(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023037961
(43)【公開日】2023-03-16
(54)【発明の名称】草刈刃ユニット
(51)【国際特許分類】
A01D 34/90 20060101AFI20230309BHJP
A01D 34/73 20060101ALI20230309BHJP
A01D 34/68 20060101ALI20230309BHJP
【FI】
A01D34/90 C
A01D34/73 101
A01D34/68
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021144809
(22)【出願日】2021-09-06
(71)【出願人】
【識別番号】500427017
【氏名又は名称】伊藤レーシングサービス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000578
【氏名又は名称】名古屋国際弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 猛志郎
【テーマコード(参考)】
2B083
【Fターム(参考)】
2B083AA02
2B083BA02
2B083CA02
2B083CA07
2B083CA27
2B083CA29
2B083CB02
2B083DA02
2B083GA02
(57)【要約】
【課題】安全性を向上した草刈刃ユニットを提供する。
【解決手段】草刈機にて用いられる草刈刃ユニットは、固定板部と、複数の延出部と、駆動板部と、を備える。固定板部は、草刈機に回転不能に固定され、所定の回転軸を中心に広がる略板状の部材である。延出部は、固定板部の外縁部から、外周側に向かって延び出す。駆動板部は、回転軸を中心に回転し、複数の延出部の下側面に沿って広がる少なくとも1つの刃部を有する。刃部は、複数の延出部の先端よりも回転軸側に配置され、かつ、固定板部の外縁部よりも外周側に配置されている部分を有する。
【選択図】
図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
草刈機にて用いられる草刈刃ユニットであって、
前記草刈機に回転不能に固定され、所定の回転軸を中心に広がる略板状の部材である固定板部と、
前記固定板部の外縁部から、外周側に向かって延び出す複数の延出部と、
前記回転軸を中心に回転する駆動板部であって、前記複数の延出部の下側面に沿って広がる少なくとも1つの刃部を有する駆動板部と、
を備え、
前記刃部は、前記複数の延出部の先端よりも前記回転軸側に配置され、かつ、前記固定板部の外縁部よりも外周側に配置されている部分を有する、草刈刃ユニット。
【請求項2】
請求項1に記載の草刈刃ユニットであって、
前記複数の延出部、及び、前記刃部は、外周に向かい上側に傾斜する部分を有する、草刈刃ユニット。
【請求項3】
請求項1又は請求項2に記載の草刈刃ユニットであって、
前記複数の延出部の先端は、下方に向かい湾曲している、草刈刃ユニット。
【請求項4】
請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の草刈刃ユニットであって、
前記複数の延出部と、前記刃部とは近接して配置されており、
前記複数の延出部と、前記刃部と、で挟み込み草を切断可能である、草刈刃ユニット。
【請求項5】
請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載の草刈刃ユニットであって、
前記複数の延出部に、上側に凸となる凸部を有する、草刈刃ユニット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、草刈刃ユニットに関する。
【背景技術】
【0002】
手持ち式の草刈機として、操作用のハンドルとエンジンなどの駆動源を有し、先端部には駆動源によって回転駆動される草刈刃を有するものが用いられている(特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
草刈刃は非常に高速で回転するため、石やコンクリートブロックなどに接触したときに石やコンクリートブロックの破片を弾き飛ばしたり、また草刈刃が欠けたりその破片が飛び跳ねたりする虞があった。
【0005】
本開示の一局面は、安全性を向上した草刈刃ユニットを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様は、草刈機にて用いられる草刈刃ユニットであって、固定板部と、複数の延出部と、駆動板部と、を備える。固定板部は、草刈機に回転不能に固定され、所定の回転軸を中心に広がる略板状の部材である。延出部は、固定板部の外縁部から、外周側に向かって延び出す。駆動板部は、回転軸を中心に回転し、複数の延出部の下側面に沿って広がる少なくとも1つの刃部を有する。刃部は、複数の延出部の先端よりも回転軸側に配置され、かつ、固定板部の外縁部よりも外周側に配置されている部分を有する。
【0007】
このような構成によれば、刃部の先端は、複数の延出部の先端よりも内周側に位置する。よって、刃部の先端が石やコンクリートブロックなどに接触するのを抑制することができる。したがって、より安全に草刈りをすることができる。
【0008】
本開示の一態様では、複数の延出部、及び、刃部は、外周に向かい上側に傾斜する部分を有してもよい。このような構成によれば、使用時に地面に対して略平行となる面積が大きくなるため、刃部の先端が地面に接触するのを抑制することができる。よって、刃部が欠けたりその破片が飛び跳ねたりするのを抑制することができる。
【0009】
本開示の一態様では、複数の延出部の先端は、下方に向かい湾曲していてもよい。このような構成によれば、刃部の先端が露出しないように、刃部の先端を保護することができる。よって、刃部の先端が石やコンクリートブロックなどに接触するのを抑制することができる。
【0010】
本開示の一態様では、複数の延出部と、刃部と、で挟み込み草を切断可能であってもよい。このような構成によれば、鋏のように草を切断することができる。よって、より効果的に草を切断することができる。
【0011】
本開示の一態様では、複数の延出部に、上側に凸となる凸部を有してもよい。このような構成によれば、複数の延出部の強度を高めることができる。よって、複数の延出部が石やコンクリートブロックなどに接触しても、破損するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図1】
図1Aは草刈刃ユニットを草刈機に取り付けた状態を示す側面図であり、
図1Bは草刈刃ユニットを使用方法の一例である。
【
図2】第1実施形態の草刈刃ユニットを示す上面図である。
【
図4】第1実施形態の草刈刃ユニットを示す底面図である。
【
図5】第1実施形態の草刈刃ユニットを示す上面の斜視図である。
【
図6】第1実施形態の草刈刃ユニットを示す底面の斜視図である。
【
図7】第1実施形態の草刈刃ユニットの分解図である。
【
図8】第2実施形態の草刈刃ユニットを示す上面図である。
【
図10】第2実施形態の草刈刃ユニットを示す上面の斜視図である。
【
図11】変形例の草刈刃ユニットを示す断面図である。
【
図12】変形例の草刈刃ユニットを示す底面の斜視図である。
【
図13】変形例の草刈刃ユニットを示す図であって、駆動板部及び固定板部の断面図に、その他の部分の側面図を重ねた図である。
【
図14】変形例の草刈刃ユニットを示す斜視図であって、延出部の先端に球状の部材を備えるときの図である。
【
図15】変形例の草刈刃ユニットを示す上面図であって、固定板部に放射状の穴部を備えるときの図である。
【
図16】変形例の草刈刃ユニットを示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本開示の例示的な実施形態について図面を参照しながら説明する。
[1.第1実施形態]
[1-1.構成]
草刈刃ユニット1は、
図1Aに示すように草刈機3と連結して用いられる。
図2~
図7に示すように、草刈刃ユニット1は、駆動板部11と、固定板部12と、複数の延出部13と、連結部14と、保護板部15と、留め金具16と、を備える。
【0014】
駆動板部11は、回転軸Aを中心に回転する。駆動板部11は、一例として左回りに回転するが、回転する方向はこれに限定されず、右回りに回転してもよい。駆動板部11は、一例として一枚の金属板をプレス加工することにより製造されるが、材料や製造方法は特に限定されない。
【0015】
なお、草刈刃ユニット1の内周側とは回転軸A側の方向を意味し、草刈刃ユニット1の外周側とは回転軸Aから離れる側、すなわち草刈刃ユニット1の中心から外縁側に向かう方向を意味する。
【0016】
また、下方向とは、草刈刃ユニット1を草刈機3に取り付けて使用する状態における下方向であって、地面50側の方向である。上方向とは下方向の反対方向であり、草刈刃ユニット1の回転軸Aに沿う方向のうち、草刈機3の駆動源であるエンジン41や操作に用いる把持部などがある方向である。
【0017】
駆動板部11は、平板部21と、刃部22と、を備える。
平板部21は、略円盤状の形状である。平板部21の中央には貫通孔23が形成されている。貫通孔23には、連結部14がはめ込まれ、連結部14の中央部を駆動軸31が貫通している。
【0018】
刃部22は、平板部21から延び出す板状の部材である。刃部22は、複数の延出部13の下側面に沿って広がる。駆動板部11には3つの刃部22が設けられる。刃部22は、外周側に向かい上方向に傾斜する部分を有する。
【0019】
固定板部12は、草刈機3に回転不能に固定され、回転軸Aを中心に広がる略板状の部材である。固定板部12は、全体として略円盤状の形状である。固定板部12は、草刈機3の台座32に、ボルト33により固定される。
【0020】
複数の延出部13は、固定板部12の外縁部から、外周側に向かって延び出す突起である。対角線上に位置する2つの延出部13は、外周側に広がる扇形の形状である。その他の延出部13は、略矩形の板部材の先端に略半円の形状の板部材が接続している。隣り合う延出部13の間隔は、作業者の指が入らないような間隔に設計されている。具体的には、隣り合う延出部13の間隔は、8mm~12mm程度に設計されている。
図3に示すように、複数の延出部13は、外周側に向かい上方向に傾斜する部分を有する。複数の延出部13の先端は、下方向に向かい湾曲している。一例として、複数の延出部13の先端は、約45度下方向に向かい湾曲している。複数の延出部13と刃部22との間には、若干のクリアランスBが存在する。つまり、複数の延出部13の下面と、刃部22の上面とは、若干のクリアランスBを介して近接している。刃部22は、複数の延出部13の先端よりも回転軸A側に配置され、かつ、固定板部12の外縁部よりも外周側に配置されている部分を有する。
【0021】
連結部14は、駆動軸31と駆動板部11とを連結するための部品である。
保護板部15は、下方向に凸となる略お椀型の形状である。保護板部15は、駆動板部11が地面50に接触しないように駆動板部11を保護する。
【0022】
留め金具16は、保護板部15を駆動軸31に固定するための部材である。留め金具16には、一例としてナットが用いられる。
草刈機3は、
図1A及び
図3に示すように、エンジン41、パイプシャフト43、駆動軸31、パイプシャフト43の内部に配置される図示しない回転軸などを備える。エンジン41はパイプシャフト43の内部の回転軸を回転させる。駆動軸31はその回転力によって回転する。駆動板部11、連結部14及び保護板部15は、留め金具16により挟み込まれて固定され、駆動軸31と一体に回転するようになる。
【0023】
このように草刈刃ユニット1を取り付けた状態でエンジン41を駆動させると駆動軸31が回転し、それに伴い駆動板部11が回転して、雑草などを刈り取ることができるようになる。
【0024】
[1-2.草刈刃ユニットの使用方法]
本実施形態の草刈刃ユニット1は、従来の草刈刃と同様に地面50に対して略水平になるように用いることができ、草などを刈り取ることができる。草刈刃ユニット1は、延出部13と刃部22とが接近しているため、延出部13と延出部13との間に入った草を、延出部13と回転する刃部22とで挟み込み切断し、刈り取ることができる。なお、刃部22は上方向に傾斜しているため、
図1Bに示すように、草刈刃ユニット1を下方向に傾斜させて草などを刈り取ってもよい。この場合、より根元から草などを刈り取ることができる。
【0025】
[1-3.効果]
以上詳述した第1実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1a)刃部22は、複数の延出部13の先端よりも回転軸A側に配置され、かつ、固定板部12の外縁部よりも外周側に配置されている部分を有する。このような構成によれば、刃部22の先端は、複数の延出部13の先端よりも内周側に位置する。よって、刃部22の先端が石やコンクリートブロックなどに接触するのを抑制することができる。したがって、より安全に草刈りをすることができる。
【0026】
(1b)複数の延出部13、及び、刃部22は、外周に向かい上方向に傾斜する部分を有する。ここで、刃部が上方向に傾斜せず地面50に沿った方向に延び出している場合、地面50に刃部の先端が接触することがある。しかし、このような構成によれば、地面50に対して略平行となる面積が大きくなるため、刃部22の先端が地面50に接触するのを抑制することができる。よって、刃部22が欠けたりその破片が飛び跳ねたりするのを抑制することができる。
【0027】
(1c)複数の延出部13の先端は、下方向に向かい湾曲している。このような構成によれば、刃部22の先端が露出しないように、刃部22の先端を保護することができる。よって、刃部22の先端が石やコンクリートブロックなどに接触するのを抑制することができる。
【0028】
(1d)草刈刃ユニット1は、複数の延出部13と刃部22とで挟み込み草を切断可能である。このような構成によれば、刃部22に鋭利な刃がついていなくても、鋏のように草を切断することができる。よって、鋭利な刃を用いなくてもよいため、より安全に草刈りをすることができる。
【0029】
[2.第2実施形態]
[2-1.第1実施形態との相違点]
図8~
図10に本実施形態の草刈刃ユニット101を示す。草刈刃ユニット101は第1の実施形態の草刈刃ユニット1と比較して複数の延出部102の構成が相違するため、その部分のみを説明する。
【0030】
草刈刃ユニット101では、固定板部12の外周側の端部から複数の延出部102の先端にかけて、上側に凸となる凸部103を有する。つまり、複数の延出部102を表側から見たときに、複数の延出部102は中心部にかけて盛り上がっている。一方、複数の延出部102を裏側から見たときに、複数の延出部102は中心部にかけて凹んでいる。固定板部12及び複数の延出部102は、一例として一枚の金属板をプレス加工することにより製造されるが、材料や製造方法は特に限定されない。
【0031】
[2-2.効果]
以上詳述した第2実施形態によれば、第1実施形態の効果に加えて、以下の効果が得られる。
【0032】
(2a)草刈刃ユニット101は、複数の延出部102に、上側に凸となる凸部103を有する。このような構成によれば、複数の延出部102の強度を高めることができる。よって、複数の延出部102が石やコンクリートブロックなどに接触しても、破損するのを抑制することができる。
【0033】
[3.他の実施形態]
以上、本開示の実施形態について説明したが、本開示は、上記実施形態に限定されることなく、種々の形態を採り得ることは言うまでもない。
【0034】
(3a)上記実施形態では、複数の延出部13,102、及び、刃部22は、外周に向かい上方向に傾斜する部分を有していたが、複数の延出部13,102及び刃部22の形状はこれに限定されるものではない。例えば、
図11に示すように、複数の延出部13,102及び刃部22は、傾斜せず、外周側の方向にそのまま延び出していてもよい。また例えば、
図12及び
図13に示すように、複数の延出部13,102及び刃部22は、下方向に傾斜する部分を有していてもよい。
【0035】
(3b)上記実施形態では、複数の延出部13,102の先端は、下方向に向かい湾曲していたが、複数の延出部13,102の先端の形状はこれに限定されるものではない。例えば、複数の延出部13,102は、先端が下方向に向かい湾曲せず、先端は複数の延出部13,102が延び出す方向にそのまま延び出していてもよい。また、
図14及び
図15に示すように、複数の延出部13,102は、先端に球状の部材等を備えていてもよい。これにより、複数の延出部13,102の先端が石やコンクリートブロックなどに接触しても、破損するのを抑制することができる。
【0036】
(3c)上記実施形態では、草刈刃ユニット1,101は、複数の延出部13,102と刃部22とで挟み込み草を切断可能であったが、草を切断する方法はこれに限定されるものではない。例えば、刃部22のみによって草を刈り取る構成であってもよい。
【0037】
(3d)上記実施形態では、刃部22は、平板部21から延び出す板状の部材であったが、刃部22の形状はこれに限定されるものではない。例えば、刃部22は、のこぎり刃形状であってもよい。また、上記実施形態では、3つの刃部22が設けられる構成を例示したが、刃部22の個数はこれに限定されるものではない。例えば、駆動板部11には、2つ以下の刃部22が設けられていてもよいし、4つ以上の刃部22が設けられていてもよい。
【0038】
(3e)上記実施形態では、対角線上に位置する2つの延出部13は、外周側に広がる扇形の形状であり、その他の延出部13は、略矩形の板部材の先端に略半円の形状の板部材が接続している形状である構成を例示したが、延出部13の形状はこれに限定されるものではない。例えば、延出部13は三日月型の形状をしていてもよいし、略三角形の形状をしていてもよい。また、全ての延出部13が同じ形状をしていてもよい。
【0039】
(3f)上記実施形態では、草刈刃ユニット1が、下方向に凸となる略お椀型の形状である保護板部15を備える構成を例示したが、保護板部15の形状はこれに限定されるものではない。例えば、保護板部15は、板状の形状であってもよい。また、草刈刃ユニット1は、保護板部15を備えていなくてもよい。
【0040】
(3g)上記実施形態では、駆動板部11が連結部14を介して駆動軸31に固定される構成を例示したが、駆動板部11の固定方法はこれに限定されるものではない。例えば、駆動板部11は、直に駆動軸31に固定されていてもよい。
【0041】
(3h)固定板部12は、
図14に示すように、複数の穴部61を備えていてもよい。複数の穴部61は、固定板部12の上面と下面とを貫通する穴である。このような構成によれば、固定板部12の軽量化を図ることができる。また、駆動板部11も、複数の穴部62を備えていてもよい。複数の穴部62は、駆動板部11の上面と下面とを貫通する穴である。このような構成によれば、駆動板部11の軽量化を図ることができる。
また、複数の穴部61の形状は円形に限定されるものではない。例えば、
図15に示すように、複数の穴部61は、中心部から外周側に向けて放射状に広がる穴であってもよい。複数の穴部62の形状も円形に限定されるものではない。
【0042】
(3i)草刈刃ユニット1,101の小型化を図るため、
図16に示すように、固定板部12の半径を小さくしてもよい。
(3j)上記実施形態における1つの構成要素が有する機能を複数の構成要素として分散させたり、複数の構成要素が有する機能を1つの構成要素に統合したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加、置換等してもよい。
【符号の説明】
【0043】
1,101…草刈刃ユニット、3…草刈機、11…駆動板部、12…固定板部、13,102…延出部、14…連結部、15…保護板部、16…留め金具、21…平板部、22…刃部、23…貫通孔、31…駆動軸、32…台座、33…ボルト、41…エンジン、43…パイプシャフト、50…地面、61,62…穴部、103…凸部、A…回転軸、B…クリアランス。