(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023026995
(43)【公開日】2023-03-01
(54)【発明の名称】火薬ロケット
(51)【国際特許分類】
B64G 1/10 20060101AFI20230221BHJP
F42B 15/00 20060101ALI20230221BHJP
【FI】
B64G1/10 464
F42B15/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021157266
(22)【出願日】2021-08-16
(71)【出願人】
【識別番号】518440899
【氏名又は名称】パテントフレア株式会社
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 学
(57)【要約】
【課題】従来、惑星探査機の宇宙空間における遷移飛行(惑星間の飛行)において、推進力を得るための方法として、次のようなものがある。
▲1▼化学ロケット、▲2▼電気ロケット、▲3▼スイングバイ
これらの方法は、「推力の大きさ」、「加速可能時間」等で一長一短があり、より効率的に長距離飛行可能な推進方法が求められていた。
【解決手段】従来の推進装置とは異なる仕組みで、筒型中空の装置内に火薬と物体(固体)を装填する。
この筒型内の火薬を爆発させることで、物体(固体)を筒型外へ発射(放出)する。
この時得られる物体(固体)の発射(放出)作用の反作用(反動)を利用して推進力とする装置(ロケット)を提供し、課題を解決する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
惑星探査機が宇宙空間を遷移飛行するために推進力を得る装置の仕組みで、中空筒型の装置内に、火薬と物体(固体)を装填する。
銃砲のように筒型内の火薬を、衝撃作用又は点火作用によって爆発させる。
この時の爆発力によって物体(固体)が、銃砲における弾丸のように筒型外に発射(放出)される。
この火薬爆発による物体(固体)発射(放出)作用に対して、装置を搭載している惑星探査機に反作用が生じる。
この反作用(反動)を利用して惑星探査機の推進力にする方法。
【請求項2】
請求項1に記載の方法を使用した装置。
【請求項3】
請求項2に記載の装置を使用した役務、事業。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、火薬利用技術の応用技術に関する。
【背景技術】
【0002】
火薬の利用技術
【0003】
ロケットの技術
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来、惑星探査機の宇宙空間における遷移飛行(惑星間の飛行)において、推進力を得るための方法として、次のようなものがある。
▲1▼化学ロケット、▲2▼電気ロケット、▲3▼スイングバイ
これらの方法は、「推力の大きさ」、「加速可能時間」等で一長一短があり、より効率的に長距離飛行可能な推進方法が求められていた。
【課題を解決するための手段】
【0005】
従来の推進装置とは異なる仕組みで、筒型中空の装置内に火薬と物体(固体)を装填する。
この筒型内の火薬を爆発させることで、物体(固体)を筒型外へ発射(放出)する。
この時得られる物体(固体)の発射(放出)作用の反作用(反動)を利用して推進力とする装置(ロケット)を提供し、課題を解決する。