特開2023-24974IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

製造分野の製造組立てや搬送などに用いる、物品を移動させる際にモータによるアシストで重量バランスさせ僅かな操作力で移動させる物品移動装置システムに関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】物品の移動作業を、装置のフットプリントの増大化、大型化を抑制して効率的に行うことができる物品移動装置システムの提供を課題としている。
【解決手段】物品30を係止する係止部材8と、係止部材8の昇降を行う昇降作動部及び駆動源のモータ部と、昇降作動部に加わる重量値を出力する重量検出部と、物品30及び係止部材8の少なくとも1つに当接する当接部材42と、当接部材42を移動させる移動部40と、当接部材42と移動部40との間に配置されて印加力値を出力する力検出部41と、を含む物品移動装置システム1であって、この物品移動装置システム1の制御部10、43は、当接部材42が物品30及び係止部材8に当接している状態の時に、重量値と印加力値を基に演算して制御値を生成し、制御値に基づいて物品30をバランスするようにモータ部2を制御する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

そこでサイズや重量が異なる物品を扱うために、対象とする物品に適合したロボットを複数台設置する発明が公知である(特許文献1及び特許文献2)。このようにロボットを複数台設置するとフットプリントが大きくなるという課題がある。そこでフットプリントを低減するために、ロボット台数を減らし汎用性を高めると、対象とする物品の中で最大外形、最大重量の物品に合わせたロボットを用いる必要性があり、ロボットの大型化という課題がある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1に記載の物品移動装置システムは、の目的を達成するために、 昇降させる物品を係止する係止部材と、 係止部材の昇降を行う昇降作動部と、 昇降作動部と繋がっている駆動源のモータ部と、 昇降作動部に加わる重量を検出して重量値を出力する重量検出部と、 物品及び係止部材の少なくとも1つに当接するように設けられた当接部材と、 当接部材を動力にて移動させる移動部と、 ・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

請求項1に記載の発明の物品移動装置システムによれば、重量検出部と力検出部とからの出力を基にモータ部にて物品の重量をキャンセルするように制御部が制御していることから、容易に物品の移動を行うことができる。したがって移動部は扱う物品の重量が小さい小型のロボットで済むことから、フットプリントは小さく、大型化も抑制できる。また物品の重さが変わっても移動部はそのままでレイアウト変更をする必要が無く、生産効率を向上させることができる。

請求項2に記載の発明の物品移動装置システムによれば、制御部は係止部材及び物品の正味の重量を演算し、これを基にモータ部にて物品の重量をキャンセルするように吊下げ本体部が制御していることから、バランスの状態を良好に保ちつつ物品の移動を行うことができる。

請求項3に記載の発明の物品移動装置システムによれば、移動部は単独では移動可能な重量を超えた物品であっても小さな力を保って物品の移動を行うことができる。

請求項4に記載の発明の物品移動装置システムによれば効果に加えて、物品と係止部材との着脱を、移動部が当接部材を軽微な力で動かすことで容易に実行することができる。

請求項5に記載の発明の物品移動装置システムによれば効果に加えて、物品を吊下げ部が上方から吊下げて、移動部による物品の移動をアシストすることが可能となり、装置のフットプリントの拡大を抑制した物品移動装置システムを提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の物品移動装置システム全体の斜視構成図である。
【図2】 本発明の物品移動装置システムの吊下げ部の一部を省略した斜視構成図である。
【図3】 本発明の物品移動装置システムの動作を示す模式図である。
【図4】 本発明の物品移動装置システムの動作を示す模式図である。
【図5】 本発明の物品移動装置システムの動作を示す模式図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 :物品移動装置システム 2 :モータ部 3 :回転出力軸 4 :位置検出部 5 :重量検出部 6 :リンクチェーン 7 :昇降作動部 8 :係止部材 9 :吊下げ用フック 10 :第1の制御部 11 :吊下げ本体部 12 :リンクチェーン収納部 14 :着脱部 22 :操作部 30 :物品 31 :固定構造物 32 :レール 33 :スライドブロック 40 :移動部 40a~40f :移動部モータ 41 :力検出部 42 :当接部材 43 :第2の制御部 44 :操作部 45 :ケーブル

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