(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023027959
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】端末装置、プログラムおよび方法
(51)【国際特許分類】
G06F 13/00 20060101AFI20230224BHJP
H04N 21/8549 20110101ALI20230224BHJP
H04N 21/258 20110101ALI20230224BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20230224BHJP
G06Q 50/00 20120101ALI20230224BHJP
【FI】
G06F13/00 650A
G06F13/00 560A
H04N21/8549
H04N21/258
G06Q50/10
G06Q50/00 300
【審査請求】未請求
【請求項の数】17
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021133350
(22)【出願日】2021-08-18
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り (1)公開1 ▲1▼ウェブサイトの掲載日:令和3年3月3日および令和3年3月14日 ▲2▼ウェブサイトのアドレス: [令和3年3月3日掲載] https://www.mildom.com/ https://play.google.com/store/apps/details?id=com.mildom.android https://apps.apple.com/jp/app/mildom-%E3%83%9F%E3%83%AB%E3%83%80%E3%83%A0-%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%A0%E5%AE%9F%E6%B3%81-%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA/id1480809171 https://support.mildom.com/hc/ja/articles/360063492053-%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%83%83%E3%83%97%E6%A9%9F%E8%83%BD%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6 [令和3年3月14日掲載] https://support.mildom.com/hc/ja/articles/360063614513--Mildom%E9%80%9A%E4%BF%A1-2021%E5%B9%B43%E6%9C%88%E5%8F%B7 ▲3▼公開者:株式会社DouYu Japan ▲4▼公開された発明の内容:株式会社DouYu Japanが、上記アドレスのウェブサイトで公開されている株式会社DouYu Japanのウェブサイト(Mildom(ミルダム))にて、齋藤 祐介が発明したサーバ装置、プログラムおよび方法について公開した。
(71)【出願人】
【識別番号】519318960
【氏名又は名称】株式会社DouYu Japan
(74)【代理人】
【識別番号】100151448
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 孝博
(74)【代理人】
【識別番号】230121016
【弁護士】
【氏名又は名称】小笠原 匡隆
(72)【発明者】
【氏名】齋藤 祐介
【テーマコード(参考)】
5B084
5C164
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA02
5B084AA12
5B084AA17
5B084AB07
5B084AB39
5B084BB01
5B084CB20
5B084CF12
5C164FA06
5C164MC03P
5C164SC11P
5C164SD12S
5C164YA11
5L049BB26
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】クリップの作成およびその利用のために、さらに便利な端末装置、プログラムおよび方法を提供する。
【解決手段】実施の形態にかかる端末装置は、動画を配信するサーバ装置と通信ネットワークを介して通信をするように構成された通信インターフェースと、所定の指示命令を記憶するように構成されたメモリと、前記所定の指示命令に基づいて、前記サーバから前記動画の配信を受け、視聴ユーザの操作に応じて、配信された前記動画の一部を切り出し、切り出した前記動画の一部を含むクリップを作成し、視聴ユーザの操作に応じて、作成した前記クリップにおいて前記視聴ユーザが所望する部分に、前記視聴ユーザが入力したテキストおよび画像を配置して、前記サーバ装置に送信する処理を行うように構成されたプロセッサとを含む。
【選択図】
図20
【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも1つのプロセッサを含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信し、
入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付け、
前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付け、
通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を前記サーバ装置に送信する、
ための処理を行うように構成される、
を含む端末装置。
【請求項2】
前記サーバ装置に送信される前記部分動画は、前記動画を一意に識別する識別子と、前記部分動画の前記動画における開始時間および終了時間と、前記テキストおよび前記画像とこれらの表示態様とを示す情報を含む、
請求項1に記載の端末装置。
【請求項3】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記通信インターフェースを介して、前記視聴ユーザにより決められた大きさおよび角度の前記テキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付ける、
ための処理を行うように構成される、
請求項1または2に記載の端末装置。
【請求項4】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記通信インターフェースを介して、前記第1の再生時間長の動画から、前記第1の再生時間長よりも短く、前記第2の再生時間長よりも長い第3の再生時間長を有する部分動画を生成し、前記再生時間長の部分動画から、前記第2の再生時間長の部分動画の生成に関する視聴ユーザの処理を受け付ける、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~3のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項5】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記サーバ装置は、前記動画と当該動画からの前記第2の再生時間長の部分動画の作成の許可とを、前記通信ネットワークを介して当該端末装置に送信し、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記通信インターフェースを介して、当該動画からの前記第2の再生時間長の部分動画の作成が許可を受信した場合に、当該第2の再生時間長の部分動画を作成する、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~4のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項6】
ディスプレイをさらに含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記通信インターフェースを介して、前記第2の再生時間長の部分動画と、当該第2の再生時間長の部分動画に関連付けられた前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方とを、前記前記サーバ装置から受信し、
受信した前記第2の再生時間長の部分動画を、前記ディスプレイの全面に表示し、
受信した前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を、前記ディスプレイの全面に表示された前記第2の再生時間長の部分動画に重ねて表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~5のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項7】
前記第2の再生時間長の部分動画は、横長であって、
縦長のディスプレイをさらに含み、
前記少なくとも1つのプロセッサは、
横長の前記第2の再生時間長の部分動画の全体を、前記ディスプレイの画面において横長に配置し、前記ディスプレイの画面において、表示した前記第2の再生時間長の部分動画の上側および下側またはこれらの一方の部分に、前記第2の再生時間長の部分動画以外の画像を表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~5のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項8】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を、前記第2の再生時間長の部分動画の上側および下側またはこれらの一方の部分にさらに表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項7に記載の端末装置。
【請求項9】
前記少なくとも1つのプロセッサは、
投稿を表示させる視聴ユーザの操作を受け入れる投稿ボタンを、前記第2の再生時間長の部分動画の上側または下側の部分さらに表示し、
前記通信インターフェースを介して、前記サーバ装置から1以上の投稿を受信し、
前記投稿ボタンに対する前記視聴ユーザの操作があると、受信した前記投稿を表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項7または8に記載の端末装置。
【請求項10】
前記プロセッサは、
1以上の前記投稿を一覧表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項9に記載の端末装置。
【請求項11】
前記プロセッサは、
前記通信インターフェースを介して、1以上の前記投稿それぞれに対する投稿を、前記サーバ装置からさらに受信する、
ための処理を行うように構成される、
請求項9に記載の端末装置。
【請求項12】
前記プロセッサは、
1以上の前記部分動画に対する投稿と、1以上の当該投稿に対する投稿を、スレッド形式で表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項11に記載の端末装置。
【請求項13】
前記プロセッサは、
前記部分動画の上側または下側の部分に、前記部分動画を評価する視聴ユーザの操作を受け入れる評価ボタンをさらに配置し、
前記通信インターフェースを介して、受け入れた前記評価を前記サーバ装置に送信し、
前記通信インターフェースを介して、前記サーバ装置から当該部分動画への1以上の前記評価を受信し、
受信した前記部分動画への1以上の評価を表示する、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~12のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項14】
前記動画は、前記サーバ装置から送信されるときにリアルタイムに制作されるライブ配信画像および前記サーバ装置に記憶された後に送信されたアーカイブ動画またはこれらの一方を含む、
請求項1~13のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項15】
前記プロセッサは、
前記部分動画の生成に関する視聴ユーザの操作に基づいて、前記第1の再生時間長を有する動画から前記部分動画を切り取る、
ための処理を行うように構成される、
請求項1~14のいずれか1項に記載の端末装置。
【請求項16】
コンピュータを、
通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信し、
入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付け、
前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付け、
通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を前記サーバ装置に送信する、
ための処理を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサ、
として動作させるプログラム。
【請求項17】
少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが所定の指示命令を実行することによりなされる方法であって、
通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信する段階と、
入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付ける段階と、
前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付ける段階と、
通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を前記サーバ装置に送信する段階と、
を含む方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、動画からクリップを作成して配信などを行うサーバ装置、プログラムおよび方法に関する。
【背景技術】
【0002】
動画を配信するユーザの端末装置から動画を受信し、受信した動画を、通信ネットワークを介して視聴者の端末装置に配信する動画配信サーバが広く知られている。特許文献1は、このような動画配信サーバにおいて、動画の一部を切り取って「クリップ」と呼ばれる短い動画を含む画像を作成するシステムを開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この実施の形態は、クリップの作成およびその利用のために、さらに便利な端末装置、プログラムおよび方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記目的のための実施の形態にかかる端末装置は、少なくとも1つのプロセッサを含み、前記少なくとも1つのプロセッサは、通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信し、入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付け、前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付け、通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストを前記サーバ装置に送信するための処理を行うように構成される。
【0006】
実施の形態にかかるプログラムは、少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータを、通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信し、入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付け、前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付け、通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を前記サーバ装置に送信するための処理を行うように構成された少なくとも1つのプロセッサとして動作させる。
【0007】
実施の形態にかかる方法は、少なくとも1つのプロセッサを含むコンピュータにおいて、前記少なくとも1つのプロセッサが前記所定の命令を実行することによりなされる方法であって、通信ネットワークを介して接続されたサーバ装置から配信され、第1の再生時間長を有する動画を受信する段階と、入力インターフェースを介して、前記動画の一部であり、前記第1の再生時間長よりも短い第2の再生時間長を有する部分動画の生成に関する視聴ユーザの指示を受け付ける段階と、前記入力インターフェースを介して、前記部分動画に対する前記視聴ユーザによるテキストおよび画像またはこれらの一方の入力を受け付ける段階と、通信インターフェースを介して、生成された前記部分動画に関連付けて前記テキストおよび前記画像またはこれらの一方を前記サーバ装置に送信する段階とを含む。
【図面の簡単な説明】
【0008】
【
図1】
図1は、実施の形態にかかるシステムの構成を例示する図である。
【
図2】
図1に示した端末装置、サーバ装置および動画配信サーバのコンピュータとしてのハードウェアの構成を例示する図である。
【
図3】
図1に示した配信ユーザの端末装置のディスプレイに表示される配信ユーザ用画像を例示する図である。
【
図4】動画からのクリップの作成が許可されているときに視聴ユーザの端末装置に表示される視聴ユーザ用画像を例示する図である。
【
図5】視聴ユーザがクリップの作成のために用いるクリップ範囲選択画像を例示する図である。
【
図6】
図5に示したシークバーおよび再生部分ポインタとクリップ範囲選択画像のクリップ用シークバーを用いて選択されうる動画の再生時間長Lと選択ツールにより選択されうる動画の再生時間長l(エル)との関係を例示する図である。
【
図7】クリップを作成する処理の進行を示す画像を示す図である。
【
図8】視聴ユーザの端末装置により作成されたクリップを例示する第1の図である。
【
図9】
図8に示したクリップに視聴ユーザの所望に応じて決められる任意の位置に配置された任意のテキストおよびgif画像などの画像を例示する第1の図である。
【
図10】
図8に示したクリップに視聴ユーザの所望に応じて決められる任意の位置に配置された任意のテキストおよびgif画像などの画像を例示する第2の図である。
【
図11】端末装置のディスプレイに全面表示されたクリップを例示する図である。
【
図12】動画配信サーバによる動画配信に用いられるポータル画像を例示する図である。
【
図13】クリップに対するコメント投稿の一覧表示を例示する図である。
【
図14】
図1に示したシステムの動画配信サーバの動作を示す第1のフローチャートである。
【
図15】配信ユーザの管理に用いられる配信ユーザ管理テーブルを例示する図である。
【
図16】
図1に示した配信ユーザの端末装置の処理を示すフローチャートである。
【
図17】
図1に示した動画配信サーバの処理を示す第2のフローチャートである。
【
図18】
図1に示した動画配信サーバに記憶される動画を管理するために用いられる動画管理テーブルを例示する図である。
【
図19】
図1に示した動画配信サーバに記憶されてクリップの管理に用いられるクリップ管理テーブルを例示する図である。
【
図20】
図1に示した視聴ユーザの端末装置の処理を示すフローチャートである。
【
図21】
図1に示したサーバ装置の動作を示すフローチャートである。
【
図22】
図1に示したシステムの処理を示す通信シーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態を、図面を参照して詳細に説明する。なお、以下、図面において実質的に同じ構成要素、処理、情報およびデータには同じ符号および名称が付される。また、複数ありうる構成要素のいずれかを特定せずに示すときには、構成要素の符号の添え字を省略することがある。また、情報処理の主体となりうる装置を総称して「ノード」と記載することがある。
【0010】
また、図面において構成要素の数および種類と、データの数および種類とは例示的に示され、適宜、増減されたり変更されたりしうる。また、ノードの間における通信の順番は例示的に示され、適宜、変更されうる。また、図示の都合上、「装置」など、構成要素の名称の一部が適宜、省略されることがある。また、図面において、発明の本質的な説明に関係しない構成要素は、適宜、省略されることがある。また、特記なき限り、i,j,k,l(エル),m,n,p,qは1以上の整数であり、nは、例えば0~100の整数であり、1≦i,k,l≦m,p,q,0≦j≦nであり、i=j=k=lであってもi≠j≠k≠lであってもよい。
【0011】
[システム1の構成]
図1は、実施の形態にかかるシステム1の構成を例示する図である。
図1に示すように、システム1は、携帯あるいは据え置き型のパーソナルコンピュータ(PC)あるいはスマートフォンなどの端末装置2,3と、PCサーバあるいはクラウドサーバなどのサーバ装置4および動画配信サーバ5とが、LANなどの有線通信回線あるいはWiFiなどの無線通信回線またはこれらの組み合わせを介してインターネットなどの通信ネットワーク100に接続された構成をとる。なお、これらのノードの間では、相互に情報(データ)の通信が可能である。
【0012】
端末装置2は、動画配信サーバ5に、端末装置2のユーザが制作した動画を配信する。以下、動画配信サーバ5に動画を配信するユーザは、配信ユーザと記載される。端末装置3は、動画配信サーバ5から動画およびそのクリップの配信を受け、視聴者に視聴させる。なお、動画配信サーバ5から動画の配信を受けて視聴するユーザは視聴ユーザと記載される。
【0013】
サーバ装置4は、Facebook(登録商標)、Twitter(登録商標)などのソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供する。動画配信サーバ5は、端末装置2などから動画を受信し、端末装置3に配信する。なお、端末装置2と端末装置3とに本質的な差はなく、配信ユーザが端末装置3を使用すれば端末装置3は端末装置2となりえ、視聴ユーザが端末装置2を使用すれば端末装置2は端末装置3となりうる。また、配信ユーザが動画配信サーバ5から動画の配信を受けて視聴すれば視聴ユーザとなりえ、反対に、視聴ユーザが動画配信サーバ5に動画を配信すれば配信ユーザとなりうる。
【0014】
図2は、
図1に示した端末装置2,3、サーバ装置4および動画配信サーバ5のコンピュータとしてのハードウェアの構成を例示する図である。
図2に示すように、これらのノードは、バス120を介して相互にデータを入出力可能に接続されたプロセッサ122と、ROM124と、RAM126と、通信ネットワーク100に接続される通信インターフェース(IF)128と、ディスプレイおよびキーボードなどのユーザインターフェース(UI)装置が接続される入出力インターフェース130と、フラッシュメモリおよびDVDなどの記憶媒体に対して、データの書き込みおよび読み出しを行う記憶装置132と、プリンタなどが接続される外部装置インターフェース134とを備える。
【0015】
システム1の各ノードの構成要素は、専門のハードウェアにより実現されても、
図2に示したROM124などに記憶されたソフトウェアをプロセッサ122が実行することにより実現されても、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせにより実現されてもよい。
【0016】
[端末装置2,3のディスプレイに表示される画像]
以下、端末装置2のディスプレイに表示される画像およびその遷移を説明する。なお、上述したように、端末装置2,3の情報処理装置としての構成は実質的に同じであるが、以下、特記なき限り、端末装置2が動画配信サーバ5に動画をアップロードし、端末装置3-1が動画の配信を受けてクリップを作成する場合を説明する。
図3は、
図1に示した配信ユーザの端末装置2のディスプレイに表示される配信ユーザ用画像を例示する図である。
【0017】
配信ユーザは、端末装置2を用いて動画配信サーバ5に制作した動画をアップロードして配信させる前に、
図3に示す配信ユーザ用画像に含まれる配信前設定画像を用いて、動画のサムネイルの入力および配置、配信ユーザのフォロワーの視聴ユーザのみが動画に対して投稿できるか、フォロワー以外の視聴ユーザも投稿できるか否かなどを設定する。なお、
図3には、フォロワー以外も動画に対して投稿でき、動画に対する評価が表示され、ギフトをせず、活性化されたクリップ作成許可ボタンへの操作により、動画からの視聴ユーザによるクリップの作成を許可する場合が例示されている。
【0018】
なお、
図3に示したように、動画からの視聴ユーザによるクリップの作成の許可または禁止の権限は、原則として、動画配信サーバ5の運営者、つまり、動画配信サービスを行う企業などから公認されている配信ユーザに対してのみ与えられる。ただし、配信ユーザが運営者により配信ユーザが公認されていなくても、例えば、毎月第1月曜日に、動画の合計配信回数およびフォロワー数に応じて配信ユーザに付与されるランクが、運営者により定められた条件を満たすときに、そのような配信ユーザに運営者が公認を与える処理が行われる。
【0019】
なお、動画配信サーバ5の運営者に対して会員登録した視聴ユーザは、上述のように配信ユーザにより動画からのクリップの作成が禁止されていない限り、クリップの作成が許される。また、動画からのクリップは、動画配信サーバ5から視聴ユーザの端末装置3に送信されているときに、リアルタイムに制作されているライブ配信画像の他、動画配信サーバ5に記憶されている動画およびライブ配信画像が時間を遅らせて再生されている追いかけ再生動画からも作成されてよい。
【0020】
図4は、動画からのクリップの作成が許可されているときに、視聴ユーザの端末装置3に表示される視聴ユーザ用画像を例示する図である。
図4に示すように、例えば、視聴ユーザ用画像の上側には動画(
図4においては熱帯魚と巻き貝を含む横長の動画)が表示される。下側には画像を配信した配信ユーザに関する情報および視聴ユーザの操作を受け入れるボタン(
図4においては配信ユーザ名「AAAA」、動画のタイトル「BBBBBBB」、配信ユーザのチャンネルをサブスクライブするかおよび配信ユーザをフォローするかなどのボタン)が表示される。
【0021】
配信ユーザにより、動画からクリップを作成することが許可されているときには、動画の上方には、クリップの作成のための操作を受け入れるクリップボタンと、クリップボタンの説明「動画のクリップの作成が許可できるようになりました」が表示され、その下方には、動画の表示部分を選択するためのシークバーが表示される。
【0022】
図5は、視聴ユーザがクリップの作成のために用いるクリップ範囲選択画像を例示する図である。
図4に示したようにクリップの作成が許可された動画を含む視聴ユーザ画像を視聴した視聴ユーザが、クリップボタンに対してPCのマウスを用いたポインタによる操作、あるいは、スマートフォンの画面をタップするなどの操作を、クリップボタンに対して行うと、動画配信サーバ5は、
図5に示すクリップ作成用画像を、端末装置3のディスプレイに表示する。クリップ範囲選択画像は、動画と、動画の再生部分を示すシークバーおよび再生部分ポインタと、クリップ用シークバーと、選択ツールと、SNSへのクリップの共有を行うか否かを設定するボタンと、テキスト・画像入力ウィンドウと、動画切り取り終了ボタンとを含む。
【0023】
視聴ユーザは、テキスト・画像入力ウィンドウにクリップに関するテキストを直接入力し、また、画像ファイルをこの部分にドロップすることにより,クリップに関するテキストおよび画像またはこれらのいずれかを端末装置3に入力する。なお、例えば、テキスト・画像入力ウィンドウは、視聴ユーザの端末装置3に対する操作に応じて表示され、また、表示されなくなってよい。
【0024】
図6は、
図5に示したシークバーおよび再生部分ポインタと、クリップ範囲選択画像のクリップ用シークバーを用いて選択されうる動画の再生時間長Lと、選択ツールにより選択されうる動画の再生時間長l(エル)との関係を例示する図であって、(A)は、動画の全再生時間長(第1の再生時間長)を示し、(B)は再生時間長L(第3の再生時間長)を示し、(C)は再生時間長l(エル;第2の再生時間長)を示す。
【0025】
図4に示したクリップボタンに対する操作が行われると、
図5,
図6(B)に示すように、再生部分ポインタを含む時間長Lの部分がクリップに含まれる動画として切り取られ、部分動画(第3の再生時間長の部分動画)とされる期間として選択される。なお、再生部分ポインタは、その時点で再生されている動画の最新の部分に付される。
【0026】
なお、再生時間長Lは、
図5,
図6(A)に示す全時間長1時間23分45秒のうちの例えば最新に表示された2~3分の部分に対応する。この時間長Lの動画のうちの時間長lの期間がさらに、選択ツールを左右に移動させることにより、
図5,
図6(C)に示すように再生時間長lの分だけ切り取られ、クリップに含まれる部分動画とされる。なお、再生時間長lは、例えば、30~60秒である。再生時間長L,lは、例えば、視聴ユーザがこれらの部分動画の内容を把握できる最短の時間に対して、多少の余裕を持たせた時間長に設定される。なお、動画の配信開始から、再生時間長lが経過する以前には、クリップの作成は禁止される。
【0027】
図7は、クリップを作成する処理の進行を示す画像を示す図である。視聴ユーザが、
図6,
図7(A)~
図7(C)を参照して説明したように、クリップに含める動画の一部の切り取りを終了して部分動画とし、
図6に示した「動画切り取り終了」と記載されたボタンに対する操作を行うと、動画配信サーバ5は、クリップを作成する処理を行い、
図8に示すように、その処理の進行を示す処理進行表示バーを含む画像を、端末装置3のディスプレイに表示する。なお、部分動画の切り取りは、端末装置3側で行われる他に、端末操作3に対して行われた視聴ユーザの操作に基づいて、動画配信サーバ装置5側で行われてもよい。
【0028】
図8は、視聴ユーザの端末装置3により作成されたクリップを例示する図である。
図8に示すように、クリップは、スマートフォンなどの端末装置3の縦長のディスプレイの画面において、上側に上側空き部分の画像が配置され、下側に下側空き部分の画像が配置され、
図5,
図6(A)~
図6(C)を参照して説明したように切り取られた部分動画は、上側および下側空き部分の画像の間に、横長に配置されて表示される。なお、クリップの下方には、クリップの作成を端末装置3に終了させるためのクリップ作成終了ボタンが表示される。また、上側および下側空き部分の画像は、単色であっても、模様を含んでいても、何らかの情報を示していても、例えば、背景画像であってもよい。
【0029】
さらに、上側空き部分の画像の上側の部分は、クリップを削除するために用いられる「X」型のアイコンと、機能の選択に用いられる「・・・」の形のアイコンを含む。ただし、クリップにおいては、
図8に示した上側および下側空き部分の両方が配置されなくてよく、これらの一方が配置されればよい。以上説明したように作成されたクリップは、視聴ユーザの端末装置3に対して表示され、端末装置3のディスプレイに表示される。
【0030】
図9,
図10は、
図8に示したクリップに視聴ユーザの所望に応じて決められる任意の位置に配置された任意のテキストおよびgif画像などの画像を例示する第1および第2の図である。視聴ユーザは、
図5を参照して上述したように、テキスト・画像入力ウィンドウから、ディスプレイに表示されたクリップに対して、所望する任意のテキストおよび画像またはこれらの一方を、端末装置3を用いて入力してよい。任意のテキストは、視聴ユーザがクリップに付けたタイトル(
図10において「CCCCCCC」)、クリップの概要の説明、クリップを作成した視聴ユーザのコメントおよび視聴ユーザの感想などを含んでよい。また、端末装置3に入力されたテキストおよび画像は、視聴ユーザの端末装置3に対する操作に応じて、視聴ユーザが所望する任意の位置、つまり、部分動画の上側および下側空き部分および部分動画の部分それぞれまたはこれらをまたぐ部分に配置されうる。
【0031】
さらに、視聴ユーザは、クリップの中に、視聴ユーザによるクリップまたは投稿への評価を、1つのクリップまたは投稿ごとに1回だけ受けるためのアイコン(
図10においてはいわゆる「いいね」のアイコン)、投稿を受けるためのアイコンおよびクリップのサーバ装置4により提供されるSNSへの供給のためのアイコンを配置しうる。クリップの下方に表示されたクリップ作成終了ボタンが視聴ユーザにより操作されると、端末装置3はクリップの作成のための処理を終了し、クリップを完成させる。
【0032】
なお、同じ視聴ユーザからの複数のクリップが動画配信サーバ5に記憶されているときには、クリップが表示されている端末装置3の画面を上にスワイプするたびに、それ以前に動画配信サーバ5に記憶されたクリップが端末装置3に表示されたり、画面を下にスワイプするたびに、それ以降に動画配信サーバ5に記憶されたクリップが端末装置3に表示されたりしてよい。また、視聴ユーザが制作したクリップを削除および非公開にするときには、視聴ユーザが端末装置2を用いてクリップを一括消去できるようにしたり、部分消去できるようにしたりできる。
【0033】
図11は、端末装置3のディスプレイに全面表示されたクリップを例示する図である。
図11に示すように、スマートフォンなどの縦長のディスプレイを有する端末装置3を横向きにし、視聴ユーザが端末装置3に対してクリップをディスプレイの全面に表示させる操作を行うと、クリップは端末装置3のディスプレイの全面に表示される。ディスプレイの全面に表示されたクリップには、クリップを作成した視聴ユーザが配置したテキストおよび画像またはこれらの一方が、クリップの動画に重ねられて表示される。
【0034】
図12は、動画配信サーバ5による動画配信に用いられるポータル画像を例示する図である。
図13は、クリップに対する投稿の一覧表示を例示する図である。
図9,
図10に示したように、視聴ユーザによりテキストおよび画像またはこれらのいずれかが配置されたクリップのサムネイルは、端末装置3から動画配信サーバ5に送信されて記憶され、さらに、
図12に示す動画配信用のポータル画像に、クリップであることが明示された上で表示され、視聴ユーザの選択操作に応じて端末装置3に配信される。また、クリップは、視聴ユーザの操作に応じて、サーバ装置4が提供するSNSにおいて、視聴ユーザ以外のSNSユーザと共有されうる。
【0035】
動画配信サーバ5からクリップの配信を受けた視聴ユーザまたはSNSにおいてクリップの共有を受けたサーバ装置4の視聴ユーザが、投稿のアイコンを操作すると、動画配信サーバ5は、
図13に示すように、例えば、このクリップに対して入力されたアイコンと、その評価とを一覧表示する画像を生成し、このクリップを視聴している端末装置3に対して送信し、表示させる。なお、配信および共有されたクリップは、視聴ユーザが表示を終わらせるための操作を行うまで繰り返し表示されたり、回数を限って繰り返し表示されたりする。また、クリップに対する操作に応じて、視聴ユーザが入力したテキスト、クリップのタイトルなどの表示が中断されうる。
【0036】
なお、動画配信サーバ5は、クリップに対する投稿にさらに端末装置3から受信でき、端末装置3は、このような投稿を動画配信サーバ5から受信して、スレッド形式で表示できる。あるいは、スレッド形式で他の視聴ユーザの投稿に対する投稿を動画配信サーバ5に送信できる。
【0037】
[システム1の各ノードの動作]
以下、システム1の各ノードの動作を説明する。
図14は、
図1に示したシステム1の動画配信サーバ5の動作を示す第1のフローチャートである。
図15は、配信ユーザの管理に用いられる配信ユーザ管理テーブルを例示する図である。
図15に示すように、配信ユーザ管理テーブルは、qのエントリを含み、配信ユーザ#l(エル)に対応する第l番目のエントリは、配信ユーザ識別子DIDlと、配信ユーザ#lが画像配信サーバの運営者により公認されているか否か(非公認であるか(Y/N))と、配信ユーザ#lのフォロワー数NFlと、合計配信数TNDlと、ランクRKlとを含む。合計配信数TNDlは、配信ユーザ#lが動画配信サーバにアップロードした動画の合計配信数を示す。
【0038】
図14に示す処理は、動画配信サーバ5のプロセッサ122が、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して他のノードから何らかの情報/データを受信すると起動される。ステップS120において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、当該処理が行われている日付が第1月曜日であるか否かを判断する。動画配信サーバ5は、当該処理が行われている日付が第1月曜日であるとき(S120の処理においてY)にはS122の処理に進み、第1月曜日でないとき(S120の処理においてN)には処理を終了する。
【0039】
ステップS122において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、配信ユーザ管理テーブルから、未だにS122の処理の対象となっていないエントリを1つ読み出す。
【0040】
ステップS124において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、読み出したエントリに含まれるランクRKlが、予め決められた条件を満たすか否かを判断する。動画配信サーバ5は、ランクRKlが予め決められた条件を満たすとき(S124の処理においてY)にはS126の処理に進み、満たさないとき(S124の処理においてN)にはS128の処理に進む。
【0041】
ステップS126において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、同じエントリに含まれる配信ユーザ識別子DIDlにより識別される配信ユーザを公認し、公認したことを配信ユーザ管理テーブルに書き込む。
【0042】
ステップS128において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、配信ユーザ管理テーブルの全てのエントリに対して処理が行われたか否かを判断する。動画配信サーバ5のプロセッサ122は、配信ユーザ管理テーブルの全てのエントリに対して処理が行われたとき(S128の処理においてY)ときには処理を終了し、配信ユーザ管理テーブルの全てのエントリに対して処理が行われていないとき(S128の処理においてN)のときにはS122の処理に戻る。
【0043】
図16は、
図1に示したシステム1の配信ユーザの端末装置2の動作を示すフローチャートである。ステップS130において、視聴ユーザは、端末装置2などを用いて動画を制作する。
【0044】
ステップS131において、端末装置2のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5から、
図15に示した配信ユーザ管理テーブルのエントリのうち、端末装置2を使用している配信ユーザを識別する配信ユーザ識別子DIDlを含むエントリを読み出す。
【0045】
ステップS132において、端末装置2のプロセッサ122は、配信ユーザ管理テーブルの読み出したエントリにおいて、端末装置2を使用している配信ユーザが公認されているか否かを判断する。端末装置2は、端末装置2を使用している配信ユーザが公認されているとき(S132の処理においてY)にはS133の処理に進み、公認されていないとき(S132の処理においてN)には、
図3に示したクリップ作成ボタンを不活性化してS136の処理に進む。
【0046】
ステップS133において、端末装置2のプロセッサ122は、
図3に示したクリップ作成ボタンを活性化する。
【0047】
ステップS134において、端末装置2のプロセッサ122は、入出力インターフェース130を介して配信ユーザによりクリップ作成ボタンが操作され、端末装置2から動画配信サーバ5に送信され、アップロードされようとしている動画のクリップの作成が許可されたか否かを判断する。端末装置2は、動画のクリップの作成が許可されたとき(S134の処理においてY)にはS135の処理に進み、許可されなかったとき(S134の処理においてN)にはS136の処理に進む。
【0048】
ステップS135において、端末装置2のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5に、クリップの作成を許可した動画を送信し、アップロードする。
【0049】
ステップS136において、端末装置2のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5に、クリップの作成を許可せずに動画を送信し、アップロードする。
【0050】
図17は、
図1に示した動画配信サーバ5の処理を示すフ第2のローチャートである。
図17に示す処理は、動画配信サーバ5が他のノードから何らかの情報/データを受信したときに起動される。
図17に示すステップS140において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、端末装置2から通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介してアップロードされた動画#iを受信したか否かを判断する。動画配信サーバ5は、動画#iを受信したとき(S140の処理においてY)にはS142の処理に進み、受信しなかったとき(S140の処理においてN)にはS146の処理に進む。
【0051】
ステップS142において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、通信インターフェース128制御し、通信インターフェース128を介して受信した動画#iを受信し、記憶装置132に記憶する。
【0052】
図18は、
図1に示した動画配信サーバ5に記憶される動画を管理するために用いられる動画管理テーブルを例示する図である。ステップS144において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、
図18に示す動画管理テーブルの第i番目のエントリを作成する。
【0053】
動画#iの管理に用いられる動画管理テーブルの第i番目のエントリは、動画識別子VIDi、配信ユーザ識別子DIDi、記憶位置Li、動画VURLi、クリップ作成許可情報CLi、クリップ識別子CIDi、サムネイル/動画属性情報CAiおよびランク情報RKjを含む。ランク情報RKjは、動画の再生回数情報、配信ユーザのフォロワー数を示すフォロワー数情報およびこれらから算出されるランキング情報を含む。
【0054】
動画識別子VIDiは、動画#iを一意に識別する。記憶位置Liは、動画#iが記憶された記憶された位置(アドレス)を示す。動画VURLiは、動画配信サーバ5のプロセッサ122による通信インターフェース128を介した動画#iの配信に用いられるURLを示す。
【0055】
クリップ作成許可情報CLiは、動画#iに対して、
図3を説明したようにクリップの作成が許可されているか否かを示す。クリップ識別子CIDiは、動画#iから作成された1以上のクリップ#iそれぞれを一意に識別する。サムネイル/動画属性情報CAiは、動画#iおよびクリップ#iのサムネイルおよび属性を含む。なお、クリップ作成許可情報CLiおよびランキング情報RKjと、配信ユーザと視聴ユーザの動画配信サーバ5の運営者へのアカウント情報などとが用いられて、
図4を参照して説明した動画からのクリップの作成を許可または禁止する処理が行われる。
【0056】
動画配信サーバ5のプロセッサ122は、配信ユーザが、入出力インターフェース130を介して、
図3に示したように、動画#iのクリップ#iの作成を許可する操作を行ったか否かを判断する。動画配信サーバ5のプロセッサ122は、配信ユーザがクリップ#iの作成を許可したときには、その旨を動画管理テーブルのクリップ作成許可情報CLiに書き込み、配信ユーザがクリップ#iの作成を許可しなかったときにはその旨をクリップ作成許可情報CLiに書き込む。
【0057】
ステップS146において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、端末装置3から通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介してクリップ#jを受信したか否かを判断する。動画配信サーバ5は、クリップ#jを受信したとき(S146の処理においてY)にはS148の処理に進み、受信しなかったとき(S146の処理においてN)には処理を終了する。
【0058】
ステップS148において、動画配信サーバ5のプロセッサ122はクリップを記憶装置132に記憶する。
【0059】
図19は、
図1に示した動画配信サーバ5に記憶されてクリップの管理に用いられるクリップ管理テーブルを例示する図である。ステップS150において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、
図19に示すクリップ管理テーブルの第j番目のエントリを作成する。
【0060】
ステップS150において、端末装置3のプロセッサ122は、
図9,
図10に示したクリップ作成終了ボタンが視聴ユーザにより入出力インターフェース130を介して操作されると、クリップ#jを完成させ、通信インターフェース128制御し、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5に送信する。
【0061】
端末装置3から動画配信サーバ5には、クリップ#jとして、クリップ#jに含まれる動画の識別子VIDiと、この動画から切り出されてクリップ#jに含まれることとなった動画の開始時間および終了時間SETjと、クリップ#jに含まれるテキストおよび画像並びにこれらの画像の表示位置および表示態様を示す情報TIjとが送信される。なお、端末装置3から動画配信サーバ5に、クリップ#jとして、動画から切り出された動画の一部自体と、この動画に重ねられて表示される画像とが送られてもよい。動画配信サーバ5のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介してクリップ#jを受信し、記憶装置132に記憶し、
図19に示したクリップ管理テーブルの第j番目のエントリを作成して管理する。
【0062】
なお、クリップ管理テーブルは視聴ユーザごとに作成されてその視聴ユーザ識別子が付され、nのエントリを含み、nは、上述したように0~100の整数である。従って、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、例えば、視聴ユーザ識別子により識別される視聴ユーザのクリップ管理テーブルのエントリ数が100を超えると、第101番目以降の古いエントリと、第101番目以降の古いエントリに対応する古いクリップを削除する。また、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、作成されてから30日以上、経過した古いクリップおよびそのエントリに対応するクリップ管理テーブルの古いエントリを削除する。
【0063】
図19に示したクリップ管理テーブルの第j番目のエントリは、クリップ識別子CIDj、クリップCURLj、動画識別子VIDj’、開始/終了時間情報SETj、テキスト/画像情報TIjおよびクリップ作成時刻情報CTjを含む。クリップ識別子CIDjは、クリップ#jを一意に識別する。
【0064】
クリップCURLjは、クリップの配信および共有に用いられるURLを示す。動画識別子VIDj’は、クリップ#jにその一部が含まれる動画を識別する。開始/終了時間情報SETjは、クリップ#jにその一部が含まれる動画の開始時間および終了時間を示す。テキスト/画像情報TIjは、クリップ#jが含むテキストおよび画像とその表示態様とを示す。クリップ作成時刻情報CTjは、クリップ#jが作成された年月日および時刻を示す。なお、
図18に括弧書きで示すように、配信ユーザが作成したクリップもまた、視聴ユーザが作成したクリップと同様なクリップ管理テーブルにより管理される。
【0065】
図17に示すステップS152において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して受信した動画#iおよびクリップ#jまたはこれらの一方を、
図9,
図10に示したように端末装置3に表示されるポータル画像の中に、その一部にクリップのタイトル(CCCCCCC)を付して表示して、動画#iおよびクリップ#jまたはこれらの一方の配信を開始する。
【0066】
ステップS154において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、端末装置3およびサーバ装置4またはこれらの一方から、動画#iおよびクリップ#jまたはこれらの一方の配信が要求されたか否かを判断する。動画配信サーバ5は、配信が要求されたとき(S154の処理においてY)にはS156の処理に進み、要求されなかったとき(S154の処理においてN)には処理を終了する。
【0067】
ステップS156において、動画配信サーバ5のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、配信を要求した端末装置3またはサーバ装置4に動画#iおよびクリップ#jまたはこれらの一方を配信する。
【0068】
図20は、
図1に示した視聴ユーザの端末装置3の処理を示すフローチャートである。
図20に示す処理は、端末装置3のプロセッサ122が入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介して視聴ユーザの操作を受けるか、他のノードから通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して何らかの情報/データを受信したかしたときに起動される。
【0069】
ステップS160において、端末装置3のプロセッサ122は、入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介して、動画配信サーバ5に動画#iを動画配信サーバ5の配信を要求する操作を視聴ユーザが行ったか否かを判断する。端末装置3は、動画#iを動画配信サーバ5の配信を要求する処理が行われたとき(S160の処理においてY)にはS162の処理に進み、行われなかったとき(S160の処理においてN)にはS176の処理に進む。
【0070】
ステップS162において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、動画配信サーバ5から動画#iを受信したか否かを判断する。端末装置3は、動画配信サーバ5から動画#iを受信したとき(S162の処理においてY)にはS164の処理に進み、しなかったとき(S162の処理においてN)にはS162の処理に留まる。
【0071】
ステップS164において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して受信した動画#iを記憶装置132に記憶し、入出力インターフェース130を介してディスプレイに表示する。
【0072】
ステップS166において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して受信した動画#iのクリップ#jの作成が許可されているか否かを判断する。端末装置3は、クリップ#jの作成が許可されているとき(S166の処理においてY)にはS168の処理に進み、許可されていないとき(S166の処理においてN)にはS176の処理に進む。
【0073】
ステップS168において、端末装置3のプロセッサ122は、入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介して、ディスプレイの画面に、
図5に示したクリップボタンを表示する。
【0074】
ステップS170において、端末装置3のプロセッサ122は、視聴ユーザが入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介してクリップボタンに対する操作を行い、端末装置3のプロセッサ122にクリップを作成させようとしているか否かを判断する。端末装置3のプロセッサ122は、視聴ユーザが入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介してクリップボタンに対する操作を行ったとき(S170の処理においてY)にはS172の処理に進み、行わなかったとき(S170の処理においてN)にはS176の処理に進む。
【0075】
ステップS172において、端末装置3のプロセッサ122は、
図5~
図10を参照して説明したように、入出力インターフェース130を介して入力された視聴ユーザの操作に従って、動画#iからそのクリップ#jを作成する。端末装置3のプロセッサ122はさらに、作成したクリップ#jに含まれる動画の識別子VIDj’と、クリップ#jに含まれる動画の範囲を示す開始/終了時間情報SETjと、文字および画像とその表示態様とを示すテキスト/画像情報TIjとを、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5に送信する。
【0076】
ステップS174において、端末装置3のプロセッサ122は、作成したクリップ#jを、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して動画配信サーバ5に送信してアップロードし、配信させる。
【0077】
ステップS176において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、サーバ装置4または動画配信サーバ5にクリップ#jを送信する。
【0078】
ステップS176において、端末装置3のプロセッサ122は、視聴ユーザが、入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介して、サーバ装置4に共有されているクリップ#jまたは動画配信サーバ5に記憶されているクリップ#jの配信を要求する操作を行ったか否かを判断する。端末装置3は、視聴ユーザが配信を要求する操作を行ったとき(S176の処理においてY)にはS178の処理に進み、行わなかったとき(S176の処理においてN)には処理を終了する。
【0079】
ステップS178において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、サーバ装置4または動画配信サーバ5からクリップ#jを受信したか否かを判断する。端末装置3は、クリップ#jを受信したとき(S178の処理においてY)にはS180の処理に進み、受信しなかったとき(S178の処理においてN)にはS178の処理に留まる。
【0080】
ステップS180において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して受信したクリップ#jを記憶装置132に記憶し、入出力インターフェース130を制御し、入出力インターフェース130を介してディスプレイに表示する。
【0081】
ステップS182において、端末装置3のプロセッサ122は、視聴ユーザが、入出力インターフェース130を介してクリップ#jを共有する操作を行ったか否かを判断する。端末装置3は、クリップ#jを共有する処理が行われたとき(S182の処理においてY)にはS184の処理に進み、行われなかったとき(S182の処理においてN)には処理を終了する。
【0082】
ステップS184において、端末装置3のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、サーバ装置4との間で、クリップ#jを共有するための処理を行う。
【0083】
図21は、
図1に示したサーバ装置4の動作を示すフローチャートである。
図21に示す処理は、サーバ装置4のプロセッサ122が、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、他のノードから何らかの情報/データを受信したときに起動される。
【0084】
ステップS220において、サーバ装置4のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128を介して、端末装置3からクリップ#jの投稿があったか否かを判断する。サーバ装置4は、クリップ#jの投稿があったとき(S220の処理においてY)にはS222の処理に進み、なかったとき(S220の処理においてN)にはS224の処理に進む。
【0085】
ステップS222において、サーバ装置4のプロセッサ122は、投稿されたクリップ#jのサムネイルおよびURLなどを、通信インターフェース128などを制御し、通信インターフェース128などを介して、サーバ装置4が提供するSNSに参加している端末装置3のディスプレイに表示する。
【0086】
ステップS224において、サーバ装置4のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128、端末装置3から、既に投稿されたクリップ#j’の共有の要求があったか否かを判断する。サーバ装置4は、共有の要求があったとき(S224の処理においてY)にはS226の処理に進み、なかったとき(S224の処理においてN)には処理を終了する。
【0087】
ステップS266において、サーバ装置4のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128、共有を要求されたクリップ#j、#j’の配信を動画配信サーバ5に要求する。
【0088】
ステップS228において、サーバ装置4のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128、動画配信サーバ5からクリップ#j、#j’の配信があったか否かを判断する。サーバ装置4は、クリップ#j、#j’の配信があったとき(S228の処理においてY)にはS230の処理に進み、なかったとき(S228の処理においてN)にはS228の処理に留まる。
【0089】
ステップS230において、サーバ装置4のプロセッサ122は、通信インターフェース128を制御し、通信インターフェース128、動画配信サーバ5から配信されたクリップ#j、#j’を、これらの共有を要求した端末装置3に送信する。
【0090】
[システム1の処理]
以下、システム1の処理を説明する。
図22は、
図1に示したシステム1の処理を示す通信シーケンス図である。ステップS260において、端末装置2は動画#iを制作して動画配信サーバ5に送信し、アップロードする。動画配信サーバ5は端末装置2から動画#iを受信して記憶し、
図18に示した動画管理テーブルの第i番目のエントリを作成する。
【0091】
ステップS262において、端末装置2は、
図6を参照して説明したように、配信ユーザの操作に応じて、クリップ作成を許可する。なお、実際には、S262の処理は配信ユーザの端末装置2において行われ、通信シーケンスには現れないが、処理の明確化のために
図22に示した。
【0092】
ステップS264において、動画配信サーバ5は、動画#iのサムネイルを含む
図12に示したポータル画像を端末装置3に送信し、そのディスプレイに表示させて紹介し、動画#iの配信を準備する。
【0093】
ステップS266において、端末装置3が、ポータル画像に対する視聴ユーザの動画#iの選択操作を受け入れると、端末装置3は、視聴ユーザが選択した動画#iの配信を動画配信サーバ5に対して要求する。
【0094】
ステップS268において、動画配信サーバ5は、端末装置3から要求された動画#iを端末装置3に配信する。
【0095】
ステップS270において、端末装置3は、視聴ユーザの操作に応じて、
図5~
図10を参照して説明したように、クリップ#jを作成する。
【0096】
ステップS272において、端末装置3は、作成したクリップ#jを動画配信サーバ5に送信する。動画配信サーバ5は、クリップ#jを受信して記憶し、クリップ管理テーブルの第j番目のエントリを作成する。
【0097】
ステップS274において、動画配信サーバ5は、クリップ#jのサムネイルを含むポータル画像を作成し、クリップ#iを作成した視聴ユーザの端末装置3-1およびその他の視聴ユーザの端末装置3-2に送信し、ディスプレイに表示させる。
【0098】
ステップS276において、クリップ#jを作成した端末装置3は、クリップ#jを、そのサムネイルおよびクリップCURLiとともに、SNSを提供するサーバ装置4に送信して投稿する。
【0099】
ステップS278において、サーバ装置4は、提供するSNSの画面に、クリップ#jのサムネイルおよびクリップCURLiなどを表示し、SNSの会員としての視聴ユーザの端末装置3に送信して表示させる。
【0100】
ステップS280において、クリップ#jを作成した視聴ユーザの端末装置3-1およびその他の視聴ユーザが端末装置3-2に対してクリップ#jのサムネイルまたはクリップCURLiを選択する操作を行うと、端末装置3-1または端末装置3-2は、クリップ#jの送信をサーバ装置4に要求する。
【0101】
ステップS282において、サーバ装置4は、動画配信サーバ5にクリップCURLiを送信し、クリップ#jの送信を要求する。
【0102】
ステップS284において、動画配信サーバ5は要求されたクリップ#jを記憶装置132から読み出してサーバ装置4に送信し、サーバ装置4は、動画配信サーバ5からクリップ#jを受信する。
【0103】
ステップS286において、サーバ装置4は、動画配信サーバ5から受信したクリップ#jを、その送信を要求した端末装置3に送信し、そのディスプレイに表示させる。
【0104】
本開示にかかる処理および手順は、実施形態において明示的に説明された装置よってだけでなく、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの組み合わせにより実現されうる。具体的には、本明細書で説明された処理および手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージなどの媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することにより実現されうる。また、本明細書で説明される処理および手順は、それらの処理および手順をコンピュータプログラムとして実装されえ、端末装置およびサーバ装置を含む各種のコンピュータにより実行されうる。
【0105】
本明細書中において、単一の装置、ソフトウェア、コンポーネントおよびモジュールによって実行されると説明された処理および手順またはこれらの1つ以上は、複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネントおよび複数のモジュールまたはこれらの1つ以上によって実行されうる。また、本明細書において、単一のメモリおよび記憶装置に格納される旨が説明された各種情報は、単一の装置に含まれる複数のメモリまたは複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納されうる。さらに、本明細書において説明された複数のソフトウェアおよびハードウェアは、それらをより少ない構成要素に統合することによりまたはより多い構成要素に分解することにより実現されうる。
【0106】
本発明の実施の形態が説明されたが、この実施の形態は、例として提示されたものであり、発明の範囲を限定することを意図されていない。これら新規な実施の形態は、その他の様々な形態で実施されることができ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更され得る。これら実施の形態やその変形は、本発明の範囲および要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0107】
1 システム、100 通信ネットワーク、120 バス、122 プロセッサ、124 ROM、126 RAM、128 通信インターフェース、130 入出力インターフェース、132 記憶装置、134 外部装置インターフェース、2,3 端末装置、4 サーバ装置、5 動画配信サーバ、