(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023021055
(43)【公開日】2023-02-09
(54)【発明の名称】基板処理装置
(51)【国際特許分類】
H01L 21/304 20060101AFI20230202BHJP
H01L 21/683 20060101ALI20230202BHJP
H01L 21/306 20060101ALI20230202BHJP
【FI】
H01L21/304 651
H01L21/304 643
H01L21/304 642A
H01L21/304 642F
H01L21/304 651J
H01L21/304 651G
H01L21/304 651B
H01L21/304 651Z
H01L21/304 648A
H01L21/68 N
H01L21/306 J
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022120432
(22)【出願日】2022-07-28
(31)【優先権主張番号】10-2021-0100118
(32)【優先日】2021-07-29
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】518162784
【氏名又は名称】セメス カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100114775
【弁理士】
【氏名又は名称】高岡 亮一
(74)【代理人】
【識別番号】100121511
【弁理士】
【氏名又は名称】小田 直
(74)【代理人】
【識別番号】100202751
【弁理士】
【氏名又は名称】岩堀 明代
(74)【代理人】
【識別番号】100208580
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 玲奈
(74)【代理人】
【識別番号】100191086
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 香元
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジュン ヨン
(72)【発明者】
【氏名】チャン,キュ ファン
(72)【発明者】
【氏名】キム,チュル グー
(72)【発明者】
【氏名】チェ,ジャン ボン
(72)【発明者】
【氏名】リー,ヤン イル
【テーマコード(参考)】
5F043
5F131
5F157
【Fターム(参考)】
5F043AA35
5F043EE02
5F043EE07
5F043EE36
5F131AA02
5F131BA18
5F131BA37
5F131BB03
5F131CA32
5F131DA43
5F131DA52
5F131DA63
5F131EC22
5F131GA03
5F131GA27
5F131GA43
5F157AA09
5F157AB02
5F157AB03
5F157AB13
5F157AB14
5F157AB33
5F157AB34
5F157AB45
5F157AB48
5F157AB51
5F157AB62
5F157AB64
5F157AB90
5F157AC04
5F157AC56
5F157BB02
5F157BB09
5F157BB23
5F157CB14
5F157CB22
5F157CB26
5F157CF14
5F157CF60
5F157CF99
5F157DA21
5F157DB32
5F157DB51
5F157DC90
(57)【要約】 (修正有)
【課題】バッチ式処理方法の量産性を保ちながらパターンリーニング現象やウォーターマークの発生を抑制する基板処理装置を提供する。
【解決手段】基板処理装置300は、処理液L3が収容される収容空間312を有して複数の基板を液処理する処理槽310と、処理液に浸された状態の基板Wの姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する姿勢変換部材330と、を含む。平姿勢に変換された基板は、ウェッティングモジュール350によりウェッティング液を供給された後、枚葉式で液処理及び乾燥処理される。
【選択図】
図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基板を処理する装置において、
処理液が収容される収容空間を有して、複数の基板を液処理する処理槽と、及び
前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する姿勢変換部材を含む、ことを特徴とする基板処理装置。
【請求項2】
前記処理槽の上部に設置され、前記処理液から脱して外部に露出される基板にウェッティング液を噴射するウェッティングモジュールを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項3】
前記ウェッティングモジュールは、
前記ウェッティング液をストリーム、またはスプレー方式で前記ウェッティング液を噴射するように構成されるウェッティングノズルを含む、ことを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
【請求項4】
前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液は、
前記収容空間に収容された前記処理液と同じ種類の液である、ことを特徴とする請求項2に記載の基板処理装置。
【請求項5】
前記ウェッティングモジュールは、
上部から眺める時、前記ウェッティングノズルを基板の半径方向に沿って移動させる移動部材を含む、ことを特徴とする請求項3に記載の基板処理装置。
【請求項6】
基板を臨時保管するバッファー部と、及び
前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出された基板を前記バッファー部に返送する返送ユニットを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の基板処理装置。
【請求項7】
前記バッファー部は、
基板を支持する支持棚と、
前記支持棚に支持された基板にウェッティング液を噴射するウェッティングノズルと、及び
前記支持棚に支持された基板の下部に配置されて前記ウェッティング液を排水する排水隔壁を含む、ことを特徴とする請求項6に記載の基板処理装置。
【請求項8】
前記ウェッティングノズルは、
複数で提供され、前記ウェッティングノズルらのうちで何れか一つと前記ウェッティングノズルらのうちで他の一つはお互いに向い合う位置に設置される、ことを特徴とする請求項7に記載の基板処理装置。
【請求項9】
前記支持棚、前記ウェッティングノズル、そして、前記排水隔壁は、それぞれ基板と対応されるように複数で提供され、
前記返送ユニットは、
複数枚の基板を返送するバッチハンドを含むが、
前記バッチハンドがグリップする複数枚の基板間の間隔は、
前記支持棚らの間の間隔と同一である、ことを特徴とする請求項8に記載の基板処理装置。
【請求項10】
前記ウェッティングノズルが噴射する前記ウェッティング液は、前記収容空間に収容された前記処理液と同じ種類の液である、ことを特徴とする請求項7に記載の基板処理装置。
【請求項11】
前記収容空間に収容された前記処理液に浸され、基板らを収納する収納空間を有する収納容器と、及び
前記収納容器に収納されて前記水平姿勢に変換された基板を上下方向に移動させる昇降部材を含み、
前記姿勢変換部材は、
前記収納容器に装着可能であり、前記収納容器を回転させる回転部と、及び
前記処理槽に設置され、前記回転部に装着された前記収納容器を水平方向に移動させる移動部を含み、
前記収納容器の一面-前記収納容器が回転されて基板の姿勢が前記水平姿勢に変換された時、前記一面は前記ウェッティングモジュールと向い合い-は開放される、ことを特徴とする請求項2乃至請求項5のうちで何れか一つに記載の基板処理装置。
【請求項12】
前記装置は、
基板を返送するハンドを有する返送ユニットと、及び
制御機をさらに含み、
前記制御機は、
前記昇降部材が前記収納容器を上の方向に移動させて外部に露出された基板を前記収納容器から搬出するように前記昇降部材、そして、前記返送ユニットを制御する、ことを特徴とする請求項11に記載の基板処理装置。
【請求項13】
基板を処理する装置において、
バッチ式で複数の基板を同時に液処理する第1工程処理部と、及び
枚葉式で一つの基板を液処理または乾燥処理する第2工程処理部を含み、
前記第1工程処理部は、
処理液が収容される収容空間を有する処理槽と、及び
前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する姿勢変換部材を含む、ことを特徴とする基板処理装置。
【請求項14】
前記第1工程処理部は、
前記水平姿勢に変換された基板を上の方向に移動させ、前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出されるようにする昇降部材をさらに含む、ことを特徴とする請求項13に記載の基板処理装置。
【請求項15】
前記第1工程処理部は、
基板を収納する収納空間を有する複数の収納容器を含み、
前記姿勢変換部材は前記収納容器のうちで何れか一つを回転させて収納された基板らを前記水平姿勢に変換し、
前記昇降部材は前記収納容器に収納されて前記水平姿勢に変換された基板を上下方向に移動させる、ことを特徴とする請求項14に記載の基板処理装置。
【請求項16】
前記第2工程処理部は、
基板を臨時保管するバッファー部を含み、
前記第1工程処理部は、
前記昇降部材によって前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出された基板を前記バッファー部に返送する第1返送ユニットをさらに含む、ことを特徴とする請求項14に記載の基板処理装置。
【請求項17】
前記第2工程処理部は、
枚葉式で基板を処理する枚葉式処理チャンバと、及び
前記バッファー部と前記枚葉式処理チャンバの間で基板を返送する第2返送ユニットをさらに含み、
前記第2返送ユニットは、
前記バッファー部から複数の基板を搬出して前記枚葉式処理チャンバに返送するように複数の返送ハンドを有する、ことを特徴とする請求項16に記載の基板処理装置。
【請求項18】
前記バッファー部は、
枚葉式で基板を処理する枚葉式処理チャンバと積層されるように配置されるが、前記枚葉式処理チャンバの上部に配置される、ことを特徴とする請求項17に記載の基板処理装置。
【請求項19】
基板を処理する装置において、
バッチ式で複数の基板を液処理する第1工程処理部と、及び
前記第1工程処理部で処理された基板を処理し、枚葉式で一つの基板を液処理または乾燥処理する第2工程処理部を含み、
前記第1工程処理部は、
処理液が収容される収容空間を有する複数の処理槽と、
前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換させる姿勢変換部材と、及び
前記処理槽の上部に設置され、前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出される基板にウェッティング液を噴射するウェッティングモジュールを含み、
前記処理槽らのうちで何れか一つに収容される前記処理液は前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液と同じ種類の液であり、
前記処理槽らのうちで他の一つに収容される前記処理液は前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液と他の種類の液である、ことを特徴とする基板処理装置。
【請求項20】
前記第2工程処理部は、
基板を臨時保管するバッファー部を含み、
前記第1工程処理部は、
前記収容空間に収容された前記処理液に浸され、前記姿勢変換部材によって回転される収納空間を有する収納容器と、
前記姿勢変換部材によって回転された前記収納容器を上下方向に移動させる昇降部材と、及び
前記昇降部材によって外部に露出された基板を前記バッファー部に返送し、複数枚の基板を返送するバッチハンドを有する返送ユニットをさらに含み、
前記バッファー部は、
基板を支持する支持棚らと、
前記支持棚に支持されたそれぞれの基板にウェッティング液を噴射する第2ウェッティングノズルらと、
前記支持棚に支持された基板らそれぞれの下部に配置されて前記ウェッティング液を排水する排水隔壁らと、及び
前記支持棚に設置され、基板の支持如何をセンシングするセンサーを含む、ことを特徴とする請求項19に記載の基板処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、基板処理装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
半導体素子を製造するため、基板に写真、蝕刻、アッシング、イオン注入、そして、薄膜蒸着などの多様な工程らを通じて所望するパターンをウェハーなどを基板上に形成する。それぞれの工程には多様な処理液、処理ガスらが使用され、工程が進行中にはパーティクル、そして、工程副産物が発生する。このような基板上の薄膜、パーティクル、そして、工程副産物を基板から除去するためにそれぞれの工程前後には基板に対する液処理工程が遂行される。一般な液処理工程は基板をケミカル及びリンス液で処理した後乾燥処理する。液処理工程では基板上のSiNをストリップ(Strip)することができる。
【0003】
また、基板をケミカル、そして、リンス液で処理する方法は複数枚の基板をまとめて処理するバッチ式(Batch)処理方法、そして、基板を1枚ずつ処理する枚葉式処理方法で大きく分けることができる。
【0004】
複数枚の基板をまとめて処理するバッチ式処理方法は、ケミカルまたはリンス液が底流する処理槽内に複数枚の基板を垂直姿勢にまとめて浸漬することによって基板処理を実行する。このために、基板処理の量産性がすぐれて、また、各基板間の処理品質が均一である。しかし、バッチ式処理方法は上面にパターンが形成された複数枚の基板が垂直姿勢に浸漬される。これに、基板上に形成されたパターンが高アスペクト比を有する場合、基板を持ち上げるなどの過程で基板上に形成されたパターンにパターンリーニング(Pattern Leaning)現象が発生されることがある。また、複数枚の基板が一度に空気中に露出された状態で早い時間内に乾燥処理が行われない場合、空気中に露出された複数枚の基板のうちで一部にはウォーターマーク(Water Mark)が発生される恐れがある。
【0005】
反面、基板を1枚ずつ処理する枚葉式処理方法の場合、水平姿勢で回転する単一の基板に対してケミカルまたはリンス液を供給することに基板処理を実行する。また、枚葉式処理方法では、返送される基板が水平姿勢を維持するために上述したパターンリーニング現象が発生される危険が少なくて、また、1枚ずつ基板を処理して処理された基板を直ちに乾燥処理するか、または液処理を遂行するために上述したウォーターマークの発生危険が少ない。しかし、枚葉式処理方法の場合基板処理の量産性が落ちて、バッチ式処理方法と比べる時相対的に各基板間の処理品質が不均一である。
【0006】
また、基板を回転させてスピン乾燥する場合、基板上に形成されたパターンが高アスペクト比を有する場合、基板上に形成されたパターンが崩れるリーニング現象が発生される恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
【特許文献1】韓国特許公開第10-2006-0073468号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
本発明は、基板を効率的に処理することができる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0009】
また、本発明は基板処理の量産性を改善することができる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0010】
また、本発明は各基板間の処理品質の均一性をより高めることができる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0011】
また、本発明は基板上にウォーターマークが発生される危険を最小化できる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0012】
また、本発明は基板上に形成されたパターンにリーニング現象が発生されることを最小化できる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0013】
また、本発明は高アスペクト比を有するパターンが形成された基板を効率的に処理することができる基板処理装置を提供することを一目的とする。
【0014】
本発明の目的はこれに制限されないし、言及されなかったまた他の目的らは下の記載らから通常の技術者が明確に理解されることができるであろう。
【課題を解決するための手段】
【0015】
本発明は、基板を処理する装置を提供する。基板処理装置は、処理液が収容される収容空間を有して、複数の基板を液処理する処理槽と、及び前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する姿勢変換部材を含むことができる。
【0016】
一実施例によれば、前記処理槽の上部に設置され、前記処理液から脱して外部に露出される基板でウェッティング液を噴射するウェッティングモジュールを含むことができる。
【0017】
一実施例によれば、前記ウェッティングモジュールは、前記ウェッティング液をストリーム、またはスプレー方式で前記ウェッティング液を噴射するように構成されるウェッティングノズルを含むことができる。
【0018】
一実施例によれば、前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液は、前記収容空間に収容された前記処理液と同じ種類の液であることがある。
【0019】
一実施例によれば、前記ウェッティングモジュールは、上部から眺める時、前記ウェッティングノズルを基板の半径方向に沿って移動させる移動部材を含むことができる。
【0020】
一実施例によれば、基板を臨時保管するバッファー部と、及び前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出された基板を前記バッファー部に返送する返送ユニットを含むことができる。
【0021】
一実施例によれば、前記バッファー部は、基板を支持する支持棚と、前記支持棚に支持された基板にウェッティング液を噴射するウェッティングノズルと、及び前記支持棚に支持された基板の下部に配置されて前記ウェッティング液を排水する排水隔壁を含むことができる。
【0022】
一実施例によれば、前記ウェッティングノズルは、複数で提供され、前記ウェッティングノズルらのうちで何れか一つと前記ウェッティングノズルらのうちで他の一つはお互いに向い合う位置に設置されることができる。
【0023】
一実施例によれば、前記支持棚、前記ウェッティングノズル、そして、前記排水隔壁は、それぞれ基板と対応されるように複数で提供され、前記返送ユニットは、複数枚の基板を返送するバッチハンドを含むが、前記バッチハンドがグリップする複数枚の基板間の間隔は、前記支持棚らの間の間隔と同一なことがある。
【0024】
一実施例によれば、前記ウェッティングノズルが噴射する前記ウェッティング液は、前記収容空間に収容された前記処理液と同じ種類の液であることがある。
【0025】
一実施例によれば、前記収容空間に収容された前記処理液に浸され、基板らを収納する収納空間を有する収納容器と、及び前記収納容器に収納されて前記水平姿勢に変換された基板を上下方向に移動させる昇降部材を含み、前記姿勢変換部材は、前記収納容器に装着可能であり、前記収納容器を回転させる回転部と、及び前記処理槽に設置され、前記回転部に装着された前記収納容器を水平方向に移動させる移動部を含み、前記収納容器の一面-前記収納容器が回転されて基板の姿勢が前記水平姿勢に変換された時、前記一面は前記ウェッティングモジュールと向い合い-は開放されることがある。
【0026】
一実施例によれば、前記装置は、基板を返送するハンドを有する返送ユニットと、及び制御機をさらに含み、前記制御機は、前記昇降部材が前記収納容器を上の方向に移動させて外部に露出された基板を前記収納容器から搬出するように前記昇降部材、そして、前記返送ユニットを制御することができる。
【0027】
また、本発明は基板を処理する装置を提供する。基板処理装置は、バッチ式で複数の基板を同時に液処理する第1工程処理部と、及び枚葉式で一つの基板を液処理または乾燥処理する第2工程処理部を含み、前記第1工程処理部は、処理液が収容される収容空間を有する処理槽と、及び前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する姿勢変換部材を含むことができる。
【0028】
一実施例によれば、前記第1工程処理部は、前記水平姿勢に変換された基板を上の方向に移動させ、前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出されるようにする昇降部材をさらに含むことができる。
【0029】
一実施例によれば、前記第1工程処理部は、基板を収納する収納空間を有する複数の収納容器を含み、前記姿勢変換部材は前記収納容器のうちで何れか一つを回転させて収納された基板らを前記水平姿勢に変換し、前記昇降部材は前記収納容器に収納されて前記水平姿勢に変換された基板を上下方向に移動させることができる。
【0030】
一実施例によれば、前記第2工程処理部は、基板を臨時保管するバッファー部を含み、前記第1工程処理部は、前記昇降部材によって前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出された基板を前記バッファー部に返送する第1返送ユニットをさらに含むことができる。
【0031】
一実施例によれば、前記第2工程処理部は、枚葉式で基板を処理する枚葉式処理チャンバと、及び前記バッファー部と前記枚葉式処理チャンバの間で基板を返送する第2返送ユニットをさらに含み、前記第2返送ユニットは、前記バッファー部から複数の基板を搬出して前記枚葉式処理チャンバに返送するように複数の返送ハンドを有することができる。
【0032】
一実施例によれば、前記バッファー部は、枚葉式で基板を処理する枚葉式処理チャンバと積層されるように配置されるが、前記枚葉式処理チャンバの上部に配置されることができる。
【0033】
また、本発明は基板を処理する装置を提供する。基板処理装置は、バッチ式で複数の基板を液処理する第1工程処理部と、及び前記第1工程処理部で処理された基板を処理し、枚葉式で一つの基板を液処理または乾燥処理する第2工程処理部を含み、前記第1工程処理部は、処理液が収容される収容空間を有する複数の処理槽と、前記処理液に浸された状態の基板の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換させる姿勢変換部材と、及び前記処理槽の上部に設置され、前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出される基板でウェッティング液を噴射するウェッティングモジュールを含み、前記処理槽らのうちで何れか一つに収容される前記処理液は前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液と同じ種類の液であり、前記処理槽らのうちで他の一つに収容される前記処理液は前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液と他の種類の液であることがある。
【0034】
一実施例によれば、前記第2工程処理部は、基板を臨時保管するバッファー部を含み、前記第1工程処理部は、前記収容空間に収容された前記処理液に浸され、前記姿勢変換部材によって回転される収納空間を有する収納容器と、前記姿勢変換部材によって回転された前記収納容器を上下方向に移動させる昇降部材と、及び前記昇降部材によって外部に露出された基板を前記バッファー部に返送し、複数枚の基板を返送するバッチハンドを有する返送ユニットをさらに含み、前記バッファー部は、基板を支持する支持棚らと、前記支持棚に支持されたそれぞれの基板にウェッティング液を噴射する第2ウェッティングノズルらと、前記支持棚に支持された基板らそれぞれの下部に配置されて前記ウェッティング液を排水する排水隔壁らと、及び前記支持棚に設置され、基板の支持如何をセンシングするセンサーを含むことができる。
【0035】
また、本発明は基板を処理する装置を提供する。基板処理装置は、処理液が収容される収容空間を有して、複数の基板を液処理する処理槽と、及び前記処理槽の上部に設置され、前記収容空間に収容された前記処理液から脱して外部に露出される基板にウェッティング液を噴射するウェッティングモジュールを含むことができる。
【0036】
一実施例によれば、前記ウェッティングモジュールが噴射する前記ウェッティング液は、前記収容空間に収容される前記処理液と同じ種類の液であることがある。
【0037】
一実施例によれば、前記ウェッティング液、そして、前記処理液は水を含むことができる。
【0038】
また、本発明は基板を処理する装置を提供する。基板処理装置は、バッチ式で複数の基板を液処理する処理槽と、枚葉式で一つの基板を液処理または乾燥処理するチャンバと、及び前記処理槽、そして、前記チャンバの間で基板が返送される経路上に配置され、基板を臨時保管するバッファー部を含み、前記バッファー部は、基板を支持する支持棚と、及び前記支持棚に支持された基板にウェッティング液を噴射するウェッティングノズルを含むことができる。
【0039】
一実施例によれば、前記バッファー部は、前記支持棚に支持された基板の下部に配置され、前記ウェッティング液を排水する排水隔壁を含むことができる。
【0040】
一実施例によれば、前記排水隔壁は、前記ウェッティング液を受ける液受け空間が形成され、前記液受け空間は、前記液受け空間に収容された前記ウェッティング液を排出するドレンラインと連結されることができる。
【0041】
一実施例によれば、前記支持棚に設置され、基板の支持如何をセンシングするセンサーをさらに含み、前記ウェッティングノズルは、前記センサーの基板支持如何のセンシング如何によって前記ウェッティング液を噴射することができる。
【0042】
また、本発明は基板を処理する方法を提供する。基板処理方法は、垂直姿勢の基板をバッチ式で液処理する第1液処理段階と、前記基板の姿勢を前記垂直姿勢から水平姿勢に変更する姿勢変更段階と、及び前記水平姿勢に変更された前記基板にウェッティング液を供給するウェッティング段階と、を含むことができる。
【0043】
一実施例によれば、前記ウェッティング段階以後、水平姿勢の前記基板を枚葉式で乾燥する乾燥段階を含むことができる。
【0044】
一実施例によれば、前記乾燥段階には、前記基板に超臨界状態の処理流体を供給して前記基板を乾燥することができる。
【0045】
一実施例によれば、前記ウェッティング段階以後、水平姿勢の前記基板を枚葉式で液処理する第2液処理段階を含むことができる。
【0046】
一実施例によれば、前記第1液処理段階は、お互いに相異な処理槽らで複数回遂行されるが、前記処理槽らのうちで何れか一つに収容される処理液と、前記処理槽らのうちで他の一つに収容される処理液の種類はお互いに相異なことがある。
【0047】
一実施例によれば、前記ウェッティング段階に前記基板に供給される前記ウェッティング液は、前記処理槽らのうちで他の一つに収容される処理液と同じ種類の液であることがある。
【0048】
一実施例によれば、前記ウェッティング液は、水を含む液であることがある。
【0049】
一実施例によれば、前記ウェッティング液は、前記基板にストリームまたはスプレー方式で噴射されることができる。
【0050】
一実施例によれば、前記姿勢変更段階は、前記基板が前記第1液処理段階が遂行される処理槽に収容された処理液に浸された状態で遂行されることができる。
【0051】
一実施例によれば、前記ウェッティング段階は、前記垂直姿勢で前記水平姿勢に変換された前記基板が前記処理槽に収容された前記処理液から脱するようにその位置が変更されれば、前記処理槽の上部から前記基板に前記ウェッティング液を噴射して遂行されることができる。
【0052】
一実施例によれば、前記ウェッティング段階は、前記垂直姿勢から前記水平姿勢に変換された前記基板が前記処理槽に収容された前記処理液から脱して基板を臨時保管するバッファー部に搬入されれば、前記バッファー部に設置されたウェッティングノズルが前記基板に前記ウェッティング液を噴射して遂行されることができる。
【発明の効果】
【0053】
本発明の一実施例によれば、基板を効率的に処理することができる。
【0054】
また、本発明の一実施例によれば、基板処理の量産性を改善することができる。
【0055】
また、本発明の一実施例によれば、各基板間の処理品質の均一性をより高めることができる。
【0056】
また、本発明の一実施例によれば、基板上にウォーターマークが発生される危険を最小化できる。
【0057】
また、本発明の一実施例によれば、基板上に形成されたパターンにリーニング現象が発生されることを最小化できる。
【0058】
また、本発明の一実施例によれば、高アスペクト比を有するパターンが形成された基板を効率的に処理することができる。
【0059】
本発明の効果が上述した効果らに限定されるものではなくて、言及されない効果らは本明細書及び添付された図面らから本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者に明確に理解されることができるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0060】
【
図1】本発明の一実施例による基板処理装置を上部から眺めた概略的な図面である。
【
図2】
図1の第2工程処理部を一方向から眺めた側面図である。
【
図3】
図1の第2工程処理部を他の方向から眺めた側面図である。
【
図4】
図1のバッチ式液処理チャンバ、そして、第1返送チャンバを側面から眺めた概略的な図面である。
【
図5】
図4の第3バッチ式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる斜視図である。
【
図6】
図4の第3バッチ式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる断面図である。
【
図7】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで基板を処理する姿を見せてくれる図面である。
【
図8】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで基板の姿勢が変更される姿を見せてくれる図面である。
【
図9】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで収納容器が昇降部材の上部に移動される姿を見せてくれる図面である。
【
図10】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで収納容器に収納された基板らのうちで最上端に配置された基板を空気中に露出させ、露出された基板にウェッティング液を噴射する姿を見せてくれる図面である。
【
図11】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで基板が搬出されて第1バッファー部に搬入される姿を見せてくれる図面である。
【
図12】
図4の第3バッチ式液処理チャンバで基板が搬出された以後、収納容器に収納された基板らのうちで最上端に配置された基板を空気中に露出させ、露出された基板にウェッティング液を噴射する姿を見せてくれる図面である。
【
図13】
図6の第3バッチ式液処理チャンバで基板が搬出されて第1バッファー部に搬入される姿を見せてくれる図面である。
【
図14】基板にウェッティング液を噴射する他の実施例を見せてくれる図面である。
【
図15】同じく、基板にウェッティング液を噴射する他の実施例を見せてくれる図面である。
【
図16】
図15の第1バッファー部に基板が搬入される場合、第1バッファー部が基板の濡れ性を維持させる姿を見せてくれる図面である。
【
図17】
図1の枚葉式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる図面である。
【
図18】
図1の乾燥チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる図面である。
【
図19】本発明の一実施例による基板処理方法を見せてくれるフローチャートである。
【
図20】本発明の他の実施例による基板処理装置を上部から眺めた概略的な図面である。
【
図21】本発明の他の実施例による第2返送ユニットが基板を返送する姿を見せてくれる図面である。
【
図22】同じく、本発明の他の実施例による第2返送ユニットが基板を返送する姿を見せてくれる図面である。
【
図23】本発明の他の実施例による液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる図面である。
【
図25】本発明の他の実施例による基板処理装置を上部から眺めた図面である。
【発明を実施するための形態】
【0061】
以下では添付した図面を参照にして本発明の実施例に対して本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者が容易に実施できるように詳しく説明する。しかし、本発明はいろいろ相異な形態で具現されることができるし、ここで説明する実施例で限定されない。また、本発明の望ましい実施例を詳細に説明するにおいて、関連される公知機能または構成に対する具体的な説明が本発明の要旨を不必要に曇ることがあると判断される場合にはその詳細な説明を略する。また、類似機能及び作用をする部分に対しては図面全体にかけて等しい符号を使用する。
【0062】
ある構成要素を‘包含'するということは、特別に反対される記載がない限り他の構成要素を除くことではなく、他の構成要素をさらに含むことができるということを意味する。具体的に,“含む”または“有する”などの用語は明細書上に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものが存在することを指定しようとすることであって、一つまたはその以上の他の特徴らや数字、段階、動作、構成要素、部品またはこれらを組み合わせたものなどの存在または付加可能性をあらかじめ排除しないものとして理解されなければならない。
【0063】
単数の表現は文脈上明白に異なるように志さない限り、複数表現を含む。また、図面で要素らの形状及び大きさなどはより明確な説明のために誇張されることがある。
【0064】
第1、第2などの用語は多様な構成要素らを説明するのに使用されることができるが、前記構成要素らは前記用語によって限定されてはいけない。前記用語は一つの構成要素を他の構成要素から区別する目的で使用されることができる。例えば、本発明の権利範囲から離脱されないまま第1構成要素は第2構成要素で命名されることができるし、類似第2構成要素も第1構成要素に命名されることができる。
【0065】
ある構成要素が異なる構成要素に“連結されて”いるか、または“接続されて”いると言及された時には、その他の構成要素に直接的に連結されているか、または接続されていることもあるが、中間に他の構成要素が存在することもあると理解されなければならないであろう。反面に、ある構成要素が異なる構成要素に“直接連結されて”いるか、または“直接接続されて”いると言及された時には、中間に他の構成要素が存在しないことで理解されなければならないであろう。構成要素らとの関係を説明する他の表現ら、すなわち“~間に”と“すぐ~間に”または“~に隣合う”と“~に直接隣合う”なども同じく解釈されなければならない。
【0066】
異なるように定義されない限り、技術的であるか科学的な用語を含んでここで使用されるすべての用語らは、本発明が属する技術分野で通常の知識を有した者によって一般的に理解されることと等しい意味である。一般に使用される前もって定義されているもののような用語は、関連技術の文脈上有する意味と一致する意味であることで解釈されなければならないし、本出願で明白に定義しない限り、理想的や過度に形式的な意味で解釈されない。
【0067】
また、以下で説明する基板(W)を返送する構成ら、例えば、以下の返送ユニットまたは返送ロボットらは、返送モジュールと呼ばれることもある。
【0068】
以下では、
図1乃至
図15を参照して本発明の実施例に対して説明する。
【0069】
図1は、本発明の一実施例による基板処理装置を上部から眺めた概略的な図面であり、
図2は
図1の第2工程処理部を一方向から眺めた側面図であり、
図3は
図1の第2工程処理部を他の方向から眺めた側面図である。
【0070】
図1乃至
図3を参照すれば、本発明の一実施例による基板処理装置10は、第1工程処理部100、第2工程処理部200、そして、制御機600を含むことができる。第1工程処理部100、そして、第2工程処理部200は上部から眺める時、第1方向(X)に沿って配列されることができる。以下では、上部から眺める時、第1方向(X)に垂直な方向を第2方向(Y)と称して、第1方向(X)及び第2方向(Y)に垂直な方向を第3方向(Z)と称する。
【0071】
第1工程処理部100はバッチ(Batch)式で複数の基板(W)をまとめて液処理することができる。例えば、第1工程処理部100はバッチ(Batch)式で複数の基板(W)をまとめて洗浄処理することができる。第1工程処理部100では垂直姿勢(基板(W)の上面または下面が地面に垂直な方向と平行な姿勢)の複数の基板(W)らを同時に処理することができる。第1工程処理部100は第1ロードポートユニット110、第1インデックスチャンバ120、第1返送チャンバ130、バッチ式液処理チャンバ140、そして、第2返送チャンバ150を含むことができる。
【0072】
第1ロードポートユニット110は少なくとも一つ以上のロードポトらを含むことができる。第1ロードポートユニット110が有するロードポトらには少なくとも一つ以上の基板(W)が収納された容器(F)が置かれることができる。容器(F)には複数の基板(W)らが収納されることができる。例えば、容器(F)には25枚の基板が収納されることができる。容器(F)はカセット(Cassette)、ポッド(FOD)、フープ(FOUP)などと呼ばれることができる。容器(F)は容器返送装置によって第1ロードポートユニット110にローディング(Loading)されることができる。第1ロードポートユニット110に置かれる容器(F)に収納された基板(W)らは未処理された基板(W)、または液処理が要求される基板(W)らであることがある。また、第1ロードポートユニット110には未処理された基板(W)が収納された容器(F)だけ置かれることができる。すなわち、第1ロードポートユニット110は処理が要求される基板(W)がローディング(Loading)される役割を遂行することができる。
【0073】
第1インデックスチャンバ120には第1ロードポートユニット110が結合されることができる。第1インデックスチャンバ120と第1ロードポートユニット110は第2方向(Y)に沿って配列されることができる。第1インデックスチャンバ120は第1返送ロボット122、そして、姿勢変更ユニット124を含むことができる。第1返送ロボット122は第1ロードポートユニット110に安着された容器(F)から未処理された、または処理が要求される基板(W)を搬出することができる。第1返送ロボット122は容器(F)から基板(W)を搬出して第1インデックスチャンバ120内に提供された収納容器(C)に基板(W)を搬入することができる。第1返送ロボット122は複数枚(例えば、25枚)の基板(W)を同時に把持及び返送することができるバッチハンドを有することができる。
【0074】
収納容器(C)は概して桶形状を有することができる。収納容器(C)は内部に収納空間を有することができる。収納容器(C)の収納空間には複数の基板(W)が収納されることができる。例えば、収納容器(C)の収納空間には50枚の基板(W)が収納されることができる。収納容器(C)は、収納容器(C)が有する面らのうちで少なくともふたつ以上の面が開放された桶形状を有することができる。収納容器(C)の収納空間には基板(W)を支持/把持する支持部材が提供されることができる。
【0075】
容器(F)から搬出された基板(W)が収納容器(C)に搬入が完了すれば、収納容器(C)は第1インデックスチャンバ120内に配置された姿勢変更ユニット124に返送されることができる。姿勢変更ユニット124は収納容器(C)を回転させることができる。例えば、姿勢変更ユニット124は収納容器(C)の開放された部分が上部に向けるように収納容器(C)を回転させることができる。収納容器(C)の開放された部分が上部に向けるように回転されれば、収納容器(C)に収納された基板(W)は水平姿勢(基板(W)の上面及び下面が地面と水平な姿勢)から垂直姿勢にその姿勢が変更されることができる。水平姿勢は基板(W)上面(例えば、パターンが形成された面)がX-Y平面と並んでいるような状態を意味し、垂直姿勢は基板(W)の上面がX-Z平面またはY-Z平面と並んでいるような状態を意味することができる。
【0076】
第1返送チャンバ130は第1インデックスチャンバ120と接続されることができる。第1返送チャンバ130は第1返送ユニット132を含むことができる。第1返送ユニット132は物体を返送することができる返送ハンドを含むことができる。また、第1返送ユニット132が有する返送ハンドは第1方向(X)、第2方向(Y)、そして、第3方向(Z)に沿って移動可能に提供されることができる。また、第1返送ユニット132が有する返送ハンドは第3方向(Z)を回転軸に回転可能に提供されることができる。第1返送ユニット132は第1インデックスチャンバ120から少なくとも一つ以上の基板(W)を搬出して後述するバッチ式液処理チャンバ140に搬入させることができる。例えば、第1返送ユニット132は複数の基板(W)を一度に第1インデックスチャンバ120から搬出して後述するバッチ式液処理チャンバ140に搬入させることができる。例えば、第1返送ユニット132のハンドは姿勢変更ユニット124によって回転された収納容器(C)を第1インデックスチャンバ120から搬出し、搬出された収納容器(C)をバッチ式液処理チャンバ140に搬入させることができる。
【0077】
バッチ式液処理チャンバ140は上部から眺める時、第1返送チャンバ130と並んで配置されることができる。例えば、バッチ式液処理チャンバ140は上部から眺める時にバッチ式液処理チャンバ140は複数の基板(W)を一度に液処理することができる。バッチ式液処理チャンバ140では処理液を利用して複数の基板(w)を一度に洗浄処理することができる。バッチ式液処理チャンバ140では処理液を利用して複数の基板(W)を一度に液処理することができる。バッチ式液処理チャンバ140に使用される処理液はケミカル及び/またはリンス液であることがある。例えば、ケミカルは強酸または強塩基の性質を有するケミカルであることができる。また、リンス液は純水であることがある。例えば、ケミカルはAPM(Ammonia-Hydrogen Peroxide Mixture、HPM(Hydrochloricacid-Hydrogen Peroxide Mixture、FPM(Hydrofluoricacid-Hydrogen Peroxide Mixture、DHF(Diluted Hydrofluoric acid、SiNを除去するケミカル、リン酸を含むケミカル、硫酸を含むケミカルなどで適切に選択されることができる。リンス液は水を含む液であることがある。例えば、リンス液は純水、またはオゾン水などで適切に選択されることができる。
【0078】
また、バッチ式液処理チャンバ140は第1バッチ式液処理チャンバ141、第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143を含むことができる。第1バッチ式液処理チャンバ141、そして、第2バッチ式液処理チャンバ142ではケミカルを使って基板(W)を処理することができる。また、第3バッチ式液処理チャンバ143ではリンス液を使って基板(W)をリンス処理することができる。
【0079】
また、第1バッチ式液処理チャンバ141で使用する処理液、第2バッチ式液処理チャンバ142で使用する処理液、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143で使用する処理液はお互いに相異なことがある。
【0080】
また、前述した第1返送ユニット132は第1バッチ式液処理チャンバ141及び/または第2バッチ式液処理チャンバ142から基板(W)を処理した以後、収納容器(C)を第3バッチ式液処理チャンバ143に返送し、収納容器(C)に収納された基板(W)をリンス液で処理することができる。バッチ式液処理チャンバ140に対する詳しい内容は後述する。
【0081】
第2返送チャンバ150は上部から眺める時、第1返送チャンバ130、そして、バッチ式液処理チャンバ140と並んで配列されることができる。例えば、第2返送チャンバ150は第1返送チャンバ130と第2方向(Y)に沿って並んで配列されることができる。また、第2返送チャンバ150はバッチ式液処理チャンバ140と第1方向(X)に沿って並んで配列されることができる。また、第2返送チャンバ150は第3バッチ式液処理チャンバ143と第2工程処理部200との間に配置されることができる。例えば、第2返送チャンバ150は第3バッチ式液処理チャンバ143と後述する第1バッファー部210との間に配置されることができる。
【0082】
第2返送チャンバ150は基板(W)を返送することができる。第2返送チャンバ150はバッチ式液処理チャンバ140から基板(W)を搬出し、後述する第1バッファー部210に返送することができる。第2返送チャンバ150は返送ハンドを有する第2返送ユニット152を含むことができる。第2返送ユニット152が有する返送ハンドは、第1方向(X)、第2方向(Y)、そして、第3方向(Z)に沿って移動可能に提供されることができる。また、第2返送ユニット152が有する返送ハンドは第3方向(Z)に沿って回転可能に提供されることができる。また、第2返送ユニット152が有する返送ハンドはバッチ式液処理チャンバ140が含む第3バッチ式液処理チャンバ143から基板(W)を搬出して第1バッファー部210に返送することができる。また、第2返送ユニット152が有する返送ハンドは水平姿勢の基板(W)を第3枚葉式液処理チャンバ143から搬出して第1バッファー部210に返送することができる。また、返送ユニット152は後述する第3バッチ式液処理チャンバ143の上端より高い位置で基板(W)を搬出して後述する第1バッファー部210で搬入させることができる。
【0083】
第2工程処理部200は第1工程処理部100で処理された基板(W)を処理することができる。第2工程処理部200は第1工程処理部100で処理された基板(W)を処理し、枚葉式で基板(W)を液処理または乾燥処理することができる。第2工程処理部200は第1バッファー部210、第3返送チャンバ220、枚葉式液処理チャンバ230、乾燥チャンバ240、第2バッファー部250、第2インデックスチャンバ260、そして、第2ロードポートユニット270を含むことができる。枚葉式液処理チャンバ230と乾燥チャンバ240はすべて枚葉式処理チャンバで称されることができる。
【0084】
第1バッファー部210は上部から眺める時、前述した第2返送チャンバ150と第1方向(X)に沿って並んで配列されることができる。例えば、第1バッファー部210は第2返送チャンバ150の一側に配置されることができる。第1バッファー部210は第1工程処理部100で液処理された基板(W)らを臨時保管する貯蔵空間を有することができる。第1バッファー部210は後述する第3バッチ式液処理チャンバ143で垂直姿勢から水平姿勢に姿勢が変更された基板(W)らを水平姿勢に保存することができる。
【0085】
また、第1バッファー部210は枚葉式処理チャンバらのうちで少なくとも一部と積層されるように配置されることができる。例えば、第1バッファー部210下には後述する乾燥チャンバ240または枚葉式液処理チャンバ230が配置されることができる。例えば、第1バッファー部210下には後述する枚葉式液処理チャンバ230が配置されることができる。第1バッファー部210の下に配置される枚葉式液処理チャンバ230は一つ、または複数個であることがある。すなわち、第1バッファー部210は第2返送ユニット152が返送する基板(W)を直ちに収納するように枚葉式処理チャンバと積層されるように提供されるが、枚葉式処理チャンバより上部に配置されることができる。
【0086】
第3返送チャンバ220は上部から眺める時、後述する乾燥チャンバ240らの間に配置されることができる。また、第3返送チャンバ220は上部から眺める時、後述する枚葉式液処理チャンバ230と第1バッファー部210との間に配置されることができる。第3返送チャンバ220は第3返送ユニット222を含むことができる。第3返送ユニット222は第1バッファー部210から基板(W)を搬出して乾燥チャンバ240または枚葉式液処理チャンバ230に返送する返送ハンドを含むことができる。第3返送ユニット222が有するハンドは、基板(W)を1枚ずつ返送する枚葉ハンドであることができる。第3返送ユニット222が有する返送ハンドは、第1方向(X)、第2方向(Y)、そして、第3方向(Z)に沿って移動可能に提供されることができる。また、第3返送ユニット222が有する返送ハンドは第3方向(Z)を回転軸にして回転可能に提供されることができる。
【0087】
枚葉式液処理チャンバ230は上部から眺める時、第3返送チャンバ220の一側、そして、他側に配置されることができる。枚葉式液処理チャンバ230らのうちで一部は上述したように第1バッファー部210と積層されるように配置されることができる。枚葉式液処理チャンバ230らのうちで一部は第1バッファー部210の下部に配置されることができる。
【0088】
枚葉式液処理チャンバ230は水平姿勢の基板(W)を回転させるが、回転される基板(W)に処理液を供給して基板(W)を処理することができる。枚葉式液処理チャンバ230では基板(W)を1枚ずつ処理することができる。枚葉式液処理チャンバ230に供給される処理液は有機溶剤であることができる。例えば、枚葉式液処理チャンバ230に供給される処理液はイソプロピルアルコール(IPA)であることがある。枚葉式液処理チャンバ230では回転する基板(W)に有機溶剤を供給し、基板(W)を回転させて基板(W)を乾燥処理することができる。これと異なり、枚葉式液処理チャンバ9230では回転する基板(W)に有機溶剤を供給し、基板(W)が有機溶剤に濡れた状態で後述する乾燥チャンバ240に返送され、乾燥チャンバ240から基板(W)が乾燥されることができる。枚葉式液処理チャンバ230に対する詳しい説明は後述する。
【0089】
乾燥チャンバ240では超臨界流体を利用して基板(W)を処理することができる。乾燥チャンバ240は一つの基板(W)を枚葉式で乾燥処理する超臨界チャンバであることができる。乾燥チャンバ240は超臨界流体を利用して基板(W)を乾燥処理する超臨界チャンバであることができる。乾燥チャンバ240に対する詳しい説明は後述する。
【0090】
第2バッファー部250は第3返送チャンバ230と後述する第2インデックスチャンバ260の間に配置されることができる。第2バッファー部250は枚葉式処理チャンバと第2ロードポートユニット270との間に配置されることができる。
【0091】
第2バッファー部250は第1バッファー部210と類似に基板(W)が臨時保管または貯蔵される空間を提供することができる。例えば、第2バッファー部250は枚葉式処理チャンバである枚葉式液処理チャンバ230及び/または乾燥チャンバ240で処理された基板(W)を臨時保管することができる。第2バッファー部250は
図2に示されたように複層構造を有することができる。しかし、これに限定されるものではなくて、第2バッファー部250は単層構造を有することもできる。
【0092】
第2インデックスチャンバ260は第2バッファー部250及び第3返送チャンバ220と並んで配列されることができる。第2インデックスチャンバ260は第2バッファー部250及び第3返送チャンバ220と第2方向(Y)に沿って並んで配列されることができる。前述した第3返送チャンバ220の第3返送ユニット222は枚葉式液処理チャンバ230または乾燥チャンバ240で処理された水平姿勢の基板(W)を搬出し、搬出された基板(W)を第2バッファー部250に返送することができる。第2インデックスチャンバ260の第2返送ロボット262は基板(W)を第2バッファー部250から搬出することができる。
【0093】
第2返送ロボット262の有するハンドは、基板(W)を1枚ずつ返送する枚葉ハンドであることができる。第2返送ロボット262が有する返送ハンドは第1方向(X)、第2方向(Y)、そして、第3方向(Z)に沿って移動可能に提供されることができる。また、第2返送ロボット262が有する返送ハンドは第3方向(Z)を回転軸にして回転可能に提供されることができる。
【0094】
第2ロードポートユニット270は少なくとも一つ以上のロードポートを含むことができる。第2ロードポートユニット270が有するロードポートには複数の基板(W)を収納することができる容器(F)が置かれることができる。例えば、第2ロードポートユニット270に置かれる容器(F)は第1工程処理部100及び第2工程処理部200で処理が完了された基板(W)らが収納されることができる。第2ロードポートユニット270に置かれる容器(F)は第1工程処理部100及び第2工程処理部200で処理が完了された基板(W)らだけ収納されることができる。すなわち、第2ロードポートユニット270は処理された基板(W)を基板処理装置からアンローディング(Unloading)する機能を遂行することができる。
【0095】
前述した第2返送ロボット262は処理された基板(W)を第2ロードポートユニット270が有するロードポートに置かれた容器(F)に搬入することができる。容器(F)は上述した物品返送装置(例えば、OHT)によって基板処理装置10の外部に返送されることができる。
【0096】
制御機600は基板処理装置10を制御することができる。例えば、制御機600は基板処理装置10が有する構成らを制御することができる。例えば、制御機600は基板処理装置10が基板(W)を処理する工程を遂行できるように基板処理装置10を制御することができる。例えば、制御機600はバッチ式液処理チャンバ140、第2返送ユニット152、第1バッファー部210、第3返送ユニット222、そして、第2返送ロボット262を制御することができる。また、制御機600は後述する液供給源315、液排出ライン316、姿勢変換部材330、昇降部材340、そして、加熱部材320などを制御することができる。
【0097】
また、制御機600は基板処理装置10の制御を実行するマイクロプロセッサー(コンピューター)でなされるプロセスコントローラーと、オペレーターが基板処理装置10を管理するためにコマンド入力操作などを行うキーボードや、基板処理装置10の稼働状況を可視化して表示するディスプレイなどでなされるユーザーインターフェースと、基板処理装置10で実行される処理をプロセスコントローラーの制御で実行するための制御プログラムや、各種データ及び処理条件によって各構成部に処理を実行させるためのプログラム、すなわち、処理レシピが記憶された記憶部を具備することができる。また、ユーザーインターフェース及び記憶部はプロセスコントローラーに接続されることがある。処理レシピは記憶部のうちで記憶媒体に記憶されていることがあって、記憶媒体は、ハードディスクでも良く、CD-ROM、DVDなどの可搬性ディスクや、フラッシュメモリーなどの半導体メモリーであることもある。
【0098】
図4は、
図1のバッチ式液処理チャンバ、そして、第1返送チャンバを側面から眺めた概略的な図面である。
【0099】
図4を参照すれば、バッチ式液処理チャンバ140は上述したように第1バッチ式液処理チャンバ141、第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143を含むことができる。第1バッチ式液処理チャンバ141、第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143は第1方向(X)に沿って並んで配列されることができる。
【0100】
第1バッチ式液処理チャンバ141、そして、第2バッチ式液処理チャンバ142はお互いに同一または類似な構造を有することができる。例えば、第1バッチ式液処理チャンバ141と第2バッチ式液処理チャンバ142は使用する処理液の種類が相異であるだけで、お互いに同一または類似な構造を有することができる。例えば、第1バッチ式液処理チャンバ141では第1処理液(L1)を利用して基板(W)を処理することができる。例えば、第2バッチ式液処理チャンバ142では第2処理液(L2)を利用して基板(W)を処理することができる。第1処理液(L1)は上述したケミカルらのうちで何れか一つであることがある。第2処理液(L2)は上述したケミカルらのうちで他の一つであることができる。
【0101】
第1バッチ式液処理チャンバ141は第1処理槽141a、第1液供給ライン141b、第1液排出ライン141c、第1加熱部材141d、そして、第1液供給源141eを含むことができる。第2バッチ式液処理チャンバ142は第2処理槽142a、第2液供給ライン142b、第2液排出ライン142c、第2加熱部材142d、そして、第2液供給源142eを含むことができる。第1液供給ライン141b、第1液排出ライン141c、第1加熱部材141d、そして、第1液供給源141eは第2処理槽142a、第2液供給ライン142b、第2液排出ライン142c、第2加熱部材142d、そして、第2液供給源142eと概して同一または類似な構造及び機能を遂行することができる。これに、以下では第1バッチ式液処理チャンバ141を中心に説明する。
【0102】
第1処理槽141aは第1処理液(L1)が収容される収容空間を有することができる。第1処理槽141aは上部が開放された桶形状を有することができる。第1処理槽141aには収容空間に収容された第1処理液(L1)の温度を調節する加熱部材141dが提供されることができる。また、第1液供給源141eと連結された第1液供給ライン141bは第1処理槽141aの収容空間に第1処理液(L1)を供給することができるし、第1液排出ライン142cは収容空間に供給された第1処理液(L1)を外部に排出することができる。また、収納容器(F)は一側が開放された桶形状を有して、内部に収納空間を有することができる。また、収納容器(F)は複数の基板(W)が収納されたまま第1処理槽141aの収容空間に供給された第1処理液(L1)に浸されることがある。また、収納容器(C)には少なくとも一つ以上の通孔らが形成され、収納容器(C)に収納された基板(W)らは第1処理液(L1)に浸漬されることがある。第1処理液(L1)によって処理された基板(W)らは第1返送ユニット132によって第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143に順次に返送され、第2処理液(L2)、そして、第3処理液(L3)によって順次に処理されることができる。第3処理液(L3)は上述したリンス液であることがある。
【0103】
図5は、
図4の第3バッチ式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる斜視図であり、
図6は
図4の第3バッチ式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる断面図である。
図5、そして、
図6を参照すれば、第3バッチ式液処理チャンバ143に提供される基板処理装置300は処理槽310、液供給ライン314、液供給源315、液排出ライン316、加熱部材320、姿勢変換部材330、昇降部材340、そして、ウェッティングモジュール350を含むことができる。
【0104】
処理槽310は内部に第3処理液(L3)が収容される収容空間312を有することができる。処理槽310は上部が開放された桶形状を有することができる。処理槽310は底部、そして、上部から眺める時底部の縁領域から上の方向に延長される側部を含むことができる。
【0105】
また、液供給源315は収容空間312に処理液を供給することができる。液供給源315は収容空間312に第3処理液(L3)を供給することができる。液供給源315は収容空間312にリンス液を供給することができる。液供給源315は液供給ライン314と連結されることができる。液供給ライン314の一端は収容空間312と連結され、液供給ライン314の他端は液供給源315と連結されることができる。液供給源315は液供給ライン314にリンス液を供給し、液供給ライン314は収容空間312にリンス液を供給することができる。また、収容空間312で使用された第3処理液(L3)は、液排出ライン316を通じて外部に排出されることができる。
【0106】
加熱部材320は収容空間312に供給された第3処理液(L3)の温度を調節することができる。例えば、加熱部材320は収容空間312に供給された第3処理液(L3)を設定温度で加熱することができる。加熱部材320は処理槽310の底部、そして、側部に提供されることができる。例えば、加熱部材320は処理槽310内に提供されることができる。加熱部材320は冷熱または温熱を発生させて収容空間312に供給された第3処理液(L3)の温度を調節することができる。加熱部材320はヒーターであることができる。しかし、これに限定されるものではなくて、加熱部材320は収容空間312に供給された第3処理液(L3)の温度を調節することができる公知された装置で多様に変形されることができる。選択的に加熱部材320は設置されないこともある。
【0107】
姿勢変換部材330は第3処理液(L3)に浸された状態の基板(W)の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換することができる。例えば、姿勢変換部材330は第3処理液(L3)に浸された状態の収納容器(C)を回転させることができる。姿勢変換部材330は第3処理液(L3)に浸された状態の収納容器(C)を回転させ、収納容器(C)に収納された基板(W)らの姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換させることができる。姿勢変換部材330は移動部332、そして、回転部334を含むことができる。
【0108】
移動部332は処理槽310に設置されることができる。移動部332は第1方向(X)に沿って移動可能に構成されることができる。移動部332は処理槽310の側部に設置されることができる。例えば、移動部332は処理槽310の側部にわたって設置されるように、開放された部分が下に向ける
【数1】
形状を有することができる。移動部332は上述したように第1方向(X)に沿って移動可能に構成され、後述する回転部334に装着された収納容器を水平方向である第1方向(X)に沿って移動させることができる。
【0109】
回転部334は移動部332に設置されることができる。回転部334は収納容器(C)に形成された装着溝(図示せず)に装着可能に提供されることができる。回転部334は収納容器(C)に装着可能に提供され、収納容器(C)を回転させることができる。例えば、回転部334は軸形状を有して、その回転軸が第2方向(Y)と平行なことがある。また、回転部334は収納容器(C)が収容空間312に浸されているうちに、収納容器(C)を把持することができる。
【0110】
昇降部材340は水平姿勢に変換された基板(W)を上下方向に移動させることができる。例えば、昇降部材340は収納容器(C)を上下方向に移動させることができる。昇降部材340は姿勢変換部材330によって回転された収納容器(C)を上下方向に移動させることができる。昇降部材340は収納容器(C)に着脱可能に提供されることができる。昇降部材340はシャフト342、そして、駆動機344を含むことができる。シャフト342は駆動機344が発生させる駆動力によって上下方向に移動されることができる。駆動機344は空圧、油圧シリンダーまたはモータであることがある。しかし、これに限定されるものではなくて、駆動機344はシャフト342を上下方向に移動させることができる公知された装置で多様に変形されることができる。
【0111】
また、シャフト342は上部から眺める時、処理槽310の底部に提供されるが、前述した第1バッファー部210と隣接した領域に配置されることができる。シャフト342は軸形状を有することができる。シャフト342は姿勢変換部材330によって回転された収納容器(C)の位置をガイドする、ガイド軸として役割を遂行することができる。例えば、シャフト342は姿勢変換部材330によって回転された収納容器(C)の底面に形成された整列溝(CG)に挿入されて収納容器(C)の位置をガイドすることができる。また、前述した例で言及した昇降部材340はガイド部材(Guide Member)などとも呼ばれることがある。
【0112】
ウェッティングモジュール350は基板(W)にウェッティング液(WL)を供給することができる。ウェッティング液(WL)は純水であることができる。ウェッティング液(WL)は第3処理液(L3)と同一な種類の薬液であることができる。ウェッティング液(WL)は基板(W)の濡れ性を維持させることができる。ウェッティングモジュール350は昇降部材340が基板(W)を移動させる領域の上部に設置されることができる。ウェッティングモジュール350は第3バッチ式液処理チャンバ143の内側天井壁に設置されるか、またはウェッティングモジュール350の噴射位置を変更させることができるアームに設置されることもできる。
【0113】
ウェッティングモジュール350はウェッティングノズル(第1ウェッティングノズルの一例)352及び移動部材354を含むことができる。ウェッティングノズル352は基板(W)にウェッティング液(WL)を噴射するように構成されることができる。ウェッティングノズル352はウェッティング液(WL)をストリームまたはスプレー方式で噴射できるように構成されることができる。移動部材354はウェッティングノズル352の位置を変更するように提供されることができる。移動部材354は第3バッチ式液処理チャンバ143の内側天井壁に設置されるガイドレールであるか、またはウェッティングノズル352の位置を変更させるアームであることができる。移動部材354は第3処理液(L3)から脱して外部に露出される基板(W)の半径方向にウェッティングノズル352の位置を変更させることができる。移動部材354は基板(W)の一領域(例えば、中心領域)にまずウェッティング液(WL)を噴射し、以後、濡れ状態が維持されることができないと判断される他の領域(例えば、縁領域)に移動してウェッティング液(WL)を噴射することができる。濡れ状態の判断は移動部材354または第3バッチ式液処理チャンバ143の内側天井壁に設置されることができるイメージ獲得モジュール(例えば、カメラ)を通じて濡れ状態を判断することもできる。
【0114】
以下では、
図7乃至
図13を参照して本発明の一実施例による基板処理方法に対して説明する。以下で説明する基板処理方法を遂行するために制御機600は基板処理装置10を制御することができる。
【0115】
図7を参照すれば、複数の基板(W)、例えば25~50枚程度の基板(W)が収納された収納容器(C)は収容空間312に供給された第3処理液(L3)に浸漬されることがある。例えば、収納容器(C)は第3処理液(L3)に浸され、第3処理液(L3)は収納容器(C)の収納空間に流入されて基板(W)らを処理することができる。この時、収納容器(C)に収納された基板(W)らは垂直姿勢を維持することができる。また、第3処理液(L3)によって基板(W)らが処理されるうちに姿勢変換部材330の回転部は収納容器(C)を把持することができる。
【0116】
図8を参照すれば、第3処理液(L3)によって基板(W)らの処理が完了すれば、姿勢変換部材330の回転部334は収納容器(C)を回転させることができる。姿勢変換部材330の回転部334は収納容器(C)を第2方向(Y)と平行な回転軸を中心に収納容器(C)を回転させることができる。収納容器(C)が回転されれば、収納容器(C)に収納された複数の基板(W)らの姿勢は垂直姿勢から水平姿勢に変換されることができる。この時、回転部334は収納容器(C)が収容空間312に供給された第3処理液(L3)に浸された状態で収納容器(C)を回転させることができる。これは収納容器(C)が外部に露出(例えば、空気中に露出)された状態で回転される場合、収納容器(C)に収納された基板(W)らが乾燥することができるためである。
【0117】
図9を参照すれば、回転部334によって回転された収納容器(C)は回転部334に装着された状態で第1方向(X)に沿って移動されることができる。例えば、収納容器(C)は上述した昇降部材340の上部に移動されることができる。また、収納容器(C)の水平方向での移動は、収容空間312に供給された第3処理液(L3)に浸漬された状態でなされることができる。これは収納容器(C)が外部に露出(例えば、空気中に露出)された状態で移動される場合、収納容器(C)に収納された基板(W)らが乾燥することができるためである。
【0118】
図10を参照すれば、昇降部材340のシャフト342は上の方向に移動され、収納容器(C)に形成された整列溝(CG)に挿入されることができる。整列溝(CG)に挿入されれば、回転部334は第2方向(Y)に沿って移動されて収納容器(C)から分離されることができる。以後、シャフト342は収納容器(C)を上の方向に移動させ、収納容器(C)に収納された基板(W)らのうちで一部を外部に露出(例えば、空気中に露出)させることができる。例えば、シャフト342は収納容器(C)を上の方向に移動させ、収納容器(C)に収納された基板(W)らのうちで最上端に配置された基板(W)のみを外部に露出(例えば、空気中に露出)させることができる。これは、以後に第2返送ユニット152によって収納容器(C)から搬出される最上端に配置された基板(W)を除いて、残り基板(W)らが乾燥することを防止、すなわち、濡れ性を維持するためのことである。また、最上端に配置された基板(W)の場合にも、その濡れ性を維持させることができるようにウェッティングモジュール350が最上端に配置された基板(W)にウェッティング液(WL)を供給することができる。また、ウェッティングモジュール350が供給するウェッティング液(WL)に伝達されるように、収納容器(C)は姿勢変換部材330によって回転された状態でその上部面が開放された形態を有することができる。ウェッティング液(WL)は第3処理液(L3)と同じ種類の液であることがある。例えば、ウェッティング液(WL)と第3処理液(L3)は水を含む薬液であることができる。例えば、ウェッティング液(WL)と第3処理液(L3)は上述したリンス液であることがある。
【0119】
図11を参照すれば、収納容器(C)の最上端に配置された基板(W)は第2返送ユニット152によって収納容器(C)から搬出されて第1バッファー部210に返送されることができる。
【0120】
図12を参照すれば、前述したように最上端に配置された基板(W)が収納容器(C)に搬出された以後、昇降部材340のシャフト342はもう一度さらに上の方向に収納容器(C)を移動させることができる。これに、収納容器(C)に収納された基板(W)らのうちで最上端に配置された基板(W)だけが外部に露出(例えば、空気中に露出)されることができる。これは、以後に第2返送ユニット152によって収納容器(C)から搬出される最上端に配置された基板(W)を除いて、残り基板(W)らが乾燥することを防止、すなわち、濡れ性を維持するためである。この場合にも、ウェッティングモジュール350が最上端に配置された基板(W)にウェッティング液(WL))を供給することができる。
【0121】
図13を参照すれば、収納容器(C)の最上端に配置された基板(W)は第2返送ユニット152によって収納容器(C)から搬出されて第1バッファー部210に返送されることができる。
【0122】
前述した例では、垂直姿勢から水平姿勢に変換された基板(W)が昇降部材340によって処理槽310に収容された第3処理液(L3)から脱するようにその位置が変更されれば、処理槽310の上部でウェッティングモジュール350がウェッティング液(WL)を噴射することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
【0123】
例えば、
図14乃至
図16に示されたようにウェッティングモジュール350が設置されないで、第1バッファー部210にウェッティング液(WL)を噴射することもできる。
【0124】
図14乃至
図16に示されたように第1バッファー部210は、第1バッファー部210には上述した貯蔵空間に搬入された基板(W)らが乾燥することを防止するように(基板(W)の濡れ性を維持するように)、貯蔵空間にウェッティング液(WL)を供給する構造を有することができる。また、第1バッファー部210に貯蔵された基板(W)らは、第1バッファー部210内で区画されたそれぞれの貯蔵空間らに貯蔵されることができる。
【0125】
第1バッファー部210は支持棚212、排水隔壁214、ウェッティングノズル216、第2ウェッティングノズルの一例)、そして、ドレンライン218を含むことができる。
【0126】
支持棚212、排水隔壁214、ウェッティングノズル216は複数で提供され、第1バッファー部210に搬入される基板(W)らごとに対応されるように提供されることができる。支持棚212は第1バッファー部210が提供する空間で基板(W)を支持することができる。また、支持棚212には重さセンサー(図示せず)が設置されることができる。重さセンサーは、支持棚212に支持される基板(W)の重さをセンシングして、基板(W)上に供給されたウェッティング液(WL)の量がどの位であるを確認することができるようにする。
【0127】
制御機600は支持棚212に支持される基板(W)の重さに根拠し、ウェッティングノズル216で噴射する単位時間当りウェッティング液(WL)の量を調節することができる。支持棚212は基板(W)の一側及び他側の下面を支持できるように提供されることができる。
【0128】
ウェッティングノズル216はウェッティング液(WL)をストリームまたはスプレー方式で噴射するように構成されることができる。ウェッティングノズル216は複数で提供され、ウェッティングノズル216らのうちで何れか一つとウェッティングノズル216らのうちで他の一つはお互いに見合わせるように配置されることができる。すなわち、各基板(W)に一対のウェッティングノズル216が基板(W)上にウェッティング液(WL)を噴射することができる。ウェッティングノズル216は第1バッファー部210の貯蔵空間に返送された基板(W)の濡れ性を維持することができる薬液、またはミストを供給するノズルを具備することができる。薬液またはミストはイソプロピルアルコール(IPA)、前述したケミカル、そして、上述したリンス液のうちで選択されたウェッティング液(WL)を供給することができる。
【0129】
排水隔壁214は支持棚212より下に配置されることができる。排水隔壁214は支持棚212に支持された基板(W)らそれぞれの下部に配置されることができる。排水隔壁214はウェッティングノズル216が噴射するウェッティング液(WL)を受ける、液受けが役割を遂行し、それぞれの基板(W)が配置される空間をお互いに区切ることができる。排水隔壁214は液受け空間を有するように上部が開放された四角型の桶形状を有して、排水隔壁214が有する液受け空間はドレンライン218と連結されることができる。これに、ウェッティングノズル216が噴射するウェッティング液(WL)は外部に排出されることができる。
【0130】
また、前述した例ではウェッティング液(WL)をウェッティングモジュール350が基板(W)上に供給するか、または第1バッファー部210でウェッティング液(WL)を供給することを例に挙げて説明したが、基板処理装置10はウェッティングモジュール350がウェッティング液(WL)を供給し、第1バッファー部210でもウェッティング液(WL)を供給するように構成されることもできる。
【0131】
図17は、
図1の枚葉式液処理チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる図面である。枚葉式液処理チャンバ230に提供される基板処理装置400はハウジング410、処理容器420、支持ユニット440、昇降ユニット460、そして、液供給ユニット480を含むことができる。
【0132】
ハウジング410は内部に処理空間412を有する。ハウジング410は内部に空間を有する桶形状を有することができる。ハウジング410が有する内部空間412には処理容器420、支持ユニット440、昇降ユニット460、液供給ユニット480が提供されることができる。ハウジング410は正断面から眺める時四角の形状を有することができる。しかし、これに限定されるものではなくて、ハウジング410は処理空間412を有することができる多様な形状で変形されることができる。
【0133】
処理容器420は上部が開放された桶形状を有する。処理容器420は内部回収桶422及び外部回収桶426を有する。それぞれの回収桶422、426は工程に使用された処理液らのうちでお互いに相異な処理液を回収する。内部回収桶422は基板支持ユニット440を囲む環形のリング形状で提供され、外部回収桶426は内部回収桶426を囲む環形のリング形状で提供される。内部回収桶422の内側空間422a及び内部回収桶422は内部回収桶422に処理液が流入される第1流入口422aとして機能する。内部回収桶422と外部回収桶426の間空間426aは外部回収桶426に処理液が流入される第2流入口426aとして機能する。一例によれば、それぞれの流入口422a、426aはお互いに相異な高さに位置されることができる。それぞれの回収桶422、426の底面の下には回収ライン422b、426bが連結される。それぞれの回収桶422、426に流入された処理液らは回収ライン422b、426bを通じて外部の処理液再生システム(図示せず)に提供されて再使用されることができる。
【0134】
支持ユニット440は処理空間412で基板(W)を支持する。支持ユニット440は工程が進行中に基板(W)を支持及び回転させる。支持ユニット440は支持板442、支持ピン444、チャックピン446、そして、回転駆動部材448、449を有する。
【0135】
支持板442は概して円形の板形状で提供され、上面及び底面を有する。下部面は上部面に比べて小さな直径を有する。すなわち、支持板442は上部面が広くて下部面が狭い上広下狭の形状を有することができる。上面及び底面はその中心軸がお互いに一致するように位置される。また、支持板442には加熱手段(図示せず)が提供されることができる。支持板442に提供される加熱手段は支持板442に置かれた基板(W)を加熱することができる。加熱手段は熱を発生させることができる。加熱手段が発生させる熱は温熱または冷熱であることができる。加熱手段が発生させた熱は支持板442に置かれた基板(W)に伝達することができる。また、基板(W)に伝達された熱は基板(W)に供給された処理液を加熱することができる。加熱手段はヒーター及び/または冷却コイルであることができる。しかし、これに限定されるものではなくて、加熱手段は公知の装置で多様に変形されることができる。
【0136】
支持ピン444は複数個提供される。支持ピン444は支持板442の上面の縁部に所定間隔で離隔されるように配置されて支持板442で上部に突き出される。支持ピン444らはお互いの間に組合によって全体的に環形のリング形状を有するように配置される。支持ピン444は支持板442の上部面から基板(W)が一定距離で離隔されるように基板(W)の後面縁を支持する。
【0137】
チャックピン446は複数個提供される。チャックピン446は支持板442の中心で支持ピン444より遠く離れるように配置される。チャックピン446は支持板442の上面から上に突き出されるように提供される。チャックピン446は支持板442が回転される時基板(W)が正位置から側方向に離脱されないように基板(W)の側部を支持する。チャックピン446は支持板442の半径方向に沿って外側位置と内側位置との間に直線移動が可能になるように提供される。外側位置は内側位置に比べて支持板442の中心から遠く離れた位置である。基板(W)が支持板442にローディングまたはアンローディング時チャックピン446は外側位置に位置され、基板(W)に対して工程遂行時チャックピン446は内側位置に位置される。内側位置はチャックピン446と基板(W)の側部がお互いに接触される位置であり、外側位置はチャックピン446と基板(W)がお互いに離隔される位置である。
【0138】
回転駆動部材448、449は支持板442を回転させる。支持板442は回転駆動部材448、449によって自己中心軸を中心に回転可能である。回転駆動部材448、449は支持軸448及び駆動部449を含む。支持軸448は第4方向16を向ける桶形状を有する。支持軸448の上端は支持板442の底面に固定結合される。一例によれば、支持軸448は支持板442の底面中心に固定結合されることができる。駆動部449は支持軸448が回転されるように駆動力を提供する。支持軸448は駆動部449によって回転され、支持板442は支持軸448と共に回転可能である。
【0139】
昇降ユニット460は処理容器420を上下方向に直線移動させる。処理容器420が上下に移動されることによって支持板442に対する処理容器420の相対高さが変更される。昇降ユニット460は基板(W)が支持板442にローディングされるか、またはアンローディングされる時支持板442が処理容器420の上部に突き出されるように処理容器420は下降される。また、工程が進行される時には基板(W)に供給された処理液の種類によって処理液が既設定された回収桶422、426に流入されることができるように処理容器420の高さが調節する。昇降ユニット460はブラケット462、移動軸464、そして、駆動機466を有する。ブラケット462は処理容器420の外壁に固定設置され、ブラケット462には駆動機466によって上下方向に移動される移動軸464が固定結合される。選択的に、昇降ユニット460は支持板442を上下方向に移動させることができる。
【0140】
液供給ユニット480は基板(W)に処理液を供給することができる。処理液は有機溶剤、前述したケミカルまたはリンス液であることがある。有機溶剤はイソプロピルアルコール(IPA)液であることがある。
【0141】
液供給ユニット480は移動部材481、そして、ノズル489を含むことができる。移動部材481はノズル489を工程位置及び待機位置に移動させる。工程位置はノズル489が支持ユニット440に支持された基板(W)と対向される位置である。一例によれば、工程位置は基板(W)の上面に処理液を吐出する位置である。また、工程位置は第1供給位置及び第2供給位置を含む。第1供給位置は第2供給位置より基板(W)の中心にさらに近い位置であり、第2供給位置は基板の端部を含む位置であることができる。選択的に第2供給位置は基板の端部に隣接した領域であることができる。待機位置はノズル489が工程位置を脱した位置で定義する。一例によれば、待機位置は基板(W)に工程処理前または工程処理が完了された以後にノズル489が待機する位置であることができる。
【0142】
移動部材481はアーム482、支持軸483、そして、駆動機484を含む。支持軸483は処理容器420の一側に位置される。支持軸483はその長さ方向が第4方向を向けるロード形状を有する。支持軸483は駆動機484によって回転可能になるように提供される。支持軸483は昇降移動が可能になるように提供される。アーム482は支持軸483の上端に結合される。アーム482は支持軸484から垂直に延長される。アーム482の末端にはノズル489が結合される。支持軸483が回転されることによってノズル489はアーム482と共にスイング移動されることができる。ノズル489はスイング移動されて工程位置及び待機位置に移動されることができる。選択的にアーム482はその長さ方向を向けて前進及び後進移動が可能になるように提供されることができる。上部から眺める時ノズル489が移動される経路は工程位置で基板(W)の中心軸と一致することができる。
【0143】
図18は、
図1の乾燥チャンバに提供される基板処理装置を見せてくれる図面である。
図18を参照すれば、乾燥チャンバ500は超臨界状態の乾燥用流体(G)を利用して基板(W)上に残留する処理液を除去することができる。乾燥チャンバ500は超臨界流体を利用して基板(W)上に残留する処理液(例えば、リンス液または有機溶剤)を除去する超臨界チャンバであることができる。例えば、乾燥チャンバ500は超臨界状態の二酸化炭素(CO2)を利用して基板(W)上に残留する有機溶剤を除去する乾燥工程を遂行することができる。
【0144】
乾燥チャンバ500はボディー510、加熱部材520、流体供給ユニット530、流体排気ユニット550、そして、昇降部材560を含むことができる。ボディー510は基板(W)が処理される内部空間518を有することができる。ボディー510は基板(W)が処理される内部空間518を提供することができる。ボディー510は超臨界状態の乾燥用流体(G)によって基板(W)が乾燥処理される内部空間518を提供することができる。
【0145】
ボディー510は上部ボディー512、そして、下部ボディー514を含むことができる。上部ボディー512、そして、下部ボディー514はお互いに組合されて前記内部空間518を形成することができる。基板(W)は内部空間518で支持されることができる。例えば、基板(W)は内部空間518で支持部材(図示せず)によって支持されることができる。支持部材は基板(W)の縁領域の下面を支持するように構成されることができる。上部ボディー512、そして、下部ボディー514のうちで何れか一つは昇降部材560と結合されて上下方向に移動されることができる。例えば、下部ボディー514は昇降部材560と結合され、昇降部材560によって上下方向に移動されることができる。これに、ボディー510の内部空間518は選択的に密閉されることができる。前述した例では下部ボディー514が昇降部材560と結合されて上下方向に移動することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、上部ボディー512が昇降部材560と結合されて上下方向に移動することもできる。
【0146】
加熱部材520は内部空間518に供給される乾燥用流体(G)を加熱することができる。加熱部材520はボディー510の内部空間518温度を昇温させて内部空間518に供給される乾燥用流体(G)を超臨界状態に相変化させることができる。また、加熱部材520はボディー510の内部空間518温度を昇温させて内部空間518に供給される超臨界状態の乾燥用流体(G)が超臨界状態を維持するようにできる。
【0147】
また、加熱部材520はボディー510内に埋設されることができる。例えば、加熱部材520は上部ボディー512、そして、下部ボディー514のうちで何れか一つに埋設されることができる。例えば、加熱部材520は下部ボディー514内に提供されることができる。しかし、これに限定されるものではなくて、加熱部材520は内部空間518の温度を昇温させることができる多様な位置に提供されることができる。また、加熱部材520はヒーターであることがある。しかし、これに限定されるものではなくて、加熱部材520は内部空間518の温度を昇温させることができる公知された装置で多様に変形されることができる。
【0148】
流体供給ユニット530はボディー510の内部空間518に乾燥用流体(G)を供給することができる。流体供給ユニット530が供給する乾燥用流体(G)は二酸化炭素(CO2)を含むことができる。流体供給ユニット530は流体供給源531、第1供給ライン533、第1供給バルブ535、第2供給ライン537、そして、第2供給バルブ539を含むことができる。
【0149】
流体供給源531はボディー510の内部空間518に供給される乾燥用流体(G)を貯蔵及び/または供給することができる。流体供給源531は第1供給ライン533及び/または第2供給ライン537に乾燥用流体(G)を供給することができる。例えば、第1供給ライン533には第1供給バルブ535が設置されることができる。また、第2供給ライン537には第2供給バルブ539が設置されることができる。第1供給バルブ535と第2供給バルブ539はオン/オフバルブであることができる。第1供給バルブ535と第2供給バルブ539のオン/オフによって、第1供給ライン533または第2供給ライン537に選択的に乾燥用流体(G)が流れることができる。
【0150】
前述した例では一つの流体供給源531に第1供給ライン533、そして、第2供給ライン537が連結されることを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、流体供給源531は複数で提供され、第1供給ライン533は複数の流体供給源531のうちで何れか一つと連結され、第2供給ライン537は流体供給源531らのうちで他の一つと連結されることもできる。
【0151】
また、第1供給ライン533はボディー510の内部空間518の上部で乾燥用ガスを供給する上部供給ラインであることができる。例えば、第1供給ライン533はボディー510の内部空間518に上から下に向ける方向に乾燥用ガスを供給することができる。例えば、第1供給ライン533は上部ボディー512に連結されることができる。また、第2供給ライン537はボディー510の内部空間518の下部で乾燥用ガスを供給する下部供給ラインであることができる。例えば、第2供給ライン537はボディー510の内部空間518に下から上に向ける方向に乾燥用ガスを供給することができる。例えば、第2供給ライン537は下部ボディー514に連結されることができる。
【0152】
流体排気ユニット550はボディー510の内部空間518から乾燥用流体(G)を排気することができる。
【0153】
図19は、本発明の一実施例による基板処理方法を見せてくれるフローチャートである。本発明の一実施例による基板処理方法は、上述した基板処理装置10によって遂行されることもできる。
【0154】
本発明の一実施例による基板処理方法は、第1液処理段階(S10)、姿勢変更段階(S20)、ウェッティング段階(S30)、第2液処理段階(S40)、そして、乾燥段階(S50)を含むことができる。第1液処理段階(S10)、姿勢変更段階(S20)、ウェッティング段階(S30)、第2液処理段階(S40)、そして、乾燥段階(S50)は順次に遂行されることができる。
【0155】
第1液処理段階(S10)はバッチ式で複数の基板(W)を同時に液処理する段階であることができる。第1液処理段階(S10)はバッチ式液処理チャンバ140で遂行されることができる。第1液処理段階(S10)は垂直姿勢の基板(W)をバッチ式で液処理することができる。第1液処理段階(S10)は複数回遂行されることができる。例えば、第1液処理段階(S10)は第1バッチ式液処理チャンバ141、第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143それぞれの処理槽310で複数回遂行されることができる。前述したように第1バッチ式液処理チャンバ141、第2バッチ式液処理チャンバ142、そして、第3バッチ式液処理チャンバ143それぞれで使用する処理液の種類はお互いに相異なことがある。
【0156】
第1液処理段階(S10)らのうちで最後の第1液処理段階(S10)は第3バッチ式液処理チャンバ143で遂行されることができる。
【0157】
姿勢変更段階(S20)には第3バッチ式液処理チャンバ143の処理槽310でリンス処理された基板(W)の姿勢を変更することができる。姿勢変更段階(S20)は基板(W)が処理槽310に収容された第3処理液(L3)に浸された状態で遂行されることができる。姿勢変更段階(S20)には基板(W)の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変更することができる。姿勢変更段階(S20)は上述した姿勢変換部材330によって遂行されることができる。また、姿勢変更段階(S20)には基板(W)の位置を第3処理液(L3)から脱するように変更することができる。例えば、姿勢変換部材330によって水平姿勢に姿勢が変更された基板(W)は、昇降部材340によって上方向に位置が変更されて処理槽310に収容された第3処理液(L3)から脱して外部に露出されることがある。
【0158】
ウェッティング段階(S30)には第3処理液(L3)から脱して外部に露出された基板(W)にウェッティング液(WL)を噴射して基板(W)の自然乾燥を防止することができる。ウェッティング液(WL)は上述した第3処理液(L3)と同じ種類の液であることがある。また、ウェッティング液(WL)は上述した第1処理液(L1)及び/または第2処理液(L2)とは異なる種類の液であることがある。
【0159】
また、ウェッティング段階(S30)はウェッティングモジュール350を遂行することができる。例えば、ウェッティング段階(S30)は、処理槽310の上部で基板(W)にウェッティング液(WL)を噴射するウェッティングモジュール350によって遂行されることができる。
【0160】
また、ウェッティング段階(S30)は第1バッファー部210が遂行することもできる。例えば、ウェッティング段階(S30)は基板(W)が第1バッファー部210に搬入されれば、第1バッファー部210が有するウェッティングノズル216がウェッティング液(WL)を基板(W)に噴射することができる。
【0161】
ウェッティング段階(S30)が遂行されることによって、基板(W)が枚葉式処理チャンバに搬入される以前に自然乾燥されることを最小化できる。
【0162】
第2液処理段階(S40)は枚葉式で基板(W)を液処理することができる。第2液処理段階(S40)はバッチ式液処理チャンバ140から基板(W)が第1バッファー部210に搬入され、第1バッファー部210で臨時保管された基板(W)が枚葉式液処理チャンバ230に返送されれば、枚葉式液処理チャンバ230で遂行されることができる。第2液処理段階(S40)には基板(W)上にIPAのような有機溶剤を供給することができる。基板(W)上に供給された有機溶剤は、基板(W)上に残留する第3処理液(L3)またはウェッティング液(WL)と置き換えされることができる。
【0163】
乾燥段階(S50)は枚葉式で基板(W)を乾燥処理することができる。乾燥段階(S50)は、第2液処理段階(S40)で液処理された基板(W)が乾燥チャンバ240に返送されれば、乾燥チャンバ240で遂行されることができる。乾燥段階(S50)には基板(W)で超臨界状態の処理流体(例えば、超臨界状態の二酸化炭素)を基板(W)上に供給して基板上に残留する有機溶剤、ウェッティング液(WL)または第3処理液(L3)などを除去することができる。
【0164】
場合によっては、乾燥段階(S50)は乾燥チャンバ240で遂行されないで、枚葉式液処理チャンバ230から基板(W)を早い速度で回転させて基板(W)を乾燥させることもできる。
【0165】
前述したように、本発明の一実施例による基板処理装置10はバッチ式液処理チャンバ140、そして、枚葉式液処理チャンバ230をすべて含むことができる。これに、バッチ式液処理方法、そして、枚葉式液処理方法が有する利点をすべて有することができる。
【0166】
例えば、バッチ式液処理チャンバ140では複数の基板(W)らを一度に処理することができて、基板(W)処理の量産性が非常に優秀であり、基板(W)らの間の処理均一度が非常に高い。また、基板(W)に形成されたパターンが高アスペクト比を有する場合、バッチ式液処理チャンバ140でまだ処理されることができなかった(例えば、まだ蝕刻されることができなかった部分)を枚葉式液処理チャンバ230でケミカル、リンス液などを供給して補うことができる。また、枚葉式液処理チャンバ230または第1バッファー部210に供給される有機溶剤によってウェッティングされた基板(W、例えば、ウェハー)は超臨界流体を供給して基板(W)を乾燥する乾燥チャンバ240に返送されることができる。超臨界流体は基板(W)上に形成されたパターンの間の空間に対して高い浸透力を有して、基板(W)を回転させないで基板(W)を乾燥することができて、前述したパターンリーニング現象が発生されることを最小化できる。また、本発明の基板処理装置10は枚葉式液処理方法、バッチ式液処理方法、そして、超臨界流体を利用して基板(W)を乾燥する方法をすべて遂行可能であり、パーティクル(Partcle)、落性及び流れ性によるディフェクト(Defect)を改善することができる。また、バッチ式液処理チャンバ140で処理可能な基板(W)の数が相対的に多くて、多くの数の液処理チャンバが要求されないので、基板処理装置10が有するフットプリント(Footprint)を減少させることができる利点がある。また、前述したように枚葉式液処理チャンバ230をさらに具備することで、バッチ式液処理チャンバ140のみを利用して基板(W)を処理時発生されることができる基板(W)上のパターンにSiO2の異常成長に対する問題を解消することができる。
【0167】
また、本発明の一実施例による基板処理装置10のように、バッチ式液処理チャンバ140、そして、枚葉式液処理チャンバ230をすべて具備する場合基板(W)の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変更することが必須である。これに、本発明の一実施例による基板処理装置10は姿勢変換部材330を具備して基板(W)の姿勢を垂直姿勢から水平姿勢に変換する。この時、基板(W)の濡れ性を最大限維持するように(そうでなければ基板(W)が乾燥されてウォーターマークが発生されることがあるので)、基板(W)の姿勢変更は処理液(L)に基板(W)が浸漬された状態でなされる。また、基板(W)をバッチ式液処理チャンバ140から搬出して第1バッファー部210に返送時、返送対象である基板(W)を除いて残り基板(W)らは処理液(L)に浸漬された状態を維持し、基板(W)が乾燥されてウォーターマークが発生されることを最小化できる。
【0168】
また、前述した基板処理装置10には複数の収納容器(C)が提供される。複数の収納容器(C)らのうちで一部はバッチ式液処理チャンバ140で基板(W)を液処理することに使用されることができるし、他の一部は第1インデックスチャンバ120から基板(W)を収納し、基板(W)の姿勢を変換することに使用されることができる。
【0169】
前述した例では、第1工程処理部100のバッチ式液処理チャンバ140らの間に基板(W)を返送時、収納容器(C)を第1返送ユニット132が返送することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
図20を参照すれば、第1返送ユニット132は複数枚(例えば、25枚)の基板(W)を一度に返送するバッチハンドを有することができるし、第1返送ユニット132は収納容器(C)ではない複数枚の基板(W)らのみをバッチ式液処理チャンバ140らの間に搬送させることができる。また、第1返送ユニット132がバッチハンドを有する場合、バッチ式液処理チャンバ140らそれぞれには収納容器(C)が配置されているか、または複数枚の基板(W)を支持する支持部材が設置されることがある。また、前述した例では第1返送ロボット122が基板(W)を1枚ずつ返送することを例に挙げて説明したが、第1返送ロボット122も複数枚の基板(W)を一度に返送するバッチハンドを有することもできる。
【0170】
前述した例では、第2返送ユニット152が第3バッチ式液処理チャンバ143から基板(W)を搬出時、1枚式基板(W)を搬出する枚葉ハンドを有することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。
図21、そして、
図22に示されたように、第2返送ユニット152aは、複数枚の基板(W)を一度に搬送させることができるバッチハンドを有することができる。この場合、昇降部材340は収納容器(C)に収納された基板(W)らすべてが第3処理液(L3)から脱して外部に露出されるように収納容器(C)を移動させることができる。複数枚の基板(W)が外部に露出すれば、第2返送ユニット152は基板(W)らを収納容器(C)から搬出して第1バッファー部210に返送することができる。この時、バッチハンドがグリップした複数枚の基板(W)の間の間隔は支持棚212らの間の間隔とお互いに同一なことがある。
【0171】
前述した例では第2工程処理部200に基板(W)を1枚ずつ処理する枚葉式液処理チャンバ230が提供されることを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、
図23及び
図24に示されたように複数枚の基板(W)を同時に処理する液処理チャンバ290が第2工程処理部200に提供されることもある。
【0172】
液処理チャンバ290は支持ユニット292、そして、液供給ユニット293を含むことができる。支持ユニット292は複数枚の基板(W)を支持するように支持溝292bらが形成された一対の支持胴体292a及び駆動部292cを含むことができる。駆動部292cは支持胴体292aを側方向に移動させることができる。
【0173】
液供給ユニット393は支持胴体292aに支持された基板(W)に処理液を供給するノズル292a及び液供給部293bを含むことができる。ノズル292aには少なくとも一つ以上のノズルホール293cが形成されていることがあって、ノズル292aは上部から眺める時、基板(W)の外側に位置する待機位置及び基板(W)の中央領域に処理液を供給することができる位置である工程位置の間で移動されることができる。
【0174】
前述した例では第3返送ユニット222が基板(W)を1枚ずつ第1バッファー部210から搬出して枚葉式処理チャンバに返送することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、
図25に示されたように第3返送ユニット222は複数の返送ハンドを有することができる。第3返送ユニット222は第1バッファー部210から複数の基板(W)を搬出して枚葉式処理チャンバに同時に基板(W)を返送することができるようになる。この場合、基板(W)返送に所要される時間を最小化できる。
【0175】
前述した例では、本発明の一実施例による基板処理装置10が枚葉式液処理チャンバ230、そして、乾燥チャンバ240をすべて具備することを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、基板処理装置10は枚葉式液処理チャンバ230、そして、乾燥チャンバ240のうちで何れか一つのみを含むことができる。
【0176】
前述した例では、バッチ式液処理チャンバ140で搬出された基板(W)が枚葉式液処理チャンバ230に返送され、枚葉式液処理チャンバ230で基板(W)処理を終えた後、基板(W)が乾燥チャンバ240に返送されることを例に挙げて説明したが、これに限定されるものではない。例えば、パーティクル水準が良ければ、バッチ式液処理チャンバ140で基板(W)は直ちに乾燥チャンバ240に返送されることもできる。
【0177】
以上の詳細な説明は本発明を例示するものである。また、前述した内容は本発明の望ましい実施形態を示して説明するものであり、本発明は多様な他の組合、変更及び環境で使用することができる。すなわち、本明細書に開示された発明の概念の範囲、著わした開示内容と均等な範囲及び/または当業界の技術または知識の範囲内で変更または修正が可能である。著わした実施例は本発明の技術的思想を具現するための最善の状態を説明するものであり、本発明の具体的な適用分野及び用途で要求される多様な変更も可能である。したがって、以上の発明の詳細な説明は開示された実施状態で本発明を制限しようとする意図ではない。また、添付された請求範囲は他の実施状態も含むことで解釈されなければならない。
【符号の説明】
【0178】
F 容器
C 収納容器
W 基板
10 基板処理装置
100 第1工程処理部
110 第1ロードポートユニット
120 第1インデックスチャンバ
122 第1返送ロボット
124 姿勢変更ユニット
130 第1返送チャンバ
132 第1返送ユニット
140 バッチ式液処理チャンバ
141 第1バッチ式液処理チャンバ
141a 第1処理槽
141b 第1液供給ライン
141c 第1液排出ライン
141d 第1加熱部材
141e 第1液供給源
142 第2バッチ式液処理チャンバ
142a 第2処理槽
142b 第2液供給ライン
142c 第2液排出ライン
142d 第2加熱部材
142e 第2液供給源
143 第3バッチ式液処理チャンバ
150 第2返送チャンバ
152 第2返送ユニット
200 第2工程処理部
210 第1バッファー部
220 第3返送チャンバ
222 第3返送ユニット
230 枚葉式液処理チャンバ
240 乾燥チャンバ
250 第2バッファー部
260 第2インデックスチャンバ
262 第2返送ロボット
270 第2ロードポートユニット
300 第3バッチ式液処理チャンバに提供される基板処理装置
310 処理槽
312 収容空間
314 液供給ライン
315 液供給源
316 液排出ライン
320 加熱部材
330 姿勢変換部材
332 移動部
334 回転部
340 昇降部材
342 シャフト
344 駆動機
600 制御機