(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023041571
(43)【公開日】2023-03-24
(54)【発明の名称】ティッシュボックスホルダー
(51)【国際特許分類】
A47K 10/20 20060101AFI20230316BHJP
B65D 83/08 20060101ALI20230316BHJP
【FI】
A47K10/20 C
B65D83/08 A
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021168419
(22)【出願日】2021-09-13
(71)【出願人】
【識別番号】521449393
【氏名又は名称】株式会社M’z
(72)【発明者】
【氏名】立石 真人
【テーマコード(参考)】
3E014
【Fターム(参考)】
3E014LA01
(57)【要約】
【課題】テーブルやデスクの上にティッシュボックスを置くスペースを必要としテーブルやデスクの上が狭くなることや、ティッシュボックスを置くスペースが無いからティッシュをすぐに使えないなどの問題点を解決できるティッシュボックスホルダーを提供する。
【解決手段】取付対象の形状に合った固定具3(6,7)は板状、棒状、あらゆる設置環境に対応し、固定具から延びるフレキシブルアームは固定具の固定位置や固定角度に左右されずティッシュボックスの位置や角度を自由に決めることができ、フレキシブルアームの先端にはティッシュボックスのホルダー1(4,5)がティッシュボックスを固定する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ティッシュボックスを保持するホルダーと、フレキシブルアームと、固定具を備え、前記フレキシブルアームの一方の先部に前記ホルダーが設けられ、前記フレキシブルアームの他方の先部に固定具が設けられているティッシュボックスホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ティッシュを使用するあらゆる環境において、ティッシュの設置スペースを気にせず、任意の形で簡単に設置できるティッシュボックスホルダーに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ティッシュボックスは、デスクやテーブルの上に縦置きか横置きで置いている。従って、ティッシュボックスを置くスペースを、デスクやテーブル上に確保しなければならなかった。
【0003】
ティッシュを頻繁に使用する場所にも関わらず、ティッシュを置くスペースがないために、壁掛でティッシュボックスをぶら下げることがあるが、固定されていないためティッシュを引っ張るとティッシュボックスまで動き不便することがある。
【0004】
ティッシュボックスを置くスペースを必要としない特許文献1があるが、フロアやテーブルの上にティッシュボックスと一体のスタンドを置くスペースを必要とするもので、形状も固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記のような問題点、テーブルやデスクの上にティッシュボックスを置くスペースを必要としテーブルやデスクの上が狭くなることや、ティッシュボックスを置くスペースが無いからティッシュをすぐに使えないなどの問題点を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題は、ティッシュボックスを保持するホルダーと、フレキシブルアームと、固定具を備え、前記フレキシブルアームの一方の先部に前記ホルダーが設けられ、前記フレキシブルアームの他方の先部に固定具が設けられているティッシュボックスホルダーによって、解決される。
【発明の効果】
【0008】
本発明では、ティッシュボックスが空中に配置されるので、ティッシュボックスを置くスペースを必要としないので、テーブルやデスクの上が整理される。
【0009】
本発明では、ティッシュボックスを置くような平面のスペースが無いところにも、固定具で固定できるため、固定具が対象とする取付対象があるところならティッシュを使うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】 第一の実施形態によるティッシュボックスホルダー10の外観図である。
【
図2】 第二の実施形態によるティッシュボックスホルダー20を説明する図である。
【
図3】 第三の実施形態によるティッシュボックスホルダー30を説明する図である。
【
図4】 第四の実施形態による固定具40を説明する図である。
【
図5】 第五の実施形態による固定具50を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
図1を用いて、第一の実施形態によるティッシュボックスホルダー10を説明する。箱型のティッシュボックスホルダー1と、フレキシブルアーム2と、ネジで挟み込み板のような取付対象に固定する固定具3で構成され、フレキシブルアーム2の先端にティッシュボックスホルダー1が取り付けられ、フレキシブルアーム2の他端に固定具3が取り付けられている。
【0012】
図2を用いて、第二の実施形態を説明する。第一の実施形態のティッシュボックスホルダー1を四方から囲ってティッシュボックスを保持するティッシュボックスホルダー4と変更する。ティッシュボックスホルダー4と、フレキシブルアーム2と、ネジで挟み込み板のような取付対象に固定する固定具3で構成され、フレキシブルアーム2の先端にティッシュボックスホルダー4が取り付けられ、フレキシブルアーム2の他端に固定具3が取り付けられている。
【0013】
図3を用いて、第三の実施形態を説明する。第一の実施形態のティッシュボックスホルダー1を板の上にティッシュボックスをバンドで保持するティッシュボックスホルダー5と変更する。ティッシュボックスホルダー5と、フレキシブルアーム2と、ネジで挟み込み板のような取付対象に固定する固定具3で構成され、フレキシブルアーム2の先端にティッシュボックスホルダー4が取り付けられ、フレキシブルアーム2の他端に固定具3が取り付けられている。
【0014】
図4を用いて、第四の実施形態を説明する。第一の実施形態のネジで挟み込み板のような取付対象に固定する固定具3を棒のような取付対象に固定する固定具6と変更する。ティッシュボックスホルダー1と、フレキシブルアーム2と、棒のような取付対象に固定する固定具6で構成され、フレキシブルアーム2の先端にティッシュボックスホルダー1が取り付けられ、フレキシブルアーム2の他端に固定具6が取り付けられている。
【0015】
図5を用いて、第五の実施形態を説明する。第一の実施形態のネジで挟み込み板のような取付対象に固定する固定具3を脱着しやすいクリップ型の固定具7と変更する。ティッシュボックスホルダー1と、フレキシブルアーム2と脱着しやすいクリップ型の固定具7で構成され、フレキシブルアーム2の先端にティッシュボックスホルダー1が取り付けられ、フレキシブルアーム2の他端に固定具7が取り付けられている。
【0016】
ティッシュボックスホルダーは、ティッシュボックスを保持できるものであれば、ティッシュボックスホルダー1(4、5)に限定されない。
【0017】
固定具は、ティッシュボックスとティッシュボックスホルダーとフレキシブルアームを支えることが出来る固定具なら、固定具3(6、7)に限定されない。
【0018】
フレキシブルアームは、合成樹脂や金属材料などを素材とし、固定具を固定対象に固定した時ティッシュボックスとティッシュボックスホルダーの重量を支えるだけの剛性を必要とし、かつ、ティッシュを取りやすいような方向へ自在に変位させ保持できる剛性を有するフレキシブルチューブなどの柔軟に動く構造物で構成されていることが望ましい。
【符号の説明】
【0019】
1 ティッシュボックスホルダー
2 フレキシブルアーム
3 固定具
4 ティッシュボックスホルダー
5 ティッシュボックスホルダー
6 固定具
7 固定具
【手続補正書】
【提出日】2022-09-16
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ティッシュボックスを保持するホルダーと、フレキシブルアームと、固定具を備え、前記フレキシブルアームの一方の先部に前記ホルダーが設けられ、前記フレキシブルアームの他方の先部に固定具が設けられ、前記固定具は取付対象に挟み込んで固定するように構成されるティッシュボックスホルダー。