(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023023730
(43)【公開日】2023-02-16
(54)【発明の名称】焚き火フック用支柱
(51)【国際特許分類】
F24B 15/00 20060101AFI20230209BHJP
F24B 13/00 20060101ALN20230209BHJP
【FI】
F24B15/00 Z
F24B13/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021129518
(22)【出願日】2021-08-06
【新規性喪失の例外の表示】新規性喪失の例外適用申請有り
(71)【出願人】
【識別番号】520463581
【氏名又は名称】株式会社アフェクト
(74)【代理人】
【識別番号】100091443
【弁理士】
【氏名又は名称】西浦 ▲嗣▼晴
(74)【代理人】
【識別番号】100130720
【弁理士】
【氏名又は名称】▲高▼見 良貴
(74)【代理人】
【識別番号】100130432
【弁理士】
【氏名又は名称】出山 匡
(72)【発明者】
【氏名】関谷 知博
(57)【要約】
【課題】コンパクトに収納することができるが、壊れにくく、耐荷重の高い焚き火フック用支柱を提供する。
【解決手段】焚き火フック用支柱3は、一方の端部13Aを地面に刺して固定する金属製の棒部材からなる杭部13、及び、両端部15A及び15Bが開口した筒状であり、一方の端部15Aに杭部13の他方の端部13Bが挿入された状態で杭部13に固定された筒状部15を有する支柱下部9と、支柱下部9の筒状部15の他方の端部15Bに一方の端部11Aが挿入されて筒状部15に固定される金属製の棒部材を有する支柱本体部11とを備えている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
地面に刺して立てた状態で、焚き火フック部を固定して使用する焚き火フック用支柱であって、
一方の端部を地面に刺して固定する金属製の棒部材からなる杭部、及び、両端部が開口した筒状であり、一方の端部に前記杭部の他方の端部が挿入された状態で前記杭部に固定された筒状部を有する支柱下部と、
前記支柱下部の前記筒状部の他方の端部に一方の端部が挿入されて前記筒状部に固定される金属製の棒部材を有する支柱本体部とを備えていることを特徴とする焚き火フック用支柱。
【請求項2】
前記杭部及び支柱本体部は、鉄製の丸棒部材からなる請求項1に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項3】
前記鉄製の丸棒部材は、S45Cの鋼材である請求項2に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項4】
前記支柱本体部の少なくとも一方の端部は、硬化処理が施されている請求項2または3に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項5】
前記硬化処理は、高周波焼入れである請求項4に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項6】
前記支柱下部と前記支柱本体部を組み合わせた全長が700mm~900mmであり、
前記杭部は、前記筒状部から200mm~300mm露出している請求項1に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項7】
前記支柱本体部の太さの径は、前記筒状部の内径を1とした場合に、0.94~0.99の範囲内である請求項1に記載の焚き火フック用支柱。
【請求項8】
前記筒状部の他方の端部付近には、径方向に貫通するねじ孔が設けられており、
前記ねじ孔には、前記支柱本体部を締め付ける締め付けねじが取り付けられている請求項1に記載の焚き火フック用支柱。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、地面に刺して立てた状態で、焚き火フックを固定して使用する焚き火フック用支柱に関するものである。
【背景技術】
【0002】
キャンプ等のアウトドアの場面において、焚き火を使った調理が行われている。調理道具等を焚き火の上に吊り下げたり、載置するために、
図6に示すような、いわゆる焚き火フック(非特許文献1)が使用されている(なお、
図6は、非特許文献1の焚き火フックを簡略化して示した図であり、焚き火フック用支柱(1)と、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部(2)を平面に並べて置いた状態を示す図である)。
【0003】
図6に示した焚き火フックは、地面に刺して立てる焚き火フック用支柱に、焚き火フック部を固定して使用するものである。
図6に示すような従来の焚き火フック用支柱は、自動車等での運搬が想定されており、壊れにくさや、調理器具等を吊り下げても倒れない強度を優先して、1本の金属製の棒部材から構成されている。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】男のこだわりshop「鉄鋼職人の焚き火フック」[2021年6月29日検索]、インターネット〈URL:https://store.shopping.yahoo.co.jp/otokonokodawari/or-tkh.html〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、最近のソロキャンプブームもあり、自転車等での運搬にも便利なように、コンパクトに収納することができるが、壊れにくく、調理器具等を吊り下げたりしても倒れない強度を有する焚き火フック用支柱が望まれていた。
【0006】
本発明の目的は、コンパクトに収納することができるが、壊れにくく、耐荷重の高い焚き火フック用支柱を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は、地面に刺して立てた状態で、焚き火フック部を固定して使用する焚き火フック用支柱を対象としている。本発明の焚き火フック用支柱は、一方の端部を地面に刺して固定する金属製の棒部材からなる杭部、及び、両端部が開口した筒状であり、一方の端部に杭部の他方の端部が挿入された状態で杭部に固定された筒状部を有する支柱下部と、支柱下部の筒状部の他方の端部に一方の端部が挿入されて筒状部に固定される金属製の棒部材を有する支柱本体部とを備えている。
【0008】
このように本発明の焚き火フック用支柱は支柱下部と支柱本体部の2パーツで構成されているため、運搬時には、焚き火フック用支柱を支柱下部と支柱本体部の2パーツに分離して、コンパクトにすることができ、しかも、壊れにくく、耐荷重が高い。また、杭部と筒状部の境目があるため、露出している杭部を地中に埋設する長さの目安とすることができる。また、支柱下部を地面に固定した後でも、支柱本体部を分離することができることから、支柱本体部の他方の端部が変形してしまっても、支柱本体部を分離して支柱本体部の一方の端部側から焚き火フック部を通して固定することもできる。さらに、筒状部によって、杭部よりも径寸法が大きくなるため、地面に刺した支柱下部を引き抜きやすくなる。
【0009】
杭部及び支柱本体部は、鉄製の丸棒部材からなることが好ましい。鉄製の丸棒部材は、限定されるものではないが、S45C(JIS G 4051)の鋼材が好ましい。このようにすれば、入手が容易な鋼材を用いて、壊れにくく、耐荷重の高い焚き火フック用支柱を得ることができる。
【0010】
支柱本体部の少なくとも一方の端部は、硬化処理が施されていることが好ましい。このようにすれば、ハンマーで支柱本体部を打ち付けた際に、筒状部内で支柱本体部が変形してしまうことを防ぐことができる。硬化処理は、高周波焼入れであってもよい。「高周波焼入れ」は、電磁誘導作用による高周波誘導加熱を利用して、急速加熱した後に急速冷却することで金属表面を硬化させる硬化処理である。S45Cからなる鋼材の場合、高周波焼入れによりロックウェル硬さ(HRC)40程度の硬さが得られ、用途に適している。
【0011】
焚き火フック用支柱は、支柱下部と支柱本体部を組み合わせた全長が700mm~900mmになるようにすれば、一人でキャンプを行う、いわゆるソロキャンプに適した大きさとすることができる。この場合、杭部を筒状部から200mm~300mm露出するようにすればよい。杭部と筒状部の境目があるため、露出している杭部を地中に埋設する長さの目安とすることができ、これを目安に地中に杭部を刺せば、焚き火フック用支柱に固定された焚き火フック部に物を掛けたり、物を載置しても焚き火フック用支柱が倒れない程度の十分な強度が得られる。
【0012】
支柱本体部の太さの径は、筒状部の内径を1とした場合に、0.94~0.99の範囲内とすることができる。すなわち、例えば、筒状部の内径が12.7mmのものを用いた場合には、支柱本体部の太さの径は、12.0mm~12.6mmのものを使用することができる。
【0013】
なお、上記した数値は、製造誤差等の若干のばらつき等によって発生する誤差を含むものである。
【0014】
支柱下部と支柱本体部を固定する手段は任意のものを採用することができる。例えば、筒状部の他方の端部付近に径方向に貫通するねじ孔を設け、ねじ孔に支柱本体部を締め付ける締め付けねじを取り付けておくことができる。このようにすれば、支柱下部の筒状部に支柱本体部を挿入した状態で締め付けねじで簡単に支柱下部と支柱本体部を固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】本実施の形態の一例である焚き火フック用支柱を支柱として用いた焚き火フックの使用状態を示す図である。
【
図2】焚き火フック用支柱を支柱下部と支柱本体部に分離した状態で示した図である。
【
図3】(A)は、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるケトルフックの正面図であり、(B)は、焚き火フック部の固定部の平面図である。
【
図4】焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるゴトクフックの平面図である。
【
図5】(A)乃至(C)は、焚き火フック用支柱の設置手順を示す図である。
【
図6】従来の焚き火フックを簡略化して示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、図面を参照して、本発明の焚き火フック用支柱の実施の形態を詳細に説明する。
【0017】
図1は、本実施の形態の一例である焚き火フック用支柱を支柱として用いた焚き火フックの使用状態を示す図であり、
図2は、焚き火フック用支柱を支柱下部と支柱本体部に分離した状態で示した図であり、
図3(A)は、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるケトルフックの正面図であり、(B)は、焚き火フック部の固定部の平面図であり、
図4は、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるゴトクフックの平面図である。
【0018】
図1は、本実施の形態の一例である焚き火フック用支柱を支柱として用いた焚き火フック1の使用状態を示す図である。
図1に示すように、焚き火フック用支柱3を地面に刺して立てた状態で、焚き火フック部であるケトルフック5及びゴトクフック7を固定して使用する。
図1では、焚き火フック用支柱3の地面に刺してある部分、及び、焚き火フック部に通してある部分は点線で示してある。この例は、焚き火フック部の下に焚き火台を設置し、焚き火でケトルフック5に掛けて吊したケトル等の調理器具や、ゴトクフック7の上に載置した調理器具を熱して、加熱や調理等を行うものである。
【0019】
[焚き火フック用支柱]
図2に示すように、焚き火フック用支柱3は、支柱下部9及び支柱本体部11とを備えている。
【0020】
支柱下部9は、杭部13と、筒状部15を有している。杭部13は、金属製の棒部材である、S45C(JIS G 4051)の丸棒部材からなり、一方の端部13Aは、地面に刺して固定する部分である。一方の端部13Aの先端部は、地面に刺しやすいよう、鋭角に加工されている。筒状部15は、金属製の筒状部材である、STPG(Steel Tube Pipe general)(JIS G 3454)からなり、両端部15A及び15Bが開口した筒状を呈している。一方の端部15Aに杭部13の他方の端部13Bが挿入された状態で杭部13に固定されている。本実施の形態では、杭部13は、長さ寸法約300mm、径寸法約12.0mmである。筒状部15は、長さ寸法約150mm、外径寸法約17.7mm、内径寸法12.7mmである。杭部13は、他方の端部13Bを約50mm、筒状部15の一方の端部15Aに挿入した状態で端部15Aに溶接により固定されており、支柱下部9は全長が約400mmになっている(
図2及び
図5では、筒状部15内に挿入されている部分は点線で示してある)。この構成により、筒状部15から露出している杭部13の長さ(長さ寸法約250mm)を地中に埋設する長さの目安とすることができる。
【0021】
筒状部13の他方の端部13B付近には、径方向に貫通する雌ねじが形成されたねじ孔13Cが設けられている。ねじ孔13Cには、雌ねじに螺合する蝶ねじ(締め付けねじ)17が取り付けられている。なおねじ孔13Cを雌ねじが形成されていない貫通孔として、この貫通孔の入口部にナットを溶接してこのナットに蝶ねじのねじ部を螺合するようにしてもよい。
【0022】
支柱本体部11は、杭部13と同様、金属製の棒部材である、S45C(JIS G 4051)の丸棒部材からなる部材である。支柱本体部11は、支柱下部9の筒状部15の他方の端部15Bに一方の端部11Aが挿入されて蝶ねじ17により筒状部15に対して固定される。本実施の形態の支柱本体部11は、両端部11A及び11Bに、硬化処理として高周波焼入れを施してあり、端部11A及び11Bのロックウェル硬さ(HRC)は、40程度になっている。「高周波焼入れ」は、電磁誘導作用による高周波誘導加熱を利用して、急速加熱した後に急速冷却することで金属表面を硬化させる硬化処理である。これにより、他方の端部11Bは杭部13を地面に刺す場合にハンマー等の鈍器で打ち付けても変形しづらくなっており、また、一方の端部11Aは同様の場合に、筒状部15内で変形しづらくなっている。
【0023】
支柱本体部11の長さ寸法は、約500mmであり、一方の端部11Aを約100mm、筒状部15の他方の端部15Bに挿入した状態で蝶ねじ17により筒状部15に対して締め付け固定される。このように固定することで、本実施の形態では、焚き火フック用支柱1は全長が約800mmになる。
【0024】
[焚き火フック部]
図3(A)は、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるケトルフック5の正面図であり、(B)は、焚き火フック部の固定部の平面図である。ケトルフック5は、金属製の棒部材(S45C)からなるフック本体部19と、フック本体部19の一方の端部19Aに固定された固定部21を備えている。フック本体部19の他方の端部19Bには曲げ加工によりフック部が形成されている。
【0025】
固定部21は、
図3(B)にも示すように、金属製の環状部23と、蝶ねじ25を備えている。
図3(A)では、環状部23内の通路部分を点線で示してある。環状部23は、SGP(JIS G 3452)からなり、外壁部が溶接によりフック本体部19の一方の端部19Aに固定されており、対向する壁部に雌ねじが形成されたねじ孔23Aが設けられている。蝶ねじ25はねじ孔23Aに螺合して固定されている(
図3(B)では、(A)の状態から90°回転した状態で示してある)。支柱本体部11に環状部23を挿通し、所望の位置で蝶ねじ25により支柱本体部11に固定する。
【0026】
図4は、焚き火フック用支柱に固定する焚き火フック部の一例であるゴトクフック7の平面図である。ゴトクフック7は、金属製の棒部材(S45C)からなるフック本体部27と、フック本体部27の一方の端部27Aに固定された固定部29を備えている。固定部29は、ケトルフック5の固定部21と同じ構成になっている。
【0027】
ゴトクフック7のフック本体部27には、U字状に曲げ加工された一対の棒部材31,31を対向する位置でフック本体部27に溶接して形成された、フック本体部27の他方の端部27B側を短辺、フック本体部27の一方の端部27A側を長辺とする輪郭形状が台形状のゴトク部33が形成されている。
【0028】
[焚き火フック用支柱の設置]
焚き火フック用支柱の設置は、
図5(A)乃至(C)に示す手順で行う。使用者は、まず、支柱下部9と支柱本体部11に分離した状態にて、焚き火フック用支柱3を設置位置まで運搬する(
図5(A))。
【0029】
使用者は、設置位置を決めたら、支柱下部9の筒状部15の他方の端部15Bに、支柱本体部11の一方の端部11Aを挿入する。
図5(B)(及び(C))では、筒状部15内に挿入した支柱本体部11の一方の端部11Aを点線で示してある。この状態にて、設置位置に、支柱下部9が地面に対して垂直になるように杭部13の一方の端部13Aを刺す(
図5(B))。この状態では、支柱本体部11は蝶ねじ17で固定せず、筒状部15に挿入しただけの状態にしておく。そして、使用者は、一方の手で支柱下部9や支柱本体部11を支持しながら、他方の手で支柱本体部11の他方の端部11Bの端面をハンマー等の鈍器Bを用いて叩いて、支柱下部9を地面に刺していく。この状態で、蝶ねじ17を操作して支柱本体部11を筒状部15に対して固定する(
図5(C))。本実施の形態では、筒状部から露出している杭部13(長さ寸法約250mm)が地中に埋設されるようにすることで、焚き火フック用支柱3は、耐荷重約4kgが得られるように設計してある。
【0030】
なお、上記耐荷重は、支柱本体部11にケトルフック5及びゴトクフック7を固定し、且つ、調理器具を吊り下げたり、載置することを想定した場合に焚き火フック用支柱3にかかる荷重を想定したものであり、想定される荷重を超える耐荷重が得られるように設計してある。ただし、上記耐荷重は、焚き火フック1がキャンプ等に適した適度な固さを有する地面に設置されることを想定したものであり、設置される地面の状態によって変化する。例えば、焚き火フック1を設置しても不安定になりやすい砂地や、水を多量に含んで柔らかくなった地面等に設置した場合には、耐荷重の範囲内の荷重でも焚き火フック用支柱3が倒れやすくなることはあり得る。
【0031】
その後、支柱本体部11にケトルフック5やゴトクフック7を固定して使用することができる。なお、支柱本体部11の他方の端部11Bの端面が変形してしまい、固定部25(固定部29)が支柱本体部11に挿入できないような場合には、蝶ねじ17を操作して支柱本体部11を筒状部15から外し、支柱本体部11の一方の端部11Aの側から固定部25(固定部29)を通す、ということも可能である。
【0032】
使用者は、使用後は、支柱本体部11に固定してあるケトルフック5やゴトクフック7を外してから、蝶ねじ17を操作して支柱本体部11を筒状部15から抜いた上で、支柱下部9を地面から引き抜く。この際、杭部13の径寸法よりも筒状部15の径寸法の方が大きいため、筒状部15を利用すれば、地面に刺した支柱下部を引き抜きやすくなっている。
【0033】
以上、本発明の実施の形態について具体的に説明したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内で変更が可能であるのは勿論である。
【0034】
例えば、上記の部材の長さ寸法や径寸法等の数値は一例に過ぎず、用途等に合わせて、長さ寸法や径寸法等の数値を変更することが可能である。また、上記した数値は、製造誤差等の若干のばらつき等によって発生する誤差を含むものである。また、素材についても、上記例に限られるものではない。また、上記した焚き火フック部も一例であり、上記例以外の形状のものを用いてもよいのはもちろんである。
【産業上の利用可能性】
【0035】
本発明によれば、コンパクトに収納することができるが、壊れにくく、耐荷重の高い焚き火フック用支柱を提供することができる。
【符号の説明】
【0036】
1 焚き火フック
3 焚き火フック用支柱
5 ケトルフック
7 ゴトクフック
9 支柱下部
11 支柱本体部
13 杭部
15 筒状部
17 蝶ねじ
19 フック本体部
21 固定部
23 環状部
25 蝶ねじ
27 フック本体部
29 固定部
31 一対の棒部材
33 ゴトク部