特開2023-25623IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

チップシール部材、及び、当該チップシール部材を備えるスクロール流体機械

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】スクロール流体機械の運転中に生じる摩耗量を抑制することにより長寿命設計を図る。
【解決手段】チップシール部材は、スクロール流体機械が有する旋回スクロール又は固定スクロールの一方が有するラップの先端面に設けられた嵌溝に挿入される。チップシール部材は、チップシール部材の延在方向に交差する断面において、少なくとも1つの貫通穴を有する。貫通穴は、旋回スクロール又は固定スクロールの他方に対向する第1面と、嵌溝に対向する第2面とを連通するように形成される。
【選択図】図3

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

前述した一方のスクロールのラップの先端面に設けられたチップシール部材は、スクロール流体機械の運転中、他方のスクロールの端板と摺動することにより摩耗が進行する。チップシール部材の摩耗量が増えると、圧縮室や膨張室の密封性が低下し、スクロール流体機械の性能低下をもたらしてしまうため、チップシール部材の摩耗量がある程度進行した場合には、チップシール部材の交換などのメンテナンスが必要となる。このようなメンテナンスは、スクロール流体機械の稼働停止や部品交換を伴うため、ユーザにとって負担となり、より長寿命設計なチップシール部材が望まれている。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の少なくとも一チップシール部材は、課題を解決するために、 スクロール流体機械が有する旋回スクロール又は固定スクロールの一方が有するラップの先端面に設けられた嵌溝に挿入されるチップシール部材であって、 前記チップシール部材の延在方向に交差する断面において、前記旋回スクロール又は固定スクロールの他方に対向する第1面と、前記嵌溝に対向する第2面とを連通するように形成・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の少なくとも一実施形態によれば、スクロール流体機械の運転中に生じる摩耗量を抑制することにより長寿命設計に適したチップシール部材、及び、当該チップシール部材を備えるスクロール流体機械を提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 一スクロール圧縮機の駆動軸に沿った断面図である。
【図2】 図1の固定スクロールが有する固定ラップの先端面に設けられたチップシール部材のみを抽出して軸方向から示す平面図である。
【図3】 図2のA-A断面図である。
【図4】 図2の第1変形例である。
【図5】 図4のD-D線断面図である。
【図6A】 図2の第2変形例である。
【図6B】 図6AのE-E線断面図である。
【図7】 図2の第3変形例である。
【図8】 図2の第4変形例である。
【図9】 図2の第5変形例である。
【図10】 図2の第6変形例である。
【図11】 図2の第7変形例である。
【図12】 図2の第8変形例である。
【図13】 図2のE-E線断面図の一例である。

選択図 図3出願人が指定した本件の代表的な図

1 スクロール圧縮機 4 圧縮機本体 6 動力伝達ユニット 8 送風ユニット 15 吸入口 16 圧縮機ハウジング 18 固定スクロール 19 固定端板 20 旋回スクロール 21 固定ラップ 22 駆動軸 23 偏心軸部 24 放熱フィン 26 旋回端板 28 旋回ラップ 30 放熱フィン 32 旋回プレート 34 自転防止機構 36 圧縮室 37 軸受部 38 吐出口 40 従動プーリ 42 ベアリングケース 44、46 ボールベアリング 50 チップシール部材 51 ファンケーシング 52 先端面 53 送風ファン 54 嵌溝 55 開口部 56 第1面 58 第2面 60 貫通穴 70 冷却溝 80 リップカット

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