(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023035290
(43)【公開日】2023-03-13
(54)【発明の名称】筆記具
(51)【国際特許分類】
B43L 13/20 20060101AFI20230306BHJP
【FI】
B43L13/20 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021142033
(22)【出願日】2021-08-31
(71)【出願人】
【識別番号】303022891
【氏名又は名称】株式会社パイロットコーポレーション
(72)【発明者】
【氏名】大西 智温
(57)【要約】
【課題】波線定規がなくても、筆記面に規則的な波線を簡単にきれいに引くことができる筆記具を得る。
【解決手段】軸筒4の前方にペン先5aを有し、ペン先5aの後方に、軸筒4の円周方向に回転する回転体6を配し、回転体6の外周面61に、軸筒4の軸心から離間された基準面61aと、基準面61aよりさらに軸心から離間された膨出面61bとを有した筆記具1。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸筒の前方にペン先を有し、
前記ペン先の後方に、前記軸筒の円周方向に回転する回転体を配し、
前記回転体の外周面に、前記軸筒の軸心から離間された基準面と、前記基準面よりさらに前記軸心から離間された膨出面とを有した筆記具。
【請求項2】
請求項1に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に回転不能に固定され、前記筆記体の外周に前記回転体が前記軸筒に対して回転可能に遊嵌された構造。
【請求項3】
請求項1に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に回転不能に固定され、前記軸筒の前方に小径部が形成され、前記小径部の外周に前記回転体が前記軸筒に対して回転可能に遊嵌された構造。
【請求項4】
請求項1に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に前記軸筒に対して回転可能に保持され、前記筆記体の外周に前記回転体が回転不能に固定された構造。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、筆記面に規則的な波線を引くことができる波線引き用の筆記具に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、教科書やノートなどに記載された文字の下に線を引き、大事なポイントとして目立たせることが行われている。教科書やノートに筆記する線としては、単純な直線や破線あるいは波線などがある。直線は、身近なものさしのような真っ直ぐな定規があればきれいに引くことができる。破線や波線は、破線定規や波線定規があればきれいに引くことができるが、このような定規は必ずしも身近にあるものとは言えない。また、線を引く際に、特殊な定規の形状に合わせて線を引く必要があることから、フリーハンドほどではないにしても手間が掛かる。
【0003】
先行文献1(特開昭56-15398号公報)には、特別な注意が不要で個人差がなく均一な点線が引ける点線引き用具が記載されている。この点線引き用具によれば、点線定規がなくとも、ものさしのような真っ直ぐな定規に点線引き用具を沿わせて、移動させることで、シャープペンシルが上下動して線が一定距離引かれ、真っ直ぐな点線を簡単にきれいに引くことができる。この点線引き用具の構造を用いることで、破線を引くことも可能となるが、波線を引くことはできない。波線は、教科書やノートにおいて特に目立つ存在となることから、その波線を、きれいに簡単に引くことが求められている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は、波線定規がなくても、筆記面に規則的な波線を簡単にきれいに引くことができる筆記具を得ることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、
「1.軸筒の前方にペン先を有し、
前記ペン先の後方に、前記軸筒の円周方向に回転する回転体を配し、
前記回転体の外周面に、前記軸筒の軸心から離間された基準面と、前記基準面よりさらに前記軸心から離間された膨出面とを有した筆記具。
2.前記1項に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に回転不能に固定され、前記筆記体の外周に前記回転体が前記軸筒に対して回転可能に遊嵌された構造。
3.前記1項に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に回転不能に固定され、前記軸筒の前方に小径部が形成され、前記小径部の外周に前記回転体が前記軸筒に対して回転可能に遊嵌された構造。
4.前記1項に記載の筆記具であって、
前記軸筒に前記ペン先を前端に有する筆記体が収容され、前記筆記体の一部が前記軸筒内に前記軸筒に対して回転可能に保持され、前記筆記体の外周に前記回転体が回転不能に固定された構造。」である。
【0007】
本発明の筆記具によれば、回転体をものさしのような真っ直ぐな定規に接触させ、ペン先を筆記面に当接させた状態で、回転体を定規に沿って移動させることにより、回転体が回転し、回転体の外周面における基準面と膨出面とが交互に定規に接することで、定規に対してペン先が近づいたり遠ざかり、結果、筆記面に規則的な波線を簡単にきれいに引くことができる。
【0008】
回転体の外周面の形状は、真円の一部に突出部を設けた形状や、三角形のおむすび形状や、あるいは楕円形状などがあり、特に限定されるものではなく、回転体が定規などに接触して回転することで、定規からペン先までの距離が変化する形状であればよい。
さらには、回転体が定規などに接触して滑らかに回転できるように、外周面が全体的に外方へ膨出する孤状になっていることが好ましい。特に楕円のように点対称となる形状は、回転体の回転が一定のリズムで繰り返され、回転が滑らかになり易いものとなる。
なお、回転体の外周面の基準面や膨出面の数や形状に限定はないが、回転体の外周面における基準面と膨出面は、軸筒の軸心から基準面までの距離と、軸筒の軸心から膨出面までの距離が大きいほど、波線の高低差が大きくなる。また、回転体の外周面が大きく、基準面と膨出面の数が少ないものとすることで、周期の大きな波線を引くことが可能となる。
【0009】
回転体の材質は特に限定させるものではなく、硬質樹脂や金属あるいは木材などがあげられる。回転体を定規などに沿って移動させる際に、回転体の表面が定規などの表面に対して滑り難くするために、回転体を摩擦力の高いゴムやエラストマーで形成することもできる。回転体をゴムやエラストマーで形成する場合には、回転体と接触する筆記具の他の部材との間に摩擦力が発生して、回転体の回転を阻害しないように、部材間に滑り性がよくなる加工を施すとよい。滑り性がよくなる加工としては、部材間の接触面に、オイルなどの潤滑剤を塗布したり、潤滑性塗膜層を設けたり、あるいは部材間にフッ素樹脂などで形成された滑り性のよいスペーサーを介在させてもよい。さらに、回転体の本体を硬質樹脂や金属あるいは木材などで形成し、その表面にのみ、ゴムやエラストマーからなる層を設けてもよい。
【0010】
ペン先としては、ボールペンチップやマーキングペンチップあるいはシャープペンシル芯など、教科書やノートといった紙面に筆記を行うものを適宜採用することができる。
【発明の効果】
【0011】
本発明により、波線定規がなくても、筆記面に一定の波状の筆跡を簡単にきれいに引くことができる波線引き筆記具を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1は、本発明の実施例1に係るボールペンであり、
図1aは側面図を示し、
図1bはペン先側から見た底面図を示す。
【
図2】
図2は、
図1に示した実施例1のボールペンの縦断面図であり、
図2aは第1の実施形態を示し、
図2bは第2の実施形態を示し、
図2cは第3の実施形態を示す。
【
図3】
図3は、
図2aに示した第1の実施形態の筆記具で筆記を行っている状態の図である。
【
図4】
図4は、実施例1に係るボールペンで筆記を行った際の筆跡を示す図である。
【
図5】
図5は、本発明の実施例2に係るボールペンであり、
図5aは側面図を示し、
図5bはペン先側から見た底面図を示す。
【
図6】
図6は、
図5に示した実施例2のボールペンの縦断面図である。
【
図7】
図7は、
図5に示した実施例2のボールペンで筆記を行っている第1状態の図である。
【
図8】
図8は、
図5に示した実施例2のボールペンで筆記を行っている第2状態の図である。
【
図9】
図9は、第2の実施例に係るボールペンで筆記を行った際の筆跡を示す図であり、
図9aは
図7で示した第1状態で筆記を行った際の筆跡を示し、
図9bは
図8で示した第2状態で筆記を行った際の筆跡を示す。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、図面を参照して本発明の筆記具について説明をする。本実施形態の説明においては、ペン先にボールペンチップを有するボールペンについて説明を行うが、本発明は以下のボールペンに限定されるものではなく、マーキングペンやシャープペンシルに採用することもできる。
なお、以下に説明するボールペンは、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。
本実施形態では、ペン先がある方を前方と表現し、その反対側を後方と表現する。説明を分かり易くするために、図面中の同様の部材、同様の部分については同じ符号を付してある。
【0014】
<実施例1>
図1は、本発明の実施例1に係る筆記具であり、
図1aは側面図を示し、
図1bはペン先側から見た底面図を示す。
図2は、
図1に示した実施例1の筆記具の縦断面図であり、
図2aは第1の実施形態を示し、
図2bは第2の実施形態を示し、
図2cは第3の実施形態を示す。
【0015】
ボールペン1は、軸筒本体2の後端部に尾冠3が螺合されて軸筒4を構成し、ボールペンチップ5a(ペン先)を軸筒4の前方より突出させたボールペンレフィル5(筆記体)が軸筒4内に収容されている。ボールペンチップ5aの後方には、軸筒4の円周方向に回転する回転体6を配設してある。回転体6は、ボールペンレフィル5の前方に設けたフランジ部5bと、軸筒4の前方部4aとの間で回転可能に保持される。
【0016】
回転体6は、
図1bに示されるように楕円形状であり、短径部6aと長径部6bとを有している。本実施例では、回転体6の外周面61における短径部6aを基準面61aとし、長径部6bを膨出面61bとし、軸筒4の軸心から離間された基準面61aに対し、膨出面61bがさらに離間するようにしてある。
【0017】
次に、
図2aから
図2cを用いて、実施例1における3つの実施形態について詳述する。
【0018】
図2aは第1の実施形態であり、ボールペンレフィル5の後方部が、尾冠3に形成した係止孔3aに嵌着して回転不能に固定され、ボールペンレフィル5の前方部が回転体6に設けた貫通孔60に挿通し、回転体6がボールペンレフィル5の外周に、軸筒4に対して回転可能に遊嵌される。
【0019】
図2bは第2の実施形態であり、ボールペンレフィル5の後方部が、尾冠3に形成した係止孔3aに嵌着して回転不能に固定され、軸筒4の前方に形成された小径部4bが回転体6に設けた貫通孔60に挿通し、回転体6が小径部4bの外周に、軸筒4に対して回転可能に遊嵌される。
【0020】
図2cは第3の実施形態であり、尾冠3に形成した凹部3bと軸筒4の内部に形成された内段4cとの間に、円板状の保持体7が回転可能に配設され、ボールペンレフィル5の後方部が、保持体7に形成された貫通孔7aに嵌着されることで、保持体7とボールペンレフィル5とが軸筒4に対して回転可能に保持される。また、ボールペンレフィル5の前方部が回転体6に設けた貫通孔60に挿通されると共に、回転体6の貫通孔60に形成した凹部60aにボールペンレフィル5の前方部に形成した凸部5cが係止して、ボールペンレフィル5の外周に回転体6が回転不能に固定される。これにより、保持体7とボールペンレフィル5と回転体6は一体となり軸筒4に対して回転可能に保持される。
【0021】
次に、
図3及び
図4にて、実施例1に係るボールペン1の使用状態について説明する。
図3は、ボールペン1で筆記を行っている状態の図で、詳細には、紙面100の上に真っ直ぐなものさし110を定規として置き、回転体6を、ものさし110の端縁110aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6をものさし100に沿って移動させた状態の図である。
図4は、実施例1に係るボールペン1で筆記を行った際の筆跡を示す図である。回転体6を、ものさし110の端縁110aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6をものさし110に沿って移動させることにより、回転体6が回転し、外周面61(楕円形状)の基準面61a(短径部6a)と膨出面61b(長径部6b)とが交互にものさし110の端縁110aに接することで、ものさし110に対してボールペンチップ5aが近づいたり遠ざかり、結果、紙面100に規則的な波線120を簡単にきれいに引くことができる。
【0022】
<実施例2>
図5は、本発明の実施例2に係る筆記具であり、
図5aは側面図を示し、
図5bはペン先側から見た底面図を示す。
図6は、
図5に示した実施例2の筆記具の縦断面図であり、前述の
図2aに示した第1の実施形態に相当する構造であるが、前述の
図2bに示した第2の実施形態や、前述の
図2cに示した第3の実施形態と同様に構成することもできる。
【0023】
ボールペン1’は、軸筒本体2の後端部に尾冠3が螺合されて軸筒4を構成し、ボールペンチップ5a(ペン先)を軸筒4の前方より突出させたボールペンレフィル5(筆記体)が軸筒4内に収容されている。ボールペンチップ5aの後方には、軸筒4の円周方向に回転する回転体6’を配設してある。回転体6’は、ボールペンレフィル5の前方に設けたフランジ部5bと、軸筒4の前方部4aとの間で回転可能に保持される。
【0024】
回転体6’は、
図5a及び
図5bに示されるように、大きさが異なる前後に重なった二つの楕円Sと楕円Lを有した形状である。本実施形態では、前方に小さな楕円Sを配置し、後方に大きな楕円Lを配置してある。楕円Sは短径部S6aと長径部S6bとを有しており、楕円Lは短径部L6aと長径部L6bとを有している。本実施形態の楕円Sと楕円Lは、互いの短径部の位置と長径部の位置とを一致させて形成してあるが、異なる位置に形成してもよい。
また、本実施形態では、回転体6’の外周面S61,L61における短径部S6a,L6aを基準面S61a,L61aとし、長径部S6b,L6bを膨出面S61b,L61bとし、軸筒4の軸心から離間された基準面S61a,L61aに対し、膨出面S61b,L61bがさらに離間するようにしてある。
【0025】
次に、
図6を用いて、実施例2における実施形態について詳述する。
【0026】
図6は、前述の
図2aに示した第1の実施形態に相当する実施形態であり、ボールペンレフィル5の後方部が、尾冠3に形成した係止孔3aに嵌着して回転不能に固定され、ボールペンレフィル5の前方部が回転体6’に設けた貫通孔60に挿通し、回転体6’がボールペンレフィル5の外周に、軸筒4に対して回転可能に遊嵌される。
【0027】
次に、
図7、
図8及び
図9で、実施例2に係るボールペン1’の使用状態について説明する。
図7は、ボールペン1’で筆記を行っている第1状態の図である。
詳細には、紙面100の上に書籍などの紙の束221を定規として置き、回転体6’を、紙の束221の端縁221aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6’を紙の束221に沿って移動させた状態の図である。
図8は、ボールペン1’で筆記を行っている第2状態の図である。
詳細には、紙面100の上に書籍などの紙の束222を定規として置き、回転体6’を、紙の束222の端縁222aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6’を紙の束222に沿って移動させた状態の図である。
紙の束221は、紙の束222より紙が重なる枚数が少なく、紙の束222より高さが低い。これにより、回転体6’を紙の束221に当接させる際には、紙の束221の端縁221aは回転体6’の外周面S61にのみ当接する。
また、紙の束222は、紙の束221より紙が重なる枚数が多く、紙の束221より高さが高い。これにより、回転体6’を紙の束222に当接させる際には、紙の束222の端縁222aは回転体6’の外周面L61にのみ当接する。
【0028】
図9は、第2の実施例に係るボールペン1’で筆記を行った際の筆跡を示す図であり、
図9aは
図7で示した第1状態で筆記を行った際の筆跡を示し、
図9bは
図8で示した第2状態で筆記を行った際の筆跡を示す。
図9aに示すように、回転体6’の楕円Sを紙の束221の端縁221aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6’を紙の束221に沿って移動させることにより、回転体6’が回転し、外周面S61(楕円形状)の基準面S61a(短径部S6a)と膨出面S61b(長径部S6b)とが交互に紙の束221の端縁221aに接することで、紙の束221に対してボールペンチップ5aが近づいたり遠ざかり、結果、紙面100に規則的な波線121を簡単にきれいに引くことができる。
図9bに示すように、回転体6’の楕円Lを紙の束222の端縁222aに接触させ、ボールペンチップ5aを紙面100に当接させた状態で、回転体6’を紙の束222に沿って移動させることにより、回転体6’が回転し、外周面L61(楕円形状)の基準面L61a(短径部L6a)と膨出面L61b(長径部L6b)とが交互に紙の束222の端縁222aに接することで、紙の束222に対してボールペンチップ5aが近づいたり遠ざかり、結果、紙面100に規則的な波線122を簡単にきれいに引くことができる。
図9aと
図9bとで示される通り、楕円Sより楕円Lの方が外周面が大きく、また軸筒の軸心から基準面までの距離と、軸筒の軸心から膨出面までの距離が大きいことから、楕円Sによる波線121より、楕円Lによる波線122の方が、高低差が大きく、周期が大きい波線となる。
【符号の説明】
【0029】
1…ボールペン、
2…軸筒本体、
3…尾冠、3a…係止孔、3b…凹部、
4…軸筒、4a…前方部、4b…小径部、4c…内段、
5…ボールペンレフィル、5a…ボールペンチップ、5b…フランジ部、5c…凸部、
6…回転体、6a…短径部、6b…長径部、61…外周面、61a…基準面、61b…膨出面、
60…貫通孔、60a…凹部、
7…保持体、7a…貫通孔、
100…紙面、
110…ものさし、110a…端縁、
120…波線、
1’…ボールペン、6’…回転体、
S…楕円、L…楕円
S6a…短径部、S6b…長径部、
L6a…短径部、L6b…長径部、
S61…外周面、L61…外周面、
S61a…基準面、L61a…基準面、
S61b…膨出面、L61b…膨出面、
221…紙の束、221a…端縁、
222…紙の束、222a…端縁、
121…波線、122…波線。