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  • 特開-レストバーの固定方法及び固定装置 図1
  • 特開-レストバーの固定方法及び固定装置 図2
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  • 特開-レストバーの固定方法及び固定装置 図4
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  • 特開-レストバーの固定方法及び固定装置 図10
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023019995
(43)【公開日】2023-02-09
(54)【発明の名称】レストバーの固定方法及び固定装置
(51)【国際特許分類】
   B21B 39/14 20060101AFI20230202BHJP
【FI】
B21B39/14 B
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021125097
(22)【出願日】2021-07-30
(71)【出願人】
【識別番号】000182476
【氏名又は名称】寿産業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100086254
【弁理士】
【氏名又は名称】小平 進
(72)【発明者】
【氏名】吉澤 貞夫
(57)【要約】
【課題】 レストバーの固定を単純化して、確実な固定を可能にする。
【解決手段】 圧延機1の背面の両側の保持部1aに上下方向に長い水平断面がT字型かつレストバー2側が開口されている保持溝1a1を設け、両保持部に対向して配置されるレストバーの両端部のフランジ部2aにボルト貫通穴を開け、フランジ部に取り付けられている油圧シリンダー3はボディー3a内を回転可能に収納されているピストンと、このピストンに従動して保持部に向けて進退出可能であるロッドとを備え、ロッドの先端部にボルトを接続し、このボルトの先端部に保持溝と嵌合可能であるT型嵌合部を取り付け、ロッドの後端部にはボディーから後側に突出され、突出端部に着脱可能であるハンドル5を設けてある。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
予めレストバーの両端部のフランジ部に油圧シリンダーを取り付けておいてから、まず上記レストバーを圧延機の前側又は後側の少なくとも一側に配置しかつ上記両フランジ部を上記一側に間隔をあけて設けてある保持部の保持溝に対向させ、ついで上記油圧シリンダーを前進させロッド先端に接続してあるボルト及びボルトのT型嵌合部を上記保持溝内に差し入れ、その後上記油圧シリンダーのロッドをこのロッドの軸心を中心として90度回し、上記保持溝内に収納されているT型嵌合部を90度従動回転させることにより上記保持溝の奥部内に嵌合させ、その後油圧シリンダーの油圧によりロッドを後退させて嵌合状態にある上記T型嵌合部を上記保持溝の開口側内面に密着させることを特徴とするレストバーの固定方法。
【請求項2】
圧延機の前側又は後側の少なくとも一側に間隔を開けて設けてある保持部、上記圧延機の一側に配置されるレストバーの両端部のフランジ部に開けてあるボルト貫通穴及び上記レストバーのフランジ部に取り付けられる油圧シリンダーを備えており、
上記各保持部には上下方向に長くかつ、水平方向の断面形状がT字型に形成され、上記レストバー側が開口されている保持溝をそれぞれ設けてあり、
上記各油圧シリンダーはボディー内を上記レストバー側に向けて進退出可能であるピストン及びこのピストンに従動するロッドを設けてあり、
上記ロッドはその先端部にボルトを接続してあると共に、このボルトの先端部に上記保持溝と嵌合可能であるT型嵌合部を取り付けてあり、後部側に上記ボディーから突出され、突出端部に回転操作手段が着脱可能であり、
上記ボルトはT型嵌合部と共に上記各保持部に向けてボルト貫通穴内を挿入かつ貫通可能であり、
上記T型嵌合部は上記保持溝内に着脱可能であり、
上記ロッドは上記回転操作手段の回転操作を通じてロッドの回転力が上記ピストンを介して上記ボルトに伝達可能である
ことを特徴とするレストバーの固定装置。
【請求項3】
ロッドはピストンを挟んで前側ロッドと後側ロッドとからなり、上記前側ロッドは上記ピストンに従動可能であってロッド先端部にはボルトを接続してあり、上記後側ロッドの後端部に回転操作手段であるハンドル又はスパナのいずれか一方が着脱可能であることを特徴とする請求項2記載のレストバーの固定装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は圧延機に取り付けられるレストバーの固定方法及び固定装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から圧延機に取付けるレストバーとして特開2009-255099号公報に開示されているものがある。開示されているレストバーは圧延機側で保持体により保持され、保持体は圧延機にボルトにより着脱可能に取り付けられる。そして、レストバーは保持体を介して圧延機に向けて油圧力によって押圧するクランプシリンダにより固定される。このクランプシリンダにはばねが組み込んであり、このばねはクランプシリンダのロッドに対してこのロッドの先端部側をレストバーに押し付ける方向にばね付勢し、ばねのばね力によりクランプシリンダの油圧力が切れても、レストバーを圧延機に固定可能とする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2009-255099号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来例によると、レストバーを確実に固定することができる利点があるが、その改善方法としてレストバーの固定方法及び固定装置をより単純化することが望まれていた。
本発明の目的は、レストバーの固定を単純化し、確実な固定を可能にすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明に係るレストバーの固定方法の特徴は、予めレストバーの両端部のフランジ部に油圧シリンダーを取り付けておいてから、まず上記レストバーを圧延機の前側又は後側の少なくとも一側に配置しかつ上記両フランジ部を上記一側に間隔をあけて設けてある保持部の保持溝に対向させ、ついで上記油圧シリンダーを前進させロッド先端に接続してあるボルト及びボルトのT型嵌合部を上記保持溝内に差し入れ、その後上記油圧シリンダーのロッドをこのロッドの軸心を中心として90度回し、上記保持溝内に収納されているT型嵌合部を90度従動回転させることにより上記保持溝の奥部内に嵌合させ、その後油圧シリンダーの油圧によりロッドを後退させて嵌合状態にある上記T型嵌合部を上記保持溝の開口側内面に密着させることにある。
本発明に係るレストバーの固定装置の第1の特徴は、圧延機の前側又は後側の少なくとも一側に間隔を開けて設けてある保持部、上記圧延機の一側に配置されるレストバーの両端部のフランジ部に開けてあるボルト貫通穴及び上記レストバーのフランジ部に取り付けられる油圧シリンダーを備えていることにある。
上記各保持部には上下方向に長くかつ、水平方向の断面形状がT字型に形成され、上記レストバー側が開口されている保持溝をそれぞれ設けてある。上記各油圧シリンダーはボディー内を上記レストバー側に向けて進退出可能であるピストン及びこのピストンに従動するロッドを設けてある。上記ロッドはその先端部にボルトを接続してあると共に、このボルトの先端部に上記保持溝と嵌合可能であるT型嵌合部を取り付けてあり、後部側が上記ボディーから突出され、突出端部に回転操作手段が着脱可能である。上記ボルトはT型嵌合部と共に上記各保持部に向けてボルト貫通穴内を挿入かつ貫通可能であり、上記T型嵌合部は上記保持溝内に着脱可能であり、上記ロッドは上記回転操作手段の回転操作を通じてロッドの回転力が上記ピストンを介して上記ボルトに伝達可能である。
本発明に係るレストバーの固定装置の第2の特徴は、第1の特徴を前提とし、ロッドはピストンを挟んで前側ロッドと後側ロッドとからなり、上記前側ロッドは上記ピストンに従動可能であってロッド先端部にはボルトを接続し、上記後側ロッドの後端部に回転操作手段であるハンドル又はスパナのいずれか一方が着脱可能であることにある。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、圧延機の一側の保持部に保持溝を設けて、レストバーのフランジ部を挟んで油圧シリンダーを対向させるだけで、油圧力による油圧シリンダーのロッドの進退出の作動と締付け力のみで圧延機へのレストバーの確実な固定が可能となり、レストバーの取付け及び固定作業を単純化することができ、安全な作業が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本発明に係る固定装置におけるレストバーを取り付けている状態を示す圧延機の正面図である。
図2図1の右側面図である。
図3】本発明に係る固定装置のレストバーに油圧シリンダーを取り付けている状態を示す拡大正面図である。
図4図3の平面図であって、油圧シリンダーの一部を断面にして示す図である。
図5図3の右側面図である。
図6】圧延機の保持部を示す拡大図であり、(ア)は正面図、(イ)は側面図であって一部を省略している図、(ウ)は(ア)の水平断面図である。
図7】本発明に係る固定装置における油圧シリンダーを示す拡大側面図である。
図8】本発明に係る固定装置における油圧シリンダーのボルトを示す拡大図であり、(ア)は図7のVIII-VIII線断面図であり、(イ)は(ア)に示すボルトを90度回転した状態を示す図である。
図9】レストバーの取付け過程における油圧シリンダーの作動を段階的に示す拡大水平断面図であり、(ア)は油圧シリンダーのボルトを保持部の保持溝に対向させた状態を示す図、(イ)は油圧シリンダーのボルト及びT型嵌合部を保持部の保持溝に差し入れた状態を示す図である。
図10】レストバーの固定する過程における油圧シリンダーの作動を段階的に示す拡大水平断面図であり、(ア)は油圧シリンダーのボルト及びT型嵌合部を保持部の保持溝内に差し入れた状態からハンドルを反時計方向に90度回転させた状態を示す図、(イ)は油圧シリンダーの油圧力によりロッドを通じてボルトを後退させてT型嵌合部を保持溝の開口内面に密着させた状態を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明に係るレストバーの固定方法及び固定装置について図面を参照して説明する。
まず、レストバーの固定装置について説明する。
図1及び図2に示すように、固定装置Mは圧延材が進入通過する圧延機1の前後両側に取り付けられている。前後各側の固定装置Mはいずれも同一構成であるので、圧延機1の後側に取り付けられる固定装置のみを説明し、前側の固定装置の構成の説明を省略する。
図1図5において、固定装置Mは圧延機1の後側の背面に間隔を開けて設けてある保持部1a、上記圧延機の背面側に配置されるレストバー2の両端のフランジ部2aに開けてあるボルト貫通穴2a1及び上記レストバー側に向けて進退出可能であるロッド3cを有している油圧シリンダー3を備えている。
【0009】
図1図2及び図6に示すように圧延機1における各保持部1aは上下方向に長くかつ、水平方向の断面形状がT字型に形成された保持溝1a1をそれぞれ設けてある。各保持溝1a1の水平断面形状においてレストバー2側{図6(イ)左側}が開口され、溝奥部が広幅になっている。
【0010】
図1及び図2に示すようにレストバー2は圧延機1の背面に取り付けられるが、両端のフランジ部2aにはボルト貫通穴2a1が開けてある(図2及び図4)。両側のボルト貫通穴2a1は、図2に示す例ではいずれも上下2段に設けられている。また、レストバー2の前側にガイド載置部7を設けてある。ガイド載置部7には圧延機1内を進入通過する圧延材を圧延ロール(図示せず。)へ誘導するためのガイドが載置される。
【0011】
図7に示す油圧シリンダー3において、ボディー3a、ピストン3b及びロッド3cがその主要部を構成している。
ピストン3bはボディー3a内をレストバー2側に向けて進退出可能に収納されている。また、ロッド3cはピストン3bを挟んで前側ロッド3c1と後側ロッド3c2とからなる。前側ロッド3c1にはレストバー2側に向かって突出するボルト4を同軸状に接続してあると共に、このボルトの先端部に保持溝1a1と嵌合可能であるT型嵌合部4aを取り付けてある。T型嵌合部4aは図8(ア)に示すように縦方向に長い保持溝1a1の開口に沿って長く形成されている。ボルト4が図8(ア)の矢印方向(反時計方向)に90度回転すると、図8(イ)に示すようにT型嵌合部4aも90度回転して保持溝1a1の鎖線に示す開口と交差して保持溝の奥部内と嵌合する。
前側ロッド3c1の後端はピストン3bにねじ込まれている。また、後側ロッド3c2は先端部(前側ロッド3c1の端部)がピストン3bにねじ込まれている。後側ロッド3c2は後端部がボディー3aから後側(図7左側)に突出され、突出端部に着脱可能であるハンドル5を設けてある。
ボルト4は、T型嵌合部4aと共に各保持部1aに向けてレストバー2のフランジ部2aのボルト貫通穴2a1内を挿入しかつこの穴を貫通可能である。
ハンドル5の本体の配置方向は図7に示す例では上下に長いT型嵌合部4aのそれと平行に設定されている。このため、ハンドル5の本体の回転方向及び回転角度とT型嵌合部4aのそれらと同じである。このため、ハンドル5の本体の回転方向及び回転角度によってT型嵌合部4aのそれらを認識することができ、ハンドルはT型嵌合部の動作の目安となる。
前側ロッド3c1には、ハンドル5の回転操作を通じて後側ロッド3c2の回転力が伝達可能である。T型嵌合部4aは各保持溝1a1内に着脱可能である。
圧延機1へのレストバー2の組込み時には、このレストバーのフランジ部2aに油圧シリンダー3を予め取り付けておく。
取付けに関しては、レストバー2の両フランジ部2aの背面に油圧シリンダー3を配置してから、ボルト4及びT型嵌合部4aをフランジ部のボルト貫通穴2a1に通してフランジ部の前方に突出させ、そして油圧シリンダーのボディー3aの4隅を取付けボルト6によりボディー後部から前方に向けて挿入してレストバーのフランジ部にねじ込んで油圧シリンダーをレストバーに取付け固定する。
【0012】
図1図5に基づいて、保持部1a、レストバー2及び油圧シリンダー3の相互関係について説明する。
レストバー2は圧延機1の背面側に水平方向に設けられており、その両端のフランジ部2aは各保持部1aに対向している。
油圧シリンダー3は各保持部1aに対してレストバー2を介してそれぞれ対向しかつレストバーの両端のフランジ部2aのボルト貫通穴2a1とそれぞれ対向している。
油圧シリンダー3は上述したようにレストバー2の両フランジ部2aに取り付けられている。
【0013】
次に、レストバーの固定方法について説明する。
図3図5に示すように、予めレストバー2の両端のフランジ部2aに油圧シリンダー3をそれぞれ取付けボルト6を通じて固定的に取り付けておく。
まず、レストバー2をクレーンで吊り上げ、圧延機1の背面側に配置し、そしてレストバーの両フランジ部2aを圧延機1の各保持部1aの保持溝1a1に対向させ、ついで図9(ア)に示すように、油圧シリンダー3を矢印方向に前進させてロッド3c(図7)の先端側に位置しフランジ部2aに開けてあるボルト貫通穴2a1を貫通しているボルト4及びその先端のT型嵌合部4aを保持溝1a1内に差し入れる{図9(イ)}。
その後、油圧シリンダー3の後側ロッド3c2の後端側のハンドル5を反時計方向に90度回す。ハンドル5が予め取り付けられていない場合にはハンドルの装着端部を後側ロッド3c2の後端側に装着してからハンドルを反時計方向に90度回す。すると、図10(ア)に示すように、ハンドル5の回転操作に基づく回転力は後側ロッド3c2からピストン3bを経て前側ロッド3c1に伝達され、更にボルト4を介して保持溝1a1の奥部内に収納されているT型嵌合部4aは90度従動回転して保持溝の広幅の奥部内に嵌合される。最後に、図10(イ)に示すように、油圧シリンダー3の油圧により前側ロッド3c1及びボルト4を後退させると、嵌合状態にあるT型嵌合部4aは保持溝1a1の開口側内面に密着する。この結果、圧延機1の背面に取り付けられているレストバー2は固定されることになる。
【0014】
図2の例では、固定装置Mは圧延機1の両側に設けられているが、必ずしも両側である必要はなく、片側であっても良い。
図1において、油圧シリンダー3はレストバー2の両フランジ部2aにそれぞれ上下2段に配置されているが、配置する油圧シリンダーの数は複数である必要はなく、両フランジ部に1台ずつでも良い。
また、油圧シリンダー3はハンドル5の回転力がロッド3cを通じてその先端部のボルト4のT型嵌合部4aに伝達されれば良く、図示の構成に限定されない。例えば後側ロッド3c2をピストン3bに回転可能に挿入し、先端部をピストンにねじ込んである前側ロッド3c1に挿入結合して、前後両側のロッドを一体化しても良い。
ハンドル5については予め油圧シリンダー3のロッド3cの後端に取り付けておいても良く、操作時に取り付けてから回転操作をしても良い。
回転操作手段として、図示の例ではハンドル5を用いたが、必ずしもハンドルに限定されずスパナやロッド3cの後端部に貫通状態に取り付け可能な棒体などであっても良い。
【0015】
本発明では、予め油圧シリンダー3を取り付けてあるレストバー2を吊り上げて圧延機1の前後両側に配置し、保持部1aの保持溝1a1に油圧シリンダーのロッド3cのボルト4を対向させてから、油圧シリンダーを前進させボルト及びT型嵌合部4aを保持部の保持溝内に差し入れ、その後にハンドル5を90度回して油圧シリンダーのボルトと共にT型嵌合部を90度従動回転させて、T型嵌合部が保持溝内に嵌合した状態にしてから油圧力でロッドを後退させてT型嵌合部を保持溝の開口内面に密着させるので、レストバーの確実の固定が可能になり、固定操作が多くの人手を要することなく可能になり、レストバーの固定作業を単純化することができ、さらに安全な作業が可能になる。
【符号の説明】
【0016】
1 圧延機
1a 保持部
1a1 保持溝
2 レストバー
2a フランジ部
2a1 ボルト貫通穴
3 油圧シリンダー
3a ボディー
3b ピストン
3c ロッド
3c1 前側ロッド
3c2 後側ロッド
4 ボルト
4a T型嵌合部
5 ハンドル(回転操作手段)
6 取付けボルト
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10