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特開2023-29133乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段
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  • 特開-乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023029133
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段
(51)【国際特許分類】
   F04B 39/16 20060101AFI20230224BHJP
   F04B 39/00 20060101ALI20230224BHJP
【FI】
F04B39/16 H
F04B39/00 101R
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021139643
(22)【出願日】2021-08-30
(31)【優先権主張番号】10-2021-0110444
(32)【優先日】2021-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】520206438
【氏名又は名称】ターボウィン カンパニー,リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】キム,ミン ス
【テーマコード(参考)】
3H003
【Fターム(参考)】
3H003AC02
3H003BA06
3H003BG09
3H003CD06
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ベント(vent)により発生するさまざまな問題点を解決するとともに、捨てられる圧縮空気を再度リサイクルすることができるようにすることによって、圧縮空気を使用している現場の環境改善に加え、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環を図ることができる空気圧縮手段の提供。
【解決手段】本発明の空気圧縮手段は、内部で空気の吸入、圧縮、及び吐出が行われるようにする空気圧縮システムのハウジング手段、前記空気圧縮システムのハウジング手段の内部一側に位置及び結合され、外部から流入される空気を吸入及び圧縮して、圧縮空気を生成させる空気圧縮手段、及び前記空気圧縮システムのハウジング手段の内部一側に位置及び結合され、空気圧縮手段の一側と接続及び結合されて、空気圧縮手段によって生成された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気の内外部吐出手段、で構成される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段(1)であって、
内部で空気の吸入、圧縮及び吐出が行われるようにする空気圧縮システムのハウジング手段(100)、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部一側に位置及び結合され、外部から流入される空気を吸入及び圧縮して、圧縮空気を生成させる空気圧縮手段(200)、及び、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部一側に位置及び結合され、空気圧縮手段(200)の一側と接続及び結合されて、空気圧縮手段(200)によって生成された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気の内外部吐出手段(300)、で構成され、
前記圧縮空気の内外部吐出手段(300)は、
前記空気圧縮手段(200)によって圧縮された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気吐出部(310)、及び、
前記圧縮空気吐出部(310)の一側に結合されて接続され、前記空気圧縮手段(200)から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部(310)を介して排出される過程中に発生する空気の逆流を防止するように、圧縮空気を分解し、分解された圧縮空気の一部が別の特定のパスに沿って流動するように誘導して、流動された圧縮空気が前記圧縮空気システムのハウジング手段(100)の内部に排出されるようにする乾燥空気の内部排出トラップ部(320)、で構成され、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)からは、現場で必要な圧縮空気だけを吐出するようにすることによって、現場に必要な圧縮空気以外に、外部に捨てられる圧縮空気が皆無にして、外部に排出される圧縮空気により発生する騒音及び凝縮水を防止することを特徴とする、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段。
【請求項2】
前記乾燥空気の内部排出トラップ部(320)は、
前記圧縮空気吐出部(310)の下部一側に接続及び結合されて、前記圧縮空気吐出部(310)に供給される前記圧縮空気手段(200)によって圧縮された圧縮空気が分解されて、分解された圧縮空気は、別の特定のパスに沿って流動されるようにする内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)、及び、
前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)の先端に結合形成されて、前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)を介して流動された圧縮空気から水分を除去し、水分が除去された圧縮空気が乾燥空気として前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部に排出されるようにする内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール(322)、で構成され、
前記空気圧縮手段(200)から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部(310)を介して排出される過程で発生する空気の逆流を防止するとともに、分解されて捨てられる圧縮空気から内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール(322)を介して水分を除去して、乾燥空気として再度前記圧縮空気手段(200)に流入されるように図ることによって、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環が行われるようにすることを特徴とする請求項1に記載の乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段に関するものであり、より詳細には、空気を圧縮するシステム系で起こるベント(vent)を、外部(大気中)ではない、空気を圧縮するシステム系の内部に誘導して、ベント(vent)により発生するさまざまな問題点を解決するとともに、捨てられる圧縮空気を再度リサイクルすることができようにすることによって、圧縮空気を使用している現場の環境改善に加え、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環を図る、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、圧縮空気を利用する産業現場では、現場に必要な圧縮空気以外の空気は、空気圧縮システムから外部に排出させて、空気を圧縮するシステムの運転を安定させる。
【0003】
これをベント(vent)と呼ばれ、前記ベント(vent)は、内部の圧力を超えた場合には、空気を圧縮するシステムから大気中に空気やガスを抜くことと定義される
【0004】
その中で、エアベント(air vent)は、配管に流動される空気を自動的に排出する装置であり、空気を圧縮するシステムからベント(vent)が行われなければ、配管内に空気が冷たくなって過度のノイズが発生し、圧縮空気に含まれる水分のために、腐食や維持コストを増加させる原因となり、ポンプなどの装置の動作を妨害する空気の障害を誘発させて、配管内の空気の流量を測定するセンサの精度およびコントロールバルブなどの動作にも深刻な影響を及ぼし、ひどい場合には、設備全体が麻痺されるなど、深刻な問題が発生する。
【0005】
また、場でのベント(vent)は、上述したように、大気中へ排出する方式であり、これは、騒音および凝縮水などの発生で、現場に別の問題を発生させることができる。
【0006】
したがって、本発明は、ベント(vent)が空気を圧縮するシステム系内で行われるようにすることによって、作業環境を改善させることができる空気圧縮手段を提供しようとする。
【0007】
そこで、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段に関する先行技術として、図7aに示すように、韓国登録特許第10―1868915号公報「真空ポンプ水分除去システムのトラップ装置」(以下、「特許文献1」とする)は、内部に上下に複数のコンパートメントが形成されるハウジング;前記ハウジングの上部から前記ハウジングの内部に挿入されて、複数の前記コンパートメントのうち前記ハウジングの最下段に位置するコンパートメントへ真空対象から流入される空気を伝達する流入管;前記ハウジングの最下段に位置するコンパートメントを含む複数のコンパートメントに充填されているトラップオイル;及び複数の前記コンパートメントのいずれかのコンパートメントに挿入されて、前記トラップオイルを通過した空気中に含まれている水分、油分、及び異物のうち少なくともいずれか一つを除去する濾過材を含む真空ポンプ水分除去システムのトラップ装置に関するものである。
【0008】
この時、複数の前記コンパートメントは連通口を介して相互に接続され、前記コンパートメントの上部および下部にそれぞれ形成される前記連通口を左右に交差して形成させ、前記ハウジングの最下段コンパートメントを含む複数のコンパートメントに充填されたトラップオイルを通過する空気は、左右に交差形成された前記連通口に沿って左右に移動及び上昇し、前記流入管を介して前記ハウジングの最下段に位置するコンパートメントに転送される空気は、前記トラップオイルを通過して前記ハウジングの上部に移動し、前記ハウジングの最上段に位置するコンパートメントは、真空ポンプと接続されて前記空気が前記真空ポンプに吸引されるようにすることによって、水分を効果的に除去することができる。
【0009】
別の先行技術として、図7bに示すように、韓国登録特許第10―1868914号公報「真空ポンプの水分除去システム」(以下、「特許文献2」とする)は、真空対象から空気を吸引して前記真空対象の内部に負圧を形成するための真空ポンプと、前記真空ポンプの内部の空気を吸引する補助真空ポンプとを含み、前記真空対象から吸入される空気中に含まれて前記真空ポンプで吸引される水分は、前記真空ポンプの内部で凝結され、前記補助真空ポンプにより前記真空ポンプの内部圧力が低下すれば、前記真空ポンプの内部で結露して生成された凝縮水が気化されて、前記補助真空ポンプにより前記真空ポンプの外部に排出されるようにして、真空対象から吸入される空気に含まれて真空ポンプに流入される水分を効果的に除去することができる、真空ポンプ水分の除去システムに関するものである。
【0010】
前述したように、前記特許文献1ないし特許文献2は、本発明と同一の技術分野であり、空気を吸引する装置に流入される空気に含まれる水分を除去するためという発明の目的において、類似及び同じ概念が存在するが、発明が解決しようとする課題および効果、これを解決するための解決手段に違いがある。
【0011】
すなわち、発明が解決しようとする課題を解決し、その効果を発揮させるための発明の具体的な解決手段構成要素において技術的特徴に差がある。
【0012】
したがって、本発明は、前記特許文献1ないし特許文献2を含む空気の水分除去のための技術とは異なる、本発明のみの発明の解決しようとする課題発明の目的、これを解決するための解決手段構成要素、及びそれを解決することに発揮される効果に基づいて、その技術的特徴を図りたい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0013】
【特許文献1】韓国登録特許第10-1868915号公報
【特許文献2】韓国登録特許第10―1868914号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0014】
したがって、本発明は、前記のような問題点を解決するために提案された技術として、本発明の目的は、ベント(vent)による問題、すなわち、現場に発生する騒音及び凝縮水を防止して、現場の環境が改善されるようにする、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の提供にある。
【0015】
本発明の他の目的は、ベント(vent)により捨てられる圧縮空気を加工(水分の除去)して、空気圧縮手段システム系内で再度使用することができるようにすることによって、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環が行われるようにする、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の提供にある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
前記目的を達成するための本発明による乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段は、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段において、内部で空気の吸入、圧縮、及び吐出が行われるようにする空気圧縮システムのハウジング手段;前記空気圧縮システムのハウジング手段の内部一側に位置及び結合され、外部から流入される空気を吸入及び圧縮して、圧縮空気を生成させる空気圧縮手段;及び前記空気圧縮システムのハウジング手段の内部一側に位置及び結合され、空気圧縮手段の一側と接続及び結合されて、空気圧縮手段によって生成された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気の内外部吐出手段;で構成されるが、前記圧縮空気の内外部吐出手段は、前記空気圧縮手段によって圧縮された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気吐出部;及び前記圧縮空気吐出部の一側に結合されて接続され、前記空気圧縮手段から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部を介して排出される過程中に発生する空気の逆流を防止するように、圧縮空気を分解し、分解された圧縮空気の一部が別の特定のパスに沿って流動するように誘導して、流動された圧縮空気が前記圧縮空気システムのハウジング手段の内部に排出されるようにする乾燥空気の内部排出トラップ部;で構成されて、前記空気圧縮システムのハウジング手段からは、現場で必要な圧縮空気だけを吐出するようにすることによって、現場に必要な圧縮空気以外に、外部に捨てられる圧縮空気が皆無にして、外部に排出される圧縮空気により発生する騒音及び凝縮水を防止することを特徴とする。
【0017】
このとき、前記乾燥空気の内部排出トラップ部は、前記圧縮空気吐出部の下部一側に接続及び結合されて、前記圧縮空気吐出部に供給される前記圧縮空気手段によって圧縮された圧縮空気が分解されて、分解された圧縮空気は、別の特定のパスに沿って流動されるようにする内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール;及び前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュールの先端に結合形成されて、前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュールを介して流動された圧縮空気から水分を除去し、水分が除去された圧縮空気が乾燥空気として前記空気圧縮システムのハウジング手段の内部に排出されるようにする内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール;で構成されて、前記空気圧縮手段から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部を介して排出される過程で発生する空気の逆流を防止するとともに、分解されて捨てられる圧縮空気から内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュールを介して水分を除去して、乾燥空気として再度前記圧縮空気手段に流入されるように図ることによって、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環が行われるようにすることを特徴とする。
【0018】
一方、これに先立ち、本明細書は、特許登録請求の範囲に使用された用語や単語は通常的であるか、辞典的な意味に限定して解釈されてはならず、発明者は、彼自身の発明を最善の方法で説明するために、用語の概念を適切に定義することができる原則に立脚して、本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈されるべきである。
【0019】
したがって、本明細書に記載された実施例と図面に図示された構成は、本発明の最も望ましい一実施例にすぎず、本発明の技術的思想をすべて代弁するものではないので、本出願時点においてこれらを代替することができる様々な均等物と変形例があることを理解しなければならない。
【発明の効果】
【0020】
以上の構成及び作用で、前記説明したように、本発明によれば、次のような効果がある。
【0021】
1.ベント(vent)による従来の現場に発生する様々な問題、すなわち、騒音及び凝縮水の発生原因に起こることができる様々な安全事故を未然に防止して、現場の作業環境が改善されるようにすることができる。
【0022】
2.空気圧縮手段システム系の内部にベント(vent)が行われるようにすることによって、外部(大気中)に捨てられる圧縮空気が著しく低下させることができる。
【0023】
すなわち、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環を図ることができる。
【0024】
3.空気圧縮手段システム系の内部でベント(vent)が行われる場合に発生することがある問題、すなわち、空気圧縮手段システム系の内部に発生する結露や内部の騒音を事前に解決して、空気圧縮手段システム系の内部にベント(vent)が行われるようにする非常に効果的発明といえる。
【図面の簡単な説明】
【0025】
図1】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成図を示したものである。
図2】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の概念図を示したものである。
図3】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の実施例を概略的に示すものである。
図4】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の実施例に対する一部を実際の写真で示したものである。
図5】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成要素の中、圧縮空気内外部吐出手段の実施例を概略図で示したものである。
図6】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成要素の中、圧縮空気内外部吐出手段に対するメカニズムを簡単にフローチャートで示したものである。
図7a】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の特許文献1の代表図を示す。
図7b】本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の特許文献2の代表図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0026】
以下、添付された図面を参照して、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段1の機能、構成、および作用を詳細に説明することにする。
【0027】
図1は、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成図を示したものであり、図2は、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の概念図を、図3は、本発明の乾燥空気内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の実施例を、図4は、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の実施例の一部を実際の写真で、図5は、本発明の乾燥空気中に排出トラップ付加適用空気圧縮手段の構成要素の中、圧縮空気内外部吐出手段の実施例を概略図で、図6は、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成要素の中、圧縮空気内外部吐出手段のメカニズムを簡単にフローチャートで示したものである。
【0028】
図1乃至図6に示すように、本発明は、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段1において、内部で空気の吸入、圧縮、及び吐出が行われるようにする空気圧縮システムのハウジング手段100;前記空気圧縮システムのハウジング手段100の内部一側に位置及び結合され、外部から流入される空気を吸入及び圧縮して、圧縮空気を生成させる空気圧縮手段200;及び前記空気圧縮システムのハウジング手段100の内部一側に位置及び結合され、空気圧縮手段200の一側と接続及び結合されて、空気圧縮手段200によって生成された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気の内外部吐出手段300;で構成される。
【0029】
前記圧縮空気の内外部吐出手段300は、前記空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気吐出部310;および前記圧縮空気吐出部310の一側に結合されて接続され、空気圧縮手段200から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部310を介して排出される過程中に発生する空気の逆流を防止するように、圧縮空気を分解し、分解された圧縮空気の一部が別の特定のパスに沿って流動するように誘導して、流動された圧縮空気が圧縮空気システムのハウジング手段100の内部に排出されるようにする乾燥空気の内部排出トラップ部320;で構成されて、空気圧縮システムのハウジング手段100からは、現場で必要な圧縮空気だけを吐出するようにすることによって、現場に必要な圧縮空気以外に、外部に捨てられる圧縮空気が皆無にして、外部に排出される圧縮空気により発生する騒音及び凝縮水を防止することを特徴とする。
【0030】
すなわち、本発明は、従来の空気圧縮システム系で必要な場所に供給される圧縮空気以外に、外部(大気中)に排出されて捨てられる圧縮空気を、外部(大気中)ではない、空気圧縮システム系の内部への排出を誘導することによって、外部(大気中)に捨てられる圧縮空気の排出による騒音及び凝縮水の発生を防止し、これに加えて、捨てられる圧縮空気が、空気圧縮システム系の内部に排出されることにより、空気圧縮手段200に再度流入および吸引されて、圧縮されるようにして、エネルギーの効率向上とエネルギーの好循環が行われるようにするが、捨てられる圧縮空気から水分を除去し、捨てられる圧縮空気による空気圧縮システム系の内部に発生することができる問題(結露)を未然に防止して、空気圧縮システム系の内外部の最適な環境が造成されるようにする空気圧縮手段に関するものである。
【0031】
より具体的に、前記空気圧縮システムのハウジング手段100は、内部に空気圧縮手段200と圧縮空気の内外部吐出手段300が位置するように一定のスペースに形成される圧縮空気システムのハウジング部110;前記空気圧縮システムのハウジング部110の一側に特定の形状に貫通形成されて、外部から圧縮空気システムのハウジング部110の内部に空気が流入されるようにする外部空気の流入フィルタモジュール121が結合された外部空気流入部120;前記空気圧縮システムのハウジング部110の一側に貫通形成されて、空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気が圧縮空気の内外部吐出手段300を介して外部に吐出されるようにする圧縮空気吐出部130;前記空気圧縮システムのハウジング部110の一側に貫通形成されて、空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気が圧縮空気の内外部吐出手段300を介して外部に吐出される過程で上昇する圧縮空気の熱を冷却させる板型の熱交換器部230に流体(不凍液)が供給されるようにする熱交換器の流体供給部140;および前記空気圧縮システムのハウジング部110の一側に形成され、空気圧縮システムのハウジング部110の内部に位置する空気圧縮手段200および圧縮空気の内外部吐出手段300の運転を、様々なセンサから取得される情報に基づいて、圧縮空気の吐出圧力、流量を制御する空気圧縮システムの制御部150;で構成されて、空気を圧縮するための手段が一つのシステムデバイスに形成されるようにする。
【0032】
前記空気圧縮手段200は、外部から流入される空気を吸入、圧縮する空気圧縮部210;前記空気圧縮部210に吸入される空気をフィルタリングする空気吸込フィルタ部220;前記空気圧縮部210によって圧縮された圧縮空気が外部に吐出される過程で、圧縮空気に生成された熱が伝達されるようにする板型の熱交換器部230;一端部は、熱交換器の流体供給部140に結合され、他端部は、前記板型の熱交換器部230に結合されて、圧縮空気に生成された熱が伝達されるように板型の熱交換器部230に流体(不凍液)が流動および循環されるようにする熱伝達流体の流動ライン部240;及び一端部は、圧縮空気の内外部吐出手段300の一側に結合され、他端部は、前記空気圧縮部210に結合されて、空気圧縮部210によって圧縮された圧縮空気が外部に吐出されるようにする圧縮空気移動ライン部250;で構成されて、空気の吸入および圧縮過程が円滑に行われるようにする。
【0033】
前記圧縮空気の内外部吐出手段300は、空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気吐出部310;及び圧縮空気吐出部310の一側に結合されて接続され、空気圧縮手段200から生成された圧縮空気が、圧縮空気吐出部310を介して排出される過程中に発生する空気の逆流を防止するように、圧縮空気を分解し、分解された圧縮空気の一部が別の特定のパスに沿って流動するように誘導して、流動された圧縮空気が圧縮空気システムのハウジング手段100の内部に排出されるようにする乾燥空気の内部排出トラップ部320;で構成される。
【0034】
したがって、前記空気圧縮システムのハウジング手段100からは、現場で必要な圧縮空気だけを吐出するようにすることによって、現場に必要な圧縮空気以外に、外部に捨てられる圧縮空気が皆無にして、外部に排出される圧縮空気により発生する騒音および凝縮水を防止することを特徴とする。
【0035】
このとき、前記圧縮空気吐出部310は、空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気が流入され、これを外部に排出されるようにする圧縮空気の排出配管モジュール311;前記圧縮空気の排出配管モジュール311から排出される圧縮空気が片側にのみ流動および排出されるようにする圧縮空気の排出チェックバルブモジュール312;前記圧縮空気の排出配管モジュール311の下部に形成され、圧縮空気の排出配管モジュール311に流入される圧縮空気から水分を除去して、良質の圧縮空気が圧縮空気の排出配管モジュール311を介して、外部に吐出するようにする外部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール313;および前記外部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール313によって圧縮空気からフィルタリングされている水分を外部に排出するドレン水分排出ラインモジュール314;で構成される。
【0036】
したがって、空気圧縮手段200から圧縮された圧縮空気を加工(水分の除去)して、外部に排出されるようにする。
【0037】
前記外部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール313は、下部が円錐状に形成され、圧縮空気の排出配管モジュール311に流入される圧縮空気から分離された水分が下に落下するようにする第1のドレントラップハウジング要素313-1;前記第1のドレントラップハウジング要素313-1の内部に下方に一定の傾きを持ち、特定の配列に形成されて、圧縮空気の排出配管モジュール311から流入される圧縮空気と接触および摩擦されるように図って、水分を除去し、除去された水分が重力方向に落水されるようにする第1のドレントラップ水分落下プレート要素313-2;および前記第1のドレントラップハウジング要素313-1の下端部に結合形成されて、落下される水分を外部に排出させる第1の水分排出ライン要素313-3;で構成されて、圧縮空気の排出配管モジュール311を流動する圧縮空気から水分が除去されるようにする。
【0038】
前記乾燥空気の内部排出トラップ部320は、前記圧縮空気吐出部310の下部一側に接続及び結合されて、圧縮空気吐出部310に供給される圧縮空気手段200によって圧縮された圧縮空気が分解されて、分解された圧縮空気が、別の特定のパスに沿って流動されるようにする内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321;および前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321の先端に結合形成されて、内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321を介して流動された圧縮空気から水分を除去し、水分が除去された圧縮空気が乾燥空気として空気圧縮システムのハウジング手段100の内部に排出されるようにする内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール322;で構成される。
【0039】
したがって、空気圧縮手段200から生成された圧縮空気が、圧縮空気吐出部310を介して排出される過程で発生する空気の逆流を防止するとともに、分解されて捨てられる圧縮空気から内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール322を介して水分を除去して、乾燥空気として再度圧縮空気手段200に流入されるように図ることによって、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環が行われるようにする。
【0040】
このとき、内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321は、圧縮空気吐出部310を介して外部に吐出されるために流動する圧縮空気の一部を分解して、圧縮空気の一時的な圧力低下図り、圧縮空気の逆流防止及び吐出される圧縮空気の適正圧力を調節できるようにする第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素321-1;前記第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素321-1の下部に平行に形成され、第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素321-1の機能と同じ役割をするようにする第2の内部吐出圧縮空気流動配管要素321-2;前記第2の内部吐出圧縮空気流配管要素321-2の下部に平行に形成され、第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素321-1の機能と同じ役割をするようにする第3の内部吐出圧縮空気流動配管要素321-3;前記第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素321-1の一側に結合形成されて、圧縮空気の流動をスムーズに制御できるようにする第1の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-4;前記第2の内部吐出圧縮空気流配管要素321-2の一側に結合形成されて、圧縮空気の流動をスムーズに制御できるようにする第2の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-5;および前記第3の内部吐出圧縮空気流配管要素321-3の一側に結合形成されて、圧縮空気の流動をスムーズに制御できるようにする第3の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-6;で構成される。
【0041】
したがって、第1の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-4、第2の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-5、および第3の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素321-6は、前記圧縮空気吐出部310に流入される圧縮空気の圧力と量、空気圧縮手段200の負荷(load)、無負荷(unload)の状況に応じて適切に開閉されて、空気を圧縮および吐出するシステム系が安定的に稼動するようにすることはもちろん、吐出される圧縮空気の定圧制御がスムーズに行われるようにする。
【0042】
また、内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール322は、下部が円錐状に形成され、内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321に流入される圧縮空気から分離された水分が下に落下するようにする第2のドレントラップハウジング要素322-1;前記第2のドレントラップハウジング要素322-1の内部に下方に一定の傾きを持ち、特定の配列に形成されて、内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321から流入される圧縮空気と接触および摩擦されるように図り、水分を除去し、除去された水分が重力方向に落水されるようにする第2のドレントラップ水分落下プレート要素322-2;前記第2のドレントラップハウジング要素322-1の上部に結合形成されて、排出される圧縮空気による騒音を低下させる内部排出圧縮空気の騒音低下要素322-3;前記内部排出圧縮空気の騒音低下要素322-3の上部に結合形成されて、排出される圧縮空気から再度水分や異物を最終的にフィルタリングして、空気圧縮システムのハウジング部110の内部に水分が除去された圧縮空気が排出されるようにする内部排出乾燥空気のフィルタ要素322-4;前記第2のドレントラップハウジング要素322-1が、空気圧縮システムのハウジング部110の内部一側に位置及び固定されるようにする第2のドレントラップハウジング固定支持要素322-5;および前記第2のドレントラップハウジング要素322-1の下端部に結合形成されて、落下される水分を外部に排出させる第2の水分排出ライン要素322-6;で構成される。
【0043】
したがって、前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール311を流動する圧縮空気から水分を除去して、乾燥空気として圧縮空気システムのハウジング部110の内部に排出されるようにする。
【0044】
一方、図6は、本発明である乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段の構成要素の中、圧縮空気内外部吐出手段に対するメカニズムを簡単にフローチャートで示したものである。
【0045】
以下、これをもう少し具体的に説明することにする。
【0046】
まず、空気圧縮システムのハウジング手段100の外部に位置する空気が、空気圧縮システムのハウジング手段100の内部に流入され、空気圧縮システムのハウジング手段100の内部に流入した空気が、空気圧縮手段200により吸引されて、圧縮される。
【0047】
前記空気圧縮手段200によって圧縮された圧縮空気が、圧縮空気の内外部吐出手段300を介して、空気圧縮システムのハウジング手段100の外部(現場に必要な圧縮空気の吐出)に吐出するとともに、空気圧縮システムのハウジング手段100の内部(捨てられる圧縮空気を加工して、乾燥空気で排出)に排出される。
【0048】
したがって、従来の空気圧縮システムのハウジング手段100の外部に捨てられていた圧縮空気による騒音及び凝縮水などで発生された問題点を解決することはもちろん、前記空気圧縮システムのハウジング手段100の内部に捨てられる水分が除去された前記圧縮空気が再度空気圧縮手段200に流入および圧縮されるようにすることによって、現場の作業環境を改善し、さらに、エネルギー効率の最大化およびエネルギーの好循環が行われるように図る。
【0049】
すなわち、空気圧縮システムのハウジング部110の外部に位置する空気が外部空気流入部120を介して空気圧縮システムのハウジング部110の内部に流入される。
【0050】
前記空気圧縮システムのハウジング部110の内部に流入された空気は、空気吸込フィルタ部220を経て、空気圧縮部210に吸入されて圧縮される。
【0051】
この時、空気圧縮部210によって圧縮された圧縮空気は、圧縮空気の移動ライン部250を介して流動して、圧縮空気の排出配管モジュール311および内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321を介して、それぞれ、空気圧縮システムのハウジング部110の外部及び内部に吐出及び排出されるようする。
【0052】
この時、圧縮空気の排出配管モジュール311に流動する圧縮空気は、外部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール313を介して、水分が除去されて、空気圧縮システムのハウジング部110の外部に圧縮空気が吐出されるようにする。
【0053】
また、内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール321に流動して捨てられる圧縮空気は、内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール322を介して水分が除去されて、空気圧縮システムのハウジング部110の内部に水分が除去された圧縮空気が排出されるようにすることによって、従来技術の問題点(騒音および凝縮水の防止)が解決されるようにする。
【0054】
以上のように、本発明は、記載された実施例に限定されるものではなく、本発明の思想及び範囲を逸脱することなく様々な修正及び変形することができることは、この技術の分野における通常の知識を有する者にとって自明である。
【0055】
したがって、技術的思想や主要な特徴から逸脱することなく、他の様々な形で実施することができるので、本発明の実施例は、あらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈してはならず、さまざまな変形して実施することができる。
【産業上の利用可能性】
【0056】
本発明は、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段に関するものであり、これを製作する第作業及び販売業、特に、圧縮空気が必要な産業現場の環境改善やエネルギー効率、エネルギーの好循環を図る環境にやさしいエネルギー産業分野など、さまざまな産業分野の強化に貢献することに適用することができる。
【符号の説明】
【0057】
1 乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段
100 空気圧縮システムのハウジング手段
110 空気圧縮システムのハウジング部
120 外部空気の流入部
121 外部空気の流入フィルタモジュール
130 圧縮空気吐出部
140 熱交換器の流体供給部
150 空気圧縮システムの制御部
200 空気圧縮手段
210 空気圧縮部
220 空気吸込フィルタ部
230 板型の熱交換器部
240 熱伝達流体の流動ライン部
250 圧縮空気の移動ライン部
300 圧縮空気の内外部吐出手段
310 圧縮空気吐出部
311 圧縮空気の排出配管モジュール
312 圧縮空気の排出チェックバルブモジュール
313 外部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール
313-1 第1のドレントラップハウジング要素
313-2 第1のドレントラップ水分落下プレート要素
313-3 第1の水分排出ライン要素
314 ドレン水分排出ラインモジュール
320 乾燥空気の内部排出トラップ部
321 内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール
321-1 第1の内部吐出圧縮空気の流動配管要素
321-2 第2の内部吐出圧縮空気の流動配管要素
321-3 第3の内部吐出圧縮空気の流動配管要素
321-4 第1の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素
321-5 第2の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素
321-6 第3の圧縮空気の圧力調節用防風バルブ要素
322 内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール
322-1 第2のドレントラップハウジング要素
322-2 第2のドレントラップ水分落下プレート要素
322-3 内部排出圧縮空気の騒音低下要素
322-4 内部排出乾燥空気のフィルタ要素
322-5 第2のドレントラップハウジングの固定支持台要素
322-6 第2の水分排出ライン要素
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7a
図7b
【手続補正書】
【提出日】2022-11-15
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段(1)であって、
内部で空気の吸入、圧縮及び吐出が行われるようにする空気圧縮システムのハウジング手段(100)、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部一側に位置及び結合され、外部から流入される空気を吸入及び圧縮して、圧縮空気を生成させる空気圧縮手段(200)、及び、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部一側に位置及び結合され、空気圧縮手段(200)の一側と接続及び結合されて、空気圧縮手段(200)によって生成された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気の内外部吐出手段(300)、で構成され、
前記圧縮空気の内外部吐出手段(300)は、
前記空気圧縮手段(200)によって圧縮された圧縮空気を外部に吐出する圧縮空気吐出部(310)、及び、
前記圧縮空気吐出部(310)の一側に結合されて接続され、前記空気圧縮手段(200)から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部(310)を介して排出される過程中に発生する空気の逆流を防止するように、圧縮空気を分解し、分解された圧縮空気の一部が別の特定のパスに沿って流動するように誘導して、流動された圧縮空気が前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部に排出されるようにする乾燥空気の内部排出トラップ部(320)、で構成され、
前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)からは、現場で必要な圧縮空気だけを吐出するようにすることによって、現場に必要な圧縮空気以外に、外部に捨てられる圧縮空気が皆無にして、外部に排出される圧縮空気により発生する騒音及び凝縮水を防止することを特徴とする、乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段。
【請求項2】
前記乾燥空気の内部排出トラップ部(320)は、
前記圧縮空気吐出部(310)の下部一側に接続及び結合されて、前記圧縮空気吐出部(310)に供給される前記空気圧縮手段(200)によって圧縮された圧縮空気が分解されて、分解された圧縮空気は、別の特定のパスに沿って流動されるようにする内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)、及び、
前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)の先端に結合形成されて、前記内部吐出圧縮空気の流動配管モジュール(321)を介して流動された圧縮空気から水分を除去し、水分が除去された圧縮空気が乾燥空気として前記空気圧縮システムのハウジング手段(100)の内部に排出されるようにする内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール(322)、で構成され、
前記空気圧縮手段(200)から生成された圧縮空気が、前記圧縮空気吐出部(310)を介して排出される過程で発生する空気の逆流を防止するとともに、分解されて捨てられる圧縮空気から内部吐出圧縮空気のドレントラップモジュール(322)を介して水分を除去して、乾燥空気として再度前記空気圧縮手段(200)に流入されるように図ることによって、エネルギー効率の最大化及びエネルギーの好循環が行われるようにすることを特徴とする請求項1に記載の乾燥空気の内部排出トラップ部が適用された空気圧縮手段。