(b)は、矩形シート1を折り畳む途中の様子、観音開きする位置を示した図である。
【0030】
折り畳み方法は、矩形シート1の表面に0°、30°、45°、60°、90°、それらの角度に相当するsin、cos、tanの値が表示されている場合において、71が山と、72が谷と、73が山と、74が谷と、75が山と、76が谷と、77が山となるように矩形シート1を折り畳む。
【0031】
70と72の折り畳み縦線、及び76と78の折り畳み縦線とが接触するように閉じて、71と77の折り畳み縦線が矩形シート1の両端に位置するようにする。そして、矩形シート1が2重構造を有し、かつ、短冊を挟み込んでいることから73と75とを観音開きにして、展開することができる。
【0032】
上記の手順の結果、矩形シート1の表面に4行4列の第5表部分が形成され、4行4列の第5表部分の最上部に120°、135°、150°、180°が記載される(図9(a))。各々の角度の下には、その角度に相当する順番にsin、cos、tanの値が記載される。また網掛け部90は、短冊50、51、52、53を2重構造の矩形シート2に挟み込んだ場合において、矩形シート1の表面に表示されている短冊を意味している。便宜上、網掛けをしているだけで、実際に網掛けがされている訳ではない。なお、この場合における背面は、特段の意味を持っていない。
【0033】
また、矩形シート1の背面に210°、225°、240°の三角関数の値が表示されている場合において、矩形シート1を81が山と、82が谷と、83が山と、84が谷と、85が山と、86が谷と、87が山となるようを折り畳む。
【0034】
80と82の折り畳み縦線、及び86と88の折り畳み縦線とが接触するように閉じて、81と87の折り畳み縦線が矩形シート1の両端に位置するようにする。そして、矩形シート1が2重構造を有し、かつ、短冊を挟み込んでいることから83と85とを観音開きにして、展開することができる。
【0035】
上記の手順の結果、矩形シート1の背面に4行4列の第6表部分を形成され、4行4列の第6表部分の最上部に270°、300°、315°、330°が記載される(図9(b))。各々の角度の下には、その角度に相当する順番にsin、cos、tanの値が記載される。また網掛け部91は、短冊50、51、52、53を2重構造の矩形シート2に挟み込んだ場合において、矩形シート1の表面に表示されている短冊を意味している。便宜上、網掛けをしているだけで、実際に網掛けがされている訳ではない。なお、この場合における表面は、特段の意味を持っていない。
【0036】
本願発明により、教科書、参考書等を開かずに0°乃至330°までの三角関数の値を確認することができる。通学途中や休み時間に本願発明を通じて、三角関数の特定の値を気軽に楽しみながら学習することができる。
なお、本願発明は、普通紙、厚紙等を用いて、製作することが可能である。
【0037】
図10は、2重構造を有する矩形シート1の表面において、折り畳み縦線72と76を折り目として谷折りし、矩形シート1を折り畳むようにした場合の表面、及び背面の図である。
【0038】
図10(a)は、X軸及びY軸と、単位円と、X軸から反時計回りに回転させた角度を記載し、当該角度における原点と前記単位円とを結ぶ直線を斜辺とする直角三角形を複数描いたものである。三角関数、特に180°より大きな角度に不慣れな生徒等にとっては、対象の角度が視覚的に容易に分かるようになる。本願発明に係る矩形シート1を使用している場合にも、矩形シート1を折り畳み、即座に角度を確認することが可能である。
図10(b)は、この場合における背面の図である。
【0039】
図11は、特定の角度に対する三角関数やその値を記載したカードの例である。請求項1に記載の三角関数の学習用の教具に加えて、縦長矩形状のカードであって、前記カードのいずれか一方の面に特定の角度における三角関数、又は前記三角関数の値が記載された複数枚のカードを備えていることを特徴とする三角関数の学習用の教具である。
【0040】
sin、cos、tanに対する0°乃至330°までのカードが96枚ある。すべてのカードを使用しても良いし、その一部を使用してもよい。具体的には、図11のカードの中から三角関数と数値のペアを選び、トランプカードゲームにあるババ抜きや神経衰弱等の所定のルールで遊ぶことにより、特定の角度における三角関数の値に対する記憶を喚起し、定着させることが可能である。
【0041】
110は、カードゲーム用のカードである。111は、カードに記載された特定の角度における三角関数、又はその三角関数の値である。
なお、本願発明は、普通紙、厚紙等を用いて、製作することが可能である。
【0042】
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発 明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可 能であることはいうまでもない。
上記した実施の形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、ある実施の形態の構成の一部を他の実施の形態の構成に置き換えることが可能であり、また、ある実施の形態の構成に他の実施の形態の構成を加えることも可能である。また、各実施の形態の構成の一部について、他の構成の追加、削除、置換しても良い。
【符号の説明】
【0043】
1 2重構造を有する矩形シート
2 2重構造を有する矩形シート(短冊を除く)
10 矩形シート1の中央部に位置する表面の4行6列の第1表部分
11、12 4行1列の持ち手部分
20 矩形シート1の中央部に位置する背面の4行4列の第2表部分
21、22 4行2列の半円及び三角形の表示部分
30 矩形シート2の中央部の表する表面の4行6列の第3表部分
31、32、33 切り込み部
40 矩形シート2の中央部の表する背面の4行4列の第4表部分
41、42、43 切り込み部
50(a) 短冊50の表面
50(b) 短冊50の背面
51(a) 短冊51の表面
51(b) 短冊51の背面
52(a) 短冊52の表面
52(b) 短冊52の背面
53(a) 短冊53の表面
53(b) 短冊53の背面
60 短冊部分を明示するための網掛け部
61 短冊部分を明示するための網掛け部
70、71、72、73、74、75、76、77、78 表面の折り畳み縦線
80、81、82、83、84、85、86、87、88 背面の折り畳み縦線
90 短冊部分を明示するための網掛け部
91 短冊部分を明示するための網掛け部
100 X軸、Y軸、単位円、及び複数の直角三角形
110 カードゲーム用のカード
111 カード110に記載された三角関数、又は三角関数の値
図1
図2
図3
図4
図5
図6(a)】
図6(b)】
図7(a)】
図7(b)】
図8
図9(a)】
図9(b)】
図10(a)】
図10(b)】
図11