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  • 特開-海苔生地脱水用スポンジ交換方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023032712
(43)【公開日】2023-03-09
(54)【発明の名称】海苔生地脱水用スポンジ交換方法
(51)【国際特許分類】
   A23L 17/60 20160101AFI20230302BHJP
【FI】
A23L17/60 103Z
A23L17/60 103D
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021138995
(22)【出願日】2021-08-27
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2023-02-09
(71)【出願人】
【識別番号】505455417
【氏名又は名称】株式会社イツワ工業
(74)【代理人】
【識別番号】100114661
【弁理士】
【氏名又は名称】内野 美洋
(72)【発明者】
【氏名】吉田 直人
【テーマコード(参考)】
4B019
【Fターム(参考)】
4B019LT33
4B019LT35
(57)【要約】
【課題】海苔製造工場でのスポンジの洗浄作業に要していた労力や時間を省略すること。
【解決手段】本発明では、海苔簀(2)に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジ(18)を海苔製造機(1)から取外して海苔製造工場(19)からスポンジ洗浄工場(20)へ搬出し、搬出された使用済みの第1のスポンジ(18)を洗浄してスポンジ洗浄工場(20)から海苔製造工場(19)へ搬入し、使用済みの第2のスポンジ(18)を海苔製造機(1)から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジ(18)と交換する、ことを、繰り返し行うことにした。また、複数の海苔製造工場(19)と一つのスポンジ洗浄工場(20)との間で第1のスポンジ(18)を搬出及び搬入することにした。さらに、海苔製造機(1)のメンテナンス業者が第1のスポンジ(18)を搬出及び搬入並びに交換を行うことにした。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジを海苔製造機から取外して海苔製造工場からスポンジ洗浄工場へ搬出し、
搬出された使用済みの第1のスポンジを洗浄してスポンジ洗浄工場から海苔製造工場へ搬入し、
使用済みの第2のスポンジを海苔製造機から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジと交換する、
ことを、繰り返し行うことを特徴とする海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【請求項2】
複数の海苔製造工場と一つのスポンジ洗浄工場との間で第1のスポンジを搬出及び搬入することを特徴とする請求項1に記載の海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【請求項3】
海苔製造機のメンテナンス業者が第1のスポンジを搬出及び搬入並びに交換を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用したスポンジを交換する海苔生地脱水用スポンジ交換方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来より、養殖した生海苔から矩形板状の乾燥海苔を製造するために海苔製造機が用いられている。
【0003】
この海苔製造機では、複数枚の海苔簀を取付けた簀枠の搬送経路に抄製装置、脱水装置、乾燥装置、剥離装置を順に配設し、抄製装置で海苔簀の上面に生海苔と水分とからなる海苔生地を所定形状に抄製し、その後、脱水装置で海苔生地を上方の押圧機構と下方の吸水機構とで挟圧して海苔生地の脱水を行い、その後、乾燥装置で海苔生地を強制的に乾燥させて乾燥海苔とし、その後、剥離装置で海苔簀から乾燥海苔を剥離するようにしている。
【0004】
そして、従来の海苔製造機では、脱水装置の押圧機構に矩形板状の押圧体を昇降可能に設けるとともに、吸水機構に矩形板状のスポンジを昇降可能に設け、押圧体の下降とスポンジの上昇とを同時に行って海苔生地を押圧体とスポンジとで挟圧して海苔生地の脱水を行うようにしていた(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005-27577号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところが、従来の海苔製造機を用いた乾燥海苔の製造においては、乾燥海苔の製造後に海苔製造機を停止して作業者が海苔生地の脱水で使用したスポンジを洗剤を用いて手洗いで洗浄するようにしていたために、スポンジの洗浄に多大な労力や時間を要していた。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジを海苔製造機から取外して海苔製造工場からスポンジ洗浄工場へ搬出し、搬出された使用済みの第1のスポンジを洗浄してスポンジ洗浄工場から海苔製造工場へ搬入し、使用済みの第2のスポンジを海苔製造機から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジと交換する、ことを、繰り返し行うことにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、複数の海苔製造工場と一つのスポンジ洗浄工場との間で第1のスポンジを搬出及び搬入することにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、海苔製造機のメンテナンス業者が第1のスポンジを搬出及び搬入並びに交換を行うことにした。
【発明の効果】
【0010】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
【0011】
すなわち、本発明では、海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジを海苔製造機から取外して海苔製造工場からスポンジ洗浄工場へ搬出し、搬出された使用済みの第1のスポンジを洗浄してスポンジ洗浄工場から海苔製造工場へ搬入し、使用済みの第2のスポンジを海苔製造機から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジと交換する、ことを、繰り返し行うことにしているために、海苔製造工場の作業者がスポンジを手洗いで洗浄する必要がなくなり、スポンジの洗浄作業に要していた労力や時間を省略することができる。
【0012】
特に、複数の海苔製造工場と一つのスポンジ洗浄工場との間で第1のスポンジを搬出及び搬入することにした場合には、複数の海苔製造工場でのスポンジの洗浄作業を一括して省略することができる。
【0013】
また、海苔製造機のメンテナンス業者が第1のスポンジを搬出及び搬入並びに交換を行うことにした場合には、海苔製造工場での海苔製造機のメンテナンスをも行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
図1】海苔製造機を示す説明図。
図2】脱水装置を示す説明図。
図3】海苔生地脱水用スポンジ交換方法を示す説明図。
図4】海苔生地脱水用スポンジ洗浄システムを示す説明図。
【発明を実施するための形態】
【0015】
乾燥海苔を製造するには、図1及び図2に示す海苔製造機1が従来より使用されている。
この海苔製造機1は、複数枚の海苔簀2を着脱自在に取付けた簀枠3を搬送するための搬送経路4を形成し、この搬送経路4に抄製装置5、脱水装置6、乾燥装置7、剥離装置8、海苔簀洗浄装置9を順に配置している。
【0016】
そして、海苔製造機1は、海苔簀2を搬送経路4に沿って搬送していき、抄製装置5で各海苔簀2の上面に海苔原料と水分とからなる海苔生地10を所定形状に抄製し、その後、脱水装置6で海苔生地10の脱水を行い、その後、乾燥装置7で海苔生地10を強制的に乾燥させて乾燥海苔とし、その後、剥離装置8で各海苔簀2から乾燥海苔を剥離し、その後、海苔簀洗浄装置9で各海苔簀2を洗浄して再び抄製装置5に搬送し、これにより、海苔生地10から乾燥海苔を連続して製造するようにしている。
【0017】
ここで、脱水装置6は、搬送された海苔簀2の上方に押圧機構11を昇降可能に設けるとともに、海苔簀2の下方に吸水機構12を昇降可能に設け、これら押圧機構11と吸水機構12とで海苔生地10を海苔簀2とともに挟圧することで、海苔生地10の脱水を行うようにしている。
【0018】
押圧機構11は、昇降駆動される昇降体13の下端部に各海苔簀2に対応した複数個の押圧体14を着脱自在に取付けている。
【0019】
一方、吸水機構12は、昇降駆動される昇降体15の上端部に各海苔簀2に対応した複数個の吸水体16を着脱自在に取付けている。各吸水体16は、中空矩形箱型状の吸引体17の上部にスポンジ18を着脱自在に取付けている。
【0020】
海苔製造機1では、連続して乾燥海苔を製造する際に、海苔簀2に抄製した海苔生地をスポンジ18を用いて脱水しているために、スポンジ18には、海苔原料に含まれる塵や雑菌などが付着して残留してしまうおそれがある。
【0021】
そのため、乾燥海苔の製造に際しては、スポンジ18を洗浄する作業が必要となり、従来においてはスポンジ18の洗浄作業に多大な労力や時間を要していた。
【0022】
そこで、図3に模式的に示す海苔生地脱水用スポンジ交換方法を用いている。
【0023】
まず、複数の海苔製造工場19において、海苔製造機1のメンテナンス業者が、海苔簀2に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジ18を海苔製造機1の脱水装置6から取外して、海苔製造工場19からスポンジ洗浄工場20へ搬出する(搬出工程)。
【0024】
その後、スポンジ洗浄工場20において、海苔製造工場19から搬出された使用済みの第1のスポンジ18を洗浄して、海苔製造機1のメンテナンス業者が、スポンジ洗浄工場20から複数の海苔製造工場19へ搬入する(搬入工程)。
【0025】
そして、各海苔製造工場19において、海苔製造機1のメンテナンス業者が、使用済みの第2のスポンジ18を海苔製造機1の脱水装置6から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジ18と交換する(交換工程)。
【0026】
上記搬出工程、搬入工程、交換工程を繰り返して行うことで、各海苔製造工場19では、スポンジ18の洗浄作業に要する労力や時間を省略することができる。
【0027】
このように、上記海苔生地脱水用スポンジ交換方法は、海苔簀2に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジ18を海苔製造機1から取外して海苔製造工場19からスポンジ洗浄工場20へ搬出し、搬出された使用済みの第1のスポンジ18を洗浄してスポンジ洗浄工場20から海苔製造工場19へ搬入し、使用済みの第2のスポンジ18を海苔製造機1から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジ18と交換する、ことを、繰り返し行う構成となっている。
【0028】
そのため、上記構成の海苔生地脱水用スポンジ交換方法では、海苔製造工場19の作業者がスポンジ18を手洗いで洗浄する必要がなくなり、スポンジ18の洗浄作業に要していた労力や時間を省略することができる。
【0029】
また、上記海苔生地脱水用スポンジ交換方法は、複数の海苔製造工場19と一つのスポンジ洗浄工場20との間で第1のスポンジ18を搬出及び搬入する構成となっている。
【0030】
そのため、上記構成の海苔生地脱水用スポンジ交換方法では、複数の海苔製造工場19でのスポンジ18の洗浄作業を一括して省略することができる。
【0031】
さらに、上記海苔生地脱水用スポンジ交換方法は、海苔製造機1のメンテナンス業者が第1のスポンジ18を搬出及び搬入並びに交換を行う構成となっている。
【0032】
そのため、上記構成の海苔生地脱水用スポンジ交換方法では、海苔製造工場19での海苔製造機1のメンテナンスをも行うことができる。
【0033】
スポンジ洗浄工場20では、図4に模式的に示す海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21(洗浄方法)を用いてスポンジ18を洗浄するようにしている。
【0034】
海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21には、スポンジ18をアルカリ水で洗浄するアルカリ洗浄機22と、スポンジ18を酸性水で洗浄する酸性洗浄機23と、洗浄後のスポンジ18を脱水する脱水機24とが設けられている。
【0035】
アルカリ洗浄機22と酸性洗浄機23には、電気分解装置25が接続されており、水道源26から供給された水道水を電気分解装置25で電気分解し、生成されたアルカリ水をアルカリ洗浄機22に供給するとともに、同時に生成された酸性水を酸性洗浄機23に供給するようにしている。なお、酸性洗浄機23には、水道源26も接続されている。
【0036】
また、アルカリ洗浄機22と酸性洗浄機23には、それぞれ排水升27に連通する排水パイプ28,29が接続されており、各排水パイプ28,29には、流量調整弁30,31が介設されている。
【0037】
そして、海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21では、スポンジ18をアルカリ洗浄機22を用いてアルカリ水でスポンジ18を洗浄(浸漬させるだけでもよい。)するアルカリ洗浄工程と、スポンジ18を酸性洗浄機23を用いて酸性水でスポンジ18を洗浄(浸漬させるだけでもよい。)する酸性洗浄工程と、洗浄後のスポンジ18を酸性洗浄機23で水道水を用いて濯ぐ(撹拌して水道水で洗浄するようにしてもよい。)濯ぎ工程と、濯いだ後のスポンジ18を脱水機24で脱水する脱水工程とを行うようにしている。なお、図4では、アルカリ洗浄工程、酸性洗浄工程、濯ぎ工程、脱水工程の順で処理するようにしているが、これに限られず、酸性洗浄工程、アルカリ洗浄工程、濯ぎ工程、脱水工程の順で処理してもよく、アルカリ洗浄工程と酸性洗浄工程を交互に繰り返して行うようにしてもよい。
【0038】
また、海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21では、アルカリ洗浄機22から流量調整弁30で流量調整しながら排水升27に排水するとともに、酸性洗浄機23から流量調整弁31で流量調整しながら排水升27に排水して、排水升27で所定のpH濃度となるようにして外部へ排出するようにしている。
【0039】
なお、海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21では、脱水後の各スポンジ18をビニール袋に密封した後に冷凍保管し、搬入前に自然解凍するようにしている。
【0040】
このように、上記海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21(海苔生地脱水用スポンジ洗浄方法)は、スポンジ18をアルカリ水で洗浄するアルカリ洗浄機22と、スポンジ18を酸性水で洗浄する酸性洗浄機23とを順に用いて洗浄する構成となっている。
【0041】
そのため、上記構成の海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21(海苔生地脱水用スポンジ洗浄方法)では、アルカリ洗浄機22(アルカリ洗浄工程)でスポンジ18に付着して塵等の分解を行い、酸性洗浄機23(酸性洗浄工程)でスポンジ18に付着した雑菌の殺菌を行うことができ、スポンジ18を清浄することができる。しかも、洗剤を使用していないために、洗浄後にスポンジ18に洗剤が残留して乾燥海苔の品質を劣化させてしまうのを防ぐことができる。
【0042】
また、上記海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21は、アルカリ洗浄機22の排水と酸性洗浄機23の排水とを混合して排水する構成となっている。
【0043】
そのため、上記構成の海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム21では、排水による環境汚染を防ぐことができる。
【符号の説明】
【0044】
1 海苔製造機 2 海苔簀
3 簀枠 4 搬送経路
5 抄製装置 6 脱水装置
7 乾燥装置 8 剥離装置
9 海苔簀洗浄装置 10 海苔生地
11 押圧機構 12 吸水機構
13 昇降体 14 押圧体
15 昇降体 16 吸水体
17 吸引体 18 スポンジ
19 海苔製造工場 20 スポンジ洗浄工場
21 海苔生地脱水用スポンジ洗浄システム 22 アルカリ洗浄機
23 酸性洗浄機 24 脱水機
25 電気分解装置 26 水道源
27 排水升 28,29 排水パイプ
30,31 流量調整弁
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2022-12-14
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジを海苔製造機から取外して海苔製造工場からスポンジ洗浄工場へ搬出し、
搬出された使用済みの第1のスポンジをアルカリ水と酸性水とを用いて洗浄し脱水した後に、ビニール袋に密閉した後に冷凍保管し、自然解凍してスポンジ洗浄工場から海苔製造工場へ搬入し、
使用済みの第2のスポンジを海苔製造機から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジと交換する、
ことを、繰り返し行うことを特徴とする海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【請求項2】
複数の海苔製造工場と一つのスポンジ洗浄工場との間で第1のスポンジを搬出及び搬入することを特徴とする請求項1に記載の海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【請求項3】
海苔製造機のメンテナンス業者が第1のスポンジを搬出及び搬入並びに交換を行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の海苔生地脱水用スポンジ交換方法。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、海苔簀に抄製した海苔生地の脱水に使用した第1のスポンジを海苔製造機から取外して海苔製造工場からスポンジ洗浄工場へ搬出し、搬出された使用済みの第1のスポンジをアルカリ水と酸性水とを用いて洗浄し脱水した後に、ビニール袋に密閉した後に冷凍保管し、自然解凍してスポンジ洗浄工場から海苔製造工場へ搬入し、使用済みの第2のスポンジを海苔製造機から取外す際に、搬入された洗浄済みの第1のスポンジと交換する、ことを、繰り返し行うことにした。