(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023025628
(43)【公開日】2023-02-22
(54)【発明の名称】自動宅配等搬入機能および自動ゴミ出し等搬出機能付き集合住宅等施設と荷物受取箱
(51)【国際特許分類】
B65G 61/00 20060101AFI20230215BHJP
A47G 29/12 20060101ALI20230215BHJP
A47G 29/122 20060101ALI20230215BHJP
B65F 5/00 20060101ALI20230215BHJP
【FI】
B65G61/00 550
A47G29/12 D
A47G29/122 Z
B65F5/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021148151
(22)【出願日】2021-08-10
(71)【出願人】
【識別番号】516257084
【氏名又は名称】稲垣 英司
(71)【出願人】
【識別番号】521399397
【氏名又は名称】井口 了太
(71)【出願人】
【識別番号】521399401
【氏名又は名称】森山 雄斗
(72)【発明者】
【氏名】稲垣 英司
(72)【発明者】
【氏名】井口 了太
(72)【発明者】
【氏名】森山 雄斗
【テーマコード(参考)】
3E025
3K100
【Fターム(参考)】
3E025AA07
3E025DC02
3E025DC07
3K100CA47
3K100CB01
3K100CC05
3K100CD03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】集合住宅等施設に荷物を配達する者(宅配事業者等)および集合住宅等施設に居住・利用する者(住居者等)の利便性の向上を図る仕組みを提供する。
【解決手段】集合住宅A等施設の既存・新築を問わずに、前記集合住宅A等に前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの自動配送システムを設置し、ITプログラムにて管理された個別配送システムを用いることで届け先の部屋・居宅等に自動的に荷物を届けるもので、各戸別に前記荷物受取箱を設置しており荷物は前記荷物受取箱に届く。またゴミ出し用自動収集搬出装置およびゴミ出し等保管箱としても利用する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
集合住宅A等施設の既存・新築を問わずに、前記集合住宅A等に前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの自動配送システムを設置し、ITプログラムにて管理された個別配送システムを用いることで届け先の部屋・居宅等に自動的に荷物3-aを届けるもので、各戸別に前記荷物受取箱3を設置しており荷物は前記荷物受取箱3に届く。またゴミ4-a出し用自動収集搬出装置およびゴミ出し等保管箱4としても利用する。
【請求項2】
自動宅配等搬入機能および自動ゴミ出し等搬出機能を設けた集合住宅等施設。
【請求項3】
荷物受取箱3およびゴミ等収集箱4は図解のとおりの形状で、センサー3-6等を用いて荷物3-aを入れるための荷物受取箱入荷扉3-1が開閉しかつ荷物の重さや高さ等を測定し感知した情報に基づいて荷物3-aが置かれた台3-3等が自動的に作動するシステム。
【請求項4】
自動ゴミ出し等搬出装置は通路床面もしくは居宅内床面に設置された搬出扉Dを開け前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの装置上にゴミ等を入れた袋等4-aを置いたときにセンサー等で感知し、または搬出ボタン4-5を押すと自動的に前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの搬出機能が作動するシステム。
【請求項5】
ITプログラムは設置した読み取り機能付き端末1-2で荷物3-aのラベル上の情報を読み取り、前記読み取った情報に基づいて個別に居住者宅に届けるシステムおよびゴミ等を入れた袋4-a等を設置した装置上に置くもしくは排出ボタン4-5を押すことで搬出機能を作動させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は集合住宅居住者等に在宅不在宅に関わらず購入商品など荷物を簡単便利に届けるため集合住宅等施設に自動配達装置および荷物受取箱を設置し、また前記自動配達装置および荷物受取箱をゴミ出し等の自動収集搬出装置としても利用することで解決する仕組みに関する。
【背景技術】
【0002】
荷物の分別に関わる昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの技術を宅配物等荷物3-aの搬送もしくはゴミ4-a出し等搬出に利用し、前記リフトコンベアー1やベルトコンベヤー2および荷物受取箱3等を集合住宅A等施設に取り付けるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
集合住宅A等施設に荷物を配達する者C(宅配事業者等)および集合住宅Aに居住・利用する者(居住者等)双方の利便性の向上を図り、宅配の時間および宅配するための消費エネルギー・コストもしくはゴミ出し等の手間を効率よく削減するものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
集合住宅A等施設の既存・新築を問わずに、前記集合住宅A等に前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの自動配送システムを設置し、ITプログラムにて管理された個別配送システムを用いることで届け先の部屋・居宅等に自動的に荷物3-aを届けるもので、各戸別に前記荷物受取箱3を設置しており荷物は前記荷物受取箱3に届く。またゴミ4-a出し用自動収集搬出装置およびゴミ出し等保管箱4としても利用する。
【発明の効果】
【0006】
宅配業者Cにおいては個別宅配の手間(再配達等含む)時間コストが削減でき、居住者においては不在宅時にも荷物が届くことで利便性が向上し、かつゴミ出し等の手間の削減になる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】代表図面 自動宅配等搬入機能および自動ゴミ出し等搬出機能付き集合住宅横面図
【
図2】 集合住宅横面図および自動宅配機能入荷口および垂直上下機構設置図
【
図3】 自動宅配機能入荷口および垂直上下機横面図「荷物稼働中」横面図
【
図4】 集合住宅フロア俯瞰図および横移動機構設置場所俯瞰図
【
図5】 横移動機構構造俯瞰図および「荷物稼働中」俯瞰図
【
図6】 集合住宅居宅内床面に設置した搬出扉配置図
【
図7】 集合住宅フロア横移動機構付き居住入口側正面図および宅配箱設置正面図
【
図8】 宅配箱正面図および宅配箱横面図および入荷の流れ
【
図10】 宅配箱横面図入荷の流れ3個目および宅配箱横面全荷物入荷図および宅配箱裏面(居住者側見た)図および宅配箱裏面開扉図
【
図11】 集合住宅ゴミ出し等搬出箱横面透視図およびゴミ出し等搬出箱裏面開扉図
【
図12】 荷物受取箱B(横入れ)タイプ正面図および荷物受取箱B(横入れ)タイプ横面図および入荷の流れ
【発明を実施するための形態】
【0008】
集合住宅A等施設の既存・新築を問わずに、前記集合住宅A等に前記昇降リフトコンベアー1および横移動ベルトコンベヤー2などの自動配送システムを設置し、ITプログラムにて管理された個別配送システムを用いることで届け先の部屋・居宅等に自動的に荷物3-aを届けるもので、各戸別に前記荷物受取箱3を設置しており荷物は前記荷物受取箱3に届く。またゴミ4-a出し用自動収集搬出装置およびゴミ出し等保管箱4としても利用する。
【符号の説明】
A 集合住宅横図
B フロア図
B-1 戸別搬入・搬出用横移動ベルトコンベアシステム設置個所通路上部
C 搬送車
D 居宅内床搬出口
1 昇降用リフトコンベアシステム
1-a 昇降用リフトコンベアシステム上の荷物
1-1 荷物搬入・搬出口
1-2 読み取り機能付き端末
2 戸別搬入・搬出用横移動ベルトコンベアシステム
2-a 戸別搬入・搬出用横移動ベルトコンベアシステム上の荷物
3 荷物受取箱
3b 荷物受取箱B(横入れ)タイプ
3-a 荷物
3-1 荷物受取箱入荷扉
3-2 荷物受取箱収納部
3-3 荷物受取箱可動式台
3-4 荷物受取箱裏扉
3-5 荷物受取箱裏扉ノブ
3-6 センサー
4 ゴミ出し等保管箱
4-a ゴミ等荷物
4-4 ゴミ出し等保管箱裏扉
4-5 排出ボタン