(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023021749
(43)【公開日】2023-02-14
(54)【発明の名称】SMS送信システム及びSMS送信プログラム
(51)【国際特許分類】
H04M 11/00 20060101AFI20230207BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20230207BHJP
【FI】
H04M11/00 302
G06F13/00 610A
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021126813
(22)【出願日】2021-08-02
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-04-28
(71)【出願人】
【識別番号】510197173
【氏名又は名称】株式会社ナレッジフロー
(72)【発明者】
【氏名】林 良生
【テーマコード(参考)】
5B084
5K201
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA14
5B084AB02
5B084AB12
5B084AB23
5B084BA09
5B084BB01
5B084BB13
5B084CA13
5B084DB02
5B084DB11
5B084DC02
5B084DC03
5K201CA08
5K201CA09
5K201CB05
5K201CB13
5K201CB16
5K201CC01
5K201EC06
(57)【要約】 (修正有)
【課題】電話着信時に送信された電子メールをもとに、SMSを通じて事業者と顧客が双方向のやり取りを行えるシステムを提供すること。
【解決手段】電話着信時に送信された電子メールを受信する電子メール受信部と、電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、SMS送信判定部と、SMS送信部と、利用者ごとに電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持部を備え、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載され、前記SMS送信判定部は、前記電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記SMS送信条件保持部に保持されている利用者に対応するSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとするSMS送信システム。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部
を備えることを特徴とするSMS送信システム。
【請求項2】
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることを特徴とし、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持部を備え、
前記SMS送信判定部は、前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持部に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとする
ことを特徴とする請求項1に記載のSMS送信システム。
【請求項3】
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持部は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とし、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定部が特定した利用者に対応するSMS送信文選択規則保持部に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択部
を備えることを特徴とする請求項1もしくは2に記載のSMS送信システム。
【請求項4】
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持部と、
SMSを受信するSMS受信部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信部が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持部に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索部が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信部
を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のSMS送信システム。
【請求項5】
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
電子メール受信処理で受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
電子メール受信処理で受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理で特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理で保持したSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理で取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理
を備えることを特徴とするSMS送信プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話着信時に送信された電子メールから電話の発信者の電話番号を取得し、発信者に対してSMSを送信するかの判定を行い、SMSを送信する場合は送信利用者ごとに適切なSMS送信文を選択し送信する技術に関する。
【背景技術】
【0002】
一度に複数の電話がかかってきた場合、電話着信時に従業員が電話を取れないことがある。電話を取れなかった場合に、発信者に自動的に応答し相手の用件を録音する留守番電話サービスがある。また、着信があった場合に発信者の電話番号や呼出時間を記載した電子メールを送信するシステムがある。
【0003】
従業員が外出している場合など、電話以外の手段で対応したい場合がある。また、発信者が留守番電話に残した音声メッセージが聞き取りづらかったり、音声メッセージを残さずに電話を切ってしまうことがある。
【0004】
電話を取れなかった場合に、電話以外の方法でメッセージを伝達するシステムについて、以下の技術が知られている。特許文献1には、応答できない時の着信情報及び録音されたメッセージを容易に取得する(特開2012-60458)技術が公開されている。特許文献2には、利便性を向上させたユーザ端末、メッセージ送信方法及びユーザ端末用プログラムを提供する(特開2017-069607)技術が公開されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2012-60458号広報
【特許文献2】特開2017-069607号広報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしこれらは、文字ではなく音声でメッセージを伝える、もしくは、発信者側がメッセージを伝えるものであり、受信者側が発信者側にメッセージを送信することはできなかった。
【0007】
本発明は、電話着信時に送信された電子メールから電話の発信者の電話番号を取得し、電話着信時に受信した電子メールから電話の呼出時間及び電話の着信状態を取得することで、SMSを通じて事業者から顧客にコンタクトを取ったり事業者と顧客が双方向のやり取りを行えるシステムを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明のSMS送信システムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部
を備えることを特徴とする。
【0009】
この特徴によれば、受信した電子メールから、SMS送信先電話番号を取得し、利用者が設定しているSMSの文面をSMS送信先電話番号に送信することができる。
【0010】
本発明のSMS送信システムは、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることを特徴とし、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持部を備え、
前記SMS送信判定部は、前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持部に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとする
ことを特徴とする。
【0011】
この特徴によれば、電話着信時に受信する電子メールに記載されている電話の呼出時間及び電話の着信状態を基にSMSを送信するか判定することができる。
【0012】
本発明のSMS送信システムは、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持部は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とし、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定部が特定した利用者に対応するSMS送信文選択規則保持部に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択部
を備えることを特徴とする。
【0013】
この特徴によれば、電話着信時に受信する電子メールに記載されている電話の呼出時間及び電話の着信状態を基に複数のSMS送信文の中から適切なものを選びSMSを送信することができる。
【0014】
電話を転送した理由に応じて、SMS送信文を変えたいということがある。例えば、電話が転送された場合に、営業時間外のために電話に応答できず電話が転送されたのか、担当者が外出中のために電話に応答できず電話が転送されたのかを知らせたいという場合である。このような場合に上記の特徴によれば、電話の転送理由ごとに電話を転送するまでの時間や転送先電話番号を変えることで、転送理由に応じたSMS送信文を送信することが可能となる。
【0015】
本発明のSMS送信システムは、
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持部と、
SMSを受信するSMS受信部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信部が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持部に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索部が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信部
を備えることを特徴とする。
【0016】
この特徴によれば、利用者から送信されたSMSに対し顧客が返信をする場合において複数の利用者が1人の顧客に対してそれぞれSMSを送受信する時、SMS送信履歴を基に顧客に最後のSMSを送信した利用者に対して顧客からのSMSを送信することができる。
【0017】
本発明のSMS送信プログラムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
電子メール受信処理で受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
電子メール受信処理で受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理で特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理で保持したSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理で取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理
を備えることを特徴とする。
【0018】
この特徴によれば、コンピュータをSMS送信プログラムとして動作させることができる。
【発明の効果】
【0019】
本発明によれば、電話着信時に送信された電子メールから電話の発信者の電話番号を取得し、発信者に対してSMSを送信するかの判定を行い、SMSを送信する場合は送信利用者ごとに適切なSMS送信文を選択し送信できるSMS送信システム及びコンピュータを本発明のSMS送信システムとして機能させるSMS送信プログラムが提供される。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】
図1は、第1実施形態におけるSMS送信システム1の構成を示す図である。
【
図2】
図2は、送信条件保持部が保持するSMS送信条件を示す図である。
【
図3】
図3は、第1実施形態における電子メール受信とSMS送信の処理を示すフローチャートである。
【
図4】
図4は、電子メール受信部11が受信した電子メールを示す図である。
【
図5】
図5は、SMS送信判定部16の判定の流れを示すフローチャートである。
【
図6】
図6は、第2実施形態におけるSMS送信システム1の構成を示す図である。
【
図7】
図7は、第2実施形態におけるSMSの返信の流れを示すフローチャートである。
【
図8】
図8は、SMS送信履歴保持部110が保持する送信履歴を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
以下、本発明の第1実施形態における実施例を説明する。
(実施例:第1実施形態)
【0022】
図1は、第1実施形態におけるSMS送信システム1の構成を示す図である。
【0023】
SMS送信システム1はユーザ端末、利用者端末2及び顧客端末3と通信ネットワークで繋がっている。
【0024】
SMS送信システム1は、電子メール受信部11、利用者特定部12、SMS送信先情報取得部13、SMS送信文保持部14、SMS送信条件保持部15、SMS送信判定部16、SMS送信文選択手続き保持部、SMS送信文選択部18、SMS送信部19を備える。
【0025】
通信ネットワークは、電話網、専用回線、LAN(Local Area Network)、インターネットなどであり、これらを組み合わせたものであってもよい。
【0026】
SMS送信システム1の各構成部(電子メール受信部11、利用者特定部12、SMS送信先情報取得部13、SMS送信文保持部14、SMS送信条件保持部15、SMS送信判定部16、SMS送信文選択手続き保持部、SMS送信文選択部18、SMS送信部19)に対応する処理は、1つの装置で実行されてもよいし、複数の装置で実行されてもよい。各構成部に対応する処理を実行する装置は、それぞれ、物理的に離れた位置にあってもよい。
【0027】
また、各構成部の一部は、省略されてもよい。例えば、SMS送信文選択規則を持たない場合には、SMS送信文選択規則保持部17は省略されてもよい。
【0028】
電子メール受信部11は、電子メールを受信する。
【0029】
利用者特定部12は、電子メール受信部11が受信した電子メールの電子メール宛先から利用者を特定する。
【0030】
SMS送信先情報取得部13は、電子メール宛先及び電子メール本文からSMS送信先電話番号を取得する。
【0031】
SMS送信文保持部14は、利用者ごとにSMS送信文を保持する。
【0032】
SMS送信条件保持部15は、利用者ごとにSMS送信条件を保持する。
【0033】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間と電話の着信状態が、電子メールの宛先から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信条件保持部15に保持されているSMS送信条件を満たすか判定する。
【0034】
電話の着信状態とは、例えば、電話が転送されたことを表す転送や、着信時に一定時間以上経過しても受電した者が電話を取ることができなかったことを表す応答なしなどである。
【0035】
SMS送信文選択規則保持部17は、利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間もしくは電話の着信状態もしくはその両方に基づくSMS送信文選択規則を保持する。
【0036】
SMS送信文選択部18は、電子メール受信部11が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態と、該電子メールの宛先から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信文選択規則保持部17に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択する。
【0037】
SMS送信部19は、SMS送信先電話番号宛てに、SMS送信文を送信する。
(第1実施形態:SMS送信文とSMS送信条件の受付)
【0038】
利用者「株式会社123」は、営業時間外は電話を受電したタイミングで転送するように設定しており、外出中は着信後5秒経過した場合に転送するように設定している。
【0039】
利用者「株式会社123」は、営業時間外は営業時間外を伝えるSMSを送信する。外出中は外出中であることを伝えるSMSを送信する。電話を取れなかった時は、立て込み中であることを伝えるSMSを送信する。ただし、呼出時間が5秒未満の場合は、重要度の低い案件に関する電話もしくはかけ間違いと考えられるためSMSを送信しない。
【0040】
SMS送信文保持部14は、利用者「株式会社123」のSMS送信文「本日の営業時間は終了しました。営業時間は10:00~19:00です。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」「お電話ありがとうございます。ただいま外出中のため、伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」「お待たせして申し訳ございません。電話が立て込んでおり順次対応しております。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」を保持する。
【0041】
SMS送信条件保持部15は、利用者「株式会社123」のSMS送信条件「電話の呼出時間が0秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒以上かつ電話の着信状態が応答なし」を保持する。
【0042】
図2は、送信条件保持部が保持するSMS送信条件を示す図である。
【0043】
図3は、第1実施形態におけるSMS送信システム1の電子メールの受信とSMSの送信の処理を示すフローチャートである。
【0044】
SMS送信文選択規則保持部17は、利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間もしくは電話の着信状態もしくはその両方に基づくSMS送信文選択規則「呼出時間0秒の転送には、営業時間外のSMSを送信する」「呼出時間5秒未満の応答なしには、SMSを送信しない」「呼出時間5秒の転送には、外出中のSMSを送信する」「呼出時間5秒以上の応答なしには、立て込み中のSMSを送信する」を保持する。
【0045】
本実施形態では、「呼出時間が0秒、着信状態が転送」「呼出時間が3秒、着信状態が応答なし」「呼出時間が5秒、着信状態が転送」「呼出時間が10秒、着信状態が応答なし」という4つの着信があった時に受信した4つの電子メールについてそれぞれ記述する。
(第1実施形態:呼出時間「0秒」着信状態「転送」の時の電子メール受信とSMS送信)
【0046】
電子メール受信部11は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」宛ての電子メールを受信する。
【0047】
電子メール受信部11は、電子メール本文「着信日時:2021/01/01 20:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:0秒、着信状態:転送」を受け付ける。
【0048】
図4は、電子メール受信部11が受信した電子メールを示す図である。
【0049】
利用者特定部12は、電子メール受信部11が受信した電子メールの電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者「株式会社123」を特定する。
【0050】
SMS送信先情報取得部13は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」及び電子メール本文「着信日時:2021/01/01 20:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:0秒、着信状態:転送」からSMS送信先電話番号「09012345678」を取得する。
【0051】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「0秒」と電話の着信状態「転送」が、電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信条件保持部15に保持されているSMS送信条件「電話の呼出時間が0秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒以上かつ電話の着信状態が応答なし」のいずれかを満たすか判定する。
【0052】
図5は、SMS送信判定部16の判定の流れを示すフローチャートである。
【0053】
図6は、SMS送信文選択規則保持部17が保持するSMS送信文選択規則を示す図である。
【0054】
SMS送信文選択部18は、電子メール受信部11が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「0秒」、電話の着信状態「転送」及び該電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者「株式会社123」に対応するSMS送信文選択規則保持部17に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文「本日の営業時間は終了しました。営業時間は10:00~19:00です。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」を選択する。
【0055】
SMS送信部19は、SMS送信先電話番号「09012345678」宛てに、「本日の営業時間は終了しました。営業時間は10:00~19:00です。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」というSMS送信文を作成し送信する。
(第1実施形態:呼出時間「3秒」着信状態「応答なし」の時の電子メール受信とSMS送信)
【0056】
電子メール受信部11は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」宛ての電子メールを受信する。
【0057】
電子メール受信部11は、電子メール本文「着信日時:2021/01/01 14:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:3秒、着信状態:応答なし」を受け付ける。
【0058】
利用者特定部12は、電子メール受信部11が受信した電子メールの電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者「株式会社123」を特定する。
【0059】
SMS送信先情報取得部13は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」及び電子メール本文「着信日時:2021/01/01 14:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:3秒、着信状態:応答なし」からSMS送信先電話番号「09012345678」を取得する。
【0060】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「3秒」と電話の着信状態「応答なし」が、電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信条件保持部15に保持されているSMS送信条件「電話の呼出時間が0秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒以上かつ電話の着信状態が応答なし」のいずれかを満たすか判定する。
【0061】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「3秒」と電話の着信状態「応答なし」がSMS送信条件を満たさないと判断し、SMS送信先電話番号「09012345678」へSMSを送信しないと判定する。
(第1実施形態:呼出時間「5秒」着信状態「転送」の時の電子メール受信とSMS送信)
【0062】
電子メール受信部11は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」宛ての電子メールを受信する。
【0063】
電子メール受信部11は、電子メール本文「着信日時:2021/01/01 20:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:5秒、着信状態:転送」を受け付ける。
【0064】
利用者特定部12は、電子メール受信部11が受信した電子メールの電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者「株式会社123」を特定する。
【0065】
SMS送信先情報取得部13は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」及び電子メール本文「着信日時:2021/01/01 20:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:5秒、着信状態:転送」からSMS送信先電話番号「09012345678」を取得する。
【0066】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「5秒」と電話の着信状態「転送」が、電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信条件保持部15に保持されているSMS送信条件「電話の呼出時間が0秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒以上かつ電話の着信状態が応答なし」のいずれかを満たすか判定する。
【0067】
SMS送信文選択規則保持部17は、利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間もしくは電話の着信状態もしくはその両方に基づくSMS送信文選択規則「呼出時間0秒の転送には、営業時間外のSMSを送信する」「呼出時間5秒未満の応答なしには、SMSを送信しない」「呼出時間5秒の転送には、外出中のSMSを送信する」「呼出時間5秒以上の応答なしには、立て込み中のSMSを送信する」を保持する。
【0068】
SMS送信文選択部18は、電子メール受信部11が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「5秒」、電話の着信状態「転送」及び該電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者「株式会社123」に対応するSMS送信文選択規則保持部17に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文「お電話ありがとうございます。ただいま外出中のため、伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」を選択する。
【0069】
SMS送信部19は、SMS送信先電話番号「09012345678」宛てに、「お電話ありがとうございます。ただいま外出中のため、伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」というSMS送信文を作成し送信する。
(第1実施形態:呼出時間「10秒」着信状態「応答なし」の時の電子メール受信とSMS送信)
【0070】
電子メール受信部11は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」宛ての電子メールを受信する。
【0071】
電子メール受信部11は、電子メール本文「着信日時:2021/01/01 12:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:10秒、着信状態:応答なし」を受け付ける。
【0072】
利用者特定部12は、電子メール受信部11が受信した電子メールの電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者「株式会社123」を特定する。
【0073】
SMS送信先情報取得部13は、電子メール宛先「AAA@rusuden-SMS.com」及び電子メール本文「着信日時:2021/01/01 12:00:00、発信電話番号:09012345678、非通知理由:、呼出時間:10秒、着信状態:応答なし」からSMS送信先電話番号「09012345678」を取得する。
【0074】
SMS送信判定部16は、電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「3秒」と電話の着信状態「応答なし」が、電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者に対応するSMS送信条件保持部15に保持されているSMS送信条件「電話の呼出時間が0秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒かつ電話の着信状態が転送」「電話の呼出時間が5秒以上かつ電話の着信状態が応答なし」のいずれかを満たすか判定する。
【0075】
SMS送信文選択規則保持部17は、利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間もしくは電話の着信状態もしくはその両方に基づくSMS送信文選択規則「呼出時間0秒の転送には、営業時間外のSMSを送信する」「呼出時間5秒未満の応答なしには、SMSを送信しない」「呼出時間5秒の転送には、外出中のSMSを送信する」「呼出時間5秒以上の応答なしには、立て込み中のSMSを送信する」を保持する。
【0076】
SMS送信文選択部18は、電子メール受信部11が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間「5秒」、電話の着信状態「応答なし」及び該電子メールの宛先「AAA@rusuden-SMS.com」から利用者特定部12が特定した利用者「株式会社123」に対応するSMS送信文選択規則保持部17に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文「お待たせして申し訳ございません。電話が立て込んでおり順次対応しております。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」を選択する。
【0077】
SMS送信部19は、SMS送信先電話番号「09012345678」宛てに、「お待たせして申し訳ございません。電話が立て込んでおり順次対応しております。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」というSMS送信文を作成し送信する。
【0078】
電子メール受信部11が一定時間内にSMS送信先電話番号が同一の電子メールを2以上受信した場合に、2通目以降を無視するとしてもよい。これにより、同一のSMS送信先電話番号に対し何度も同じ内容のSMSが送信されることを防止できる。
【0079】
SMS送信先情報取得部13が電子メール本文からSMS送信先電話番号を取得する方法を利用者ごとに設定できるとしてもよい。また、1人の利用者が電子メール本文からSMS送信先電話番号を取得する方法を複数設定できるとしてもよい。
【0080】
SMS送信先情報取得部13がSMS送信先電話番号を取得する時、電子メール題名から取得するとしてもよいし、電子メール本文から取得するとしてもよい。
【0081】
SMS送信判定部16は、電子メールの送信元の電子メールアドレス、名前、電子メール題名及び電子メール本文からSMSを送信するか判定してもよい。これにより、スパムメールをSMS送信のための電子メールから除外することができる。
【0082】
また、利用者はSMS送信文の文面を2以上設定できるとしてもよい。2以上設定できる場合、電子メールの送信元の電子メールアドレス、名前、電子メール題名及び電子メール本文などに対し利用するSMS送信文を設定できるとしてもよい。
【0083】
SMS送信文選択部18は、日や時間帯によってSMS送信文を自動的に選ぶとしてもよい。また、営業日及び営業時間などの利用者のスケジュールを保持し、スケジュールと連動してSMS送信文を自動的に選ぶとしてもよい。これにより、電話を取ることができなかった理由応じて、SMS送信文を変えることができる。
【0084】
外部のスケジュール管理システムと連動してSMS送信文を自動的に選ぶとしてもよい。
(実施例:第2実施形態)
【0085】
【0086】
SMS送信システム1はユーザ端末、利用者端末2及び顧客端末3と通信ネットワークで繋がっている。
【0087】
SMS送信システム1は、SMS送信履歴保持部110、SMS受信部111、送信済最終SMS検索部112、メッセージ送信部113を備える。
【0088】
通信ネットワークは、電話網、専用回線、LAN(Local Area Network)、インターネットなどであり、これらを組み合わせたものであってもよい。
【0089】
SMS送信システム1の各構成部(SMS送信履歴保持部110、SMS受信部111、送信済最終SMS検索部112、メッセージ送信部113)に対応する処理は、1つの装置で実行されてもよいし、複数の装置で実行されてもよい。各構成部に対応する処理を実行する装置は、それぞれ、物理的に離れた位置にあってもよい。
【0090】
また、各構成部の一部は省略されてもよい。例えば、SMS送信履歴保持部110にSMS送信履歴がない場合、送信済最終SMS検索部112は省略されてもよい。
【0091】
SMS送信履歴保持部110は、利用者ID、SMS送信先電話番号、SMS送信文、SMS送信日時及びSMS送信元電話番号を保持する。
【0092】
SMS受信部111は利用者宛てに送信されたSMSを受信する。
【0093】
送信済最終SMS検索部112は、SMS受信部111が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、SMS受信部111が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの送信日時が最後のSMSをSMS送信履歴保持部110に保持されている送信済SMSの中から検索し、該当のSMSの送信日時が最後のSMSを送信した利用者のIDとSMS本文及びSMS送信日時を取得する。
【0094】
メッセージ送信部113は、送信済最終SMS検索部112が取得した利用者IDに対応する利用者宛てに、SMS受信部111が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を送信する。
(第2実施形態:SMSの返信)
【0095】
図7は、第2実施形態におけるSMS返信の流れを示すフローチャートである。
【0096】
SMS送信履歴保持部110は、SMS送信先電話番号「09012345678」、利用者ID「株式会社123」、SMS送信文「お待たせして申し訳ございません。電話が立て込んでおり順次対応しております。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」、SMS送信日時「2021/01/01 12:00:00」及びSMS送信元電話番号「08012345678」を保持する。
【0097】
図8は、SMS送信履歴保持部110が保持する送信履歴を示す図である。
【0098】
SMS受信部111は利用者「株式会社123」宛てに、電話番号「09012345678」から送信されたSMSのSMS本文「こんにちは。株式会社ABCの田中です。〇〇の件でお話がありますので、折り返し電話をお願いします。」及びSMS送信日時「2021/01/01 12:05:00」を受信する。
【0099】
送信済最終SMS検索部112は、SMS受信部111が受信したSMSの送信元電話番号「09012345678」をSMS送信先電話番号とし、かつ、該SMSの送信先電話番号「08012345678」をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSをSMS送信履歴保持部110に保持されている送信済SMSの中から検索し、該当の送信済SMSの送信日時が最後のSMSを送信した利用者のID「株式会社123」とSMS本文「お待たせして申し訳ございません。電話が立て込んでおり順次対応しております。伝言はこのSMSに返信してご連絡ください。」及びSMS送信日時「2021/01/01 12:00:00」を取得する。
【0100】
メッセージ送信部113は、送信済み最終SMS検索部が取得した利用者のID「株式会社123」に対応する利用者宛てに、SMS受信部111が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文「返信を受信しました/こんにちは。株式会社ABCの田中です。〇〇の件でお話がありますので、折り返し電話をお願いします。」を送信する。
【0101】
SMS受信部111が受信したSMSの本文の一部を加工した文を含む文とは、該SMSの本文を一部削除したり、新たな文章を付け加えたものを指す。
【0102】
送信済最終SMS検索部112は、一定期間以上前の送信済SMS記録は使用しないとしてもよい。
【0103】
利用者を特定できない場合はSMSを送信しないとしてよい。
【0104】
送信済最終SMS検索部112で利用者を特定する代わりに、SMS受信部111が受信したSMSの文面に特定の文字列が含まれるかで転送先を決定してもよい。
【産業上の利用可能性】
【0105】
電話着信時に送信された電子メールから電話の発信者の電話番号を取得し、電話着信時に受信した電子メールから電話の呼出時間及び電話の着信状態を取得することで、SMSを通じて事業者が顧客にコンタクトを取ったり、事業者と顧客が双方向のやり取りを行えるSMS送信システム及びSMS送信プログラムである。顧客の電話対応業務を行う業種において、電話を取れなかった場合に電話以外の手段で顧客とメッセージのやり取りをしたい事業所での利用が考えられる。
【符号の説明】
【0106】
1 SMS送信システム
11 電子メール受信部
12 利用者特定部
13 SMS送信先情報取得部
14 SMS送信文保持部
15 SMS送信条件保持部
16 SMS送信判定部
17 SMS送信文選択規則保持部
18 SMS送信文選択部
19 SMS送信部
110 SMS送信履歴保持部
111 SMS受信部
112 送信済最終SMS検索部
113 メッセージ送信部
2 利用者端末
3 顧客端末
【手続補正書】
【提出日】2021-12-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることと、
前記SMS送信判定部は、前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持部に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとすることを特徴とするSMS送信システム。
【請求項2】
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文選択規則保持部に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持部は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とするSMS送信システム。
【請求項3】
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持部と、
SMSを受信するSMS受信部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信部が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持部に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索部が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであることを特徴とするSMS送信システム。
【請求項4】
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることと、
前記SMS送信判定処理は、前記電子メール受信処理が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持処理に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとする
ことを特徴とするSMS送信プログラム。
【請求項5】
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文選択規則保持処理に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持処理は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とするSMS送信プログラム。
【請求項6】
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持処理と、
SMSを受信するSMS受信処理と、
前記SMS受信処理が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信処理が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持処理に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索処理と、
前記SMS受信処理が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索処理が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであることを特徴とするSMS送信プログラム。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0008】
本発明のSMS送信システムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることと、
前記SMS送信判定部は、前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持部に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとすることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0009】
この特徴によれば、受信した電子メールから、SMS送信先電話番号を取得し、利用者が設定しているSMSの文面をSMS送信先電話番号に送信することができる。また、電話着信時に受信する電子メールに記載されている電電話の呼出時間や電話の着信状態、電話の転送先電話番号を基にSMSを送信するか判定することができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0010】
本発明のSMS送信システムは、
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文選択規則保持部に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持部は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
この特徴によれば、電話着信時に受信する電子メールに記載されている電話の呼出時間及び電話の着信状態を基に複数のSMS送信文の中から適切なものを選びSMSを送信することができる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
電話を転送した理由に応じて、SMS送信文を変えたいということがある。例えば、電話が転送された場合に、営業時間外のために電話に応答できず電話が転送されたのか、担当者が外出中のために電話に応答できず電話が転送されたのかを知らせたいという場合である。このような場合に上記の特徴によれば、電話の転送理由ごとに電話を転送するまでの時間や転送先電話番号を変えることで、転送理由に応じたSMS送信文を送信することが可能となる。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
本発明のSMS送信システムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定部と、
前記電子メール受信部が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得部と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持部と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定部と、
前記利用者特定部が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持部に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得部が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信部と、
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持部と、
SMSを受信するSMS受信部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信部が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持部に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索部と、
前記SMS受信部が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索部が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信部を備え、
前記電子メール受信部が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
この特徴によれば、利用者から送信されたSMSに対し顧客が返信をする場合において複数の利用者が1人の顧客に対してそれぞれSMSを送受信する時、SMS送信履歴を基に顧客に最後のSMSを送信した利用者に対して顧客からのSMSを送信することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
本発明のSMS送信プログラムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
利用者ごとにSMS送信条件として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信条件を保持するSMS送信条件保持処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることと、
前記SMS送信判定処理は、前記電子メール受信処理が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、該電子メールの宛先から前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信条件保持処理に保持されているSMS送信条件を満たすことを判定の根拠の1つとする
ことを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
本発明のSMS送信プログラムは、
2以上の利用者が利用することを特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
利用者ごとにSMS送信文選択規則として電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上に基づくSMS送信文選択規則を保持するSMS送信文選択規則保持処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの本文に記載されている電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が、前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文選択規則保持処理に保持されているSMS送信文選択規則から、使用するSMS送信文を選択するSMS送信文選択処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されており、
前記SMS送信文保持処理は利用者ごとのSMS送信文を2以上保持することができることを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
本発明のSMS送信プログラムは、
2以上の利用者が利用する事を特徴とし、
電子メールを受信する電子メール受信処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールの宛先から利用者を特定する利用者特定処理と、
前記電子メール受信処理が受信した電子メールからSMS送信先電話番号を取得するSMS送信先情報取得処理と、
利用者ごとのSMS送信文を保持するSMS送信文保持処理と、
SMSを送信するか判定するSMS送信判定処理と、
前記利用者特定処理が特定した利用者に対応する前記SMS送信文保持処理に保持されているSMS送信文を送信文とするSMSを、前記SMS送信先情報取得処理が取得したSMS送信先電話番号宛てに送信するSMS送信処理と、
送信したSMSを保持するSMS送信履歴保持処理と、
SMSを受信するSMS受信処理と、
前記SMS受信処理が受信したSMSの送信元電話番号をSMS送信先電話番号とし、かつ、前記SMS受信処理が受信したSMSの送信先電話番号をSMS送信元電話番号とする送信済SMSの中で送信日時が最後のSMSを前記SMS送信履歴保持処理に保持されている送信済SMSの中から検索する送信済最終SMS検索処理と、
前記SMS受信処理が受信したSMSの本文もしくは本文の一部を加工した文を含む文を、前記送信済最終SMS検索処理が検索した送信済SMSを送信した利用者に対し、送信するメッセージ送信処理を備え、
前記電子メール受信処理が受信する電子メールは電話着信時に送信されたものであり、電子メール本文に電話の呼出時間、電話の着信状態、電話の転送先電話番号のいずれか1以上が記載されていることを特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
これらの特徴によれば、コンピュータをSMS送信プログラムとして動作させることができる。