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  • 特開-シート貼付装置およびシート貼付方法 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023039258
(43)【公開日】2023-03-20
(54)【発明の名称】シート貼付装置およびシート貼付方法
(51)【国際特許分類】
   B65C 9/26 20060101AFI20230313BHJP
   B65C 9/08 20060101ALN20230313BHJP
【FI】
B65C9/26
B65C9/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021146334
(22)【出願日】2021-09-08
(71)【出願人】
【識別番号】000102980
【氏名又は名称】リンテック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000637
【氏名又は名称】弁理士法人樹之下知的財産事務所
(72)【発明者】
【氏名】牧野 文男
【テーマコード(参考)】
3E095
【Fターム(参考)】
3E095BA03
3E095CA01
3E095DA03
3E095DA22
3E095DA40
3E095DA42
3E095DA43
3E095DA48
3E095DA62
3E095DA76
3E095FA30
(57)【要約】
【課題】支持手段や押圧手段の設計に自由度が無くなることを抑制することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供する。
【解決手段】シート貼付装置EAは、接着シートASを繰り出す繰出手段10と、繰出手段10で繰り出された接着シートASを、当該接着シートASの面内で所定の間隙CLを空けて支持する支持手段20と、支持手段20で支持された接着シートASを、間隙CLを通過させて被着体WKに押圧して貼付する押圧手段30とを備えている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
接着シートを繰り出す繰出手段と、
前記繰出手段で繰り出された前記接着シートを、当該接着シートの面内で所定の間隙を空けて支持する支持手段と、
前記支持手段で支持された前記接着シートを、前記間隙を通過させて被着体に押圧して貼付する押圧手段とを備えていることを特徴とするシート貼付装置。
【請求項2】
前記押圧手段は、前記接着シートを押圧して前記間隙を通過させる押圧部材を備え、当該押圧部材は、前記接着シートにおける前記支持手段で支持されていた支持領域を前記被着体に押圧することを特徴とする請求項1に記載のシート貼付装置。
【請求項3】
接着シートを繰り出す繰出工程と、
前記繰出工程で繰り出された前記接着シートを、当該接着シートの面内で所定の間隙を空けて支持する支持工程と、
前記支持工程で支持された前記接着シートを、前記間隙を通過させて被着体に押圧して貼付する押圧工程とを実施することを特徴とするシート貼付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、シート貼付装置およびシート貼付方法に関する。
【背景技術】
【0002】
繰出手段で繰り出された接着シートを被着体に押圧して貼付するシート貼付装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-50034号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されたシート貼付装置10(シート貼付装置)では、接着シートAS(接着シート)を保持する保持面43(支持手段)と、接着シートを被着体WK(被着体)に押圧する保持プレート42(押圧手段)との両方が、押圧手段に集約される構成となっているため、支持手段や押圧手段の設計に自由度が無くなるという不都合がある。
【0005】
本発明の目的は、支持手段や押圧手段の設計に自由度が無くなることを抑制することができるシート貼付装置およびシート貼付方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、所定の間隙を空けて接着シートを支持手段で支持し、当該接着シートを押圧手段で間隙を通過させて被着体に貼付するので、支持手段と押圧手段との両方が押圧手段に集約されることがなく、支持手段や押圧手段の設計に自由度が無くなることを抑制することができる。
また、接着シートを押圧して間隙を通過させる押圧部材が、接着シートにおける支持領域を被着体に押圧する構成とすれば、被着体に対する接着シートの押圧力不足を解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の一実施形態に係るシート貼付装置の説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、本発明の一実施形態を図1に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1(A)の手前方向から観た場合を基準とし、方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸の矢印方向で「後」がその逆方向とする。
【0010】
シート貼付装置EAは、接着シートASを繰り出す繰出工程を実施する繰出手段10と、繰出手段10で繰り出された接着シートASを、当該接着シートASの面内で所定の間隙CLを空けて支持する支持工程を実施する支持手段20と、支持手段20で支持された接着シートASを、間隙CLを通過させて被着体WKに押圧して貼付する押圧工程を実施する押圧手段30とを備え、被着体WKを搬送する搬送手段40の近傍に配置されている。
【0011】
繰出手段10は、剥離シートRLの一方の面に接着シートASが仮着された原反RSを支持する支持ローラ11と、原反RSを案内するガイドローラ12と、剥離縁13Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シートASを剥離する剥離手段としての剥離板13と、駆動機器としての回動モータ14Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ14Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ14と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EAの自動運転が行われている間、ピンチローラ14Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ15とを備えている。
【0012】
支持手段20は、繰出手段10の剥離板13の右方に配置された一対のL型のブラケット21を備えている。
各ブラケット21には、一方のブラケット21から他方のブラケット21方向に延びるシート支持部21Aが設けられ、これらシート支持部21Aの間が間隙CLとされ、両シート支持部21Aの上面で繰出手段10から繰り出されてきた接着シートASを支持するようになっている。
【0013】
押圧手段30は、駆動機器としての直動モータ31の出力軸31Aに支持された駆動機器としてのリニアモータ32と、リニアモータ32の2体のスライダ32Aそれぞれに支持され、接着シートASを押圧して間隙CLを通過させる押圧部材33とを備えている。
本実施形態では、押圧部材33は、接着シートASにおける支持手段20で支持されていた支持領域AS1を被着体WKに押圧する構成となっている。
【0014】
搬送手段40は、被着体WKを搬送するベルトコンベアやローラコンベア等のコンベア41を備えている。
【0015】
以上のシート貼付装置EAの動作を説明する。
先ず、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EAに対し、当該シート貼付装置EAの使用者(以下、単に「使用者」という)が同図のように原反RSをセットした後、図示しない操作パネルやパーソナルコンピュータ等の操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、繰出手段10が回動モータ14Aを駆動し、原反RSを繰り出し、図1(A)に示すように、先頭の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板13の剥離縁13A近傍の所定位置に到達すると、回動モータ14Aの駆動を停止する。
【0016】
次いで、搬送手段40がコンベア41を駆動し、被着体WKを右方に搬送し、図1(A)に示すように、被着体WKが押圧部材33の下方の所定位置に到達すると、コンベア41の駆動を停止する。その後、繰出手段10が回動モータ14Aを駆動し、先頭の接着シートASに次ぐ次の接着シートASの繰出方向先端部が剥離板13の剥離縁13A近傍の所定位置に到達すると、回動モータ14Aの駆動を停止する。これにより、先頭の接着シートASは、剥離シートRLから剥離され、図1(A)中二点鎖線および図1(B)に示すように、前後両端部が支持領域AS1となってシート支持部21Aで支持される。次に、押圧手段30が直動モータ31を駆動し、押圧部材33を下降させ、図1(A)、(B)中二点鎖線で示すように、接着シートASを押圧して間隙CLを通過させ、当該接着シートASを被着体WKに押圧して貼付する。そして、押圧手段30がリニアモータ32を駆動し、図1(C)に示すように、押圧部材33を前後に移動させ、当該押圧部材33で支持領域AS1を被着体WKに押圧する。次いで、押圧手段30が直動モータ31およびリニアモータ32を駆動し、押圧部材33を初期位置に復帰させる。その後、搬送手段40がコンベア41を駆動し、次工程に向けて被着体WKを右方に搬送し、以降上記同様の動作が繰り返される。
【0017】
以上のような実施形態によれば、所定の間隙CLを空けて接着シートASを支持手段20で支持し、当該接着シートASを押圧手段30で間隙CLを通過させて被着体WKに貼付するので、支持手段20と押圧手段30との両方が当該押圧手段に集約されることがなく、支持手段20や押圧手段30の設計に自由度が無くなることを抑制することができる。
【0018】
以上のように、本発明を実施するための最良の構成、方法等は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、形状、材質、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。また、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれる。
【0019】
例えば、繰出手段10は、剥離シートRLに仮着された帯状の接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シートASとされた原反を繰り出してもよいし、帯状の接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断刃等の切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シートASとしてもよいし、支持ローラ11やガイドローラ12等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだり、無造作に集積したりして剥離シートRLを回収する回収手段を採用してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよい。
【0020】
支持手段20は、シート支持部21Aにフッ素樹脂コーティングやシリコンコーティング等の不接着処理が施されていてもよいし、シート支持部21Aにローラやボール等の回転部材を設けてもよいし、L型でなく内側開放のU型のブラケットが採用されてもよいし、上下方向に延びる立設部のない平坦な形状のブラケットが採用されてもよいし、上方から見下ろした平面視で間隙CLが円形、楕円形、三角形や五角形等の多角形等、どのような形状とされてもよいし、押圧手段30の押圧力で接着シートASが支持手段20から外れる範囲において、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によってシート支持部21Aで接着シートASを吸着保持したり、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段で接着シートASを把持したりしてもよいし、シート支持部21Aの内縁の形状が直線でもよいし曲線でもよい。
支持手段20は、接着シートASの繰出方向先端部および繰出方向後端部を支持するように、ブラケット21が左右に並んで配置されてもよく、この場合、接着シートASの繰出方向後端部を支持する左方のブラケット21を立設部のない平坦な形状としてもよい。
ブラケット21は、2体でなく1体だけでもよいし、3体以上あってもよいし、接着シートASの面内で所定の間隙CLを空けて当該接着シートASを支持することができればどのような形状でもよく、例えば、一対のブラケット21の上端部を接続する上面部を有し、当該上面部に押圧部材33が挿入される挿入口が設けられた箱型形状としてもよいし、一対のブラケット21のシート支持部21Aが相互に接続され、当該シート支持部21Aの中央部または外縁部に間隙CLが形成された形状としてもよいし、接着シートASを落下させずに支持することができる大きさのシート支持部21Aを有し、当該シート支持部21Aの中央部または外縁部に間隙CLが形成された形状としてもよい。
【0021】
押圧手段30は、リニアモータ32に代えてまたは併用して、リニアモータや直動モータの駆動機器で押圧部材33を左右または前後左右に移動させて相互に離間させ、接着シートASの支持領域AS1を被着体WKに押圧してもよいし、支持手段20で支持された接着シートASに大気やガス等の気体を吹き付けることで、間隙CLを通過させた接着シートASを被着体WKに押圧して貼付してもよいし、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって、押圧部材33の下面で接着シートASを吸着保持可能としてもよいし、押圧部材33が1体だけでもよいし、押圧部材33が3体以上あってもよいし、ローラによって接着シートASを被着体WKに押圧する押圧部材33を採用してもよいし、支持領域AS1を被着体WKに押圧しなくてもよい。
【0022】
搬送手段40は、コンベア41に代えてまたは併用して、多関節ロボット等の駆動機器で被着体WKを搬送してもよいし、本発明のシート貼付装置EAに備わっていてもよいし、備わっていなくてもよく、備わっていない場合、他の装置で被着体WKを搬送してもよい。
【0023】
シート貼付装置EAは、接着シートASを被着体WKの底面や側面に貼付する構成でもよく、この場合、シート貼付装置EAを搬送手段40の下方や側方に配置し、繰出手段10が接着シートASの接着面を上方や前後左右方向に向けて当該接着シートASを繰り出し、支持手段20が接着シートASを当該接着シートASの面内で所定の間隙CLを空けて支持し、押圧手段30が接着シートASの下方や側方から押圧部材33を進退させて当該接着シートASを被着体WKの底面や側面に貼付するようにすればよい。
シート貼付装置EAは、接着シートASに印刷を施すインクジェットプリンタやレーザプリンタ等の印刷手段を備え、剥離シートRLから接着シートASを剥離する前に当該接着シートASに印刷を施してもよいし、接着シートASを被着体WKに貼付した後に当該接着シートASに印刷を施してもよい。
【0024】
接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シートASおよび被着体WKは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、接着シートASは、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シートASが採用された場合は、当該接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプ等の加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、さらには、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
【0025】
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、繰出手段は、接着シートを繰出可能なものあればどのようなものでもよく、出願当初の技術常識に照らし合わせてその技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
【0026】
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダおよびロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ブラシ状部材の他、大気やガス等の気体の吹き付けによるものを採用してもよいし、押圧するものをゴム、樹脂、スポンジ等の変形可能な部材で構成してもよいし、金属や樹脂等の変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
【符号の説明】
【0027】
EA…シート貼付装置
10…繰出手段
20…支持手段
30…押圧手段
33…押圧部材
AS…接着シート
AS1…支持領域
CL…間隙
WK…被着体
図1