(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023029018
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】洗車機
(51)【国際特許分類】
B60S 3/06 20060101AFI20230224BHJP
【FI】
B60S3/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021135076
(22)【出願日】2021-08-20
(71)【出願人】
【識別番号】000103138
【氏名又は名称】エムケー精工株式会社
(72)【発明者】
【氏名】村松 克彦
【テーマコード(参考)】
3D026
【Fターム(参考)】
3D026AA02
3D026AA25
3D026AA34
3D026AA40
3D026AA57
3D026AA76
(57)【要約】
【課題】電子ミラーを破損することなく車体側面をブラシ洗浄可能な洗車機を提供する。
【解決手段】洗車機は、被洗浄車両が送信する車種、車体の高さ、全長、全幅、電子ミラーの形状や取り付け位置などのデータを通信によって取得可能な通信部と、前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、を備える
【選択図】
図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗車機本体と被洗浄車両とが相対移動し、移動に伴い洗車機本体内に回動可能に備えられた洗浄ブラシを被洗浄車両に接離させて洗車する洗車機であって、
前記洗車機は、
被洗浄車両が送信するデータを通信によって取得可能な通信部と、
前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに前記洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、
前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、
を備えることを特徴とする洗車機。
【請求項2】
前記通信部が被洗浄車両との通信によって取得可能な前記データは、被洗浄車両の幅方向に設けられている後方確認装置の形状情報、および前記後方確認装置の取付位置情報を含むことを特徴とする請求項1に記載の洗車機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ブラシを車体面に接触させて洗浄処理する機能を備えた洗車機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、道路運送車両法の改正により、サイドミラーの代わりに電子ミラー(カメラモニタリングシステム)を用いた自動車が日本国内でも公道を走行可能となった。このような電子ミラーは、一般的なサイドミラーよりも高価であるため、ブラシを車体面に接触させて自動車を洗浄する洗車機には、自動車側面の洗浄に際し、電子ミラーを破損しないように確実なブラシ制御が求められている。
【0003】
ところが、一般的に電子ミラーはサイドミラーよりも小型で、かつデザインの自由度も高いため、従来の車体検出装置では検出が難しい場合がある。
【0004】
自動車側面の形状を検出する車体検出装置の一例として、本出願人が先に提案した特許文献1が知られている。この車体検出装置は、自動車の車体側面に向けて超音波を発信する発信器と、車体側面に反射した反射波を受信する受信器とからなる超音波センサを上下方向に複数配置して構成され、発信器から発信した超音波が、受信器で受信されるまでの時間を計測することによって、車体面との距離を検出するものである。そして、この車体検出装置を洗車機に取り付け、洗車機が所定距離走行する毎にサンプリングしていき、車体の側面形状を検出している。
【0005】
しかし、超音波は湿度や気温によって空気中の伝搬速度が変化するため検出結果に誤差が生じやすく、電子ミラーのような小さい装備品の形状を検出するには不向きである。また、車体側面のデザインによっては超音波が車体面で乱反射する恐れがあり、そもそも電子ミラーを検出できないことも想定される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
そこで本発明の目的は、電子ミラーを備えた自動車であっても、その自動車側面を問題なくブラシ洗浄することが可能な洗車機を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
このような課題を解決するため、本発明は、洗車機本体と被洗浄車両とが相対移動し、移動に伴い洗車機本体内に回動可能に備えられた洗浄ブラシを被洗浄車両に接離させて洗車する洗車機であって、前記洗車機は、被洗浄車両が送信するデータを通信によって取得可能な通信部と、前記通信部により取得した被洗浄車両のデータをもとに前記洗浄ブラシの接離動作を制御する制御部と、前記制御部からの制御信号によって被洗浄車両に対して洗浄ブラシを接離動作し、該車両の前後面および側面を形状に沿って洗浄する洗浄ブラシ駆動部と、を備えることを特徴とする。
【0009】
さらに前記通信部が被洗浄車両との通信によって取得可能な前記データは、被洗浄車両の幅方向に設けられている後方確認装置の形状情報、および前記後方確認装置の取付位置情報を含むことを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明によれば、洗車機は自動車との通信により、自動車側であらかじめ設定されている電子ミラーの形状に関するデータを取得し、洗浄ブラシの制御に活用できるため、自動車に備えられている電子ミラーがどのような形状であっても、電子ミラーを破損することなく自動車側面を洗浄することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
【
図4】実施例における側面ブラシの構成を示す説明図である。
【
図5】実施例における制御系を示すブロック図である。
【
図6】実施例の洗車開始から終了までの動作を表すフローチャート図である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0012】
以下、本発明の実施例について図面を基に説明する。
本実施例では、ドライブスルー方式の洗車機を用いて説明する。ドライブスルー方式において、自動車はレールで規定される洗車機本体の走行範囲(以下洗車エリアとする)の前方から走行範囲内に進入し、所定の停車位置に停車して洗車を受ける。洗車は洗車機利用者が自動車に乗ったまま行われる。洗車終了後、自動車は洗車機走行範囲の後方へ退出する。
【0013】
11は全体形状が門型状に構成された洗車機本体である。洗車機本体11は本体下方に正転及び逆転可能な走行用モータ12を備えており、走行用モータ12を駆動することで走行車輪13を回転駆動し、床面に敷設されたレール14上を走行する。レール14上における洗車機本体11の走行位置は走行用エンコーダ15のパルス出力をカウントすることで検出する。洗車機本体11は洗車工程が開始されるまでレール14の後端部にて待機する。
【0014】
16は洗車機本体11下部の左右に少なくとも1機ずつ備えられた車幅センサで、自動車40と洗車機本体11の距離および自動車40の先端位置を検知する。本実施例において車幅センサ16は超音波センサからなり、センサが車体面に放った超音波が反射してくるまでにかかる時間を計測することで洗車機本体11と車体側面との距離を測る。また、洗車開始後、自動車40が存在すると想定される範囲内で超音波が初めて反射した箇所は車体の先端部分であるとわかる。
【0015】
17、18は洗車機本体に設けられる洗車処理装置としての回転ブラシで、17は車体面に沿って昇降動作し主に車体上面を洗浄する上面ブラシ、18は車体面に沿って開閉動作し車体の側面および前後面を洗浄する左右一対の側面ブラシである。
【0016】
側面ブラシ18の構成を
図4に示す。側面ブラシ18は洗車装置本体11上部に渡されるブラシレール19上をスライドするキャリア20より吊下げられ、ブラシレール19に沿って移動可能に設けられ相互に接近・離間するよう移動する。ブラシレール19の両端は洗車装置本体11の天部の左右側方において軸支され、ブラシレール19の回動に伴いキャリア20を介して側面ブラシ18が前後に揺動可能とされており、図示しないスプリングにより弾性保持され、側面ブラシ18を略垂下状態に保つ構造となっている。
【0017】
21は側面ブラシ18を互いに接近・離間するよう操作するエアシリンダーからなる接離駆動部で、図示しない公知のリンク機構を介してキャリア20をスライドさせることで側面ブラシ18を移動させる。側面ブラシ18は、図のように互いに離れた位置で待機しており、洗車が始まりブラッシングを行う際には、互いに接近する方向へ駆動される。22はキャリア20に設けられる側面ブラシ18の回転駆動部である。
【0018】
23は回動可能なブラシレール19の傾動を検出するリミットスイッチからなる検出器である。前記の通りブラシレール19から吊り下げられた側面ブラシ18は前後方向への負荷に応じて傾動可能であり、検出器23は側面ブラシ18が自動車40との接触等で前後方向へ傾動した際のブラシレール19の傾動を検知する。
【0019】
24、25は洗車機本体に設けられ洗浄後の車体乾燥をはかる洗車処理装置としてのブロワノズルで、24は車体面に沿って昇降動作する上面ブロワノズル、25は車体面に沿って出没動作する左右一対の側面ブロワノズルである。
【0020】
26は散水ノズルで、上面ブラシ17周辺に形成され、自動車車体に水と洗剤を散布する。
【0021】
27は洗車受付装置であり、洗車機の利用を希望する運転手は前面の操作パネル28で洗車コースの選択、洗車開始などの操作を行う。洗車受付装置は洗車エリアの手前で、かつ運転手が運転席から操作できる高さに配置される。
【0022】
29はタイヤ検出装置としての赤外線ビームセンサの投光ユニットで、対応する受光ユニット30とともに適正停車位置の床面に敷設される。投光ユニット29は複数の発光部を備え、受光ユニット30もその各発光部に対応するよう複数の受光部を備えている。
洗車スペース内を進行する自動車40のタイヤが投光ユニット29から投光される光軸を遮ると、受光部30は各光軸の検出状況を制御部31に送る。制御部31は各光軸の検出状況によって自動車40が適正停車位置で停車しているかを判断し、必要に応じて自動車40の進行方向に備えられた表示機32で「停止」「後退」といった案内を行う。
【0023】
図5は実施例の制御系を示すブロック図である。
31はマイクロコンピュータやメモリ等を含む制御部で、35は制御部31からの信号により走行用モータ12、ブラシ17および18、ブロワ24および25、散水ノズル26などからなる洗車処理装置を駆動する洗車駆動部である。
【0024】
制御部31は洗車受付装置27、走行用エンコーダ15、通信部33、演算部34、洗車駆動部35、タイヤ検出装置である赤外線投受光ユニット29・30、車幅センサ16と接続されており、洗車駆動部35は走行用モータ12、散水ノズル駆動系36、ブラシ駆動系37、ブロワ駆動系38と接続されている。
【0025】
通信部33は洗車時に被洗浄車両と通信し、被洗浄車両に予め設定されている車体形状情報を取得する。本実施例において通信部は被洗浄車両との通信によって次の情報を取得する。(1)車種、(2)車体の高さ、(3)車体の全長、(4)車体の全幅、(5)電子ミラーの有無、(6)電子ミラーの長さ、(7)電子ミラーの高さ、(8)電子ミラーの幅、(9)電子ミラーの取り付け位置地上高、(10)車体先端から電子ミラー取り付け位置までの奥行。
【0026】
演算部34は走行用エンコーダ15により取得した洗車機本体11の位置、車幅センサ16により検知された車体の位置および車体の先端位置、通信部33が取得した車体の全幅・全長情報をもとに、自動車40の洗車スペース内における停止位置および形状を算出する。ブラシ17・18、およびブロワ24・25は、演算部により算出された被洗浄車両の情報に基づき駆動される。
【0027】
このように構成する本発明の動作について、
図6のフローチャート図に沿って説明する。
【0028】
洗車を実行していない状態において、洗車機本体11はレール14の後端で待機している。洗車機利用者は、まず洗車受付装置27を操作可能な位置に自動車40を停止させ、希望する洗車コースや洗浄する自動車が備える装備品などを操作パネル28上で選択する。洗車機利用者の操作により操作パネル28上で「洗車スタート」ボタンが押された時、洗車受付装置27は洗車機本体11に備えられた制御部31に洗車要求信号を送信する(1)。
【0029】
洗車要求信号は、洗車機利用者が洗車受付装置27で選択した洗車コースや自動車の装備品の有無等の情報を含んでおり、制御部31はこのような情報が含まれた洗車要求信号を正しく受信できた場合に(2)、受信完了信号を洗車受付装置27に返送する(3)。受信完了信号を返送した後、制御部31は洗車機本体11に備えられた図示しないスピーカーから音声を出力し、運転手に対して、電子ミラーもしくはサイドミラーを折りたたみ、洗車機本体11の走行範囲内(以下、洗車スペース内とする)のタイヤ検出装置29・30が埋設された所定停車位置までゆっくり前進するよう案内する。
【0030】
洗車受付装置27は制御部31から受信完了信号を受信すると(4)、自動車40の電子ミラーによって読み取り可能な二次元コードを操作パネル28上に表示する(5)。二次元コードは、電子ミラーでの読み取りを契機として上記した予め設定されている車体形状情報を自動車40から発信させる特定の文字列を含んでいる。自動車が洗車スペースを進行する際の電子ミラー視野角内に洗車受付装置を設置することで、自然な流れでコードの読み取りが可能となる。
【0031】
制御部31は通信部33にてその車体形状情報を受信する(6)。この情報は後の洗車工程で制御部31がブラシ17・18やブロワ24・25の駆動を制御するにあたって活用される。また、この情報は洗車不可能な車種を洗車工程開始前に判別するためにも用いることができる。洗車不可能な車種や車体の大きさをあらかじめ制御部31で設定しておき、洗車受付時に通信部33がその車種データを受信した場合には、洗車不可の旨をスピーカー音声等で運転手などに伝えれば良い。
【0032】
ところで、自動車が電子ミラーを搭載していないなどの理由により、通信部33が電子ミラーの形状等に関するデータを受信できない場合があると想定される。そういった場合に備え、予め通信部33による通信時間に秒数を設け、その間において通信部33で情報を受信できなかったことを検出できると良い。
【0033】
本実施例において通信部33が規定時間内に情報を受信できなかった場合に、通信部33は制御部31にデータ未取得信号を出力する。制御部31がデータ未取得信号を受け取った場合には、洗車不可としても良いし、従来の車形検出手段を用いて洗車を行っても良い(8)。
【0034】
洗車機の設置場所によっては、洗車受付装置を洗車スペース付近に設置できない場合がある。すると、自動車が洗車スペース内を進行する際に電子ミラーで二次元コードを読み取れないことが想定される。そうした場合に備え、二次元コードを操作パネルに表示せず、二次元コード表示用の表示器を洗車スペース付近に別途設けても良い。
【0035】
自動車40が洗車スペース内の所定停車位置に到達し、停止したことをタイヤ検出用の赤外線受光ユニット30で確認したら、洗車工程が開始される(7)。
【0036】
以下、通信部33が前述の車体情報を取得できた場合における洗車工程の流れを説明する。
【0037】
各洗車工程において、洗車機本体11の走行位置は走行用エンコーダ15で検出される。第一洗車工程で、洗車機本体11は車体に向けて散水ノズル26から散水しつつ前方へ往行する。さらに、洗車機本体11下部の左右に備えられた車幅センサ16が、走行用エンコーダ15のパルス信号をトリガにして自動車40と洗車機本体11の距離および自動車40の先端位置を検知する。
【0038】
走行用エンコーダ15により取得した洗車機本体11の位置、車幅センサ16により検知された車体の位置および車体の先端位置、通信部33が取得した車体の全幅・全長情報をもとに、自動車40の洗車スペース内における停止位置および自動車40の形状が演算部34において算出される。
【0039】
演算部34において求められた自動車40の位置情報および形状に、さらに通信部33が取得した電子ミラーの位置情報と形状情報が加えられる。自動車40の先端位置と横幅が既にわかっているため、電子ミラーの位置は通信部33によって取得した電子ミラーの取り付け位置地上高と車体先端から電子ミラー取り付け位置までの奥行により求められる。こうして演算部34が求めた電子ミラーを含む自動車40全体の形状情報は、ブラシ17・18での洗浄工程である第三洗車工程の開始時までに制御部31に送られる。
【0040】
第二洗車工程では、洗車機本体11は散水ノズル26から洗剤を散布しつつ後方へ復行する。
【0041】
第三洗車工程では、洗浄ブラシ17・18が制御部31からの指令により駆動され、車体面を洗浄する。このうち、洗浄時に電子ミラーに接触する側面ブラシ17の動作について説明する。
【0042】
第三洗車工程の開始時に接離駆動部21により側面ブラシ17は閉じられ、洗車機本体11の走行に伴い閉じた状態で自動車の前端に接近する。
【0043】
側面ブラシ17は第一洗車工程において演算部34により求められた自動車40の位置と形状に沿うよう駆動される。洗車機本体11が走行し、自動車40の先端位置にブラシ17が触れたことを検出器23が検出したら、制御部31は洗車機本体11の走行をいったん停止させ、側面ブラシ17を回転させつつ左右に開いていき、自動車40の前面を洗浄する。
【0044】
側面ブラシ17がいったん開ききったら、洗車機本体11は走行を再開する。制御部31は演算部34が求めた車体側端位置まで再び側面ブラシ17を閉じていき、自動車40の側面を洗浄する。この際、演算部34によって求められた電子ミラー位置の周辺では、側面ブラシ17を電子ミラーの幅だけ余分に開き、側面ブラシ17による電子ミラーの破損を防止する。
【0045】
そのまま洗車機本体11が走行していき、側面ブラシ17が車体の後端に達したら、側面ブラシ17を閉じて車体後面を洗浄し、第三洗車工程終了とする。
【0046】
その後、第四洗車工程で洗剤の洗い流しを行う。洗車機本体11は散水ノズル26から洗浄水を散布しつつレール14上を復行する。
【0047】
最後に、第五洗車工程で車体面の乾燥を行う。制御部31は洗車機本体11を往行させるとともに、上面ブロワノズル24、側面ブロワノズル25を起動し、自動車40の車体面に近づけることで車体面に残る洗浄水を乾燥させる。この際、ブロワノズル24・25が車体とぶつからないよう、制御部31は第一洗車工程で演算部34が求めた車体形状に沿ってノズルの駆動を制御する。
【0048】
洗車機本体11が自動車40の後方まで走行すると洗車は終了となる。第五洗車工程終了時に洗車機本体11はレール14の前端にあり、それによって洗車を終えた自動車40はスムーズに洗車スペースから退出することができる。
【0049】
本発明の洗車装置は以上のように構成されるので、例え洗浄される車両がデザイン性に富んだ電子ミラーを備えていても、その車体側面を問題なくブラシ洗浄することができる。
【符号の説明】
【0050】
11 洗車機本体
17 上面ブラシ
18 側面ブラシ
21 切離駆動部
31 制御部
33 通信部