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特開2023-29155超超短波帯の電磁波を用いた方向可変型推力発生装置
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  • 特開-超超短波帯の電磁波を用いた方向可変型推力発生装置 図1
  • 特開-超超短波帯の電磁波を用いた方向可変型推力発生装置 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023029155
(43)【公開日】2023-03-03
(54)【発明の名称】超超短波帯の電磁波を用いた方向可変型推力発生装置
(51)【国際特許分類】
   F03H 99/00 20090101AFI20230224BHJP
【FI】
F03H99/00 C
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021154845
(22)【出願日】2021-08-20
(71)【出願人】
【識別番号】302053375
【氏名又は名称】中村 敏之
(71)【出願人】
【識別番号】521417440
【氏名又は名称】石川 晴美
(71)【出願人】
【識別番号】521416948
【氏名又は名称】石川 賀尊
(72)【発明者】
【氏名】中村 敏之
(57)【要約】      (修正有)
【課題】超超短波帯の電磁波を用いた推力方向を可変にした推力発生装置を提供する。
【解決手段】分極分子の集合体である超超短波帯の電磁波の被照射体は、受ける電磁波の向きによって推力を発生する向きが固定であるため、電磁波を照射するフェイズドアレイアンテナの向きや配置を選ぶことで方向を可変とする推力発生装置を実現する。また、複数の被照射対の形状と向きをを工夫し、効率良く並べることにより1つのユニットを形成し、且つ複数のユニットを隙間無く設置出来る形状にすることで推力発生装置の効率を高める。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
超超短波帯の電磁波を用いて推力を発生させている。
【請求項2】
周期的に変化する電界内で、分極された分子の対称性揺らぎによる重心変化のズレを利用して推力を得ている事。
【請求項3】
フェイズドアレイアンテナを用いて推力方向を可変にしている事。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超超短波帯の電磁波を用いた推力方向を可変にした推力発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
3つ以上の分極を持ち、電界を与えると、形状を変化させ、且つその重心を変化させるある分子に対して、周期変化する電磁波を照射すると、その分子の重心が振動している際、微少ながら一定の方向に分子が移動する。
この現象を用いて、上記の分子で生成した固体を複数組み合わせたものに対してフゥイズドアレイアンテナから任意の方向に電磁波を与える事によって、推力方向を可変にした推力発生機を作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
電磁波による分子振動時の対称性揺らぎを用いて推力を得られるようにし、尚且つ推力を得る方向を、フェイズドアレイアンテナを用いてある程度任意に変えられるようにしたユニットを多数配置する事によって、いかなる方向へも推力を得る事を可能にした事。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アンテナから照射される電磁波の方向を可変にし、推力を発生する被照射対の配置を工夫した。
【発明の効果】
【0007】
本発明による駆動装置は、装置の進行方向とは逆側への外乱要素が少なく、宇宙空間で使用する場合、電力の供給が続ければ、長期間に渡って動作し続ける為、ロケットのように後方噴射する為の資源量の制限が無い。
また、任意の方向への推力を得られる為、進行方向を他者に特定されずに瞬時に進行方向を変えて移動する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本装置の全体図並びに複数ユニットの設置方法を示した説明図である。
【0009】
図2図2は本装置の動作原理等を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
推力を発生する方向をある程度任意に変えられる事と、ユニットの形状や配置を工夫した事によって効率の良い、任意方向の推力を得られるようにした。
【実施例0010】
宇宙空間で使用した場合、原子力発電機等の積載された燃料だけで長期間に渡って発電が可能な発電装置を用いれば、長期間に渡って動作し続ける為、ロケットのように後方噴射する為の資源量の制限が無い。
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2022-12-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、超超短波帯の電磁波を用いた推力方向を可変にする推力発生装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
3つ以上の分極を持ち、電界を与えると、形状を変化させ、且つその重心位置を変化させる分子に対して、周期変化する電磁波を照射すると、その分子の重心が振動する際、微少ながら一定の方向に分子が移動する。この現象を用いて、上記の分子で生成した固体を複数組み合わせたものに対してフェイズドアレイアンテナから任意の方向に電磁波を与える事によって、推力方向を可変にした推力発生機を作成する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】
【発明の概要】
【0005】
電磁波による分子振動時の対称性揺らぎを用いて推力を得られるようにし、尚且つ推力を得る方向を、フェイズドアレイアンテナを用いてある程度任意に変えられるようにしたユニットを多数配置する事によって、いかなる方向へも推力を得る事を可能にした事。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、アンテナから照射される電磁波の方向を可変にし、推力を発生する電磁波の被照射体の配置を工夫する事によって推力方向を可変にした。
【発明の効果】
【0007】
本発明による駆動装置は、装置の進行方向とは逆側への外乱要素が少なく、宇宙空間で使用する場合、電力の供給が続ければ、長期間に渡って動作し続ける為、ロケットのように後方噴射する為の資源量の制限が無い。また、任意の方向への推力を得られる為、進行方向を他者に特定されずに瞬時に進行方向を変えて移動する事が出来るので撃墜される確率が減る。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は本装置の全体図並びに複数ユニットの設置方法を示した説明図である。
【0009】
図2図2は本装置の動作原理等を示した説明図である。
【発明を実施するための形態】
推力を発生する方向をある程度任意に変えられる事と、ユニットの形状や配置を工夫した事によって効率の良い、任意方向の推力を得られるようにした。
【実施例0010】
宇宙空間で使用した場合、原子力発電機等の積載された燃料だけで長期間に渡って発電が可能な発電装置を用いれば、長期間に渡って動作し続ける為、ロケットのように後方噴射する為の資源量の制限が無い。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
超超短波帯の電磁波をフェイズアレイ型アンテナを用いて電磁波の進行方向を可変にし、推力を発生させる方向を可変にしている事を特徴とする発明である。
【請求項2】
周期的に変化する電界内で、分極された分子の振動の重心位置の対称性の揺らぎによる重心変化のズレを利用して推力を得ている事を特徴とする発明である。
【請求項3】
フェイズドアレイ型アンテナと電磁波の被照射体との多くの組み合わせの配置を用いて多様な方向への推力を可変にしている事を特徴とする発明である。