(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023038425
(43)【公開日】2023-03-17
(54)【発明の名称】効果的にコロナ感染者数を減らすためのウイルス観測レーダー情報ネットとコロナ殺菌の3システム組み合わせの発明
(51)【国際特許分類】
C12M 1/34 20060101AFI20230310BHJP
C12N 7/04 20060101ALI20230310BHJP
G16H 50/80 20180101ALI20230310BHJP
C12N 7/00 20060101ALN20230310BHJP
【FI】
C12M1/34 D
C12N7/04
G16H50/80
C12N7/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】14
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021145124
(22)【出願日】2021-09-07
(71)【出願人】
【識別番号】501451521
【氏名又は名称】松山 太
(72)【発明者】
【氏名】松山 太
【テーマコード(参考)】
4B029
4B065
5L099
【Fターム(参考)】
4B029AA07
4B029BB13
4B029CC01
4B029CC02
4B029DG04
4B029DG10
4B029FA02
4B029FA10
4B029FA15
4B065AA95X
4B065CA60
5L099AA13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新型コロナウイルスやコロナ変異株による、共有空間からの感染やクラスターを防止するための、インフラ等で利用可能なコロナウイルス観測レーダーとモニタリングのビジネスモデルを提供する。
【解決手段】マスクのウイルスブロック率測定機器とフィルター技術を利用した、空間浮遊コロナウイルス数の計測機器および天井壁面に付着したコロナウイルス数の計測機器、ならびにマスクのウイルスブロック率測定機器を利用したコロナウイルス数計測と数値を自動発信するレーダー機器等を提供する。
【選択図】なし
【特許請求の範囲】
【請求項1】
マスクのウイルスブロック率を求める機械とフィルター技術を利用した、空間浮遊コロナウイルス数の計測機器
【請求項2】
マスクのウイルスブロック率を求める機械とフィルター技術を利用した、天井壁面に付着したコロナウイルス数の計測機器
【請求項3】
共有空間に付着、浮遊するコロナウイルスを測定し、ウイルス感染危険地帯を情報発信するビジネスモデル
【請求項4】
マスクのウイルスブロック率を求める機械を利用したコロナウイルス数計測と数値を自動発信するレーダー機器
【請求項5】
請求項4の蔓延密度情報を解析することにより、将来の感染危険度の予報能力を生かし、種々の公共施設、例えば各種ビル、商店街通路、工場、オフィス、百貨店スーパー、高齢者施設、病院、学校、商店街アーケードや地下通路、交通機関、ターミナル、コンサート会場や劇場、野球サッカー場に訪問危険度(例えば危険度1から5)を数字で示すビジネスモデル
【請求項6】
請求項1の機器を利用して、お天気レーダーのように工場やビルや商店街や地下通路、交通機関、ターミナルに50メートルから1キロ間隔で設置し蔓延ゾーンを特定、情報をネットや携帯電話やテレビで情報提供するコロナ予報ニュースのビジネスモデル
【請求項7】
地域社会と民間の両方で利用可能なコロナ感染源特定のためのコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムとそこから得られる情報のネットワークコミュニケーション、気象庁、厚労省などの官民のための施策立案のための情報使用
【請求項8】
請求項1の機器と情報を使用して、ウイルスを滅菌ならびに感染予防の目的で使用する、上空間用の紫外線C照射装置、オゾンガス発生装置ならびに天井や壁に塗付、貼付して使用する光触媒による地下空間とそれに連絡する通路、商店街のコロナウイルスの殺菌方法
【請求項9】
お天気レーダーのように新型コロナウイルスや、コロナ感染者が今どこに多いかを棒グラフや色の違いをビジュアルで示すことが可能なコロナウイルス感知レーダーによる近未来予測と対処法のためのモニタリングシステム
【請求項10】
ネット情報または会社、病院、学校、工場などの情報としてのコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムと、対処の方法としての複合型コロナウイルスキラーコンビネーション1.紫外線照射装置、2.光触媒、3.オゾンガスの組み合わせによる経済的且つ短期にコロナ感染現象の結果が得られる空間の大気、空気、非接触感染による新型コロナ感染者減少のビジネスモデル
【請求項11】
本発明のコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムにより、見えにくい新型コロナウイルスならびに続々と出現する変異株の感染経路と、予想の難しいピークアウト時期を的確に予想し、種々の対策を策定するための基本ビッグデータ作成のために、短期間の感染爆発の原因となる呼吸器からの感染を特定するための感染予想、予報図
【請求項12】
今回の変異株の特徴を具体的に示す概略(定義)で、次々と蔓延するコロナ変異株に対し、人々の不安と行動をコントロールできるためにコロナの特徴を具体的な数字で表す危険度ガイドライン用いて人々の不安を解消し経済活動を平常に戻すアイデアとそれを使用するビジネスモデル
【請求項13】
本発明のコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムから得られたコロナ蔓延/滞留の観測情報を生かし、個人別ガイドラインの作成のビジネスモデル。(1.家族に感染させない自己管理ができる、例えばコロナは発症の数日前に多くの人々に感染させる、2.病状の自覚症状を知って適切な対応ができる/高熱、味覚、血栓、酸素飽和度、3.回復までの日数がわかる/機関、微熱、後遺症、痣、味覚、4.変異株の特徴がわかる/出現からピークまでの期間、ピークアウト、感染経路、性差、年齢、重症化、症状、気温、湿度、日射量、地域、人口密度、人流、人口構成、経済状況、住宅に定め、官民にかかわらずネット等でリアルタイムに提供し安心の日常生活を取り戻そうという具体的アイデア)
【請求項14】
請求項1から得られた新型コロナウイルス、コロナ変異株の蔓延密度情報を、場所や地域の感染危険ゾーンとしてマップで示すビジネスモデル
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の技術分野は[医学][統計][解析][ビジネスモデル][薬学][建築][工学][疫学][化学][光学][機械][地学]である。
【0002】
本発明の応用技術分野は[政治学][医学][統計][解析][ビジネスモデル][薬学][建築][工学][疫学][化学][光学][機械]である。[細菌ろ過効率試験装置/走査式ナノ粒子粒径分布計測器/光散乱式の高分解能エアロゾルスペクトロメーター/フィルタ捕集効率試験装置/マスク検査装置などの技術]
【0003】
本発明の応用製品化分野アプリケーションは、[化学][統計][交通工学][建築][農業][食品][飲料][試薬][遺伝子工学][工場栽培農業][ゲノム編集][医療機器][分析機器][電器製品][連携ビジネスモデル][解析工学][コンピューターシミュレーション][細菌ろ過効率試験装置/走査式ナノ粒子粒径分布計測器/光散乱式の高分解能エアロゾルスペクトロメーター/フィルタ捕集効率試験装置/マスク検査装置の技術]がある。
【背景技術】
【0004】
本発明は、新型コロナウイルス感染による企業や社会の問題解決を具体的に示すものである。したがって発明の本質はビジネスモデルである。感染源が不明だから打つ手が右往左往する。感染源を明確にし確実に感染者数を減少させる新しい方法である。
【0005】
本発明は、ウイルスの大気、空気感染つまり空間や、ソーシャルプレイスにおける、呼吸からの感染が発明の基本的発見でもある。どこに蔓延しているか、滞留しているかを花粉やCo2や黄砂のように、コロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムの機器を用いて濃度と場所と近未来に状況を数字とエビデンスで示すものである。
【0006】
発明の本質はコロナ感染の感染源を監視カメラのごとく突き止め、その情報をビジュアル化しネットや携帯電話やテレビで配信し、素早く対策を講じて感染者を減らすことにある。故に100%自動計測し通信できる機器が完成するまでは、現存の機械を応用し、マニュアルでカウントしてウイルスマップを作成し利用することも発明の範囲である。
【0007】
現在の日本では、屋外はもちろんオフィス、工場、商業施設のなかでも殆どの人がマスクをし、入り口にはアルコール消毒が配置されている。しかしその効果もなく2021年6月末から8月末の2か月間コロナ感染者数は急増した。本発明はその原因から出発したものである。コロナウイルスのサイズは0.1ナノメートルである。PM2.5の25分の1、黄砂の40分の1と小さく一般のマスクなら簡単にすり抜けてしまう。
【0008】
コロナ変異株が僅か2ヶ月で日本全国に蔓延したことを考えれば、濃厚接触や接触感染はありえない。一気に全土に感染拡大したものは、交通機関と空気感染以外にない。発明者は、今回のコロナ変異株ウイルス(デルタ株)の特徴を見出した。際立つ点は、20から50歳代の感染者が多く、子供の感染がイギリス型の7倍、家庭内感染が60%である。これは何をいみするか?小学生、中学生、高校生の子供の親とは20から50歳の、働き盛り世代であり、通勤者である。何で通勤するか?電車、バス、地下鉄が多いだろう。
【0009】
新型コロナウイルスのルーツは中国武漢であり、発生源はオオコウモリである。これはオオコウモリとヒトのDNAを解析比較したところ94%が一致したとうことで間違いないだろう。オオコウモリの住み家は日光の差さない湿った洞窟である。現代社会ではどこだろう?地下街、地下鉄、地下駐車場、連絡通路、ビル、空気の滞留した日光の差さない場所である。コロナウイルスは強い紫外線を当てると数秒で死滅するが、地下なら数十時間から数十日も生存していたという報告もある。地下はウイルスの好む場所である。
【0010】
本発明は、コロナウイルスが集中的に滞留/蔓延している場所が特定できれば通勤者ができるだけそこを避ければ感染ルート不明の感染者や、家庭内感染(通勤者が菌を持ち込んだから)が減らせると考えた。未だコロナウイルス計測レーダーはない。当然ながらコロナウイルス滞留マップもない。お天気レーダーのようにこれを示すことができれば感染を減らせるばかりではなく請求項に記載した通り社会不安を解消し、経済活動を発展させ、効果的な予算配分と無駄な出費の節約を可能にするものである。
【0011】
2020年初頭より世界中で新型コロナウイルスが蔓延し、諸外国においてはロックダウン、日本においては緊急事態宣言または蔓延防止措置を効果のないまま繰り返し大きな社会ギャップを引き起こし、同時に経済的負担を次世代に残している。これは的確な感染対策が見つからないことが原因である。本発明を使えば、何をどうすれば感染者数を減らせるかを具体的かつ、スピード感をもって実行でき、現存技術の組み合わせで解決でき、可能な予算で実行できる
【0012】
本発明は、新型コロナウイルス共生社会を見据え、地域社会と民間の両方で利用可能なコロナ感染源特定のためのコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムと、大気を中心とした空間からのコロナウイルス感染を防止する、1.紫外線照射装置、2.光触媒、3.オゾンガスの組み合わせによるコロナウイルス感染防止の組み合わせと使用の方法である。
【0013】
新型コロナウイルスの世界的大流行はなぜ起こったのか?それはひとえに新型コロナウイルスの特徴にある。強く早い感染力とされるが、その意味は大気感染である。例えば日本で第5波と名づけている新型コロナ感染者急増は僅か2週間で日本全土を席巻した。もし濃厚接触が大きな感染要因だとすれば北海道から沖縄までそんなに早く46都道府県に蔓延するはずはない。
【0014】
つまり新型コロナウイルスの感染者を減らすことは大気感染を減らすことに他ならない。本発明はこの新型コロナウイルスの感染の特徴に着目して手法を発見されたものである。
【0015】
新型コロナウイルスはブレークスルー感染とも言われ単剤や一つの手法ではブロックや殺菌は難しい。スルリとすり抜けるのである。これに対抗するには合剤か、伝承的健康食品とワクチンの組み合わせが有効であり、大気感染に関して言えば2つ以上の機材や材料の組み合わせが有効である。なぜなら新型コロナウイルスは日光の紫外線の元であれば数分で死滅するが、陽光の遮断された状況下では普通2週間生存し、最大1か月以上の報告もある。要は陽の当らない、空気の澱んだ場所の抗菌対策を急ぐべきである。
【0016】
紫外線照射装置、光触媒、オゾンガスなどを個別に実験し宣伝しコロナウイルス対策商品として販売しているものは上市されている。しかしこれらを組み合わせて、例えば地下鉄のホームやアクセス通路などの大空間でコロナウイルスを滅菌するアイデアは未だ記載がないし実行した自治体もない。
【0017】
今回の第5波の場合、先に多くの感染者が出たのは首都東京圏であった。次に多かったのは大阪中心の近隣県、あと名古屋中心の近隣県である。これは何を意味するか?昼間人口の密集は言うまでもないが、最大の特徴は地下鉄ならびに地下街にある。
【0018】
そもそも新型コロナウイルスのルーツは中国武漢省の動物市場であり、発生源や感染源はオオコウモリとされている。それはかなり正確であろう。なぜなら一説によればヒトに感染した新型コロナウイルスと武漢のオオコウモリのコロナウイルスのDNAは94%が一致したとされるからである。つまり、コロナウイルスの住み家はオオコウモリの住み家と同じ、暗くて湿度の多い洞穴なのである。コロナウイルスにとって空気が淀んで日光のささない場所こそ最適な場所こそ快適マンションなのである。
【0019】
ではそんな場所は今の日本ならどこだろう?首都圏、大阪、名古屋の地下街、地下鉄、そこに連なる通路、商店街、デパートの食料品売り場、ということになる。ここが大気感染のルーツである。
【0020】
本発明のコロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステムはこれを明確に映像で示し的確な対策が打てることに価値がある。例えば大きな高齢者施設でクラスターが発生した、大きな工場で感染者が急増した場合、如何なる方法が最も早く、有効で、コストパーフォーマンスが良いかをエビデンスをもって示せるものはない。
【0021】
本発明の、[コロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステム]と、三位一体型コロナウイルスキラーチーム[1.紫外線照射装置、2.光触媒、3.オゾンガス]があれば的確に発生源を特定し必要な処方がすぐ実行できて数週間で感染者数を減らすことが可能である。
【0022】
また日本で毎日発表される都道府県別感染者数マップを見ても、大気感染以外は考えられない。昨年は政府自ら三密などと言って濃厚接触の危険性を広報していたが今は一言も言わなくなった。なぜかその訂正も未だ何もない。三密はどこへ行ったのだろう。大量の感染は大気以外考えられない。2週間で全国に拡大した事実はそれ以外説明できない。
【0023】
新型コロナウイルスの感染の主たる原因は大気による感染である。その中でもオオコウモリの快適マンションに似た、地下空間はコロナウイルスのたまり場でありそこではコロナウイルスの生存期間は陽の当たる場所に比べ10倍以上である。地下空間に住み着いたコロナウイルスが電車や人を介して広がっているのである。
【0024】
そのエビデンスは首都東京の感染者マップをみれば一目瞭然である。地下鉄ネットワークの蜘蛛の巣の中、つまり地下鉄の駅や通路や地下街がある地域と、地下に地上を走る電車が乗り入れている沿線区は一様に感染者数が多い。これは大阪隣接県や名古屋隣接県も同じである。
【0025】
コロナ第5波の感染者は20歳、30歳、40歳代が多い。また子供の感染も第2波、第3波の7倍である。これは何を意味するか?20~40歳代と言えば働き盛りであり、幼稚園、小学校、中学校、高等学校生徒の親たちである。働き盛りの年代ならば当然出かけることが多い、電車バス、地下鉄も利用する。通勤するためには地下道も歩くし働く場所は冷房の効いたビルの中の可能性も高い。
【0026】
つまり子供たちの親が外からコロナウイルスを持ち込んでいるのである。家庭内はもちろん密閉空間になる。冷房の必要な夏場なら余計に締め切っている。これもコロナ感染が大気感染の証拠の一つである。
【0027】
最も効果的な感染対策はロックダウンか、交通インフラをストップさせてしまうことである。しかし経済や商売人の生計を考えればそれは難しい。本発明はロックダインを最低限度に留め、次のコロナ変異株が出現しても社会インフラで感染を防ぐものである。
本発明は、世界中でパンデミックとして流行している新型コロナと変異ウイルス感染症を抑え込む具体的な発明であり、先進国ならず発展途上国にも有効なものである。特許は広く世の中の産業発展のためにある。これが特許として認定されれば事業化してくれる会社は多くでてくる。製品化も早まるであろう。
【0028】
従来のコロナウイルス感染予防といえば、緊急事態宣言の繰り返し、蔓延防止宣言など数字から見れば全く何の効果もない方法しかなかった。無策にもそれを繰り返したに過ぎない。何一つ感染防止の具体策は出てこなかった。
【0029】
コロナ対策の切り札と言えば[ワクチン]がある。しかしこれは十分に行き渡っていないばかりか、摂取後の副反応も定かではない。ここでいう副反応とは毒バチ刺されて回復しても二度目に刺されれば急死したり、デング熱ワクチンのように数年後に再び蚊に刺されデングウイルス感染した場合一気に症状が進み重症化するなどという副反応である。
【0030】
従って現在コロナウイルス感染の絶対的とまでもいかなくても確実な切り札は存在しないのである。ワクチン接種した人の中にもコロナ感染で亡くなる人も出ている。またコロナ変異株はブレークスルー感染といってワクチン摂取後にもコロナ感染者が発生している。つまりワクチン摂取は有効ではあるものの感染しないことが最も重要であり、コロナウイルスが無くなることこそ最善の方法なのである。
【0031】
ちなみに本発明の出願日の前日時点では、日本の感染者数は147万人死亡者数は1万6千人である。世界全体では感染者数は2億1700万人死亡者数は451万人である。
【0032】
また現在は北半球ではインド変異株[デルタ株]が90%とされているが、南半球からはラムダ株が報告され、東京ではデルタ株の変異株[N501S]も出現した。社会インフラでコロナウイルスそのものを減らすことが喫緊の課題である。
【図面の簡単な説明】
【0033】
【
図2】お天気レーダーのような[コロナ変異株レーダー]イメージ図である。
【
図3】次々と出現する現在までのコロナ変異株一覧である。
【
図4】マスクのウイルスブロック率測定機器のサンプル写真/コロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステム機器の参考サンプルその1/走査式ナノ粒子粒径分布計測器/サブミクロン領域の粒子をトータル192チャンネルの高分解能で連続的に計測する自動連続粒径分計測装置の一例である。
【
図5】マスクのウイルスブロック率測定機器サンプル写真/コロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステム機器の参考サンプルその2/簡易操作でフィルタの粒子捕集効率を迅速且つ正確に計測できます。/1 分間に5 枚のフィルタメディアの判定が可能な装置の一例である。
【
図6】紫外線照射装置の参考サンプル/大気を中心とした空間からのコロナウイルス感染を防止する抗ウイルス・除菌用紫外線照射装置 エアロゾルモデル/東京都千代田区U電機のものである。
【
図7】光触媒の参考サンプル/光触媒は、光(紫外線)が当たることによって、「防汚」「消臭」「抗菌」の効果を発揮する物質/広島県福山市株式会社Eのものである。
【
図9】オゾンガス発生装置の参考サンプル/オゾン発生装置/大阪府東大阪市株式会社TTのものである。
【
図10】オゾン噴霧の実施場所と設置のイメージ参考写真/ターミナルなどに殺菌力あるオゾンガスやオゾン噴射場所の一例である。
【
図11】光触媒を塗布する実施場所とイメージ参考写真/安全で長持ちするコロナ殺菌酸化チタンを天井や壁にスプレーで吹付け塗布する場所の一例である。
【
図12】発明の実施場所とイメージ参考写真/地下はコロナウイルスの温床である/天井や壁に酸化チタンをコーティング、天井に向けて紫外線Cを照射し、無害で殺菌力あるオゾンガスを天井空間から噴霧場所の一例である。
【
図13】発明の実施場所とイメージ参考写真/空気大気感染最大危険場所である、[地下]、[地下鉄プラットフォーム]、[地下通路]、[地下階段]、[地下商店街]、[地下鉄のりば連絡道]、[地下駐車場]などへ、三位一体型コロナウイルスキラーセット[紫外線照射装置と光触媒とオゾンガス]組み合わせてを施工する場所の一例である。
【
図14】監視カメラのようなコロナウイルス感知器のイメージ写真である。
【
図15】自動感知、自動ウイルス数カウント、自動で情報通信するシステムのイメージ図である。
【
図16】水位観測カメラや、お天気レーダーのように[コロナ防菌カメラの開発]と[コロナ蔓延レーダー情報の開発]イメージ図である。
【
図17】東京都のコロナ感染マップ/コロナ感染者は、地下鉄と地下に乗り入れている電車の沿線区に多い実例である。
【
図18】東京都の年代別感染者数/働き盛りの感染者が多い イコール 行動イコール 通勤、つまり子供を持つ親世代、つまり子供の感染者数急増となり、通勤場所のコロナウイルの実態をまず知ることがコロナ感染者低減のポイントである参考証拠の一例である。
【
図19】効果の薄い[緊急事態宣言延長]人流は減っても感染者数の減少にはつながらなかったというイメージ写真である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0034】
【特許文献1】特許第2008-505114号公報(段落番号0001~0161、
図1~8)
【特許文献2】特許第2005-237689号公報(段落番号0001~0092、
図1)
【特許文献3】特許第2007-523594号公報(段落番号0001~0256、
図1~5)
【特許文献4】特許第2007-504440号公報(段落番号0001~0084、
図1~3)
【特許文献5】特許第2007-505163号公報(段落番号0001~0046、
図0)
【特許文献6】特許第2007-523629号公報(段落番号0001~0127、
図1~10)
【非特許文献】
【0035】
【非特許文献1】ホームページ/Care222搭載 抗ウイルス除菌用紫外線照射装置エアロゾルモデル、発信元/ウシオ電機株式会社
【非特許文献2】ホームページ/光触媒から世界を変えていく(塗布滅菌材/エコート)、発信元/株式会社エコート
【非特許文献3】ホームページ/業務用産業用オゾン発生装置、発信元/株式会社共生エアテクノ
【非特許文献4】ホームページ/抗菌オゾンガス発生装置、紫外線発光装置、発信元/株式会社タムラテコ
【非特許文献5】ホームページ/ウイルスの個数って数えられる?、発信元/神奈川県衛生研究所
【非特許文献6】ホームページ/フィルタ補修効率試験装置、発信元/東京大レック株式会社
【非特許文献7】ホームページ/花粉、黄砂、PM2、ウイルスの大きさを比較、発信元/田中内科クリニック
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0036】
本発明が解決使用する課題は、コロナウイルス感染者を減らすことである。そのためにはコロナウイルスそのものを減らすこととコロナウイルのある場所に近づかないことが重要である。現在世界の対応策や施策はロックダウンか緊急事態宣言の繰り返し以外には報告ない。治療薬もなくワクチン頼みとは言ってもワクチン接種も簡単ではなく、そのワクチンも感染予防に万全でもない。1.ウイルスを減らす、2.ウイルスに近づかないことは容易ではないが一人一人の身の回りなら可能である。地下街にウイルスが蔓延しているとネットやテレビでリアルタイムの映像で分かれば近づくヒトは何も言わなくても減るであろう。今までそれがなかったからパンデミックは収まらなかった。
【課題を解決するための手段】
【0037】
人の集まりやすい場所、各種公共施設、例えば各種ビル、商店街通路、工場、百貨店スーパー、高齢者施設、病院、学校、商店街アーケードや地下鉄、地下通路、交通機関、ターミナル、コンサート会場や劇場、野球サッカー場などに監視カメラならぬ監視センサー[コロナウイルス観測レーダーのモニタリングシステム]を全国に設置する。これは公共、民間を問わずできる限り多く設置し、どこにコロナウイルスが蔓延しているかがリアルタイムで知らせる。同時に地下街を中心として人流の集まりやすい場所、人が密になりやすく換気が難しい場所にはモニターと三位一体型コロナウイルスキラーチーム[1.紫外線照射装置、2.光触媒、3.オゾンガス]を処方ならびに設置する。
【発明の効果】
【0038】
請求項1~12に記載されている発明は、官民問わず有効に効果的にコロナ感染者数を減少させる新しい方法である。今までバラバラで開発されてきた抗菌機器も組み合わせれば大きな成果が得られる。少ない予算で効果的にコロナ感染者数を減らす施策や、方策が打てる。同時に日本発の発明として先進国、発展途上国にもシステムとして輸出可能である。
【発明を実施するための形態】
【0039】
全自動が望ましいが、コロナ禍対策は喫緊の課題であり早期の解決が優先される。従ってコロナウイルスのカウント[各地点での蔓延状態]は、自動化機器が完成するまでは検体を検査場所へ持ち帰り素早く情報発信することが望ましい。
【符号の説明】
【0040】
なし
【手続補正書】
【提出日】2022-01-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
WHOの基準を満たしながら、或いは基準の変遷に合わせながら、従来の接触・非接触・飛沫感染の考え方ではなく、コロナ変異株は大気中に浮遊し、密封空間かつ共有空間からの感染が大半であるという発見と考えに基づき、オミクロン株など新たに出現するコロナ変異株の感染ならびにクラスターを防止するため共有空間におけるウイルス感染対策のための換気設備、オフィス、家庭、民間工場や地下鉄、航空機、バス、電車などの移動機関、ならびに安全の確認された個人、社会インフラ等で利用可能な、光触媒(酸化チタン)の塗布、紫外線照射装置、オゾンガスの発生装置などの殺菌、抗菌効果をもつインフラ、機械、設備を一つまたは複数を用いて大気中に浮遊するコロナウイルスの滅菌、ならびにコロナウイルス観測レーダーと、そこから得られたモニタリングシステム情報や換気と殺菌の設備と技術の組み合わせによる変異株の滅菌/殺菌と感染防止のための設備、機器ならびに安全安心を売り物にした商業などのビジネスモデル
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項2
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項2】
WHOの基準を満たしながら、或いは基準の変遷に合わせながら公共や共有の空間、地域、商業地、移動方法ならびに家庭や公共施設やへの安全性と安心を担保できるものは未だ記載がない。本発明は見えないウイルスを可視化し感染対策に生かすことにある。これまでの技術ノウハウを組み合わせたコロナウイルス監視もしくは観測レーダー機器である。その技術とは、細菌ろ過効率試験装置/走査式ナノ粒子粒径分布計測器/光散乱式の高分解能エアロゾルスペクトロメーター/フィルタ捕集効率試験装置/マスク検査装置などの技術
【手続補正書】
【提出日】2022-01-01
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0001
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0001】
本発明は、新型コロナウイルス感染による企業や社会の問題解決を具体的に技術とモノで示すものである。2021年9月以前は「3密」がコロナ感染拡大防止のキーワードであった。「人流抑制」「ワクチン接種」「飲食店の時短」「フェスや運動競技の無観客」などが政府の施策として繰り返された。しかし2021年8月のデルタ株感染拡大の第5波とその後の急激な収束に関しては理論や施策は全く整合性を持たなかったばかりか政府のコロナ感染対策の分科会においても未だ言葉を濁している。それは単に変異株の特徴を掴めていないことによる変異株の定義づけができていないことに尽きる。
本発明は新型コロナウイルスの第2波、第3波、第4波とデルタ変異株やその後の変異株とは感染経路や、感染させる宿生が大きく異なることに着目したものである。特に本発明は変異株の定義づけに関し以下の点に着目した。
1. 変異株は地域亜種と呼ばれる狭い地域によって感染拡大する株が存在する。日本よりもワクチンの2回接種が進んだイスラエル、欧米各国、シンガポール、お隣の韓国でもオミクロン株を待たずして変異株の感染が拡大した。これは正確には、各地域の地域亜種はそれぞれがベツモノでありワクチンで得られた抗体が効かなかったことを意味する。
2. 変異株は感染寿命と考えられる感染のピークとピークアウト時期がありそれは宿生の数と範囲によって変化する。一般的な個体におけるウイルスの寿命はおおよそ4週間前後であり獲得免疫・抗体・ワクチンによって排除され、抗体が記憶されタンパク質として次なる感染に備える。しかし新たな宿生に移ったウイルスはそこで拡大し、更なる宿生を探し寿命を延ばそうとする。それが感染拡大である。これがヨーロッパや米国で感染拡大した原因である。
3. 変異株はいわば前回を学習した株である。従って以前感染拡大し収束した様々な感染経路、宿生の抗体やDNA、生活習慣、気温、湿度、日照時間と紫外線量などの気候とは異質の条件を備えて新たな環境で生き延びようとするものと考えられる。しかし起源は武漢で発生した動物由来のウイルス(オオコウモリ)という点では同じである。
4. 少なくともデルタ変異株とオミクロン株の感染経路は空気感染が主である。口からのウイルス感染は手からの約40倍とされている。いわんや人が1日に吸い込む空気のトータル量は500mlのペットボトル約3万本分重量に換算すると約18kgにもなりウイルスが感染寿命を延ばそうとなれば呼吸器感染つまり空気感染に適した株が選ばれたのも自明であろう。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0002】
本発明は人々の日常生活に安心と安全を具体的に提供するものである。
WHOの基準を満たし、或いは基準の変遷に合わせながら、従来の「3密」(接触・非接触・飛沫感染)のみならず、コロナ変異株は大気中に浮遊し、密封空間かつ共有空間からの感染であるという発見との考えに基づき、オミクロン株など新たに出現するコロナ変異株の感染ならびにクラスターを防止するため共有空間におけるウイルス感染対策のために航空機並みの換気設備や、オフィス、家庭、民間工場や地下鉄、バス、電車などの移動機関などの個人と社会のインフラに対し、安全の確認された光触媒(酸化チタン)の塗布、紫外線照射装置、オゾンガスの発生装置などの殺菌、抗菌効果をもつインフラ、機械、設備を一つまたは複数を用いて、大気中に浮遊するコロナウイルスの滅菌、ならびにコロナウイルス観測レーダーと、そこから得られたモニタリングシステム情報や換気と殺菌の設備と技術の組み合わせによる変異株の滅菌/殺菌と感染防止のための設備、機器ならびに安全安心を売り物にできる商業や飲食や輸送の具体的方法を提案するものである。