特開2023-39963IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

樹脂成形体上に熱成形によって貼着するための加飾フィルム及びその加飾フィルムを用いた加飾成形体の製造方法に関する。詳しくは、加飾成形前後の耐候性に優れる、樹脂成形体上に熱成形によって貼着するための加飾フィルム及びその加飾フィルムを用いる加飾成形体の製造方法

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】加飾成形後の耐候性の低下が抑えられた、三次元加飾熱成形に用いることができる加飾フィルム、該加飾フィルムを与える樹脂組成物及び前記加飾フィルムを用いた加飾成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】長鎖分岐構造を有するポリプロピレン系樹脂及びヒンダードアミン系光安定剤を含む加飾フィルム用樹脂組成物であって、該ヒンダードアミン系光安定剤は、以下の要件を満たす樹脂組成物。
要件:ISO6452に準拠した方法により下記フォギング試験を行った後のガラス板のJIS-K7136に準拠した方法により測定されるヘーズ値の変化量が40以下である。
<フォギング試験>ヒンダードアミン系光安定剤1g(±0.01g)をガラス製サンプル瓶に入れて、前記サンプル瓶をガラス板で蓋をして150℃で1時間加熱することにより、前記ガラス板に曇り(フォギング)を発生させる。
【選択図】なし

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

加飾フィルムに耐候性を付与するために、ヒンダードアミン系光安定剤や紫外線吸収剤が添加されることがある。しかし、そのようなヒンダードアミン系光安定剤や紫外線吸収剤を含む加飾フィルムは、加飾成形後において耐候性が著しく損なわれるという問題があった。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明者らは、課題を解決すべく鋭意研究を重ねた結果、加飾成形条件、すなわち真空下において加飾フィルムを加熱するという工程において、耐候性を付与するために樹脂に添加したヒンダードアミン系光安定剤及び/又は紫外線吸収剤が著しく揮発していることをつきとめた。一方で、特定のヒンダードアミン系光安定剤及び/又は紫外線吸収剤を含む加飾フィルムは、真空下の加熱によってもヒンダードアミン系光安定剤及び/・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の加飾フィルムによれば、加飾成形後の耐候性の低下が抑えられた三次元加飾熱成形に用いることができる加飾フィルム及びそれを用いた加飾成形体の製造方法を提供できる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明の加飾フィルムの層構成の例を示す図である。
【図2】 本発明の加飾成形体の製造方法に用いる装置の概要を説明する模式的断面図である。
【図3】 図2の装置内に樹脂成形体及び加飾フィルムをセットした様子を説明する模式的断面図である。
【図4】 図2の装置内を加熱及び減圧する様子を説明する模式的断面図である。
【図5】 図2の装置内で樹脂成形体に加飾フィルムを押し当てる様子を説明する模式的断面図である。
【図6】 図2の装置内を大気圧に戻す又は加圧する様子を説明する模式的断面図である。
【図7】 得られた加飾成形体において、不要な加飾フィルムのエッジがトリミングされた様子を説明する模式的断面図である。
【図8】 得られた加飾成形体の層構成の例を示す図である。
1 加飾フィルム 2 基材層(II) 3 シール層(I) 4 表面加飾層(III) 5 樹脂成形体(加飾対象、基体) 6 加飾成形体 11 上チャンバーボックス 12 下チャンバーボックス 13 治具 14 テーブル 15 ヒータ

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