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特開2023-37704ギフト管理装置、ギフト管理方法、およびギフト管理プログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023037704
(43)【公開日】2023-03-16
(54)【発明の名称】ギフト管理装置、ギフト管理方法、およびギフト管理プログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 30/0217 20230101AFI20230309BHJP
【FI】
G06Q30/02 338
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021144444
(22)【出願日】2021-09-06
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 掲載年月日 令和3年7月16日 掲載アドレス https://giftee.co.jp/pressrelease20210716
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 掲載年月日 令和3年7月6日 掲載アドレス https://giftee.biz/gifteebox/
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 掲載年月日 令和3年6月7日 掲載アドレス https://twitter.com/giftee_campaign/status/1401710254560186375
(71)【出願人】
【識別番号】511021309
【氏名又は名称】株式会社ギフティ
(74)【代理人】
【識別番号】100087480
【弁理士】
【氏名又は名称】片山 修平
(74)【代理人】
【識別番号】100134511
【弁理士】
【氏名又は名称】八田 俊之
(72)【発明者】
【氏名】篠塚 大樹
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049BB07
(57)【要約】      (修正有)
【課題】簡易な処理でギフトを贈るギフト管理装置、方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】ギフト管理システムにおいて、ギフト管理装置のギフト管理部は、交換可能ギフトの一覧について注文者端末から交換可能ギフト及び発行ポイントの情報を受信した場合に、発行ポイントの決済完了を確認し、決済完了が確認された場合に、交換可能ギフト及び発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとしてボックス格納部に格納する。そして、ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末にギフトボックスの内容を送信し、ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとしてギフトボックスに格納し、交換済ギフトに設定されているポイント分を発行ポイントから差し引く。さらに、交換済ギフトについての識別子に対する使用承認の情報を受信すると、ギフトボックスにおいて交換済ギフトについて使用済みのフラグを立てる。
【選択図】図8
【特許請求の範囲】
【請求項1】
注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認する決済処理部と、
前記決済処理部が前記決済完了を確認した場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納するギフト管理部と、
前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引く残高管理部と、を備え、
前記ギフト管理部は、前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てることを特徴とするギフト管理装置。
【請求項2】
前記ボックスIDに対して固有のURLを生成し、前記注文者端末に送信するURL生成部をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のギフト管理装置。
【請求項3】
前記ギフト管理部は、前記URLにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信することを特徴とする請求項2に記載のギフト管理装置。
【請求項4】
前記ギフト管理部は、前記ギフトボックスの内容を表示する画面を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のギフト管理装置。
【請求項5】
前記ギフト管理部は、前記固有の識別子としてQRコード(登録商標)を用いることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のギフト管理装置。
【請求項6】
前記ギフト管理部は、ユーザIDが付されているユーザから前記ユーザIDと、複数のギフトボックスに係る情報とを受信した場合に、前記複数のギフトボックスに対して固有のIDを関連付けて統合ギフトボックスとして格納し、
前記残高管理部は、前記複数のギフトボックスに係る発行ポイントを合算することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のギフト管理装置。
【請求項7】
前記ギフト管理部は、前記ユーザIDのユーザの端末に、前記ユーザIDに関連付けられているユーザ情報に応じた情報を送信することを特徴とする請求項6に記載のギフト管理装置。
【請求項8】
注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認し、
前記決済完了が確認された場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納し、
前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引き、
前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てる、処理をコンピュータが実行することを特徴とするギフト管理方法。
【請求項9】
コンピュータに、
注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認する処理と、
前記決済完了が確認された場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納する処理と、
前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引く処理と、
前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てる処理と、を実行させることを特徴とするギフト管理プログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ギフト管理装置、ギフト管理方法、およびギフト管理プログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来から簡易な手法でギフトを贈ることが考えられてきている。例えば、カタログギフトなどが贈られることがある。一方、携帯端末の普及により、電子でギフトを贈る技術が求められてきている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-76404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、ギフトを贈る際の処理が複雑であり、より簡易な処理でギフトを贈ることができることが望まれている。
【0005】
本発明は、上記課題に鑑みなされたものであり、簡易な処理でギフトを贈ることができるギフト管理装置、ギフト管理方法、およびギフト管理プログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るギフト管理装置は、注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認する決済処理部と、前記決済処理部が前記決済完了を確認した場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納するギフト管理部と、前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引く残高管理部と、を備え、前記ギフト管理部は、前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てることを特徴とする。
【0007】
上記ギフト管理装置は、前記ボックスIDに対して固有のURLを生成し、前記注文者端末に送信するURL生成部をさらに備えていてもよい。
【0008】
上記ギフト管理装置において、前記ギフト管理部は、前記URLにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信してもよい。
【0009】
上記ギフト管理装置において、前記ギフト管理部は、前記ギフトボックスの内容を表示する画面を前記ユーザ端末に送信してもよい。
【0010】
上記ギフト管理装置において、前記ギフト管理部は、前記固有の識別子としてQRコード(登録商標)を用いてもよい。
【0011】
上記ギフト管理装置において、前記ギフト管理部は、ユーザIDが付されているユーザから前記ユーザIDと、複数のギフトボックスに係る情報とを受信した場合に、前記複数のギフトボックスに対して固有のIDを関連付けて統合ギフトボックスとして格納し、前記残高管理部は、前記複数のギフトボックスに係る発行ポイントを合算してもよい。
【0012】
上記ギフト管理装置において、前記ギフト管理部は、前記ユーザIDのユーザの端末に、前記ユーザIDに関連付けられているユーザ情報に応じた情報を送信してもよい。
【0013】
本発明に係るギフト管理方法は、注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認し、前記決済完了が確認された場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納し、前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引き、前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てる、処理をコンピュータが実行することを特徴とする。
【0014】
本発明に係るギフト管理プログラムは、コンピュータに、注文者端末に送信された交換可能ギフトの一覧について、前記注文者端末から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、前記発行ポイントについての決済完了を確認する処理と、前記決済完了が確認された場合に、受信した前記交換可能ギフトおよび前記発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、前記ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末に前記ギフトボックスの内容を送信し、前記ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとして前記ギフトボックスに格納する処理と、前記交換済ギフトに設定されているポイント分を前記発行ポイントから差し引く処理と、前記交換済ギフトについての前記識別子に対する使用承認の情報を受信すると、前記ギフトボックスにおいて前記交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てる処理と、を実行させることを特徴とする。
【発明の効果】
【0015】
本発明によれば、簡易な処理でギフトを贈ることができるギフト管理装置、ギフト管理方法、およびギフト管理プログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1】第1実施形態に係るギフト管理システムのブロック図である。
図2】(a)は注文者端末、ギフト管理装置、およびユーザ端末のブロック図であり、(b)はギフト管理装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。
図3】ギフト格納部が記憶するギフトデータベースを例示する図である。
図4】ボックス格納部が記憶するボックスデータベースを例示する図である。
図5】ユーザ端末の表示装置に表示されたURLを例示する図である。
図6】(a)は表示装置に表示されるギフトボックス画面を例示する図であり、(b)は選択された交換可能ギフトの詳細を例示する図である。
図7】(a)はユーザ端末の表示装置に表示された交換済ギフトの表示例を表す図であり、(b)は交換済ギフトに関連付けられている識別子を例示する図である。
図8】ギフト管理システムの動作の一例を表すシーケンス図である。
図9】ギフトボックス生成処理を表すフローチャートである。
図10】ギフト交換処理を表すフローチャートである。
図11】ギフト使用処理を表すフローチャートである。
図12】ボックス格納部が記憶するボックスデータベースを例示する図である
図13】統合されたポイントの使用を例示する図である。
図14】ギフト管理システムの動作の一例を表すシーケンス図である。
図15】ボックス統合処理を表すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
【0018】
図1は、実施形態に係るギフト管理システム100のブロック図である。図1で例示するように、ギフト管理システム100は、注文者端末10がインターネットなどの電気通信回線40を介してギフト管理装置20と接続され、ユーザ端末30が電気通信回線40を介してギフト管理装置20と接続された構成を有する。注文者端末10は、電気通信回線40を介して、ギフト管理装置20との間で情報を送受信する。注文者端末10は、電気通信回線40を介して、ギフト管理装置20との間で情報を送受信する。注文者端末10およびユーザ端末30は、デスクトップPC、ノートPCなどの端末であってもよく、スマートフォンなどの携帯端末であってもよい。ギフト管理装置20は、サーバなどである。電気通信回線40は、有線と無線とが混在した構成を有していてもよい。
【0019】
図2(a)は、注文者端末10、ギフト管理装置20、およびユーザ端末30のブロック図である。図2(a)で例示するように、注文者端末10は、入力装置11、表示装置12などを備えている。ユーザ端末30は、入力装置31、表示装置32などを備えている。入力装置11,31は、キーボード、マウス、タッチパネルなどである。表示装置32は、液晶ディスプレイなどである。ギフト管理装置20は、ギフト生成部21、ギフト格納部22、ギフト管理部23、決済処理部24、URL生成部25、残高管理部26、ボックス格納部27などを備える。
【0020】
図2(b)は、ギフト管理装置20のハードウェア構成を説明するためのブロック図である。図2(b)で例示するように、ギフト管理装置20は、CPU101、RAM102、記憶装置103、通信装置104、入力機器105などを備える。これらの各機器は、バスなどによって接続されている。CPU(Central Processing Unit)101は、中央演算処理装置である。RAM(Random Access Memory)102は、CPU101が実行するプログラム、CPU101が処理するデータなどを一時的に記憶する揮発性メモリである。記憶装置103は、不揮発性記憶装置である。記憶装置103として、例えば、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリなどのソリッド・ステート・ドライブ(SSD)、ハードディスクドライブに駆動されるハードディスクなどを用いることができる。記憶装置103に記憶されているギフト管理プログラムをCPU101が実行することによって、ギフト管理装置20の各部の機能が実現される。なお、ギフト管理装置20の各部の機能は、それぞれ専用の回路等によって構成されていてもよい。通信装置104は、電気通信回線40に対するインタフェースである。入力機器105は、キーボード、マウス、タッチパネル等の入力装置である。
【0021】
ギフト生成部21は、ギフトの生成を行ない、ギフトデータベースとしてギフト格納部22に記憶させる。図3は、ギフト格納部22が記憶するギフトデータベースを例示する図である。図3で例示するように、ギフトデータベースには、ギフトIDにギフトが関連付けられている。例えば、ギフトID=0001に、コーヒーチケット500ポイントがギフトとして関連付けられている。ギフト生成部21は、ギフト管理装置20に付属する入力装置を介して入力される情報、他のサーバなどから入力される情報、などに基づいて、各ギフトを生成する。
【0022】
各ギフトには、使用可能な対象店舗が定められている。例えば、特定の企業が展開する特定ブランドの全ての店舗での使用が可能である。または、特定の企業が展開する特定ブランドの店舗のうち、特定エリアの店舗での使用が可能である。または、特定の企業が展開する特定ブランドの店舗のうち、特定の店舗での使用が可能である。各ギフトに関連付けられているポイントは、対象店舗において通貨として使用することができることを意味している。例えば、500ポイントは、対象店舗において、500円として使用することができる。
【0023】
ギフト管理部23は、注文者端末10から要求があった場合に、ギフト格納部22が記憶しているギフトデータベースのギフト一覧を注文者端末10に送信する。注文者端末10の表示装置12は、受信した当該ギフト一覧を表示する。注文者は、表示装置12に表示されるギフト一覧の中から、1以上のギフトを選択して交換可能ギフトとして決定する。または、注文者は、予め設定されているテンプレート(複数の交換可能ギフトを含むテンプレートであって、コーヒーボックステンプレート、などのように、コーヒーに関連した複数の交換可能ギフトが予め設定されたもの)を選択することもできる。例えば、注文者は、入力装置11を用いてギフトを選択し、交換可能ギフトとして決定することができる。また、注文者は、発行ポイントを決定する。例えば、注文者は、入力装置11を用いて、発行ポイントを決定することができる。決定された交換可能ギフトおよび決定された発行ポイントは、注文者端末10からギフト管理部23に送信される。
【0024】
ギフト管理部23は、交換可能ギフトおよび発行ポイントを注文者端末10から受信すると、発行ポイントを決済処理部24に渡す。決済処理部24は、当該発行ポイントに相当する金額についての決済完了を確認する。例えば、決済処理部24は、当該注文者から特定の銀行口座への入金を確認する。または、決済処理部24は、当該注文者のクレジットカード決済を確認する。決済処理部24は、決済完了を確認すると、決済が完了した旨を表す決済完了情報をギフト管理部23に渡す。
【0025】
ギフト管理部23は、決済完了情報を受け取ると、交換可能ギフトにボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶するボックスデータベースに格納する。図4は、ボックス格納部27が記憶するボックスデータベースを例示する図である。図4で例示するように、ボックスデータベースには、ボックスIDに、1以上の交換可能ギフト関連付けられている。また、ギフト管理部23は、当該ボックスIDに関連付けて、発行ポイントをポイント残高に格納する。
【0026】
次に、URL生成部25は、当該ボックスIDに対して固有のURL(Uniform Resource Locator)を生成し、当該ボックスIDに関連付けてボックスデータベースに格納する。これにより、各URLで、ギフトボックスを管理することができる。URL生成部25は、ボックスIDと、当該ボックスIDに関連付けられているURLと、を注文者端末10に送信する。それにより、注文者端末10は、各ギフトボックスが管理されているURLを取得することができる。注文者端末10は、ギフトボックスの受け取り主のユーザに、メールなどを用いてURLを送信する。それにより、受け取り主のユーザは、URLを受け取ることができる。図5は、ユーザ端末30の表示装置32に表示されたURLを例示する図である。図5では、注文者が提供するキャンペーンに応募したユーザにURLが贈られた例が開示されている。
【0027】
URLを受け取ったユーザは、ユーザ端末30を用いて、受け取ったURLにアクセスすることができる。ユーザがURLにアクセスすると、当該URLが関連付けられているギフトボックスの内容を表すギフトボックス画面が、ユーザ端末30の表示装置32に表示される。例えば、ギフト管理部23は、ギフトボックス画面を生成し、ユーザ端末30に送信する。図6(a)は、表示装置32に表示されるギフトボックス画面を例示する図である。図6(a)の例では、交換可能ギフトの一覧と、ポイント残高とがギフトボックス画面に表示されている。
【0028】
ユーザは、入力装置31を用いて、表示された一覧から交換可能ギフトを選択することができる。図6(a)のいずれかの交換可能ギフトが選択されると、図6(b)で例示するように、選択された交換可能ギフトの詳細が表示される。また、発行ポイントを当該交換可能ギフトに交換した場合のポイント残高などが表示される。例えば、タッチパネル上で交換可能ギフトが選択された状態で「交換する」ボタンが押されると、当該交換可能ギフトが注文者端末10からギフト管理部23に送信される。ギフト管理部23は、当該交換可能ギフトを交換済ギフトとしてボックスデータベースに格納する。例えば、図4の例では、ギフトID=0003の交換可能ギフト1が、交換済ギフト1として格納されている。ギフト管理部23は、各交換済ギフトに対して固有の識別子(例えば、QRコード(登録商標)、バーコードなど)を作成しボックスデータベースに格納する。残高管理部26は、ボックスデータベースに格納された交換済ギフトの発行ポイントをポイント残高から差し引く。
【0029】
ユーザは、ギフトボックス画面に、交換済ギフトを表示させることができる。図7(a)は、ユーザ端末30の表示装置32に表示された交換済ギフトの表示例を表す図である。タッチパネルなどを用いていずれかの交換済ギフトが選択されると、図7(b)で例示するように、交換済ギフトに関連付けられている識別子を表示装置32に表示させることができる。当該交換済ギフトを使用可能な店舗で当該識別子を提示することによって、ユーザは当該交換済ギフトを使用することができる。店舗で当該交換済ギフトの使用が承認されると、当該承認に係る情報がユーザ端末30からギフト管理部23に送信される。ギフト管理部23は、店舗での使用が承認された交換済ギフトに対して、「使用済み」を表すフラグを立てる。例えば、ギフト管理部23は、店舗での使用が承認された交換済ギフトを、ギフトボックスデータベースから削除する。
【0030】
次に、各部間での情報のやりとりについて説明する。図8は、ギフト管理システム100の動作の一例を表すシーケンス図である。ギフト管理部23から注文者端末10に、ギフト一覧が送信される。次に、注文者端末10からギフト管理部23に、決定された交換可能ギフトおよび決定された発行ポイントが送信される。
【0031】
次に、ギフト管理部23は、発行ポイントを決済処理部24に渡す。決済完了が確認されると、決済処理部24は、決済完了情報をギフト管理部23に渡す。ギフト管理部23は、交換可能ギフトにボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶しているボックスデータベースに格納する。また、ギフト管理部23は、当該ボックスIDに関連付けて、発行ポイントをポイント残高に格納する。次に、URL生成部25は、当該ボックスIDに対して固有のURLを生成し、当該ボックスIDに関連付けてボックスデータベースに格納する。
【0032】
URL生成部25は、ボックスIDと、当該ボックスIDに関連付けられているURLと、を注文者端末10に送信する。注文者端末10は、ギフトボックスの受け取り主のユーザに、メールなどを用いてURLを送信する。ギフト管理部23は、ユーザが選択した交換可能ギフトを交換済ギフトとしてボックスデータベースに格納する。ギフト管理部23は、各交換済ギフトに対して識別子を作成しボックスデータベースに格納する。残高管理部26は、ボックスデータベースに格納された交換済ギフトの発行ポイントをポイント残高から差し引く。
【0033】
店舗でいずれかの交換済ギフトの使用が承認されると、当該承認に係る情報がユーザ端末30からギフト管理部23に送信される。ギフト管理部23は、店舗での使用が承認された交換済ギフトに対して、「使用済み」を表すフラグを立てる。なお、当該承認に係る情報は、ユーザ端末30からギフト管理部23に送信されず、外部の別のシステムを経由してギフト管理部23に送信されてもよい。
【0034】
図9から図11は、ギフト管理システム100の動作の一例を表すフローチャートである。図9は、ギフトボックス生成処理を表すフローチャートである。図10は、ギフト交換処理を表すフローチャートである。図11は、ギフト使用処理を表すフローチャートである。
【0035】
(ギフトボックス生成処理)
図9で例示するように、ギフト管理部23は、注文者端末10に、ギフト生成部21が記憶しているギフトデータベースのギフト一覧を送信する(ステップS1)。それにより、注文者端末10の表示装置12に、ギフト一覧が表示される。
【0036】
ギフト管理部23は、注文者端末10から、決定された交換可能ギフトおよび決定された発行ポイントを受信したか否かを判定する(ステップS2)。ステップS2で「No」と判定された場合、所定時間後にステップS2が再度実行される。
【0037】
ステップS2で「Yes」と判定された場合、ギフト管理部23は、発行ポイントを決済処理部24に渡す(ステップS3)。
【0038】
決済処理部24は、当該注文者の決済完了を確認すると、決済完了情報をギフト管理部23に渡す(ステップS4)。
【0039】
ギフト管理部23は、交換可能ギフトにボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶しているボックスデータベースに格納する。また、ギフト管理部23は、当該ボックスIDに関連付けて、発行ポイントをポイント残高として格納する(ステップS5)。
【0040】
次に、URL生成部25は、当該ボックスIDに対して固有のURLを生成し、当該ボックスIDに関連付けてボックスデータベースに格納する(ステップS6)。
【0041】
次に、URL生成部25は、ボックスIDと、当該ボックスIDに関連付けられているURLと、を注文者端末10に送信する(ステップS7)。その後、フローチャートの実行が終了する。
【0042】
(ギフト交換処理)
図10で例示するように、ギフト管理部23は、いずれかのURLにアクセスがあったか否かを判定する(ステップS11)。ステップS11で「No」と判定された場合、所定時間後にステップS11が再度実行される。
【0043】
ステップS11で「Yes」と判定された場合、ギフト管理部23は、URLが関連付けられているギフトボックスの内容を表すギフトボックス画面をユーザ端末30に送信する(ステップS12)。それにより、交換可能ギフトの一覧とポイント残高とを含むギフトボックス画面が、ユーザ端末30の表示装置32に表示される。
【0044】
ギフト管理部23は、ユーザ端末30から、決定された交換可能ギフトを受信したか否かを判定する(ステップS13)。ステップS13で「No」と判定された場合、ステップS13が所定時間後に再度実行される。
【0045】
ステップS13で「Yes」と判定された場合、ギフト管理部23は、当該交換可能ギフトを交換済ギフトとしてボックスデータベースに格納する(ステップS14)。
【0046】
ギフト管理部23は、各交換済ギフトに対して識別子を作成しボックスデータベースに格納する(ステップS15)。残高管理部26は、ボックスデータベースに格納された交換済ギフトの発行ポイントをポイント残高から差し引く(ステップS16)。
【0047】
(ギフト使用処理)
図11で例示するように、ギフト管理部23は、店舗でいずれかの交換済ギフトの使用が承認されたことを表す使用承認の情報を受信したか否かを判定する(ステップS21)。ステップS21で「No」と判定された場合、所定時間後にステップS21が再度実行される。
【0048】
ステップS21で「Yes」と判定された場合、ギフト管理部23は、店舗での使用が承認された交換済ギフトに対して、「使用済み」を表すフラグを立てる(ステップS22)。
【0049】
本実施形態によれば、注文者端末10に送信された交換可能ギフトの一覧について、注文者端末10から交換可能ギフトおよび発行ポイントの情報を受信した場合に、決済処理部24は、当該発行ポイントについての決済完了が決済処理部24によって確認する。決済処理部24が決済完了を確認した場合に、ギフト管理部23は、受信した交換可能ギフトおよび発行ポイントにボックスIDを関連付けてギフトボックスとして格納し、ギフトボックスにアクセスしたユーザのユーザ端末にギフトボックスの内容を送信し、ユーザが決定した交換可能ギフトについて固有の識別子を付して交換済ギフトとしてギフトボックスに格納する。残高管理部26は、交換済ギフトに設定されているポイント分を発行ポイントから差し引く。ギフト管理部23は、交換済ギフトについての識別子に対する使用承認の情報を受信すると、ギフトボックスにおいて交換済ギフトについての使用済みのフラグを立てる。この構成によれば、ユーザが交換可能ギフトを使用する際には既に注文者の決済が完了している。したがって、ユーザが交換可能ギフトを使用するごとに注文者の決済を行なう必要が無いため、簡易な処理でギフトを贈ることができるようになる。注文者にとっては、必要な交換可能ギフトだけを選択することができる。
【0050】
また、本実施形態によれば、ボックスIDに対して固有のURLが生成され、注文者端末10に当該URLが送信される。この構成によれば、URLでボックスIDを管理できるようになる。また、注文者は、匿名で、または自身の素性を明かしたうえで、ユーザにURLをメールなどで送付することができる。ユーザは、このURLにアクセスするだけでギフトボックスを利用することができるようになるため、ギフト管理装置20に対して会員登録などを行なう必要がなく、簡易にギフトを利用することができる。ギフト管理装置20にとっては、余計な処理が省略されることになる。
【0051】
また、本実施形態によれば、ギフト管理部23は、ギフトボックスの内容を表示する画面をユーザ端末に送信する。この構成によれば、ユーザはギフトボックスにアクセスするだけでギフトボックスの内容を確認することができるため、ユーザ端末30にアプリケーションをインストールする必要が無い。したがって、処理が簡易化される。また、ユーザにとって利便性が向上する。
【0052】
なお、ギフトボックスに含まれる交換可能ギフトには、有効期限が設定されていてもよい。または、発行ポイントに有効期限が設定されていてもよい。また、交換可能ギフトに設定されているポイントと、店舗で実際に使用できる通貨価値とが異なっていてもよい。例えば、第1の交換可能ギフトに500ポイントが設定されている場合に店舗で500円として使用できることになっていてもよく、第2の交換可能ギフトに500ポイントが設定されている場合でも店舗では550円として使用できることになっていてもよい。
【0053】
ユーザは、注文者から複数のギフトボックスを受け取ることがある。または、ユーザは、複数の注文者からそれぞれギフトボックスを受け取ることがある。このような場合、複数のギフトボックスを1つのギフトボックスに統合して残高を合算できると、ユーザにとって利便性が高くなる。しかしながら、ギフト管理装置20は、各ギフトボックスをユニークなURLに関連付けて管理できているものの、どのユーザにどのギフトボックスが贈られているか管理していない。したがって、複数のギフトボックスを統合するのは困難である。そこで、複数のギフトボックスを1つのギフトボックスに統合するボックス統合処理について説明する。
【0054】
まず、ユーザは、会員登録を行なう。具体的には、ユーザは、ユーザ端末30を用いて自身の情報をユーザ情報としてギフト管理部23に送信する。ユーザ情報には、例えば、ユーザの氏名、年齢、性別、居住エリア、SNS(Social Networking Service)のIDなどが含まれる。ギフト管理部23は、ユーザ情報を受信すると、当該ユーザ情報に対してユーザIDを生成し、ユーザ端末30に送信する。
【0055】
次に、ユーザは、ユーザ端末30を用いて、ユーザIDとともに、複数のギフトボックスに係るURLをギフト管理部23に送信する。ギフト管理部23は、ユーザ端末30からユーザIDおよび複数のURLを受信すると、ユーザIDおよび複数のURLに対して統合ボックスIDを生成する。URL生成部25は、当該統合ボックスに対して固有の統合後URLを生成する。ギフト管理部23は、統合後URLに統合ボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶している統合ボックスデータベースに格納する。または、統合ボックスに対して統合後URLを生成せずに、統合ボックスに統合前の複数のURLを保持させるだけでもよい。その場合には、ポイント残高として、統合前のギフトボックスの各ポイント残高を合算して利用できるようにしてもよい。
【0056】
図12は、ボックス格納部27が記憶するボックスデータベースを例示する図である。図12で例示するように、統合ボックスデータベースでは、統合ボックスIDに、1以上のユーザ情報、統合後URL、統合前のURL、交換可能ギフト、交換済みギフト、ポイント残高などが関連付けられている。交換可能ギフトは、統合前のURLに関連付けられていた各交換可能ギフトである。または、交換可能ギフトに、統合前のURLに関連付けられていた各交換可能ギフトに加えて、新たなギフトが自動的に追加されてもよい。交換済ギフトは、統合前のURLに関連付けられていた各交換済ギフトである。ポイント残高は、統合前のURLに関連付けられていた各ポイント残高の合算値である。
【0057】
図10のステップS11でいずれかのURLにアクセスがあったか否かを判定する際に、ギフト管理部23は、ボックスデータベース内のURLだけでなく、統合ボックスデータベース内のURLも確認する。それにより、ユーザは、図13で例示するように、統合ボックスデータベースに格納されているポイントを使用できるようになる。図13の例では、ギフトボックスAの10000ポイントと、ギフトボックスBの5000ポイントとの合計である15000ポイントが使用可能になっている。
【0058】
次に、ボックス統合処理における各部間での情報のやりとりについて説明する。図14は、ギフト管理システム100の動作の一例を表すシーケンス図である。図14で例示するように、ユーザ端末30からユーザ情報がギフト管理部23に送信される。ギフト管理部23は、当該ユーザ情報に対して生成したユーザIDをユーザ端末30に送信する。
【0059】
次に、ユーザ端末30から、ユーザIDとともに複数のURLがギフト管理部23に送信される。URL生成部25は、複数のURLに対して、統合後URLを生成してギフト管理部23に渡す。ギフト管理部23は、統合後URLに統合ボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶している統合ボックスデータベースに格納する。
【0060】
(ボックス統合処理)
図15は、ボックス統合処理を表すフローチャートである。図15で例示するように、ギフト管理部23は、いずれかのユーザ端末30からユーザ情報を受け取ったか否かを判定する(ステップS31)。ステップS31で「No」と判定された場合、所定時間後にステップS31が再度実行される。
【0061】
ステップS31で「Yes」と判定された場合、ギフト管理部23は、受信したユーザ情報に対してユーザIDを生成し、ユーザ端末30に送信する(ステップS32)。
【0062】
次に、ギフト管理部23は、ユーザ端末30から、ユーザIDとともに複数のURLを受信したか否かを判定する(ステップS33)。ステップS33で「No」と判定された場合、所定時間後にステップS33が再度実行される。
【0063】
ステップS33で「Yes」と判定された場合、URL生成部25は、ユーザIDおよび複数のURLに対して統合ボックスIDを生成し、ギフト管理部23に渡す(ステップS34)。
【0064】
次に、ギフト管理部23は、統合後URLに統合ボックスIDを関連付けて、ボックス格納部27が記憶している統合ボックスデータベースに格納する(ステップS35)。
【0065】
ボックス統合処理を行なうことによって、複数のギフトボックスを1つに統合することができ、ポイントを合算して使用することができるようになる。それにより、ユーザにとって利便性が向上する。ギフト管理装置20にとっては、複数の管理すべきボックス数が減るため、データ容量を小さくすることができる。
【0066】
なお、ユーザ情報を取得しておくことで、ギフトボックスが贈られたユーザの傾向を把握することができる。また、特定の商品へのギフト交換傾向などを把握することができる。そこで、ギフト管理部23は、ユーザ情報に応じた情報をユーザ端末30に送信してもよい。このような構成により、ユーザに対して適切なオファリング(デジタルギフトの発行やクーポンの発行)を行なうことができるようになる。例えば、性別に応じたオファリングや、居住地域に応じたオファリングなどを行なうことができるようになる。また、会員登録を済ませてあると、ギフトボックスの使用権限を有するユーザが特定されるため、ユーザが他のサービスで何らかのキャンペーンに登録するなどした場合に、当該他のサービスからギフトボックスのポイント残高に所定のポイントを加算することができるようになる。
【0067】
なお、ギフトボックスを統合する際に、ポイント残高の合算時のレートを設定可能としてあってもよい。例えば、1000ポイントを合算する際に、800ポイントとして合算できるようにしてあってもよく、1200ポイントとして合算できるようにしてあってもよい。
【0068】
以上、本発明の実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0069】
10 注文者端末
11 入力装置
12 表示装置
20 ギフト管理装置
21 ギフト生成部
22 ギフト格納部
23 ギフト管理部
24 決済処理部
25 URL生成部
26 残高管理部
27 ボックス格納部
30 ユーザ端末
31 入力装置
32 表示装置
40 電気通信回線
100 ギフト管理システム
101 CPU
102 RAM
103 記憶装置
104 通信装置
105 入力機器
図1
図2
図3
図4
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図6
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図10
図11
図12
図13
図14
図15