(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023033328
(43)【公開日】2023-03-10
(54)【発明の名称】新規の美味しいペットフード組成物
(51)【国際特許分類】
A23K 20/174 20160101AFI20230303BHJP
A23K 10/30 20160101ALI20230303BHJP
A23K 20/111 20160101ALI20230303BHJP
A23K 20/105 20160101ALI20230303BHJP
A23K 50/40 20160101ALI20230303BHJP
【FI】
A23K20/174
A23K10/30
A23K20/111
A23K20/105
A23K50/40
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2022206993
(22)【出願日】2022-12-23
(62)【分割の表示】P 2020556219の分割
【原出願日】2017-12-29
(71)【出願人】
【識別番号】516381231
【氏名又は名称】スペクトラム ブランズ,インコーポレイティド
(71)【出願人】
【識別番号】520236228
【氏名又は名称】テトラ ゲゼルシャフト ミット べシュレンクテル ハフツング
(74)【代理人】
【識別番号】100099759
【弁理士】
【氏名又は名称】青木 篤
(74)【代理人】
【識別番号】100123582
【弁理士】
【氏名又は名称】三橋 真二
(74)【代理人】
【識別番号】100117019
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 陽一
(74)【代理人】
【識別番号】100141977
【弁理士】
【氏名又は名称】中島 勝
(74)【代理人】
【識別番号】100150810
【弁理士】
【氏名又は名称】武居 良太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100182730
【弁理士】
【氏名又は名称】大島 浩明
(72)【発明者】
【氏名】フーベルト キュルツィンガー
(72)【発明者】
【氏名】スコット ティー.ピーリング
(72)【発明者】
【氏名】ディートマー クールマン
(72)【発明者】
【氏名】イネス メーラー
(57)【要約】
【課題】
本発明は、少なくとも1つの天然抗酸化剤、少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びpHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを含まない、ペットフード組成物に関する。
【解決手段】
本開示は、様々な新規の組成物および方法を記載し、その組成物および方法は、CBDおよびTHCを特定の相対比で含む。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ペットフード組成物であって、
i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及び
ii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及び
iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを含まない、ペットフード組成物。
【請求項2】
前記少なくとも1つの天然抗酸化剤が、トコフェロール、アスコルビン酸、植物抽出物及びそれらの組合せから成る群から選択される、請求項1に記載のペットフード組成物。
【請求項3】
前記植物抽出物が、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含む、請求項2に記載のペットフード組成物。
【請求項4】
前記少なくとも1つの天然抗酸化剤が、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せである、請求項1~3のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項5】
ローズマリー抽出物:トコフェロールの比が、1:0.1~1:5である、請求項4に記載のペットフード組成物。
【請求項6】
前記少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズ、及びそれらの組合せから成る群から選択される、請求項1~5のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項7】
前記少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物中に存在する、請求項1~6のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項8】
前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分が、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸、ソルビン酸及びそれらの組合せから成る群から選択される、請求項1~7のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項9】
前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分が、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物中に存在する、請求項1~8のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項10】
前記pHが6.2以下である、請求項1~9のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項11】
i)前記少なくとも1つの天然抗酸化剤が、ローズマリー抽出物とトコフェロールとを1:0.1~1:5の比で組み合わせたものであり、
ii)前記少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートの組合せであり、そして
iii)前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分がクエン酸である、請求項1~10のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項12】
脂肪、油、タンパク質、ビタミン、デンプン、香味剤、着色剤及びそれらの組合せから成る群から選択された食物成分をさらに含む、請求項1~11のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項13】
前記少なくとも1つの天然抗酸化剤及び前記少なくとも1つの合成抗酸化剤が、親油性マトリックスに均一に組込まれる、請求項1~12のいずれか1項に記載のペットフード組成物。
【請求項14】
請求項1~13のいずれか1項に記載のペットフード組成物の製造方法であって、
a)i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及び
ii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、
を含むペットフード組成物の添加物を親油性マトリックスに混合し、
b)pHを調整するために、少なくとも1つの酸性度調整剤成分をプレミックスに混合し、
c)ペットフード組成物を得る前、工程a)の富化された親油性マトリックス、及び工程b)の富化にされたプレミックスを、固体マトリックスに適用し、そして
d)ペットフード組成物を得ることを含む方法。
【請求項15】
ペットフード組成物の嗜好性を改善し、そして/又は健康なペットの体重を増強するためへの請求項1~13のいずれか1項に記載のペットフード組成物の使用。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも1つの天然抗酸化剤、少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びpHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを含まない、ペットフード組成物に関する。さらに、本発明は、ペットフード組成物の製造方法、及びペットフード組成物の使用を含む。
【背景技術】
【0002】
動物飼料の必須成分は、不飽和脂肪酸、例えばn-3及びn-6脂肪酸である。従って、動物飼料は一般的に、脂質酸化の影響を受けやすい。脂質酸化は、遊離基(X-、OH-など)が多価不飽和脂肪酸(PUFA)から水素原子を引き抜く場合に開始される。次に、ペルオキシル基が、PUFA基と酸素との反応のために形成される。これは、脂質ペルオキシル基が新しいPUFAから水素原子を引き抜く場合、継続する(Holmer、1993)。
【0003】
食餌及び食物成分の安定性を延長するために、食餌の食物成分の電子の伝達を防止し、そして従って、それらの腐敗を防ぐ安定剤がしばしば適用される。それらの安定剤は、電子ドナーとして作用し、そして従って、主に標的種のための必須栄養素である食物成分(例えば、不飽和脂肪、ビタミン、カロテノイドなど)の成分の非常に反応性の高い割合を保護する。さらに、電子ドナーは、脂質安定性の安全性、有毒な反応生成物(過酸化物)の防止に貢献し、そして食事の長期安定性に貢献する。そのような電子ドナーの適用は、食物成分、例えば脂肪及び油において、又は食事に直接、実施される。非常に効果的な電子ドナーは、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリン(エトキシキン)である。
【0004】
特に、非常に悪い味及び臭いを有する腐った脂質はしばしば、食事を拒絶する標的種を導く。破壊した脂質により破壊された悪い味の食事においては、ビタミン、例えばビタミンA及びEが、少なくとも1つの不対価電子を有する攻撃的な電子又は分子により破壊される。分解生成物の存在下で、病理学的現象及び毒性効果がまた、標的種でも発生する可能性がある。
【0005】
EUでの科学的再評価の過程において、消費者及び動物の安全性に関するエトキシキンに関する懸念が提起された。従って、ペットフードの観点から、エトキシキンの適切な代替物を提供することが目的であった。
【0006】
Bavarian State Institute for Agriculture, Institute for Fisheriesでの研究(2004年の年次報告、ニジマスの食事中の抗酸化剤としてのローズマリー抽出物を用いて実験)においては、天然抗酸化剤、例えばローズマリー抽出物を電子ドナーとして用いた実験が、サケ科魚類についての食事で試験された。この実験においては、天然抗酸化剤としてのローズマリー抽出物が、天然成分を含まない食事と比較して、低められた食物摂取をもたらすことが見出された。従って、先行技術は、天然抗酸化剤としてのローズマリー抽出物のみでは、標的種における食物摂取を高めるのに十分ではないことを教示している。
【0007】
従って、当技術分野においては、他の適切な成分、好ましくはエトキシキンの代替物が必要である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
従って、本発明の目的は、この必要性に従うことである。
【0009】
本発明の解決策を以下に説明し、添付の実施例で例示し、図で示し、そして特許請求の範囲に反映する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
驚くべきことには、pH値を低めるための1又は2以上の添加剤と組合しての1又は2以上の天然抗酸化剤及び1又は2以上の合成抗酸化剤の組合せが、食事中の脂質腐敗を安定化し、そして防止するだけでなく、また個々の効果の強化及び逆転により、相乗的に標的種における食事の受容性及び魅力も高めることが現在、見出されている。
【0011】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを含まない、ペットフード組成物を含む。
【0012】
さらに、本発明は、少なくとも1つの天然抗酸化剤が、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択されるペットフード組成物を想定することができる。
【0013】
植物抽出物は好ましくは、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含む。
【0014】
さらに、本発明は、少なくとも1つの天然抗酸化剤がローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであるペットフード組成物を想定できる。
【0015】
ローズマリー抽出物:トコフェロールの比は、1:0.1~1:5であり得る。
【0016】
本発明は、少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択されるペットフード組成物を包含することができる。
【0017】
少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物中に存在する。
【0018】
さらに、本発明は、少なくとも1つの酸性度調整剤成分が、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸、及びソルビン酸から成る群から選択されるペットフード組成物を含むことができる。
【0019】
少なくとも1つの酸性度調整剤成分が、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物中に存在する。
【0020】
本発明は、pHが6.2以下であるペットフード組成物を想定することができる。
【0021】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤が、ローズマリー抽出物とトコフェロールとを1:0.1~1:5の比で組み合わせたものであり、ii)少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートの組合せであり、そしてiii)少なくとも1つの酸性度調整剤成分がクエン酸であるペットフード組成物を含む。
【0022】
本発明は、脂肪、油、タンパク質、ビタミン、デンプン、香味剤、及び着色剤から成る群から選択された食物成分をさらに含むペットフード組成物を含むことができる。
【0023】
少なくとも1つの天然抗酸化剤及び少なくとも1つの合成抗酸化剤が、親油性マトリックスに均一に組込まれる。
【0024】
本発明は、a)i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤を含むペットフード組成物の添加物を親油性マトリックスに混合し、b)pHを調整するために、少なくとも1つの酸性度調整剤成分をプレミックスに混合し、c)ペットフード組成物を得る前、工程a)の富化された親油性マトリックス、及び工程b)の富化にされたプレミックスを、固体マトリックスに適用し、そしてd)ペットフード組成物を得ることを含む、ペットフード組成物の製造方法を想定する。
【0025】
本発明はさらに、ペットフード組成物の嗜好性を改善し、そして/又は健康なペットの体重を増強するためへのペットフード組成物の使用を包含する。
【図面の簡単な説明】
【0026】
【
図1】
図1は、水生対象の体重増加(%/魚)を示す。pHを低め、そして従って、受容性を改善する成分(食事SNC)の効果と共に、合成抗酸化剤及び天然抗酸化剤の特定比率での組合せの相乗効果は、サプリメントを有さない対象食事に比べて、水生対象(魚、例えば硬骨魚網、例えばレッドファントムテトラ及びイエローシクリッド)の体重を最大14%、高める。天然抗酸化剤(食事NC)の添加は、対照食事に比較して、個々の種の体重を、最大6%、悪影響を与える。
【発明を実施するための形態】
【0027】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを含まない、ペットフード組成物を提供する。
【0028】
用語「ペットフード組成物」とは、ペット、特に魚用のウェット又はドライフード組成物を言及する。それは、湿潤フード、半湿潤フード、ドライフード、サプリメント又はトリートの形で存在することができる。ペットフード組成物は、ギブル形、フレーク、ペレット、スティック、顆粒、ゲルフード又は錠剤などであり得る。好ましくは、ペットフード組成物は、ドライフードである。好ましくは、ペットフード組成物は魚用である。
【0029】
用語「天然」とは、天然に存在するか、又は自然界で発生することを意味する。従って、天然抗酸化剤は自然界で発生する。天然抗酸化剤が同定されると、それは自然界から、又は生物学的及び/又は化学的手段により同定され得る。さらに、生物学的及び/又は化学的手段により単離される場合、それは自然界にある天然抗酸化剤の起源を変更しない。
【0030】
本明細書において使用される場合、用語「抗酸化剤」とは、酸化可能基質又は生体分子を含む混合物に存在する場合、基質生体分子の酸化を遅延するか又は防止する物質である。抗酸化剤は、生物学的に重要な反応性遊離基又は他の反応酸素種(O2 -、H2O2、.OH、HOCl、フェリル、ペルオキシル、ペルオキシナイトライト、及びアルコキシル)を除去することにより、又はそれらの形成を防止することにより、又は遊離基又は他の反応性酸素種を反応性の低い種に触媒的に変換することにより作用することができる。相対的抗酸化活性は、電圧(x軸)が相対的な抗酸化活性の指標であるサイクリックボルタンメトリー研究により測定され得る。最初のピークが発生する電圧は、電子が供与される電圧の指標であり、これが抗酸化活性の指標となる。抗酸化剤はまた、ペットフード組成物に添加される(飼料)添加物とも呼ばれる。
【0031】
少なくとも1つの天然抗酸化剤、トコフェロール、アスコルビン酸、植物抽出物及びそれらのいずれかの組合せから成る群から選択され得る。
【0032】
少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物から成る群から選択され得る。少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及びアスコルビン酸及び植物抽出物であり得る。少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及びアスコルビン酸であり得る。少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び植物抽出物であり得る。少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール又はアスコルビン酸又は植物抽出物であり得る。
【0033】
トコフェロールは、ビタミンE活性を有する有機化合物のクラスである。このクラスは、主にβ-、γ-及びδ-から成るが、しかしまた、α-トコフェロールも含まれ、ここで各形は異なる生物学的活性を有する(Burton and Ingold 1981. J. Am. Chem. Soc. 103: 6472-6477)。食品添加物として、トコフェロールは以下のE番号によりラベル付けされる:E306(トコフェロール)、E307(α-トコフェロール)、E308(γ-トコフェロール)、及びE309(δ-トコフェロール)。それらは全て、USA、EU及びオーストラリア及びニュージーランドにおいて、抗酸化剤として使用が承認されている。本発明においては、トコフェロールの混合物が使用され得る。特に、α-、β-、γ-及びδ-トコフェロールが使用され得、ここで混合物は、50%以上の非α-トコフェロールを含むことができる。
【0034】
用語「アスコルビン酸(C6H8O6)」とは、単糖に由来する有機化合物である。それは水に非常に溶解できる。アスコルビン酸は、ビタミンCを指し、そして栄養補助食品として使用される。食品業界においては、その抗酸化及び安定化能力のために開発されて来た。
【0035】
用語「植物抽出物」とは、生の植物材料の一部を抽出することにより製造された物質を指す。抽出は、溶媒、例えばエタノール又は水を用いることにより達成され得る。植物抽出物は、チンキ剤として、又は粉末形で使用され得る。本発明においては、植物抽出物は、チンキ剤として、又は粉末形として使用され得る。
【0036】
好ましくは、植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含む。植物抽出物は、オレガノ抽出物及びサルビア抽出物及びローズマリー抽出物を含むことができる。植物抽出物はオレガノ抽出物であり、好ましくは、植物抽出物はサルビア抽出物であり、そしてより好ましくは、植物抽出物はローズマリー抽出物である。
【0037】
本発明者は、少なくとも1つの天然抗酸化剤は好ましくは、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであることを見出した。
【0038】
ローズマリー抽出物:トコフェロールの比は、1:0.1~1:5であり得る。好ましくは、混合物において、ローズマリー抽出物:トコフェロールの比は、1:0.4~1:3であり、より好ましくは、ローズマリー抽出物:トコフェロールの比は、1:1~1:1.3である。
【0039】
個々の成分(例えば、ローズマリー抽出物、又は担体を含むトコフェロール)、又は混合物(例えば、ローズマリー抽出物、及び担体を含むトコフェロール)の投与量は、20~200mg/hg食事、より好ましくは70~95mg/kg食事、例えば70、71、72、73、74、75、76、77、78、79、80、81、82、83、84、85、86、87、89, 90、 91、 92、 93、94又は 95mg/kg食事である。混合物が使用され得る場合、特定の投与量を達成するための成分(ローズマリー抽出物及びトコフェロール及び担体)の比は、目的の投与量に依存して変化できる。これに関して、用語「担体」とは、成分が一緒に投与され得る希釈剤、アジュバント又はビークルを指す。担体は、無菌液体、例えば水、及び油、例えば石油、動物、植物又は合成起源の油、例えばピーナッツ油、大豆油、鉱油、ゴマ油などであり得る。ここで、担体(例えば、水)及び天然抗酸化剤、例えばローズマリー抽出物及びトコフェロールが溶液を形成できる。
【0040】
用語「合成」とは、天然に存在するものではなく、むしろ合成に関し、又は合成を伴うことを意味する。合成抗酸化剤は、天然由来のものとは対照的に、化学工程、例えばヒト機関による合成を通して形成される化合物/物質に関係する。
【0041】
少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され得、好ましくは少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートである。少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシトルオール及びプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートである。少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシトルオール又はプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートである。本発明により含まれるものは、ブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートである少なくとも1つの合成抗酸化剤であり得る。従って、少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール及びプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり得る。少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり得る。
【0042】
用語「ブチルヒドロキシトルオール(BHT)」とは、抗酸化剤と指し、そして脂溶性有機化合物であり、化学的にはフェノールの誘導体である。それはまた「ジブチルヒドロキシトルエン」とも呼ばれる。アメリカ合衆国においては、1979年からの国立癌研究所の調査に基づいて、一般的に安全として認識されている(BRAS)。欧州連合においては、それはE番号E321を有する抗酸化剤食品添加物として主に使用されている。
【0043】
用語「ブチルヒドロキシアニソール」とは、2つの異性体有機化合物、すなわち2-tert-ブチル-4-ヒドロキシアニソール及び3-tert-ブチル-4-ヒドロキシアニソールの混合物から成る抗酸化剤を指す。それはワックス状の固体であり、そしてE番号E320を有する食品添加物として使用される。
【0044】
用語「プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート」とは、没食子酸プロピルを指し、そして没食子酸及びプロパノールの縮合により形成されるエステルである。没食子酸プロピルは、抗酸化剤として作用し、そして脂肪及び油を含む食品に、酸化を防ぐために添加される。食品添加物として、それはE番号E310下で使用される。
【0045】
少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し得る。好ましくは、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて0.01%~0.04%、より好ましくは、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて0.015%~0.025%、例えばペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて0.015%、0.016%、0.017%、0.018%、0.019%、0.020%、0.021%、0.022%、0.023%、0.024%、0.025%である。ペットフード組成物の粗脂肪(生脂肪)含有量に基づいて0.02%の量で少なくとも1つの合成抗酸化剤を含むペットフード組成物についての例として、10mg/kgの合成抗酸化剤が5%の粗脂肪を含むペットフード組成物に使用され得、そして30mg/kgの合成抗酸化剤が15%の粗脂肪を有するペットフード組成物に使用され得る。投与量(0.001%~1.0%の量、又は0.01%~0.04%の量、好ましくは0.015%~0.025%の量)が単一の合成抗酸化剤(例えば、ブチルヒドロキシトルオール又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート)に適用できるか、又はそれは、合成抗酸化剤(例えば、ブチルヒドロキシトルオール及びプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート)の混合物に適用できる。これに関連して、合成抗酸化剤の混合物は、合成抗酸化剤の合計に基づかれ得る。
【0046】
用語「ペットフード組成物中の粗脂肪含有量」とは、当業者に知られているように、一般的な動物飼料分析、例えば古典的な「Weender Futtermittelanalyse」により決定される。古典的な「Weender Futtermittelanalyse」は、動物食事の栄養価を決定するために必要な標準工程を含む。ここで、無機物質及び有機物質を示す粗灰、例えば粗繊維(例えば、セルロース、ペントサンなど)、粗タンパク質(例えば、ペプチド、アミノ酸など)、粗脂肪(例えば、トリグリセリド、ワックス、カロチン、油など)及び窒素を含まない物質の間で区別される。
【0047】
用語「酸性度調整剤成分」とは、pHを調整する成分を指す。言い換えれば、成分はpH低下成分であり、そして従って受容性を改善する成分である。少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、受容性及び魅力性エンハンサー及び重量エンハンサーとして使用され得る。酸性度調整剤成分はまた、(飼料)添加物とも呼ばれる。
【0048】
少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択され得る。少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸及び蟻酸及びプロパン酸及び乳酸及びソルビン酸であり得る。少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸又は蟻酸又はプロパン酸又は乳酸又はソルビン酸であり得る。少なくとも1つの成分は、クエン酸及び蟻酸;又はクエン酸及びプロパン酸;又はクエン酸及び乳酸;又はクエン酸及びソルビン酸であり得る。好ましくは、少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、蟻酸であり、より好ましくは、少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、乳酸であり、そして最も好ましくは、少なくとも1つの酸性度調整剤又はクエン酸である。
【0049】
用語「クエン酸(C6H8O7)」とは、弱い有機トリカルボン酸である。それはクエン酸回路又は好気性生物の中間体である。それは柑橘系の果物に発生する。クエン酸及び他の酸、例えば蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸、並びにそれらの塩及び混合物は、微生物による腐敗を防ぐために、通常、保存料として、約0.005%の非常に低い用量で食事中に添加される。それらの保存料は、脂質の使用による腐敗を防止するために市販の製品において、0.0005~0.005%の最低濃度で見られる。
【0050】
少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物中に存在し得る。好ましくは、pH値を低めるための成分の投与量は、ペットフード組成物の0.001重量%~1重量%、より好ましくは0.028重量%~0.0034重量%、例えば0.028重量%、0.029重量%、0.030重量%、0.031重量、0.032重量%、0.033重量%及び0.034重量%の量で存在する。ペットフード組成物のpHを適切に下げ、そして標的種における食品の高められた許容度を達成するために、酸性度調整剤成分の量(投与量)、例えば保存料、例えばクエン酸及び他の酸、例えば蟻酸、プロパン酸、乳酸、及びソルビン酸、並びにそれらの塩及び混合物の通常の投与量は、0.005%よりも高くて良い。これに関して、用語「重量による」、「重量による%」又は「w/w%」とは、最終ペットフード組成物の重量を指す。
【0051】
少なくとも1つの天然及び少なくとも1つの合成抗酸化剤の組合せの適用中、合成及び天然抗酸化剤は、安定剤としての少なくとも1つの酸性度調整剤成分と組合して、ペットフード組成物において相乗効果を達成するために、非常に特定の比で使用される必要がある。添加物(酸性度調整剤成分)、例えばクエン酸(〔50〕)と組合しての合成(〔45〕を参照のこと)対天然抗酸化剤(〔38〕)の比は、ペットフード組成物の脂質含有量に依存して変化することができる。
【0052】
さらに、ペットフード組成物のpHは、6.2以下であり得る。用語「以下」とは、低いか又は等しいことを意味する。好ましくは、pHは、6.2又は6.2以下、例えば6.1、6.0、5.9、5.8、5.7、5.6、5.5、5.4、5.3、5.2、5.1、5.0、4.9、4.8、4.7、4.6、4.5、4.4、4.3、4.2、4.1、4.0、3.9、3.8、3.7、3.6、3.5、3.4、3.3、3.2、3.1、3.0である。
【0053】
本発明はさらに、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで、前記天然抗酸化剤はトコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシー2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0054】
さらに、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで、前記天然抗酸化剤はトコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシー2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0055】
さらに、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで、前記天然抗酸化剤はローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合わせであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0056】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで、前記天然抗酸化剤はローズマリー抽出物及びトコフェロールの1:0.1~1:5の比での組合わせであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0057】
さらに、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0058】
本発明はさらに、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0059】
本発明はさらに、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0060】
本発明はさらに、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3、4、5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0061】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0062】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0063】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0064】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0065】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在する、及びiii)pHを調整するための少なくても1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0066】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくても1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0067】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在する、及びiii)pHを調整するための少なくても1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0068】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ペットフード組成物の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在する、及びiii)pHを調整するための少なくても1つの酸性度調整剤成分を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0069】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0070】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0071】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0072】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0073】
本発明は、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0074】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0075】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0076】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0077】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0078】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は0.001%~10%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0079】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0080】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0081】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0082】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0083】
本発明は、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0084】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整する少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、0.001%~10%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0085】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整する少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、0.001%~10%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0086】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整する少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、0.001%~10%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0087】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整する少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、0.001%~10%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を包含する。
【0088】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0089】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0090】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0091】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0092】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0093】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0094】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0095】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0096】
本発明は、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する
【0097】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0098】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0099】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0100】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0101】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0102】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0103】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記抗酸化剤は、ブチルヒドロキシアニソール、ブチルヒドロキシトルオール、プロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエート、二酸化硫黄、亜硫酸ナトリウム、亜硫酸水素ナトリウム、二亜硫酸ナトリウム、二亜硫酸カリウム、亜硫酸カルシウム、亜硫酸水素カルシウム、亜硫酸水素カリウム、L-アスコルビン酸ナトリウム、L-アスコルビン酸カルシウム、エステル、オクチルガレート、第三級ブチルヒドロキノン(TBHQ)、クエン酸塩、クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、カルシウム二ナトリウムEDTA、二リン酸塩、二リン酸二ナトリウム、二リン酸三ナトリウム、二リン酸四ナトリウム、二リン酸二リン酸、二リン酸カルシウム、三リン酸、三リン酸五ナトリウム、三リン酸五カリウム、ポリリン酸、ポリリン酸ナトリウム、ポリリン酸カリウム、ポリリン酸カルシウムナトリウム、ポリリン酸カルシウム、塩化第二スズから成る群から選択され、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0104】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0105】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0106】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0107】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0108】
本発明は、少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0109】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0110】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0111】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及び(iii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0112】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0113】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで、前記植物抽出物はオレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基いて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0114】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0115】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤は、ペットフード組成物中の粗脂肪含有量に基づいて、0.001%~1.0%の量で組成物に存在し、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分はクエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0116】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0117】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0118】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0119】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0120】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0121】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0122】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0123】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するために少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸、蟻酸、プロパン酸、乳酸及びソルビン酸から成る群から選択される)を含み、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0124】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0125】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0126】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0127】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0128】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0129】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0130】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0131】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、組成物の0.001重量%~10重量%の量で組成物に存在する)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0132】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0133】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0134】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0135】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0136】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を想定する。
【0137】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、トコフェロール及び/又はアスコルビン酸及び/又は植物抽出物の群から選択され、ここで前記植物抽出物は、オレガノ、サルビア及び/又はローズマリー抽出物を含み、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0138】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、ローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0139】
本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの天然抗酸化剤は、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、ここで前記少なくとも1つの合成抗酸化剤はブチルヒドロキシアニソール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、及びiii)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分(ここで、前記少なくとも1つの酸性度調整剤成分は、クエン酸である)を含む、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0140】
好ましくは、本発明は、i)少なくとも1つの天然抗酸化剤が、1:0.1~1:5の比でのローズマリー抽出物及びトコフェロールの組合せであり、そしてii)少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ブチルヒドロキシトルオール及び/又はプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートであり、そしてiii)少なくとももう1つの酸性度調整剤成分がクエン酸である、1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリンを好ましくは含まないペットフード組成物を含む。
【0141】
用語「1,2-ジヒドロ-6-エトキシ-2,2,4-トリメチルキノリン」とは、特定の国で食品保存料として使用されるキノリンベースの合成抗酸化剤であるエトキシキン(EQ)を指す。それは、脂肪の酸敗を防ぐために、一部のペットフード保存料として使用される。好ましくは、魚粉は合成抗酸化剤により保護される。ペットフード、例えば魚粉におけるエトキシキンは、複数の健康問題、動物自体及び動物(例えば、魚)を食べる消費者の原因である可能性があると推測される。従って、食品の安全性に関する懸念は、ヒト消費のために食品において許容されるエトキシキンなどの合成抗酸化剤の最大レベルを消滅させることが提起されている(Bohne et al. 2008, Food and Chemical Toxicology, 46, 1834-1843)。
【0142】
ペットフード組成物は、脂肪、油、タンパク質、ビタミン、デンプン、香味剤及び着色剤から成る群から選択される食物成分をさらに含むことができる。ペットフード組成物は、脂肪、及び油、及びタンパク質、及びビタミン、及びデンプン、及び香味料、及び着色剤を含む食物成分をさらに含むことができる。ペットフード組成物は、脂肪、又は油、又はタンパク質、又はビタミン、又は香味料、又は着色剤を含む食物成分をさらに含むことができる。
【0143】
ペットフードは、脂肪及び油を含むことができる。脂肪は、動物脂肪、例えば獣脂、又は植物性脂肪、例えば水素化大豆脂肪を含む。以下のいずれかの適切な油が使用され得る:例えば植物油、例えばひまわり油、紅花油、トウモロコシ油など。モノ-d脂肪が多い油が特に好ましい。水素化油又は脂肪もまた好ましい。液体脂肪及び油は、ペットフード組成物の親油性マトリックスを形成する。
【0144】
さらに、ペットフード組成物は、タンパク質を含む。適切なタンパク質源は、いずれかの適切な動物又は植物性タンパク質源、例えば肉ミール、骨ミール、魚ミール、大豆タンパク質濃縮物、乳タンパク質、グルテンなどから選択され得る。タンパク質源の選択は、主に、栄養ニーズ、嗜好性の考慮及び製造されるシリアル製品のタイプにより決定されるであろう。もちろん、デンプン源もまた、タンパク質源であっても良い。
【0145】
食品添加剤として一般的に有用なビタミン、例えばビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンD、ビオチン、ビタミンK、葉酸、イノシトール、ナイアシン、及びパントテン酸もまた、ペットフード組成物に含まれる。食品添加剤として有用なミネラル及び微量元素は、カルシウム、リン、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、銅、亜鉛、塩化物、鉄、セレン、ヨウ素、及び鉄を含み、そしてまた、ペットフード組成物に添加され得る。
【0146】
適切なデンプン源は、例えば穀物粉、例えばトウモロコシ、米、小麦、ビート、大麦、大豆、及びオート麦である。それらの小麦粉の混合物も使用され得る。小麦粉は全粉であってもよく、又は画分が除去された小麦粉であっても良く;例えば、胚芽画分又は外皮画分を除去することができる。米粉、トウモロコシ粉及び小麦粉が特に適切であり;単独又は組合せいてもよい。デンプン源は、主に栄養価、嗜好性の考慮及び所望のペットフードのタイプに基づいて選択されるであろう。
【0147】
適切な粒子香味剤は、エビ及びオキアミミール、糖、チョコレートパウダー、ミルクパウダー、モルトパウダー、フレーバー飲料パウダーなどを含む。着色剤は、例えばカロテノイド及び藻類を含む。タンパク質、ビタミン、ミネラル、デンプン、香味剤、着色剤などは、ペットフード組成物の固体マトリックスを形成する。
【0148】
ペットフード組成物は、主にデンプン源及び他の成分、例えば糖、塩、スパイス、調味料、ビタミン、ミネラル、フィラー、結合剤、香料、着色料、乳化剤、甘味料、緩衝液、抗酸化剤、タンパク質源、脂肪、油及び当業者に知られている同様のものから製造される。各組成物成分、食品成分及び他の成分の具体的な量は、種々の要因、例えば組成物の含まれる特定の成分;動物の種;動物の年齢、体重、一般的な健康状態、性別、及び食事;動物の消費率などに依存することができる。
【0149】
さらに、ペットフード組成物は、湿潤フード、半湿潤フード、ドライフード、サプリメント又はトリートの形で存在できるウェット又はドライフード組成物を含むことができる。ペットフード組成物は、キブル形、フレーク、ペレット、スティック、顆粒、ゲルフード又は錠剤などであり得る。好ましくは、ペットフード組成物は、ドライフードである。
【0150】
好ましいペットフード組成物においては、少なくとも1つの天然抗酸化剤及び少なくとも1つの合成抗酸化剤が、ペットフード組成物を得る前、親油性マトリックス中に均等に組込まれる。
【0151】
好ましくは、添加剤(天然及び合成抗酸化剤)が親油性マトリックス中に混合され、それにより、富化された親油性マトリックスが得られる。酸性度調整剤成分がプレミックス中に混合され、それにより、富化されたプレミックスが得られる。次に、前記富化された親油性マトリックス及び前記富化されたプレミックスが、固体マトリックス中に均等に分散される。続いて、ペットフード組成物への加工が行われる。
【0152】
これに関して、用語「プレミックス」とは、メインミックス(ペットフード組成物)に既に含まれる物質である。担体を含み、そしてマイクロコンポーネントを含む固体の混合物を指す。マイクロコンポーネントは、製剤中の量が0.5%未満である物質である。マイクロコンポーネントは、通常、ビタミン、微量元素、ミネラル及び添加剤、好ましくはpHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分、より好ましくは、クエン酸である。従って、プレミックスは、担体及びクエン酸を含むことができる。マイクロコンポーネント、例えばクエン酸は、担体中に均等に混合され、プレミックスがもたらされる。ここで、プレミックスに使用される担体は、〔39〕に記載されるのと同じ担体ではない。
【0153】
用語「組込まれる」とは、分散される、分配される又は混合されることを意味する。これに関して、用語「均等に」とは、親油性マトリックスに溶解され、そして/又は分散される、少なくとも1つの天然抗酸化剤、及び少なくとも1つの合成抗酸化剤、及び少なくとも1つの酸性度調整剤成分が、ほぼ均等に、好ましくは均等に、親油性マトリックスにおいて分散され、結果的に、少なくとも1つの天然抗酸化剤及び少なくとも1つの合成抗酸化剤及び少なくとも1つの酸性度調整剤成分の濃度(「c」)(モル質量の場合、「n」又は質量の場合、「m」)が親油性マトリックスの体積(「v」)において、ほぼ同一であり、すなわちそれぞれ、c=n/v又はc=m/vは、ほぼ一定であり、好ましくは一定であることを意味する。好ましくは、ペットフード組成物内には濃度勾配は存在しない。
【0154】
本発明はまた、固体マトリックスをペットフード組成物に加工した後、富化された親油性マトリックス(親油性マトリックス中に混合される添加剤、例えば天然及び合成抗酸化剤により富化される)をペットフード組成物に組込むことも含む。これは、コーティング、噴霧及び/又は吸引により発生する可能性がある。
【0155】
ペットは、脊椎動物及び/又は無脊椎動物であり得る。脊椎動物は、「下等脊椎動物」、例えば魚類及び両生類、及び「高等脊椎動物」、例えば爬虫類、鳥類及び哺乳類から成る。本発明の脊椎動物は、それらだけには限定されないが、全ての種類の哺乳類、例えば猫、子猫、犬、子犬、馬、ネズミ、ハムスター、牛、豚、羊などを含む高等脊椎動物を含む。本発明の脊椎動物は、それらだけには限定されないが、全ての種類の魚類を含む下等脊椎動物を含む。
【0156】
好ましくは、脊椎動物は下等脊椎動物、好ましくは魚類、より好ましくは骨魚(硬骨魚網)、最も好ましくは、例えばカラシン、バーブ、シクリッド、ライブベアラー、コイの科に属する観賞用魚である。好ましい実施形態によれば、ペットは、レッドファントムテトラ及び/又はイエローシクリッド(Labidochromis)である。
【0157】
さらに、本発明のペットフード組成物は、魚にとって口当たりが良い可能性ある。従って、本発明は、ペットフード組成物を含み、ここで前記ペットフード組成物は魚にとって口当たりが良い。ペットフード組成物の嗜好性は、ペットフード組成物を得る前、親油性マトリックス中に、添加剤(本発明の少なくとも1つの天然抗酸化剤及び少なくとも1つの合成抗酸化剤)を混合することにより達成され得る。さらに、ペットフード組成物の嗜好性は好ましくは、富化された親油性マトリックス及び富化されたプレミックスが固体マトリックス中に均等に分散される前、受容性及び魅力の向上、体重の増強及び最適化された飼料利用のために使用される少なくとも1つの酸性度調整剤成分を、プレミックス中に混合することにより達成され、そして次に、本発明のペットフード組成物に加工される。
【0158】
さらに、ペットフード組成物は魚の体重を増加させる。 従って、本発明は、ペットフード組成物を含み、ペットフード組成物は、魚の体重を増強することができる。本発明によるその具体的な組成のためにペットフードが非常に口当たりが良いことがわかる、水生対象のより多くの食物摂取による魚の重量増加(%/魚)は、好ましくは魚にとって適切な、移動する動物モードを備えた特別なデジタルスケールで測定される。
【0159】
用語「体重を増強する/高める」又は「体重増加」とは、ペット、好ましくは魚の体重の増加/増強を指す。体重の増加は、体脂肪の増加を指すのみではない。ペットの体(特に、魚の体)は、比例して、より大きくなり、このことは、筋肉量、臓器の成長及び骨の成長の増加があることを意味する。ペットの成長の増加は、体重の増加により定義される。従って、用語「成長」とは、用語「重量」と互換的に使用され得る。
【0160】
さらに、本発明のペットは、無脊椎動物であってもよい。無脊椎動物は十脚甲殻類であり得る。十脚甲殻類は、軟甲網内の甲殻類である。十脚甲殻類は、多くのよく知られているグループ、例えばザリガニ、カニ、ロブスター、車海老及びエビを包含する。
【0161】
ペットフード組成物の製造方法
本発明はまた、a)i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤、を含むペットフード組成物の添加物を親油性マトリックスに混合し、b)pHを調整するために、少なくとも1つの酸性度調整剤成分をプレミックスに混合し、c)ペットフード組成物を得る前、工程a)の富化された親油性マトリックス、及び工程b)の富化にされたプレミックスを、固体マトリックスに適用し、そしてd)ペットフード組成物を得ることを含む、ペットフード組成物の製造方法も想定する。
【0162】
食事及び親油性成分の安定化は、加工の前、食事療法の固体マトリックスにおいて行われ得る。この場合、安定化成分の添加は、親油性成分を介して行われ得る。このためには、それらの安定化成分(天然及び合成抗酸化剤)が、親油性物質マトリックスに混合され得る。工程a)は、親油性マトリックスへの添加剤(天然及び合成抗酸化剤)の均等な組込み、それによる、富化された親油性マトリックスの入手を指す。受容性及び魅力性の向上、体重増加及び最適化された飼料利用(例えば、少なくとも1つの酸性度調整剤成分)のために使用される添加剤は、工程b)において、プレミックスに混合され、それにより、富化されたプレミックスが得られる。好ましくは、プレミックス中への少なくとも1つの酸性度調整剤成分の混合は、当業者に知られている通常のミキサーにおける均質化により達成される。この後、富化された親油性マトリックス及び富化されたプレミックスが、固体マトリックス(飼料マトリックス)中に均等に分散され得る。固体マトリックス中への富化された親油性マトリックス及びプレミックスの均等な分散は、再び通用のミキサーにおいて達成され得る。異なるミキサーが、ペレットなどの押出物のための固体混合物、又はフレーク製造のためのマッシュが製造され得るかどうかに依存して使用され得る。続いて、ペットフード組成物が加工され得る。加工は、フレークドラム(110~160℃)、押出機(80~180℃)、タブレットマシン(18~40℃)、ペレタイザー(20~120℃)において行うことができる。含水食品及び/又は柔らかな食品が加工される場合、18~180℃の温度が使用され得る。温度は、ドライペットフード、例えばペレット及び/又はフレークが製造され得るか、又は湿潤ペットフードが製造され得るかどうかにかかわらず、得られるペットフード組成物に依存することがある。
【0163】
非医療用途
本発明はさらに、ペットフード組成物の嗜好性を改善し、そして/又は健康なペットの体重を増強するためへのペットフード組成物の使用を包含する。本発明はさらに、ペットフード組成物の嗜好性を改善するためへのペットフード組成物の使用を含む。本発明はさらに、健康なペットにおける体重の増加のためへのペットフード組成物の使用を含む。本発明はさらに、ペットフード組成物の嗜好性を改善し、そして/又は健康なペットの体重を増強するためへのペットフード組成物の使用を包含する。しかしながら、ペットフード組成物の同じ使用がまた、非健康なペットにも適用できる。
【0164】
用語「増強する」とは、用語、改善する又は高めると、互換的に使用され得る。
【0165】
用語「健康なペット」とは、何れの障害/疾患も罹患していないペットを指す。従って、ペットは元気である。
【0166】
pH低下及び従って受容性改善成分の効果と共に、特定比での合成及び天然抗酸化剤の組合せの相乗効果(
図1における食事SNCを参照のこと)は、水生対象の体重を以下の通りに高めることができる:最大2.5%、又は 最大3%、 3.5%、 4%、 4.5%、 5%、 5.5%、 6%、 6.5%、 7%、 7.5%、 8%、 8.5%、 9%、 9.5%、 10%、 10.5%、 11%、 11.5%、 12%、 12.5%、 13%、 13.5%、 14%、 14.5%、 15%、 15.5%、 16%、 16.5%、 17%、 17.5%、 18%、 18.5%、 19%、 19.5%、 20%、 25%、 30%、 35%、 40%、 45%、 50%、 55%、 60%、 65%、 70%、 75%、 80%、 85%、 90%、 95% 又は 最大100%。用語「最大%まで」とは、示される数値の増減を意味し、0%の増減は含まれない。
【0167】
好ましくは、サプリメントなしの対照食事に比較して、水性対象の体重が最大14%増加する。前記組合せは、ペットがレッドファントテトラである場合、サプリメントなしの対照食事に比較して、約14%水性対象の体重を増加させ得る(
図1におけるレッドファントムテトラの食事SNCを参照のこと)。天然抗酸化剤の添加(
図1における両方の標的についての食事SNCを参照のこと)は、対照食事に比較して、個々の種の体重に最大6%の悪影響を与える可能性があり、このことは、酸性度調整剤成分であるクエン酸の効果を伴って、天然抗酸化剤、例えばトコフェロール及びローズマリー抽出物の添加のみでは、ペットフード組成物を、より美味しくし、そしてそれにより、水生対象の体重を増加するのには不十分であることを示す。合成抗酸化剤の添加(
図1における両方の標的についての食事SCを参照のこと)は、対照食事に比較して、個々の種の体重に影響を及ぼさず、このことは、酸性度調整剤成分のクエン酸の効果を伴って、合成抗酸化剤、例えばブチルヒドロキシトルオール(又はブチルヒドロキシアニソール)及びプロピル-3,4,5-トリヒドロキシベンゾエートの添加のみでは、ペットフード組成物をより口当たり良くし、そしてそれにより、水生対象の体重を増加するのに十分ではないことを実証する。
【0168】
さらに、本発明は、酸化に対するペットフード組成物の保護のためへのペットフード組成物の使用を含む。本発明の添加剤は、保護されている食物成分の電子の放出を防止することができる電子ドナーとして作用することができる。脂質の分解は、組織の酵素及び微生物の活性により生化学的に臭気を吸収することにより、又は酸素原子への電子の送達により、化学物理的に起こり得る。詳細には、単一の不対価電子のみを有し、従って非常に攻撃的である酸素原子に対して、電子の放出が生じる。捕獲される別の電子で外殻を満たすという強い圧力が、それらの物質を非常に攻撃的にする。それらの攻撃的な酸素原子は、最も多様な化合物と反応し、そして起こる反応によりそれらを破壊する可能性がある。
【0169】
食事の不飽和脂肪酸は、食事における大気中の酸素と自発的に反応する可能性がある。二重結合の数が増えると、より多くの電子を放出する傾向も高くなる。この工程においては、過酸化物及びヒドロキシペルオキシドが最初に形成され、そして感覚的に分解脂質を特徴づけるアルデヒド、酸及び重合生成物が二次反応で形成される。それらは、腐った(分解された)脂質の典型的な悪い味の原因である。過酸化物はまた、特定の栄養素、例えば特定のビタミンも不活性化する。その結果、食事の利用率が低下し(食事が悪化し)、標的種(例えば、下等脊椎動物)の体重が停滞し、そしてさらに、標的種に対する生理学的損傷が発生する。このために、少なくとも1つの不対価電子を有する、主に発生する原子又は分子を遮断する電子ドナーがしばしば添加され、それにより、不飽和脂肪酸からの電子の連続的放出を妨害する。従って、食事成分の腐敗が防がれ得る。
【0170】
さらに、本発明は、好ましくは、ペットが魚である場合、より好ましくは、ペットが骨魚である場合、最も好ましくは、ペットが観賞用魚である場合、ペットの(人工的)生息地において、水質を改善し、そして藻類の成長を低めるためへの、ットフード組成物の使用を想定する。
【0171】
本発明はまた、a)i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤を含むペットフード組成物の添加物を親油性マトリックスに混合し、b)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を、プレミックス中に混合し、それにより、少なくとも1つの酸性度調整剤成分を適用していないプレミックスに比較して、ペットフード組成物の嗜好性を改善し、c)富化された親油性マトリックス及び富化されたプレミックスを固体マトリックス中に適用し、任意には)d)ペットフード組成物を得ることを含む、ペットフード組成物の嗜好性を改善する方法も含む。
【0172】
a)i)少なくとも1つの天然抗酸化剤、及びii)少なくとも1つの合成抗酸化剤を含むペットフード組成物の添加物を親油性マトリックスに混合し、それにより、混合された添加剤を適用していない親油性マトリックスに比較して、親油性マトリックスの酸化を保護し、b)pHを調整するための少なくとも1つの酸性度調整剤成分を、プレミックス中に混合し、c)富化された親油性マトリックス及び富化されたプレミックスを固体マトリックス中に適用し、任意には)d)ペットフード組成物を得ることを含む、酸化に対してペットフード組成物を保護する方法が、本発明により企画される。
【0173】
ペットにペットフード組成物を投与することを含む、ペットの体重を増強する方法もまた、本発明に含まれる。また、ペットフード組成物を、健康なペットに投与することを含む、健康なペットの体重を増強する方法が、本発明に含まれる。しかしながら、体重を増加する同じ方法がまた、非健康ペットにも適用され得る。
【0174】
医療用途
本発明はまた、ペットの体重減少を治療するための方法への使用のためのペットフード組成物を包含する。用語「体重不足」又は「短い体重」とは、用語「低体重」と互換的に使用され得る。低体重のペットの体重は、前記ペットのための通用の、健康な又は必要とされる体重よりも少ない。本発明のペットフード組成物を、低体重のペットに与えることは、前記ペットの制限を治療することができる。
【0175】
本明細書で使用される場合、単数形「a」、「an」及び「the」は、特にことわらない限り、複数の言及を含むことに留意されたい。従って、例えば「試薬」への言及は、1又は2以上のそのような異なる試薬を含み、そして「方法」への言及は、当業者に公知の同等の工程及び方法を含み、それらは、本明細書に記載される方法を変更又は置換することができる。
【0176】
特に断らない限り、一連の要素に先行する「少なくとも」という用語は、一連のすべての要素を指すと理解されるべきである。 「少なくとも1つ」という用語は、2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、7つ、8つ、9つ、又は10などの1つ又は複数を指す。 当業者は、本明細書に記載される本発明の特定の実施形態に対する多くの同等物を認識し、または日常的な実験のみを使用して確認することができるであろう。 そのような同等物は、本発明に含まれることが意図されている。
【0177】
本明細書で使用される場合、用語「及び/又は」とは、「及び」、「又は」及び「前記用語により接続された要素の全ての又は任意の他の組合せ」の意味を含む。
【0178】
用語「未満」又は「より大きな」とは、具体的な数を含まない。
【0179】
例えば、20未満とは、示された数よりも少ないことを意味する。同様に、「より大きな」又は「より多くの」とは、示された数よりも大きな、又は多くを意味する。
【0180】
本明細書及び続く請求の範囲を通して、特にことわらない限り、用語「含む」及び変形、例えば「備える」及び「含んでいる」とは、述べられた整数又は工程、又は整数又は工程のグループの包含を意味するが、しかし任意の他の整数又は工程、又は整数又は工程のグループの包含を意味しない。本明細書で使用される場合、用語「含んでいる」とは、用語「含有する」又は「含んでいる」で置き換えることができ、又は時々、本明細書で「有する」という用語で使用される場合がある。本明細書に使用される場合、「から成る」は、特定されていない任意の要素、工程又は成分を除外する。
【0181】
用語「含んでいる」とは、「含んでいるが、但しそれに限定されない」ことを意味する。「含んでいる」及び「含んでいるが、但しそれに限定されない」とは、互換的に使用される。
【0182】
用語「約」とは、±10%、好ましくは±5%、より好ましくは±2%、最も好ましくは±1%を意味する。
【0183】
本明細書の説明及び特許請求の範囲を通して、単数形は、特にことわらない限り、複数形を包含する。特に、不定冠詞が使用される場合、明細書は、特にことわらない限り、複数形及び単数形を企画するものとして理解されるべきである。
【0184】
本発明は、本明細書に記載される特定の方法論、プロトコル、材料、試薬及び物質などに限定されず、従って変化できることが理解されるべきである。本明細書において使用される用語は、特定の実施形態を説明することのみを目的とし、そして特許請求の範囲によってのみ定義される本発明の範囲を限定することを意図するものではない。
【0185】
本明細書の本文全体で引用されているすべての出版物(すべての特許、特許出願、科学出版物、指示書などを含む)は、上記又は下記にかかわらず、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。 本明細書中のいかなるものも、本発明が先行発明によりそのような開示に先行する権利を与えられないことの承認として解釈されるべきではない。 参照により組み込まれる資料がこの仕様と矛盾する、または矛盾する場合、仕様はそのような資料に優先する。
【0186】
本明細書に引用されているすべての文書及び特許文書の内容は、参照によりその全体が組み込まれている。
【0187】
本発明及びその利点のより良い理解は、例示目的のみのために提供される以下の実施例から得られるであろう。実施例は、決して本発明の範囲を限定することを意図していない。
【実施例0188】
実施例1:下等脊椎動物のための食事としてのペットフード組成物。
【0189】
下等脊椎動物の飼料における本発明の安定剤(少なくとも1つの合成抗酸化剤及び少なくとも1つの天然抗酸化剤及び少なくとも1つの酸性度調整剤成分;
図1における食事SNC)の組合せを、冷温水において水生生息地に特徴的である観費用硬骨魚網(骨魚、例えばレッドファントムテトラ及びLabidochromis caeruleusと呼ばれるイエローシクリッド)について、いずれの安定剤も有さない対照食事(対照食事)、及びpHを下げる成分のサプリメントを有する合成抗酸化剤(
図1における食事SC)、又はpHを下げる成分のサプリメントを有する天然抗酸化剤(
図1における食事NC)を有する異なる試験食事に比較して、12週間にわたって、それぞれ3つを試験した。
【0190】
飼料試験の内部結果が示すように、pHを下げ、そして従って受容性改善成分(食事SNC)の効果と共に、特定の比での合成及び天然抗酸化剤の組合せの相乗効果は、サプリメントを含まない対照食事と比較して、水生対照(例えば、レッドファントムテトラ及び/又はイエローシクリッド)の体重を、最大14%高める。結果も示すように、天然抗酸化剤の添加(食事NC)は、対照に比較して、個々の種の体重を、最大6%、悪影響を及ぼす(
図1)。