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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023019157
(43)【公開日】2023-02-09
(54)【発明の名称】モータ用電磁ブレーキ装置
(51)【国際特許分類】
   F16D 65/12 20060101AFI20230202BHJP
   H02K 7/102 20060101ALI20230202BHJP
【FI】
F16D65/12 X
H02K7/102
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021123664
(22)【出願日】2021-07-28
(71)【出願人】
【識別番号】000180025
【氏名又は名称】山洋電気株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】山口 政裕
【テーマコード(参考)】
3J058
5H607
【Fターム(参考)】
3J058AA43
3J058AA48
3J058AA53
3J058AA69
3J058AA78
3J058AA88
3J058BA41
3J058CB20
3J058CC13
3J058CC77
3J058DD10
3J058DD19
3J058FA42
5H607BB01
5H607CC03
5H607DD03
5H607EE07
5H607EE10
5H607EE18
(57)【要約】
【課題】ブレーキ非作動時に空転摩耗が生じないモータ用電磁ブレーキ装置を提供する。
【解決手段】モータ用電磁ブレーキ装置は、モータの回転軸部2を回転可能に収容するハウジング1と、回転軸部2の外周に取り付けられたハブ3と、ハブ3とともに回転し、回転軸線Lの方向に移動可能な摩擦部材4を有する。摩擦部材4は、板状部41と、板状部41の外径部に設けられた摩擦部42とを有する。ハブ3の回転軸線Lの方向の両面に摩擦部材4の少なくとも一部を覆う一対の保持板7が設けられている。一対の保持板7の内径部72が、ハブ3に固定されている。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
モータ用電磁ブレーキ装置であって、
モータの回転軸部を回転可能に収容するハウジングと、
前記回転軸部の外周に取り付けられたハブと、
前記ハブとともに回転可能であり、回転軸線の方向に移動可能な摩擦部材と、
を備え、
前記摩擦部材は、板状部と、当該板状部の外径部に設けられた摩擦部とを有し、
前記ハブの前記回転軸線の方向の両面に前記摩擦部材の少なくとも一部を覆う一対の保持板が設けられており、
前記一対の保持板の内径部がハブに固定されている、
ことを特徴とするモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項2】
前記摩擦部材と前記ハウジングの接触部とを接触または離間させる弾性部材と、
前記弾性部材が前記摩擦部材と前記接触部とを接触させる場合、摩擦部材と前記接触部とを離間させて、前記弾性部材が前記摩擦部材と前記接触部とを離間させる場合、摩擦部材と前記接触部とを接触させる電磁石と、
をさらに備える、請求項1に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項3】
前記一対の保持板の外径部は摩擦部材に沿って設けられている、請求項1または請求項2に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項4】
前記一対の保持板の内径部がハブにカシメピンで固定されている、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項5】
前記一対の保持板の各々は、前記内径部と、前記外径部と、前記内径部と前記外径部との間を前記回転軸線の方向につなぐ弾性変形部を有する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項6】
前記一対の保持板の前記内径部は、前記摩擦部材を全周に渡って間に挟み込んでいる、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項7】
前記前記一対の保持板の各々は、前記摩擦部材の内径の80%以上、または、前記摩擦部材の外径の65%以上の径を有する、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項8】
前記カシメピンは、複数のカシメピンを有し、
前記複数のカシメピンは、同心円状に等配されている、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【請求項9】
前記一対の保持板の各々は、内部が円形に切り抜かれた金属製の円板である、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のモータ用電磁ブレーキ装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、モータ用電磁ブレーキ装置に関する。
【背景技術】
【0002】
非通電時にスプリングの力でブレーキ動作をする無励磁作動形の電磁ブレーキや、通電時に電磁石の電磁力でブレーキ動作をする励磁作動形の電磁ブレーキが知られている。無励磁作動形の電磁ブレーキ及び励磁作動形の電磁ブレーキは、摩擦板が回転軸方向に移動可能な状態で取り付けられているため、ブレーキ非作動時に摩擦板が自重によりプレートに押し付けられて、空転摩耗が生じる。例えば、特許文献1には、空転摩耗を防止するブレーキ装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2007ー252111号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に係るブレーキ装置は、支持バネで摩擦板を保持することで、ブレーキ非作動時の空転摩耗を防止している。しかしながら、支持バネは摩擦板に線接触しているため、回転動作時に摩擦板の振動が発生し回転が安定しない恐れがある。
【0005】
そこで、本発明は、ブレーキ非作動時に空転摩耗が生じないモータ用電磁ブレーキ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一側面に係るモータ用電磁ブレーキ装置は、モータの回転軸部を回転可能に収容するハウジングと、前記回転軸部の外周に取り付けられたハブと、前記ハブとともに回転可能であり、前記回転軸線の方向に移動可能な摩擦部材を有する。前記摩擦部材は、板状部と、当該板状部の外径部に設けられた摩擦部とを有する。前記ハブの前記回転軸線の方向の両面に前記摩擦部材の少なくとも一部を覆う一対の保持板が設けられている。前記一対の保持板の内径部がハブに固定されている。
【発明の効果】
【0007】
本発明のモータ用電磁ブレーキ装置によれば、支持板がハブにカシメピンで固定され、支持板により摩擦板が両側から保持されることで回転軸線方向の位置が保持されている。このため、ブレーキ非作動時に摩擦板が自重によりプレートに押し付けられることによる空転摩耗を防止することができ、
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る、モータ用電磁ブレーキ装置のブレーキ非作動状態を示す図である。
図2】摩擦部材の斜視図である。
図3】摩擦部材とハブとが組付けられた一部断面の斜視図である。
図4】一対の保持板の斜視図である。
図5】摩擦部材をハブに組付けた様子の断面を示す図である。
図6】本実施形態に係る、モータ用電磁ブレーキ装置のブレーキ作動状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本実施形態について図面を参照しながら説明する。尚、実施形態の説明において既に説明された部材と同一の参照番号を有する部材については、説明の便宜上、その説明は省略する。また、本図面に示された各部材の寸法は、説明の便宜上、実際の各部材の寸法とは異なる場合がある。
【0010】
図1は、本実施形態に係る、モータ用電磁ブレーキ装置のブレーキ非作動状態を示す図である。図1に示したように、モータ用電磁ブレーキ装置は、回転軸線L回りに回転する回転軸部2と、ハブ3と、摩擦部材4と、弾性部材5と、電磁石6と、保持板7と、ハウジング1を有する。
【0011】
回転軸部2は、図示せぬモータにより回転軸線L回りに回転される。回転軸部2は、モータの出力軸に接続される。回転軸部2は、ハウジング1に対して図示せぬ軸受により回転可能に支持されている。
【0012】
ハブ3は、回転軸部2の外周に取り付けられている。ハブ3は円筒状の本体部32と、本体部32から外周に広がるフランジ部31とを有している。例えば、本体部32の内周面と回転軸部2の外周面とにスプライン溝あるいはキー溝が設けられており、回転軸部2とハブ3は互いに相対回転不能になっている。あるいは単にハブ3に回転軸部2に圧入されて互いに相対回転不能とされていてもよい。
【0013】
図2は、摩擦部材4の斜視図である。摩擦部材4は、中央に回転軸部2およびハブ3が挿通される偏平なリング状の部材である。摩擦部材4は、板状部41と、一対の摩擦部42とを有する。摩擦部42は、ブレーキシューであり高摩擦係数を有する部材である。一対の摩擦部42は、板状部41の回転軸線L方向の一方側と他方側に貼り付けられている。回転軸線L方向に直交する方向を径方向と呼ぶ。板状部41を任意の割合で径方向に二分割し、内側の部分を内径部、外側の部分を外径部と呼ぶ。摩擦部42は板状部41の外径部に設けられている。
【0014】
図3は、摩擦部材4とハブ3とを組み合わせた様子を示す斜視図である。説明の便宜上、一部を切り欠いて示している。図3に示すように、ハブ3のフランジ部31の外周面にはスプライン溝が設けられている。摩擦部材4の板状部41の内周面にも、フランジ部31に対応する形状のスプライン溝が設けられている。このスプライン溝は、摩擦部材4の板状部の内径部に設けられ、外径部には到達していない。つまり、径方向について、スプライン溝の底は摩擦部材4の摩擦部42まで到達していない。
【0015】
摩擦部材4はハブ3に対してこのスプライン溝同士が噛み合うように、スプライン係合している。このため、摩擦部材4はハブ3に対して、回転軸線L回りには相対回転せず、かつ、回転軸線L方向に移動可能である。つまり、摩擦部材4はハブ3とともに回転可能である。
【0016】
図4は、一対の保持板7の斜視図である。保持板7は、底の無い皿形状の部材である。保持板7の中央には、回転軸部2およびハブ3が挿通される孔が設けられている。保持板7はそれぞれ、内径部72と、外径部71と、弾性変形部73を有する。内径部72と外径部71とは、回転軸線L方向の位置が異なっている。このため、弾性変形部73は、内径部72と外径部71との間を、径方向に接続しているし、また、回転軸線Lの方向にも接続している。また、弾性変形部73には、回転軸線L方向に貫通する複数の孔部75が設けられている。これらの孔部75は周方向に沿って等間隔で配列されている。この孔部75によって弾性変形部73は他の部位よりも弾性変形しやすくなっている。
【0017】
それぞれの保持板7の内径部72には、複数の回転軸線L方向に貫通したカシメピン挿入穴74が設けられている。これらカシメピン挿入孔74は周方向に等間隔で配列されている。カシメピン挿入穴74はカシメピン8が挿入されて、一対の保持板7の内径部72がハブ3のフランジ部31に固定される構造となっている。
【0018】
図5は、摩擦部材4をハブ3に組付けた様子の断面を示す図である。図5に示すように、摩擦部材4は、一対の保持板7に回転軸線L方向に挟まれて保持されている。一対の保持板7の内径部72は、ハブ3のフランジ部31の回転軸線L方向の一方側の面および他方側の面に固定されている。一対の保持板7の内径部72の間にフランジ部31を挟み込んだ状態で、カシメピン8がこれらを挿通している。カシメピン8は、保持板7の内径部72のカシメピン挿入孔74に挿入されている。一対の保持板7の外径部71は、回転軸線L方向に摩擦部材4の内径部を挟み込んでいる。
内径部72は、図示したように摩擦部材4を全周に渡って間に挟み込んでもよい。あるいは、内径部72に切り欠きあるいは孔を設けて、内径部72の一部が摩擦部材4に接触する構成としてもよい。
【0019】
摩擦部材4にハブ3に対して回転軸線L方向に変位させる力が作用すると、保持板7の弾性変形部73が変形し、摩擦部材4にハブ3に対して回転軸線L方向に変位することが許容される。なお、図3で説明したように、摩擦部材4はハブ3に対して回転軸線L回りに相対回転することはない。
【0020】
図1に戻り、ハウジング1は、サイドプレート12と、アーマチュア13と、ヨーク14を備えている。回転軸線L方向について、摩擦部材4はサイドプレート12とアーマチュア13の間に位置している。アーマチュア13は、ヨーク14に対して回転軸線L方向に変位可能である。弾性部材5は、アーマチュア13をヨーク14から離間させる方向に弾性復元力を作用させている。
【0021】
電磁石6は、ヨーク14に固定されている。電磁石6に通電すると、アーマチュア13をヨーク14側に引き寄せる方向に電磁力が生じる。図1に示したブレーキ非作動状態においては、電磁石6に通電されており、アーマチュア13は弾性部材5の弾性復元力に抗してヨーク14側に引き寄せられている。このため、摩擦部材4はアーマチュア13およびサイドプレート12に接触しておらず、ブレーキ力が生じていない。
【0022】
図6は、モータ用電磁ブレーキ装置のブレーキ作動状態を示す図である。図6に示したように、電磁石6に通電されない無励磁状態においては、弾性部材5の弾性復元力により、アーマチュア13がヨーク14から離間させる方向に移動する。すると、摩擦部材4の摩擦部42がサイドプレート12とアーマチュア13とに挟まれ、ブレーキ力が生じる。つまり、弾性部材は、摩擦部材4をハウジング1のサイドプレート12とアーマチュア13(接触部)に接触させる。
この際に、摩擦部42はアーマチュア13により回転軸線L方向のサイドプレート12側に押される。保持板7の弾性変形部73が変形することにより、摩擦部42を支持している保持板7の外径部71が内径部72に対して回転軸線L方向のサイドプレート12側に変位することが許容される。
【0023】
図6に示した状態から再び図1に示すように電磁石6に通電されると、アーマチュア13に弾性部材5の弾性復元力が作用しなくなる。すると、保持板7の弾性変形部73は自身の弾性復元力により元の形状に戻り、摩擦部材4をサイドプレート12およびアーマチュア13から離間した位置に保持する。
【0024】
以上説明したように、本実施形態のモータ用電磁ブレーキ装置は、一対の保持板7の内径部72はフランジ部31にカシメピン8で固定され、一対の保持板7の外径部71は摩擦部材4に面接触してその間に挟み込んでいる。保持板7が弾性変形してハブ3に対して摩擦部材4を回転軸線L方向に移動可能に支持しているので、ブレーキ作動時には摩擦部材4を接触部(サイドプレート12およびアーマチュア13)に接触させる位置に移動することを許容しつつ、ブレーキ非作動時には摩擦部材4を接触部から離間した位置に安定的に保持することができる。
これにより、特許文献1のようにブレーキ非作動時に摩擦部材が自重によりサイドプレートに押し付けられて、摩擦部材とサイドプレートがモータ回転時に空転摩耗することを防止できる。
【0025】
また、例えば特許文献1では、保持バネは摩擦部材に線接触していた。これに対して、本実施形態のモータブレーキ装置によれば、一対の保持板7の外径部71は摩擦部材4に面接触して間に挟み込んでいる。このため、ブレーキ非作動時の摩擦部材4の振動が低減され、回転軸部2を安定して回転させることができる。なお、この回転軸部2の回転安定性の観点から、保持板7の直径は、摩擦部材4の内径41aの80%以上、または、摩擦部材4の外径41bの65%以上であることが望ましい。
【0026】
また、一対の保持板7の内径部72がハブ3のフランジ部31に固定される際、弾性変形部73が弾性変形し、一対の保持板7の外径部71が摩擦部材4に沿って設けられていて、摩擦部材4に面接触して挟み込む構造となっている。そのため、一対の保持板7が摩擦部材4を挟み込む面積を確保しつつ、小さい力で摩擦部材4を回転軸線Lの方向に固定できる。これにより、モータの回転動作時の摩擦部材4の振動を低減し、モータの回転の安定性を向上することができる。
さらに、複数のカシメピン挿入穴74は、一対の保持板7の内径部72に同心円状に等配されているため、複数のカシメピン8も同心円状に等配される。そのため、ブレーキ作動時にブレーキのトルクの妨げにならないように、小さい力で摩擦部材4を回転軸線L方向に固定することができる。これにより、回転時の摩擦部材4の振動を低減し、回転の安定性を向上することができる。
【0027】
また、一対の保持板7の各々は、内径部72と、外径部71と、内径部72と外径部71との間を回転軸線Lの方向につなぐ弾性変形部73を有してもよい。
上記構成によれば、保持板7の外径部71と内径部72の回転軸線L方向の変位を許容させる変形を、弾性変形部73で制御することができる。つまり、摩擦部材4の回転軸線L方向の位置を保持する力を、弾性変形部73の曲げやすさで管理することができる。用途によって摩擦部材4の回転軸線L方向の位置を保持する力が異なるが、設計時に弾性変形部73の曲げやすさを指標にこの力を調整することが容易である。
【0028】
以上、本発明の実施形態について説明をしたが、本発明の技術的範囲が本実施形態の説明によって限定的に解釈されるべきではないのは言うまでもない。本実施形態は単なる一例であって、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内において、様々な実施形態の変更が可能であることが当業者によって理解されるところである。具体的には、本実施形態では、非通電時にスプリングの力でブレーキ動作をする無励磁作動形の電磁ブレーキを例として説明したが、通電時に電磁石の電磁力でブレーキ動作をする励磁作動形の電磁ブレーキであってもよい。本発明の技術的範囲は特許請求の範囲に記載された発明の範囲及びその均等の範囲に基づいて定められるべきである。
【符号の説明】
【0029】
1 ハウジング
2 回転軸部
3 ハブ
4 摩擦部材
5 弾性部材
6 電磁石
7 保持板
8 カシメピン
11 接触部
12 サイドプレート
13 アーマチュア
14 ヨーク
31 フランジ部
32 本体部
41 板状部
42 摩擦部
41a 内径
41b 外径
71 外径部
72 内径部
73 弾性変形部
74 カシメピン挿入穴
75 孔部
図1
図2
図3
図4
図5
図6