(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023037587
(43)【公開日】2023-03-15
(54)【発明の名称】タイヤ空気圧センサーのブルートゥース伝送システムおよび伝送方法
(51)【国際特許分類】
G08C 17/00 20060101AFI20230308BHJP
G01L 17/00 20060101ALI20230308BHJP
B60C 23/04 20060101ALI20230308BHJP
H04Q 9/00 20060101ALI20230308BHJP
【FI】
G08C17/00 B
G01L17/00 301P
B60C23/04 110C
B60C23/04 150E
H04Q9/00 301B
H04Q9/00 311J
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022131280
(22)【出願日】2022-08-19
(31)【優先権主張番号】110132784
(32)【優先日】2021-09-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】507059369
【氏名又は名称】系統電子工業股▲ふん▼有限公司
【氏名又は名称原語表記】SYSGRATION LTD.
【住所又は居所原語表記】5F.-1,No.1,Sec.1,Tiding Blvd.,Neihu Dist.,Taipei City,Taiwan
(74)【代理人】
【識別番号】110001139
【氏名又は名称】SK弁理士法人
(74)【代理人】
【識別番号】100130328
【弁理士】
【氏名又は名称】奥野 彰彦
(74)【代理人】
【識別番号】100130672
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 寛之
(72)【発明者】
【氏名】游智為
【テーマコード(参考)】
2F055
2F073
5K048
【Fターム(参考)】
2F055AA12
2F055BB20
2F055CC60
2F055DD20
2F055EE40
2F055FF34
2F055GG49
2F055HH19
2F073AA01
2F073AA02
2F073AA03
2F073AA36
2F073AB01
2F073BB01
2F073BC02
2F073CC03
2F073CC14
2F073CD11
2F073DD07
2F073FF01
2F073FG01
2F073FG02
2F073GG01
5K048BA34
5K048BA42
5K048DB01
5K048DC01
5K048EB10
5K048HA01
5K048HA02
5K048HA03
(57)【要約】 (修正有)
【課題】複数方向に伝送でき、伝送距離を長くできるタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムおよび伝送ステップを提供する。
【解決手段】タイヤ空気圧センサー1のブルートゥース伝送システムは、タイヤ空気圧センサー、ホスト端2、サーバー端3を含む。タイヤ空気圧センサーはセンサーモジュール11、第一ブルートゥースモジュール12を含み、第一ブルートゥースモジュールはブルートゥース信号を送受信する。ホスト端2は、ブルートゥース信号を送受信する第二ブルートゥースモジュール21と、信号を送受信するネットワークモジュール22を含む。サーバー端はネットワークモジュールを介して信号を伝送し、センサーモジュール、第一ブルートゥースモジュールにインストールされるファームウェアパッケージを保存し、タイヤ空気圧センサーとホスト端の間はブルートゥース信号を無線伝送する。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムにおいて、そのうち、
センサーモジュール、第一ブルートゥース(登録商標)モジュールを含み、前記センサーモジュールは圧力を検出するために用い、前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールはブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用いるタイヤ空気圧センサーと、
第二ブルートゥース(登録商標)モジュール、ネットワークモジュールを含み、前記第二ブルートゥース(登録商標)モジュールはブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用い、前記ネットワークモジュールは信号を送受信するために用いるホスト端と、
前記ネットワークモジュールに信号を伝送し、前記センサーモジュール、前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールに設置されるファームウェアパッケージを保存するサーバー端と、
を含むことを特徴とするタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項2】
前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールは無線通信ユニット、内部メモリ、第一プロセッサを含み、前記内部メモリはファームウェアパッケージを保存するために用いられ、前記第一プロセッサは前記無線通信ユニットが送受信した信号を処理するために用いられることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項3】
前記センサーモジュールはセンサー、第二プロセッサを含み、前記第二プロセッサは前記センサーが検出した数値を処理するために用いられることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項4】
前記センサーモジュールは更に温度、加速度を検出するために用いられることができることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項5】
前記タイヤ空気圧センサーは外部メモリを含むことを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項6】
前記第二ブルートゥース(登録商標)モジュールと前記ネットワークモジュールの間の通信方式はCAN(Controller Area Network)bus、SPI (Serial Peripheral Interface) 、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter) 、 I2C (Inter-Integrated Circuit) そのうちの一種とすることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項7】
前記サーバー端と前記ネットワークモジュールの信号伝送方式はWi-Fi、5G(5th generation mobile networks)、4G(The fourth generation of mobile phone mobile communication technology standards)、6G(6th generation mobile networks) そのうちの一種とすることを特徴とする請求項1記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システム。
【請求項8】
タイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法において、
ステップ一として、サーバー端はファームウェアパッケージをホスト端へ無線送信し、前記ホスト端はネットワークモジュールを介してファームウェアパッケージを受信し、続いて前記ネットワークモジュールはファームウェアパッケージを第二ブルートゥース(登録商標)モジュールへ伝送し、
ステップ二として、前記ホスト端は前記第二ブルートゥース(登録商標)モジュールを介し、ファームウェアパッケージをペアリングされたタイヤ空気圧センサーへ伝送し、前記タイヤ空気圧センサーは第一ブルートゥース(登録商標)モジュールを介してファームウェアパッケージを受信し、
ステップ三として、前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールはファームウェアパッケージの内容を書き込み、他に前記タイヤ空気圧センサーは更にセンサーモジュールを含み、続いて前記センサーモジュールは前記ファームウェアパッケージの内容をインストールすることを特徴とするタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項9】
前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールは、無線通信ユニット、内部メモリ、第一プロセッサを含み、前記内部メモリはファームウェアパッケージを保存するために用いられ、ステップ三において、ファームウェアパッケージは先ず前記内部メモリ内部に保存してからファームウェアパッケージの内容をインストールし、前記第一プロセッサは前記無線通信ユニットが送受信した信号を処理するために用いられることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項10】
前記センサーモジュールはセンサー、第二プロセッサを含み、前記第二プロセッサは前記センサーが検出した数値を処理するために用いられることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項11】
前記センサーモジュールは更に温度、加速度を検出するために用いられることができることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項12】
前記タイヤ空気圧センサーは外部メモリを含み、ステップ三において、ファームウェアパッケージは先ず前記外部メモリ内部に保存してからファームウェアパッケージの内容を前記第一ブルートゥース(登録商標)モジュールへインストールすることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項13】
前記第二ブルートゥース(登録商標)モジュールと前記ネットワークモジュールの間の通信方式は、CAN(Controller Area Network)bus、SPI (Serial Peripheral Interface) 、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter) 、 I2C (Inter-Integrated Circuit) のうちの一種とすることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【請求項14】
前記サーバー端と前記ネットワークモジュールの信号伝送方式はWi-Fi、5G(5th generation mobile networks)、4G(The fourth generation of mobile phone mobile communication technology standards)、6G(6th generation mobile networks)のうちの一種とすることを特徴とする請求項8記載のタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、タイヤ空気圧センサー通信のシステムアーキテクチャに関し、更にタイヤ空気圧センサーファームウェアのアップグレードプロセスおよびファームウェアパッケージの取得方法を含む。
【背景技術】
【0002】
タイヤ空気圧の数値は、車両が安全に運転される重要な数値であり、技術の進歩に従い、タイヤ空気圧の数値の検出方式も非常に進歩しており、以前は手動で逐一計測することしかできなかったが、現在では各種電子設備で自動的に計測でき、それをモニターに表示でき、非常に便利になった。
【0003】
一般的に、タイヤ空気圧モニタリングシステムは、少なくとも各タイヤにタイヤ空気圧センサーを設置する必要がある。また車のメインシステムには数値をモニタリングする装置を設置する必要がある。車の走行の過程において、車輪が高速回転するため、タイヤ空気圧センサーと数値をモニタリングする装置の間は有線伝送をすることは適さず、無線方式で信号を伝送することだけが適合する。現在、市場でよく見られる無線信号伝送方式にはRF(Radio frequency)、LF(Low frequency)がある。しかしながら、前述の二種の無線信号の欠点として、先ずRFでデータ伝送を行う時、単方向伝送しかできないので、つまり信号はタイヤ空気圧センサーから数値をモニタリングする装置へ伝送できるだけなので、数値をモニタリングする装置を介し、タイヤ空気圧センサーへデータを伝送しファームウェアをアップグレードすることができない。また、前述問題を解決するため、LFコイルでデータを送受信するが、LF信号の伝送距離は僅か50センチメートル以内であるため、車には少なくとも4個のLFコイルを設置して初めて完全なデータ伝送機能が達成でき、それではコストが高すぎ、且つ多数個のLFコイルを設置するということは更に多くの干渉信号を受信するという意味でもある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
タイヤ空気圧センサーとホスト端の間をブルートゥース(登録商標)信号で無線伝送することで、過去のRF(Radio frequency)が単方向だけの伝送や、LF(Low frequency)伝送距離が短すぎる問題を確実に改善することを本発明の課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上述の目的と効果を達成するため、本発明はタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムを提供し、それはタイヤ空気圧センサー、ホスト端、サーバー端を含む。
タイヤ空気圧センサーは、センサーモジュール、第一ブルートゥース(登録商標)モジュールを含み、該センサーモジュールは圧力を検出するために用いられ、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュールはブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用いる。
ホスト端は、第二ブルートゥース(登録商標)モジュール、ネットワークモジュールを含み、該第二ブルートゥース(登録商標)モジュールはブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用い、該ネットワークモジュールは信号を送受信するために用いる。
サーバー端は、該ネットワークモジュールに信号を伝送し、該サーバー端は該センサーモジュール、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュールに設置されるファームウェアパッケージを保存する。
【0006】
本発明は更にタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法を提供する。
ステップ一として、サーバー端はファームウェアパッケージをホスト端へ無線送信する。該ホスト端はネットワークモジュールを介してファームウェアパッケージを受信し、続いて、該ネットワークモジュールはファームウェアパッケージを第二ブルートゥース(登録商標)モジュールへ伝送する。
ステップ二として、該ホスト端は該第二ブルートゥース(登録商標)モジュールを介し、ファームウェアパッケージをペアリングされたタイヤ空気圧センサーへ伝送し、該タイヤ空気圧センサーは第一ブルートゥース(登録商標)モジュールを介してファームウェアパッケージを受信する。
ステップ三として、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュールはファームウェアパッケージの内容を書き込み、該タイヤ空気圧センサーは更にセンサーモジュールを含み、続いて該センサーモジュールは該ファームウェアパッケージの内容をインストールする。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図2】本発明のシステムのブロックダイアグラム図一である。
【
図3】本発明のシステムのブロックダイアグラム図二である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明の実施方式は、如
図1から
図3に示すとおり、タイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムは、タイヤ空気圧センサーを含み、それはセンサーモジュール11、第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12を含む。該センサーモジュール11は圧力を検出するために用い、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12はブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用いる。
ホスト端2は、第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21、ネットワークモジュール22を含み、該第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21はブルートゥース(登録商標)信号を送受信するために用い、該ネットワークモジュール22は信号を送受信するために用いる。
更にサーバー端3は、は該ネットワークモジュール22に信号を伝送し、該サーバー端3は該センサーモジュール11、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12に設置されるファームウェアパッケージを保存する。
【0009】
ホスト端2は携帯電話、自動車モニタリング装置等とする。
【0010】
図式の中のTX(transmit)は送信を意味し、RX(receive)は受信を意味する。
【0011】
そのうちタイヤ空気圧センサー1内部の電源15は使い捨て電池、充電電池でもよく、充電電池の充電方式はソーラーエネルギー、無線充電、有線充電でもよい。
【0012】
本発明のシステムアーキテクチャから、本発明のタイヤ空気圧センサー1とホスト端2の間はブルートゥース(登録商標)信号を無線伝送することがわかる。ブルートゥース(登録商標)信号に依る無線伝送は双方向伝送の他に、ブルートゥース(登録商標)信号の有効伝送距離が通常10メートル以内であり、従来のLF信号の50センチメートルより遥かに長距離である。依って公知の一般的な多数個コイルを設置する必要がなく、確実に従来のRF、LF信号伝送の欠点を改善でき、本発明は新規性、進歩性を確実に有する。
【0013】
上述の内容は更にタイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムの伝送方法を提供する。
ステップ一として、サーバー端3はファームウェアパッケージをホスト端2へ無線送信する。該ホスト端2はネットワークモジュール22を介してファームウェアパッケージを受信し、続いて、該ネットワークモジュール22はファームウェアパッケージを第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21へ伝送する。
ステップ二として、該ホスト端2は該第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21を介し、ファームウェアパッケージをペアリングされたタイヤ空気圧センサー1へ伝送し(第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21はタイヤ空気圧センサー1との連結およびOTAプログラムの実行を担当する)、該タイヤ空気圧センサー1は第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12を介してファームウェアパッケージを受信する。
ステップ三として、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12はファームウェアパッケージの内容を書き込み、他に該タイヤ空気圧センサー1は更にセンサーモジュール11を含み、続いて該センサーモジュール11は該ファームウェアパッケージの内容をインストールする。
【0014】
図2に示すとおり、該第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12は無線通信ユニット121、内部メモリ122、第一プロセッサ123を含む。該内部メモリ122はファームウェアパッケージを保存するために用いられ、ステップ三において、ファームウェアパッケージは先ず該内部メモリ122内部に保存してからファームウェアパッケージの内容をインストールする。該第一プロセッサ123は該無線通信ユニット121が送受信した信号を処理するために用いられ、例として第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21がファームウェアパッケージを第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12の内部メモリ122内にダウンロードし、続いてファームウェアパッケージ内の内容を書き込むことによって、ファームウェアを更新し、続いてファームウェアパッケージ内の内容を書き込むことによって、センサーモジュール11のファームウェアを更新する。
【0015】
更にセンサーモジュール11のアーキテクチャを提供する。例として
図2、
図3に示すとおり、該センサーモジュール11はセンサー111、第二プロセッサ112を含み、該第二プロセッサ112該センサー111が検出した数値を処理するために用いられる。
【0016】
更にセンサーモジュール11を提供することに依って達成する機能として、該センサーモジュール11は更に温度、加速度を検出するために用いられることができる。
【0017】
例として
図3に示すとおり、該タイヤ空気圧センサー1は外部メモリ14を含む。ステップ三において、ファームウェアパッケージは先ず該外部メモリ14内部に保存してからファームウェアパッケージの内容を該第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12へインストールする。例として第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21はファームウェアパッケージをタイヤ空気圧センサー1の外部メモリ14内へダウンロードし、続いてファームウェアパッケージ内の内容を転送することによって第一ブルートゥース(登録商標)モジュール12のファームウェアを更新し、続いてファームウェアパッケージ内の内容を書き込むことによって、センサーモジュール11のファームウェアを更新する。
【0018】
図2、
図3に示すとおり、該第二ブルートゥース(登録商標)モジュール21と該ネットワークモジュール22の間の通信方法は、CAN(Controller Area Network)bus、SPI(Serial Peripheral Interface)、UART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)、I2C(Inter-Integrated Circuit)のうちの一種、もしくはその他カスタマイズされたインターフェイスで行う。
【0019】
例として、
図2、
図3に示すとおり、該サーバー端3と該ネットワークモジュール22の信号伝送方式はWi-Fi、5G(5th generation mobile networks)、4G(The fourth generation of mobile phone mobile communication technology standards)、6G(6th generation mobile networks)のうちの一種でもよい。
【0020】
上述は、本発明の良好な実施例で説明するためのものに過ぎず、本発明についていかなる形式上の制限を与えない。依って、同じ発明精神のもと、本発明のいかなる修飾もしくは変更に対し、その他実施形態でも同じ効果を有するものは、すべて本発明の請求範囲に属するものとする。
【0021】
上述の説明のとおり、本発明の「タイヤ空気圧センサーのブルートゥース(登録商標)伝送システムおよび伝送方法」は、実用性および費用対効果に優れ、確実に産業上の発展に合致する。更に開示されたシステムアーキテクチャの発明は、未見であり、拠って「新規性」を有することは間違いない。また本発明は公知のシステムアーキテクチャと比較して更に高い効果を有するため、「進歩性」も有し、それは申請要件に完全に合致するため、法に基づき発明特許を申請する。
【符号の説明】
【0022】
1 タイヤ空気圧センサー
11 センサーモジュール
111 センサー
112 第二プロセッサ
12 第一ブルートゥース(登録商標)モジュール
121 無線通信ユニット
122 内部メモリ
123 第一プロセッサ
14 外部メモリ
15 電源
2 ホスト端
21 第二ブルートゥース(登録商標)モジュール
22 ネットワークモジュール
3 サーバー端