(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023041595
(43)【公開日】2023-03-24
(54)【発明の名称】車両情報統合および警告のためのポータブルデバイス
(51)【国際特許分類】
G08G 1/0968 20060101AFI20230316BHJP
G08G 1/16 20060101ALI20230316BHJP
B60K 35/00 20060101ALI20230316BHJP
【FI】
G08G1/0968
G08G1/16 D
B60K35/00 Z
【審査請求】有
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022069577
(22)【出願日】2022-04-20
(31)【優先権主張番号】110134110
(32)【優先日】2021-09-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.JAVASCRIPT
(71)【出願人】
【識別番号】521319074
【氏名又は名称】宏佳騰動力科技股▲フン▼有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】110001416
【氏名又は名称】弁理士法人信栄事務所
(72)【発明者】
【氏名】林 東閔
【テーマコード(参考)】
3D344
5H181
【Fターム(参考)】
3D344AA19
3D344AB01
3D344AD01
5H181AA01
5H181BB04
5H181CC04
5H181FF22
5H181FF32
5H181LL01
5H181LL08
(57)【要約】 (修正有)
【課題】車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスを提供する。
【解決手段】ポータブルデバイスは、車両にマウントされ、本体とリングタイプの警告ライトと第1及び第2の通信インターフェースとプロセッサを有する。本体は、表面にマウントされたディスプレイを有し、リングタイプの警告ライトはディスプレイを取り囲む。第1の通信インターフェースは車両のダッシュボードシステムと通信する。第2の通信インターフェースはエッジコンピューティングデバイスと通信する。プロセッサは、ダッシュボードシステムからダッシュボードデータを受信し、ディスプレイを駆動してダッシュボード情報スクリーンを表示させ、エッジコンピューティングデバイスから交通データを受信すると交通警告メッセージを表示し、ダッシュボードデータまたは交通データに従ってリングタイプの警告ライトを駆動する。
【選択図】
図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ダッシュボードシステムを有する車両内にマウントされるべく構成された車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスであって、
本体の表面にマウントされたディスプレイを有する本体と、
前記本体の前記表面にマウントされ、前記ディスプレイを取り囲むリングタイプの警告ライトと、
前記本体内にマウントされ、前記車両の前記ダッシュボードシステムと通信する第1の通信インターフェースと、
前記本体内にマウントされ、エッジコンピューティングデバイスと通信する第2の通信インターフェースと、
前記本体内にマウントされ、前記ディスプレイと、前記リングタイプの警告ライトと、前記第1の通信インターフェースと、前記第2の通信インターフェースと電気的に接続されるプロセッサであって、前記第1の通信インターフェースを介して前記ダッシュボードシステムからダッシュボードデータを受信し、前記ダッシュボードデータに従って前記ディスプレイを駆動してダッシュボード情報スクリーンを表示させるプロセッサと、
を包含し、
前記プロセッサが、前記第2の通信インターフェースを介して前記エッジコンピューティングデバイスから交通データを受信すると、前記プロセッサは、前記交通データに従って前記ディスプレイを駆動して交通警告メッセージを表示させ、
前記プロセッサは、前記ダッシュボードデータまたは前記交通データに従って前記リングタイプの警告ライトを駆動する、
ポータブルデバイス。
【請求項2】
前記リングタイプの警告ライトは、互いに分離され、かつ前記ディスプレイを取り囲む複数のカラー発光ダイオード(LED)ストリップを包含し、
前記カラーLEDストリップの各1は、マイクロコントローラを通して前記プロセッサと電気的に接続される、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項3】
前記ディスプレイは、タッチディスプレイであり、
前記ポータブルデバイスは、前記本体内にマウントされ、スマートモバイルデバイスと通信する第3の通信インターフェースを包含し、
前記プロセッサは、前記第3の通信インターフェースと電気的に接続されて前記スマートモバイルデバイスと通信し、前記スマートモバイルデバイスのオペレーティングシステムに従って車載統合ソフトウエアアプリケーションを実行し、かつ前記車載統合ソフトウエアアプリケーションの実行時には、前記タッチディスプレイを駆動して操作スクリーンを表示させ、かつ、
前記ダッシュボード情報スクリーンと前記操作スクリーンは、前記タッチディスプレイ上に横並びで表示される、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項4】
前記ポータブルデバイスは、前記プロセッサと電気的に接続される第1のカメラと第2のカメラを包含し、
前記第1のカメラは、前記車両の右側にマウントされて前記車両の右後方のシーンを取り込み、
前記第2のカメラは、前記車両の左側にマウントされて前記車両の左後方のシーンを取り込み、
前記複数のカラーLEDストリップは、前記ディスプレイの右下側にマウントされた第1のカラーLEDストリップと、前記ディスプレイの左下側にマウントされた第2のカラーLEDストリップとを含み、
前記プロセッサが右の方向指示信号を受信すると、前記プロセッサは、前記ディスプレイを駆動して前記第1のカメラによって取り込まれた前記右後方シーンを表示させ、かつ前記第1のカラーLEDストリップをコントロールして閃かせるか、または色を変化させ、
前記プロセッサが他方の左の方向指示信号を受信すると、前記プロセッサは、前記ディスプレイを駆動して前記第2のカメラによって取り込まれた前記左後方シーンを表示させ、かつ前記第2のカラーLEDストリップをコントロールして閃かせるか、または色を変化させる、
請求項2に記載のポータブルデバイス。
【請求項5】
前記エッジコンピューティングデバイスから前記プロセッサによって受信された前記交通データが制限速度値であるときは、前記交通警告メッセージが前記制限速度値の記号として提供される、請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項6】
前記エッジコンピューティングデバイスから前記プロセッサによって受信された前記交通データが速度計測カメラ情報であるときは、前記交通警告メッセージが警告ウィンドウとして提供され、前記リングタイプの警告ライトが、前記プロセッサによってコントロールされて閃くか、または色を変化させる、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項7】
前記エッジコンピューティングデバイスから前記プロセッサによって受信された前記交通データが交通事象情報であるときは、前記交通警告メッセージが警告ウィンドウとして提供され、前記リングタイプの警告ライトが、前記プロセッサによってコントロールされて閃くか、または色を変化させる、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項8】
前記第1の通信インターフェースと前記車両の前記ダッシュボードシステムの接続が断たれると、前記プロセッサは、前記第2の通信インターフェースを介して前記エッジコンピューティングデバイスから速度情報を受信し、前記速度情報を前記ディスプレイ上に表示する、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項9】
前記ポータブルデバイスは、前記車両のオーディオシステムのホストと通信するオーディオ信号送信インターフェースを包含し、
前記プロセッサは、前記オーディオ信号送信インターフェースと電気的に接続されており、前記オーディオ信号送信インターフェースを介してオーディオ信号を前記ホストへ送信し、前記オーディオ信号を再生させる、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【請求項10】
前記プロセッサは、前記プロセッサのファームウエアのための無線更新機能を有する、
請求項1に記載のポータブルデバイス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この出願は、概してポータブルデバイスに、より詳細には、車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスに関する。
【背景技術】
【0002】
テクノロジーの発展とともに、車両テクノロジーは、運転者ならびに搭乗者がより良好な経験を有するための多様な応用を有するようになった。重要性のより高い問題は、運転の安全性の促進である。たとえば、新式の車両は、先進運転者支援システム(advanced driver assistance systems(ADAS))を装備している。ADASが作動しているときは、運転者を車両の運転に集中させるための関連警告機能を提供し、運転のプロセスをより一層安全にする。しかしながら、テクノロジーの発展は、段階的な態様で前進する。より進歩した多機能ADASは、非常に高価である。旧式の車両が何らかのよりグレードの低いADASを有しているか、またはADASを有していないことさえあり得ると理解するべきである。追加で車両にADASを装備するか、またはそれを更新することは、費用が掛かり、車両所有者の負担を招く。
【0003】
他方、市場には、CarPlay(登録商標)(カープレイ)またはAndroid(登録商標) Auto(アンドロイド オート)デバイス等のマルチメディアプレーヤデバイスが存在している。しかしながら、マルチメディアプレーヤデバイスが行う機能は、本質的に、ナビゲーション、エンターテインメント、電話応答、等々といった運転者が運転中にスマートフォンを使用しないスマートフォンの機能の一部である。
【0004】
従来的なマルチメディアプレーヤデバイスは、未だに図画および文を表示している。運転中の運転者は、道路状態に注意力を集中しなければならず、従来的なマルチメディアプレーヤデバイス上に詳細に表示されたスクリーンを検討するために注意を逸らすことは可能でない。その結果として、従来的なマルチメディアプレーヤデバイスによる運転の安全性のための有益性は、非常に限定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】米国特許出願公開第2016/0052393A1号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスを提供することを目的とする。警告機能は、車両にADASが追加装備されていないか、またはそれが更新されていなくても利用可能である。それに加えて、本発明は、目につく警告効果(eye-catching warning effect)を運転者へ提供し、従来技術の問題点を克服することができる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスが、ダッシュボードシステムを有する車両にマウントされ(mounted)、本体と、リングタイプの警告ライトと、第1の通信インターフェースと、第2の通信インターフェースと、プロセッサとを包含する。前記本体は、前記本体の表面にマウントされたディスプレイを有する。前記リングタイプの警告ライトは、前記本体の前記表面にマウントされ、前記ディスプレイを取り囲む。前記第1の通信インターフェースは、前記本体内にマウントされ、前記車両の前記ダッシュボードシステムと通信する。前記第2の通信インターフェースは、前記本体内にマウントされ、エッジコンピューティングデバイスと通信する。前記プロセッサは、前記本体内にマウントされており、前記ディスプレイ、前記リングタイプの警告ライト、前記第1の通信インターフェース、および前記第2の通信インターフェースと電気的に接続されている。前記プロセッサは、前記第1の通信インターフェースを介して前記ダッシュボードシステムからダッシュボードデータを受信し、前記ダッシュボードデータに従って前記ディスプレイを駆動してダッシュボード情報スクリーンを表示させる。前記プロセッサが、前記第2の通信インターフェースを介して前記エッジコンピューティングデバイスから交通データを受信すると、前記プロセッサは、前記交通データに従って前記ディスプレイを駆動して交通警告メッセージを表示させる。前記プロセッサは、前記ダッシュボードデータまたは前記交通データに従って前記リングタイプの警告ライトを駆動する。
【0008】
本発明の前記ポータブルデバイスに基づけば、ユーザが取り付けのために車両まで持ち歩くことが可能であり、かつ前記車両のエッジコンピューティングデバイスおよび前記ダッシュボードシステムとの通信時に使用することが可能である。前記リングタイプの警告ライトは、前記車両が適切に加速され、減速され、または道路わきに駐車されるように、運転者が運転者の視界の隅にある警告ライトに気付き、直ちに注意力を高める目につく警告効果を提供する。そのようにすることによって、運転者が、危険な道路状態または速度違反を効果的に回避することができ、運転の安全性が高められることになる。それに加えて、前記ディスプレイは、従来のインストルメントパネルとは異なるスタイルで現れる良好にデザインされた画像を含むダッシュボード情報スクリーンの表示が可能である。特に、前記ディスプレイ上に表示される情報のコントラストを高めることが可能である。たとえば、車両速度の記号を車両速度に伴って増大させること、またはそれの色を変化させることが可能である。そのようにすることによって、運転者は、従来のインストルメントパネル上に表示されるようなポインタタイプのメータまたは小さく単調な記号を凝視するのではなく、むしろディスプレイを一瞥しただけでも、それによって車両速度を明確に知ることが可能である。そのようにすることによって、運転者は、道路状態により多くの注意を払うことが可能である。これは、運転の安全性にとって有益となり得る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【
図1】本発明のポータブルデバイスの応用を示したブロック図である。
【
図2】本発明のポータブルデバイスの実施態様を示したブロック図である。
【
図3】本発明のポータブルデバイスのディスプレイ上に表示されたダッシュボード情報スクリーンを示した概略図である。
【
図4】本発明のポータブルデバイスのディスプレイ上に表示されたダッシュボード情報スクリーン、記号、および警告ウィンドウを示した概略図である。
【
図5】本発明のポータブルデバイスの別の実施態様を示したブロック図である。
【
図6】本発明のポータブルデバイスのディスプレイ上に表示されたダッシュボード情報スクリーンおよび操作スクリーンを示した概略図である。
【
図7】本発明のポータブルデバイスのディスプレイ上に表示されたダッシュボード情報スクリーン、警告ウィンドウ、および操作スクリーンを示した概略図である。
【
図8】車両の右側リアビューミラーアセンブリおよび右側リアビューミラーアセンブリにそれぞれマウントされた本発明のポータブルデバイスの第1のカメラおよび第2のカメラを示した概略図である。
【
図9】本発明のポータブルデバイスのディスプレイ上に表示された車両の右後方シーンを示した概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
本発明の車両情報統合および警告のためのポータブルデバイスは、ユーザが取り付けのために車両まで持ち歩くことが可能である。たとえば、本発明のポータブルデバイスは、自動車の前方座席のセンターコンソールの位置に取り付けるか、吸盤付きホルダにマウントした後に自動車の前方ウィンドシールドの内側に固定するか、またはスクータまたは自動二輪車のハンドルの位置にマウントすることができる。本発明のポータブルデバイスは、車両のバッテリから電力を獲得することができる。たとえば、本発明のポータブルデバイスは、電源ケーブルを介して電源ソケットへ接続することができる。
【0011】
図1を参照し、概して車両10は、ダッシュボードシステム11を有する。ダッシュボードシステム11は、ダッシュボードデータMを収集し、ダッシュボードデータMを運転者席正面のインストルメントパネル12上に表示する。たとえば、ダッシュボードシステム11によって収集されたダッシュボードデータMは、車外の温度、エンジン回転数、車両の速度、走行距離、ギアポジション、燃料消費、冷却水温度、およびライトインジケータ(方向指示器、ヘッドライトのロービーム、ヘッドライトのハイビーム等)を含むことができる。ダッシュボードデータMは、さらに、ブラインドスポット検出システム(BSD)および車線離脱警告システム(LDW)を含む先進運転者支援システム(ADAS)からのデータを有することができる。
【0012】
図2および
図3を参照し、本発明のポータブルデバイスの実施態様は、本体21、リングタイプの警告ライト22、第1の通信インターフェース23、第2の通信インターフェース24、およびプロセッサ25を包含する。
【0013】
本体21は、本体21の表面にマウントされたディスプレイ26を有する。車両10内の人は、ディスプレイ26のスクリーンを見ることができる。リングタイプの警告ライト22は、ディスプレイ26を取り囲むように本体21の表面にマウントされている。
図2に示されているとおり、リングタイプの警告ライト22とディスプレイ26の間にはギャップ(gap)が存在する。言い換えると、リングタイプの警告ライト22とディスプレイ26は、本体21の同じ表面にマウントされている。リングタイプの警告ライト22およびディスプレイ26がマウントされている本体21の表面を前面として定義した場合には、本体21の他方の、車両10の前方に面する表面は、背面として定義される。本体21の背面は、車両10の前方座席のセンターコンソールの位置に取り付けるか、または吸盤付きホルダにマウントした後に車両10の前方ウィンドシールドの内側に固定することができる。本体21は、平板構造に形作られたプラスチック本体とし、ユーザが携帯することができる。
【0014】
第1の通信インターフェース23は、本体21内にマウントされ、車両10のダッシュボードシステム11と通信する。言い換えると、第1の通信インターフェース23とダッシュボードシステム11が互いに通信して双方向データ送信を行うことができるように、第1の通信インターフェース23の通信プロトコルは、ダッシュボードシステム11の通信プロトコルとの整合性を有する。たとえば、第1の通信インターフェース23は、CAN(コントロールエリアネットワーク)バスプロトコル、Kラインプロトコル、またはオンボード診断プロトコル(OBDまたはOBD-II等)で動作することができる。第1の通信インターフェース23とダッシュボードシステム11の間に有線接続が適用されるときは、第1のコネクタ(図示せず)を本体21にマウントして第1の通信インターフェース23と電気的に接続することが可能であり、この第1のコネクタは、第1の通信インターフェース23とダッシュボードシステム11が互いに通信できるように、データケーブルを介してダッシュボードシステム11のコネクタと接続することが可能である。
【0015】
第2の通信インターフェース24は、本体21にマウントされ、エッジコンピューティングデバイス13と通信する。エッジコンピューティングデバイス13は、限定ではないが、ユーザのスマートフォンとすることができる。エッジコンピューティングデバイス13にアプリケーション(APP)をインストールしてエッジコンピューティングデバイスにそのAPPを実行させることができる。エッジコンピューティングデバイス13がAPPを実行するとき、エッジコンピューティングデバイス13は、第2の通信インターフェース24とエッジコンピューティングデバイス13が互いに通信して双方向データ送信を行うことができるように、第2の通信インターフェース23との通信を確立することが可能である。第2の通信インターフェース24とエッジコンピューティングデバイス13の間において無線接続が適用されるときには、第2の通信インターフェース24をBLE(ブルートゥース(登録商標)ローエナジー)インターフェースとすることができる。したがって、エッジコンピューティングデバイス13は、エッジコンピューティングデバイス13と第2の通信インターフェース24がペアとなり、互いに通信可能となるように、ブルートゥース機能を起動することが可能である。
【0016】
エッジコンピューティングデバイス13は、衛星測位機能(グローバルポジショニングシステム、GPS等)および移動通信機能を有する。エッジコンピューティングデバイス13は、衛星測位機能によって位置座標を導出できる。エッジコンピューティングデバイス13は、フォースジェネレーション(4G)、フィフスジェネレーション(5G)、または次世代の移動通信テクノロジーを通じ、移動通信機能によってクラウドサーバ14と通信できる。クラウドサーバ14は、ネットワーク接続、データ送信、データ収集、データ処理、およびデータ保管を含む機能を伴ったホストサーバである。したがって、クラウドサーバ14は、地方または管区の道路座標および道路座標に対応する交通データNを受信してストアする(stores)。またクラウドサーバ14は、道路座標の交通データNをリアルタイムで更新するか、または定期的に更新することもできる。交通データNは、交通事象情報、制限速度値、および/または速度計測カメラの位置を包含できる。交通事象情報は、交通渋滞、交通事故、通行止め、等々を含むことができる。道路は、限定ではないが、フリーウェイ、高速道路、一般道(道路、街路、車線、および路地等)、交差点、トンネル、等々とすることができる。
【0017】
たとえば、
図1を参照し、クラウドサーバ14は、ネットワーク(インターネット等)を介して所轄当局サーバ15と通信できる。所轄当局のスタッフが道路座標および交通データNを所轄当局サーバ15内に設定し、かつ道路座標および交通データNを更新、維持していることから、クラウドサーバ14は、最新の道路座標および最新の交通データNを所轄当局サーバ15から直接ダウンロードできる。上に述べられているとおり、交通データNのフォーマットは、エッジコンピューティングコンピュータ13が識別可能な文字またはコードを含むことができる。たとえば、交通データNは、エッジコンピューティングデバイス13が速度計測カメラ情報N1として認識可能な文字またはコード(“A0”等)を含むことができる。あるいは交通データNは、エッジコンピューティングデバイス13が制限速度値N2として認識可能なそのほかの文字またはコード(“60kph”等)を含むことができる。あるいは交通データNは、エッジコンピューティングデバイス13が交通事象情報N3として認識可能なそのほかの文字またはコード(“E0”等)を含むことができる。
【0018】
プロセッサ25は、本体21内にマウントされており、ディスプレイ26、リングタイプの警告ライト22、第1の通信インターフェース23、および第2の通信インターフェース24と電気的に接続されている。本発明の実施態様においては、プロセッサ25を、Xerox(ゼロックス)オペレーティングシステム(XOS)で動作する集積回路(IC)チップとすることができる。第1の通信インターフェース23に基づいて、プロセッサ25とダッシュボードシステム11は、第1の通信インターフェース23を介してダッシュボードシステム11からダッシュボードデータMが受信されるように双方向データ送信を行うことが可能である。
図3を参照し、プロセッサ25は、ダッシュボードデータMに従ってディスプレイ26を駆動し、ダッシュボード情報スクリーン260を表示する。ダッシュボード情報スクリーン260には、車外の温度、エンジン回転数、車両の速度、走行距離、ギアポジション、燃料消費、冷却水温度、およびライトインジケータを含む車両情報が示される。ダッシュボード情報スクリーン260は、従来のインストルメントパネルとは異なるスタイルで現れる良好にデザインされた画像を含む。たとえば、ダッシュボード情報スクリーン260においては、車外の温度、エンジン回転数、車両の速度、走行距離、ギアポジション、燃料消費、冷却水温度、およびライトインジケータを異なる位置に配置することができ、それらの文字サイズ、色、または色のバリエーションをプリセットすることが可能である。
【0019】
第2の通信インターフェース24に基づいて、プロセッサ25とエッジコンピューティングデバイス13は、双方向データ送信を行うことが可能である。エッジコンピューティングデバイス13がAPPを実行すると、エッジコンピューティングデバイス13は、エッジコンピューティングデバイス13の位置座標に従ってクラウドサーバ14から現在の交通データNを継続的にダウンロードする。エッジコンピューティングデバイス13が現在の交通データNを獲得すると、その交通データNが第2の通信インターフェース24を介してプロセッサ25へ送信される。プロセッサ25がエッジコンピューティングデバイス13から交通データNを受信すると、プロセッサ25は、その交通データNに従ってディスプレイ26を駆動し、交通警告メッセージを表示させる。たとえば、交通データNを制限速度値N2とすることができる。
図4を参照すると、交通データNが制限速度値N2のときには、プロセッサ25により、その制限速度値N2に従って記号270のような交通警告メッセージが提供される。
図4においては、制限速度値N2が、時速50キロメートルである。交通データNが速度計測カメラ情報N1または交通事象情報N3であるときには、プロセッサ25により、速度計測カメラ情報N1または交通事象情報N3に従って、警告ウィンドウ271のような交通警告メッセージが提供される。警告ウィンドウ271内に列挙される記号および文は、速度計測カメラ情報N1または交通事象情報N3に対応する編集可能なプリセット済み内容である。
図4に示されているとおり、ダッシュボード情報スクリーン260と、記号270および警告ウィンドウ271等の交通警告メッセージは、同時にディスプレイ26上に表示される。別の実施態様においては、警告ウィンドウ271をダッシュボード情報スクリーン260にオーバーラップさせることができる。したがって、車両10内の人がディスプレイ26を見るとき、その者は、ダッシュボード情報スクリーン260だけでなく記号270および警告ウィンドウ271も見ることになり、現在の交通状態がわかる。
【0020】
それとは別に、車両10の第1の通信インターフェース23およびダッシュボードシステム11は、両者に接続されたデータケーブルに接触不良があるか、またはその種のデータケーブルが抜ける可能性もあり、その結果としておそらくは互いの接続が断たれることがある。プロセッサ25があらかじめ決定済みの時間スレッショルドの後においてもなおダッシュボードシステム11からダッシュボードデータMを受信しないときには、プロセッサ25は、ダッシュボードシステム11との接続が断たれていると決定する。そのようになった場合にプロセッサ25は、第2の通信インターフェース24を介してエッジコンピューティングデバイス13へ要求コマンドを送信できる。この要求コマンドに従って、エッジコンピューティングデバイス13は、km/時間単位での速度値等の速度情報を計算し、その速度情報をプロセッサ25へ送信する。エッジコンピューティングデバイス13は、それの位置座標に基づいて速度情報を計算できる。位置座標を使用して速度情報を計算することは、関連分野において周知である。したがって、プロセッサ25は、エッジコンピューティングデバイス13から第2の通信インターフェース24を介して速度情報を受信し、その速度情報をディスプレイ26上に表示することができる。言い換えると、第2の通信インターフェース24から受信した速度情報は、ディスプレイ26上における車両10の速度の表示の代用になる。
【0021】
プロセッサ25は、ダッシュボードデータMまたは交通データNに従ってリングタイプの警告ライト22を駆動する。
図3を参照すると、リングタイプの警告ライト22は、互いに分離され、ディスプレイ26を取り囲む複数のカラーLED(発光ダイオード)ストリップ220を包含する。本発明の実施態様においては、リングタイプの警告ライト22が、4つのカラーLEDストリップ220を有している。車両10内の人の見え方においては、車両10内の人がディスプレイ26を見たときに、4つのカラーLEDストリップ220が、それぞれディスプレイ26の左上側、左下側、右上側、右下側に位置している。4つのカラーLEDストリップ220の各1は、ディスプレイ26の形状に対応する屈曲部221を有する。これらのカラーLEDストリップ220は、全体としてディスプレイ26を取り囲む輪郭を形成する。
図2を参照すると、カラーLEDストリップ220の各1は、マイクロコントローラ222を通してプロセッサ25と電気的に接続されている。マイクロコントローラ222は、プロセッサ25から送信されたコマンドを受信してリングタイプの警告ライト22のカラーLEDストリップ220を起動する。したがって、プロセッサ25は、マイクロコントローラ222の各1を介してカラーLEDストリップ220の各1を個別にコントロールできる。たとえば、カラーLEDストリップ220は、互いに接続された複数のRGB-LED構成要素(レッド、グリーン、およびブルーLED構成要素等)を包含する。マイクロコントローラ222は、それぞれカラーLEDストリップ220をコントロールして閃かせるか、または色を変化させるための8ビット、16ビット、またはより進歩したLED色コントロール機能を有するICチップとすることができる。
【0022】
たとえば、プロセッサ25がディスプレイ26を駆動して警告ウィンドウ271を表示させるとき、プロセッサ25は、マイクロコントローラ222へもコマンドを送信し、明るい赤等の目につく色が現れるようにカラーLEDストリップ220をコントロールする。そのようにすることによって、カラーLEDストリップ220がディスプレイ26を取り囲んでいることから、目につく色を示しているカラーLEDストリップ220が、目につく光のリングのように見える。運転者が車両10の正面の道路状態に集中していても、運転者は、運転者の視界の隅にある目につく光のリングに気付くことが可能である。したがって、カラーLEDストリップ220によってもたらされる目につく光のリングは、運転者の注意を効果的に惹き、運転の安全性を高めることが可能である。
【0023】
多様な機能を提供してユーザの経験を向上させるために、
図5を参照すると1つの実施態様においては、本発明のポータブルデバイスが第3の通信インターフェース28を包含し、ディスプレイ26がタッチディスプレイになる。第3の通信インターフェース28は、本体21にマウントされる。第1から第3までの通信インターフェース23、24、28は、個別に動作する異なるインターフェースとすることができる。第3の通信インターフェース28は、USB(ユニバーサル シリアル バス)インターフェースまたはWiFiインターフェース等の有線通信インターフェースまたは無線通信インターフェースとすることができる。第3の通信インターフェース28は、スマートモバイルデバイス16との通信に適合されている。スマートモバイルデバイス16は、一例を挙げれば、スマートフォンである。1つのスマートフォンが、同時にエッジコンピューティングデバイス13およびスマートモバイルデバイス16の役割を演ずることは可能である。あるいは、エッジコンピューティングデバイス13とスマートモバイルデバイス16を異なる2つのスマートフォンとすることができる。
【0024】
プロセッサ25は、スマートモバイルデバイス16と通信するべく第3の通信インターフェース28と電気的に接続されている。プロセッサ25とスマートモバイルデバイス16が、第3の通信インターフェース28を介して接続を確立すると、プロセッサ25は、スマートモバイルデバイス16のオペレーティングシステムを認識することができ、そのスマートモバイルデバイス16のオペレーティングシステムに従って車載統合ソフトウエアアプリケーションを実行する。車載統合ソフトウエアアプリケーションの実行時のプロセッサ25は、
図6に示されているとおり、ディスプレイ26を駆動して操作スクリーン261を表示させる。ダッシュボード情報スクリーン260と操作スクリーン261は、ディスプレイ26上に横並びで表示される。車両10内の人は、ダッシュボード情報スクリーン260を見ること、また操作スクリーン261上でタッチコントロールを行うことも可能である。たとえば、プロセッサ25によって認識されたスマートモバイルデバイス16のオペレーティングシステムがAndroid(アンドロイド)であるときには、プロセッサ25によって実行される車載統合ソフトウエアアプリケーションがAndroid Auto(アンドロイド オート)になる。あるいは、プロセッサ25によって認識されたスマートモバイルデバイス16のオペレーティングシステムがiOS(アイオーエス)であるときには、プロセッサ25によって実行される車載統合ソフトウエアアプリケーションがCarPlay(カープレイ)になる。プロセッサ25がエッジコンピューティングデバイス16のオペレーティングシステムを認識するアプローチは、関連分野において周知である。たとえば、JavaScript(ジャバスクリプト)の“navigator.platform(ナビゲーター プラットフォーム)”等のプログラミングコードの実行は、スマートモバイルデバイス16のオペレーティングシステムのタイプを読み取ることが可能である。ダッシュボード情報スクリーン260と操作スクリーン261は、ディスプレイ26上に横並びで表示されるが、警告ウィンドウ271のパフォーマンスに影響を与えることはない。
図7に示されているとおり、警告ウィンドウ271は、ダッシュボード情報スクリーン260にオーバーラップすることができる。
【0025】
運転の安全性をさらに向上させるために、
図5および
図8を参照すると、1つの実施態様においては、本発明のポータブルデバイスが第1のカメラ31および第2のカメラ32を包含する。プロセッサ25は、第1のカメラ31および第2のカメラ32と電気的に接続されている。第1のカメラ31は、車両10の右側にマウントされ、車両10の右後方のシーンを取り込む。第2のカメラ32は、車両10の左側にマウントされ、車両10の左後方のシーンを取り込む。たとえば、
図8を参照すると、第1のカメラ31は、車両10の右側リアビューミラーアセンブリ171にマウントされており、第2のカメラ32は、車両10の左側リアビューミラーアセンブリ172にマウントされている。第1のカメラ31および第2のカメラ32の位置は、右側リアビューミラーアセンブリ171および左側リアビューミラーアセンブリ172に限定されない。車両10の右後方シーンおよび左後方シーンの取り込みが可能な第1のカメラ31および第2のカメラ32のための車両10上の位置は、実現可能である。概して言えば、第1のカメラ31および第2のカメラ32は、CCD(電荷結合デバイス)カメラまたはCMOS(相補型金属酸化膜半導体センサ)カメラとすることができる。
【0026】
図9を参照すると、1つの実施態様においては、ディスプレイ26の右下側にマウントされたカラーLEDストリップ220のうちの1つが第1のカラーLEDストリップ220Aとして定義され、ディスプレイ26の左下側にマウントされた別のカラーLEDストリップが第2のカラーLEDストリップ220Bとして定義される。車両10の運転者が方向指示器レバーを操作すると、インストルメントパネル12が、対応するインジケータライトを表示できる。言い換えると、ダッシュボードシステム11によって収集されたダッシュボードデータMが、右または左の方向指示信号を含んでいる。プロセッサ25が右の方向指示信号を受信すると、プロセッサ25は、ディスプレイ26をコントロールしてそれのスクリーンを変更し、たとえば
図9に示されているとおり、ダッシュボード情報スクリーン260および操作スクリーン261の表示を停止して第1のカメラ31によって取り込まれた画像(車両10の右後方シーン等)の表示へ変更できる。それに加えて、プロセッサ25は、右の方向指示信号に同期させて第1のカラーLEDストリップ220Aをコントロールして閃かせるか、または色を変更させる。同じ理由のため、プロセッサ25が左の方向指示信号を受信すると、プロセッサ25は、ディスプレイ26をコントロールして第2のカメラ32によって取り込まれた画像(車両10の左後方シーン等)を表示させ、かつ同期させて第2のカラーLEDストリップ220Bをコントロールして閃かせるか、または色を変更させる。
【0027】
このように行うことによって、閃くか、または色が変化するカラーLEDストリップ220が運転者の注意を効果的に取り込み、ディスプレイ26上に表示されている車両10の後方の道路シーンに気付かせ、ほかの自動車が到来するか否か、または歩行者がいるか否かを運転者が知ることを可能にする。第1のカラーLEDストリップ220Aおよび第2のカラーLEDストリップ220Bの位置は、本発明の特徴である。たとえば、運転者が右の方向指示信号に切り換えるとき、運転者は、閃くか、または色が変化する第1のカラーLEDストリップ220Aを見ることができる。第1のカラーLEDストリップ220Aがディスプレイ26の右下側に位置していることから、運転者は、ディスプレイ26上に表示されている画像が車両10の右後方シーン262であると直接的に知ることができる。ディスプレイ26の右後方シーン262を参照することによって、運転者は、方向転換または車線変更等の動作を安全に遂行できる。第2のカラーLEDストリップ220Bの動作は、第1のカラーLEDストリップ220Aから演繹することが可能であろう。
【0028】
車両10の視聴覚効果を促進するために、
図5を参照すると、本発明のポータブルデバイスは、オーディオ信号送信インターフェース29を包含する。オーディオ信号送信インターフェース29は、車両10のオーディオシステムのホスト18と通信する。言い換えると、ホスト18は、本発明のオーディオ信号送信インターフェース29と整合する送信インターフェースも有する。そのため、オーディオ信号送信インターフェース29とホスト18は、互いに通信し、かつ双方向データ送信を行うことができる。たとえば、オーディオ信号送信インターフェース29を、ブルートゥース送信インターフェース、FM(周波数変調)送信機、またはAUX接続インターフェースとすることができる。プロセッサ25は、オーディオ信号送信インターフェース29と電気的に接続されており、オーディオ信号送信インターフェース29を介してオーディオ信号Vをホスト18へ送信し、オーディオ信号Vを再生させる。車両10内の人は、本発明のポータブルデバイスによって再生されるサウンドを聴くことが可能である。たとえば、プロセッサ25は、警告ウィンドウ271の表示とともに警告音響効果を再生できる。あるいは、車載統合ソフトウエアアプリケーションのサウンドの再生も可能である。
【0029】
プロセッサ25は、FOTA(ファームウエア オーバー ザ エア)として知られるプロセッサ25のファームウエアのための無線更新機能を有する。たとえば、エッジコンピューティングデバイス13は、それのモバイル通信機能によってファームウエア更新ウェブサイトと通信し、そのファームウエア更新ウェブサイトからファームウエア更新プログラムをダウンロードし、続いて第2の通信インターフェース24を介してそのファームウエア更新プログラムをプロセッサへ送信することが可能である。したがって、プロセッサ25は、そのファームウエア更新プログラムをインストールすることが可能である。
【0030】
結論を述べれば、リングタイプの警告ライト22は、運転の安全性が実装されるように、運転者が運転者の視界の隅にある警告ライトに気付き、直ちに注意力を高める目につく警告効果を提供することが可能である。ディスプレイ26は、ダッシュボード情報スクリーン260を表示して、表示される情報のコントラストをさらに高めることが可能である。結果として、運転者は、ディスプレイ26上のダッシュボード情報スクリーン260を一瞥しただけでも、それによって車両情報を明確に知り、道路状態により多くの注意を払うことが可能である。これは、運転の安全性にとって有益となり得る。方向指示信号に従ったスクリーンの切り換えおよびリングタイプの警告ライト22の駆動を行う第1のカメラ31ならびに第2のカメラ32およびプロセッサ25との協働に基づいて、運転者は、ディスプレイ26上に表示されている画像が車両10の右後方シーン262であることを、考慮しすぎることなく直接知ることが可能である。そのことは、運転者が運転および道路状態に注意を集中する上で役立つであろう。
【0031】
以上の説明の中で本発明の多数の特徴および利点を本発明の構造および機能の詳細とともに示してきたが、それらの開示は例証的なものに過ぎず、付随する特許請求の範囲が表現されている用語の広く一般的な意味によって示される完全な範囲に対する本発明の原理内において、細部、特に形状、サイズ、および部品の配置の問題に関して変更が行われることはあり得る。
【符号の説明】
【0032】
10 車両
11 ダッシュボードシステム
12 インストルメントパネル
13 エッジコンピューティングデバイス
14 クラウドサーバ
15 所轄当局サーバ
16 スマートモバイルデバイス
18 ホスト
21 本体
22 リングタイプの警告ライト
23 第1の通信インターフェース
24 第2の通信インターフェース
25 プロセッサ
26 ディスプレイ
28 第3の通信インターフェース
29 オーディオ信号送信インターフェース
31 第1のカメラ
32 第2のカメラ
171 右側リアビューミラーアセンブリ
172 左側リアビューミラーアセンブリ
220 カラーLEDストリップ
220A 第1のカラーLEDストリップ
220B 第2のカラーLEDストリップ
221 屈曲部
222 マイクロコントローラ
260 ダッシュボード情報スクリーン
261 操作スクリーン
262 右後方シーン
270 記号
271 警告ウィンドウ
M ダッシュボードデータ
N 交通データ
N1 速度計測カメラ情報
N2 制限速度値
N3 交通事象情報
V オーディオ信号