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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023029063
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】吊り下げ陳列具
(51)【国際特許分類】
   A47F 5/00 20060101AFI20230224BHJP
   A47F 5/11 20060101ALI20230224BHJP
【FI】
A47F5/00 D
A47F5/11
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021135145
(22)【出願日】2021-08-20
(71)【出願人】
【識別番号】516089810
【氏名又は名称】OSAMU CRAFT合同会社
(71)【出願人】
【識別番号】599166703
【氏名又は名称】株式会社中島
(74)【代理人】
【識別番号】100104396
【弁理士】
【氏名又は名称】新井 信昭
(72)【発明者】
【氏名】高橋 修
(72)【発明者】
【氏名】中島 敬一
【テーマコード(参考)】
3B118
【Fターム(参考)】
3B118FA05
3B118GA28
(57)【要約】      (修正有)
【課題】シンプルで取扱いが容易な展示品吊り下げ具を提供することである。
【解決手段】表台紙と3、裏台紙5と、受け台紙7と、を有し、当該表台紙には、1または複数の折り起こし片3pが設けられ、それぞれの折り起こし片には、棒先端11aを有する吊り下げ棒11を当該棒先端側から抜き取り可能に貫通できる表貫通孔が形成されている。露出部位には、表貫通孔を貫通した吊り下げ棒を抜き取り可能に連続貫通できる裏貫通孔が形成されている。当該受け台紙は、当該1または複数それぞれの裏貫通孔に連続貫通された1または複数それぞれの吊り下げ棒の棒先端を受け止め支持可能に構成されている。貫通させるだけで吊り下げ棒を支持できるので、シンプルで取り扱いが容易である。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
展示面と、当該展示面の裏側になる裏支持面とを有する表台紙と、
保持構造に支持され当該裏支持面に密着対向する対向面と、当該対向面の裏側になる開放面とを有する裏台紙と、
当該裏台紙の開放面側に対向して配された受け台紙と、を有し、
当該表台紙には、正面視上部を接続辺として当該裏台紙から離れる方向に折り起こすことにより開口する開口部を介して当該対向面の一部を露出部位として露出させる1または複数の折り起こし片が設けられ、
当該1または複数それぞれの折り起こし片には、棒先端を有する1または複数それぞれの吊り下げ棒を当該棒先端側から抜き取り可能に貫通できる少なくとも1の表貫通孔が形成され、
当該1または複数それぞれの露出部位には、当該1または複数それぞれの表貫通孔を貫通した1または複数それぞれの吊り下げ棒を抜き取り可能に連続貫通できる少なくとも1の裏貫通孔が形成され、
当該受け台紙は、当該1または複数それぞれの裏貫通孔に連続貫通された1または複数それぞれの吊り下げ棒の棒先端を受け止め支持可能に構成され、
当該表貫通孔と当該裏貫通孔に挿入され当該受け台紙に支持された当該1または複数それぞれの吊り下げ棒が、吊り下げた展示品を当該展示面に向かって重力移動させるように当該展示面に対し傾斜するように構成されてなる、
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
【請求項2】
請求項1記載の展示品吊り下げ具であって、
前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が画定され、
前記受け台紙は、前記右表辺と前記左表辺の何れか一方のみに、前記表台紙の幅寸法より長い幅寸法の背面収納台紙と、当該背面収納台紙と収納台紙端辺を挟んだ前記裏台紙が前記表台紙から見て順に連続して設けられ、
当該背面収納台紙を当該右表辺と当該左表辺の何れか一方に沿って湾曲もしくは屈曲させることで所定の収納空間を形成しながら前記裏支持面側に折り返し、併せて前記対向面が前記表台紙の裏支持面に密着対向するように当該裏折り辺に沿って前記裏台紙を折り返すことができるように、少なくとも、前記表台紙と前記背面収納台紙と前記受け台紙とが、1枚の厚紙によって構成され、
前記保持構造は、密着対向させた前記対向面と前記裏支持面との間に介在する接着層により構成され、
前記受け台紙は、当該収納空間の幅寸法より長い幅寸法を有する当該1枚の厚紙とは別となる略四角形の四角厚紙により構成されるとともに、横断面が略V字もしくは略Uとなるように変形させた状態で当該収納空間に収納可能に構成されてなる
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
【請求項3】
請求項1記載の展示品吊り下げ具であって、
前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が画定され、
前記受け台紙は、当該右表辺と当該左表辺の何れか一方、もしくは当該右表辺と当該左表辺の双方に、前記受け台紙と、前記受け台紙と受け台紙端辺を挟んだ前記裏台紙が前記表台紙から見て順に連続して設けられ
当該受け台紙の左右途中に設けられた縦折り辺を境に、前記表台紙から見て順に第1の受け小片と第2の受け小片とに区画され、
当該第1の受け小片を当該右表辺と当該左表辺の何れか一方、もしくは当該右表辺と当該左表辺の双方に沿って前記裏支持面側に折り返し、併せて当該第2の受け小片を当該受け台紙開放端辺に沿って前記裏支持面に近づく方向に折り返し、さらに併せて前記対向面が前記表台紙の裏支持面に密着対向するように当該裏折り辺に沿って前記裏台紙を折り返すことができるように、少なくとも、前記表台紙と前記裏台紙と前記受け台紙とが、1枚の厚紙によって構成されてなる、
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
【請求項4】
請求項3記載の展示品吊り下げ具であって、
前記右表辺と前記左表辺の何れか一方にのみ前記受け台紙が設けられる一方、他方に前記保持構造が設けられ、かつ、前記保持構造は前記1枚の厚紙によって併せて構成され、
前記保持構造は、前記右表辺と前記左表辺のうちの他方に沿って記裏支持面側に折り返されることで、先に折り返された前記第2の上に重なり可能な押え小片と、当該押え小片の開放端に形成された少なくとも1の差込片と、当該差込片を差込固定するために前記縦折り辺に沿って形成されたスリットと、を含めて構成されてなる、
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
【請求項5】
請求項1記載の展示品吊り下げ具であって、
少なくとも、前記表台紙と前記裏台紙とが、前記表台紙と前記裏台紙との間の連結台紙を介し、前記表台紙の正面視左右いずれかの方向に三者連続してなる1枚の台紙によって構成され、
前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が仕切られ、
当該連結台紙は、正面視左右に前記表台紙の所定幅より幅広の所定幅を介して互いに平行な右連結辺と左連結辺によって左右両辺が仕切られ、
当該連結台紙を前記表台紙の右表辺又は左表辺に沿って前記裏支持面側に折り返し、併せて前記裏台紙を当該連結台紙の右連結辺又は左連結辺に沿って当該連結台紙と前記表台紙の間に収納空間を形成するように折り返し保持構造を介して密着支持することで、前記裏台紙に形成された前記裏貫通孔が前記開口から露出するように構成され、
前記受け台紙は、縦に延びる中折辺に沿って折り曲げられて当該中折辺を頂点とする三角ゾーンを形成した状態で当該収納空間に収納可能に構成され、
当該中折辺を頂点とする三角ゾーンは、当該裏貫通孔に挿入された吊り下げ棒の棒先端を当接支持可能に構成されている、
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。
【請求項6】
請求項1乃至5何れか記載の展示品吊り下げ具であって、
前記開口には、前記折り起こし片を折り起こすときに指先を差し入れる指入れ開口が連続して設けれている、
ことを特徴とする展示品吊り下げ具。




















【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、展示品を吊り下げ展示する吊り下げ展示具に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、1または複数の縦方向に延びる長孔を有する取付用台紙板と、前記長孔に着脱可能に装着される1または複数の板紙製商品吊下具とからなる商品展示用具が知られている(例えば特許文献1)。
しかし、従来の板紙製商品吊下具は、長孔に差し込むことで取付用台紙板を裏側と表側で挟むことで支持する方式であるため、構造が複雑なわりには取り扱いが悪かった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実用新案登録第3161386号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の課題は、シンプルで取扱いが容易な展示品吊り下げ具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を達成するものは、以下のものである。
【0006】
(請求項1記載の発明の特徴)
請求項1記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、次の特徴を備えている。すなわち、展示面と、当該展示面の裏側になる裏支持面とを有する表台紙と、保持構造に支持され当該裏支持面に密着対向する対向面と、当該対向面の裏側になる開放面とを有する裏台紙と、当該裏台紙の開放面側に対向して配された受け台紙と、を有している。当該表台紙には、正面視上部を接続辺として当該裏台紙から離れる方向に折り起こすことにより開口する開口部を介して当該対向面の一部を露出部位として露出させる1または複数の折り起こし片が設けられている。当該1または複数それぞれの折り起こし片には、棒先端を有する1または複数それぞれの吊り下げ棒を当該棒先端側から抜き取り可能に貫通できる少なくとも1の表貫通孔が形成されている。当該1または複数それぞれの露出部位には、当該1または複数それぞれの表貫通孔を貫通した1または複数それぞれの吊り下げ棒を抜き取り可能に連続貫通できる少なくとも1の裏貫通孔が形成されている。当該受け台紙は、当該1または複数それぞれの裏貫通孔に連続貫通された1または複数それぞれの吊り下げ棒の棒先端を受け止め支持可能に構成されている。当該表貫通孔と当該裏貫通孔に挿入され当該受け台紙に支持された当該1または複数それぞれの吊り下げ棒が、吊り下げた展示品を当該展示面に向かって重力移動させるように当該展示面に対し傾斜するように構成されてなる。
【0007】
(請求項2記載の発明の特徴)
請求項2記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、請求項1の展示品吊り下げ具の好ましい一態様として次の特徴を備えている。すなわち、前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が画定されている。前記受け台紙は、前記右表辺と前記左表辺の何れか一方のみに、前記表台紙の幅寸法より長い幅寸法の背面収納台紙と、当該背面収納台紙と収納台紙端辺を挟んだ前記裏台紙が前記表台紙から見て順に連続して設けられている。当該背面収納台紙を当該右表辺と当該左表辺の何れか一方に沿って湾曲もしくは屈曲させることで所定の収納空間を形成しながら前記裏支持面側に折り返し、併せて前記対向面が前記表台紙の裏支持面に密着対向するように当該裏折り辺に沿って前記裏台紙を折り返すことができるように、少なくとも(すなわち、他の部位が含まれることを妨げない)、前記表台紙と前記背面収納台紙と前記受け台紙とが、1枚の厚紙によって構成されている。前記保持構造は、密着対向させた前記対向面と前記裏支持面との間に介在する接着層により構成されている。前記受け台紙は、当該収納空間の幅寸法より長い幅寸法を有する当該1枚の厚紙とは別となる略四角形の四角厚紙により構成されるとともに、横断面が略V字もしくは略Uとなるように変形させた状態で当該収納空間に収納可能に構成されてなる。
【0008】
(請求項3記載の発明の特徴)
請求項3記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、請求項1の展示品吊り下げ具の好ましい一態様として次の特徴を備えている。すなわち、前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が画定されている。前記受け台紙は、当該右表辺と当該左表辺の何れか一方、もしくは当該右表辺と当該左表辺の双方に、前記受け台紙と、前記受け台紙と受け台紙端辺を挟んだ前記裏台紙が前記表台紙から見て順に連続して設けられている。当該受け台紙の左右途中に設けられた縦折り辺を境に、前記表台紙から見て順に第1の受け小片と第2の受け小片とに区画されている。当該第1の受け小片を当該右表辺と当該左表辺の何れか一方、もしくは当該右表辺と当該左表辺の双方に沿って前記裏支持面側に折り返し、併せて当該第2の受け小片を当該受け台紙開放端辺に沿って前記裏支持面に近づく方向に折り返し、さらに併せて前記対向面が前記表台紙の裏支持面に密着対向するように当該裏折り辺に沿って前記裏台紙を折り返すことができるように、少なくとも(すなわち、他の部位が含まれることを妨げない)、前記表台紙と前記裏台紙と前記受け台紙とが、1枚の厚紙によって構成されてなる。
【0009】
(請求項4記載の発明の特徴)
請求項4記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、請求項3の展示品吊り下げ具の好ましい一態様として次の特徴を備えている。すなわち、前記右表辺と前記左表辺の何れか一方にのみ前記受け台紙が設けられる一方、他方に前記保持構造が設けられ、かつ、前記保持構造は前記1枚の厚紙によって併せて構成されている。前記保持構造は、前記右表辺と前記左表辺のうちの他方に沿って記裏支持面側に折り返されることで、先に折り返された前記第2の上に重なり可能な押え小片と、当該押え小片の開放端に形成された少なくとも1の差込片と、当該差込片を差込固定するために前記縦折り辺に沿って形成されたスリットと、を含めて構成されてなる。
【0010】
(請求項5記載の発明の特徴)
請求項5記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、請求項1の展示品吊り下げ具の好ましい一態様として次の特徴を備えている。すなわち、少なくとも、前記表台紙と前記裏台紙とが、前記表台紙と前記裏台紙との間の連結台紙を介し、前記表台紙の正面視左右いずれかの方向に三者連続してなる1枚の台紙によって構成されている。前記表台紙は、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺と左表辺によって左右両辺が仕切られている。当該連結台紙は、正面視左右に前記表台紙の所定幅より幅広の所定幅を介して互いに平行な右連結辺と左連結辺によって左右両辺が仕切られている。当該連結台紙を前記表台紙の右表辺又は左表辺に沿って前記裏支持面側に折り返し、併せて前記裏台紙を当該連結台紙の右連結辺又は左連結辺に沿って当該連結台紙と前記表台紙の間に収納空間を形成するように折り返し保持構造を介して密着支持することで、前記裏台紙に形成された前記裏貫通孔が前記開口から露出するように構成されている。前記受け台紙は、縦に延びる中折辺に沿って折り曲げられて当該中折辺を頂点とする三角ゾーンを形成した状態で当該収納空間に収納可能に構成されている。当該中折辺を頂点とする三角ゾーンは、当該裏貫通孔に挿入された吊り下げ棒の棒先端を当接支持可能に構成されてなる。
【0011】
(請求項6記載の発明の特徴)
請求項6記載の発明に係る展示品吊り下げ具は、請求項1乃至5何れかの展示品吊り下げ具の好ましい一態様として次の特徴を備えている。すなわち、前記開口には、前記折り起こし片を折り起こすときに指先を差し入れる指入れ開口が連続して設けれている、ことを特徴とする。
【発明の効果】
【0012】
本発明に係る展示品吊り下げ具によれば、折り起こし片を折り起こして表貫通孔と裏貫通孔に挿入し、棒先端を受け台紙に受け止め支持させるだけで吊り下げ棒を支持させることができるので、シンプルで取り扱いが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本実施形態の吊り下げ具の斜視図である。
図2図1に示す展示品吊り下げ具の正面図である。
図3図1に示す展示品吊り下げ具の左側面図である。
図4図1に示す展示品吊り下げ具の背面図である。
図5図1に示す展示品吊り下げ具の展開正面図である。
図6図1に示す展示品吊り下げ具の組立途中を示す部分拡大図である。
図7図1に示す展示品吊り下げ具の組立途中を示す部分拡大図である。
図8】折り起こし前の折り起こし片(a)、折り起こし途中の折り起こし片(b)、折り裏返した折り起こし片(c)の正面図である。
図9図1に示す展示品吊り下げ具の部分拡大平面図である。
図10】第1変形例の展示品吊り下げ具の斜視図である。
図11図10に示す展示品吊り下げ具の正面図である。
図12図10に示す展示品吊り下げ具の平面図である
図13図10に示す展示品吊り下げ具の背面図である
図14図10に示す展示品吊り下げ具の左側面図である
図15図10に示す展示品吊り下げ具の展開正面図である
図16図10に示す展示品吊り下げ具を折り畳む様子を示す斜視図である
図17】第2変形例図の示す展示品吊り下げ具の斜視図である
図18図17に示す展示品吊り下げ具の正面図である
図19図17に示す展示品吊り下げ具の平面図である
図20図17に示す展示品吊り下げ具の左側面図である
図21図17に示す展示品吊り下げ具の展開正面図である
【発明を実施するための形態】
【0014】
図1乃至6を参照しながら、展示品吊り下げ具1(以下、「吊り下げ具1」という)を説明する。本明細書では、図2に示す視座を、本明細書における吊り下げ具1の正面視とする。
【0015】
(展示品吊り下げ具の概略構造)
吊り下げ具1は、表台紙3と、裏台紙5と、受け台紙7と、保持構造9と、吊り下げ棒11と、を主要部材として構成されている。表台紙3は、展示品101(図3)を展示する側の展示面3aと、展示面3aの裏側になる裏支持面3bとを有する。図6及び8に示すように裏台紙5は、組み立てたときに裏支持面3bに密着対向する対向面5aと、対向面5aの裏側になる開放面5bとを有する。これらの主要部材は、吊り下げ棒11を除き所定の大きさをも持つ、好ましくは1枚の台紙(厚紙)を型抜きし、折り、差込によって組み立てられる。本実施形態で使用した台紙は、たとえば縦760mm横330mm厚さ0.45mmの長方形、ノーバックWの台紙である。必要若しくは好みにより、樹脂製の保護フィルムで表面コートしたり、着色等したりするのもよい。本実施形態では使用していないが、接着層を設けることにより必要部位同士を接着することを妨げない。以上は、後に述べる変形例群において共通する。
【0016】
(表台紙の構造)
図6が最もよく示すように表台紙3は、縦長の長方形であって、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺3aRと左表辺3aLによって左右両辺が仕切られ、同じく両短辺3cによって上下両辺が仕切られている。図2の正面視に示す面が表台紙3の展示面3aであり、図4に示す背面視の面が表台紙3の裏支持面3bである。表台紙3は、上表辺3aT及び下表辺3aLそれぞれを介して保持構造9が連続している。保持構造9については後述する。
【0017】
(折り起こし片の構造)
図1、2及び8に示すように、表台紙3の幅方向ほぼ中央から左右それぞれ縦に3個ずつ、合計6個の折り起こし片3pが左右対称に設けられている。本実施形態の折り起こし片3pは、何れも同形でそれぞれ外形U字状に形成され、正面視上部を接続辺3qでのみ表台紙3と接続され接続辺3q以外の外周は表台紙3から切り離されている。この接続と切り離しにより、右折り起こし片3pを右接続辺3qに沿って裏台紙5から離れる方向(図2の手前方向)に折り起こすことで開口部3rが形成される。開口部3rが形成されると、そこを介して裏台紙5の一部が露出する。すなわち、裏台紙5は、開口部3rを裏側から塞ぐことで露出部位5rが正面視露出するように形成されている(図5(a)(b))。なお、開口部3rには、折り起こし片3pを折り起こすときに指先を差し入れる指入れ開口3tが連続して設けられている(図8(a))。折り起こし作業を容易にするためである。なお、折り起こし片3pの形状をU字状以外の形状を採用可能であることは言うまでもない。
【0018】
折り起こし片3pの中央領域には、吊り下げ棒11を、その先端となる棒先端11a(図1乃至3)から抜き取り可能に挿入出来る表貫通孔3sが少なくとも1個形成されている(2個以上としてもよい)。吊り下げ棒11と表貫通孔3sとの間には、挿入と抜き取りに支障はないが左右上下に大きく動かせない程度の僅かな遊びが形成されている。表貫通孔3sの形状は円形にしたが、これは、右吊り下げ棒11の断面形状が円形であるからこれに合わせたものであって、目的が達成できるなら右吊り下げ棒11を含め円形以外の形状を採用して構わない。
【0019】
6個の右折り起こし片3pは互いに同じ形状であるが、これは必須ではなく、好むのであれば、異なる形状にすることもできる。さらに右折り起こし片3pの総個数は、展示品の性質、大きさ・形状、展示場所などに合わせてよい。少なくとも1個あれば展示品(商品)を展示できるが、2個でも3個でも5個以上でもよい。また、縦並び横並びの制限はなく、展示面3aのどこに配置するかも自由である。
【0020】
(受け台紙の構造)
説明の都合上、受け台紙7を先に説明する。受け台紙7は、表台紙の右表辺3aRと左表辺3aLそれぞれに連続して設けられている。受け台紙7は、表台紙3の左右中央を通過する縦線(図示せず)を対称軸として左右対称、かつ裏返しも同じ形の裏表同形になっている。このため、以下の説明では、左右それぞれの表台紙を区別せずに正面視右側の受け台紙7についてのみ行い、同左側の受け台紙7の説明を省略する。右側の受け台紙7の説明を左右反対にすれば、そのまま左側の受け台紙7の説明となる。
【0021】
図6に示すように受け台紙7は、表台紙3とほぼ同じ高さ寸法と幅寸法を有している。受け台紙7は、表台紙3から見て右方向順に第1の受け小片7aと第2の受け小片7bとに区画され、両者間には左右中央を縦に通過する中折辺7cが形成されている。中折辺7cは、右表辺3aRとほぼ平行になる。第1の受け小片7aと第2の受け小片7bとは、それぞれその上下端が中折辺7cに向かってほぼ45度下るV字状に切り欠かれ、かつ、中折辺7cを対象軸として左右対称である。この切り欠きは、裏支持面3b上において後述の保持構造9と角部の45度合わせにより見栄えをよくしながら保持機能を発揮させるためのものである。なお、第2の受け小片7bのV字状の切り欠きの近くには、三角折り込み片7eが、その二辺が切り取られ残り一辺のみで繋がるように形成されている。
【0022】
(裏台紙の構成)
図6に示すように裏台紙5は、表台紙3と同じ高さで所定幅の縦長長方形であって、受け台紙7(第2の受け小片7b)の正面視右端となる表辺3aRと対向する辺(受け辺7d、図6、8)に連続して設けられている。裏台紙5は、折り曲げることで裏支持面3bに対向する対向面5aと、対向面5aの裏面となる開放面5b(図6の裏側、図8)とを有する。
【0023】
ここで受け台紙7を右表辺3aRに沿って裏支持面3b側(図6の紙面裏側)に折り返し(図9矢印(1))、併せて第2の受け小片7bを中折辺7cに沿って裏支持面3bに近づく方向に折り返して上面視「く」の字状にする(図9矢印(2))。さらに、裏台紙5を受け辺7dに沿って第1の受け小片7aに近づく方向に折り返し(図9矢印(3))、裏台紙5の対向面5aを裏支持面3b密着対向するように全体を回転させる(図9矢印(4))。これにより、平面視したとき、第1の受け小片7aと第2の受け小片7bを等辺、裏台紙3を底辺とする二等辺三角形が形成される。この密着対向により、開口部3rを裏側から塞ぐことで露出部位5rを露出させる(図8(c))。
【0024】
裏台紙5の露出部位5rの中央領域には、表貫通孔3sと同様に僅かな遊びを持たせて抜き取り可能に右吊り下げ棒11の右棒先端11aから挿入出来る、表貫通孔3sの数と同数(すなわち1個)の裏貫通孔5sが形成されている。図1及び図8(b)に示すように、吊り下げ棒11は、それを折り起こした折り起こし片3pと裏貫通孔5sに挿入するだけで、棒先端11aが右受け台紙7aの角部7tに当接して受け止め支持される(図9)。受け止め支持させるだけで接着も固定もしていないので、抜き取りを含め非常に取り扱いが簡単である。
【0025】
(吊り下げ棒の構成・作用)
右吊り下げ棒は、接着しながら固く巻いた紙によって構成した丸棒であって(図1)、最大吊り下げ荷重に注意しながら用途に合わせて最適な寸法を選択するとよい。本実施形態では長さ100mm、直径5mmである。図1、6などから理解されるように、表貫通孔3sRと裏貫通孔5sRに挿入され受け台紙7aに支持された右吊り下げ棒11は、吊り下げた展示品101(図3)を展示面3aに向かって重力移動させるように展示面3aに対し傾斜するように、つまり、展示面3aから上方向に突き出すように構成されている。この構成により、展示品101の整列と落下防止が図られる。
【0026】
(保持構造の構成・組立手順)
図4乃至7に示す保持構造9は、表台紙3の上下の短辺3cそれぞれに設けられていて、表台紙3の上下中央を通過する横線(図示せず)を対象軸とする上下対称になっている。このため、上の保持構造9について説明し、下の保持構造9の説明は省略する。保持構造9は、表台紙3から見て順に連続する、第1の折り片9a、第2の折り片9b、そして第3の折り片9cから構成されている。第1の折り片9aは短辺3cを介して表台紙3に接続され、第1の折り片9aと第2の折り片9bの間に折れ線9dが、第2の折り片9bと第3の折り片9cとの間に折れ線9eが、それぞれ形成されている。これにより各片は隣接片に対して互いに屈曲可能となる。第1の折り片9aと第2の折り片9bの途中までは表台紙3側を底辺とする略台形に形成され、第2の折り片9bから第3の折り片9cに跨る両側それぞれには横向き扁平台形の差込片9fが側方に突き出している。差込片9f,9fの突き出しにより、第3の折り片9cの両側は横向きV字状に切り欠かれたようになる。
【0027】
図9矢印(4)が示すように、裏台紙5の対向面5aを裏支持面3bに密着対向させた後、図6に示す短辺3cに沿って第1の折り片9aを裏支持面3a方向(図6の背面方向)に折り曲げ、さらに、折れ線9dに沿って、第2の折り片9bを裏支持面3aに近づく方向に折り曲げる。さらにその後、第3の折り片9cを折れ線9eに沿って裏支持面3bに近づく方向に折り曲げる。図7(a)は折り曲げる前の状態を、図7(b)は折り曲げた後の状態を示す。そして、図7(b)が示すように、両方の差込片7fを、三角折り込み片7eを受け台紙7の中に折り込みながら差し込む。図7(b)の右側の差込片7f(隠れて見えない)は差し込まれた状態を示し、同左側の差込片7fは差し込まれる前の状態を示す。
【0028】
両方の差込片7fの差込が完了すると、第3の折り片9cの横向きV字の切り欠きに三角切込み辺7eの縁が食い込むことで差込片7fがとともに、第3の折り片9cが第2の受け小片7bを上から抑えることにより、受け台紙7全体と保持構造9全体が表台紙3に保持される。保持の解除は、上記手順と逆手順になる。
【0029】
(本実施形態の第1変形例)
図10乃至16を参照しながら、本実施形態の第1変形例(以下、単に「第1変形例」という)の説明を行う。第1変形例に係る吊り下げ具31は、表台紙33、裏台紙35,受け台紙37及び保持構造39を備え、これらはそれぞれ本実施形態の表台紙3、裏台紙5、受け台紙7及び保持構造9と形態は異なるが概念的に共通する。好ましくはこれらが1枚の台紙(厚紙)によって構成される点も本実施形態の構成と共通する。折り起こし片3p、吊り下げ棒11,表貫通孔3s、裏貫通孔5sの構造と作用効果については、本実施形態と第1変形例の間に差異はない。よって、ここでは上記した異なる形態についての説明を行う。第1変形例の説明において本実施形態の部材と差異のない部材については、本実施形態で使用した符号と同じ符号を用いるに留め、説明を省略する。
【0030】
(表台紙の構造)
図11、15が最もよく示すように表台紙33は、縦長の長方形であって、正面視左右に所定幅を介して互いに平行な右表辺33aRと左表辺33aLを左右に有している。表台紙33の上に一体接続された幅広の四角形部分は、展示品の名称・広告などを表示するための表示部34である。図10の正面視に示す面が表台紙33の展示面33aであり、図14表台紙33の裏面が裏支持面33bである。
【0031】
(受け台紙の構造)
受け台紙37は、表台紙33の左表辺33aL(右表辺33aLとの何れか一方)に連続して設けられている。図15に示すように受け台紙37は、表台紙33とほぼ同じの高さ寸法と幅寸法のほぼ縦長の四角形に形成されている。受け台紙37は、表台紙33から見て左方向順に第1の受け小片37aと第2の受け小片37bとに区画され、両者間には左右中央を縦に通過する中折辺37cが形成されている。中折辺37cは、左表辺3aLとほぼ平行になる。中折辺77cに沿う複数個所(本実施形態では4か所)には、受け台紙37を貫通する差込スリット38が等間隔に配されている。
【0032】
(裏台紙の構成)
図15示すように裏台紙35は、表台紙3と同じ高さと所定幅を有する縦長長方形であって、受け台紙37(第2の受け小片37b)の正面視左端となる左表辺33aLと対向する辺(受け辺37d)に連続して設けられている。裏台紙35は、折り曲げることで裏支持面33bに対向する対向面35aと、対向面35aの裏面となる開放面35b(図14の裏側、図12)とを有する。
【0033】
ここで受け台紙37を左表辺3aLに沿って裏支持面33b側(図15の紙面裏側)に折り返し、併せて第2の受け小片37bを中折辺37cに沿って裏支持面33bに近づく方向に折り返して上面視「く」の字状にする。さらに、裏台紙35を受け辺37dに沿って第1の受け小片37aに近づく方向に折り返し、裏台紙35の対向面35aを裏支持面33b密着対向するように全体を回転させる。これにより、平面視したとき、第1の受け小片37aと第2の受け小片37bを等辺、裏台紙35を底辺とする二等辺三角形が形成される。この密着対向により、本実施形態と同様に、開口部3rを裏側から塞ぐことで露出部位5rを露出させる(図10)。
【0034】
(保持構造の構造)
保持構造39は、押え片39a、差込折れ片39b、差込スリット38により構成されている。図14に示すように押え片39aは、表台紙33とほぼ同じ高さ寸法と、第2の受け小片37bとほぼ同じの幅寸法とを有し、右表辺33aR(左表辺33aLの場合もある)を介して表台紙33に連続している。押え片39の幅方向開放端は、複数個所(本実施形態では4か所)から側方に突き出す変形楕円形上の差込折れ辺39aを有している。差込スリット38の説明は既に行っているので、ここでは省略する。
【0035】
裏台紙35の対向面35aを裏支持面33b密着対向させた状態で、右表辺33aRに沿って押え片39aを裏側に折り返して第2の受け小片37bの上に被せる。被せた後、それぞれの差込折れ辺39bを折り曲げ、それぞれに対応する差込スリット38に差し込んで第2の受け小片37b、ひいては第2の受け小片37bを含む受け台紙37と裏台紙35を裏支持面33b上に保持することができる。押え片39aの幅寸法を第2の受け小片37bのそれとほぼ同じに設定した理由は、上記のとおり差込折れ辺39bを差込スリット38に差込可能とするためです。
【0036】
吊り下げ具31が1枚の台紙により構成されることが好ましいということは前述した。吊り下げ具31を構成する1枚の台紙は、横に走る2本(1本でも3本以上でもよい)
の折り畳み線40によって、上下に三つ折りできるように構成されている。このように折り畳み可能としたのは、運搬保管時に嵩張らないようにするためである。折り畳んだ時に定形封筒に入れられる大きさに構成しておけば、必要本数の吊り下げ棒11とともに吊り下げ具31を郵送・配送することができて便利である。
【0037】
(本実施形態の第2変形例)
本変形例の吊り下げ展示具51が本実施形態の吊り下げ展示具1と構造的に大きく異なる二つのうちに一つは、図21が示すように、受け台紙57が表台紙53や裏台紙55から独立した別の台紙によって構成されていることである。相違点のもう一つは、受け台紙57を表台紙53の背面に位置させるための工夫がなされていることである。以下、相違点を中心に具体的な説明をする。
【0038】
図17に示すように表台紙53は縦長の長方形であり、そこには、折り起こし片3Pが縦に2個並んで設けられ、これに伴い、開口3r、指入れ開口3t及び表貫通孔3s(図21)が形成されている。これらは本実施形態の対応部材と構造・機能に違いがない。よって、部材番号も共通する。
【0039】
表台紙53には、右辺53aR(左辺53aLでもよい。以下、同じ)を介して側片54a、背面片54b、側片54c、さらに裏台紙55が順に連続して設けられている。この中で表台紙53が最も背が高く、他の部位はいずれも同じ高さである。側片54aと側片54cの幅寸法は表台紙53の幅寸法の略4分の1ほどに、背面片54bの幅寸法は表台紙53の幅寸法と略同じに、それぞれ設定されている。裏台紙55の幅寸法も表台紙53のそれと略同じである。表台紙53の表面は展示面53aであり、図21では隠れて見えないが裏面は裏支持面53bである。
【0040】
ここで、表台紙53に対して側片54aを裏支持面53b側に直角に曲げ、その側片54aに対して背面片54bを裏支持面53bと対向するように直角に曲げ、さらに側片54cを裏支持面53bに近づく方向に直角に曲げ、加えて裏台紙55を裏支持面53bに密着対向するように直角に曲げる。その状態で、裏台紙55と表台紙53(の裏支持面53b)の間に介在する接着層55a(図21に斜線で表示)の作用で両者を接着保持する。すなわち、接着層55aは保持構造として機能する。この状態を平面視すると、表台紙53、側片54a、背面片54b、側片54cの四者によって四角形の筒体が形成されている。そこで蓋片54dを折り曲げ、さらに差込片54eを表台紙53に沿って差し込むことで筒体の上側が閉鎖される。下側は、フラップ片54fを中に折り込んでから蓋片53dを折り曲げ、差込片53eを表台紙53に沿って差し込むことで筒体の下側も閉鎖され、上下が閉鎖された箱体59(図20)が形成される。
【0041】
順番が前後するが、受け台紙57は、背面片54bと同じか僅かに低い高さ寸法と、表台紙53より長い幅寸法を有している。長い幅寸法を有するのは、これを中折線57aに沿って平面視「く」の字状に曲げた状態で箱体59の中に左右の移動なく収納するためである。短い幅寸法では、左右移動が生じて吊り下げ棒11を安定して受け止められないからである。なお、受け台紙57は屈曲させる代わりに湾曲させることもできる。
【符号の説明】
【0042】
1,31 展示品吊り下げ具(吊り差げ具)
3,33 表台紙
3a,33a 展示面
3b,33b 裏支持面
3aR,33aR 右表辺
3aL,33aL 左表辺
3c 短辺
3p 折り起こし片
3q 接続辺
3r 開口部
3s 表貫通孔
3t 指入れ開口
5,35 裏台紙
5a,35a 対向面
5b,35b 開放面
5r 露出部位
5s 裏貫通孔
7,37 受け台紙
7a,37a 第1の受け小片
7b,37b 第2の受け小片
7c,37c 中折辺
7d,37d 受け辺
7e 三角折り込み片
7s 紐孔
7t 角部
9,39 保持構造
9a 第1の折り片
9b 第2の折り片
9c 第3の折り片
9d 折れ線
9e 折れ線
9f 差込片
10,40 折り畳み線
11 吊り下げ棒
11a 棒先端
34 表示部
38 差込スリット
39a 押え片
39b 差込折れ片
51 展示品吊り下げ具(吊り下げ具)
53 表台紙
53a 展示面
53b 裏支持面
53d 蓋片
53e 差込片
53aR 右表辺
53aL 左表辺
54a 側片
54b 背面片
54c 側片
54d 蓋片
54e 差込片
54f フラップ片
55 裏台紙
55a 接着層(保持構造)
57 受け台紙
57a 中折戦
59 箱体
101 展示品



図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20
図21