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  • 特開-乗用車の降雨時における雨傘 図1
  • 特開-乗用車の降雨時における雨傘 図2
  • 特開-乗用車の降雨時における雨傘 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023033036
(43)【公開日】2023-03-09
(54)【発明の名称】乗用車の降雨時における雨傘
(51)【国際特許分類】
   A45B 11/00 20060101AFI20230302BHJP
   A45B 25/28 20060101ALI20230302BHJP
【FI】
A45B11/00 B
A45B11/00 A
A45B25/28
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021158448
(22)【出願日】2021-08-25
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(71)【出願人】
【識別番号】521424839
【氏名又は名称】会澤 君代
(71)【出願人】
【識別番号】520418813
【氏名又は名称】小森 功
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
【テーマコード(参考)】
3B104
【Fターム(参考)】
3B104AA02
3B104AA03
(57)【要約】
【課題】 従来の雨傘は、降雨時に自動車に乗車する際、濡れること心配し、注意しながら乗車し乗ってからも濡れた雨傘の始末に気を配るなど
【解決手段】 軸の先端部に受水具を設けるとともに下端部に水溜を取付した雨傘を設けて、該雨傘を開けば大皿状に広がる雨傘において、降水は受水具より軸を通水して水溜に落水するので乗車に濡れる心配なく乗車できるように構成した。これにより落着いて乗車でき、また濡れた雨傘は収入具に密接して車内に安易に置くことができ、 度の高い雨傘を提供できる。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
降雨を受水する受水具と、受水を受入する水溜を有して、該受水具に発条を有する骨子を各放射状に設け布紙を張設して、開閉可能なるように雨傘本体を設けて、降雨時に自動車に乗車する際に、大皿状に開設できるように形成して設けた雨傘。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、降雨時における乗車の利便化を図った雨傘に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より乗用車に降雨時に乗車してからその雨傘は片隅に無造作に置いていた。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べたように従来より降雨時の雨傘の始末には、乗車の際や乗車してから濡れた傘の置くところなど一瞬迷うことがある。
【0004】
本発明は、このようなことの問題を解決しようとするものであり、傘の開閉を効果的に改めて、濡れなどを気にしない雨傘の実現することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成するために、従来の雨傘は所謂傘状に開閉するように設けてあるが、本発明の雨傘は、主軸の先端部に小皿状の水受を取付するとともに、前記主軸の下部の取手に受水具を設けた雨傘本体と、外部に該雨傘を収入する収入具を設けたものである。
【0006】
また、第2の課題解決手段は、収入具の口端部に発条を介して密着できるように設けて、該収入具を車内に放置できる構成としたものである。
【0007】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、雨水は差した傘の周囲端部より落ちることは全くないので大様に行動することができるという効果を発揮する。
【0008】
また、第2の課題解決手段による作用は、濡れた雨傘の始末、片付が収入具にあって速やかに安易に処置できるという効果を発揮するものである。
【0009】
また、第3の課題解決手段による作用は、傘を窄めて受ける風圧に対して、皿状に開いてあるので、風を流すことになるので風圧を軽くして歩行が楽であるという効果を発揮するものである。
【発明の効果】
【0010】
上述したように本発明の雨傘は、濡れるという心配がないので、落着いて乗車することができ、乗車時の活用度の高い雨傘を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】 本発明の実施形態を示す雨傘の部分断面図
図2】 同雨傘の折設した状態図
図3】 同雨傘の収入具の正面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図1図3に基づいて説明する。
【0013】
図において、1は雨傘2の軸で、該軸1の先端部に小皿状の受水具3開口して設けるとともに、該受水具3に骨子4を各放射状にして開閉可能なるように軸子5を介して取付し布紙6を張設して設け、前記軸1の下端部に有する取手7の内部に水溜8を取付して雨傘本体2Aを設けて、該雨傘本体2Aを大皿状で開閉可能なるように設けられてある。
【0014】
9は収入具で、濡れた雨傘2を収入して発条10を介して、収口11を蓋12して密着できるように設けられてある。
【0015】
以下、上記構成の動作を説明する。乗用車で降雨のとき雨傘2を開いて乗車するのであるが、このとき、降雨は該雨傘2が大皿状であるため、中央部の受水具3に降水するとともに、該受水具3より軸1の中を通水して水溜9に流入するので、容易に濡れることもなく乗車できるという効果を発揮する。
【0016】
また、濡れた雨傘2は、速やかに収入具9に収入して蓋12をすれば、車内に放置できる効果を発揮する。以上のように、本実施形態によれば 効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0017】
1 軸
2 雨傘
3 受水具
4 骨子
5 軸子
6 布紙
7 取手
8 水溜
9 収入具
10 発条
11 収口
12 蓋
図1
図2
図3