(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023021676
(43)【公開日】2023-02-14
(54)【発明の名称】タイヤ展示装置
(51)【国際特許分類】
A47F 7/04 20060101AFI20230207BHJP
【FI】
A47F7/04
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021126701
(22)【出願日】2021-08-02
(71)【出願人】
【識別番号】517347850
【氏名又は名称】株式会社図南
(74)【代理人】
【識別番号】110002435
【氏名又は名称】弁理士法人井上国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100091557
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 修
(72)【発明者】
【氏名】北村 俊郎
(57)【要約】
【課題】積層されたタイヤの整列状態が損なわれるのを抑制することができるタイヤ展示装置を提供する。
【解決手段】タイヤ展示装置は、複数のタイヤ10を垂直方向Vへ積み重ねて載せるタイヤ台1と、タイヤ台1に装着され、タイヤ台1に載せられた複数のタイヤ10の中心孔に挿入される筒状部材2と、タイヤ台1に支持され、筒状部材2の内部空間に通される複数のポール5と、タイヤ台1に支持された複数のポール5の倒れを抑制する倒れ抑制部材3A,3Bとを備えている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、
前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、
前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、
前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材と
を備えていることを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項2】
前記倒れ抑制部材が、
前記筒状部材の内部空間に収容され、前記筒状部材の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する切欠きと
を有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ展示装置。
【請求項3】
前記抑制部材本体に、前記筒状部材の内部空間を覗き見るための窓が形成されている
ことを特徴とする請求項2に記載のタイヤ展示装置。
【請求項4】
前記倒れ抑制部材が、
前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方に移動するのを阻止する孔と
を有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ展示装置。
【請求項5】
前記抑制部材本体が、環状である
ことを特徴とする請求項4に記載のタイヤ展示装置。
【請求項6】
前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えている
ことを特徴とする請求項1~5のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、積層されたタイヤの整列状態が風等の外力によって損なわれるのを抑制するためのタイヤ展示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車用のタイヤは、カー用品店、サービスステーション、タイヤ専門店等で、タイヤ展示台等に垂直方向へ積み上げられて陳列(いわゆる平積み陳列)されることがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
垂直方向へ積み上げられているタイヤに人が触れたり、風が当たったりすると、積み上げられているタイヤが揺れて傾いたり、倒れたりすることがある。
【0004】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、積層されたタイヤの整列状態が風等の外力によって損なわれるのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明に係るタイヤ展示装置は、複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材とを備えていることを特徴とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ展示装置において、前記倒れ抑制部材が、前記筒状部材の内部空間に収容され、前記筒状部材の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体と、前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する切欠きとを有することを特徴とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載のタイヤ展示装置において、前記抑制部材本体に、前記筒状部材の内部空間を覗き見るための窓が形成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ展示装置において、前記倒れ抑制部材が、前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する孔とを有することを特徴とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のタイヤ展示装置において、前記抑制部材本体が、環状であることを特徴とする。
【0010】
請求項6に記載の発明は、請求項1~5のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えていることを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
積層されたタイヤの整列状態が損なわれるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1はこの発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置の斜視図である。
【
図2】
図2は
図1のタイヤ展示装置の使用状態を示す斜視図である。
【
図4】
図4は
図1のタイヤ展示装置の筒状部材の斜視図である。
【
図6】
図6は
図1のタイヤ展示装置の一方の倒れ抑制部材の平面図である。
【
図7】
図7は
図1のタイヤ展示装置の他方の倒れ抑制部材の平面図である。
【
図8】
図8は
図1のタイヤ展示装置のタイヤカバープレートの平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
この発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置は、複数のタイヤ10を垂直方向Vへ積み重ねて載せるタイヤ台1(
図1~
図3参照)と、タイヤ台1に載せられた複数のタイヤ10の中心孔に挿入される筒状部材2(
図1、
図4、
図5参照)と、筒状部材2の内部空間に挿入される複数のポール5(
図1、
図2参照)と、タイヤ台1に支持された複数のポール5の倒れを抑制する倒れ抑制部材3A, 3B(
図1、
図2、
図6、
図7参照)と、複数のポール5を通す複数のポール逃がし孔4Aを有し、複数のタイヤ10のうち最も上に位置するタイヤ10に載せられてそのタイヤ10の中心孔を閉塞する雨水浸入防止用のタイヤカバープレート4(
図1、
図2、
図8参照)とを備えている。筒状部材2はタイヤ台1に装着される。
【0014】
筒状部材2、倒れ抑制部材3A, 3B、タイヤカバープレート4は、それぞれプラスチックダンボールをプレス加工することにより形成されている。
【0015】
図5に示すように、筒状部材2は展開状態においてほぼ矩形であり、筒状部材2には10個の折り目N1~N10が形成されている。折り目N1~N10は互いに平行であり、展開状態の筒状部材2の長手方向Lへ所定間隔に並んでいる。
【0016】
筒状部材2は、10個の折り目N1~N10によって11個の領域部(第1領域部21~第11領域部31)に区分されている。
【0017】
第1領域部21と第11領域部31とは、それぞれ留め部材Fを通す留め部材通し孔21a,31aと、倒れ抑制部材3Aの凹部3A3と嵌合するスリット21b,31bと、脚部211,311とを有する。第3領域部23と第5領域部25と第7領域部27と第9領域部29とは、それぞれ脚部231,251,271,291を有する。
【0018】
筒状部材2を八角筒状に曲げるとき、第1領域部21と第11領域部31とを重ねて、第1領域部21の留め部材通し孔21aと第11領域部31の留め部材通し孔31aとを合わせ、対向する留め部材通し孔21aと留め部材通し孔31aとに留め部材Fを通すとともに、第1領域部21と第11領域部31とを図示しない両面テープや接着剤等で接着する。このようにして八角筒状の筒状部材2が形成される(
図4参照)。
【0019】
倒れ抑制部材3Aは、
図1、
図6に示すように、筒状部材2の内部空間に収容され、筒状部材2の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体3A1と、抑制部材本体3A1に形成され、複数のポール5を上方へ逃がすとともに、複数のポール5が水平方向Hに移動するのを阻止する半円状の4つの切欠き3A11,3A12と、抑制部材本体3A1に形成され、筒状部材2の内部空間を覗き見るための4つの窓3A4と、抑制部材本体3A1に形成され、筒状部材2の第6領域部26の孔26aに挿入される凸部3A2と、抑制部材本体3A1に形成され、筒状部材2の第1領域部21のスリット21bと第11領域部31のスリット31bとに嵌合する凹部3A3とを有する。
【0020】
凸部3A2と凹部3A3とは、倒れ抑制部材3Aの抑制部材本体3A1の中心に関し点対称の位置にある。
【0021】
ポール5は円柱状である。切欠き3A11,3A12の曲率半径はポール5の曲率半径よりわずかに長い。
【0022】
2つの切欠き3A11は互いに接近しており、他の2つの切欠き3A12も互いに接近している。2つの切欠き3A11と他の2つの切欠き3A12とは、倒れ抑制部材3Aの抑制部材本体3A1の中心に関し点対称の位置にある。
【0023】
倒れ抑制部材3Aを筒状部材2に装着するには、倒れ抑制部材3Aの凸部3A2を筒状部材2の第6領域部26の孔26aに挿入するとともに、倒れ抑制部材3Aの凹部3A3を第1領域部21のスリット21bと第11領域部31のスリット31bとに嵌合する。このようにして倒れ抑制部材3Aは筒状部材2に装着される。このとき倒れ抑制部材3Aの外周は筒状部材2の内周面に接触するので、筒状部材2の六角筒の形は倒れ抑制部材3Aによって維持される。
【0024】
倒れ抑制部材3Bは、
図2、
図7に示すように、複数のタイヤ10のうちの隣接する2つのタイヤ10に挟まれる八角形のプレートであり、その中心部に中心孔3B3が形成された環状プレート状の抑制部材本体3B1と、抑制部材本体3B1の内周縁部に形成され、4つのポール5を通す4つの孔3B2とを有する。
【0025】
4つの孔3B2のうちの2つの孔3B2は互いに接近しており、4つの孔3B2のうちの残りの2つの孔3B2も互いに接近している。4つの孔3B2のうちの2つの孔3B2と4つの孔3B2のうちの残りの2つの孔3B2とは、倒れ抑制部材3Bの抑制部材本体3B1の中心に関し点対称の位置にある。
【0026】
この実施形態では、プラスチックダンボールを折り曲げ加工することによって形成されるタイヤ台1が用いられている。
【0027】
タイヤ台1は、
図3に示すように、タイヤ台本体11と、4つのポール5の下部を支持するための4つの穴12と、筒状部材2の脚部211,231,251,271,291,311を支持するための5つの穴13とを有する。
【0028】
4つの穴12のうちの2つの穴12は互いに接近しており、4つの穴12のうちの残りの2つの穴12も互いに接近している。
【0029】
4つの穴12のうちの2つの穴12と4つの孔穴12のうちの残りの2つの穴12とは、タイヤ台1のタイヤ台本体11の中心に関し点対称の位置にある。
【0030】
4つの穴12と5つの穴13とはタイヤ台1のタイヤ台本体11の中心を中心とする仮想円に沿って配置されている。
【0031】
5つの穴13のうちの2つの穴13は互いに接近しており、5つの穴13のうちの別の2つの穴13も互いに接近している。
【0032】
互いに接近する2つの穴13と互いに接近する別の穴13のうちの残りの2つの穴13とは、タイヤ台1のタイヤ台本体11の中心に関し点対称の位置にある。
【0033】
5つの穴13のうちの残りの1つの穴13は、互いに接近する一方の2つの穴12の間に配置されている。この穴13には、留め部材Fで結合された脚部211,311が挿入される。
【0034】
タイヤカバープレート4は、
図8に示すように、12角形のプレートである。4つのポール逃がし孔4Aのうちの2つのポール逃がし孔4Aは互いに接近しており、4つのポール逃がし孔4Aのうちの残りの2つのポール逃がし孔4Aも互いに接近している。4つのポール逃がし孔4Aのうちの2つのポール逃がし孔4Aと4つのポール逃がし孔4Aのうちの残りの2つのポール逃がし孔4Aとは、タイヤカバープレート4の中心に関し点対称の位置にある。
【0035】
次に、タイヤ展示装置の使用方法の一例を説明する。
まず、予め倒れ抑制部材3Aが装着された筒状部材2の複数の脚部231~311のうちの4つの複数の脚部231,251,271,291をタイヤ台1の5つの穴13のうちの4つの穴13に挿入するとともに、一体化された残りの脚部211,311を残りの穴13に挿入し、筒状部材2をタイヤ台1に固定する。
【0036】
次に、倒れ抑制部材3Aの抑制部材本体3A1の切欠き3A11, 3A12から筒状部材2の内部空間に4つのポール5を挿入し、抑制部材本体3A1の窓3A4から筒状部材2の内部空間を覗きながら、4つのポール5の下端部をタイヤ台1の4つの穴12に挿入する。
【0037】
その後、タイヤ台1に4つのタイヤ10を載せる。そのとき、4つのタイヤ10の中央孔に筒状部材2が入り込むように4つのタイヤ10をタイヤ台1に載せる。
【0038】
次に、4つのタイヤ10のうちの最も上のタイヤ10に倒れ抑制部材3Bを載せる。そのとき、倒れ抑制部材3Bの4つの孔3B2を通じて4つのポール5の上端部を上方へ逃がす。
【0039】
その後、4つのポール5の長さ調節部5Aを操作して4つのポール5を伸ばし、4つのタイヤ10のうちの最も上のタイヤ10に、倒れ抑制部材3Bの抑制部材本体3B1を介して、4つのタイヤ10を載せる。
【0040】
最後に、積層された8つのタイヤ10のうちの最も上のタイヤ10にタイヤカバープレート4を載せる。そのとき、タイヤカバープレート4の4つの第2のポール逃がし孔4Aを通じて4つのポール5の上端部を上方へ逃がす(
図2参照)。
【0041】
この実施形態のタイヤ展示装置によれば、タイヤ台1に載せられた複数のタイヤ10の中心孔に挿入される筒状部材2がタイヤ台1に装着され、筒状部材2の内部空間に挿入される複数のポール5がタイヤ台1に支持され、タイヤ台1に支持された複数のポール5の倒れを倒れ抑制部材3A,3Bが抑制するので、垂直方向Vへ積み上げられたタイヤ10に人が触れたり、風が当たったりしても、タイヤ10が容易に傾いたり崩れたり倒れたりしない。
【0042】
複数のポール5を上方へ逃がす切欠き3A11,3A12を有する倒れ抑制部材3Aが筒状部材2の上端部に装着され、筒状部材2の上端部の形状が維持されるので、積層されたタイヤ10の整列状態が風等の外力によって損なわれるのをより確実に抑制し得る。
【0043】
複数のポール5を通す複数のポール逃がし孔4Aを有するタイヤカバープレート4が、複数のタイヤ10のうちの最も上のタイヤ10に載せられてそのタイヤ10の中心孔を閉塞するので、積層されたタイヤ10の中に雨水や塵埃が入り込むのを抑制することができる。
【0044】
複数のポール5として市販の竿を用いることもできるので、タイヤ展示装置の製造コストを安くすることができる。
【0045】
筒状部材2と、倒れ抑制部材3Aと、倒れ抑制部材3Bと、タイヤカバープレート4と、タイヤ台1とは、それぞれプラスチックダンボールをプレス加工により形成されたものであるが、それらの部材の材料としてはプラスチックダンボールに限られない。
【0046】
なお、この発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置では、2つの倒れ抑制部材3A, 3Bを採用したが、2つの倒れ抑制部材3A, 3Bのうちのいずれか一方だけを採用してもよい。いずれを採用しても、ポール5の倒れが抑制されるので、積層されたタイヤ10の整列状態が損なわれるのを確実に抑制し得る。
【0047】
また、この発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置では、タイヤカバープレート4を採用したが、タイヤ10を屋内で展示する場合には、タイヤカバープレート4を採用しなくともよい。
【0048】
なお、ポール5は4本に限られない。2本でも3本でもよいし、5本以上でもよい。
また、筒状部材2は六角筒状に限られない。筒状部材2は六角筒以外の角筒でもよいし、円筒でもよい。
【0049】
なお、倒れ抑制部材3Bは八角形のプレートに限られない。倒れ抑制部材3Bは八角形以外の多角形のプレートでもよいし、円形のプレートでもよい。更に、倒れ抑制部材3Bは中心孔3B3を有さないプレートでもよい。
【0050】
また、タイヤカバープレート4は12角形のプレートに限られない。タイヤカバープレート4は12角形以外の多角形のプレートでもよいし、円形のプレートでもよい。
【符号の説明】
【0051】
1 タイヤ台
11 タイヤ台本体
12 穴
13 穴
2 筒状部材
21~31 第1領域部~第11領域部
21a 留め部材通し孔
21b スリット
26a 孔
31a 留め部材通し孔
31b スリット
211 脚部
231 脚部
251 脚部
271 脚部
291 脚部
311 脚部
3A 倒れ抑制部材
3A1 抑制部材本体
3A11,3A12 切欠き
3A2 凸部
3A3 凹部
3A4 窓
3B 倒れ抑制部材
3B1 抑制部材本体
3B2 孔
3B3 中心孔
4 タイヤカバープレート
4A ポール逃がし孔
5 ポール
5A 長さ調節部
10 タイヤ
F 留め部材
N1~N10 折り目
V 垂直方向
H 水平方向
L 展開状態の筒状部材の長手方向
【手続補正書】
【提出日】2022-08-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明は、複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材とを備えているタイヤ展示装置であって、前記倒れ抑制部材が、前記筒状部材の内部空間に収容され、前記筒状部材の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体と、前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する切欠きとを有することを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ展示装置において、前記抑制部材本体に、前記筒状部材の内部空間を覗き見るための窓が形成されていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
請求項3に記載の発明は、複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材とを備えているタイヤ展示装置であって、前記倒れ抑制部材が、前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する孔とを有することを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタイヤ展示装置において、前記抑制部材本体が、環状であることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項1~4のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えていることを特徴とする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、
前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、
前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、
前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材と
を備えているタイヤ展示装置であって、
前記倒れ抑制部材が、
前記筒状部材の内部空間に収容され、前記筒状部材の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する切欠きと
を有する
ことを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項2】
前記抑制部材本体に、前記筒状部材の内部空間を覗き見るための窓が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ展示装置。
【請求項3】
複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、
前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、
前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、
前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材と
を備えているタイヤ展示装置であって、
前記倒れ抑制部材が、
前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する孔と
を有する
ことを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項4】
前記抑制部材本体が、環状である
ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ展示装置。
【請求項5】
前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えている
ことを特徴とする請求項1~4のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【手続補正書】
【提出日】2022-11-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
請求項3に記載の発明は、複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材とを備えているタイヤ展示装置であって、前記倒れ抑制部材が、前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する孔とを有し、前記抑制部材本体が、環状であることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
請求項4に記載の発明は、請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えていることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、
前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、
前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、
前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材と
を備えているタイヤ展示装置であって、
前記倒れ抑制部材が、
前記筒状部材の内部空間に収容され、前記筒状部材の上端部に装着されるプレート状の抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する切欠きと
を有する
ことを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項2】
前記抑制部材本体に、前記筒状部材の内部空間を覗き見るための窓が形成されている
ことを特徴とする請求項1に記載のタイヤ展示装置。
【請求項3】
複数のタイヤを垂直方向へ積み重ねて載せるタイヤ台と、
前記タイヤ台に装着され、前記タイヤ台に載せられた前記複数のタイヤの中心孔に挿入される筒状部材と、
前記タイヤ台に支持され、前記筒状部材の内部空間に通される複数のポールと、
前記タイヤ台に支持された前記複数のポールの倒れを抑制する倒れ抑制部材と
を備えているタイヤ展示装置であって、
前記倒れ抑制部材が、
前記複数のタイヤのうちの隣接する2つのタイヤに挟まれる抑制部材本体と、
前記抑制部材本体に形成され、前記複数のポールを上方へ逃がすとともに、前記複数のポールが水平方向に移動するのを阻止する孔とを有し、
前記抑制部材本体が、環状である
ことを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項4】
前記複数のポールを逃がす複数のポール逃がし孔を有し、前記複数のタイヤのうち最も上に位置するタイヤに載せられてそのタイヤの中心孔を閉塞するタイヤカバープレートを更に備えている
ことを特徴とする請求項1~3のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。