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▶ 木村 哲司の特許一覧

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  • 特開-ジッパー式パーティション 図1
  • 特開-ジッパー式パーティション 図2
  • 特開-ジッパー式パーティション 図3
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  • 特開-ジッパー式パーティション 図5
  • 特開-ジッパー式パーティション 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023039849
(43)【公開日】2023-03-22
(54)【発明の名称】ジッパー式パーティション
(51)【国際特許分類】
   A45C 13/02 20060101AFI20230314BHJP
【FI】
A45C13/02 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021147173
(22)【出願日】2021-09-09
(71)【出願人】
【識別番号】721006792
【氏名又は名称】木村 哲司
(72)【発明者】
【氏名】木村 哲司
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045CE07
3B045KA04
3B045KB02
(57)【要約】
【課題】大きめのバッグに荷物を収納すると、内部の収納物がバラバラになり、内部に収納した荷物が見つけにくく、また、取り出しにくくなるため、これを解決するジッパー式パーティションを提供する。

【解決手段】バッグ内部にジッパー式パーティションを設けることにより、バッグ内部の収納物がバラバラになるのを防ぎ、収納物が取り出しやすくなる。
また、ジッパー式にすることによって、パーティションを取り外したり、付け替えたりすることができるため、大きな荷物も収納可能となる。

【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジッパー(ファスナーとも呼ばれる)にて取外し、または、付け替えが可能なパーティション
【請求項2】
バッグ内部を垂直に分割する取り外し可能なジッパー式パーティション
【請求項3】
バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティション
【請求項4】
バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションを2つ組合せることにより、バッグ内部を3つに分割することを可能としたパーティション
【請求項5】
バッグ内部を上下に分割する取り外し可能なジッパー式パーティション
【請求項6】
バッグ内部を上下に分割する付け替え可能なジッパー式パーティション
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ジッパー式パーティションに関するものである。
【背景技術】
【0002】
バッグは多くの人にとって、外出時に欠かせないものである。
【0003】
バッグの容量は大きい方が、多くのものを収納することが可能であり、かつ、利用者にとって便利である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかし、バッグの容量が大きいと、中に収納したものがバラバラになり、収納したものが見つけにくく、取り出しにくいという欠点がある。
【0005】
この欠点を補うため、バッグ内部にパーティションを設けているものも存在するが、パーティションがバッグに固定されていると、大きな荷物の収納を妨げることとなる。
【0006】
バッグ内部にマジックテープ(登録商標)式のパーティションを設けているものも存在するが、何度も付け替えることによって強度が低下することと、特に、バッグ内部を上下に分化することは強度の問題からも不向きである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の第1の観点は、バッグ内部のパーティションをジッパー式にすることである。
【0008】
本発明の第2観点は、ジッパー式のパーティションにすることによって、
パーティションの取り外し、または、付け替えを可能にし、かつ、容易にすることである。
【発明の効果】
【0009】
本発明のジッパー式パーティションによって、バッグの中身がバラバラになることを防ぐことができる。
【0010】
本発明のジッパー式パーティションによって、収納した荷物が見つけやすく、かつ、取り出しやすくなる。
【0011】
本発明のジッパー式パーティションを付け替え可能にすることによって、パーティションの紛失を防ぐことが可能となる。
【0012】
本発明のジッパー式パーティションを付け替え可能にすることによって、パーティションの一部をバッグ内部に縫い付けるため、ジッパーの開閉頻度を下げることによる耐久性の向上と、パーティション自体の強度強化が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】バッグ内部を垂直に分割する取り外し可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
【0014】
図2】バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
【0015】
図3】バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションを2つ組合せることにより、バッグ内部を3つに分割することを可能としたパーティションの斜視図である。
【0016】
図4】バッグ内部を上下に分割する取り外し可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
【0017】
図5】バッグ内部を上下に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
【0018】
図6】バッグ内部を上下に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションと、バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティション2つを組合せることにより、バッグ内部を4つのエリアに分割するパーティションの斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、図を参照して本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明の実施の形態は、以下の記載に限定されるものではない。
【実施例0020】
図1は、バッグ内部を垂直に分割する取り外し可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
スライダー2を矢印Aの方向に箱3までスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除する。
同様に、スライダー2Aを矢印A2の方向に箱3Aまでスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除することで、パーティション2をバッグから取り外す。
【0021】
図2は、バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションの斜視図である
スライダー2を矢印Aの方向に箱3までスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除し、その後、パーティションを矢印Cの方向(バッグ奥)に移動させ、箱4からバッグ奥のジッパーに結合させて矢印Cの方向にスライドさせて、パーティションをバッグ奥に固定する。
【0022】
図3は、バッグ内部を垂直に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションを2つ組合せることにより、バッグ内部を3つに分割することを可能としたパーティションの斜視図である。
スライダー3を矢印Dの方向に箱5までスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除し、その後、パーティションを矢印Eの方向(バッグ手前)に移動させ、箱6からバッグ手前のジッパーに結合させて矢印Fの方向にスライドさせて、パーティションをバッグ手前に固定する。
ただし、パーティション3をバッグ内部にジッパーで結合している状態では、バッグ奥にパーティションを固定することができないため、スライダー3を矢印Dの方向に箱5までスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除した状態で、バッグ奥にパーティションを固定する。
【0023】
図4は、バッグ内部を上下に分割する取り外し可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
パーティション1用テープは、ジッパー式のパーティション1をバッグに固定するためにバッグ内部に縫い付けてある。
パーティション1を取り外すには、スライダー1を矢印Eの方向にエレメント1に沿って箱1Aまでスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除する。
尚、図4のように、バッグ内部を上下に分割すると、バッグ下部の荷物が取り出せないため、バッグ下部の側面にエレメント7のジッパーを付け、スライダー4をスライドさせることで、バッグ内部の荷物を取り出す。
【0024】
図5は、バッグ内部を上下に分割する付け替え可能なジッパー式パーティションの斜視図である。
パーティション1用テープは、ジッパー式のパーティション1をバッグに固定するためにバッグ内部(バッグ手前と2つの側面)に縫い付けてある。
また、パーティション1がバッグ奥と接する部分は、ジッパーではなくバッグ内部に縫い付けておく。
スライダー1を矢印Eの方向にエレメント1に沿って箱1までスライドさせてバッグ内部のジッパーとの結合を解除する。
次に、箱2からバッグ奥のジッパーに結合させて矢印Fの方向にスライドさせて、パーティションをバッグ奥に固定する。
尚、図4のように、バッグ内部を上下に分割すると、バッグ下部の荷物が取り出せないため、バッグ下部の側面にエレメント7のジッパーを付け、スライダー4をスライドさせることで、バッグ内部の荷物を取り出す。
【0025】
図6は、バッグ内部を上下、及び、垂直に分割することにより、バッグ内部を4つのエリアに分割するパーティションの斜視図である。
図5で示したバッグ内部を上下に分割するジッパー式パーティションに加え、図2及び図3で示したバッグ内部を垂直に分割するジッパー式パーティションを組み合わせることにより、バッグ内部を4つのエリアに分割することを可能としている。
尚、それぞれのジッパー式パーティションは、付け替え可能な構造となっているため、全てのパーティションをバッグ内部に固定することによって、大きな荷物を収納することも可能としている。
図1
図2
図3
図4
図5
図6