特開2023-34092IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電子機器及びコネクタ誤接続検出方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】複数の冷却ファンを駆動するケーブルのコネクタの誤接続を防止できるようにした電子機器を提供する。
【解決手段】複数の冷却ファンを正常に接続した状態で、複数の冷却ファンを順に停止させたときの各温度センサ毎の温度変化をレファレンスデータとして予め記憶した記憶部と、複数の冷却ファンを順番に停止させるように駆動するファン制御部と、複数の冷却ファンを順番に停止させている間に、複数の温度センサ毎の温度変化を取得する取得部と、取得部で取得した複数の温度センサ毎の温度変化のデータと、記憶部に記憶されているレファレンスデータとを比較する比較部と、比較部での比較結果に応じて複数の冷却ファンのコネクタ誤接続が発生しているか否かを判定する判定部とを備える。
【選択図】 図8

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

コネクタの誤接続が発生しているプロジェクタでは、ファンの制御部は既定の回転数にさえ達していれば異常であることを検知できず、違う型のファンを回して本来の冷却性能が得られなくなり、異常な状態となる可能性がある。異常な状態のまま生産工程を終えたプロジェクタは、その後の検査工程に置いて温度異常などが発生するため、再度生産工程へと戻されたうえで、分解し原因の調査を行う必要があるため、生産の効率を大幅に低下させる原因となる。また、仮に異常な状態で生産・検査工程をすり抜けたプロジェクタがユーザの手に渡り、運用された場合も、温度異常などの現象が発生し、興行前や興行中にプロジェクタがシャットダウンした場合、それらの興行に大きな損害を与えることになる。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の一態様に係る電子機器は、機器の各部の冷却を行う複数の冷却ファンと、前記機器の各部の温度を計測する複数の温度センサとを有する電子機器であって、前記複数の冷却ファンを正常に接続した状態で、前記複数の冷却ファンを順に停止させたときの各温度センサ毎の温度変化をレファレンスデータとして予め記憶した記憶部と、前記複数の冷却ファンを順番に停止させるように駆動するファン制御部と、前記複数の冷却ファン・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、冷却ファンを順に停止したときに得られる温度センサ毎の温度変化量とレファレンスデータとを比較することで、停止させているファンのコネクタが正常な接続状態であるかを判断し、誤接続が生じていた場合それを作業者に通知することで、生産工程における効率低下と、市場への不具合品流出防止が可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の電子機器としてのプロジェクタの概要を示すブロック図である。
【図2】 本発明のプロジェクタにおいて検出モードに設定したときの制御部の機能ブロック図である。
【図3】 各冷却ファンを停止させたときの温度変化を示すグラフである。
【図4】 各冷却ファンを停止させたときの温度変化の傾きを算出するときの説明図である。
【図5A】 本発明のプロジェクタにおけるレファレンスデータの説明図である。
【図5B】 本発明のプロジェクタにおけるレファレンスデータの説明図である。
【図5C】 本発明のプロジェクタにおけるレファレンスデータの説明図である。
【図6A】 本発明のプロジェクタにおける検出モードでの処理の説明図である。
【図6B】 本発明のプロジェクタにおける検出モードでの処理の説明図である。
【図6C】 本発明のプロジェクタにおける検出モードでの処理の説明図である。
【図7】 本発明のプロジェクタにおける検出モードでの処理を示すフローチャートである。
【図8】 本発明による電子機器の基本構成を示す概略ブロック図である。

選択図 図8出願人が指定した本件の代表的な図

11…制御部,12…記憶部,13-1~13-n…冷却ファン、14-1~14-m…温度センサ、15…表示部、16…コネクタ、510…記憶部、111,511…ファン制御部、112,512…取得部、113,513…比較部、114,514…判定部

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