特開 2023-31394 建具

(19)【発行国】日本国特許庁(JP)

(12)【公報種別】公開特許公報(A)

(11)【公開番号】P2023031394

(43)【公開日】2023-03-09

(54)【発明の名称】建具

(51)【国際特許分類】

   E06B 3/70 20060101AFI20230302BHJP

   E06B 7/28 20060101ALI20230302BHJP

【ＦＩ】

E06B3/70 Z

E06B7/28 F

【審査請求】未請求

【請求項の数】5

【出願形態】ＯＬ

(21)【出願番号】P 2021136838

(22)【出願日】2021-08-25

(71)【出願人】

【識別番号】504163612

【氏名又は名称】株式会社ＬＩＸＩＬ

(74)【代理人】

【識別番号】100141139

【弁理士】

【氏名又は名称】及川 周

(74)【代理人】

【識別番号】100161506

【弁理士】

【氏名又は名称】川渕 健一

(74)【代理人】

【識別番号】100179833

【弁理士】

【氏名又は名称】松本 将尚

(72)【発明者】

【氏名】井手 隆雄

(72)【発明者】

【氏名】福永 梨紗

【テーマコード（参考）】

2E016

【Ｆターム（参考）】

2E016HA10

2E016JA11

2E016JC01

2E016KA05

2E016LA01

2E016LA15

2E016LB01

2E016LB05

2E016LC03

2E016MA01

2E016MA13

(57)【要約】

【課題】メンテナンス性が良い建具を提供する。
【解決手段】建具１００は、枠体１に形成された開口１ｓに開閉可能に設けられる建具本体２を備える建具であって、建具本体２は、磁性体で形成された磁性体部を有する本体パネルと、本体パネルの表面に磁着可能とされた意匠部３０と、を備え、意匠部３０は、複数の意匠材３１を有し、複数の意匠材３１は、本体パネルの表面に上下方向及び幅方向のいずれかの方向に沿って並んで配置され、意匠材３１は、木材料、タイル、ガラス及び金属材料のいずれかで形成されている。
【選択図】図１

【特許請求の範囲】

【請求項1】

枠体に形成された開口に開閉可能に設けられる建具本体を備える建具であって、
前記建具本体は、
磁性体で形成された磁性体部を有する本体パネルと、
前記本体パネルの表面に磁着可能とされた意匠部と、を備える建具。

【請求項2】

前記意匠部は、複数の意匠材を有し、
前記複数の意匠材は、前記本体パネルの表面に上下方向及び幅方向のいずれかの方向に沿って並んで配置されている請求項１に記載の建具。

【請求項3】

前記意匠材は、木材料、タイル、ガラス及び金属材料のいずれかで形成された意匠パネルを有する請求項２に記載の建具。

【請求項4】

前記意匠部は、前記本体パネルの屋外側の面に磁着可能である請求項１から３のいずれか一項に記載の建具。

【請求項5】

前記意匠部の端部を覆う端部部材を備える請求項１から４のいずれか一項に記載の建具。

【発明の詳細な説明】

【技術分野】

【0001】

本開示は、建具に関するものである。

【背景技術】

【0002】

従来から、枠体と、枠体の内部に開閉可能に設けられたドア本体と、を備えた玄関ドア等の建具が知られている。ドア本体の表面に化粧板が設けられたものが提案されている（下記の特許文献１参照）。

【先行技術文献】

【特許文献】

【0003】

【特許文献1】特開２０１８－１９７４４０号公報

【発明の概要】

【発明が解決しようとする課題】

【0004】

化粧板が経年劣化した場合等、化粧板のみ交換することができないため、ドア本体ごと交換しなくてはならず、メンテナンス性が悪いという問題点がある。

【0005】

本開示は、上記事情に鑑みてなされたものであり、メンテナンス性が良い建具を提供する。

【課題を解決するための手段】

【0006】

本開示の一態様に係る建具は、枠体に形成された開口に開閉可能に設けられる建具本体を備える建具であって、前記建具本体は、磁性体で形成された磁性体部を有する本体パネルと、前記本体パネルの表面に磁着可能とされた意匠部と、を備える。

【図面の簡単な説明】

【0007】

【図1】一実施形態に係る建具を屋外側から見た正面図。

【図2】一実施形態に係る建具を屋内側から見た正面図。

【図3】図１のＩＩＩ－ＩＩＩ線断面図。

【図4】図１のＩＶ－ＩＶ線断面図。

【図5】図４のＶ部拡大図。

【図6】変形例に係る建具を屋外側から見た正面図。

【図7】図６のＶＩＩ－ＶＩＩ線断面図。

【図8】図６のＶＩＩＩ－ＶＩＩＩ線断面図。

【発明を実施するための形態】

【0008】

以下、一実施形態に係る建具について、図面に基づいて説明する。図１及び図２に示すように、本実施形態に係る建具１００は、建物に形成された開口Ｗに固定される枠体１と、枠体１内に開閉可能に設けられるドア本体２と、を備えている。建具１００は、例えば建物の玄関用として設置されるものであるが、設置箇所は限定されない。枠体１は四方枠や三方枠等の形状をし、内側に上下方向に長い略長方形の枠開口（開口）１ｓが形成されている。枠体１の枠開口１ｓに、ドア本体（建具本体）２が設けられている。

【0009】

以下の説明において、屋外側と屋内側とを結ぶ方向を屋内外方向と称する。屋内外方向に直交し水平面に沿う方向を幅方向と称する。幅方向及び上下方向を総称して、見付け方向と称する。屋内外方向から見る方向を、正面視と称する。

【0010】

ドア本体２は、上下方向に長い略長方形の板状である。図３及び図４に示すように、ドア本体２は、本体パネル２０と、意匠部３０と、端部部材４１，４２，４３，４４（端部部材４１，４２は図３参照、端部部材４３，４４は図４参照）と、を有している。

【0011】

本体パネル２０は、正面視で上下方向に長い略長方形の板状である。本体パネル２０の板厚方向は、屋内外方向を向いている。

【0012】

本体パネル２０は、一対のパネル表面材（磁性体部）２１，２１と、補強フレーム２６と、パネル断熱材２８と、を有している。

【0013】

一対のパネル表面材２１，２１は、屋内外方向に間隔をあけて対向して配置されている。パネル表面材２１は、上下方向に長い略長方形の薄板状である。パネル表面材２１の板厚方向は、屋内外方向を向いている。パネル表面材２１は、磁性体である鋼板で形成されている。パネル表面材２１のうち屋外側に配置されるものを、屋外側パネル表面材（磁性体部）２２と称することがある。パネル表面材２１のうち屋内側に配置されるものを、屋内側パネル表面材（磁性体部）２３と称することがある。屋内側パネル表面材２３は、磁性体で形成されていなくてもよい。

【0014】

補強フレーム２６は、一対のパネル表面材２１，２１の間において、上下端部及び幅方向の両端部に設けられている。４本の補強フレーム２６によって、四方枠状が形成されている。

【0015】

一対のパネル表面材２１，２１の間の上下端部に設けられる補強フレーム２６は、幅方向に延びている。一対のパネル表面材２１，２１の間の幅方向の両端部に設けられる補強フレーム２６は、上下方向に延びている。

【0016】

補強フレーム２６は、正面視で本体パネル２０の周縁の略全長に沿って設けられている。補強フレーム２６は、延在方向に直交する断面でＣ字状の鋼材である。補強フレーム２６は、見込み面部２６ａと、屋外側面部２６ｂと、屋内側面部２６ｃと、を有している。見込み面部２６ａは、板状に形成されている。見込み面部２６ａの板面は、屋内外方向に沿って配置されている。屋外側面部２６ｂは、見込み面部２６ａの屋外側の端部から見付け方向に沿って延びている。屋外側面部２６ｂは、屋外側パネル表面材２２の屋内側に配置されている。屋内側面部２６ｃは、見込み面部２６ａの屋内側の端部から見付け方向に沿って延びている。屋内側面部２６ｃは、屋内側パネル表面材２３の屋外側に配置されている。

【0017】

パネル断熱材２８は、一対のパネル表面材２１，２１、及び４本で四方枠状をなす補強フレーム２６の間に設けられている。パネル断熱材２８は、例えば発泡ポリスチレン等の発泡材で形成されている。

【0018】

図１に示すように、意匠部３０は、複数の意匠材３１を有している。意匠材３１は、本体パネル２０の屋外側パネル表面材２２に磁着可能である。複数の意匠材３１は、上下方向に並んで配置されている。

【0019】

意匠材３１は、意匠パネル３２と、マグネット部３６と、を有している。意匠パネル３２は、幅方向に長い略長方形の板状である。意匠パネル３２の板厚方向は、屋内外方向を向いている。

【0020】

意匠パネル３２は、木材料で形成されている。複数の意匠パネル３２が、建具１００の屋外側の面である意匠面を形成している。

【0021】

図３に示すように、最も上側及び最も下側に配置される意匠パネル３２以外の意匠パネル３２の上端部３２ｕの屋内側の部分には、上方に突出する上方突出部３２ａが設けられている。意匠パネル３２の下端部３２ｄの屋内側の部分には、上方に凹む上方凹部３２ｂが形成されている。意匠パネル３２の上方突出部３２ａは、当該意匠パネル３２の上側に配置された意匠パネル３２の上方凹部３２ｂに嵌め込まれている。

【0022】

最も上側に配置される意匠パネル３２を、意匠パネル３２Ａとする。意匠パネル３２Ａの上端部３２ｗの屋外側の部分には、下方に凹む係止凹部３２ｅが形成されている。最も下側に配置される意匠パネル３２を、意匠パネル３２Ｂとする。意匠パネル３２Ｂの下端部３２ｈの屋外側の部分には、上方に凹む係止凹部３２ｆが形成されている。図４に示すように、意匠パネル３２の幅方向の両端部３２ｃの屋外側の部分には、幅方向の中央側に凹む係止凹部３２ｇが形成されている。

【0023】

図５に示すように、マグネット部３６は、シート状である。マグネット部３６は、意匠パネル３２における屋内側を向く面３２ｉの略全面に接着剤３７を介して固定されている。マグネット部３６は、本体パネル２０の屋外側パネル表面材２２に磁着可能である。

【0024】

図３に示すように、端部部材４１は、本体パネル２０の上端部に固定されている。端部部材４１は、鋼板やステンレス等の金属材料で形成されている。端部部材４１は、固定部４１ａと、係止部４１ｂと、を有している。固定部４１ａは、本体パネル２０の上端面に沿って配置されている。固定部４１ａは、螺子４７によって、本体パネル２０の補強フレーム２６の見込み面部２６ａに固定されている。固定部４１ａの屋外側の部分は、最も上側に配置される意匠パネル３２Ａの上端部３２ｗの上方に配置されている。意匠パネル３２Ａの上端部３２ｗは、固定部４１ａによって覆われている。係止部４１ｂは、固定部４１ａの屋外側の端部で折り曲げられ下方に延びている。係止部４１ｂは、意匠パネル３２Ａの係止凹部３２ｅに係止されている。これによって、意匠パネル３２Ａの上方及び屋外側への移動が規制されている。

【0025】

端部部材４２は、本体パネル２０の下端部に固定されている。端部部材４２は、本体パネル２０の上端部に固定される端部部材４１を上下反転したものであり、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付す。端部部材４２は、固定部４１ａと、係止部４１ｂと、を有している。固定部４１ａは、本体パネル２０の下端面に沿って配置されている。固定部４１ａは、螺子４７によって、本体パネル２０の補強フレーム２６の見込み面部２６ａに固定されている。固定部４１ａの屋外側の部分は、最も下側に配置される意匠パネル３２Ｂの下端部３２ｈの下方に配置されている。意匠パネル３２Ｂの下端部３２ｈは、固定部４１ａによって覆われている。係止部４１ｂは、固定部４１ａの屋外側の端部で折り曲げられ上方に延びている。係止部４１ｂは、意匠パネル３２Ｂの係止凹部３２ｆに係止されている。これによって、意匠パネル３２Ｂの下方及び屋外側への移動が規制されている。

【0026】

図５に示すように、端部部材４３は、固定部４３ａと、折曲片部４３ｂと、端面保護片部４３ｃと、係止部４３ｄと、を有している。固定部４３ａは、本体パネル２０の幅方向の端面に沿って配置されている。固定部４３ａは、螺子４８によって、本体パネル２０の補強フレーム２６の見込み面部２６ａに固定されている。折曲片部４３ｂは、固定部４３ａの屋外側の端部で折り曲げられ幅方向の中央側に延びている。端面保護片部４３ｃは、折曲片部４３ｂの幅方向中央側の端部で折り曲げられ屋外側に延びている。端面保護片部４３ｃは、意匠パネル３２の幅方向の端部３２ｃの外側に配置されている。意匠パネル３２の幅方向の端部３２ｃは、端面保護片部４３ｃによって覆われている。係止部４３ｄは、端面保護片部４３ｃの屋外側の端部で折り曲げられ幅方向の中央側に延びている。係止部４３ｄは、意匠パネル３２の係止凹部３２ｇに係止されている。

【0027】

図４に示すように、端部部材４４は、固定部４４ａと、接続部４４ｂと、係止部４４ｃと、端面保護片部４４ｄと、を有している。固定部４１ａは、本体パネル２０の幅方向の端面に沿って配置されている。固定部４４ａは、螺子４９によって、本体パネル２０の補強フレーム２６の見込み面部２６ａに固定されている。接続部４４ｂは、固定部４４ａの屋外側の端部に設けられている。係止部４４ｃは、接続部４４ｂから幅方向の中央側に延びている。係止部４４ｃは、意匠パネル３２の係止凹部３２ｇに係止されている。端面保護片部４４ｄは、係止部４４ｃから屋内側に延びている。端面保護片部４４ｄは、意匠パネル３２の幅方向の端部３２ｃの外側に配置されている。意匠パネル３２の幅方向の端部３２ｃは、端面保護片部４４ｄによって覆われている。端部部材４３，４４によって、意匠パネル３２の幅方向及び屋外側への移動が規制されている。

【0028】

下側に配置される意匠パネル３２の屋外側には、金属カバー３９が取り付けられている。本実施形態では、金属カバー３９は、意匠パネル３２Ｂ及びその一段上側の意匠パネル３２の屋外側に設けられている。金属カバー３９が設けられることで、雨水の水はね、水漏れ等による意匠パネル３２Ｂ，３２の劣化や、意匠パネル３２Ｂ，３２が木製の場合に生じる木の腐食が抑制される。

【0029】

上記の建具１００において、意匠部３０を交換する際には、螺子４７～４９を緩めて端部部材４１～４４を取り外して、複数の意匠材３１を上側から順に取り外す。新しい意匠部３０を取り付ける際には、新しい意匠材３１を下側から順に並べて、四方に端部部材４１～４４を配置して、螺子４７～４９で固定する。

【0030】

このように構成された建具１００では、ドア本体２の意匠が劣化等して交換が必要な際には、本体パネル２０から劣化した意匠部３０を取り外して新しい意匠部３０に交換すればよい。ドア本体２を交換すると大がかりになるが、意匠部３０のみ交換すればよいため、メンテナンス性が良い。

【0031】

建具１００では、意匠パネル３２は木材料で形成されているため、ドア本体２の意匠性が良く、高級感がある。

【0032】

建具１００では、複数の意匠材３１は、本体パネル２０の表面に上下方向に沿って並んで配置されている。意匠面を形成する意匠部が一枚もので構成されていると、交換作業時に意匠部が重くて作業性が悪い。本実施形態では、意匠部３０が複数の意匠材３１に分割されているため、交換時に意匠材３１を一枚ずつ交換すればよく作業性良い。

【0033】

建具１００では、意匠材３１は本体パネル２０の屋外側の面に磁着可能であるため、ドア本体２の屋外側の外観が良い。

【0034】

建具１００では、端部部材４１，４２，４３，４４が意匠部３０の上下端部及び幅方向の両端部に設けられるため、意匠部３０の上下端部及び幅方向の両端部の木口を保護することができる。

【0035】

一般的に、木質材料で形成された意匠材では、上下方向に沿って波打つように反りが生じやすい。意匠部３０は上下方向に分割された意匠材３１で構成されているため、上下方向に沿って波打つような反りを抑制することができる。

【0036】

（変形例）
次に、変形例に係る建具について、主に図６、図７及び図８を用いて説明する。下記に示す実施形態の説明において、前述した部材と同一の部材には同一の符号を付して、その説明を省略する。

【0037】

図６に示すように、意匠部３０Ａは、複数の意匠材３１Ａを有している。意匠材３１Ａの意匠パネル３３は、幅方向に長い略長方形の板状である。意匠パネル３３の板厚方向は、屋内外方向を向いている。

【0038】

意匠パネル３３は、木材料で形成されている。複数の意匠パネル３３は、幅方向に並んで配置されている。屋外側から建具１００を見ると、複数の意匠パネル３３が、建具１００Ａの屋外側の面である意匠面を形成している。

【0039】

図８に示すように、意匠パネル３３の幅方向に一方側の端部３３ａの屋外側の部分には、幅方向の一方側に突出する側方突出部３３ｂが設けられている。意匠パネル３３の幅方向の他方側の端部３３ｃの屋外側の部分には、幅方向の一方側に凹む側方凹部３３ｄが形成されている。意匠パネル３３の側方突出部３３ｂは、当該意匠パネル３３の幅方向に一方側に配置された意匠パネル３３の側方凹部３３ｄに嵌め込まれている。

【0040】

図７に示すように、端部部材４１の係止部４１ｂは、意匠パネル３３の係止凹部３２ｅに係止されている。これによって、意匠パネル３３の上方及び屋外側への移動が規制されている。端部部材４２の係止部４１ｂは、意匠パネル３３の係止凹部３２ｆに係止されている。これによって、意匠パネル３３の下方及び屋外側への移動が規制されている。

【0041】

図８に示すように、端部部材４３の係止部４３ｄは、意匠パネル３３の係止凹部３２ｇに係止されている。端部部材４４の係止部４４ｃは、意匠パネル３３の係止凹部３２ｇに係止されている。端部部材４３，４４によって、意匠パネル３３の幅方向及び屋外側への移動が規制されている。

【0042】

このように構成された建具１００Ａでは、ドア本体２Ａの意匠が劣化等して交換が必要な際には、本体パネル２０から劣化した意匠部３０Ａを取り外して新しい意匠部３０Ａに交換すればよい。ドア本体２を交換すると大がかりになるが、意匠部３０Ａのみ交換すればよいため、メンテナンス性が良い。

【0043】

建具１００では、複数の意匠材３１Ａは、本体パネル２０の表面に幅方向に沿って並んで配置されている。意匠面を形成する意匠部が一枚もので構成されていると、交換作業時に意匠部が重くて作業性が悪い。本実施形態では、意匠部３０Ａが複数の意匠材３１Ａに分割されているため、交換時に意匠材３１Ａを一枚ずつ交換すればよく作業性良い。

【0044】

上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本開示の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。

【0045】

上記に示す実施形態では、意匠パネル３２は、木材料で形成されているが、これに限られない。意匠パネルは、タイル、ガラス及び金属材料等の材料で形成されていてもよい。

【0046】

上記に示す実施形態では、磁性体部が本体パネル２０の屋内外の両面に設けられ、意匠部３０が本体パネル２０の屋外側の面に磁着された構成を示したが、これに限られない。意匠部３０は、本体パネル２０の屋内側の面に磁着された構成であってもよい。磁性体部は、本体パネル２０の屋内外のいずれか一方の面に設けられていればよい。

【0047】

意匠材３１の上方突出部３２ａと上方凹部３２ｂとの嵌め込みを小さくして、上下方向に並んだ意匠材３１のうち途中の意匠材３１のみを取り外して交換できる構成であってもよい。

【符号の説明】

【0048】

１…枠体
１ｓ…枠開口（開口）
２…ドア本体（建具本体）
２０…本体パネル
２１…パネル表面材（磁性体部）
２２…屋外側パネル表面材（磁性体部）
２３…屋内側パネル表面材（磁性体部）
３０，３０Ａ…意匠部
３１，３１Ａ…意匠材
３２，３２Ａ，３２Ｂ，３３…意匠パネル
３６…マグネット部
４１，４２，４３，４４…端部部材
１００，１００Ａ…建具

【図1】

【図2】

【図3】

【図4】

【図5】

【図6】

【図7】

【図8】