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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023032026
(43)【公開日】2023-03-09
(54)【発明の名称】アクティブバランサー
(51)【国際特許分類】
   H02J 7/02 20160101AFI20230302BHJP
【FI】
H02J7/02 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021137879
(22)【出願日】2021-08-26
(71)【出願人】
【識別番号】000143639
【氏名又は名称】株式会社今仙電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】100109597
【弁理士】
【氏名又は名称】西尾 章
(72)【発明者】
【氏名】山野上 耕一
(72)【発明者】
【氏名】高橋 正好
(72)【発明者】
【氏名】槇尾 大介
【テーマコード(参考)】
5G503
【Fターム(参考)】
5G503AA01
5G503BA03
5G503BB02
5G503BB03
5G503CA01
5G503CA11
5G503GA01
5G503HA02
(57)【要約】
【課題】小型化、低価格化が可能なアクティブバランサーを提供する。
【解決手段】本発明のアクティブバランサー1は、複数のセル11,12の電圧を均等化する。アクティブバランサー1は、セル11,12との間に配置されたコンデンサ2およびインダクタンス3を備えており、さらに、複数のセル11,12の間の接続状態を切り替える複数のスイッチング素子Q,Q,Q,Qと、スイッチング素子Q,Q,Q,Q の電圧を検出する検出回路M,M,M,Mとを備えている。検出回路M,M,M,Mは、スイッチング素子Q,Q,Q,Qの電圧共振と電流共振とを検出する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
直列に接続された複数のセルの電圧を均等化するアクティブバランサーであって、
前記アクティブバランサーは、
複数の前記セルとの間に配置されたコンデンサおよびインダクタンスと、
複数の前記セルの間の接続状態を切り替える複数のスイッチング素子と、
前記スイッチング素子の電圧を検出する検出回路と、
を備えており、
前記検出回路が、前記スイッチング素子の電圧共振と電流共振とを検出することを特徴とするアクティブバランサー。
【請求項2】
一個の前記セルに対して、二個の前記スイッチング素子が並列に配置され、
それぞれの前記スイッチング素子に対して、検出回路が一個ずつ配置されて、前記スイッチング素子の電流と電圧を検出することで、前記スイッチング素子の電圧共振と電流共振とを検出することを特徴とする請求項1記載のアクティブバランサー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アクティブバランサーに関する。特に、直列に接続した複数のセルを含む電池モジュールに接続して、充放電制御を行うためのアクティブバランサーに関する。
【背景技術】
【0002】
高電圧で電力を供給するための二次電池として、複数のセルを直列接続した電池モジュールが広く用いられている。このような電池モジュールでは、充電と放電を繰り返す間に充電状態のばらつきが発生する。充電状態のばらつきは、電池モジュール全体の実効容量を低下させ、また過充電や過放電によって個々のセルの劣化を招く。このため、セルごとに充放電制御を行い、セルの充電状態を均等化するバランス制御装置、すなわちバランサーが必要となる。バランサーには、アクティブバランサーとパッシブバランサーがあるが、近年では、電圧の高いセルからの放電を低いセルに回生充電するアクティブバランサーが多く用いられている。
【0003】
アクティブバランサーは、セルに供給する電力の方向を切り替えるための、スイッチング素子を複数備えている。スイッチング素子のオンとオフを効率よく行う方式として、ソフトスイッチング方式が知られている。ソフトスイッチング方式は、スイッチングのタイミングを決定するための、インダクタンス素子とコンデンサからなるLC共振回路を備えている。アクティブバランサーは、このLC共振回路によって、電流または電圧を正弦波状に制御し、スイッチング素子に流れる電流及び電圧のいずれかがほぼ0の状態で、それぞれのスイッチング素子のオンとオフを切り替える。これにより、スイッチング損失及びノイズを低減することができる。特許文献1には、セルの電圧を均等化する際のセルの負担を抑える蓄電装置において、リアクトル及びコンデンサを含む直列共振回路と、セルと直列共振回路との接続状態を制御する蓄電制御装置と、を備え、蓄電制御装置が、直列共振回路を介してセル間でエネルギーを授受させる電源装置が開示されている。
【0004】
従来のアクティブバランサーが、2つのセルの充電状態を均等化するための回路構成の例を示す回路図を、図8に示す。従来のアクティブバランサー10においては、LC共振回路の電圧と電流の共振を検出するために、一つのアクティブバランサーにつき、符号M1,M2,M3,M4で示した4個の電圧検出回路と、符号Cで示した1個の電流検出回路が必要となっていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2015-65795公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
近年、アクティブバランサーには、一層の小型化と、製造コストの低減が求められている。そのため、アクティブバランサーの回路の共振を検出するための電流検出回路や電圧検出回路においても、小型化、簡略化が求められている。
【0007】
本発明は上記解決すべき課題に鑑みてなされたものであって、アクティブバランサーの新規な共振回路の構成を提供し、これによりアクティブバランサー全体の小型化とコストの削減を行うことを解決すべき課題としている。
【課題を解決するための手段】
【0008】
請求項1にかかる発明は、直列に接続された複数のセルの電圧を均等化するアクティブバランサーに関する。本発明のアクティブバランサーは、複数のセルとの間に配置されたコンデンサおよびインダクタンスと、複数のセルの間の接続状態を切り替える複数のスイッチング素子と、スイッチング素子の電圧を検出する検出回路と、を備えている。本発明のアクティブバランサーは、検出回路が、スイッチング素子の電圧共振と電流共振とを検出することを特徴とする。
【0009】
本発明のアクティブバランサーは、一個のセルに対して、二個のスイッチング素子が並列に配置され、それぞれのスイッチング素子に対して、検出回路が一個ずつ配置されて、スイッチング素子の電流と電圧を検出することで、スイッチング素子の電圧共振と電流共振とを検出することが好ましい。
【発明の効果】
【0010】
本発明に係るアクティブバランサーは、検出回路がスイッチング素子の電圧共振と電流共振の両方を検出する構成によって、従来よりも検出回路の構成を簡略化することができる。その結果、より低コストで小型化されたアクティブバランサーを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は、本発明の実施形態に従ったアクティブバランサーの基本的な回路構成の概要を示す回路図である。
図2図2は、本発明のアクティブバランサーが図中下側のセルから図中上側のセルを充電する場合に、アクティブバランサーを通る電流の経路を矢印で示した図である。
図3図3は、本発明のアクティブバランサーが図中上側のセルから図中下側のセルを充電する場合に、アクティブバランサーを通る電流の経路を矢印で示した図である。
図4図4は、本発明のアクティブバランサーが図中上側のセルから図中下側のセルを充電する場合に、アクティブバランサーを通る電流の経路を矢印で示した図である。
図5図5は、本発明のアクティブバランサーが図中上側のセルから図中下側のセルを充電する場合に、アクティブバランサーを通る電流の経路を矢印で示した図である。
図6図6は、本発明のアクティブバランサーの検出回路が検出する電圧波形と電流波形の例を示す図である。
図7図7は、本発明のアクティブバランサーの検出回路が検出する電圧波形と電流波形の例を示す図である。
図8図8は、従来のアクティブバランサーの基本的な回路構成の概要を示す回路図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明のアクティブバランサー1の好適な実施形態を、図面を参照しつつ説明する。図1に、直列に接続された2つのセル11,12の充放電制御を行う場合の、本発明のアクティブバランサー1の回路構成の概要を示す。
【0013】
本実施形態のアクティブバランサー1は、セル11,12との間に配置されたコンデンサ2およびインダクタンス3と、セル11,12の間の接続状態を切り替える複数のスイッチング素子Q,Q,Q,Qと、スイッチング素子の電流と電圧を検出する検出回路M,M,M,Mを備えている。
【0014】
本実施形態に於いて、アクティブバランサー1が充放電制御を行うセル11,12は、正極と、負極と、電極の間に充填される電解質とからなり、充放電を繰り返すことのできる二次電池である。また、本発明に於いては、二以上の電池を直列に接続し、終端部分に正極端子と負極端子を配置したものも、セルと称している。外部負荷への電力の供給は、セルの端子から行うことができる。本実施形態においては、セル11,12として、リチウムイオン電池、リチウムイオンキャパシタ、もしくは電解二重層キャパシタが好適に用いられる。
【0015】
本実施形態のアクティブバランサー1は、セル11,12のうち、充電状態の大きな一方のセルの電力をキャパシタに一時蓄電し、充電状態の小さな他方のセルに再配分するような制御を行う。アクティブバランサー1のスイッチング素子Q,Q,Q,Qは、スイッチングを行うハーフブリッジ回路を構成する。セルの電力を一時蓄電するキャパシタは、ハーフブリッジ回路を介して、セル11,12に接続されている。
【0016】
スイッチング素子Q,Q,Q,Qとしては、一般に、トランジスタが用いられる。本実施形態において、最も好適に用いられるスイッチング素子は、MOSFETである。
【0017】
コンデンサ2およびインダクタンス3は、LC直列回路を構成している。この回路構成は、電圧共振と電流共振が発生し、電流と電圧がそれぞれ正弦波関数状に変化し、電流と電圧のいずれかがゼロとなるタイミングが発生する。
【0018】
図2は、本実施形態のアクティブバランサー1が、セル12からセル11を充電する場合に、アクティブバランサー1を通る電流の経路の一例を太線の矢印で示した図である。図2に示した経路で、セル12からセル11を充電する場合は、スイッチング素子Qとスイッチング素子Qがオンであり、スイッチング素子Qとスイッチング素子Qをオフとする。
【0019】
図2に示した方向で電流を通電させる場合、インダクタンス3を流れる電流値と、スイッチング素子を流れる電流値は等しくなる。そこで、スイッチング素子をシャント抵抗と見なし、一つの検出回路に電流と電圧の両方の検出機能を持たせることによって、検出回路の削減を行うことができる。
【0020】
スイッチング素子Q,Q,Q,Qは、電流及び電圧がゼロでないときに、オンとオフの切り替えを行うと、大きな電力損失が発生する。そこで、アクティブバランサー1は、電流と電圧のいずれかがゼロとなるタイミング、すなわちゼロクロスの検出タイミングでスイッチング素子Q,Q,Q,Qのそれぞれのオンとオフを切り替えることで、スイッチング損失を大幅に減らすことができる。
【0021】
オンとオフの切り替えタイミングを検出するために、スイッチング素子Q,Q,Q,Qに一対一で対応している検出回路M,M,M,Mが用いられる。それぞれのスイッチング素子Q,Q,Q,Qに対して、オペアンプ(演算増幅器)OP,OP,OP,OPが並列に接続されており、オペアンプの出力端子に、検出回路M,M,M,Mが接続されている。
【0022】
検出回路Mがスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧を検出する。検出回路Mがスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電流を検出する。検出回路Mはスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧を検出することもできる。検出回路Mがスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電流を検出する。検出回路Mは、スイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧を検出することもできる。検出回路Mがスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧を検出する。
【0023】
特に、電流検出をする検出回路M,Mは、オペアンプのような演算増幅器を備えることで、検出精度を向上させることができる。
【0024】
検出回路の検出結果に基づいて、スイッチング素子のオンとオフの切り替えタイミングが決定され、スイッチング素子Q,Q,Q,Qのそれぞれのゲート電圧G,G,G,Gが図示されない制御手段によって制御される。
【0025】
図6に、本実施形態のアクティブバランサー1が、セル12からセル11を充電する場合の、検出回路M,M,M,Mが検出した電圧波形及び電流波形の例と、検出結果に対応して行われたスイッチングのためのゲート電圧の制御結果を示す。
【0026】
図7に、本実施形態のアクティブバランサー1が、セル11からセル12を充電する場合の、検出回路M,M,M,Mが検出した電圧波形及び電流波形の例と、検出結果に対応して行われたスイッチングのためのゲート電圧の制御結果を示す。
【0027】
図6および図7において、I_Lは、検出回路Mで検出した、インダクタンスであるコイル3を流れる電流の時間ごとの変化を示している。Gに、制御回路がスイッチング素子Qに与えたゲート電圧Gの時間ごとの波形を示す。VQに、検出回路Mで測定したスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧の時間ごとの変化を示す。Gに、制御回路がスイッチング素子Qに与えたゲート電圧Gの時間ごとの波形を示す。VQに、検出回路Mで測定したスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧の時間ごとの変化を示す。Gに、制御回路がスイッチング素子Qに与えたゲート電圧Gの時間ごとの波形を示す。VQに、検出回路Mで測定したスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧の時間ごとの変化を示す。Gに、制御回路がスイッチング素子Qに与えたゲート電圧Gの時間ごとの波形を示す。VQに、検出回路Mで測定したスイッチング素子Qのソース-ドレイン間の電圧の時間ごとの変化を示す。
【0028】
図6に示したように、セル12からセル11を充電する場合のアクティブバランサー1の制御では、スイッチング素子Qのゲート電圧Gは、スイッチング素子Qのソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミング、又は、コイル3の電流がゼロとなるタイミングでオンとオフの切り替えが行われている。スイッチング素子Qのゲート電圧Gは、スイッチング素子Qのソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミング、又は、電流がゼロとなるタイミングでオンとオフの切り替えが行われている。スイッチング素子Qのゲート電圧Gは、スイッチング素子Qのソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミング、又は、電流がゼロとなるタイミングでオンとオフの切り替えが行われている。スイッチング素子Qのゲート電圧Gは、スイッチング素子Qとはオンとオフのタイミングが逆になるように切り替えられている。スイッチング素子Qとスイッチング素子Qを同時にオンとすると、コイル3に下のセル12からエネルギーを蓄えるだけの動作となるため、LC共振は発生しない。
【0029】
図3-5及び図7を参照しつつ、セル11からセル12を充電する場合のアクティブバランサー1の制御について説明する。図3から図5は、本実施形態のアクティブバランサー1が、セル11からセル12を充電する場合の、アクティブバランサー1を通る電流の経路を太線の矢印で示した図である。アクティブバランサー1は、セル11からセル12を充電する場合、スイッチング素子のオンとオフの制御によって、電流の経路を、図3から図5に示した3とおりで変化させる。
【0030】
スイッチング素子の切り替えのタイミングは、セル12からセル11を充電する場合と同様に、スイッチング素子のソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミング、又は、コイル3の電流がゼロとなるタイミングである。図3から図5に示した方向で電流を通電させる場合もまた、インダクタンス3を流れる電流値と、スイッチング素子を流れる電流値は等しくなる。そこで、スイッチング素子をシャント抵抗と見なして電流検出回路を配置することで、一つの検出回路によって電流と電圧の両方を検出することができる。
【0031】
図7中の、符号Aを付与して示した期間Aは、コイル3の電流がゼロになったタイミングで開始し、スイッチング素子Qのソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミングまで継続される。アクティブバランサー1は、期間Aにおいて、スイッチング素子QとQをオンにし、スイッチング素子QとQをオフに制御している。期間Aでアクティブバランサー1を通る電流の経路を図3に示す。
【0032】
図7中の、期間Aに続く期間Bは、コイル3の電流がゼロになるタイミングまで継続される。アクティブバランサー1は、期間Bにおいて、スイッチング素子Q、Q、Qをオンにし、スイッチング素子Qをオフに制御している。期間Bでアクティブバランサー1を通る電流の経路を図4に示す。
【0033】
図7中の、期間Bに続く期間Cは、スイッチング素子Qのソース-ドレイン電圧がゼロとなるタイミングまで継続される。アクティブバランサー1は、期間Cにおいて、スイッチング素子Q、Qをオンにし、スイッチング素子Q、Qをオフに制御している。期間Cでアクティブバランサー1を通る電流の経路を図5に示す。
【0034】
図7中の、期間Cに続く期間Dは、再びコイル3の電流がゼロになるタイミングまで継続される。アクティブバランサー1は、期間Dにおいて、期間Bと同様にスイッチング素子Q、Q、Qをオンにし、スイッチング素子Qをオフに制御している。期間Dでアクティブバランサー1を通る電流の経路は、期間Bと同一の図4に示した経路となる。
【0035】
以上、詳細に説明したとおり、本実施形態のアクティブバランサーは、たとえば、2個の直列に接続されたセルの充放電制御を行う場合に、スイッチング素子と一対一対応して電流と電圧の両方を検出する回路を備えることで、スイッチングの際の電力損失を低減した、効率のよいスイッチング制御を行うことができる。図8に示した、従来のアクティブバランサーと比較すると、同じ2個のセルの充放電制御を行う場合であっても、より少ない数の検出回路によって充分にスイッチング制御をおこなうことができ、アクティブバランサーの小型化と低価格化を達成することができる。
【0036】
本発明のアクティブバランサーは、より多くのセルの電圧を均等化する場合にも適用可能である。たとえば、4個のセルの電圧を均等化する場合には、アクティブバランサーを3個用いて、多段の階層構造とすることで、同様に、充放電を繰り返すときの電圧の均等化を行うことができる。
【産業上の利用可能性】
【0037】
本発明に係るアクティブバランサーは、二次電池を使用する各種車両のほか、任意の産業用機器に好適に搭載される。
【符号の説明】
【0038】
1,10 アクティブバランサー
2 コンデンサ
3 インダクタンス(コイル)
11,12 セル
,Q,Q,Q スイッチング素子
,M,M,M 検出回路
OP,OP,OP,OP オペアンプ
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8