IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 株式会社テラモトの特許一覧

<>
  • 特開-ちりとり 図1
  • 特開-ちりとり 図2
  • 特開-ちりとり 図3
  • 特開-ちりとり 図4
  • 特開-ちりとり 図5
  • 特開-ちりとり 図6
  • 特開-ちりとり 図7
  • 特開-ちりとり 図8
  • 特開-ちりとり 図9
  • 特開-ちりとり 図10
  • 特開-ちりとり 図11
  • 特開-ちりとり 図12
  • 特開-ちりとり 図13
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023037164
(43)【公開日】2023-03-15
(54)【発明の名称】ちりとり
(51)【国際特許分類】
   A47L 13/52 20060101AFI20230308BHJP
【FI】
A47L13/52 101
【審査請求】未請求
【請求項の数】7
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021143737
(22)【出願日】2021-09-03
(71)【出願人】
【識別番号】000133928
【氏名又は名称】株式会社テラモト
(74)【代理人】
【識別番号】100135389
【弁理士】
【氏名又は名称】臼井 尚
(74)【代理人】
【識別番号】100086380
【弁理士】
【氏名又は名称】吉田 稔
(74)【代理人】
【識別番号】100103078
【弁理士】
【氏名又は名称】田中 達也
(74)【代理人】
【識別番号】100130650
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 泰光
(74)【代理人】
【識別番号】100168099
【弁理士】
【氏名又は名称】鈴木 伸太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100168044
【弁理士】
【氏名又は名称】小淵 景太
(74)【代理人】
【識別番号】100200609
【弁理士】
【氏名又は名称】齊藤 智和
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 健吾
【テーマコード(参考)】
3B074
【Fターム(参考)】
3B074HH02
(57)【要約】
【課題】全体構造を工夫することにより、使い勝手が良好なちりとりを提供する。
【解決手段】ちりとりA1は、柄1と、第1端部21および第2端部22を有し、第1端部21が柄1に取り付けられており、且つ可撓性を有する第1棒状フレーム2と、第3端部31および第4端部32を有し、第3端部31が柄1に取り付けられており、且つ可撓性を有する第2棒状フレーム3と、第2端部22に取り付けられたベース体4と、を備え、第4端部32は、ベース体4に取り付け可能であり、ベース体4に第4端部32が取り付けられた状態で、第1棒状フレーム2、第2棒状フレーム3およびベース体4が環状をなす。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
柄と、
第1端部および第2端部を有し、前記第1端部が前記柄に取り付けられており、且つ可撓性を有する第1棒状フレームと、
第3端部および第4端部を有し、前記第3端部が前記柄に取り付けられており、且つ可撓性を有する第2棒状フレームと、
前記第2端部に取り付けられたベース体と、を備え、
前記第4端部は、前記ベース体に取り付け可能であり、
前記ベース体に前記第4端部が取り付けられた状態で、前記第1棒状フレーム、前記第2棒状フレームおよび前記ベース体が環状をなす、ちりとり。
【請求項2】
前記第1棒状フレームおよび前記第2棒状フレームは、前記ベース体に前記第4端部が取り付けられていない自然状態において隣接または近接して同じ方向に延びている、請求項1に記載のちりとり。
【請求項3】
前記ベース体は、第1部材および第2部材を含み、
前記第1部材および前記第2部材がこれらの間に前記第4端部を配置した第1状態にあるとき、前記第4端部が前記ベース体に取り付けられる、請求項2に記載のちりとり。
【請求項4】
前記第4端部および前記第1部材のうち、一方に凹部が設けられ、且つ他方に前記凹部に嵌入可能な凸部が設けられており、
前記第1部材および前記第2部材が前記第1状態にあるとき、前記凹部に前記凸部が嵌入して前記第4端部と前記第1部材との相対移動が阻止される、請求項3に記載のちりとり。
【請求項5】
前記第1部材は、第1方向に延びており、且つ前記第1方向の一方側および他方側に位置する第5端部および第6端部を有し、
前記第2部材は、前記第1部材に対して分離する状態にて前記第5端部側から前記第1方向の他方側に移動させることで、前記第1部材に係合しながら前記第1方向に沿ってスライド移動可能であり、
前記第1部材および前記第2部材が前記第1状態にあるときに前記第1部材に対する前記第2部材のスライド移動を阻止する、ロック機構を備える、請求項4に記載のちりとり。
【請求項6】
前記ベース体は、第3部材を含み、
前記ベース体は、前記第1部材の前記第6端部と前記第3部材との間に前記第2端部を挟んだ状態で当該第2端部に取り付けられている、請求項5に記載のちりとり。
【請求項7】
前記第1棒状フレームおよび前記第2棒状フレームの各々には、ゴミ袋を挟むためのクリップ部材が設けられている、請求項1ないし6のいずれかに記載のちりとり。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ちりとりに関し、詳しくは、環状をなすフレームによりゴミ袋を保持して使用するちりとりに関する。
【背景技術】
【0002】
フレームによりゴミ袋を保持して使用するちりとりとして、たとえば特許文献1に記載されたものがある。特許文献1に記載されているちりとりは、柄と、環状をなすフレームとを備えている。フレームの底部には、略水平状の掃き入れ部(ベース体)が設けられている。フレームの適部には複数のクランパ(クリップ部材)が配置されている。このちりとりを使用する際には、複数のクランパによってゴミ袋の開口の周縁部を挟み、上記掃き入れ部が地面に沿うような姿勢をとらせる。そうすると、ゴミ袋は、その開口が大きく拡がった状態で地面に沿った姿勢をとり、落ち葉等のゴミをゴミ袋内に効率よく掃き入れることができる。ゴミを収容したゴミ袋は、クランパを開放することでこれを取り外し、開口を閉じるとそのまま廃棄することができる。
【0003】
特許文献1に記載された上記従来のちりとりにおいて、フレームは可撓性を有しており、長状の1本のフレームが全体として環状をなす形態とされている。掃き入れ部は筒状とされており、この掃き入れ部にフレームが内挿された状態で当該フレームの両端部が柄に固定されている。上記構成の従来のちりとりは、フレームが環状をなす形態で常に取り扱われる。したがって、ちりとり全体として嵩張るので、販売時に広い陳列スペースが必要となり、輸送コストも高くつく。また、筒状の掃き入れ部にフレームが内挿された状態では、掃き入れ部がフレームの長手方向に移動する場合があり、使い勝手において改善の余地があった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】意匠登録第1180556号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、このような事情のもとで考え出されたものであって、全体構造を工夫することにより、使い勝手が良好なちりとりを提供することを主たる課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
【0007】
本発明によって提供されるちりとりは、柄と、第1端部および第2端部を有し、前記第1端部が前記柄に取り付けられており、且つ可撓性を有する第1棒状フレームと、第3端部および第4端部を有し、前記第3端部が前記柄に取り付けられており、且つ可撓性を有する第2棒状フレームと、前記第2端部に取り付けられたベース体と、を備え、前記第4端部は、前記ベース体に取り付け可能であり、前記ベース体に前記第4端部が取り付けられた状態で、前記第1棒状フレーム、前記第2棒状フレームおよび前記ベース体が環状をなす。
【0008】
好ましい実施の形態においては、前記第1棒状フレームおよび前記第2棒状フレームは、前記ベース体に前記第4端部が取り付けられていない自然状態において隣接または近接して同じ方向に延びている。
【0009】
好ましい実施の形態においては、前記ベース体は、第1部材および第2部材を含み、前記第1部材および前記第2部材がこれらの間に前記第4端部を配置した第1状態にあるとき、前記第4端部が前記ベース体に取り付けられる。
【0010】
好ましい実施の形態においては、前記第4端部および前記第1部材のうち、一方に凹部が設けられ、且つ他方に前記凹部に嵌入可能な凸部が設けられており、前記第1部材および前記第2部材が前記第1状態にあるとき、前記凹部に前記凸部が嵌入して前記第4端部と前記第1部材との相対移動が阻止される。
【0011】
好ましい実施の形態においては、前記第1部材は、第1方向に延びており、且つ前記第1方向の一方側および他方側に位置する第5端部および第6端部を有し、前記第2部材は、前記第1部材に対して分離する状態にて前記第5端部側から前記第1方向の他方側に移動させることで、前記第1部材に係合しながら前記第1方向に沿ってスライド移動可能であり、前記第1部材および前記第2部材が前記第1状態にあるときに前記第1部材に対する前記第2部材のスライド移動を阻止する、ロック機構を備える。
【0012】
好ましい実施の形態においては、前記ベース体は、第3部材を含み、前記ベース体は、前記第1部材の前記第6端部と前記第3部材との間に前記第2端部を挟んだ状態で当該第2端部に取り付けられている。
【0013】
好ましい実施の形態においては、前記第1棒状フレームおよび前記第2棒状フレームの各々には、ゴミ袋を挟むためのクリップ部材が設けられている。
【0014】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明に係るちりとりの一例を示す斜視図である。
図2図1に示したちりとりの正面図である。
図3図2のIII-III線に沿う拡大断面図である。
図4図2のIV-IV線に沿う拡大断面図である。
図5図2のV-V線に沿う拡大断面図である。
図6図2のVI-VI線に沿う拡大断面図である。
図7図2のVII-VII線に沿う拡大断面図である。
図8図1に示したちりとりを底面側から見た部分斜視図である。
図9図1に示したちりとりの使用状態の一例を示す斜視図である。
図10図1に示したちりとりの組付け前の状態を示す正面図である。
図11図1に示したちりとりの組付け前の状態を示す右側面図である。
図12図1に示したちりとりの組付け手順を説明する斜視図である。
図13図1に示したちりとりの組付け手順を説明する斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
【0017】
図1図11は、本発明に係るちりとりの一例を示す。本実施形態のちりとりA1は、柄1と、第1棒状フレーム2と、第2棒状フレーム3と、ベース体4と、複数のクリップ部材5と、を備えている。詳細は後述するが、本実施形態のちりとりA1は、第2棒状フレーム3とベース体4とを組付けることで、全体として環状をなして使用可能な状態となる。図1および図2は、第2棒状フレーム3とベース体4との組付け後の状態を示し、図10および図11は、第2棒状フレーム3とベース体4との組付け前の状態示す。なお、以下の説明では、原則として図1に示したちりとりA1の態様を基準として上下方向を規定する。
【0018】
柄1は、使用者が手で握るための部分である。第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3はそれぞれ、可撓性を有しており、且つ柄1に取り付けられている。柄1は、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂材料からなり、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3の端部(後述する第1端部21および第3端部31)を挿し込むための凹みを有する。
【0019】
第1棒状フレーム2は、横断面が略一様で長状に延びている。図2図7図10等に示すように、第1棒状フレーム2は、第1端部21、第2端部22およびレール突部23を有する。第1端部21および第2端部22は、第1棒状フレーム2の長手方向の両端部に位置する。第1棒状フレーム2は、たとえば硬質ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂材料からなり、適度な可撓性および剛性を有する。第1端部21は、柄1の凹みに挿し込まれた状態で当該柄1に取り付けられている(図2図10参照)。第2端部22には、ベース体4が取り付けられている。図6に表れているように、第2端部22の適所には、厚さ方向に貫通する貫通孔24が形成されている。図7に示すように、レール突部23は、第1棒状フレーム2の厚さ方向(図中左右方向)に突出している。本実施形態では、一対のレール突部23が第1棒状フレーム2の略全長にわたって設けられている。図10に示すように、第1棒状フレーム2は、第2棒状フレーム3とベース体4との組付け前の状態(自然状態)において、一定方向(図中上下方向)に延びる棒状である。
【0020】
第2棒状フレーム3は、横断面が略一様で長状に延びている。図2図7図10等に示すように、第2棒状フレーム3は、第3端部31、第4端部32およびレール突部33を有する。第3端部31および第4端部32は、第2棒状フレーム3の長手方向の両端部に位置する。第2棒状フレーム3は、たとえば硬質ポリ塩化ビニル樹脂などの合成樹脂材料からなり、適度な可撓性および剛性を有する。第3端部31は、柄1の凹みに挿し込まれた状態で当該柄1に取り付けられている(図2図10参照)。柄1、第1棒状フレーム2の第1端部21および第2棒状フレーム3の第3端部31には、たとえば図示しないピンが共通に挿通しており、第1端部21および第3端部31の柄1からの脱落が防止されている。第4端部32は、ベース体4に取り付け可能である。図1図8においては、第2棒状フレーム3とベース体4との組付け後の状態を示しており、第4端部32がベース体4に取り付けられている。図6に表れているように、第4端部32の適所には、厚さ方向に貫通する貫通孔34が形成されている。図7に示すように、レール突部33は、第2棒状フレーム3の厚さ方向(図中左右方向)に突出している。本実施形態では、一対のレール突部33が第2棒状フレーム3の略全長にわたって設けられている。図10に示すように、第2棒状フレーム3は、第2棒状フレーム3とベース体4との組付け前の状態(自然状態)において、一定方向(図中上下方向)に延びる棒状である。
【0021】
図10に表れているように、上記の第1棒状フレーム2と第2棒状フレーム3とは、ベース体4に第4端部32が取り付けられていない自然状態において隣接または近接しており、同じ方向(図中上下方向)に延びている。本実施形態において、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3は、実質的に同一の構成とされている。なお、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3の構成材料は、上述の硬質ポリ塩化ビニル樹脂に限定されず、種々の材料を選択することができる。また、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3の構成材料は、合成樹脂材料に限定されず、金属材料、あるいは金属製の芯材が合成樹脂材料などに覆われた複合材料により構成してもよい。
【0022】
図1図8に示すように、ベース体4は、第1部材41、第2部材42および第3部材43を含んで構成される。
【0023】
第1部材41は、全体として第1方向Xに延びる長矩形状とされている。第1部材41は、一対の傾斜板411、頂板412、一対の縦壁部413、一対の係止部414、一対の縦壁部416、一対の係止部417および一対の孔419を有する。頂板412は、第1方向Xに延びる細長矩形状とされている。一対の傾斜板411は、頂板412において第1方向Xに沿う両端縁にそれぞれつながり、互いに離れるにつれて下方に位置するように傾斜している(図3図4参照)。頂板412および一対の傾斜板411は、平面視において第1部材41の外形を形成しており、ちりとりA1の掃き入れ部を構成する部位である。
【0024】
第1部材41はまた、図2図7等に示すように、第5端部41Aおよび第6端部41Bを有する。第5端部41Aは、第1方向Xの一方側(図中左側)に位置し、第6端部41Bは、第1方向Xの他方側(図中右側)に位置する。
【0025】
図3図6等に示すように、頂板412の適所には、ピン412a,412bが設けられている。ピン412a,412bはそれぞれ、頂板412の下面から下方に突出している。図5図6に表れているように、ピン412aは、第1方向Xの一方側(図中左側)に位置し、ピン412bは、第1方向Xの他方側(図中右側)に位置する。
【0026】
図3図5図6等に示すように、一対の縦壁部413は、頂板412の短手方向の両端付近から下方に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びている。一対の縦壁部413は、第1部材41において、第1方向Xの一方側端(図5図6の図中左端)から第1方向Xの中央付近に至る範囲に設けられている。一対の係止部414は、図3図5等に表れているように、一対の縦壁部413それぞれの下端から第1部材41の短手方向の外側に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びる。一対の係止部414は、第1部材41において、第1方向Xの一方側端から第1方向Xの中央付近に至る範囲に設けられている。
【0027】
各縦壁部413の上下方向の寸法は、第2棒状フレーム3(第4端部32)の厚さよりも大である(図3参照)。一対の縦壁部413の第1部材41の短手方向における間隔は、第2棒状フレーム3(第4端部32)の幅方向(図3における左右方向)の寸法よりも大である。これにより、頂板412および一対の縦壁部413により囲まれた空間に、第4端部32を収容することが可能である。本実施形態では、図3図6等に示すように、頂板412および一対の縦壁部413により囲まれた空間に第4端部32が収容された状態において、第4端部32の貫通孔34に頂板412(第1部材41)のピン412aが嵌入している。
【0028】
図5に示すように、各係止部414には、ガイド面414aおよび凹溝414bが形成されている。ガイド面414aは、係止部414の第1方向Xにおける一端部(図中左端部)に形成されており、第1方向Xの一端側に向かうにつれて第1部材41の短手方向(図中上下方向)の寸法が小となるテーパ面である。凹溝414bは、係止部414において第1方向Xの一端寄り(図中左端寄り)に形成されており、第1部材41の短手方向(図中上下方向)に切り欠かれた形状である。上記一対の縦壁部413および一対の係止部414は、第1部材41に第2部材42を係合させるための部位である。
【0029】
図4図6等に示すように、一対の縦壁部416は、頂板412の短手方向の両端付近から下方に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びている。一対の縦壁部416は、第1部材41において、第1方向Xの他方側端(図5図6の図中右端)から第1方向Xの中央付近に至る範囲に設けられている。一対の係止部417は、図4図5等に表れているように、一対の縦壁部416それぞれの下端から第1部材41の短手方向の外側に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びる。一対の係止部417は、第1部材41において、第1方向Xの他方側端から第1方向Xの中央付近に至る範囲に設けられている。
【0030】
各縦壁部416の上下方向の寸法は、第1棒状フレーム2(第2端部22)の厚さよりも大である(図4参照)。一対の縦壁部416の第1部材41の短手方向における間隔は、第1棒状フレーム2(第2端部22)の幅方向(図4における左右方向)の寸法よりも大である。これにより、頂板412および一対の縦壁部416により囲まれた空間に、第2端部22を収容することが可能である。本実施形態では、図4図6等に示すように、頂板412および一対の縦壁部416により囲まれた空間に第2端部22が収容された状態において、第2端部22の貫通孔24に頂板412(第1部材41)のピン412bが嵌入している。
【0031】
図5に示すように、各係止部417には、ガイド面417aおよび凹溝417bが形成されている。ガイド面417aは、係止部417の第1方向Xにおける他端部(図中右端部)に形成されており、第1方向Xの他端側に向かうにつれて第1部材41の短手方向(図中上下方向)の寸法が小となるテーパ面である。凹溝417bは、係止部417において第1方向Xの他端寄り(図中右端寄り)に形成されており、第1部材41の短手方向(図中上下方向)に切り欠かれた形状である。上記一対の縦壁部416および一対の係止部417は、第1部材41に第3部材43を係合させるための部位である。
【0032】
図1図7等に示すように、一対の孔419はそれぞれ、頂板412に形成されており、頂板412の厚さ方向に貫通している。一対の孔419は、頂板412において第1方向Xの中央付近に設けられ、第1方向Xに間隔を隔てている。図7に示すように、図中左側の孔419の下方には第4端部32が配置されており、図中右側の孔419の下方には、第2端部22が配置されている。上記構成の第1部材41は、たとえばASA樹脂(アクリロニトリル-スチレン-アクリレート共重合体)などの合成樹脂材料からなり、当該合成樹脂材料により一体形成されている。
【0033】
図3図5図6図8等から理解されるように、第2部材42は、上下方向に見て第1部材41の第1方向Xにおける一方側(図5図8における図中左側)と重なるように配置される。本実施形態において、第2部材42は、主板部421、一対の起立壁422および一対の係止部423を有する。
【0034】
主板部421は、第1方向Xを長手方向とする略長矩形状であり、上下方向に見て第1部材41の第5端部41Aと重なる。一対の起立壁422は、図3に示すように、主板部421から上方に延出している。一対の起立壁422は、主板部421の短手方向(図3における図中左右方向)に間隔を隔てており、且つ各々が第1方向Xに沿って延びている。図3図5図6に表れているように、一対の起立壁422は、第1部材41の短手方向において、当該第1部材41の一対の縦壁部413を挟んでいる。一対の起立壁422は、第2部材42において第1方向Xの略全長にわたって設けられている。一対の係止部423は、図3図6に表れているように、一対の起立壁422それぞれの上端から第2部材42の短手方向の内側に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びる。一対の係止部423は、第2部材42において第1方向Xの略全長にわたって設けられている。
【0035】
図3に示すように、一対の係止部423は、上下方向に見て、第1部材41における一対の係止部414とそれぞれ重なっている。これにより、第2部材42(一対の起立壁422および一対の係止部423)は、第1部材41に対して分離する状態にて第5端部41A側から第1方向Xの他方側に移動させることで、第1部材41(一対の縦壁部413および一対の係止部414)に係合しながら第1方向Xに沿ってスライド移動可能である。また、第1部材41における一対の係止部414と第2部材42における一対の係止部423とが互いに当接することにより、第2部材42が第1部材41から下方に脱落することは防止される。
【0036】
図3図6等に示すように、第4端部32がベース体4に取り付けられるとき、第1部材41および第2部材42の間に第2棒状フレーム3の第4端部32を配置した状態(第1状態)にある。第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態(第1状態)にあるとき、第4端部32の貫通孔34に第1部材41のピン412aが嵌入し、第4端部32と第1部材41との第1方向Xへの相対移動が阻止される。ここで、第4端部32の貫通孔34は本発明の凹部の一例に相当し、第1部材41のピン412aは本発明の凸部の一例に相当する。
【0037】
図5に示すように、各起立壁422には、係止突起424が設けられている。係止突起424は、起立壁422から第2部材42の短手方向の内側(図中上下方向)に突出する。ベース体4に第4端部32が取り付けられ、第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態(第1状態)にあるとき、係止突起424が凹溝414bに嵌入している。これにより、第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態(第1状態)にあるとき、第1部材41に対する第2部材42の第1方向Xへのスライド移動が阻止される。第1部材41の凹溝414bおよび第2部材42の係止突起424は、本発明のロック機構の一例に相当する。
【0038】
本実施形態では、係止突起424は、傾斜面424aおよびストッパ面424bを有する。傾斜面424aは、第1方向Xの一方側(図5における左側)に向かうにつれて第1部材41の短手方向(図中上下方向)の寸法が大とされている。ストッパ面424bは、係止突起424において第1方向Xの一方端に位置し、第1方向Xの一方側を向く端面である。第2部材42を第1部材41に取り付ける際には、傾斜面424aが係止部414のガイド面414aに当接しながら当該ガイド面414aを通過すると、係止突起424が凹溝414bに嵌入する。
【0039】
第2部材42は、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂材料からなり、当該合成樹脂材料により一体形成されている。第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置し、係止突起424が凹溝414bに嵌入する状態では、たとえば使用者が第2部材42を第1部材41に対して分離する方向(第1方向Xの一方側)に力を加えても、第2部材42を分離することができない。この場合、第2棒状フレーム3(第4端部32)がベース体4に分離不能に取り付けられる。また、係止突起424および凹溝414bの寸法や第2部材42の硬度を調整することで、係止突起424が凹溝414bに嵌入する状態において、使用者が第2部材42を第1部材41に対して分離する方向(第1方向Xの一方側)に所定の力を加えることで、第2部材42を分離することができるように構成してもよい。この場合、第2棒状フレーム3(第4端部32)がベース体4に着脱可能に取り付けられる。
【0040】
図4図5図6図8等から理解されるように、第3部材43は、上下方向に見て第1部材41の第1方向Xにおける他方側(図5図8における図中右側)と重なるように配置される。本実施形態において、第3部材43は、主板部431、一対の起立壁432および一対の係止部433を有する。
【0041】
主板部431は、第1方向Xを長手方向とする略長矩形状であり、上下方向に見て第1部材41の第6端部41Bと重なる。一対の起立壁432は、図4に示すように、主板部431から上方に延出している。一対の起立壁432は、主板部431の短手方向(図4における図中左右方向)に間隔を隔てており、且つ各々が第1方向Xに沿って延びている。図4図5図6に表れているように、一対の起立壁432は、第1部材41の短手方向において、当該第1部材41の一対の縦壁部416を挟んでいる。一対の起立壁432は、第3部材43において第1方向Xの略全長にわたって設けられている。一対の係止部433は、図4図6に表れているように、一対の起立壁432それぞれの上端から第3部材43の短手方向の内側に延出し、且つ第1方向Xに沿って延びる。一対の係止部433は、第3部材43において第1方向Xの略全長にわたって設けられている。
【0042】
図4に示すように、一対の係止部433は、上下方向に見て、第1部材41における一対の係止部417とそれぞれ重なっている。これにより、第3部材43(一対の起立壁432および一対の係止部433)は、第1部材41に対して分離する状態にて第6端部41B側から第1方向Xの一方側に移動させることで、第1部材41(一対の縦壁部416および一対の係止部417)に係合しながら第1方向Xに沿ってスライド移動可能である。また、第1部材41における一対の係止部417と第3部材43における一対の係止部433とが互いに当接することにより、第3部材43が第1部材41から下方に脱落することは防止される。
【0043】
図4図6等に示すように、ベース体4は、第1部材41の第6端部41Bと第3部材43との間に第1棒状フレーム2の第2端部22を挟んだ状態で当該第2端部22に取り付けられている。ベース体4が第2端部22に取り付けられた状態において、第2端部22の貫通孔24に第1部材41のピン412bが嵌入し、第2端部22と第1部材41との第1方向Xへの相対移動が阻止される。
【0044】
図5に示すように、各起立壁432には、係止突起434が設けられている。係止突起434は、起立壁432から第3部材43の短手方向の内側(図中上下方向)に突出する。第2端部22にベース体4が取り付けられ、第1部材41および第3部材43の間に第2端部22を挟んだ状態では、係止突起434が凹溝417bに嵌入している。これにより、第1部材41および第3部材43の間に第2端部22を挟んだ状態にあるとき、第1部材41に対する第3部材43の第1方向Xへのスライド移動が阻止される。
【0045】
本実施形態では、係止突起434は、傾斜面434aおよびストッパ面434bを有する。傾斜面434aは、第1方向Xの他方側(図5における右側)に向かうにつれて第1部材41の短手方向(図中上下方向)の寸法が大とされている。ストッパ面434bは、係止突起434において第1方向Xの他方端に位置し、第1方向Xの他方側を向く端面である。第3部材43を第1部材41に取り付ける際には、傾斜面434aが係止部417のガイド面417aに当接しながら当該ガイド面417aを通過すると、係止突起434が凹溝417bに嵌入する。
【0046】
第3部材43は、たとえばポリプロピレンなどの合成樹脂材料からなり、当該合成樹脂材料により一体形成されている。第1部材41および第3部材43の間に第2端部22を挟み、係止突起434が凹溝417bに嵌入する状態では、たとえば使用者が第3部材43を第1部材41に対して分離する方向(第1方向Xの他方側)に力を加えても、第3部材43を分離することができない。この場合、第1棒状フレーム2(第2端部22)にベース体4が分離不能に取り付けられる。また、係止突起434および凹溝417bの寸法や第3部材43の硬度を調整することで、係止突起434が凹溝417bに嵌入する状態において、使用者が第3部材43を第1部材41に対して分離する方向(第1方向Xの他方側)に所定の力を加えることで、第3部材43を分離することができるように構成してもよい。この場合、第1棒状フレーム2(第2端部22)にベース体が着脱可能に取り付けられる。
【0047】
クリップ部材5は、ゴミ袋を挟むための部材であり、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3の各々に設けられている。本実施形態では、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3の各々に、2つのクリップ部材5が設けられている。
【0048】
図7に示すように、クリップ部材5は、基部51、可動片52およびヒンジ部53を含んで構成される。基部51は、筒状とされており、レール溝511および係止突起512を有する。基部51に第1棒状フレーム2(第2棒状フレーム3)を挿通させた状態で、クリップ部材5は第1棒状フレーム2(第2棒状フレーム3)に取り付けられる。レール溝511は、対をなして設けられており、当該一対のレール溝511に第1棒状フレーム2(第2棒状フレーム3)の一対のレール突部23(一対のレール突部33)が嵌入している。このような構造により、各クリップ部材5は、所定姿勢を維持したまま、第1棒状フレーム2(第2棒状フレーム3)の長手方向に沿って位置変更することが可能である。
【0049】
可動片52は、摘み部521および係止孔522を有する。可動片52は、ヒンジ部53を介して基部51とつながっている。可動片52は、基部51に重なる閉じた状態と、基部51から離れた開いた状態(図7において仮想線で表す)と、をとることが可能である。可動片52が閉じた状態では、基部51の係止突起512が可動片52の係止孔522に嵌入している。可動片52が閉じた状態から所定の操作力を加えることで、可動片52を開いた状態とすることが可能である。
【0050】
図9に示すように、本実施形態のちりとりA1を使用する際には、複数のクリップ部材5の各々において、基部51および可動片52の間にゴミ袋Tbの開口の周縁部を挟む。そして、掃き入れ部に相当する頂板412および一対の傾斜板411が地面に沿うような姿勢をとらせる。そうすると、ゴミ袋Tbは、その開口が大きく拡がった状態で地面に沿った姿勢をとり、落ち葉等のゴミをゴミ袋Tb内に効率よく掃き入れることができる。ゴミを収容したゴミ袋Tbは、クリップ部材5を開くことでこれを取り外し、開口を閉じるとそのまま廃棄することができる。
【0051】
次に、本実施形態の作用について説明する。
【0052】
本実施形態のちりとりA1は、柄1と、それぞれが可撓性を有する第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3と、ベース体4とを備える。第1棒状フレーム2の第1端部21および第2棒状フレーム3の第3端部31は、柄1に取り付けられている。ベース体4は、第1棒状フレーム2の第2端部22に取り付けられている。第2棒状フレーム3の第4端部32は、ベース体4に取り付け可能であり、ベース体4に第4端部32が取り付けられた状態で、第1棒状フレーム2、第2棒状フレーム3およびベース体4が環状をなしている(図1図2参照)。このように、可撓性を有するフレームを2つの部材(第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3)によって構成し、一方の第1棒状フレーム2に予めベース体4を取り付け、且つ他方の第2棒状フレーム3の第4端部32は、ベース体4に取り付け可能であるという構造の工夫を加えることで、図10図11に示すように、第2棒状フレーム3とベース体4とを組付ける前のちりとりA1の占有スペースを小さくすることができる。したがって、ちりとりA1の販売時においては陳列スペースを狭めて配置することが可能である。また、ちりとりA1の輸送コストの削減を図ることも可能であり、ちりとりA1の使い勝手が良い。なお、本発明において、「ベース体4に第4端部32が取り付けられた状態で、第1棒状フレーム2、第2棒状フレーム3およびベース体4が『環状をなす』」とは、第1棒状フレーム2、第2棒状フレーム3およびベース体4を辿ると一周できるように閉じた形状であることを意味する。したがって、本発明でいう「環状」の形状の範囲としては、円形状などに限定されず、図1図2に示したように略三角形状であってもよく、その他の形状であってもよい。
【0053】
第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3は、ベース体4に第4端部32が取り付けられていない自然状態において隣接または近接して同じ方向に延びている(図10図11参照)。このような構成は、第2棒状フレーム3とベース体4とを組付ける前のちりとりA1の占有スペースを小さくするうえで、より好ましい。
【0054】
第2棒状フレーム3とベース体4とを組付ける際には、図12図13に示すように、第1棒状フレーム2および第2棒状フレーム3を撓ませて、第2棒状フレーム3の第4端部32をベース体4の第1部材41の適所に配置する。次いで、第2部材42を、第1部材41に対して分離した状態にて、第5端部41A側から第1方向Xの他方側に移動させて、第1部材41に係合しながら第1方向Xに沿ってスライドさせる。そして、第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態で、第4端部32がベース体4に取り付けられる。
【0055】
ちりとりA1において、第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態(第1状態)にあるとき、第4端部32の貫通孔34(凹部)に第1部材41のピン412a(凸部)が嵌入し、第4端部32と第1部材41との第1方向Xへの相対移動が阻止される。このような構成によれば、掃き入れ部として機能するベース体4(第1部材41)が第2棒状フレーム3の長手方向に不当にずれ動くことが防止され、使い勝手がよい。なお、本実施形態では、第4端部32に貫通孔34(凹部)を設け、且つ第1部材41にピン412a(凸部)を設けたが、本発明はこれに限定されない。たとえば第1部材41に貫通孔(凹部)を設け、第4端部32に当該貫通孔に嵌入するピン(凸部)を設けてもよい。また、凹部および凸部の態様について、貫通孔およびこれに嵌入するピンに限定されず、たとえば凹んだ部位(凹部)に突起(凸部)が嵌入する構成としてもよい。
【0056】
第1部材41および第2部材42がこれらの間に第4端部32を配置した状態(第1状態)にあるとき、係止突起424が凹溝414bに嵌入しており、第1部材41に対する第2部材42の第1方向Xへのスライド移動が阻止される。このような構成のちりとりA1は、第4端部32のベース体4への取り付け作業を容易に行うことができるとともに、ベース体4に第4端部32を取り付けた状態が適切に維持され、使い勝手が良好である。
【0057】
以上、本発明の具体的な実施形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、発明の思想から逸脱しない範囲内で種々な変更が可能である。本発明に係るちりとりの各部の具体的な形状や材質なども、上記実施形態に限定されるものではない。
【0058】
上記実施形態において、ロック機構の構成例として、第1部材41に凹溝414bを設け、第2部材42において上記凹溝414bに嵌入する係止突起424を設けたが、これに限定されない。たとえば第2部材に凹溝を設け、第1部材において当該凹溝に嵌入する係止突起を設けてもよい。また、ロック機構の具体的な構造は、上記実施形態のように凹溝に係止突起が嵌入する構造に限定されず、種々の態様が可能である。たとえば第1部材および第2部材のうち、一方に弾性変形可能な係止片を設け、且つ他方に当該係止片が係合し得る被係止部を設けておき、上記係止片および被係止部が係合して第1部材に対する第2部材のスライドを阻止する状態と、上記係止片が弾性変形することで被係止部との係合が解除されて第1部材に対する第2部材のスライドが可能な状態と、に切り替え可能としてもよい。
【0059】
第2棒状フレーム3(第4端部32)のベース体4への取り付け構造は、上記実施形態の構造に限定されず、たとえばねじ締結、接着固定、圧入嵌合などの他の構造を採用してもよく、ベース体4は、第1部材41および第2部材42を具備する構成に限定されない。また、第1棒状フレーム2(第2端部22)に対するベース体4の取り付け構造についても上記実施形態に限定されず、ねじ締結、接着固定、圧入嵌合などの種々の構造を採用することができる。
【符号の説明】
【0060】
A1 ちりとり
1 柄
2 第1棒状フレーム
21 第1端部
22 第2端部
23 レール突部
24 貫通孔
3 第2棒状フレーム
31 第3端部
32 第4端部
33 レール突部
34 貫通孔(凹部)
4 ベース体
41 第1部材
41A 第5端部
41B 第6端部
411 傾斜板
412 頂板
412a ピン(凸部)
412b ピン
413 縦壁部
414 係止部
414a ガイド面
414b 凹溝(ロック機構)
416 縦壁部
417 係止部
417a ガイド面
417b 凹溝
419 孔
42 第2部材
421 主板部
422 起立壁
423 係止部
424 係止突起(ロック機構)
424a 傾斜面
424b ストッパ面
43 第3部材
431 主板部
432 起立壁
433 係止部
434 係止突起
434a 傾斜面
434b ストッパ面
5 クリップ部材
51 基部
511 レール溝
512 係止突起
52 可動片
521 摘み部
522 係止孔
53 ヒンジ部
Tb ゴミ袋
X 第1方向
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13