(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023025632
(43)【公開日】2023-02-22
(54)【発明の名称】レーザー光プロジェクターと立体映像再現法
(51)【国際特許分類】
G02B 30/56 20200101AFI20230215BHJP
F21S 2/00 20160101ALI20230215BHJP
H04N 13/39 20180101ALI20230215BHJP
F21Y 115/30 20160101ALN20230215BHJP
【FI】
G02B30/56
F21S2/00 311
H04N13/39
F21Y115:30
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021151579
(22)【出願日】2021-08-10
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
【テーマコード(参考)】
2H199
5C061
【Fターム(参考)】
2H199BA32
5C061AA06
5C061AA23
5C061AB14
(57)【要約】
【課題】映像を2次元(平面)映像ではなく、3次元(立体)映像で映し出す映像技術は、色々な方法が研究されている。
しかし、映像の鮮明さ、形状再現度等の点で、完全な3次元(立体)映像を再現しているとは言えなかった。
【解決手段】対象を複数のカメラにより、360°方向から撮映し、重複映像を削除し、3次元(立体)映像として編集した映像データを複数のプロジェクターにより、360°方向から1点に向かって投影する。
それらの光が交差する空間上において3次元(立体)映像を再現する方法を提案する。
通常プロジェクターは、光源がLED等の照明光で、映像をスクリーンに投影、再現するが、この方法では、光源がレーザー光で、映像を空間の特定位置に投影、再現する。
レーザー光は、拡散せず直進性が高い光であるため、再現される映像は、鮮明度が高く、従来の立体映像技術の課題を解決する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
従来のプロジェクターよりも、鮮明な映像を再現(再生)するために、直進性の高い光であるレーザー光を、プロジェクターの光源として使用する方法。
映像データをレーザー光に変換して投影することにより、従来のプロジェクターよりも、鮮明な映像を再現(再生)する方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置。
【請求項3】
対象を複数のカメラにより360°方向から撮映し、重複映像を削除し、立体映像として編集した映像データを複数のプロジェクターにより360°方向から、1点に向かって投影し、光の交差する点に像を結び、立体映像を再現(再生)する方法。
【請求項4】
請求項2に記載の装置と請求項3に記載の方法を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロジェクター技術とレーザー光技術の応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
プロジェクターの技術
【0003】
レーザー光の特徴
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
映像を2次元(平面)映像ではなく、3次元(立体)映像で再現(再生)する映像技術は、色々な方法が研究されている。
▲1▼映像を見る際、専用メガネを使用する方法
▲2▼2次元(平面)ディスプレーの中で奥行きが感じられ浮き出して見える方法
▲3▼光の屈折を利用してディスプレーの外の空間に像を結び、空間上に映像を再現する方法
これらの方法は、映像の鮮明さ、形状再現度等の点で、完全な3次元(立体)映像を再現しているとは言えなかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
対象を複数のカメラにより、360°方向から撮映し、重複映像を削除し、3次元(立体)映像として編集した映像データを複数のプロジェクターにより、360°方向から1点に向かって投影する。
それらの光が交差する空間上において3次元(立体)映像を再現する方法を提案する。
通常プロジェクターは、光源がLED等の照明光で映像をスクリーンに投影、再現するが、この方法では、光源がレーザー光で、映像を空間の特定位置に投影、再現する。
レーザー光は、拡散せず直進性が高い光であるため、再現される映像は鮮明度が高く、従来の立体映像技術の課題を解決する。