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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023022636
(43)【公開日】2023-02-15
(54)【発明の名称】シフトレバー装置
(51)【国際特許分類】
   B60K 20/02 20060101AFI20230208BHJP
【FI】
B60K20/02 Z
B60K20/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021127621
(22)【出願日】2021-08-03
(71)【出願人】
【識別番号】000237307
【氏名又は名称】富士機工株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】000003997
【氏名又は名称】日産自動車株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000992
【氏名又は名称】弁理士法人ネクスト
(72)【発明者】
【氏名】池上 保幸
(72)【発明者】
【氏名】三室 幸寛
(72)【発明者】
【氏名】関山 恵子
(72)【発明者】
【氏名】渡邉 国三
(72)【発明者】
【氏名】小島 拓也
【テーマコード(参考)】
3D040
【Fターム(参考)】
3D040AA01
3D040AA03
3D040AB01
3D040AC17
3D040AC57
3D040AC58
3D040AF08
(57)【要約】
【課題】シフトチェンジを繰り返しても、チェックガイドの山部を削れ難くすることが可能となるシフトレバー装置を提供する。
【解決手段】シフトレバー装置1は、シフトレバー10の操作時に運転者に節度感を付与するチェック機構30を備え、チェック機構30は、シフトレバー10と一体的に設けられたチェックシート31aを備えたチェック部材31と、チェック部材31と対向して配置されたチェックブロック32と、を備えている。チェックシート31aは、円柱の周壁形状に形成された先端部31a1と、先端部31a1を支持する支持部31a2とを含み、チェックブロック32は、チェック部材31の先端部31aと摺接する、山部32a1と谷部32a2とが交互に形成された波型のチェックガイド32aを備える。
【選択図】 図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
運転者が操作するためのシフトレバーと、
前記シフトレバーを回転移動可能に支持するケース本体と、
前記ケース本体と前記シフトレバーとの間に配置され、前記シフトレバーの操作時に運転者に節度感を付与するチェック機構と、
を備え、
前記チェック機構は、
前記シフトレバーと一体的に設けられたチェックシートを備えたチェック部材と、
前記ケース本体に設けられ、前記チェック部材と対向して配置されたチェックブロックと、を備え、
前記チェックシートは、円柱の周壁形状に形成された先端部と、前記先端部を支持する支持部とを含み、
前記チェックブロックは、前記チェックシートの前記先端部と摺接する、山部と谷部とが交互に形成された波型のチェックガイドを備える、
シフトレバー装置。
【請求項2】
前記チェックシートは、前記先端部と前記支持部とを樹脂により一体形成したものである、
請求項1に記載のシフトレバー装置。
【請求項3】
前記チェックシートは、金属により形成される前記先端部を樹脂により形成される前記支持部に埋め込んで形成したものである、
請求項1に記載のシフトレバー装置。
【請求項4】
前記チェック部材はさらに、前記チェックシートが挿入されるホルダを備え、
前記チェックシートと前記ホルダの双方は、前記チェックシートの外側面に形成した凸部と前記ホルダの内側面に形成した溝(凹部)とがかみ合って挿入されるようにするための誤組付け防止機構を有する、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシフトレバー装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、車両の自動変速機のシフトポジションを切り替えるためのシフトレバー装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の自動変速機を操作するシフトレバー装置が記載されている。図6は、このシフトレバー装置内に設けられるチェック部材を構成する、チェックボール110及びチェックシート120を示している。チェックボール110は、鉄球からなり、図6に示されるようにチェックシート120の先端に埋め込まれている。
【0003】
チェックボール110は、チェックブロック32上に形成されたチェックガイド32a(図3参照)を押圧しつつ、チェックガイド32a上を摺動する。チェックガイド32aには、山部32a1と谷部32a2とが交互に形成され、チェックボール110が、山部32a1を乗り越える度に、上記チェック部材を含むチェック機構によってシフトチェンジ時の節度感が付与される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】国際公開番号 WO2015/076248 A1
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところで、特許文献1に記載のシフトレバー装置では、チェックボール110は鉄球からなるので、チェックボール110とチェックガイド32aの山部32a1(例えば、PA66-GF33(polyamide 66 - glass fiber 33)により形成される)とは点接触される。そしてシフトチェンジ時には、チェックボール110は、チェックガイド32aを押圧しつつ、チェックガイド32a上を摺動するので、チェックボール110は、チェックガイド32aの山部32a1を、大きな圧力を加えながら乗り越えることになる。したがって、シフトチェンジを繰り返す間に、チェックボール110により、チェックガイド32aの山部32a1が削れ易い。
【0006】
そこで本願は、シフトチェンジを繰り返しても、チェックガイドの山部を削れ難くすることが可能となるシフトレバー装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、請求項1に係るシフトレバー装置は、運転者が操作するためのシフトレバーと、シフトレバーを回転移動可能に支持するケース本体と、ケース本体とシフトレバーとの間に配置され、シフトレバーの操作時に運転者に節度感を付与するチェック機構と、を備え、チェック機構は、シフトレバーと一体的に設けられたチェックシートを備えるチェック部材と、ケース本体に設けられ、チェック部材と対向して配置されたチェックブロックと、を備え、チェックシートは、円柱の周壁形状に形成された先端部と、先端部を支持する支持部とを含み、チェックブロックは、チェックシートの先端部と摺接する、山部と谷部とが交互に形成された波型のチェックガイドを備える、ことを特徴とする。
【0008】
請求項2に係るシフトレバー装置は、請求項1のシフトレバー装置において、チェックシートは、先端部と支持部とを樹脂により一体形成したものである、ことを特徴とする。
【0009】
請求項3に係るシフトレバー装置は、請求項1のシフトレバー装置において、チェックシートは、金属により形成される先端部を樹脂により形成される支持部に埋め込んで形成したものである、ことを特徴とする。
【0010】
請求項4に係るシフトレバー装置は、請求項1~3のシフトレバー装置において、チェック部材はさらに、チェックシートが挿入されるホルダを備え、チェックシートとホルダの双方は、チェックシートの外側面に形成した凸部とホルダの内側面に形成した溝(凹部)とがかみ合って挿入されるようにするための誤組付け防止機構を有する、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
請求項1に係るシフトレバー装置によれば、チェックシートの先端部は、チェックブロックの山部を線接触、又は、面接触しつつ乗り越えるので、点接触しつつ乗り越える上記従来のシフトレバー装置より、各点に加わる圧力が低下するため、シフトチェンジを繰り返しても、チェックガイドの山部を削れ難くすることが可能となる。
【0012】
請求項2に係るシフトレバー装置によれば、先端部は、鉄球より剛性の低い樹脂により形成されているので、チェックガイドの山部をさらに削れ難くすることが可能となる。
【0013】
請求項3に係るシフトレバー装置によれば、請求項1に係るシフトレバー装置と同様の効果を得ることができる。
【0014】
請求項4に係るシフトレバー装置によれば、チェックシートの外側面に形成した凸部とホルダの内側面に形成した溝(凹部)とがかみ合って挿入されるので、誤組付けを防止することが可能となるとともに、組付け後も、チェックシートがホルダ内で移動することを防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本願の一実施の形態に係るシフトレバー装置の外観を示す斜視図である。
図2図1のシフトレバー装置の正面図である。
図3図2のP-P線に沿う断面図である。
図4図1のシフトレバー装置内に設けられるチェック部材の平面図((a))及び正面図((b))と、チェック部材に含まれるチェックシートの斜視図((c))と、チェック部材に含まれるチェックホルダーの平面図((d))である。
図5図4(a)とは異なる誤組付け防止機構を有するチェック部材の平面図である。
図6】従来のシフトレバー装置内に設けられるチェック部材を構成する、チェックボール及びチェックシートの平面図((a))、正面図((b))及び斜視図((c))である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本願の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1は、本願の一実施の形態に係るシフトレバー装置1全体の外観を示している。シフトレバー装置1は、車両(図示せず)の自動変速機(図示せず)を操作するためのものである。車両の運転者は、シフトレバー10を前後に回転移動させ、所定の回転移動範囲内に設定されたシフトポジション(具体的には、例えば、パーキング[P]、リバース[R]、ニュートラル[N]及びドライブ[D])の1つを選択する。これに応じてシフトレバー装置1は、自動変速機の動作モードを、選択されたシフトポジションに対応するモードに切り替える。なお、図1図3において、方向に言及する場合には、各図に示される矢印の方向を用いるものとする。
【0018】
シフトレバー装置1は、ケース本体20と、シフトレバー10とを備えている。ケース本体20は、例えば、車両のセンターコンソール(図示せず)に配置される。シフトレバー10の基端には、支持軸12(図3参照)が形成されており、支持軸12は、ケース本体20の一対の側壁21R及び21L(図2参照)にそれぞれ設けられた軸受部23R及び23Lに、カラー23Ra及び23Laを介して軸支されている。但し図1において、軸受部23L及びカラー23Laは図示されているものの、軸受部23R及びカラー23Raは図示されていない。なお、シフトレバー10の先端には、図示しないシフトノブが取り付けられる。
【0019】
またシフトレバー装置1は、図1に示すようにチェック機構30を備えている。チェック機構30は、ケース本体20とシフトレバー10との間に配置されており、運転者がシフトレバー10によりシフトポジションを変更するときに、運転者に節度感を与えるものである。
【0020】
ケース本体20は、箱形状をなし、その上面20aには、シフト孔22が開口されている。シフト孔22からは、ケース本体20内に軸支されたシフトレバー10の一部が突き出している。
【0021】
チェック機構30は、図3に示すように、シフトレバー10と一体的に設けられたチェック部材31と、ケース本体20に設けられたチェックブロック32とを備えている。
【0022】
チェック部材31は、チェックシート31aと、チェックスプリング31bと、チェックホルダー31cとを有している。チェックシート31aは、チェックホルダー31c内に設置されたチェックスプリング31bによって支持軸12の径方向に外側に付勢されている。
【0023】
右側壁21Rの内面21Raには、右側壁21Rの外面側に向かって、ブロック収容凹部(図示せず)が形成され、ブロック収容凹部内には、チェックブロック32が配置される。チェックブロック32は、ブロック収容凹部の底部(上面20aの裏面)に接して配置される。また、チェックブロック32は、シフトレバー10とともに回転移動するチェック部材31と対向して配置される。
【0024】
チェックブロック32上には、チェックシート31aの先端部31a1と摺接するチェックガイド32aが形成されている。チェックガイド32aは、所定の幅を有したレール状の板体であり、断面が波型をなしている(図3参照)。したがって、チェックガイド32aには、山部32a1と谷部32a2とが交互に形成されている。そして、各谷部32a2は、チェックガイド32a上、各シフトポジションと対応する位置に形成されている。なお、チェックブロック32は、本実施形態では例えば、PA66-GF33により形成されている。
【0025】
チェックシート31aは、図4(c)に示すように、チェックガイド32aと摺接する先端部31a1と、先端部31a1を支持する支持部31a2とにより、主として構成されている。先端部31a1は、横向きにした円柱を、円柱状の支持部31a2の上部31a21に埋め込んだような形状に形成されている。チェックシート31aは、本実施形態では樹脂、例えばPOM(polyoxymethylene)により形成され、先端部31a1と支持部31a2とは、一体的に形成されている。
【0026】
また、支持部31a2の周面31a22の所定の2箇所には、面取り31a22′がなされている。面取り31a22′は、チェックシート31aをチェックホルダー31c内に挿入するときに、正しい位置に挿入されるようにする目的、つまり誤組付け防止目的と、挿入後、チェックシート31aがチェックホルダー31c内で回転しないように規制する目的で、なされている。したがって、チェックホルダー31cの内周面31c1も、図4(d)に示すように、面取り31a22′が位置する2箇所には、中心部に迫り出す肉厚増31c1′がなされている。
【0027】
なお、誤組付け防止機構は、面取り31a22′と肉厚増31c1′の他にも、回り止め用の突起と溝を設けることが考えられる。図5(a)は、支持部の周面の所定の2箇所に、回り止め用の突起31a′3を設けたチェックシート31a′と、内周面に突起31a′3が嵌挿される溝31c′3を設けたチェックホルダー31c′とを有するチェック部材を示している。図5(b)は、図5(a)のチェック部材とは逆に、回り止め用の突起31c′′4を内周面に設けたチェックホルダー31c′′と、突起31c′′4が嵌挿される溝31a′′4を支持部の周面に設けたチェックシート31a′′とを有するチェック部材を示している。
【0028】
図4(a),(b)は、チェックシート31aがチェックホルダー31c内に挿入された様子を示している。図4(a),(b)及び図1から分かるように、チェックシート31aは、先端部31a1の曲面がチェックガイド32aの山部32a1と線接触するような位置関係で、チェックホルダー31c内に挿入される。したがって、運転者がシフトレバー10を前後に回転移動させると、これに応じてチェック部材31も回転移動するので、チェックシート31aの先端部31a1は、チェックガイド32aの山部32a1を線接触しつつ乗り越えることになる。
【0029】
以上説明したように、本実施形態のシフトレバー装置1は、運転者が操作するためのシフトレバー10と、シフトレバー10を回転移動可能に支持するケース本体20と、ケース本体20とシフトレバー10との間に配置され、シフトレバー10の操作時に運転者に節度感を付与するチェック機構30と、を備えている。
【0030】
そしてチェック機構30は、シフトレバー10と一体的に設けられたチェックシート31aを備えたチェック部材31と、ケース本体20に設けられ、チェック部材31と対向して配置されたチェックブロック32と、を備えている。
【0031】
さらにチェックシート31aは、円柱の周壁形状に形成された先端部31a1と、先端部31a1を支持する支持部31a2とを含み、チェックブロック32は、チェックシート31aの先端部31a1と摺接する、山部32a1と谷部32a2とが交互に形成された波型のチェックガイド32aを備える。
【0032】
このように、本実施形態のシフトレバー装置1では、チェックシート31aの先端部31a1は、チェックブロック32の山部32a1を線接触、又は、面接触しつつ乗り越えるので、点接触しつつ乗り越える上記従来のシフトレバー装置より、各点に加わる圧力が低下するため、シフトチェンジを繰り返しても、チェックガイドの山部を削れ難くすることが可能となる。
【0033】
また、チェックシート31aは、先端部31a1と支持部31a2とを樹脂により一体形成したものである。
【0034】
これにより、先端部31a1は、鉄球より剛性の低い樹脂により形成されているので、チェックガイドの山部をさらに削れ難くすることが可能となる。
【0035】
また、チェック部材31はさらに、チェックシート31aが挿入されるチェックホルダー31cを備え、チェックシート31aとチェックホルダー31cの双方は、チェックシート31aの外側面に形成した凸部とチェックホルダー31cの内側面に形成した溝(凹部)とがかみ合って挿入されるようにするための面取り31a22′及び肉厚増31c1′を有する。
【0036】
これにより、誤組付けを防止することが可能となるとともに、組付け後も、チェックシート31aがチェックホルダー31c内で回転することを防止することが可能となる。
【0037】
ちなみに、チェックホルダー31cは、「ホルダ」の一例である。面取り31a22′と肉厚増31c1′、及び回り止め用突起31a′3,31c′′4と溝31c′3,31a′′4は、「誤組付け防止機構」の一例である。
【0038】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
【0039】
(1)上記実施形態では、チェックシート31aの先端部31a1と支持部31a2とは、樹脂により一体的に形成したが、これに限らず、先端部31a1を金属により形成し、金属製の先端部31a1を樹脂により形成される支持部31a2に埋め込むようにしてもよい。但しこの場合でも、先端部31a1の形状、つまり円柱の周壁形状は維持しておく必要がある。このような形状が維持されていれば、チェックシート31aの先端部31aは、チェックブロック32の山部32a1を線接触しつつ乗り越えるので、依然として、点接触しつつ乗り越える上記従来のシフトレバー装置より、各点に加わる圧力は低下するからである。
【0040】
(2)上記実施形態では、チェックシート31aの先端部31aは、チェックブロック32の山部32a1を線接触しつつ乗り越えるようにしたが、これに限らず、完全な線ではなく、所定の幅を有する面により面接触しつつ乗り越えるようにしてもよい。
【0041】
(3)上記実施形態では、誤組付け防止機構の一例として、面取り31a22′と肉厚増31c1′、及び回り止め用突起31a′3,31c′′4と溝31c′3,31a′′4を挙げたが、これに限らず、他の機構を採用してもよい。また、機構を設ける箇所も、2箇所に限らず、1箇所でもよいし、3箇所以上であってもよい。
【0042】
(4)上記実施形態では、チェックシート31aの支持部31a2を円柱状に形成したが、これに限らず、多角柱状に形成してもよい。この場合、底面形状を適宜選択することにより、誤組付け防止機構を新たに設ける必要がなくなることもある。
【符号の説明】
【0043】
1 シフトレバー装置
10 シフトレバー
20 ケース本体
30 チェック機構
31 チェック部材
31a チェックシート
31a1 先端部
31a2 支持部
31a22′ 面取り
31a′3,31c′′4 回り止め用突起
31a′′4,31c′3 溝
31c チェックホルダー
31c1′ 肉厚増
32 チェックブロック
32a チェックガイド
32a1 山部
32a2 谷部
図1
図2
図3
図4
図5
図6