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2023-24758ロボットクリーナの破片除去ドッキングステーション
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023024758
(43)【公開日】2023-02-16
(54)【発明の名称】ロボットクリーナの破片除去ドッキングステーション
(51)【国際特許分類】
   A47L 9/00 20060101AFI20230209BHJP
   A47L 9/28 20060101ALI20230209BHJP
【FI】
A47L9/00 104
A47L9/00 Z
A47L9/28 E
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022208701
(22)【出願日】2022-12-26
(62)【分割の表示】P 2021502797の分割
【原出願日】2019-07-19
(31)【優先権主張番号】62/700,973
(32)【優先日】2018-07-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/727,747
(32)【優先日】2018-09-06
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/732,274
(32)【優先日】2018-09-17
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/748,797
(32)【優先日】2018-10-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(31)【優先権主張番号】62/782,545
(32)【優先日】2018-12-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】510053422
【氏名又は名称】シャークニンジャ オペレーティング エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】100105957
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 誠
(74)【代理人】
【識別番号】100068755
【弁理士】
【氏名又は名称】恩田 博宣
(74)【代理人】
【識別番号】100142907
【弁理士】
【氏名又は名称】本田 淳
(72)【発明者】
【氏名】ギル,アーロン
(72)【発明者】
【氏名】ハーティング,デイビッド
(72)【発明者】
【氏名】トンプソン,ハミッシュ
(72)【発明者】
【氏名】マイヤー-ラソー,クリストファー
(72)【発明者】
【氏名】サッター,カトリオナ シー.エー.
(72)【発明者】
【氏名】カマダ,イサク ダグラス
(72)【発明者】
【氏名】ハリス,ダニエル
(72)【発明者】
【氏名】ホフマン,トレバー
(57)【要約】
【課題】ロボットクリーナの破片除去ドッキングステーションを提供する。
【解決手段】ロボットクリーナ用のドッキングステーションは、支持体及び吸引ハウジングを有するベースと、吸引ハウジング内に規定されるドッキングステーション吸引入口であって、ロボットクリーナに流体連結するように構成される、ドッキングステーション吸引入口と、支持体に規定されるアライメント突起部とを含んでもよい。アライメント突起部は、ロボットクリーナがドッキングステーション吸引入口に流体連結する配向に向けてロボットクリーナを付勢するように構成され得る。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロボットクリーナ用のドッキングステーションであって、
支持体及び吸引ハウジングを含み、前記支持体の少なくとも一部は、前記ロボットクリーナの少なくとも一部の下に延びて構成されたベースと、
前記吸引ハウジング内に規定されるドッキングステーション吸引入口であって、前記ロボットクリーナに流体連結するように構成されたドッキングステーション吸引入口と、
前記支持体に規定されるアライメント突起部であって、前記アライメント突起部の少なくとも一部は、前記ロボットクリーナの少なくとも一部の下に延び、前記ロボットクリーナが前記ドッキングステーション吸引入口に流体連結する配向に向かって前記ロボットクリーナを付勢するように構成されたアライメント突起部と、を備えるドッキングステーション。
【請求項2】
前記ロボットクリーナの少なくとも一部分と係合するように構成されるブーツをさらに含み、前記ブーツが、ミスアライメントの配向で前記ベースに係合する前記ロボットクリーナに応答して移動するように構成される、請求項1に記載のドッキングステーション。
【請求項3】
前記アライメント突起部が、前記ドッキングステーション吸引入口からの距離が増加するにつれて、前記ドッキングステーション吸引入口の中心軸に向かって収束する第1及び第2突起部側壁を含む、請求項1のドッキングステーション。
【請求項4】
前記第1及び第2突起部側壁が、それぞれのアーチ状部分を含む、請求項3に記載のドッキングステーション。
【請求項5】
前記支持体の床に面する表面が、1つ又は複数の格子領域を含む、請求項1に記載のドッキングステーション。
【請求項6】
前記1つ又は複数の格子領域の少なくとも1つの少なくとも一部分が、ハニカム構造を規定する、請求項5に記載のドッキングステーション。
【請求項7】
ドッキングステーションにドッキングするように構成されるロボットクリーナであって、
破片を受けるように構成されるロボットクリーナダストカップであって、上面と、下面と、上面と下面の間に延びる少なくとも1つの側壁と、ロボットクリーナダストカップ入口と、ドッキングステーションに流体連結するように構成され前記少なくとも1つの側壁に設けられた出口ポートと、を備えたロボットクリーナダストカップと、
アライメントレセプタクルとアライメント突起部との間の相互係合が、ロボットクリーナを、ロボットクリーナが前記ドッキングステーションに流体連結する配向に向かって付勢するように、前記ドッキングステーションによって規定される対応する前記アライメント突起部の少なくとも一部を受け入れるように構成され、ロボットクリーナダストカップの底面に設けられたアライメントレセプタクルと、を備えるロボットクリーナ。
【請求項8】
前記アライメントレセプタクルが、第1及び第2レセプタクル側壁が前記出口ポートに近づくにつれて、前記出口ポートの中心軸から分岐する前記第1及び第2レセプタクル側壁を含む、請求項7に記載のロボットクリーナ。
【請求項9】
前記第1レセプタクル側壁及び第2レセプタクル側壁が、それぞれのアーチ状部分を含む、請求項8に記載のロボットクリーナ。
【請求項10】
ドッキングステーションであって、
支持体及び吸引ハウジングを含むベースと、
前記吸引ハウジング内に規定されるドッキングステーション吸引入口と、
前記支持体に規定されるアライメント突起部と、を含むドッキングステーションと、
前記支持体の少なくとも一部は、前記ロボットクリーナの少なくとも一部の下に延びて構成されたロボット掃除機であって、
前記アライメント突起部の少なくとも一部は、前記ロボットクリーナの少なくとも一部の下に延び、前記アライメント突起部の少なくとも一部分を受けいれるように構成されたアライメントレセプタクルであって、アライメントレセプタクルと前記アライメント突起部との間の相互係合が、ロボット掃除機を、ロボット掃除機が前記ドッキングステーション吸引入口に流体連結する配向に向かって付勢するように構成される、アライメントレセプタクルを含む、ロボット掃除機と、を備えるロボット真空クリーニングシステム。
【請求項11】
前記ロボット掃除機が、出口ポートを有するロボット掃除機ダストカップをさらに含み、前記ロボット掃除機ダストカップが前記アライメントレセプタクルを規定する、請求項10に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項12】
前記アライメントレセプタクルが、第1及び第2レセプタクル側壁が前記出口ポートに向かって延在するとき、前記出口ポートの出口ポート中心軸から分岐する前記第1及び第2レセプタクル側壁を含む、請求項11に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項13】
前記第1及び第2レセプタクル側壁が、それぞれのアーチ状部分を含む、請求項12に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項14】
前記ドッキングステーションが、前記ロボット掃除機の少なくとも一部分と係合するように構成されるブーツを含み、前記ブーツが、ミスアライメントの配向で前記ベースと係合する前記ロボット掃除機に反応して動くように構成される、請求項10に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項15】
前記アライメント突起部が、前記ドッキングステーション吸引入口からの距離が増加するにつれて、前記ドッキングステーション吸引入口のドッキングステーション吸引入口中心軸に向かって収束する第1及び第2突起部側壁を含む、請求項10に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項16】
前記第1及び第2突起部側壁が、それぞれのアーチ状部分を含む、請求項15に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項17】
前記支持体の床に面する表面が、1つ又は複数の格子領域を含む、請求項10に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項18】
前記1つ又は複数の格子領域の少なくとも1つの少なくとも一部分が、ハニカム構造を規定する、請求項17に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【請求項19】
前記ロボット掃除機が、前記支持体から伸びる磁場の検出に基づいて、前記ドッキングステーションの近接を検出するように構成される、請求項10に記載のロボット真空クリーニングシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
関連出願の参照
[0001] 本出願は、2018年7月20日に出願された「Robotic Vacuum Cleaner Debris Removal Docking Station」というタイトルの米国仮出願第62/700,973号、2018年9月6日に出願された「Robotic Vacuum Cleaner Debris Removal
Docking Station」というタイトルの米国仮出願第62/727,747号、2018年9月17日に出願された「Robotic Vacuum Cleaner Debris Removal Docking Station」というタイトルの米国仮出願第62/732,274号、2018年10月22日に出願された「Robotic Vacuum Cleaner Debris Removal Docking Station」というタイトルの米国仮出願第62/748,797号、及び2018年12月20日に出願された「Robotic Vacuum Cleaner Debris Removal Docking Station」というタイトルの米国仮出願第62/782,545号の利益を主張し、これらのそれぞれは、参照により本明細書に完全に組み込まれる。
【0002】
[0002] 本開示は、一般に、自動掃除装置、より具体的には、ロボットクリーナ及びロボットクリーナ用のドッキングステーションを対象とする。
【背景技術】
【0003】
[0003] 自律表面処理装置は、表面(例えば、床)を横断すると同時に、人による関与がほとんど又は全くなく、表面から破片を除去するように構成される。例えば、ロボット掃除機は、コントローラ、複数の駆動輪、吸引モータ、ブラシロール、及び破片を貯蔵するためのダストカップを含み得る。コントローラは、ロボット掃除機を、1つ又は複数のパターン(例えば、ランダムな跳ね返りパターン、スポットパターン、パターンに続く壁/障害物、及び/又は類似のもの)に従って移動させる。1つ又は複数のパターンに従って移動している間、ロボット掃除機はダストカップ内に破片を収集する。ダストカップが破片を集めると、ロボット掃除機の性能が低下するかもしれない。そのため、ダストカップは、一定の間隔で空にされて、一貫したクリーニング性能を維持する必要があり得る。
【0004】
[0004] これら及びその他の特徴の利点は、以下の図面とともに以下の詳細な説明を読むことによってより良く理解される。
【図面の簡単な説明】
【0005】
図1図1は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機と係合するように構成されるドッキングステーションの概略斜視図を示す。
図2図2は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーション及びドッキングステーションにドッキングするよう構成されるロボット掃除機の斜視図を示す。
図2A図2Aは、本開示の実施形態と一致する、補強材を受けるように構成されるブーツの概略斜視図を示す。
図2B図2Bは、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの例の一部分の斜視図を示す。
図3図3は、本開示の実施形態と一致する、図2のドッキングステーションの上面図を示す。
図4図4は、本開示の実施形態と一致する、図2のロボットクリーナの底面図を示す。
図4A図4Aは、本開示の実施形態と一致する、ロボットクリーナダストカップの例の一部分の斜視底面図を示す。
図4B図4Bは、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの一部分の斜視図を示す。
図5図5は、本開示の実施形態と一致する、図2のドッキングステーションとともに使用することができる調整可能なブーツの例の上面図を示す。
図6図6は、本開示の実施形態と一致する、図2のドッキングステーションとともに使用することができる調整可能なブーツの別の例の斜視図を示す。
図7図7は、本開示の実施形態と一致する、取り外し位置にあるドッキングステーションダストカップを有する図2のドッキングステーションの正面図を示す。
図8図8は、本開示の実施形態と一致する、枢動動作に応答して取り外し中のドッキングステーションダストカップを有する、図2のドッキングステーションの正面図を示す。
図9図9は、本開示の実施形態と一致する、図2の線IX-IXに沿った、図2のドッキングステーションの断面図を示す。図9Aは、本開示の実施形態と一致する、領域9Aに対応する図9のドッキングステーションの拡大図を示す。図9Bは、本開示の実施形態と一致する、領域9Bに対応する図9のドッキングステーションの拡大図を示す。
図10図10は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの断面図を示す。図10Aは、本開示の実施形態と一致する、図10の領域10Aに対応する拡大図を示す。図10Bは、本開示の実施形態と一致する、図10の領域10Bに対応する拡大図を示す。
図11図11は、本開示の実施形態と一致する、中にフィルタを有する図2の線IX-IXに沿った、図2のドッキングステーションの例の斜視断面図を示し、フィルタが、フィルタ媒体である。
図11A図11Aは、本開示の実施形態と一致する、中にフィルタを備えた線IX-IXに沿った、図2のドッキングステーションの別の例の別の斜視断面図を示し、フィルタが、サイクロン分離器である。
図12図12は、本開示の実施形態と一致する、図2のドッキングステーションの底面図を示す。
図13図13は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの斜視断面図を示す。
図14図14は、本開示の実施形態と一致する、図13のドッキングステーションの別の断面図を示す。
図15図15は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの斜視図を示す。
図16図16は、本開示の実施形態と一致する、図15のドッキングステーションの別の斜視図を示す。
図17図17は、本開示の実施形態と一致する、使用中位置と取り外し位置との間で旋回するように構成されるダストカップを有するドッキングステーションの斜視図を示す。
図18図18は、本開示の実施形態と一致する、取り外し位置にダストカップを有する図17のドッキングステーションの斜視図を示す。
図19図19は、本開示の実施形態と一致する、取り外し中のダストカップを有する図17のドッキングステーションの斜視図を示す。
図20図20は、本開示の実施形態と一致する、使用中位置にダストカップを有するドッキングステーションの断面図を示す。
図21図21は、本開示の実施形態と一致する、枢動移動に応答して、そのベースから取り外し中のダストカップを有する、図20のドッキングステーションの断面図を示す。
図22図22は、本開示の実施形態と一致する、図20のドッキングステーションの旋回キャッチの断面図を示す。
図23図23は、本開示の実施形態と一致する、図22の旋回キャッチの例の斜視図を示す。
図24図24は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの一部分の断面図を示す。
図25図25は、本開示の実施形態と一致する、図24のドッキングステーションの一部分の別の断面図を示す。
図26図26は、本開示の実施形態と一致する、図24のドッキングステーションの一部分の別の断面図を示す。
図27図27は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションダストカップの斜視図を示す。
図28図28は、本開示の実施形態と一致する、フィルタが延在する内部容積を規定するドッキングステーションダストカップの斜視図を示す。
図29図29は、本開示の実施形態と一致する、図28のフィルタの例を示す。
図30図30は、本開示の実施形態と一致する、その中に延在するフィルタを有するドッキングステーションダストカップの例の概略図を示し、フィルタは、攪拌器の作動によって掃除される。
図31図31は、本開示の実施形態と一致する、図30のドッキングステーションダストカップの別の概略図を示す。
図32図32は、本開示の実施形態と一致する、その中に延在するフィルタを有するドッキングステーションダストカップの例の概略図を示し、フィルタは、攪拌器の作動によって掃除される。
図33図33は、本開示の実施形態と一致する、図32のドッキングステーションダストカップの別の概略図を示す。
図34図34は、本開示の実施形態と一致する、その中に延在するフィルタを有するドッキングステーションダストカップの例の概略図を示し、フィルタは、攪拌器の作動によって掃除される。
図35図35は、本開示の実施形態と一致する、図34のドッキングステーションダストカップの別の概略図を示す。
図36図36は、本開示の実施形態と一致する、その中に延在するフィルタを有するドッキングステーションダストカップの例の概略図を示し、フィルタは、攪拌器の作動によって掃除される。
図37図37は、本開示の実施形態と一致する、図36のドッキングステーションダストカップの別の概略図を示す。
図38図38は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの斜視図を示す。
図39図39は、本開示の実施形態と一致する、線XXXIX-XXXIXに沿った、図38のドッキングステーションの断面斜視図を示す。
図40図40は、本開示の実施形態と一致する、線XXXIX-XXXIXに沿った、図38のドッキングステーションの別の断面図を示す。
図41図41は、本開示の実施形態と一致する、図38のドッキングステーションの攪拌器の斜視図を示す。
図42図42は、本開示の実施形態と一致する、図41の攪拌器の一部分の拡大断面斜視図を示す。
図43図43は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーション及びロボット掃除機の斜視図を示す。
図44図44は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機がドッキングステーションにドッキングされている、図43のドッキングステーション及びロボット掃除機の斜視図を示す。
図45図45は、本開示の実施形態と一致する、調整可能なブーツを有するドッキングステーションの概略図を示す。
図46図46は、本開示の実施形態と一致する、調整可能なブーツを有する別のドッキングステーションの概略図を示す。
図47図47は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの斜視図を示す。
図48図48は、本開示の実施形態と一致する、図47のドッキングステーションの別の斜視図を示す。
図49図49は、本開示の実施形態と一致する、取り外し可能なバッグを受けるように構成されるドッキングステーションの斜視図を示す。
図50図50は、本開示の実施形態と一致する、図49のドッキングステーションの別の斜視図を示す。
図51図51は、本開示の実施形態と一致する、図49のドッキングステーションの別の斜視図を示す。
図52図52は、本開示の実施形態と一致する、ドッキングステーションの斜視図を示す。
図53図53は、本開示の実施形態と一致する、そこから取り外し中のダストカップを有する図52のドッキングステーションの別の斜視図を示す。
図54図54は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機の斜視図を示す。
図55図55は、本開示の実施形態と一致する、線LV-LVに沿った、図54のロボット掃除機の断面斜視図を示す。
図56図56は、本開示の実施形態と一致する、LVI-LVIの線に沿った、図54のロボット掃除機の断面斜視図を示す。
図57図57は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機の断面図を示す。
図58図58は、本開示の実施形態と一致する、図57のロボット掃除機の別の断面図を示す。
図59図59は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機ダストカップの概略斜視図を示す。
図60図60は、本開示の実施形態と一致する、図59のロボット掃除機ダストカップの別の概略斜視図を示す。
図61図61は、本開示の実施形態と一致する、ロボット掃除機ダストカップ及びドッキングステーションの一部分の斜視図を示す。
図62図62は、本開示の実施形態と一致する、図61のドッキングステーションの一部分と係合するロボット掃除機ダストカップの斜視図を示す。
図63図63は、本開示の実施形態と一致する、図62のロボット掃除機ダストカップの排出ピボットドアと係合するために使用できるラッチの概略図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0006】
[0077] 本開示は、一般に、ロボットクリーナのダストカップから破片を除去するように構成されるドッキングステーションに関する。ドッキングステーションは、吸引モータ、ドッキングステーションダストカップ、及び流体入口を有するベースを含む。吸引モータが起動されると、流体は、流体入口からドッキングステーションダストカップを通って延在する流路に沿って、それがドッキングステーションから排出されるように吸引モータ内に流れ込む。
【0007】
[0078] 一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ドッキングステーションダストカップが枢動移動に応答して使用中位置と取り外し位置との間で移行できるように、ベースに対して旋回するように構成され得る。使用中位置にあるとき、ドッキングステーションダストカップは、吸引モータ及び流体入口と流体連通しており、取り外し位置にあるとき、ドッキングステーションダストカップは、ドッキングステーションダストカップを空にできるように、ベースから(例えば、さらなる枢動移動に応じて)取り外されるように構成されている。
【0008】
[0079] 追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップは、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバがその中に規定されるように、ダストカップの内部容積内に延在するフィルタ(例えば、フィルタ媒体及び/又はサイクロン分離器)を含むように構成することができる。第1破片収集チャンバは、第2破片収集チャンバ内に収集された破片と比較して、比較的大きな粒子サイズを有する破片を収集するように構成され得る。このように、第1破片収集チャンバは、一般に、大きな破片を受けるように構成されると記述されてもよく、第2破片収集チャンバは、一般に、小さな破片を受けるように構成されると記述され得る。
【0009】
[0080] 追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションは、ロボットクリーナがドッキングステーションに流体連結できるように、ロボットクリーナを整列した配向に付勢するように構成され得る。例えば、ドッキングステーションは、ロボットクリーナの少なくとも一部分と係合するように構成されるアライメント突起部を含み得る。アライメント突起部は、アライメント突起部とロボットクリーナとの間の相互係合の結果として、ロボットクリーナをアライメントされた配向の方へ付勢する。
【0010】
[0081] 本明細書で一般的に言及されるように、弾性的に変形可能なという用語は、構成要素が機械的故障(例えば構成要素がもはや意図された機能を発揮することができない)を経験することなく、機械構成要素が非変形状態、及び変形状態で繰り返し移行(例えば、非変形状態と変形状態との間での少なくとも100回、1,000回、100,000回、1,000,000回、10,000,000回、又はその他任意の適切な回数の移行)することができることを指す。
【0011】
[0082] 図1は、ドッキングステーション100の概略図を示す。ドッキングステーション100は、ベース102と、ベース102に対して旋回するように構成されるドッキングステーションダストカップ104とを含む。ベース102は、入口108及びドッキングステーションダストカップ104に流体連結される吸引モータ106(隠線で示される)を含む。吸引モータ106が起動されると、流体は、入口108内に流れ込み、ドッキングステーションダストカップ104を通り吸引モータ106を通過した後、ベース102から出る。
【0012】
[0083] 入口108は、ロボットクリーナ101(例えば、ロボット掃除機、ロボットモップ、及び/又は他のロボットクリーナ)に流体連結するように構成される。例えば、入口108は、ロボットクリーナ101のダストカップに貯蔵された破片がドッキングステーションダストカップ104に移動され得るように、ロボットクリーナ101のダストカップ内に設けられたポートに流体連結するように構成され得る。吸引モータ106が起動されると、吸引モータ106は、ロボットクリーナ101のダストカップに貯蔵された破片をドッキングステーションダストカップ104に付勢させる。破片は、その後、後で廃棄するために、ドッキングステーションダストカップ104内に収集され得る。ドッキングステーションダストカップ104は、ドッキングステーションダストカップ104が満杯になる(例えば、ドッキングステーション100の性能が実質的に低下する)前に、ドッキングステーションダストカップ104がロボットクリーナ101のダストカップから破片を複数回(例えば、少なくとも2回)受け取ることができるように、構成することができる。言い換えれば、ドッキングステーションダストカップ104は、ロボットクリーナ101のダストカップが、ドッキングステーションダストカップ104が満杯になる前に数回空にされ得るように構成され得る。
【0013】
[0084] 一部の実例では、吸引モータ106は、ロボットクリーナ101がドッキングステーション100と係合する前に起動される。これらの例では、入口108で吸引モータ106によって生成される吸引は、ロボットクリーナ101をドッキングステーション100と係合するように付勢することができる。このように、吸引モータ106は、ロボットクリーナ101と入口108とのアライメントを容易にするのを助け得る。
【0014】
[0085] ドッキングステーションダストカップ104は、使用中位置と取り外し位置との間で旋回するように構成される。ドッキングステーションダストカップ104が使用中位置にある時、吸引モータ106は、ドッキングステーションダストカップ104及び入口108に流体連結される。ドッキングステーションダストカップ104が取り外し位置にある時、ドッキングステーションダストカップ104は、ベース102から取り外すように構成される。例えば、ドッキングステーションダストカップ104が取り外し位置にある時、吸引モータ106は、ドッキングステーションダストカップ104から流体的に分離され得る。
【0015】
[0086] 一部の実例では、ロボットクリーナ101は、1つ又は複数の湿式クリーニング動作を行うように構成され得る(例えば、モップパッド及び/又は流体分注ポンプを使用して)。追加的に、又は代替的に、ロボットクリーナ101は、1つ又は複数の真空クリーニング動作を実施するように構成され得る。
【0016】
[0087] 図2は、図1のドッキングステーション100及びロボットクリーナ101の例であり得る、それぞれドッキングステーション200及びロボット掃除機202の実施例を示す。示されるように、ドッキングステーション200は、ドッキングステーションダストカップ204及びベース206を含み、ドッキングステーションダストカップ204はベース206に取り外し可能に連結される。ドッキングステーション200は、ロボット掃除機ダストカップ208内に貯蔵される任意の破片の少なくとも一部分がドッキングステーションダストカップ204内に付勢され得るように、ロボット掃除機ダストカップ208に流体連結するように構成され得る。
【0017】
[0088] ベース206は、支持体210と、支持体210から延在する吸引ハウジング212とを規定することができる。支持体210は、掃除される表面(例えば、床)上のドッキングステーション100の安定性を改善するように構成される。支持体210はまた、ロボット掃除機202に給電する1つ又は複数の電池を充電できるように、ロボット掃除機202に電気的に連結するように構成される充電接点214を含んでもよい。吸引ハウジング212は、ドッキングステーションの吸引入口216を規定することができる。ドッキングステーション吸引入口216は、ロボット掃除機のダストカップ208内に貯蔵された破片の少なくとも一部分が、ドッキングステーションの吸引入口216を通ってドッキングステーションダストカップ204に付勢することができるように、ロボット掃除機202の少なくとも一部分に流体連結するように構成される。例えば、及び示されるように、ロボット掃除機ダストカップ208は、ドッキングステーション吸引入口216に流体連結するように構成される出口ポート218を含み得る。
【0018】
[0089] ロボット掃除機202が、1つ又は複数の電池を再充電し、及び/又はロボット掃除機ダストカップ208を空にしようとするとき、ロボット掃除機202はドッキングモードに入ることができる。ドッキングモードの場合、ロボット掃除機202は、ロボット掃除機202が充電接点214に電気的に連結し、出口ポート218をドッキングステーション吸引入口216に流体連結することを可能にする方法で、ドッキングステーション200に接近する。言い換えれば、ドッキングモードのとき、ロボット掃除機202は、ロボット掃除機202がドッキングステーション200にドッキングできるように、ドッキングステーション200に対してそれ自体を整列させるために移動すると一般的に説明され得る。例えば、ドッキングモードにあるとき、ロボット掃除機202は、ドッキングステーション200から所定の距離に達するまで、前進走行方向にドッキングステーション200に接近することができ、所定の距離で停止し、約180°回転し、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とドッキングするまで、後方走行方向に進む。
【0019】
[0090] ドッキングステーション200に近づく時、ロボット掃除機202は、1つ又は複数の近接センサーを使用して、ドッキングステーション200への近接を検出するように構成され得る。例えば、ドッキングステーション200は、(例えば、支持体210に埋め込まれた、概略的に隠線で示される1つ又は複数の磁石211を使用して)磁場を生成するように構成され得、及びロボット掃除機202は、例えば、ホール効果センサー213(概略的に隠線で示されている)を含み得、磁場を検出する。磁場を検出すると、ロボット掃除機202は回転してドッキングステーション200に逆戻りすることができる、(又は、ロボット掃除機202がドッキングステーション200に逆戻りできるように、回転する前にドッキングステーション200から所定の距離だけを逆戻りにする)。追加的に、又は代替的に、ドッキングステーション200は、無線周波数識別(RFID)タグを含んでもよく、ロボット掃除機202は、ドッキングステーション200への近接を判定するためのRFIDタグリーダーを含んでもよい。追加的に、又は代替的に、ロボット掃除機202は、ドッキングステーション200によって無線で充電されるように構成されてもよく、ドッキングステーション200への近接は、無線充電の検出に基づいて決定され得る。
【0020】
[0091] ロボット掃除機202は、一般に、例えば、出口ポート218の出口ポート中心軸220が、ドッキングステーション吸引入口216の吸引入口中心軸222と同一直線上にある場合、ドッキングステーション200と整列していると説明することができる。一部の実例では、ドッキングステーション200は、ロボット掃除機202が、ミスアライメントな状態でドッキングステーション200にドッキングできるように構成され得る。ミスアライメントは、出口ポート中心軸220及び吸引入口中心軸222が同一直線的でない場合、出口ポート中心軸220と吸引入口中心軸222との間に延在する角度として測定され得る。許容可能なミスアライメントは、例えば、0°~10°の範囲で測定し得る。さらなる例として、許容可能なミスアライメントは、1°~3°の範囲で測定し得る。
【0021】
[0092] 示されるように、ドッキングステーション200は、ドッキングステーション吸引入口216の周りに延在するブーツ224を含み得る。ブーツ224は、ブーツ224が出口ポート218の周りに延在するように、ロボット掃除機ダストカップ208と係合するように構成され得る。ブーツ224は、ブーツ224が一般にロボット掃除機ダストカップ208の形状に適合するように弾性的に変形可能である。このように、ブーツ224は、ロボット掃除機ダストカップ208と密封的に係合するように構成され得る。例えば、ブーツ224は、天然ゴム又は合成ゴム、発泡体、及び/又は任意の他の弾性変形可能な材料で作製され得る。
【0022】
[0093] 一部の実例では、弾力的に変形可能なブーツ224は、ロボット掃除機202が、許容可能なミスアライメント範囲内でドッキングステーション200とミスアライメントされる一方で、ロボット掃除機202がドッキングステーション吸引入口216に流体連結することを可能にし得る。言い換えれば、ブーツ224は、ミスアライメントの配向にあるドッキングステーション200(例えば、ベース206)と係合するロボット掃除機202に応答して、移動するように構成される。
【0023】
[0094] また示されるように、ブーツ224は、1つ又は複数のリブ226を規定し得る。リブ226は、ブーツ224と係合するロボット掃除機202に応答して、拡張及び/又は圧縮するように構成される。例えば、ロボット掃除機202がブーツ224とミスアライメントの配向で係合するとき、リブ226の一部分が拡張してもよく、リブ226の別の部分が圧縮し得る。リブ226の拡張及び圧縮は、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とミスアライメントの配向でドッキングする時に、ブーツ224がロボット掃除機ダストカップ208と密封的に係合することを可能にし得る。
【0024】
[0095] 図2Aは、ブーツ224内に受容されるように構成される補強材227の概略的な例を示す(明確にするために概略的に示す)。示されるように、補強材227は、ブーツ224の断面の形状に一般に対応する形状を有する連続体である。例えば、補強材227は、リブ226のそれぞれの1つに対応するブーツ224の内部表面に沿って延在するように構成され得る。リブ226のうちの1つに沿って延在することによって、補強材227は、対応するリブ226に沿ってブーツ224の剛性を増加させ得る。例えば、補強材227は、吸引ハウジング212から最も遠位のリブ226に沿って延在し得る。これにより、ロボット掃除機ダストカップ208とブーツ224との間の流体連結が改善され得る。補強材227は、金属、プラスチック、セラミック、及び/又は任意の他の材料のうちの1つ又は複数とすることができる。補強材227は、例えば、プレスフィット、接着剤、オーバーモールド、及び/又は任意の他の形態の連結を使用して、ブーツ224に連結され得る。一部の実例では、ブーツ224の剛性は、1つ又は複数のリブ226に対して横方向にブーツ224の外部及び/又は内部表面に沿って延在する補強材によって増大され得る。これらの例では、補強材の少なくとも一部分は、ブーツ224がロボット掃除機202と係合することに応答して変形し得るように、つぶれるように構成され得る。
【0025】
[0096] 一部の実例では、ロボット掃除機202が、ミスアライメントの配向でドッキングステーション200と係合しているとき、ロボット掃除機202は、振動パターンに従って定位置に旋回するように構成され得る。定位置に旋回することによって、ロボット掃除機202は、出口ポート218がドッキングステーション吸引入口216に流体連結されるように、出口ポート218をブーツ224と整列させ得る。
【0026】
[0097] 一部の実例では、及び示されるように、例えば、図2Bでは、支持体210は、1つ又は複数の停止部228を規定し得る。1つ又は複数の停止部228は、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とドッキングしている時に、ロボット掃除機202の一部分と係合するように構成され得る。従って、1つ又は複数の停止部228は、一般に、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とドッキングしているとき、ロボット掃除機202がドッキングステーション200に向かってさらに移動するのを防ぐように構成されると説明することができる。一部の実例では、1つ又は複数の停止部228は、テーパを有するガイド表面230を規定し得る。例えば、ロボット掃除機202とガイド表面230との係合が、ロボット掃除機202をアライメントの配向の方へ付勢するように、各々がテーパ付きガイド表面230を有する、複数の停止部228が提供され得る。これらの例では、停止部228は、一般にガイドと呼んでもよい。
【0027】
[0098] 図3は、ドッキングステーション200の上面図を示し、図4は、ロボット掃除機202の底面図を示す。示されるように、支持体210は、対応するロボット掃除機アライメント機能400と係合するように構成される、ドッキングステーションアライメント機能300を規定し得る。ドッキングステーションアライメント機能300は、アライメント突起部302を含んでもよく、ロボット掃除機アライメント機能400は、アライメント突起部302を受けるように構成されるアライメントレセプタクル402を規定する。例えば、及び示されるように、アライメントレセプタクル402は、ロボット掃除機ダストカップ208内に規定される。
【0028】
[0099] アライメント突起部302は、第1及び第2突起部側壁304及び306を含み得る。第1及び第2突起部側壁304及び306は、ドッキングステーション吸引入口216からの距離が増加するにつれて、吸引入口中心軸222に向かって収束するように構成され得る。言い換えれば、アライメント突起部302は、一般に、ドッキングステーション吸引入口216から離れた方向に先細りするテーパ付きプロフィールとして説明され得る。例えば、及び示されるように、第1及び第2突起部側壁304及び306は、吸引入口中心軸222に近づく対向する凹部を有するアーチ状部分を含み得る。
【0029】
[0100] アライメントレセプタクル402は、第1及び第2レセプタクル側壁404及び406を含み得る。第1及び第2レセプタクル側壁404及び406は、ロボット掃除機202の中央部分からの距離が増加するにつれて、出口ポート中心軸220から離れる方向に分岐するように構成され得る。言い換えれば、第1及び第2レセプタクル側壁404及び406は、第1及び第2側壁404及び406が出口ポート218に近づくにつれて、出口ポート中心軸220から分岐するものとして一般的に説明され得る。このように、アライメントレセプタクル402は、一般に、出口ポート218から離れて、ロボット掃除機202の中央部分に向かう方向に先細りするテーパ付きプロフィールを有するものとして説明され得る。例えば、及び示されるように、第1及び第2レセプタクル側壁404及び406は、出口ポート中心軸220から離れて延在するアーチ状部分を含み得る。
【0030】
[0101] 動作中、アライメントレセプタクル402がアライメント突起部302の少なくとも一部分を受けるとき、第1及び第2レセプタクル側壁404及び406は、第1及び第2突起部側壁304及び306と係合し得る。例えば、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とミスアライメントしている場合、第1及び第2レセプタクル側壁404及び406と第1及び第2突起部側壁304及び306との間の係合は、(例えば、許容可能なミスアライメント範囲内のミスアライメントを有する配向に向けて)ロボット掃除機202をアライメントに向けて付勢することができる。言い換えれば、アライメント突起部302は、ロボット掃除機202を、ロボット掃除機202がドッキングステーション吸引入口216と流体連結する配向に向けて付勢するように構成される。このように、アライメントレセプタクル402とアライメント突起部302との間の相互係合は、ロボット掃除機202を、ロボット掃除機202がドッキングステーション200に流体連結する配向の方へ付勢する。
【0031】
[0102] 示されるように、第1及び第2突起部側壁304及び306は、支持体210の一部分内に第1及び第2凹領域308及び310を規定することができる。第1及び第2凹領域308及び310は、ロボット掃除機ダストカップ208の少なくとも一部分を受けるように構成され得る。第1及び第2凹領域308及び310内に受けられるとき、ロボット掃除機ダストカップ208のダストカップ底面408は、支持体210の支持体上表面312から垂直に離間し得る。そのため、ダストカップ底面408は、支持体上表面312にスライド可能に係合しない。こうした構成は、ドッキングステーション200にドッキングするとき、ロボット掃除機202の操作性の改善を可能にし得る。
【0032】
[0103] 一部の実例では、及び示されるように、例えば、図4Aでは、ロボット掃除機ダストカップ208は、アライメントレセプタクル402の少なくとも一部分上及び/又は少なくとも部分的にその中に延在する1つ又は複数のレセプタクルフィン410を含み得る。1つ又は複数のレセプタクルフィン410は、ドッキングするときのロボット掃除機202のさらなる移動が防止されるように、アライメント突起部302の一部分と係合するように構成され得る。このように、1つ又は複数のレセプタクルフィン410とアライメント突起部302との間の相互係合は、ロボット掃除機202をドッキングステーション200から所定のドッキング距離に位置付けると一般的に説明され得る。追加的に、又は代替的に、一部の実例では、そして、例えば、図4Bに示されるように、アライメント突起部302は、アライメントレセプタクル402の少なくとも一部分と係合するように構成される、そこから延在する突起フィン412を含むことができる。突起フィン412とアライメントレセプタクル402との間の相互係合は、ロボット掃除機202をドッキングステーション200からの所定のドッキング距離に位置付けると一般的に説明され得る。
【0033】
[0104] 図5は、ブーツ500の上面図を示す。ブーツ500は、(例えば、ブーツ224に加えて、又はブーツ224の代替として)ドッキングステーション200で使用され得る。示されるように、ブーツ500は、例えば、ブーツ500が係合する(例えば、接触する)ように構成されるロボット掃除機202の一部分の形状に一般に対応する形状を有する、輪郭表面502を含み得る。例えば、及び示されるように、輪郭表面502は、アーチ形状を有し得る。シール504は、シール504がロボット掃除機202の少なくとも一部分に係合(例えば、接触)するように構成されるように、輪郭表面502に沿って延在するように構成され得る。
【0034】
[0105] 示されるように、ブーツ500は、枢動点506の周りを旋回するように構成され得る。枢動点506は、ブーツ500の遠位端508と510との間で中心とすることができる。従って、ロボット掃除機202が調整可能なブーツ500とミスアライメントの配向に係合するとき、ブーツ500は、ブーツ500にロボット掃除機202を係合させる方向に枢動点506の周りを旋回する。
【0035】
[0106] また示されるように、ブーツ500は、ブーツ500から、かつドッキングステーション200内に延在する排気ダクト512を含み得る。ドッキングステーション200内に延在する排出ダクト514は、排気ダクト512をドッキングステーションダストカップ204に流体連結する。排出ダクト514は、ドッキングステーションの吸引入口216を規定する。排気ダクト512は、排出ダクト514とスライド可能に係合するように構成され得る。このように、ブーツ500が旋回するにつれて、排気ダクト512は、排出ダクト514に対してスライドする(例えば、その中でスライドする)。
【0036】
[0107] ブーツ500は、1つ又は複数の付勢機構516(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)によってニュートラル位置に向かって付勢され得る。ニュートラル位置は、ブーツ500の位置に対応してもよく、ブーツ500の旋回角は、各遠位端508及び510から測定されるとき、実質的に同じ値を測定する。付勢機構516はまた、ブーツ500の枢動回転を制限するように構成され得る。例えば、付勢機構516は、少なくとも1つの回転方向におけるブーツ500の枢動移動を約10°に制限し得る。
【0037】
[0108] 図6は、ブーツ600の斜視図を示す。ブーツ600は、(例えば、ブーツ224に加えて、又はブーツ224の代替として)ドッキングステーション200で使用され得る。示されるように、ブーツ600は、シュラウド606の周辺縁部604の周りに延在するシール602と、シュラウド606から延在する弾性変形可能なスリーブ608とを含む。シール602は、ロボット掃除機202と係合(例えば、接触)するように構成される。弾性変形可能なスリーブ608は、シュラウド606をドッキングステーション200の排出ダクト610に流体連結するよう構成され、排出ダクト610はドッキングステーション吸引入口216を規定する。
【0038】
[0109] 示されるように、弾性変形可能なスリーブ608は、複数のリブ612を規定する。リブ612は、シール602と係合するロボットクリーナに応答して圧縮及び/又は拡張するように構成される。このように、シュラウド606は、ロボット掃除機202がドッキングステーション吸引入口216に流体連結できるように移動するよう構成され得る。例えば、ロボット掃除機202が、ミスアライメントの配向でブーツ600と係合するとき、シュラウド606が移動して、シール602がロボット掃除機202の少なくとも一部分と係合できるよう、リブ612の一部分は圧縮することができ、リブ612の一部分は拡張することができる。
【0039】
[0110] 図7及び図8は、ドッキングステーション200を示しており、ドッキングステーションダストカップ204は、例えば、ドッキングステーションダストカップ204に収集された破片をそこから空にすることができるように、ベース206から取り外される。示されるように、ドッキングステーションダストカップ204をベース206から取り外すとき、ドッキングステーションダストカップ204はベース206に対して旋回するように構成される。言い換えれば、ドッキングステーションダストカップ204は、ベース206に対するドッキングステーションダストカップ204の枢動移動に応答してベース206から取り外されるように構成される。
【0040】
[0111] ドッキングステーションダストカップ204は、ラッチ702がドッキングステーションダストカップ204の枢動移動を実質的に防止するように、ベース206の一部分を解放可能に係合するように構成されるラッチ702を含む。示されるように、ラッチ702は、ドッキングステーションダストカップ204のダストカップ枢動点704から水平に離間している。例えば、ラッチ702及びダストカップ枢動点704は、ドッキングステーション吸引入口216の対向する側に配置され得る。
【0041】
[0112] ドッキングステーションダストカップ204の少なくとも一部分は、作動されるラッチ702に応答して、ベース206から離れる方向に付勢され得る。例えば、ベース206は、ドッキングステーションダストカップ204と係合するように付勢されるように構成されるプランジャ706を含み得る。ラッチ702が、ラッチ702がベース206を係合解除するように作動されるとき、プランジャ706は、ドッキングステーションダストカップ204を、ダストカップ枢動点704の周りをベース206から離れる方向に旋回させるように付勢する。このように、ラッチ702がベース206を係合解除するとき、プランジャ706は、ドッキングステーションダストカップ204を使用中位置(例えば、図2に示されるように)から取り外し位置(例えば、図7に示されるように)に移行させる。取り外し位置にある時、ドッキングステーションダストカップ204は、ベース206取り外すことができる(例えば、図8に示されるように)。
【0042】
[0113] 図8に示すように、ドッキングステーションダストカップ204がベース206から取り外されると、プレモータフィルタ802が露出する。このように、プレモータフィルタ802は、ドッキングステーションダストカップ204がベース206から取り外される時に交換及び/又は掃除され得る。一部の実例では、ベース206は、プレモータフィルタ802の存在を検出し、プレモータフィルタ802なしでドッキングステーションが使用されるのを防止するように構成されるセンサーを含み得る。追加的に、又は代替的に、プレモータフィルタ802がベース206内に受容されると、プレモータフィルタ802は、ドッキングステーションダストカップ204をベース206に再連結することを可能にする連結機能を作動させることができる。このように、一部の実例では、ドッキングステーション200は、一般的に、プレモータフィルタ802が取り付けられていないで使用を防止するよう構成されると説明され得る。
【0043】
[0114] 図9は、図2の線IX-IXに沿った、ドッキングステーション200の断面図を示し、図9A及び図9Bはそれぞれ、図9の領域9A及び図9Bに対応する拡大図を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ204は、ラッチ702を作動させるように構成される解放システム900を含む。解放システム900は、第1プッシュバー位置と第2プッシュバー位置との間でプッシュバー904を付勢するように構成されるアクチュエータ902(例えば、押すことのできるボタン)を含む。プッシュバー904が第1及び第2プッシュバー位置の間で付勢されると、ラッチ702は係合(又は保持)位置と係合解除(又は解放)位置との間で付勢される。ラッチ702が保持位置にある時、ドッキングステーションダストカップ204の枢動移動は実質的に防止され、ラッチ702が解放位置にある時、ドッキングステーションダストカップ204は枢動移動可能である。
【0044】
[0115] 示されるように、ラッチ702は、ラッチ702のラッチ保持端部908及び作動端部910がラッチ枢動点906の対向する側に配置されるように、ラッチ枢動点906でドッキングステーションダストカップ204に枢動可能に連結される。ラッチ702のラッチ保持端部908は、ドッキングステーション200のベース206と解放可能に係合するように構成される。例えば、及び示されるように、ラッチ保持端部908の少なくとも一部分は、ベース206に規定される保持空洞909内に受け得る。一部の実例では、ラッチ付勢機構911(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)は、ラッチ保持端部908を保持空洞909に向かって付勢し得る。示されるように、ラッチ付勢機構911は、ラッチ付勢機構911が、ラッチ保持端部908を保持空洞909に向かって付勢するラッチ702に力を加えるように、作動端部910に近接してラッチ702に係合する。このように、ラッチ702は、保持位置に向かって付勢されるように構成されると一般的に説明され得る。
【0045】
[0116] 作動端部910は、プッシュバー904が第1及び第2プッシュバー位置の間で移行するとき、ラッチ702がラッチ枢動点906の周りを旋回するように、プッシュバー904と係合するように構成される。ラッチ702の枢動移動は、ラッチ保持端部908をベース206と係合する、又は係合しない状態にさせる。ラッチ702の作動端部910は、作動テーパ912を含み得る。作動テーパ912は、プッシュバー904の移動に応答して、ラッチ702が旋回するよう促すように構成され得る。一部の実例では、プッシュバー904は、ラッチ702の作動テーパ912と係合するように構成される対応するプッシュバーテーパ914を含み得る。
【0046】
[0117] ラッチ702のラッチ保持端部908は、連結テーパ916を含み得る。連結テーパ916は、ドッキングステーションダストカップ204がベース206に再連結される時に、ドッキングステーション200のベース206と係合するように構成され得る。言い換えれば、連結テーパ916は、ラッチ保持端部908の少なくとも一部分が保持空洞909内に受容され得るように、ドッキングステーションダストカップ204がベース206に再連結されるとき、ラッチ702が旋回するように促すように構成することができる。
【0047】
[0118] ラッチ702のラッチ保持端部908が保持空洞909との係合から外されるよう付勢されるとき、プランジャ706は、ドッキングステーションダストカップ204をベース206から離れる方向に付勢することができる。示されるように、プランジャ706は、ベース206内に規定されるプランジャ空洞918内にスライド可能に配置される。プランジャ付勢機構920(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は他の付勢機構)は、プランジャ空洞918内に配置され、ドッキングステーションダストカップ204の方向にプランジャ706を付勢するように構成され得る。例えば、及び示されるように、プランジャ付勢機構920は、プランジャ706のフランジ922とプランジャ空洞918の遠位端924との間の位置で、プランジャ706の少なくとも一部分の周りに延在する圧縮ばねであり得る。フランジ922はまた、プランジャ空洞918内にプランジャ706の少なくとも一部分を保持するように、ベース206の一部分と係合するように構成され得る。
【0048】
[0119] ドッキングステーションダストカップ204がベース206に連結されると、プランジャ706の一部分は、プランジャ空洞918から延在して、ドッキングステーションダストカップ204と係合し得る。例えば、プランジャ706は、ドッキングステーションダストカップ204の開閉可能なドア926の一部分と係合し得る。開閉可能なドア926は、ドッキングステーションダストカップ204がベース206に連結される時に、プランジャ空洞918から延在するプランジャ706の少なくとも一部分を受けるためのプランジャレセプタクル928を規定し得る。
【0049】
[0120] ドッキングステーションダストカップ204は、ベース206の対応する旋回レバー932と係合するように構成される旋回キャッチ930を含み得る。旋回キャッチ930は、ベース206に対するドッキングステーションダストカップ204のダストカップ枢動点704の位置を規定する。このように、旋回キャッチ930及びラッチ702は、ベース206の対向する側に近接して位置するものとして一般的に説明され得る。
【0050】
[0121] 示されるように、旋回キャッチ930は、少なくとも部分的にドッキングステーションダストカップ204の側壁を通って延在するキャッチ空洞934を規定する。キャッチ空洞934は、旋回レバー932の少なくとも一部分に係合するように構成される。例えば、及び示されるように、旋回レバー932は、レバー保持端部936を含み、レバー保持端部936の少なくとも一部分が、キャッチ空洞934内に延在する。ラッチ702が保持位置にある時、旋回レバー932のレバー保持端部936と旋回キャッチ930のキャッチ空洞934との間の係合は、ドッキングステーションダストカップ204がベース206に連結される結果となる。言い換えれば、ラッチ702及び旋回キャッチ930は、一般に、ドッキングステーションダストカップ204をベース206に連結するために協働するものとして記述され得る。
【0051】
[0122] ラッチ702が解放位置に付勢される時、旋回レバー932のレバー保持端部936の少なくとも一部分は、キャッチ空洞934と係合したままであり得る。レバー保持端部936とキャッチ空洞934との間の係合は、プランジャ706がドッキングステーションダストカップ204を取り外し位置に付勢した後、ドッキングステーションダストカップ204のさらなる旋回を促進する。言い換えれば、ドッキングステーションダストカップ204をベース206から取り外すとき、レバー保持端部936の少なくとも一部分とキャッチ空洞934との間の係合は、ドッキングステーションダストカップ204をベース206から取り外す前に、ダストカップ枢動点704の周りのドッキングステーションダストカップ204のさらなる枢動移動を促進し得る。
【0052】
[0123] 旋回レバー932のレバー保持端部936は、再連結テーパ938を規定し得る。再連結テーパ938は、ドッキングステーションダストカップ204がベース206に再連結される時に、ドッキングステーションダストカップ204の一部分と係合するように構成される。ドッキングステーションダストカップ204と再連結テーパ938との間の係合は、旋回レバー932をキャッチ空洞934から離れる方向に付勢する。キャッチ空洞934が、レバー保持端部936の少なくとも一部分と整列するとき、レバー保持端部936の少なくとも一部分がキャッチ空洞934内に付勢される。レバー付勢機構940(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は他の付勢機構)は、レバー保持端部936の少なくとも一部分がキャッチ空洞934内に受けいれられるように、レバー保持端部936をキャッチ空洞934の方向に付勢するように構成することができる。例えば、旋回レバー932は、付勢機構940が旋回レバー932を付勢して、キャッチ空洞934に向かって旋回させるようにベース206に枢動可能に連結され得る。
【0053】
[0124] 図10は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション1000の断面図を示し、図10A及び図10Bはそれぞれ、図10の領域10A及び10Bに対応する拡大図を示す。示されるように、ドッキングステーション1000は、ベース1002と、ベース1002に枢動可能に連結されるドッキングステーションダストカップ1004とを含む。ベースは、ドッキングステーションダストカップ1004が、一般に、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース1002から切り離され、実質的に鉛直方向の動きに応答してベース1002に再連結されるように構成されると説明できるように、ドッキングステーションダストカップ1004に解放可能に係合するように構成されるラッチ1006及び旋回レバー1008を含む。追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップ1004は、枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース1002に再連結され得る。
【0054】
[0125] ラッチ1006は、ラッチ1006が、解放システム1010の作動に応答して、保持位置と解放位置との間で移行できるように、ベース1002にスライド可能に連結される。保持位置にある時、ラッチ1006は、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動移動を実質的に防止する。例えば、ラッチ1006は、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動移動が実質的に防止されるように、ドッキングステーションダストカップ1004と係合(例えば、接触)するように構成され得る。ラッチ1006が解放位置にある時、ドッキングステーションダストカップ1004を旋回させることができる。例えば、ラッチ1006は、ドッキングステーションダストカップ1004が旋回できるように、ドッキングステーションダストカップ1004を係合解除するように構成され得る。
【0055】
[0126] 示されるように、解放システム1010は、アクチュエータ1012(例えば、押すことのできるボタン)及びプッシュバー1014を含む。アクチュエータ1012は、アクチュエータ付勢機構1016(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)によって非作動状態に向かって付勢され得る。プッシュバー1014は、ラッチ1006と係合するように構成される。ラッチ1006は、プッシュバー1014の移動に応答して、保持位置と解放位置との間で移行するように構成される。ラッチ1006は、ラッチ付勢機構1018(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)を使用して保持位置に向かって付勢され得る。
【0056】
[0127] プッシュバー1014は、プッシュバー1014の移動がラッチ1006を解放位置に付勢するように、ラッチ1006の解放表面1022と係合する(例えば、接触する)ように構成されるラッチ係合表面1020を含む。例えば、及び示されるように、解放表面1022は、プッシュバー1014の長手方向軸に対して横方向に延在し得る。言い換えれば、解放表面1022は、テーパを規定し得る。
【0057】
[0128] 示されるように、旋回レバー1008は、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動点1009に近接した位置でベース1002に連結される。ドッキングステーションダストカップ1004は、少なくとも部分的にドッキングステーションダストカップ1004の一部分を通って延在するキャッチ空洞1024を含み得る。キャッチ空洞1024は、ドッキングステーションダストカップ1004がベース1002に連結される時に、旋回レバー1008の少なくとも一部分を受けるように構成される。
【0058】
[0129] ラッチ1006が解放位置にある時、ドッキングステーションダストカップ1004は、ドッキングステーションダストカップ1004が旋回レバー1008と係合しなくなるまで旋回することができる。例えば、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動移動は、旋回レバー1008をキャッチ空洞1024から外へ移動させ、ドッキングステーションダストカップ1004をベース1002から取り外すことを可能にする。このように、ドッキングステーションダストカップ1004は、一般に、ドッキングステーションダストカップ1004の枢動移動に応答して、ベース1002から少なくとも部分的に分離されるものとして記述され得る。
【0059】
[0130] 示されるように、旋回レバー1008は、ドッキングステーションダストカップ1004がベース1002に再連結されるとき、旋回レバー1008がベース1002の中心に向かって付勢されるように、ベース1002に移動可能に連結される(例えば、枢動可能に連結される)。旋回レバー1008は、ダストカップ係合表面1026を含む。ダストカップ係合表面1026とドッキングステーションダストカップ1004との間の係合は、旋回レバー1008をベース1002の中心に向けて付勢する。旋回レバー1008がキャッチ空洞1024と整列するとき、旋回レバー付勢機構1028(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は他の付勢機構)は、旋回レバー1008を、ベース1002の中心から離れる方向に、そしてキャッチ空洞1024内に付勢する。
【0060】
[0131] ドッキングステーションダストカップ1004をベース1002に再連結するとき、ドッキングステーションダストカップ1004はまた、ラッチ1006の解放表面1022と係合することに応答して、ラッチ1006を解放位置に付勢する。ラッチ付勢機構1018は、ドッキングステーションダストカップ1004が連結位置にあるとき、ラッチ1006が保持位置に付勢されるように、ラッチ1006を保持位置に付勢する。
【0061】
[0132] 一部の実例では、ドッキングステーションダストカップ1004及び/又はベース1002は、枢動点1009に近接したリリーフ領域1032を含み得る。リリーフ領域1032は、ドッキングステーションダストカップ1004が回転するときに、ベース1002とドッキングステーションダストカップ1004が、枢動点1009の周りの枢動移動が防止されるような方法で互いに係合するのが防止されるように構成される。リリーフ領域1032は、例えば、枢動点1009に近接する位置に、ベース1002及び/又はドッキングステーションダストカップ1004の1つ又は複数に形成された面取り部分、フィレット部分、及び/又は類似のものを含み得る。追加的に、又は代替的に、1つ又は複数の付勢機構(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は他の付勢機構)は、ドッキングステーションダストカップ1004がベース1002から離れる方向に付勢されるように、ベース1002の少なくとも一部分とドッキングステーションダストカップ1004との間に配置することができる。従って、アクチュエータ1012が起動されると、ドッキングステーションダストカップ1004が所定の距離だけベース1002から分離されるように、ドッキングステーションダストカップ1004はベース1002から離れる方向に付勢される。こうした構成は、ドッキングステーションダストカップ1004及びベース1002が、枢動移動が実質的に防止されるように、互いに係合(例えば、接触)するのを防止し得る。一部の実例では、複数の付勢機構を使用してもよく、付勢機構のうちの1つは、ドッキングステーションダストカップ1004をベース1002から他方よりもより長い距離だけ離れて付勢するように構成される。
【0062】
[0133] 追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップ1004は、吸引モータ1034の中間点を通って延在する鉛直軸の周りを旋回するのに応答して、ベース1002から分離及び/又は再連結されるように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップ1004は、ドッキングステーション1000の水平長手方向軸に実質的に平行に延在する軸を中心に旋回することに応答して、ベース1002から分離及び/又は再連結されるように構成することができる。追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップ1004は、ドッキングステーション1000の水平長手方向軸に実質的に平行な方向へのドッキングステーションダストカップ1004のスライド移動に応答して、ベース1002から分離及び/又は再連結されるように構成することができる。
【0063】
[0134] 図11は、図2の線IX-IXに沿った、ドッキングステーション200の断面斜視図を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ204は、第1破片収集チャンバ1102及び第2破片収集チャンバ1104を含む。プレナム1106は、第1破片収集チャンバ1102及び第2破片収集チャンバ1104に流体連結される。このように、第1破片収集チャンバ1102は、一般に、第2破片収集チャンバ1104に流体連結されるとして記述され得る。プレナム1106の少なくとも一部分は、フィルタ1108の少なくとも一部分(例えば、メッシュスクリーン及び/又はサイクロン分離器などのフィルタ媒体)によって規定される。このように、フィルタ1108は、一般に、第1破片収集チャンバ1102及び第2破片収集チャンバ1104に流体連結されるとして記載され得る。フィルタ1108の少なくとも一部分は、プレナム1106に入る空気がフィルタ1108を通過するように、第1破片収集チャンバ1102の少なくとも一部分の上に及び/又は中に延在し得る。例えば、及び示されるように、フィルタ1108は、破片収集チャンバ1102の少なくとも一部分の上に延在するメッシュスクリーンなどのフィルタ媒体である。
【0064】
[0135] 第1及び第2破片収集チャンバ1102及び1104のそれぞれは、1つ又は複数の側壁によって規定され得る。開閉可能なドア926は、第1及び第2破片収集チャンバ1102及び1104を規定する側壁の遠位端と係合するように構成され得る。このように、開閉可能なドア926は、第1及び第2破片収集チャンバ1102及び1104のそれぞれの少なくとも一部分を規定し得る。一部の実例では、開閉可能なドア926は、開閉可能なドア926と、第1及び第2破片収集チャンバ1102及び1104を規定する1つ又は複数の側壁との間のインターフェイスに沿って延在するように構成されるシールを含み得る。
【0065】
[0136] ドッキングステーションダストカップ204は、それを通って流れる空気に応答して、1つ又は複数のサイクロン(例えば、サイクロンのアレイ)を生成するように構成されるサイクロン分離器1110(例えば、微細破片サイクロン分離器)を含み得る。サイクロン分離器1110は、プレナム1106を出ている空気がサイクロン分離器1110を通過するように、プレナム1106に流体連結され得る。サイクロン分離器1110は、第2破片収集チャンバ1104に流体連結される破片出口1112と、吸引モータ1116に流体連結される空気出口1114とを含む。破片出口1112は、サイクロン分離器1110を通って流れる空気から分離された破片が第2破片収集チャンバ1104内に堆積されるように構成される。サイクロン分離器1110の空気出口1114と破片出口1112との間に延在する軸1127は、ドッキングステーション200の鉛直軸1129及び水平軸1131に対して横方向(例えば、非垂直角度で)に延在し得る。このように、サイクロン分離器1110は、一般に、ドッキングステーション200の鉛直軸1129及び水平軸1131に対して横方向(例えば、非垂直角度で)に配置されるとして記述され得る。
【0066】
[0137] 吸引モータ1116は、ドッキングステーション200のベース206に規定される吸引モータ空洞1118内に配置され得る。プレモータフィルタ802は、吸引モータ1116に入る空気が、吸引モータ1116に入る前にプレモータフィルタ802を通過するように、ベース206に規定されるプレモータフィルタ空洞1120内に配置され得る。吸引モータ1116は、吸引モータ1116から排出される空気が周囲の環境に排出され得るように、ベース206内に規定される排気ダクト1122に流体連結され得る。
【0067】
[0138] 排気ダクト1122は、吸引モータ1116から排出される空気によって生成されるノイズの量を減少させるように構成され得る。例えば、排気ダクト1122は、吸引モータ1116から出る空気の速度が減少するように、吸引モータ1116の排気出口の断面積よりも大きい面積を測定する断面積を有し得る。排気ダクト1122は、ポストモータフィルタ1124を含んでもよい。示されるように、ポストモータフィルタ1124は、排気ダクト1122の遠位端1126に位置し、吸引モータ1116は、排気ダクト1122の近位端1128に位置し、遠位端1126は近位端1128の反対側である。
【0068】
[0139] 動作中、吸引モータ1116は、流路1130に従って、空気をドッキングステーションダストカップ204内に引き込む。示されるように、流路1130は、ドッキングステーション吸引入口216を通って第1破片収集チャンバ1102内に延在する。一部の実例では、及び示されるように、流路1130は、第1破片収集チャンバ1102内に延在するアップダクト1132を通って延在し得る。アップダクト1132は、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)の方向に、開閉可能なドア926から延在し得る。例えば、及び示されるように、アップダクト1132は、開閉可能なドア926からプレナム1106(例えば、フィルタ1108)に延在し得る。
【0069】
[0140] アップダクト1132は、開閉可能なドア926から間隔を置いたアップダクト空気出口1134を規定することができる。例えば、アップダクト空気出口1134は、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)に近接し得る。フローディレクタ1136(例えば、偏向器)は、アップダクト空気出口1134から、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)の少なくとも一部分に沿って延在し得る。フローディレクタ1136は、流路1130が開閉可能なドア926に向かって延在するように、アップダクト空気出口1134から流れる空気の少なくとも一部分を、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)から離れる方向に付勢するように構成される。吸引モータ1116によって生成される吸引は、流路1130が、開閉可能なドア926に向かう方向に延在することから、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)に向かう方向に延在するように移行するように、プレナム1106(例えば、フィルタ1108)の方向に開閉可能なドア926に向かって偏向された空気を付勢する。流路1130に沿って流れる空気の流れ方向の変化は、同伴された破片の少なくとも一部分が第1破片収集チャンバ1102内に堆積され得るように、空気内に同伴された破片の少なくとも一部分を同伴から落下させることができる。
【0070】
[0141] 流路1130は、フィルタ1108を通ってプレナム1106内に延在する。フィルタ1108は、流路1130に沿って流れる空気内に混入された所定のサイズを有する破片がプレナム1106に入るのを防止するように構成され得る。このように、第1破片収集チャンバ1102は、一般に、大きな破片収集チャンバとして記述され得る。プレナム1106から、流路1130は、サイクロン分離器1110を通って延在する。サイクロン分離器1110は、サイクロン分離器1110内で流れる空気を、流路1130がその中にサイクロン的に延在するようにサイクロン運動させるように構成される。空気のサイクロン運動は、空気内に混入された残された破片の少なくとも一部分を、流路1130に沿って流れる空気との混入から落下させ、第2破片収集チャンバ1104内に堆積させ得る。このように、第2破片収集チャンバ1104は、微細破片収集チャンバとして一般的に記述され得る。
【0071】
[0142] サイクロン分離器1110から、流路1130は、プレモータフィルタ802を通って流れている空気中に混入された残された破片の少なくとも一部分がプレモータフィルタ802によって収集されるように、プレモータフィルタ802を通って延在し得る。プレモータフィルタ802から出ると、流路1130は、吸引モータ1116を通って排気ダクト1122内に延在する。示されるように、排気ダクト1122を出る前に、流路1130は、空気内に混入された残された破片の少なくとも一部分がポストモータフィルタ1124によって収集されるように、ポストモータフィルタ1124を通って延在し得る。
【0072】
[0143] 図11Aは、ドッキングステーションダストカップ204の実施例を示し、フィルタ1108は、サイクロンチャンバ1140内に延在する渦ファインダー1138を有するサイクロン分離器(例えば、大きな破片サイクロン分離器)である。サイクロンチャンバ1140は、第1破片収集チャンバ1102内に延在する。サイクロンチャンバ1140は、アップダクト空気出口1134に流体連結されるサイクロンチャンバ入口1142と、その中に流れる空気からサイクロン的に分離された破片がそれを通して通過するサイクロンチャンバ出口1144とを含む。一部の実例では、及び示されるように、サイクロンチャンバ1140は、プレナム1106から間隔を置いた開放端1148を含み得る。プレート1150は、開放端1148の少なくとも一部分にわたって延在してもよく、プレート1150はサイクロンチャンバ1140から離間している。プレート1150は、例えば、台座1152を介して、開閉可能なドア926に連結され得る。
【0073】
[0144] 渦ファインダー1138は、第1破片収集チャンバ1102が空気チャネル1146を介してプレナム1106に流体連結されるように、その中に延在する空気チャネル1146を規定する。渦ファインダー1138の少なくとも一部分は、例えば、メッシュスクリーンなどのフィルタ媒体によって規定され得る。
【0074】
[0145] 示されるように、渦ファインダー1138及びサイクロンチャンバ1140は、一般にドッキングステーション200の鉛直軸1129と平行なプレナム1106から離れる方向に延在する。このように、フィルタ1108は、一般に、垂直サイクロン分離器として記述され得る。
【0075】
[0146] 図12は、ドッキングステーション200の底面図を示す。床に面する表面1204は、複数の格子空洞1208を有する1つ又は複数の格子領域1206を含み得る。格子空洞1208は、床(例えば、カーペットの一部分)から延在する材料の少なくとも一部分を受けるように構成され得る。例えば、カーペットの一部分が格子空洞1208内に収容される場合、ドッキングステーション200の安定性が改善され得る。
【0076】
[0147] 示されるように、支持体210は、支持体210の周辺の周りに延在する複数の格子領域1206を含む。例えば、格子領域1206は、支持体210の前方部分1210内に延在し得る。支持体210の前方部分1210は、ベース206が延在していない支持体210の一部分として一般的に説明され得る。ベースプレート1212は、支持体210の後方部分1214内に延在し得る。支持体210の後方部分1214は、ベース206が延在する支持体210の一部分として一般的に説明され得る。一部の実例では、ベースプレート1212の少なくとも一部分は、前方部分1210内に延在する格子領域1206の間に延在し得る。追加的に、又は代替的に、格子領域1206は、前方部分1210内にのみ実質的に延在し得る(例えば、格子領域1206の総表面積の5%未満が後方部分1214内に延在する)。
【0077】
[0148] 格子空洞1208は、任意の形状を有し得る。一部の実例では、格子空洞1208は、複数の形状を有し得る。例えば、格子空洞1208のうちの1つ又は複数は、六角形、三角形、正方形、八角形、及び/又は任意の他の形状のうちの1つ又は複数を有し得る。一部の実例では、それぞれの格子領域1206に対する格子空洞1208の少なくとも一部分は、一般に、ハニカム構造を規定するとして記述され得る。
【0078】
[0149] また示されるように、支持体210は、支持体210の床に面する表面1204の周辺の周りに間隔を置いた複数の足1202を含む。足1202は、一部の実例では、異なる高さを有し得る。例えば、足1202は、支持体210の後方部分1214内に位置する足1202が、支持体210の前方部分1210内に位置する足1202よりも大きい高さを測定するように構成され得る。こうした構成は、カーペット敷きの面上のドッキングステーション200の安定性を改善し得る。例えば、カーペット表面上で、後方部分1214は、ドッキングステーション200の重量が後方部分1214の上に集中するため、カーペット内により深く定着する傾向を有し得る。より長い足1202は、後方部分1214がカーペット内に定着する量を軽減し得る。
【0079】
[0150] 図13は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション1300の断面図を示している。示されるように、ドッキングステーション1300は、吸引ハウジング1301及び支持体1310を有するベース1302を含む。吸引ハウジング1301は、プレモータフィルタチャンバ1304、モータチャンバ1306、及びポストモータフィルタチャンバ1308を規定する。支持体1310は、吸引ハウジング1301から延在し、ドッキングステーションダストカップ1312を支持するように構成される。流路1314は、ドッキングステーションダストカップ1312から、モータチャンバ1306及びポストモータフィルタチャンバ1308を通って、プレモータフィルタチャンバ1304内に延在し、次いで、ドッキングステーション1300から排出される。破片は、流路1314に沿って流れる空気内に混入され得る。空気中に混入された破片の一部分は、空気がプレモータフィルタチャンバ1304に入る前に、ドッキングステーションダストカップ1312に堆積され得る。プレモータフィルタチャンバ1304は、空気が吸引モータ1318に到達する前に、空気中に混入された残留破片の少なくとも一部分を除去するように構成されるプレモータフィルタ1316を含む。プレモータフィルタ1316を通過した後の空気中に残っている破片は、吸引モータ1318を通過し、ポストモータフィルタチャンバ1308に入る。ポストモータフィルタチャンバ1308は、吸引モータ1318を通過した後、空気中に残っている任意の破片の少なくとも一部分を除去するように構成されるポストモータフィルタ1320を含む。ポストモータフィルタ1320は、プレモータフィルタ1316よりも微細なフィルタ媒体であり得る。例えば、ポストモータフィルタ1320は、高効率微粒子空気(HEPA)フィルタであり得る。一部の実例では、モータチャンバ1306は、防音絶縁材を含んでもよく、吸引モータ1318は、少なくとも750ワットの電力又は少なくとも800ワットの電力を有し得る。
【0080】
[0151] また示されるように、ドッキングステーションダストカップ1312は、サイクロン分離器1322及び破片収集器1323を含む。サイクロン分離器1322の長手方向軸1324は、支持体1310にほぼ平行に、及び/又は吸引モータ1318(例えば、吸引モータ1318の中央長手方向軸)及びプレモータフィルタ1316を通って延在する軸1325に対して横方向(例えば、垂直)に延在する。言い換えれば、サイクロン分離器1322は、一般に、水平サイクロン分離器として記述され得る。
【0081】
[0152] 図14は、ベース1302から離れた方向の軸の周りでベース1302に対して旋回されるドッキングステーションダストカップ1312の実施例を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ1312は、ベース1302の一部分の上に延在するハンドル1402を含む。例えば、ハンドル1402は、プレモータフィルタチャンバ1304、モータチャンバ1306、及びポストモータフィルタチャンバ1308を規定する吸引ハウジング1301の一部分の上に延在し得る。一部の実例では、ハンドル1402は、ドッキングステーションダストカップ1312が不注意でベース1302から分離しないように、ハンドル1402をベース1302に連結するラッチを含み得る。
【0082】
ま[0153] た示されるように、支持体1310は、ドッキングステーションダストカップ1312から延在する対応する突起部1406を受けるように構成される1つ又は複数の凹部1404を含む。各突起部1406は、ベース1302に対するドッキングステーションダストカップ1312の横方向の移動が実質的に防止されるように、対応する凹部1404と係合する。ドッキングステーションダストカップ1312がベース1302に対して旋回される時、各突起部1406は、ドッキングステーションダストカップ1312が支持体1310から取り外され得るように、対応する各凹部1404から外へ回転する。
【0083】
[0154] ドッキングステーションダストカップ1312がベース1302から取り外されると、サイクロン分離器1322及び破片収集器1323の両方がベース1302から取り外される。しかしながら、一部の実例では、ドッキングステーションダストカップ1312は、サイクロン分離器1322の少なくとも一部分がベース1302に連結されるままになるように構成され得る。例えば、渦ファインダー1408は、ドッキングステーションダストカップ1312がベース1302から取り外された時に、ベース1302に連結されるままであり得る。
【0084】
[0155] 図15は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション1500の例を示している。示されるように、ドッキングステーション1500は、ベース1502及びドッキングステーションダストカップ1504を含む。ベース1502は、プレモータフィルタ1508を受けいれるように構成されるプレモータフィルタチャンバ1506と、吸引モータ1512を受けいれるように構成される吸引モータチャンバ1510と、ポストモータフィルタ1516を受けいれるように構成されるポストモータフィルタチャンバ1514とを含む。示されるように、プレモータフィルタチャンバ1506及び吸引モータチャンバ1510は、軸1518がプレモータフィルタ1508及び吸引モータ1512の両方を通って延在するように構成される。
【0085】
[0156] ドッキングステーションダストカップ1504は、サイクロン分離器1520と、破片収集器1522とを含む。示されるように、サイクロン分離器1520の長手方向軸1524は、プレモータフィルタ1508及び吸引モータ1512を通って延在する軸1518に概ね平行に延在する。言い換えれば、サイクロン分離器1520は、一般に、垂直サイクロン分離器として記述され得る。
【0086】
[0157] 示されるように、ドッキングステーション1500は、複数の電極1526及び光エミッター1528(例えば、ロボットクリーナ101がドッキングステーション1500を見つけてナビゲートできるように、ロボットクリーナ101に光信号を放出するように構成される1つ又は複数の光源)を含む。
【0087】
[0158] 図16に示すように、ドッキングステーションダストカップ1504は、ドッキングステーションダストカップ1504の上表面1604に沿って延在するハンドル1602を含む。また示されるように、ドッキングステーションダストカップ1504は、ドッキングステーション1500のベース1502から離れる方向に旋回するように構成される。例えば、ユーザーは、ドッキングステーションダストカップ1504がベース1502から取り外され得るように、ドッキングステーションダストカップ1504をベース1502から離れて旋回させてもよい。
【0088】
[0159] 一部の実例では、ドッキングステーションダストカップ1504がベース1502から取り外されるとき、ユーザーは解放を作動させ得る。解放の作動時に、ドッキングステーションダストカップ1504は、ベース1502から離れて実質的に水平方向に付勢され得る。ベース1502から離れるように水平に付勢された後、ユーザーは、ベース1502から離れる方向にドッキングステーションダストカップ1504を旋回させてもよい。
【0089】
[0160] 図17~19は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション1700の例を示している。ドッキングステーション1700は、ベース1702と、ベース1702に連結されるドッキングステーションダストカップ1704とを含む。示されるように、ドッキングステーションダストカップ1704は、(例えば、図17に示されるように)使用中と(例えば、図18に示されるように)取り外し位置の間のヒンジ1708に沿って延在する軸1706を中心に旋回するように構成される。また示されるように、ドッキングステーションダストカップ1704は、ドッキングステーションダストカップ1704が反転位置(例えば、取り外し位置)でベース1702上に静止するようになるように、ドッキングステーションベース1702の方向に旋回し、支持体1701との係合から外れるように構成される。
【0090】
[0161] 図18及び図19に示すように、ハンドル1800は、ドッキングステーションダストカップ1704を、ベース1702にドッキングステーションダストカップ1704を連結する連結プラットフォーム1802から取り外すことができるように、ドッキングステーションダストカップ1704から延在され得る。連結プラットフォーム1802は、ドッキングステーションダストカップ1704から延在する対応するレール1806(例えば、Tレール)を受けるように構成されるスロット1804(例えば、Tスロット)を規定し得る。スロット1804及びレール1806は、ドッキングステーションダストカップ1704が、スライド移動に応答して連結プラットフォーム1802から取り外され得るように、互いをスライド可能に係合するように構成され得る。追加的に、又は代替的に、連結プラットフォーム1802は、ドッキングステーションダストカップ1704を受けるためのレセプタクルを規定し得る。一部の実例では、レセプタクルは、ドッキングステーションダストカップ1704の少なくとも一部分と摩擦嵌合を形成し得る。
【0091】
[0162] ドッキングステーションダストカップ1704が連結プラットフォーム1802から分離されると、ドア1808は、開(例えば、ボタン/トリガーの作動に応答して、ユーザーがドア1808及び/又は類似のものを引き抜く)に旋回するように構成され得る。ドア1808が旋回するとき、ドッキングステーションダストカップ1704は、その中に貯蔵される任意の破片を空にし得る。
【0092】
[0163] 図20及び21は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション2000の例の断面図を示す。ドッキングステーション2000は、ベース2002と、ドッキングステーションダストカップ2004とを含む。ドッキングステーションダストカップ2004は、ドッキングステーションダストカップ2004の枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース2002から切り離され、実質的に鉛直方向の動きに応答してベース2002に再連結されるように構成される。追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップ2004は、枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース2002に再連結され得る。図20は、使用中位置でベース2002に連結されるドッキングステーションダストカップ2004の例を示し、図21は、ドッキングステーションダストカップ2004をベース2002から切り離すことができるように、旋回しているドッキングステーションダストカップ2004の例を示している。
【0093】
[0164] 示されるように、ドッキングダストカップ2004は、作動に応答して、ドッキングダストカップ2004が枢動点2006の周りを旋回するのを可能にするように構成されるリリース2005を含む。所定の回転角度θ(例えば、約5°、約10°、約15°、約20°、約25°、又は任意の他の回転角度)の後、ドッキングステーションダストカップ2004は、ベース2002から完全に分離され得る。
【0094】
[0165] 図22は、ベース2002に連結されるドッキングステーションダストカップ2004の一部分の断面図を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ2004の一部分は、ベース2002に連結される旋回キャッチ2200の間に配置される。示されるように、旋回キャッチ2200は、ベース2002から延在し、ベース2002に枢動可能に連結される。リリース2005の作動に応じて、付勢機構(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は他の付勢機構)は、ドッキングステーションダストカップ2004が旋回キャッチ2200に係合する(例えば、接触する)ように、ドッキングステーションダストカップ2004をベース2002から離すように付勢することができる。旋回キャッチ2200と係合(例えば、接触)すると、ドッキングステーションダストカップ2004は、鉛直軸2201に対して横方向に延在する取り外し軸2202に沿って移動することができる。ドッキングステーションダストカップ2004をベース2002に再連結するために、ドッキングステーションダストカップ2004を、ドッキングステーションダストカップ2004の一部分が旋回キャッチ2200に係合(例えば、接触)して、旋回キャッチ2200を回転させるように、ベース2002に垂直に挿入することができる。旋回キャッチ2200の回転は、ドッキングステーションダストカップ2004の部分が旋回キャッチ2200とベース2002との間に配置されるとき、旋回キャッチ2200が回転して保持位置(例えば、図22に示されるように)に戻るように、ドッキングステーションダストカップ2004の一部分が旋回キャッチ2200を通過することを可能にする。付勢機構(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)は、保持位置に向かって旋回キャッチ2200を付勢するように構成され得る。一部の実例では、例えば、弾性変形可能なシール(例えば、天然又は合成ゴムシール)が、ドッキングステーションダストカップ2004とベース2002との間に延在し得る。弾性変形可能なシールは、ドッキングステーションダストカップ2004が、旋回キャッチ2200が旋回して保持位置にもどることができるように、ベース2002に連結される時に、圧縮されるように構成され得る。このように、ベース2002に連結される時、弾性変形可能なシールは、ドッキングステーションダストカップ2004を旋回キャッチ2200と係合(例えば、接触)するように付勢することができる。
【0095】
[0166] 図23は、ベース2002の一部分に連結される旋回キャッチ2200の実施例を示す。示されるように、旋回キャッチ2200は、ベース2002に回転可能に連結される軸2300と、軸2300から延在するレバー2302とを含む。レバー2302がドッキングステーションダストカップ2004と係合する(例えば、接触する)とき、軸2300は、ドッキングステーションダストカップ2004の一部分がベース2002内に規定される空洞2304内に受けられるように回転する。
【0096】
[0167] 図24~26は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション2400の一部の断面例を示す。ドッキングステーション2400は、ベース2402及びベース2402に取り外し可能に連結されるドッキングステーションダストカップ2404を含む。ドッキングステーションダストカップ2404は、一般に、ドッキングステーションダストカップ2404の枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース2402から切り離され、実質的に鉛直方向の動きに応答してベース2402に再連結されるように構成されると説明することができる。追加的に、又は代替的に、ドッキングステーションダストカップ2404は、枢動移動に応答して少なくとも部分的にベース2402に再連結され得る。
【0097】
[0168] 示されるように、ドッキングステーションダストカップ2404は、軸2410によって規定される枢動点2408の周りに旋回するように構成される旋回キャッチ2406を含む。旋回キャッチ2406は、軸2410の周りに少なくとも部分的に延在するように構成される突起部2412を含み得る。軸2410は、突起部2412が、移動軸2416に沿った移動に応答して切欠領域2414を通過できるように、切欠領域2414(例えば、平面部分)を含み得る。突起部2412は、ドッキングステーションダストカップ2404の枢動移動に応答して、切欠領域2414とアライメントする。旋回キャッチ2406は、実質的に鉛直方向の動きに応答して、ドッキングステーションダストカップ2404がベース2402に再連結され得るように、弾性的に変形可能であるように構成され得る。換言すれば、旋回キャッチ2406は、ドッキングステーションダストカップ2404がベース2402に再連結されるときに、突起部2412が、切欠領域2414と位置合わせする必要なしに軸2410を通過することができるように、弾性的に変形可能であり得る。
【0098】
[0169] 図27は、水平サイクロン分離器2702を有する、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ2700の実施例を示す。ドッキングステーションダストカップ2700は、空気流内に混入された破片を受けるように構成される内部容積2704を規定する。示されるように、フィルタ2706(例えば、フィルタ媒体)は、第1破片収集チャンバ2708及び第2破片収集チャンバ2710がその中に規定されるように、内部容積2704内に延在する。空気流路は、第1及び第2破片収集チャンバ2708及び2710の間、及びフィルタ2706を通って延在するように構成される。空気流路に沿って流れる空気は、その中に混入されるさまざまなサイズを有する破片を含み得る。
【0099】
[0170] フィルタ2706は、より小さな破片がフィルタ2706を通過する一方で、より大きな破片がフィルタ2706を通過しないように構成され得る。このように、より大きな破片が第1破片収集チャンバ2708に堆積され、より小さな破片がフィルタ2706を通過し、第2破片収集チャンバ2710に入る。フィルタ2706は、例えば、メッシュスクリーンであり得る。
【0100】
[0171] より小さな破片が第2破片収集チャンバ2710に入ると、より小さな破片の少なくとも一部分がサイクロン作用によって気流から分離され得る。例えば、気流から分離された破片は、破片収集器2714に堆積され得る。破片収集器2714は、第2破片収集チャンバ2710内に破片収集領域2712を規定する。示されるように、破片収集器2714は、第2破片収集チャンバ2710内に延在する渦ファインダー2718の遠位端領域2716に近接して配置される。
【0101】
[0172] 調整可能なインサート2720は、破片収集器2714に隣接して提供され得る。調整可能なインサート2720は、第2破片収集チャンバ2710の長手方向軸2722に沿って延在し、第2破片収集チャンバ2710の内側表面2724にスライド可能に係合することができる。このように、調整可能なインサート2720の位置は、破片収集器2714に対して調整され得る。
【0102】
[0173] 明確にするために、ドッキングステーションダストカップ2700は、ダストカップカバーをそこから取り外したものとして示される。しかしながら、ドッキングステーションダストカップ2700は、内部容積2704が封入されるように、それに枢動可能に連結されるダストカップカバーを含み得る。
【0103】
[0174] 図28は、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ2800の例を示している。ドッキングステーションダストカップ2800は、複数の水平サイクロンを生成するように構成されるサイクロン発生装置2802を含む。示されるように、ドッキングステーションダストカップ2800は、第1及び第2破片収集チャンバ2808及び2810が内部容積2804内に規定されるように、その中に延在するフィルタ2806(例えば、フィルタ媒体)を有する内部容積2804を規定することができる。また示されるように、ドッキングステーションダストカップ2800は、汚れ空気入口2812と、汚れ空気入口2812の上方に配置されるフローディレクタ2814とを含む。
【0104】
[0175] 明確にするために、ドッキングステーションダストカップ2800は、ダストカップカバーをそこから取り外したものとして示される。しかしながら、ドッキングステーションダストカップ2800は、内部容積2804が封入されるように、それに枢動可能に連結されるダストカップカバーを含み得る。
【0105】
[0176] 図29は、フィルタ2806の実施例を示す。示されるように、フィルタ2806は、それを通って延在する複数の開口2900を含み得る。開口2900は、より大きな破片が開口2900を通過するのを実質的に防止される一方で、望ましい粒子サイズの破片が開口2900を通過できるようにサイズ設定され得る。このように、第1破片収集チャンバ2808は、一般に、大きな破片を受けるよう構成されると記述されてもよく、第2破片収集チャンバ2810は、一般に、小さな破片を受けるよう構成されると記述され得る。一部の実例では、フィルタ2806はメッシュスクリーンとすることができる。
【0106】
[0177] 図30は、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ3000の例を示している。示されるように、ドッキングステーションダストカップ3000は、内部容積3002を規定し得る。フィルタ3004(例えば、フィルタ媒体)は、第1破片収集チャンバ3006及び第2破片収集チャンバ3008がその中に規定されるように、内部容積3002内に延在する。空気流路3010は、汚れ空気入口3012から、フィルタ3004を通って第1破片収集チャンバ3006内に、第2破片収集チャンバ3008内に延在し得る。
【0107】
[0178] フィルタ3004は、例えば、所定のサイズの破片が通過するのを防止するように構成されるメッシュスクリーンであり得る。例えば、フィルタ3004は、大きな破片が第1破片収集チャンバ3006内に収集され、小さな破片が第2破片収集チャンバ3008内に収集されるように構成され得る。
【0108】
[0179] 第1及び第2破片収集チャンバ3006と3008との間で破片を分離すると、破片がフィルタ3004に付着し得る。結果として、フィルタ3004を通過する気流が制限され、ドッキングステーションダストカップ3000が連結されるドッキングステーションの性能が低下する可能性がある。フィルタ3004に付着した破片は、ダストカップ3000の本体3015に連結される攪拌器3014の作用を介して除去され得る。
【0109】
[0180] 攪拌器3014は、フィルタ3004の少なくとも一部分を係合するように構成され得る。示されるように、攪拌器3014は、フィルタ3004の一部分とスライド可能に係合するように構成されるワイパー3016を含み得る。例えば、フィルタ3004は、旋回ドア3018が閉位置(例えば、図30に示されるように)から、開位置(例えば、図31に示されるように)に移行するとき、例えば、ダストカップ3000を空にするために、フィルタ3004が、ワイパーがフィルタ3004に付着した破片の少なくとも一部分を除去するように、ワイパー3016に対してスライドするように、本体3015に枢動可能に連結される、旋回ドア3018に連結することができる。ワイパー3016は、第2破片収集チャンバ3008に面しているフィルタ3004の表面に係合するように示されるが、ワイパー3016は、第1破片収集チャンバ3006に面しているフィルタ3004の表面に係合するように構成することができる。一部の実例では、フィルタ3004の両方の表面が係合できるように、複数のワイパー3016が提供され得る。
【0110】
[0181] 図32は、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ3200の例を示している。示されるように、ドッキングステーションダストカップ3200は、フィルタ3208(例えば、フィルタ媒体)によって、第1破片収集チャンバ3204及び第2破片収集チャンバ3206に分離される内部容積3202を規定し得る。空気流路3210は、汚れ空気入口3212から、フィルタ3208を通って第1破片収集チャンバ3204内に、第2破片収集チャンバ3206内に延在し得る。
【0111】
[0182] フィルタ3208は、例えば、所定のサイズの破片が通過するのを防止するように構成されるメッシュスクリーンであり得る。このように、第1破片収集チャンバ3204は、一般に、大きな破片を受けるよう構成されると記載されてもよく、第2破片収集チャンバ3206は、一般に、より小さな破片を受けるよう構成されると記載され得る。
【0112】
[0183] 第1及び第2破片収集チャンバ3204と3206との間の破片を分離すると、破片がフィルタ3208に付着し得る。結果として、フィルタ3208を通る気流が制限され、ダストカップ3200が連結されるドッキングステーションの性能が低下する可能性がある。このように、攪拌器3214は、フィルタ3208から破片を除去するために提供され得る。攪拌器3214は、空気がそれを通って流れることができるように構成され得る。
【0113】
[0184] 攪拌器3214は、フィルタ3208の少なくとも一部分を係合するように構成され得る。示されるように、攪拌器3214は、フィルタ3208の少なくとも一部分にスライド可能に係合するように構成されるワイパー3216を含み得る。例えば、攪拌器3214は、旋回ドア3218が閉位置(例えば、図32に示されるように)から、開位置(例えば、図33に示されるように)に移行するとき、ワイパー3216が、フィルタ3208に付着した破片の少なくとも一部分がそこから除去されるように、フィルタ3208に対してスライドするように、ドッキングステーションダストカップ3200の本体3219に枢動可能に連結される旋回ドア3218に連結することができる。ワイパー3216は、第2破片収集チャンバ3206に面しているフィルタ3208の表面に係合するように示されるが、ワイパー3216は、第1破片収集チャンバ3204に面しているフィルタ3208の表面に係合するように構成することができる。一部の実例では、フィルタ3208の両方の表面が係合できるように、複数のワイパー3216が提供され得る。
【0114】
[0185] 図34は、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ3400の例を示している。示されるように、ドッキングステーションダストカップ3400は、内部容積3402を規定し得る。内部容積3402は、内部容積3402を第1破片収集チャンバ3406及び第2破片収集チャンバ3408に分離するフィルタ3404(例えば、フィルタ媒体)を含み得る。空気流路3410は、汚れ空気入口3412から、フィルタ3404を通って第1破片収集チャンバ3406内に、第2破片収集チャンバ3408内に延在し得る。
【0115】
[0186] フィルタ3404は、例えば、所定のサイズの破片が通過するのを防止するように構成されるメッシュスクリーンであり得る。例えば、フィルタ3404は、より大きな破片が第1破片収集チャンバ3406内に収集され、より小さな破片が第2破片収集チャンバ3408内に収集されるように構成され得る。示されるように、フィルタ3404は、そこから延在する複数の突起部3414を含み得る。突起部3414は、突起部3414を横切る攪拌器3416の移動が、振動をフィルタ3404に導入できるように、攪拌器3416と係合するように構成され得る。フィルタ3404に導入された振動は、フィルタ3404に付着した破片を剥がす事ができ得る。突起部3414は、フィルタ3404に連結されるストリップであり得る。一部の実例では、突起部3414は、フィルタ3404から形成され得る。例えば、フィルタ3404は、少なくとも部分的にひだをつけてもよい。
【0116】
[0187] 示されるように、攪拌器3416は、旋回ドアが、例えば、ドッキングステーションダストカップ3400を空にするために、閉位置(例えば、図34に示されるように)から、開位置(例えば、図35に示されるように)に移行することに応答して、攪拌器3416が突起部3414を横切って移動するように、ドッキングステーションダストカップ3400の本体3419に枢動可能に連結される旋回ドア3418に連結され得る。攪拌器3416は、空気がそれを通って流れることができるように構成され得る。
【0117】
[0188] 図36は、図1のドッキングステーションダストカップ104の例であり得る、ドッキングステーションダストカップ3600の側面断面図を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ3600は、その中に配置されるフィルタ3604(例えば、フィルタ媒体)を有する内部容積3602を規定し得る。フィルタ3604は、内部容積3602を第1破片収集チャンバ3606及び第2破片収集チャンバ3608に分離することができる。空気流路3610は、汚れ空気入口3612から、フィルタ3604を通って第1破片収集チャンバ3606内に、第2破片収集チャンバ3608内に延在し得る。
【0118】
[0189] フィルタ3604は、例えば、所定のサイズの破片が通過するのを防止するように構成されるメッシュスクリーンであり得る。例えば、フィルタ3604は、より大きな破片が第1破片収集チャンバ3606内に収集され、より小さな破片が第2破片収集チャンバ3608内に収集されるように構成され得る。
【0119】
[0190] 示されるように、フィルタ3604はアーチ形状を有し得る。フィルタ3604の凹面3614は、攪拌器3616が枢動点3618の周りを旋回するとき、攪拌器3616がフィルタ3604の凹面3614とスライド可能に係合するように、攪拌器3616と係合するように構成され得る。このように、フィルタ3604の凹面3614に接着された任意の破片の少なくとも一部分は、フィルタ3604から除去され得る。
【0120】
[0191] 攪拌器3616は、例えば、旋回ドア3620の開放に応答して旋回するように構成され得る。例えば、旋回ドア3620は、ドッキングステーションダストカップ3600の本体3624に枢動可能に連結され得る。示されるように、旋回ドア3620は、枢動点3618に隣接する位置で旋回ドア3620から延在する突起部3622を含み得る。例えば、攪拌器3616は、旋回ドア3620が閉位置(例えば、図36に示されるように)から開位置(例えば、図37に示されるように)に移行するとき、攪拌器3616が、枢動点3618を中心に旋回するように、突起部3622との係合(例えば、接触)に付勢をかけることができる。攪拌器3616は、例えば、1つ又は複数のばね(例えば、ねじりばね)を使用して、突起部3622と係合するように付勢され得る。
【0121】
[0192] 示されるように、攪拌器3616は、突起部3622と係合する(例えば、接触する)ように構成される突起部係合表面3621を有するカム3617を含み得る。例えば、旋回ドア3620が閉位置にある時、突起部係合表面3621は、突起部3622の長手方向軸3626に実質的に平行に延在することができる。追加的に、又は代替的に、突起部係合表面3621は、攪拌器3616の長手方向軸3628に対して横方向に延在することができる。
【0122】
[0193] 図38は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション3800の斜視図を示している。示されるように、ドッキングステーション3800は、ドッキングステーションダストカップ3804が取り外し可能に連結されるベース3802を含む。例えば、ドッキングステーションダストカップ3804は、リリース3806の作動及びドッキングステーションダストカップ3804内に形成されたハンドル3808上の力の印加(例えば、ユーザーによる)に応答して、ベース3802から分離され得る。
【0123】
[0194] ベース3802はまた、ドッキングステーションダストカップ3804及び図1のロボットクリーナ101などのロボット掃除機のダストカップに流体連結されるように構成される空気入口3810を含むことができる。そのため、ロボット掃除機のダストカップに貯蔵された破片は、ドッキングステーションダストカップ3804内に引き込むことができる。ベース3802はまた、例えば、1つ又は複数の電池を充電するために、ロボット掃除機に電力を供給するように構成される1つ又は複数の充電接点3812を含んでもよい。
【0124】
[0195] 図39は、図38の線XXXIX-XXXIXに沿った、ドッキングステーション3800の断面図である。示されるように、ドッキングステーションダストカップ3804は、第1(又は大きな)破片区画(又はチャンバ)3902及び第2(又は小さな)破片区画(又はチャンバ)3904を有する内部容積3900を規定し得る。大きな破片区画3902は、フィルタ3906(例えば、フィルタ媒体)を通して小さな破片区画3904に流体連結され得る。例えば、分離壁3908は、内部容積3900内に延在して、小さな破片区画3904を大きな破片区画3902から分離することができ、分離壁3908は、フィルタ3906を受けいれるための開口部3910を規定する。
【0125】
[0196] 動作中、破片を運ぶ空気は、空気入口3810から大きな破片区画3902の中へ、及びフィルタ3906を通って流れることができる。1つ又は複数のサイクロンを生成するように構成されるサイクロン分離器3912は、フィルタ3906を通過する破片の少なくとも一部分を空気流からサイクロン的に分離するように提供され得る。次に、分離された破片を小さな破片区画3904に堆積することができる。
【0126】
[0197] 動作中、空気がフィルタ3906を通過すると、破片がフィルタ3906に付着し、ドッキングステーション3800の性能に有害であり得る。このように、攪拌器3914が提供され得る。攪拌器3914は、フィルタ3906の濾過面3918に対して横方向に(例えば、垂直に)延在する回転軸3916の周りを回転するように構成され得る。このように、攪拌器3914が回転するにつれて、攪拌器3914の少なくとも一部分は、フィルタ3906の濾過面3918と係合(例えば、接触)し、フィルタ3906に付着した破片の少なくとも一部分を剥離する。
【0127】
[0198] 攪拌器3914は、例えば、所定の時間(例えば、所定の期間の満了に応じて)に、ドッキングステーションダストカップ3804のベース3802からの分離(又は取り外し)に応答して、旋回ドア3920の開放に応答して、及び/又は類似のことに応答して回転させることができる。一部の実例では、攪拌器3914は、モータによって回転させ、及び/又は手動で回転させることができる(例えば、ボタンを押すことによって、ドッキングステーションダストカップ3804をベース3802から取り外すことによって、及び/又は同種のことによって)。
【0128】
[0199] 一部の実例では、フィルタ3906の幾何学的形状は、フィルタ3906がセルフクリーニングを促進するように構成され得る。例えば、フィルタ3906は、破片がドッキングステーションダストカップ3804から空にされるとき、フィルタ3906に付着した破片の少なくとも一部分がフィルタ3906を係合解除するように、配向(例えば、垂直に配向)され得る。フィルタ3906の係合解除後、破片は、フィルタ3906に付着した追加の破片と係合(例えば、接触)してもよく、追加の破片の少なくとも一部分をフィルタ3906から係合解除させてもよい。これらの例では、ドッキングステーションダストカップ3804は、攪拌器3914を含み得るか、又は含まなくてもよい。
【0129】
[0200] 図40は、図38の線XXXIX-XXXIXに沿った、ドッキングステーション3800の別の断面図である。図40は、フィルタ3906及びサイクロン分離器3912を通って大きな破片区画3902から延在する例示的な空気流4000を示す。サイクロン分離器3912を出た後、空気流4000は、プレモータフィルタ4002を通って吸引モータ4004内に延在する。示されるように、空気流4000は、吸引モータ4004から排気ダクト4006内に排出される。排気ダクト4006は、例えば、高効率微粒子空気(HEPA)フィルタなどのポストモータフィルタ4008を含み得る。排気ダクト4006は、それが排気ポート4010から出る際の空気流4000の騒音が低減されるように構成され得る。例えば、排気ダクト4006は、例えば、排気ダクト4006のサイズを大きくすることによって、及び/又は空気流4000が移動する経路の長さを長くすることによって、それを通過する空気流4000の速度を低下させるように構成することができる。
【0130】
[0201] 図41は、攪拌器3914が、ベース3802からのドッキングステーションダストカップ3804の分離に応答して回転するように構成される、攪拌器3914の実施例を示す。示されるように、ベース3802は、ハウジングから延在し、攪拌器3914に連結されるか、又は攪拌器3914から形成されるピニオン4102と係合するように構成されるラック4100を含み得る。このように、ドッキングステーションダストカップ3804がベース3802から取り外されるにつれて、ピニオン4102は、ラック4100との係合によって回転し得る。ピニオン4102の回転は、攪拌器3914の対応する回転をモータらす。
【0131】
[0202] 一部の実例では、ラック4100は、ドッキングステーションダストカップ3804がベース3802に連結されるか、又はベース3802から分離される際に、ピニオン4102がラック4100に沿って付勢されるように、固定されるように構成され得る。このように、攪拌器3914は、ドッキングステーションダストカップ3804がベース3802に連結され、かつベース3802から分離されるときに回転する。一部の実例では、ラック4100は、ベース3802に対して移動可能であり得る。例えば、ラック4100は、(例えば、ばねなどの付勢機構を使用して)ベース3802から離れた方向に付勢されるように構成され得る。これらの例では、ドッキングステーションダストカップ3804がベース3802に連結されるとき、ドッキングステーションダストカップ3804は、ラック4100をベース3802に付勢し、付勢機構(例えば、圧縮ばね)にエネルギーを蓄積するように構成することができる。ドッキングステーションダストカップ3804がベース3802に連結される場合、ラック4100は、ラッチ機能によってベース3802内に保持されるように構成でき、例えば、リリース3806が作動すると、ラッチ機能により、ラック4100が、付勢機構によってベース3802から離れる方向に付勢されるように、ラック4100を係合解除することができる。このように、ラック4100の移動は、攪拌器3914を回転させる。
【0132】
[0203] さらなる例として、ラック4100は、付勢機構(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)によって旋回ドア3920内に付勢され得る。このように、旋回ドア3920が開かれるとき、ラック4100は、ドッキングステーションダストカップ3804から離れて付勢され、攪拌器3914を回転させ得る。付勢機構がラック4100を旋回ドア3920内に付勢するように、旋回ドア3920の閉鎖は、ラック4100をドッキングステーションダストカップ3804に戻すように付勢し得る。この例では、ラック4100はベース3802から分離し、ドッキングステーションダストカップ3804内に配置される。
【0133】
[0204] ピニオン4102は、ベース3802からドッキングステーションダストカップ3804を取り外す間に攪拌器3914が少なくとも一回の全回転を完了するようにサイズ設定され得る。別の方法として、ピニオン4102は、ベース3802からドッキングステーションダストカップ3804を取り外す際に攪拌器3914が全回転を完了しないようにサイズ設定することができる。
【0134】
[0205] また示されるように、攪拌器3914は、ハブ4106から延在する1つ又は複数のアーム4104(例えば、2つ、3つ、4つ、又は任意の他の数のアーム4104)を含み、ハブ4106はピニオン4102に連結されるか、又はピニオン4102から形成される。1つ又は複数のアーム4104は、回転されたときにフィルタ3906の少なくとも一部分を係合(例えば、接触)するように構成される。例えば、1つ又は複数のアーム4104は、そこから延在する複数のブラシ毛を含んでもよく、ブラシ毛はフィルタ3906と係合する。追加的に、又は代替的に、攪拌器3914は、1つ又は複数の弾性変形可能なワイパーを含み得る。
【0135】
[0206] 図42は、図41のラック4100、ピニオン4102、及び攪拌器3914の拡大断面側面図を示す。一部の実例では、ラック4100及びピニオン4102は、ラック4100及びピニオン4102への破片の侵入を軽減できるように囲まれ得る。
【0136】
[0207] 図43は、図1のロボットクリーナ101の例であり得、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション4302に逆戻りする、ロボット掃除機4300の斜視図を示し、図10は、ドッキングステーション4302にドッキング(例えば、係合)したロボット掃除機4300の斜視図を示している。示されるように、ドッキングステーション4302は、ドッキングステーションダストカップ4306に連結されるベース4304を含む。ドッキングステーションダストカップ4306は、ベース4304から離れる方向へのドッキングステーションダストカップ4306の枢動移動に応答して、ベース4304から分離するように構成される。
【0137】
[0208] 示されるように、ベース4304は、ロボット掃除機4300の少なくとも一部分とシールを形成するように構成されるブーツ4308を含む。例えば、ブーツ4308は、ロボット掃除機4300のダストカップに規定される出口ポートと係合し得る。ブーツ4308がロボット掃除機4300と係合するとき、ロボット掃除機4300のダストカップは、ドッキングステーションダストカップ4306に流体連結される。
【0138】
[0209] また示されるように、ドッキングステーションダストカップ4306は、ベース4304の吸引ハウジング4312の少なくとも一部分の上に延在するハンドル4310を含み得る。ハンドル4310は、ベース4304と係合するように構成されるラッチ4314を含み得る。ラッチ4314が起動されると、ドッキングステーションダストカップ4306が旋回するのを許容される。このように、ラッチ4314は、一般に、ドッキングステーションダストカップ4306の枢動移動を選択的に可能にするように構成されると説明され得る。
【0139】
[0210] 一部の実例では、及び示されるように、ドッキングステーション4302は、ブーツ4308から離れた方向に延在するガイド4316を含み得る。ロボット掃除機4300がドッキングされるとき、ガイドがロボット掃除機4300の対向する側に沿って延在するように、ガイド4316は、ブーツ4308の対向する側にドッキングステーション4302から延在する。ガイド4316は、ロボット掃除機4300をブーツ4308とアライメントするように付勢するように構成され得る。追加的に、又は代替的に、ロボット掃除機4300がブーツ4308に近づくと、ドッキングステーション4302は、吸引がロボット掃除機4300をブーツ4308と係合するように付勢するように、ブーツ4308で吸引を生成し始めることができる。そのため、ドッキングステーション4302によって生成される真空を使用して、ロボット掃除機4300をブーツ4308と係合するように付勢することもできる。
【0140】
[0211] 図45は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション4500の概略図を示している。ドッキングステーション4500は、ドッキングステーション4500のベース4504に対してスライドするように構成される調整可能なブーツ4502を含む。調整可能なブーツ4502は、ロボット掃除機4506が調整可能なブーツ4502をミスアライメントの配向(例えば、ロボット掃除機4506の出口ポート4512の中心軸4510が、調整可能なブーツ4502の中心軸4514と実質的に同一直線上にない)に係合することに応答してスライドするように構成することができる。そのため、調整可能なブーツ4502がミスアライメントの配向に反応してスライドすると、調整可能なブーツ4502は、ロボット掃除機4506と、調整可能なブーツ4502が、ロボット掃除機4506のダストカップ4516をドッキングステーション4500に流体連結することが可能になり得る、実質的に整列した配向で係合することができる。
【0141】
[0212] 図46は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション4600の概略図を示す。ドッキングステーション4600は、ベース4602と、調整可能なブーツ4604とを含む。調整可能なブーツ4604は、ベース4602に対して移動可能であり、少なくとも部分的に、調整可能なブーツ4604に対してロボットクリーナ4606のミスアライメントを補正する。示されるように、1つ又は複数の充電接点4608は、充電接点4608が調整可能なブーツ4604の移動に応答して移動するように、調整可能なブーツ4604に連結され得る。このように、充電接点4608は、ロボットクリーナ4606が、ミスアライメントの配向でドッキングステーション46100と係合する時に、ロボットクリーナ4606に電気的に連結され得る。
【0142】
[0213] 一部の実例では、充電接点4608は、調整可能なブーツ4604に連結されなくてもよい。これらの例では、充電接点4608は、ミスアライメント角度範囲に対しロボットクリーナ4606に電気的に連結されて構成され得る。例えば、充電接点4608の寸法は、より大きなミスアライメントを可能にするために増加され得る。
【0143】
[0214] 図47及び図48は、図1のドッキングステーション100の例であり得る、ドッキングステーション4700の例を示している。示されるように、ドッキングステーションは、閉位置(例えば、図47に示されるように)と開位置(例えば、図48に示されるように)の間で移行するように構成される蓋4702を含む。蓋4702が開位置にある時、区画ドア4704は、ユーザーに向かって、かつダストカップ取り外し位置に旋回され得る。区画ドア4704がダストカップ取り外し位置にある時、ドッキングステーションダストカップ4706は、区画ドア4704に向かって旋回し、ドッキングステーション4700から取り外すことができる。
【0144】
[0215] 図49図51は、ロボット掃除機4908のダストカップ4904から破片を受けるように構成される取り外し可能なバッグ4902を有するドッキングステーション4900の実施例を示す。取り外し可能なバッグ4902は、使い捨てバッグであり得る。一部の実例では、取り外し可能なバッグ4902は、取り外し可能なバッグ4902がフィルタに作用するように、フィルタ材料を含み得る。示されるように、取り外し可能なバッグ4902は、破片が取り外し可能なバッグ4902に収集されるとき、取り外し可能なバッグ4902のサイズが増加するように、拡張可能であり得る。
【0145】
[0216] また示されるように、ドッキングステーション4900は、取り外し可能なバッグ4902を受けるように構成される空洞4910を規定し、空洞4910は、蓋4914を使用して閉じるように構成される開放端4912を含む。吸引モータ4918は、破片が、ロボット掃除機4908のダストカップ4904から取り外し可能なバッグ4902内にダクト4916に沿って少なくとも部分的に延在する流路に沿って引き込まれるように、空洞4910内に真空を生成するように構成される。このように、これらの例では、取り外し可能なバッグ4902は、プレモータフィルタとして作用し得る。
【0146】
[0217] 図52及び図53は、吸引モータ5201、プレモータフィルタ5203、ポストモータフィルタ5205、ドッキングステーション5200の長手方向軸5204に沿って延在する水平サイクロン分離器5202、及びドッキングステーションダストカップ5206を有するドッキングステーション5200の例を示す。示されるように、ドッキングステーションダストカップ5206は、水平サイクロン分離器5202の少なくとも一部分にスライド可能に係合するように構成される。例えば、ドッキングステーションダストカップ5206は、ドッキングステーションダストカップ5206をドッキングステーション5200から取り外して空にすることができるように、長手方向軸5204に沿ってスライド可能であるように構成され得る。また示されるように、ドッキングステーションダストカップ5206は、水平サイクロン分離器5202の渦ファインダー5210をスライド可能に係合するように構成される渦ファインダー5208を含み得る。例えば、渦ファインダー5210に沿った渦ファインダースクレーパー5208のスライド移動は、渦ファインダー5210から破片を除去し得る。
【0147】
[0218] 図54は、ロボット掃除機202の斜視後方図を示す。示されるように、ロボット掃除機202は、変位可能なバンパー5402と、少なくとも1つの駆動輪5404と、サイドブラシ5406とを含む。変位可能なバンパー5402の少なくとも一部分及びロボット掃除機ダストカップ208は、駆動輪5404の対向する側に配置される。このように、変位可能なバンパー5402は、ロボット掃除機202の前方部分内に位置付けられ、ロボット掃除機ダストカップ208は、ロボット掃除機202の後方部分内に位置付けられる。
【0148】
[0219] 示されるように、ロボット掃除機ダストカップ208は、ロボット掃除機ダストカップ208の上表面5410と出口ポート218との間に位置付けられたロボット掃除機ダストカップリリース5408を含む。ロボット掃除機ダストカップリリース5408は、対向する方向に作動されるように構成される対向する押すことのできるトリガー5412を含み得る。トリガー5412の作動により、ロボット掃除機ダストカップ208の少なくとも一部分が、ロボット掃除機ダストカップ208がそこから除去され得るように、ロボット掃除機202の一部分を係合解除することができる。
【0149】
[0220] 出口ポート218は、排出ピボットドア5414を含み得る。排出ピボットドア5414は、開位置(例えば、ロボット掃除機202がドッキングステーション200とドッキングされるとき)及び閉位置(例えば、ロボット掃除機202がクリーニング動作を実行しているとき)から移行するように構成することができる。閉位置に移行するとき、排出ピボットドア5414は、ロボット掃除機ダストカップ208の方向に旋回し得る。従って、クリーニング動作の間、ロボット掃除機202の吸引モータによって生成される吸引力は、排出ピボットドア5414を閉位置に向けて付勢し得る。追加的に、又は代替的に、一部の実例では、付勢機構(例えば、圧縮ばね、ねじりばね、エラストマー材料、及び/又は任意の他の付勢機構)は、排出ピボットドア5414を閉位置に向けて付勢し得る。開位置に移行するとき、排出ピボットドア5414は、ロボット掃除機ダストカップ208から離れた方向に旋回し得る。従って、ロボット掃除機202がドッキングステーション200にドッキングされるとき、ドッキングステーション200の吸引モータ1116によって生成される吸引は、排出ピボットドア5414を開位置に向けて付勢し得る。
【0150】
[0221] 図55は、図54の線LV-LVに沿った、ロボット掃除機202の断面斜視図を示す。示されるように、ロボット掃除機ダストカップ208は、複数の歯5502を有するリブ5500を含む。歯5502は、ロボット掃除機202のクリーニングローラ5504の一部分と係合するように構成される。歯5502とクリーニングローラ5504との間の係合は、クリーニングローラ5504の周りに巻かれた繊維質の破片(例えば、毛髪)をそこから除去させる。クリーニングローラ5504から取り除かれると、繊維質の破片は、ロボット掃除機ダストカップ208の破片収集空洞5506内に堆積され得る。
【0151】
[0222] 一部の実例では、クリーニングローラ5504は、そこから繊維質の破片を除去するために、逆回転方向に動作するよう構成され得る。逆回転方向は、一般に、ロボット掃除機202がクリーニング動作を行っている時に、クリーニングローラ5504の回転方向とは反対の方向に対応し得る。ロボット掃除機202は、ドッキングステーション200にドッキングするときに、クリーニングローラ5504を反転させてもよい。例えば、ロボット掃除機202は、ドッキングステーション200がロボット掃除機ダストカップ208から破片を吸引している時に、クリーニングローラ5504を反転させてもよい。追加的に、又は代替的に、ロボット掃除機202は、クリーニング動作中にクリーニングローラ5504を反転させてもよい。
【0152】
[0223] クリーニングローラ5504は、掃除される表面(例えば、床)と係合するように構成される。クリーニングローラ5504は、クリーニングローラ5504のローラ本体5508に沿って延在するブラシ毛及び/又はフラップのうちの1つ又は複数を含み得る。クリーニングローラ5504の少なくとも一部分は、その上に存在する破片が、ロボット掃除機ダストカップ208の破片収集空洞5506内に付勢され得るように、掃除される表面と係合するように構成され得る。
【0153】
[0224] 示されるように、破片収集空洞5506の底面5510は、ロボットクリーナダストカップ入口5514と出口ポート218との間に延在する先細り領域5512を含む。先細り領域5512は、出口ポート218に近接した破片収集空洞5506内の場所での破片の堆積を促進し得る。このように、ロボット掃除機ダストカップ208の排出が改善され得る。一部の実例では、先細り領域5512は、ロボット掃除機ダストカップ208がドッキングステーション200によって排出されるときに、ロボット掃除機ダストカップ208を通る空気流を改善し得る。先細り領域5512は、例えば、線形又は湾曲した輪郭を有し得る。
【0154】
[0225] 図56は、図54の線LVI-LVIに沿った、ロボット掃除機202の断面斜視図を示す。示されるように、破片収集空洞5506は、ロボット掃除機のダストカップ入口5602から出口ポート218に向かって先細になっており、出口ポート218が、ロボット掃除機のダストカップ208の上表面5410とダストカップの底面408との間に延在するダストカップ側壁5603内に規定される。言い換えれば、ロボット掃除機ダストカップ入口5602からの距離が増加するにつれて、ロボット掃除機ダストカップ幅5604が減少する。そのような構成は、それを通って流れる空気の速度を増加させ、その中でより線形の速度勾配を生成させ、及び/又はロボット掃除機のダストカップ208が排気されるとき、ロボット掃除機のダストカップ208を通って流れる空気とロボット掃除機のダストカップ208の側面との間の流れの分離を減少させ得る。
【0155】
[0226] 一部の実例では、及び示されるように、ロボット掃除機ダストカップ208は、破片収集空洞5506の両側に収縮領域5606を含み得る。このように、収縮側壁5608は、それぞれの収縮領域5606を少なくとも部分的に規定し、破片収集空洞5506のテーパの少なくとも一部分を規定し得る。一部の実例では、例えば、締付側壁5608は、直線状又は湾曲し得る。示されるように、収縮側壁5608は、破片収集空洞5506がロボット掃除機ダストカップ入口5602から出口ポート218に先細りするように、破片収集空洞5506内に内向きに延在する凸状湾曲を有する。
【0156】
[0227] 一部の実例では、収縮領域5606は、掃除される表面に適用されるクリーニング液を受けるように構成される内部容積を規定し得る。例えば、ロボット掃除機202は、掃除される表面と係合するクリーニングパッドにクリーニング液が塗布される、1つ又は複数の湿式クリーニング動作を行うように構成され得る。これらの例では、クリーニング液は、ユーザーによって補充されてもよく、及び/又はドッキングステーション200にドッキングされた時に自動的に補充され得る。
【0157】
[0228] 図57及び58は、図1のロボットクリーナ101の例であり得る、ロボット掃除機5701の断面図を示す。示されるように、ロボット掃除機5701は、ロボット掃除機ダストカップ5702に流体連結される吸引モータ5700を含む。フィルタ媒体5704(例えば、HEPAフィルタ)は、ロボット掃除機のダストカップ5702から流れる空気内に同伴された破片の少なくとも一部分がフィルタ媒体5704によって捕捉されるように、ロボット掃除機のダストカップ5702及び吸引モータ5700から延在する流路内に配置することができる。
【0158】
[0229] バッフル5706は、フィルタ媒体5704と吸引モータ5700との間に提供され得る。示されるように、バッフル5706は、吸引モータ5700が作動されると、バッフル5706は、開位置に向かって回転し、吸引モータ5700が作動されていないとき、バッフル5706は閉位置に向かって旋回するように、ロボット掃除機5701に枢動可能に連結される。言い換えれば、バッフル5706は、一般に、吸引モータ5700をロボット掃除機5701のロボット掃除機ダストカップ5702に選択的に流体連結するように構成されると記述され得る。
【0159】
[0230] 示されるように、ロボット掃除機5701のロボット掃除機ダストカップ5702は、ロボット掃除機5701がドッキングステーションと係合するときに起動されるように構成される排出ピボットドア5708を含み得る。例えば、ドッキングステーションは、排出ピボットドア5708を閉位置(例えば、排出ピボットドア5708は、ロボット掃除機のダストカップ5702の流体出口5710上に延在する)から、開位置に旋回させるように構成される、ドア突起部5709(図57及び図58に概略的に示される)を含み得る。示されるように、ロボット掃除機のダストカップ5702は、ドア突起部5709の少なくとも一部分が突起レセプタクル5711内に配置されるときに、排出ピボットドア5708が開位置に付勢されるように、ドア突起部5709の少なくとも一部分を受けいれるように構成される突起レセプタクル5711を含むことができる。
【0160】
[0231] ロボット掃除機5701がドッキングステーションと係合するとき、ロボット掃除機ダストカップ5702がドッキングステーションダストカップに流体連結されるように、排出ピボットドア5708は開位置にある。ロボット掃除機ダストカップ5702がドッキングステーションダストカップに流体連結されるとき、バッフル5706は、吸引モータ5700がロボット掃除機ダストカップ5702から流体的に分離されるように、閉位置にあり得る。こうした構成により、ロボット掃除機ダストカップ5702内で生成される吸引力を増加させることによって、ロボット掃除機ダストカップ5702からより多くの破片が除去され得る。
【0161】
[0232] 一部の実例では、ロボット掃除機5701は、吸引モータ5700が作動しているとき、閉位置にあり(図57)、ロボット掃除機5701がドッキングステーションに係合しているとき、開位置にある(図58)ように構成されるベント5712を含むことができる。通気孔5712が開位置にある時、流路は、ロボット掃除機5701を取り囲む環境からフィルタ媒体5704を通って、ロボット掃除機ダストカップ5702内に延在し得る。このように、ドッキングステーションが吸引力を生成する場合、フィルタ媒体5704に捕捉された破片は、フィルタ媒体5704を通って流れる気流内に混入され得る。
【0162】
[0233] 図59及び図60は、排出ピボットドア5902を有するロボット掃除機ダストカップ5900の概略図を示す。示されるように、ロボット掃除機ダストカップ5900は、ドッキングステーションと係合するロボット掃除機に応答してスライドするスライドラッチ5904を含む。ドッキングステーションによって吸引力が発生すると、排出ピボットドア5902は、ロボット掃除機のダストカップ5900が、ロボット掃除機のダストカップ5900の出口ポート5906を介してドッキングステーションに流体連結されるように、開位置に移行する可能性がある。追加的に、又は代替的に、排出ピボットドア5902は、付勢機構(例えば、ばね、弾性部材、及び/又は任意の他の付勢機構を使用する)を使用して、開位置(例えば、図60に示されるように)に向かって付勢され得る。これらの例では、スライドラッチ5904は、ロボット掃除機がドッキングステーションに係合することに応答してスライドラッチ5904が動くとき、排出ピボットドア5902は、付勢機構によって開位置に付勢されるように、排出ピボットドア5902の枢動移動に抵抗する。一部の実例では、付勢機構は、排出ピボットドア5902を閉位置(例えば、図59に示されるように)に向けて付勢することができる。
【0163】
[0234] 図61及び62は、排出ピボットドア6102を有するロボット掃除機ダストカップ6100の実施例を示す。示されるように、排出ピボットドア6102は、ドッキングステーション6106(例えば、図1のドッキングステーション100)の一部と係合するように構成されるピボットドアキャッチ6104を含む。示されるように、ロボット掃除機のダストカップ6100がドッキングステーション6106の一部分上を移動すると、排出ピボットドア6102が、ドッキングステーションの吸引入口6108が、ロボット掃除機のダストカップ6100の出口ポート6110に流体連結できるように、ドッキングステーション6106に向かって旋回する。一部の実例では、排出ピボットドア6102は、付勢機構(例えば、ばね、弾性部材、及び/又は任意の他の付勢機構を使用する)を使用して、(例えば、図61に示されるように)閉位置に向かって付勢され得る。追加的に、又は代替的に、排出ピボットドア6102は、ラッチがドッキングステーションとの係合によって作動されるまで、閉鎖フラップを閉位置に保持するように構成されるラッチ6300と係合し得る(例えば、図63)。
【0164】
[0235] ロボット掃除機用のドッキングステーションは、ベースと、ベースに対して旋回するように構成されるダストカップと、空気をダストカップ内に引き込むように構成される吸引モータとを含み得る。
【0165】
[0236] 一部の実例では、ドッキングステーションは、ベースから離れた方向に旋回するように構成され得る。一部の実例では、ベースは、プレモータフィルタを有するプレモータフィルタチャンバ、吸引モータを有するモータチャンバ、及びポストモータフィルタを有するポストモータフィルタチャンバを規定し得る。一部の実例では、吸引モータ及びプレモータフィルタは、吸引モータ及びプレモータフィルタを通過する軸に沿って整列され得る。一部の実例では、ダストカップは、サイクロンを生成するように構成される。一部の実例では、サイクロンは水平サイクロンであり得る。
【0166】
[0237] ドッキングシステムは、ロボット掃除機及びドッキングステーションを含み得る。ロボット掃除機は、ロボット掃除機ダストカップを含み得る。ドッキングステーションは、ロボット掃除機ダストカップに流体連結するように構成され得る。ドッキングステーションは、ベースと、ベースに対して旋回するように構成されるドッキングステーションダストカップと、空気をドッキングステーションダストカップ内に引き込むように構成される吸引モータとを含み得る。
【0167】
[0238] 一部の実例では、ロボット掃除機ダストカップは、ドッキングステーションダストカップと流体連通するように構成される出口ポートを含み得る。一部の実例では、ロボット掃除機ダストカップは、出口ポートを選択的に覆うように構成される排出ピボットドアを含み得る。一部の実例では、排出ピボットドアは、ドッキングステーションと係合するロボット掃除機に応答して開位置に移行するように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションは、排出ピボットドアを閉位置から開位置に移行させるように構成される突起部を含み得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ベースから離れた方向に旋回するように構成され得る。一部の実例では、ベースは、プレモータフィルタを有するプレモータフィルタチャンバ、吸引モータを有するモータチャンバ、及びポストモータフィルタを有するポストモータフィルタチャンバを規定し得る。一部の実例では、吸引モータ及びプレモータフィルタは、吸引モータ及びプレモータフィルタを通過する軸に沿って整列され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、サイクロンを生成するように構成され得る。一部の実例では、サイクロンは水平サイクロンであり得る。
【0168】
[0239] ロボット掃除機のドッキングステーションは、ベースと、内部容積を規定するダストカップと、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバがダストカップ内に規定されるように、内部容積内に配置されるフィルタと、ダストカップに空気を引き込むように構成される吸引モータとを含む。
【0169】
[0240] 一部の実例では、ダストカップは、ベースに対して旋回するように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションは、ベースから離れた方向に旋回するように構成され得る。一部の実例では、ベースは、プレモータフィルタを有するプレモータフィルタチャンバ、吸引モータを有するモータチャンバ、及びポストモータフィルタを有するポストモータフィルタチャンバを規定し得る。一部の実例では、吸引モータ及びプレモータフィルタは、吸引モータ及びプレモータフィルタを通過する軸に沿って整列され得る。一部の実例では、ダストカップは、サイクロンを生成するように構成され得る。一部の実例では、サイクロンは水平サイクロンであり得る。
【0170】
[0241] ロボット掃除機用のドッキングステーションは、ベースと、内部容積を規定するダストカップと、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバがダストカップ内に規定されるように、内部容積内に配置されるフィルタと、フィルタに付着した破片を取り除くように構成される攪拌器と、ダストカップに空気を引き込むように構成される吸引モータとを含む。
【0171】
[0242] 一部の実例では、ダストカップは、ベースに対して旋回するように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションは、ベースから離れた方向に旋回するように構成され得る。一部の実例では、ベースは、プレモータフィルタを有するプレモータフィルタチャンバ、吸引モータを有するモータチャンバ、及びポストモータフィルタを有するポストモータフィルタチャンバを規定し得る。一部の実例では、吸引モータ及びプレモータフィルタは、吸引モータ及びプレモータフィルタを通過する軸に沿って整列され得る。一部の実例では、ダストカップは、サイクロンを生成するように構成され得る。一部の実例では、サイクロンは水平サイクロンであり得る。
【0172】
[0243] ロボット掃除機のドッキングステーションは、ベースと、ベース内に配置されるダストカップと、ベースに可動式に連結されるブーツであって、ブーツに係合するロボット掃除機に応答して動くように構成されるブーツと、空気がブーツを通ってダストカップに引き込まれるように構成される吸引モータとを含んでもよい。
【0173】
[0244] 一部の実例では、ロボット掃除機がミスアライメントの配向でブーツに係合する時に、ブーツが動くように構成され得る。
【0174】
[0245] ドッキングシステムは、ロボット掃除機及びドッキングステーションを含み得る。ロボット掃除機は、ロボット掃除機ダストカップを含み得る。ドッキングステーションは、ロボット掃除機ダストカップに流体連結するように構成され得る。ドッキングステーションは、ベースと、ベース内に配置されるダストカップと、ベースに移動可能に連結されるブーツであって、ブーツに係合するロボット掃除機に応答して動くように構成されるブーツと、空気がブーツを通ってダストカップに引き込まれるように構成される吸引モータとを含んでもよい。
【0175】
[0246] 一部の実例では、ロボット掃除機がミスアライメントの配向でブーツに係合する時に、ブーツが動くように構成され得る。
【0176】
[0247] ロボット掃除機のドッキングステーションは、ベースと、ダストカップと、ロボット掃除機に流体連結するように構成される吸気口からダストカップに空気を引き込むように構成される吸引モータと、ロボット掃除機がインレットと整列するように付勢されるように、ロボット掃除機のアライメントレセプタクルに係合するように構成されるアライメント突起部とを含んでもよい。
【0177】
[0248] ロボットクリーナ用のドッキングステーションは、ベースと、ドッキングステーション吸引入口と、アライメント突起部とを含み得る。ベースは、支持体及び吸引ハウジングを含み得る。吸引入口は、吸引ハウジング内に規定されてもよく、ドッキングステーション吸引入口は、ロボットクリーナに流体連結するように構成される。アライメント突起部は、支持体内に規定されてもよく、ロボットクリーナがドッキングステーション吸引入口に流体連結する配向に向かってロボットクリーナを付勢するように構成され得る。
【0178】
[0249] 一部の実例では、ドッキングステーションは、ロボットクリーナの少なくとも一部分と係合するように構成されるブーツを含んでもよく、ブーツは、ミスアライメントの配向でベースに係合するロボットクリーナに応答して移動するように構成される。一部の実例では、アライメント突起部は、ドッキングステーション吸引入口からの距離が増加するにつれて、ドッキングステーション吸引入口の中心軸に向かって収束する第1及び第2突起部側壁を含み得る。一部の実例では、第1及び第2突起部側壁は、それぞれのアーチ状部分を含み得る。一部の実例では、支持体の床に面する表面は、1つ又は複数の格子領域を含み得る。一部の実例では、1つ又は複数の格子領域の少なくとも1つの少なくとも一部分は、ハニカム構造を規定し得る。
【0179】
[0250] ドッキングステーションにドッキングするように構成されるロボットクリーナは、ロボットクリーナダストカップと、アライメントレセプタクルとを含み得る。ロボットクリーナダストカップは、破片を受けるように構成されてもよく、ロボットクリーナダストカップ入口及び出口ポートを含んでもよく、出口ポートは、ドッキングステーションに流体連結するように構成され得る。アライメントレセプタクルは、アライメントレセプタクルとアライメント突起部の間の相互係合が、ロボットクリーナをロボットクリーナがドッキングステーションに流体連結する、配向に向けて付勢するように、ドッキングステーションによって規定される対応するアライメント突起部を受けいれるように構成することができる。
【0180】
[0251] 一部の実例では、アライメントレセプタクルは、ロボットクリーナダストカップ内に規定され得る。一部の実例では、アライメントレセプタクルは、第1及び第2レセプタクル側壁が出口ポートに近づくにつれて、出口ポートの中心軸から分岐する第1及び第2レセプタクル側壁を含み得る。一部の実例では、第1及び第2レセプタクル側壁は、それぞれのアーチ状部分を含み得る。
【0181】
[0252] ロボット真空クリーニングシステムは、ドッキングステーション及びロボット掃除機を含み得る。ドッキングステーションは、ベースと、支持体及び吸引ハウジングを含むベースと、吸引ハウジングに規定されるドッキングステーションの吸引入口と、支持体に規定されるアライメント突起部とを含み得る。ロボット掃除機は、アライメント突起部の少なくとも一部分を受けいれるように構成されるアライメントレセプタクルを含み得、アライメントレセプタクルとアライメント突起部との間の相互係合は、ロボット掃除機を、ロボット掃除機がドッキングステーションの吸引入口に流体連結する配向に向けて付勢するように構成される。
【0182】
[0253] 一部の実例では、ロボット掃除機は、出口ポートを有するロボット掃除機ダストカップを含んでもよく、ロボット掃除機ダストカップはアライメントレセプタクルを規定する。一部の実例では、アライメントレセプタクルは、第1及び第2レセプタクル側壁が出口ポートに向かって延在するにつれ、出口ポートの出口ポート中心軸から分岐する第1及び第2レセプタクル側壁を含み得る。一部の実例では、第1及び第2レセプタクル側壁は、それぞれのアーチ状部分を含み得る。一部の実例では、ドッキングステーションは、ロボット掃除機の少なくとも一部分と係合するように構成されるブーツを含んでもよく、ブーツは、ロボット掃除機がベースとミスアライメントの配向で係合するのに応答して動くように構成される。一部の実例では、アライメント突起部は、ドッキングステーション吸引入口からの距離が増加するにつれて、ドッキングステーション吸引入口のドッキングステーション吸引入口中心軸に向かって収束する第1及び第2突起部側壁を含み得る。一部の実例では、第1及び第2突起部側壁は、それぞれのアーチ状部分を含み得る。一部の実例では、支持体の床に面する表面は、1つ又は複数の格子領域を含み得る。一部の実例では、1つ又は複数の格子領域の少なくとも1つの少なくとも一部分は、ハニカム構造を規定し得る。一部の実例では、ロボット掃除機は、支持体から伸びる磁場の検出に基づいて、ドッキングステーションの近接を検出するように構成され得る。
【0183】
[0254] ロボット掃除システムは、ロボットクリーナダストカップを有するロボットクリーナと、ロボットクリーナダストカップに流体連結するように構成されるドッキングステーションダストカップを有するドッキングステーションとを含み得る。ドッキングステーションダストカップは、第1破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバに流体連結される第2破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバに流体連結されるフィルタとを含み得る。
【0184】
[0255] 一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、破片出口を有するサイクロン分離器を含み得、破片出口は、サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が第2破片収集チャンバに堆積するように、構成される。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、プレナムを含んでもよく、プレナムは第1及び第2破片収集チャンバに流体連結される。一部の実例では、プレナムの少なくとも一部分は、フィルタの少なくとも一部分によって規定され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、開閉可能なドアと、アップダクトとを含み、アップダクトは、開閉可能なドアとプレナムとの間に延在する。一部の実例では、アップダクトは、開閉可能なドアから離間されたアップダクト空気出口と、アップダクト空気出口から延在するフローディレクタとを含み得、フローディレクタは、アップダクト空気出口からプレナムから離れる方向に流れる空気の少なくとも一部分を付勢するように構成されている。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、フィルタに付着した破片の少なくとも一部分をそこから除去するように構成される攪拌器を含み得る。一部の実例では、フィルタは垂直サイクロン分離器であり得る。
【0185】
[0256] ロボットクリーナダストカップを有するロボットクリーナ用のドッキングステーションは、ベースと、ベースに取り外し可能に連結され、ロボットクリーナダストカップに流体連結されるように構成されるドッキングステーションダストカップとを含み得る。ドッキングステーションダストカップは、第1破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバに流体連結される第2破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバに流体連結されるフィルタとを含み得る。
【0186】
[0257] 一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、破片出口を有するサイクロン分離器を含み得、破片出口は、サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が第2破片収集チャンバに堆積するように、構成される。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、プレナムを含んでもよく、プレナムは第1及び第2破片収集チャンバに流体連結される。一部の実例では、プレナムの少なくとも一部分は、フィルタの少なくとも一部分によって規定され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、開閉可能なドアと、アップダクトとを含み、アップダクトは、開閉可能なドアとプレナムとの間に延在する。一部の実例では、アップダクトは、開閉可能なドアから離間されたアップダクト空気出口と、アップダクト空気出口から延在するフローディレクタとを含み得、フローディレクタは、アップダクト空気出口からプレナムから離れる方向に流れる空気の少なくとも一部分を付勢するように構成されている。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、フィルタに付着した破片の少なくとも一部分をそこから除去するように構成される攪拌器を含み得る。一部の実例では、フィルタは垂直サイクロン分離器であり得る。
【0187】
[0258] ロボットクリーナドッキングステーション用のダストカップは、第1破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバに流体連結される第2破片収集チャンバと、第1破片収集チャンバ及び第2破片収集チャンバに流体連結されるフィルタとを含み得る。
【0188】
[0259] 一部の実例では、ダストカップは、破片出口を有するサイクロン分離器を含み得、破片出口は、サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が第2破片収集チャンバに堆積するように、構成される。一部の実例では、ダストカップは、プレナムを含んでもよく、プレナムは第1及び第2破片収集チャンバに流体連結される。一部の実例では、プレナムの少なくとも一部分は、フィルタの一部分によって規定され得る。一部の実例では、ダストカップは、開閉可能なドアと、アップダクトとを含み得、アップダクトは開閉可能なドアとプレナムとの間に延在する。一部の実例では、アップダクトは、開閉可能なドアから離間されたアップダクト空気出口と、アップダクト空気出口から延在するフローディレクタとを含み得、フローディレクタは、アップダクト空気出口からプレナムから離れる方向に流れる空気の少なくとも一部分を付勢するように構成されている。
【0189】
[0260] ロボットクリーナ用のドッキングステーションは、ベースと、ドッキングステーションダストカップと、ラッチと、解放システムとを含み得る。ドッキングステーションダストカップは、ベースに取り外し可能に連結されてもよく、ドッキングステーションダストカップは、枢動点の周りのベースに対するドッキングステーションダストカップの枢動移動に応答してベースから取り外し可能である。ラッチは、保持位置と解放位置との間で作動可能であり得、ラッチは、枢動点から水平方向に離間し、ラッチが保持位置にあるとき、ドッキングステーションダストカップの枢動移動は実質的に防止される。解放システムは、保持位置と解放位置との間のラッチを作動させるように構成され得る。
【0190】
[0261] 一部の実例では、解放システムは、アクチュエータと、プッシュバーとを含み得、アクチュエータは、アクチュエータが作動されることに応答して、第1プッシュバー位置と第2プッシュバー位置との間でプッシュバーを付勢するように構成され、プッシュバーは、保持位置と解放位置の間にラッチを付勢するように構成される。一部の実例では、ラッチは、ドッキングステーションダストカップに枢動可能に連結され得る。一部の実例では、ベースはプランジャを含み得、プランジャは、ラッチが解放位置にあるときに、ドッキングステーションダストカップと係合するように付勢され、プランジャは、ドッキングステーションダストカップをベースから枢動可能に離れるように付勢する。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、開閉可能なドアを含み得、開閉可能なドアはプランジャの少なくとも一部分を受容するためのプランジャレセプタクルを規定する。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ベースに枢動可能に連結される対応する旋回レバーと係合するように構成される旋回キャッチを含み得る。一部の実例では、旋回キャッチは、旋回レバーの少なくとも一部分に係合するように構成されるキャッチ空洞を規定してもよく、旋回レバーはキャッチ空洞に向かって付勢される。一部の実例では、ラッチは、保持位置に向かって付勢されるように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ベースがベースに対するドッキングステーションダストカップの枢動移動を防止するのを防止するように構成されるリリーフ領域を規定し得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップの少なくとも一部分は、解放位置に作動されるラッチに応答してベースから付勢されるように構成され得る。
【0191】
[0262] 掃除システムは、ロボットクリーナと、ロボットクリーナに流体連結するように構成されるドッキングステーションとを含み得る。ロボットクリーナは、ベースと、ベースに取り外し可能に連結されるドッキングステーションダストカップとを含み得、ドッキングステーションダストカップは、枢動点の周りのベースに対するドッキングステーションダストカップの枢動移動に応答して、ベースから取り外し可能である。ドッキングステーションダストカップは、保持位置と解放位置との間で作動可能なラッチを含み得、ラッチは、枢動点から水平方向に離間され、解放システムは、保持位置と解放位置との間でラッチを作動させるように構成される。
【0192】
[0263] 一部の実例では、解放システムは、アクチュエータと、プッシュバーとを含み得、アクチュエータは、アクチュエータが作動されることに応答して、第1プッシュバー位置と第2プッシュバー位置との間でプッシュバーを付勢するように構成され、プッシュバーは、保持位置と解放位置の間にラッチを付勢するように構成される。一部の実例では、ラッチは、ドッキングステーションダストカップに枢動可能に連結され得る。一部の実例では、ベースはプランジャを含み得、プランジャは、ラッチが解放位置にあるときに、ドッキングステーションダストカップと係合するように付勢され、プランジャは、ドッキングステーションダストカップをベースから枢動可能に離れるように付勢する。一部の実例では、ドッキングダストカップは、開閉可能なドアを含み得、開閉可能なドアはプランジャの少なくとも一部分を受容するためのプランジャレセプタクルを規定する。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ベースに枢動可能に連結される対応する旋回レバーと係合するように構成される旋回キャッチを含み得る。一部の実例では、旋回キャッチは、旋回レバーの少なくとも一部分に係合するように構成されるキャッチ空洞を規定してもよく、旋回レバーはキャッチ空洞に向かって付勢される。一部の実例では、ラッチは、保持位置に向かって付勢されるように構成され得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップは、ベースがベースに対するドッキングステーションダストカップの枢動移動を防止するのを防止するように構成されるリリーフ領域を規定し得る。一部の実例では、ドッキングステーションダストカップの少なくとも一部分は、解放位置に作動されるラッチに応答してベースから付勢されるように構成され得る。
【0193】
[0264] 本発明の原理は本明細書に記載されているが、本記述は、例としてのみ行われ、本発明の範囲に限定されないことは、当業者によって理解されるべきである。その他の実施形態は、本明細書に示される例示的な実施形態に加えて、本発明の範囲内で意図されている。当業者による修正及び置換は、本発明の範囲内であると考えられ、これは以下の特許請求の範囲を除いて限定されるべきではない。
図1
図2
図2A
図2B
図3
図4
図4A
図4B
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図11A
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21
図22
図23
図24
図25
図26
図27
図28
図29
図30
図31
図32
図33
図34
図35
図36
図37
図38
図39
図40
図41
図42
図43
図44
図45
図46
図47
図48
図49
図50
図51
図52
図53
図54
図55
図56
図57
図58
図59
図60
図61
図62
図63
【手続補正書】
【提出日】2022-12-26
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ロボットクリーナダストカップを有するロボットクリーナと、
前記ロボットクリーナダストカップに流体連結するように構成されたドッキングステーションダストカップを有するドッキングステーションであって、前記ドッキングステーションダストカップは、
第1破片収集チャンバと、
前記第1破片収集チャンバに流体連結された第2破片収集チャンバと、
前記第1破片収集チャンバおよび前記第2破片収集チャンバに流体連結されたフィルタと
を含む前記ドッキングステーションと
を備えるロボットクリーニングシステム。
【請求項2】
前記ドッキングステーションダストカップは、破片出口を有するサイクロン分離器を含み、前記破片出口は、前記サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が前記第2破片収集チャンバに堆積するように構成される、請求項1に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項3】
前記ドッキングステーションダストカップがプレナムを含み、前記プレナムが前記第1破片収集チャンバおよび前記第2破片収集チャンバに流体連結される、請求項1に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項4】
前記プレナムの少なくとも一部分は、前記フィルタの少なくとも一部分によって規定される、請求項3に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項5】
前記ドッキングステーションダストカップが、開閉可能なドアとアップダクトとを含み、前記アップダクトは前記開閉可能なドアと前記プレナムとの間に延在する、請求項3に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項6】
前記アップダクトは、前記開閉可能なドアから間隔を置いたアップダクト空気出口と、前記アップダクト空気出口から延在するフローディレクタを含み、前記フローディレクタは、前記アップダクト空気出口から流れる空気の少なくとも一部分を前記プレナムから離れる方向に付勢するように構成される、請求項5に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項7】
前記フィルタが垂直サイクロン分離器である、請求項1に記載のロボットクリーニングシステム。
【請求項8】
ロボットクリーナダストカップを有するロボットクリーナ用のドッキングステーションであって、
ベースと、
前記ベースに取り外し可能に結合され、前記ロボットクリーナダストカップに流体的に結合されるように構成されたドッキングステーションダストカップであって、
第1の破片収集チャンバと、
前記第1の破片収集チャンバに流体連結された第2の破片収集チャンバと、
前記第1の破片収集チャンバおよび前記第2の破片収集チャンバに流体連結されたフィルタと
を含む前記ドッキングステーションダストカップと
を備える、ドッキングステーション。
【請求項9】
前記ドッキングステーションダストカップは、破片出口を有するサイクロン分離器を含み、前記破片出口は、前記サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が前記第2破片収集チャンバに堆積されるように構成される、請求項8に記載のドッキングステーション。
【請求項10】
前記ドッキングステーションはプレナムを含み、前記該プレナムは前記第1破片収集チャンバおよび前記第2破片収集チャンバに流体連結される、請求項8に記載のドッキングステーション。
【請求項11】
前記プレナムの少なくとも一部分は、前記フィルタの少なくとも一部分によって規定されている、請求項10に記載のドッキングステーション。
【請求項12】
前記ドッキングステーションダストカップが開閉可能なドアとアップダクトとを含み、前記アップダクトが前記開閉可能なドアと前記プレナムとの間に延在する、請求項10に記載のドッキングステーション。
【請求項13】
前記アップダクトは、前記開閉可能なドアから間隔を置いたアップダクト空気出口と、前記アップダクト空気出口から延在するフローディレクタを含み、前記フローディレクタは、前記アップダクト空気出口から流れる空気の少なくとも一部分を前記プレナムから離れる方向に付勢するように構成される、請求項12に記載のドッキングステーション。
【請求項14】
前記フィルタは垂直サイクロン分離器である、請求項8に記載のドッキングステーション。
【請求項15】
第一破片収集チャンバと、
前記第1破片収集チャンバに流体連結された第2破片収集チャンバと、
前記第1破片収集チャンバと前記第2破片収集チャンバとに流体連結されたフィルタと
を備える、ロボットクリーナ用ドッキングステーションダストカップ。
【請求項16】
破片出口を有するサイクロン分離器をさらに備え、前記破片出口は、前記サイクロン分離器を通って流れる空気から分離された破片が前記第2破片収集チャンバに堆積するように構成される、請求項15に記載のダストカップ。
【請求項17】
プレナムをさらに備え、前記プレナムは、前記第1破片収集チャンバおよび前記第2破片収集チャンバに流体連結される、請求項15に記載のダストカップ。
【請求項18】
前記プレナムの少なくとも一部分は、前記フィルタの少なくとも一部分によって規定されている、請求項17に記載のダストカップ。
【請求項19】
開閉可能なドアとアップダクトとをさらに備え、前記アップダクトは前記開閉可能なドアと前記プレナムとの間に延在する、請求項17に記載のダストカップ。
【請求項20】
前記アップダクトが、前記開閉可能なドアから間隔を置いたアップダクト空気出口と、前記アップダクト空気出口から延在するフローディレクタを含み、前記フローディレクタは、前記アップダクト空気出口から流れる空気の少なくとも一部分を前記プレナムから離れる方向に付勢するように構成される、請求項19に記載のダストカップ。