特開2023-3269IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ペリレンブラックを含有する、分散性に優れた黒色顔料分散体

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】ペリレンブラックを含有する顔料分散液を調製する際、分散液がゲル化したり、保存中に分散液の粘度が変化したりすることを防止し、分散性を向上させること。
【解決手段】ペリレンブラックと;化学式1~3に示されるいずれかの誘導体と;化学式4の構造を有する単量体Aと、塩基性官能基を有する単量体Bと、単量体A及び単量体Bと重合可能である単量体Cとから構成される共重合体であり、単量体Bが塩基性官能基として含窒素芳香族複素環基を有する単量体及び/又は化学式5の構造を有し、アミン価が120mgKOH/g以上200mgKOH/g以下である分散剤とを併用する。ペリレンブラックの含有量は、5質量%以上25質量%以下である。ペリレンブラックの平均粒子径は200nm以下に調整されることが好ましい。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ペリレンブラックは遮光性に優れるため、ペリレンブラックを含有する黒色着色組成物を用いて形成したブラックマトリクスは、カラー液晶表示装置の表示コントラストに優れ、さらに低誘電率特性であるため、液晶の配向乱れ及び薄膜トランジスタ(TFT)基板上に形成される電極間の導通といったブラックマトリクスの電気特性起因の不具合を生じにくい。また、近赤外領域の透過率に優れていることにより、マスクアライメント作業も可能であり、TFT方式カラー液晶表示装置の駆動用基板にも適している。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者等は、課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、ペリレンブラックを黒色顔料として顔料分散体に使用する場合、特定の誘導体及び分散剤と併用することにより、ペリレンブラックの分散性が向上されることを見出し、本発明を完成させるに至った。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の黒色顔料分散体は、ペリレンブラックの分散性に優れ、調製時にゲル化せず、保存中にも平均粒子径及び粘度が変化しにくい。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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