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  • 特開-コイルガンを用いたミサイル迎撃装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023029154
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】コイルガンを用いたミサイル迎撃装置
(51)【国際特許分類】
   F41B 6/00 20060101AFI20230224BHJP
【FI】
F41B6/00
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021154844
(22)【出願日】2021-08-20
(71)【出願人】
【識別番号】302053375
【氏名又は名称】中村 敏之
(71)【出願人】
【識別番号】521417440
【氏名又は名称】石川 晴美
(71)【出願人】
【識別番号】521416948
【氏名又は名称】石川 賀尊
(72)【発明者】
【氏名】中村 敏之
(57)【要約】      (修正有)
【課題】飛行体が空気中を高速度で進行する場合、空気抵抗で数万度の温度に達してしまい、その熱で溶解してしまうという問題がある為、その空気抵抗を大きく下げる方法を提供する。
【解決手段】本発明は、アンテナから照射される電磁波で前方の空気をプラズマ化させて弾き飛ばす銛を多段コイルガンで加速して発射させるようにしたものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
電磁波とプラズマを用いて空気抵抗を減らす銛を用いている。
【請求項2】
多段コイルガンで超高速での発射を可能にしている。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、先端から電磁波を照射し、前方の気体をプラズマ化した上で密度を下げる銛をコイルガンを用いて超高速で発射し、ミサイルを迎撃するものである。
【背景技術】
【0002】
銛の内部にフェイズドアレイアンテナを設けて、前方に回転偏波させた高強度の電磁波を照射し、気体分子をプラズマ化させた後に弾き飛ばして密度を下げるようにした銛を、多段コイルガンを用いて超高速度に加速して発射させる事でミサイルを迎撃するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
飛行体が空気中を高速度で進行する場合、空気抵抗で数万度の温度に達してしまい、その熱で溶解してしまうという問題がある為、空気抵抗を極端に下げる必要が有り、またその飛行体をマッハ10を超える超高速で発射する為には、火薬等を用いて加速させるのは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アンテナから照射される電磁波で前方の空気をプラズマ化させて弾き飛ばす銛を多段コイルガンで加速して発射させるようにしたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によるミサイル迎撃装置は、連射が可能であり且つ製造コストが安く、マッハ50を超える速度で照射された銛は、もしもミサイルに当たらない場合、地球脱出速度を超えて宇宙空間へ飛び去って行くので、地上に落ちてくる事がない。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本装置の全体図を示した説明図である。
【0009】
図2図2は本装置の動作原理等を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
内部の構造と、積載する装置を工夫する事で超高速飛行が可能な銛と、多段コイルガンによって、超高速まで加速可能にしている。
【実施例0010】
山頂付近に多数設置する事で、ミサイル迎撃の確率を上げる事が出き、且つ連射が可能な為、多数のミサイルの迎撃が可能。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-12-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、飛翔体の先端から電磁波を照射し、飛行方向前方の気体をプラズマ化させ、更に飛翔体前方から照射する別波長の電磁波にてはじき飛ばす事で気体密度を下げる機能を持つ飛翔体をコイルガンを用いて超高速で発射し、ミサイルを迎撃するものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】
【背景技術】
【0002】
飛翔体の内部にフェイズドアレイアンテナを設けて、そのアンテナを構成する微少アンテナ群は異なる波長の電磁波を照射するブロックに別れていて、あるブロックは前方に電磁波を照射して気体をプラズマ化させつつ、アンテナ内の異なるブロックは回転偏波させた高強度の電磁波を照射し、プラズマ化された気体をはじき飛ばして飛翔体の前方の気体密度を下げるようにする機能を持つ。その飛翔体を多段コイルガンを用いて超高速度に加速して発射させる事でミサイルを迎撃するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
飛翔体が空気中を高速度で進行する場合、空気抵抗にて数万度の温度に達してしまい、その熱で溶解してしまうという問題があるので、空気抵抗を極端に下げる必要が有り、またその飛翔体をマッハ10を超える超高速で発射する為には、火薬等を用いて加速させるのは困難である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、飛翔体内のアンテナから照射する電磁波を用いて前方の空気をプラズマ化させて弾き飛ばし、飛翔体前方の気体密度を下げる事で飛翔時の空気抵抗を低減させる機能を持つ飛翔体を多段コイルガンにて加速させて発射させるようにしたものである。
【発明の効果】
【0007】
本発明によるミサイル迎撃装置は、連射が可能であり且つ製造コストも安く、マッハ50を超える速度で照射された飛翔体は、もしもミサイルに当たらない場合、地球脱出速度を超えて宇宙空間へ飛び去って行くので、地上に落ちてくる事がない。また、逆に前方への電磁波照射をミサイルに到達する直前に停止し、発生した空気との摩擦熱で飛翔体そのものを融解させ、あたかもショットガンのようにミサイルとの衝突前に散乱させつつ衝突させる事も可能であり、ミサイルへの衝突確率を上げる事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本装置の全体図を示した説明図である。
【0009】
図2図2は本装置の動作原理等を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
飛翔体内部の構造と積載する装置を工夫する事で、飛翔体自体の太さをなるべく細くし、且つ多段コイルガンによる発射時の強大な加速に対する強度を持たせて超高速飛行が可能な機能を持たせている。
【実施例0010】
山頂付近に多数設置する事で、ミサイル迎撃の確率を上げる事が出き、且つ連射が可能な為、多数のミサイルの迎撃が可能。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
飛翔体内のアンテナから照射する電磁波を用いて前方の空気をプラズマ化させて弾き飛ばし、飛翔体前方の気体密度を下げる事で飛翔時の空気抵抗を低減させる機能を持つ飛翔体を用いてミサイルを迎撃する事を特徴としている発明である。
【請求項2】
飛翔体前方の気体の密度を電磁波にて下げる機能を持つ事を特徴とする飛翔体を多段コイルガンにて加速させて照射し、ミサイルを迎撃する事を特徴としている発明である。