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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023043916
(43)【公開日】2023-03-30
(54)【発明の名称】足裏ケアセット
(51)【国際特許分類】
   A61K 9/70 20060101AFI20230323BHJP
   A61F 13/00 20060101ALI20230323BHJP
   A61F 13/06 20060101ALI20230323BHJP
   A61F 13/02 20060101ALI20230323BHJP
   A47K 7/00 20060101ALI20230323BHJP
【FI】
A61K9/70 401
A61F13/00 351
A61F13/06 Z
A61F13/02 360
A47K7/00 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021151664
(22)【出願日】2021-09-17
(71)【出願人】
【識別番号】309011712
【氏名又は名称】株式会社フジブンカ
(74)【代理人】
【識別番号】100088731
【弁理士】
【氏名又は名称】三井 孝夫
(72)【発明者】
【氏名】後藤 卓
【テーマコード(参考)】
4C076
【Fターム(参考)】
4C076AA72
4C076BB31
4C076CC37
(57)【要約】
【課題】本発明は、木酢液や竹酢液等の粉末等の足裏ツボに作用する薬剤を含有する足裏貼着体による足裏ケアのためのセットに関し、足裏貼着体による足裏ケア後の足裏の清浄を快適に行うようにすることを目的とする。
【解決手段】
木酢液や竹酢液やその他の粉末等の足裏ツボに作用する薬剤を含有し、足裏に貼着されるシート状の足裏貼着体10は、含浸された水分の消散若しくは蒸発防止のため金属蒸着されたフィルム24により密封包装された足裏清浄綿20とセットにされ、複数回の足裏ケアのためのこのようなセットの複数は包装箱30に収容されている。足裏貼着体10と足裏清浄綿20はセットとなっているため、就寝時における足裏貼着体10による足裏ケア後であってもベタベタ感を生ずることがなく足裏清浄綿20の湿潤状態は維持され、足裏の清掃を即座にかつ快適に行うことができる。
【選択図】 図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人体の足裏部分に貼着可能に構成され、足裏部分に貼着時に薬剤を足裏部分に向けて滲出させることにより足裏部分のケアを行う足裏貼着体と、
足裏貼着体とセットにされ、含浸された水分の消散防止のため密封包装され、使用後の足裏貼着体の剥離時に足裏の清掃のために開封して使用される足裏清浄綿と、を具備して成る足裏ケアセット。
【請求項2】
請求項1に記載の足裏ケアセットにおいて、足裏貼着体と足裏清浄綿とのセットの複数を収容する容器を具備した足裏ケアセット。
【請求項3】
請求項2に記載の足裏ケアセットにおいて、前記容器は型抜きされた一枚の適宜な厚みの厚紙より組み立てられた箱状体として構成される足裏ケアセット。
【請求項4】
請求項3に記載の足裏ケアセットにおいて、前記足裏貼着体は、足裏部分のため所定量に分包された薬剤と、分包薬剤を収容する空間部を形成し、足裏対向面は薬剤を滲出可能とするべく多孔若しくは通気性面をなすようにされた平坦袋状物と、平坦袋状物の足裏部分離間側面において平坦袋状物と剥離不能に接着され、かつ足裏貼着体を足裏部分に貼着可能とするべく、全外周において平坦袋状物からはみ出すようにされた接着剤層を形成した粘着シートと、足裏側より平坦袋状物及び粘着シートの平坦袋状物からの前記はみ出し部分の全面を被覆する離型紙と、から構成される足裏ケアセット。
【請求項5】
請求項3に記載の足裏ケアセットにおいて、前記足裏清浄綿は、清掃液を湿潤保持させた清浄綿と、清浄綿からの水分の消散を防止するべく密封収容する金属蒸着樹脂フィルムを素材とする袋形成材とからなる足裏ケアセット。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、木酢液や竹酢液粉末等の樹液粉末やジャスパー粉末や遠赤パウダー等の足裏ツボに作用する薬剤を含有する足裏貼着体(所謂足裏樹液シート等)による足裏ケアに関するものである。
【背景技術】
【0002】
足裏部分の血行促進や疲労回復のため、足裏部分に貼着して使用され、薬剤を足裏部分に向けて滲出させるタイプの足裏貼着体が公知となっている(特許文献1)。特許文献1の技術においては、足裏貼着体は、木酢液や竹酢液の蒸留分より成る粉末や、穀類や芋類の粉末、シリカ若しくは活性炭の粉体等を主体とし、更にはこれらに植物エキス混入させてなる薬剤を袋状体に分包して構成される。足裏は、東洋医学では、第二の心臓ともいわれるほど体のなかで重要な働きをし、袋状シートを足裏に貼着することにより、そのメカニズム自体は必ずしも解明されてはいないが、袋状シート内の薬剤における有効成分の足裏面の所謂ツボに対する作用下、足裏を経由して体内に蓄積した疲労成分(水分若しくは不要となったリンパ液)の循環が惹起され、血行の改善、曳いては、疲労の回復を図ることができる。また、ジャスパー(碧玉)を混入させることにより、遠赤効果により患部を温め、血流やリンパの流れを促進し、疲れやむくみに効果があると謂われている。
【0003】
そして、足裏貼着体の貼着作業を容易かつ確実に行うための改良として、貼着面(薬効面)の保護のための保護シートを二分割型とし、かつ二分割の保護シートを中央側縁部を重畳させることで、開封部に構成するようにしたものが提案されている(特許文献2)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第3195318号明細書
【特許文献2】特開2003-135514
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
足裏ケアのための木酢液や竹酢液等の薬剤はその作用の効きが極めて緩慢であり、また足裏貼着体を貼着したままでの歩行は分包の破損により粉体が飛散することもあるので、薬効を十分発揮させるため入浴後に就寝中の使用が推奨されている。即ち、就寝中の長時間の使用により体内に蓄積した疲労やむくみの解消をさせることができるといわれている。疲労成分の吸収は微量の汗と共に行われ、滲出液が主成分の木酢液や竹酢液の粉状物やドクダミ等により褐色化され、足裏貼着体を剥離後の足裏面に付着物として残留する。足裏面清掃するおしぼりをその都度用意しなければならず、またおしぼりを準備しておいても、夜間の粘着の進行のため、そのままでは足裏面の清掃を即座に行うことができず、汚れた足のままおしぼりを再湿潤させる作業が必要となり、作業の快適性を損なう結果となっていた。また、不織布のおしぼりを同じ箱の入れておいた場合、中のおしぼりは乾燥したり又は足裏シートが箱の中でその湿気で反応し固化して使いものにならなくなってしまう場合もあった。
【0006】
本発明は以上の問題点を解決し、足裏貼着体による足裏ケア中若しくは足裏ケア後の足裏の清掃を迅速にかつ快適に行うことができる改良を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
この発明によれば、人体の足裏部分に貼着可能に構成され、足裏部分に貼着時に薬剤を足裏部分に向けて滲出させることにより足裏部分のケアを行う足裏貼着体と、足裏貼着体とセットにされ、含浸された水分の消散若しくは蒸発防止のため密封包装され、使用後の足裏貼着体の剥離時に足裏の清掃のために開封して使用される足裏清浄綿と、を具備して成る足裏ケアセットが提供される。
【0008】
足裏貼着体と足裏清浄綿とのセットの複数を容器に収容するようにさせることができる。容器としては型抜きされた一枚の薄手の厚紙より組み立てられた箱状体として構成することができる。
【0009】
足裏貼着体は、足裏部分のため所定量に分包された薬剤と、分包薬剤を収容する空間部を形成し、足裏対向面は薬剤を滲出可能とするべく多孔若しくは通気性面をなすようにされた平坦袋状物と、平坦袋状物の足裏部分離間側面において平坦袋状物と剥離不能に接着され、かつ足裏貼着体を足裏部分に貼着可能とするべく、全外周において平坦袋状物からはみ出すようにされた接着剤層を形成した粘着シートと、足裏側より平坦袋状物及び粘着シートの平坦袋状物からの前記はみ出し部分の全面を被覆する離型紙と、から構成させることができ、足裏貼着体は、清掃液を湿潤保持させた清浄綿と、清浄綿からの水分の消散を防止するべく密封収容する金属蒸着樹脂フィルムを素材とする袋形成材とから構成することができる。
【発明の効果】
【0010】
この発明によれば、足裏部分のケアを行う足裏貼着体と、使用後の足裏貼着体の剥離時に足裏の清掃のために開封して使用される密封包装式の足裏清浄綿とがセットで設けられているため、これらのコラボレーションにより就寝時等のような長時間のケアが必要な足裏貼着体において使用後の足裏の適正な湿潤状態をいつも確保することができ、ケア終了後足裏の清掃を即座に快適かつ確実に行うことができる。
【0011】
また、足裏貼着体の使用中、使用者が感ずることがあるベタベタ感(80パーセント以上で使用している糖質デキストリン等が汗により溶け出したとき足裏面に残ることによる)を清浄綿が手元に置いてあることにより移動することなく即座に解消することができる。本出願人による足裏貼着体の市場への提供は20年を超えた長期にわたるが、本発明のように密封型の清浄綿とセットとしたものはこれまで存在したことはなかったものである。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1はこの発明の実施形態における足裏貼着体の斜視図である。
図2図2はそれぞれのパーツを分解状態にて示す図1の足裏貼着体の模式的断面図である。
図3図3はこの発明の実施形態における清浄綿の斜視図である。
図4図4図3の清浄綿の模式的断面図である。
図5図5はこの発明の実施形態における足裏貼着体と清浄綿のセットを収容する包装箱の組み立て中の状態を示す斜視図である。
図6図6は完成状態におけるこの発明の実施形態における包装箱を示す斜視図である。
図7図7はこの発明の実施形態における包装箱の展開図である。
【発明を実施するための形態】
【0013】
本発明の足裏ケアセットについて説明すると、図1において、10は足裏貼着体の全体を斜視図にて示しており、図2は足裏貼着体10の分解状態での各部を断面にて示しかつ貼着前の足裏面Fとの位置関係を模式的に示す。足裏貼着体10は、本実施形態においては、足裏への貼着に適した例えば、95mm×120mmといった大きさであり、ポリエステルよりなる基材フィルム上面にアクリル系の粘着剤を塗布して成る粘着シート12と、粘着シート12の上面の粘着剤層面12Aに強固に貼着され、内部に木酢液及び/若しくは竹酢液粉末を所定量収容した分包体14と、分包体14を挟んで粘着シート12の上面側に配置され、分包体14の外周側における粘着剤層12A面に剥離可能に軽微に接着される2枚の剥離紙16-1, 16-2とから成る。剥離紙16-1, 16-2は、紙素材の基材表面に、シリコーン系樹脂等の剥離層を形成した周知のものであり、分包体14を上面より片側半面づつ全面にて被覆し、かつ分包体14の外周側における粘着シート12面に剥離可能に接着される。分包体14の大きさは65mm×80mmといった大きさであるため、分包体14の外側の粘着シート12の外側の余白部分において足裏への必要強度での貼着が可能となる。また、剥離紙16-2は、剥離紙16-1の対向縁部が外側への折り返し部16-2A(図2の足裏貼着体10の分解図も参照)を形成しており、剥離紙16-1の剥離紙16-2側端縁部16-1Aが折り返し部16-2Aの上方に延出してきており、足裏貼着体10の使用に先立っての剥離紙16-1, 16-2の除去時において、剥離紙縁部16-1A, 16-2Aを摘み、剥離紙16-1, 16-2を引っ張ることにより、剥離紙の除去を容易に行うことができる。
【0014】
分包体14の構成について説明すると、分包体14は、ポリエチレンテレフタレート及びその共重合体を主体に基材フィルム14-1(図2)の外周にクラフトパルプ、ビスコースレーヨン繊維、ポリビニールアルコール繊維を素材とする袋状の通気性紙(レーヨン紙)14-2を強固に接着することにより形成される空間部14-3に所定量の樹液粉末を収容することにより構成される。より具体的には、分包体14は、基材フィルム14-1とレーヨン紙14-2は、3辺を溶着することにより一端が開口した袋状とし、この開口部から樹液粉末を投入し、開口部を溶着することにより形成することができる。完成した分包体14の外周の封止部を14aにて示す。更に、樹液粉末としては、木酢液、竹酢液をベースにスプレードライ等の周知方法により形成することができる。樹液粉末に加えてドクダミやビワの葉末やジャスパー粉末や遠赤パウダー、更には、キトサン、ビタミンC、各地の温泉成分(所謂湯の花)、各種香料等といった所望のなるべくは天然物素材ベースの薬剤成分を添加することができる。
【0015】
足裏貼着体10の使用に際しては、剥離紙16-1, 16-2を剥離除去し、分包体14のレーヨン紙側面14-2が足裏側に向けて粘着シート12が足裏に貼着される。レーヨン紙14-2に存在する無数の微小な空隙部若しくは通気部を介して汗等の水分の滲出が惹起され、かかる水分の滲出下、分包体14に収容された薬剤による足裏ケアを行うことができる。
【0016】
次に、足裏貼着体10とセットをなす清浄綿20は、図3において、薄板状に成型された、例えば、70mm×75mmといった大きさの、細長矩形の脱脂綿22を包装材フィルム24により密封包装することにより構成される。脱脂綿22には、精製水に薬用エタノールを混合して成る清浄液が含浸されている。清浄水を含浸した脱脂綿22に上下より包装材フィルム24が当てられ、上下からの包装材フィルム24の外周部は溶着され、これにより清浄綿20は完全密封構造をなす。即ち、包装材フィルム24は、本実施形態においては、ポリエチレン及びポリエステルよりなるプラスチック基材フィルムの片面にアルミニューム層を蒸着により形成することにより構成される。上下の包装材フィルム24はプラスチック面を対向させて清浄綿20を介して合体され、清浄綿20より外側の上下の包装材フィルム24におけるプラスチック層同志が加熱下圧着される。そのため、上下の対向するプラスチック層同志は一体化され、シール部24-1を形成する。より具体的な製造過程としては、上下の包装材フィルム24は夫々のロールから繰り出され、清浄液を含浸させた清浄綿20は上下の包装材フィルム24間に導入され、熱シール装置によって清浄綿20の外周部における包装材フィルム24の対向面同志の加熱圧着が行われる。このように形成された、清浄綿20を挟んだ包装材フィルム24の熱溶着部分は切断され、全外周面をアルミニューム層にて被覆した一つ一つの清浄綿20を取り出すことができる。図2に示すように、清浄綿20の両側長辺におけるシール部24-1は鋸刃状縁24-1aを形成しており、このような鋸刃状縁24-1aは、引き裂きによる清浄綿20の開封を容易とする。
【0017】
図5は足裏貼着体10と清浄綿20とを市場に提供(直販若しくは卸)するための包装箱30の組み立て中の状態を示す。図6は完成状態の包装箱30の外観を示す。図5において、足裏貼着体10は10枚といった適当な枚数がポリエチレン等の樹脂製袋30に収容される。一回の足裏ケアのため複数枚の足裏貼着体10を必要とする場合があり、この場合はその枚数分毎に小分け用の小袋に収容するのが便利である。清浄綿20は必要枚数、例えば包装箱30内の全ての足裏貼着体10を使い切ったときにちょうど無くなる適当な個数(一回の足裏ケアにおいて上述小分袋内に2枚の足裏貼着体10を使用する場合はトータル10枚)が準備される。
【0018】
包装箱30は、打ち抜きされ必要な折り目及び切込みを付された適宜の剛性を確保し得る適当な薄手の厚紙から組み立てられる。組み立て前の厚紙からの打ち抜き後の状態(包装箱30の展開図)を図7にて示す。図7において、破線は包装箱30の組み立ての際の折り目部分を示す(各部の符号は図5と対応する)。図5の説明に戻ると、左右側壁30-1 が直立するように折り曲げられ、左右側壁30-1の前側先端が切込み30-2に沿って折り曲げられ左右の前側受部30-3とされ、次に側壁30-1が上縁において折り曲げられ、上側受部30-4とされ、また、側壁30-1の後端が、切込み30-5に沿って曲げられ左右の後側受部30-6となり、左右の後側受部30-6は、夫々の端縁部の切込み30-7によって合体され、包装箱30の内側後壁となる。次に、足裏貼着体10を収容した樹脂製袋30は、包装箱30の収納区画30Aの底面に載置(矢印P)される。また必要枚数の清浄綿20は包装箱30の収納区画30A上の樹脂製袋30を載置した残余の空間部分に上下重ねた状態にて載置収容される(矢印Q)。次に、前壁部30-8が左右の前側受部30-3に重なるように折り曲げられ(矢印R)、同時に前壁部30-8に連なる下側上壁部30-9が収納区画30-1上の包装箱30及び樹脂製袋30上に折り曲げられ(矢印S)、その後、後側壁部30-10が左右の後側受部30-6に重なるように折り曲げられ、同時に後側壁部30-10に連なる上側上壁部30-11が折り曲げられ(矢印T)、下側上壁部30-9 と重ねられるに至る。そして、上側上壁部30-11の先端のべら部分30-12が下向きに折り曲げられ(矢印U)、前壁部30-8と下側上壁部30-9との連結部に形成されるスリット30-13に挿入され、このようにして必要枚数の足裏貼着体10と清浄綿20とを収容した包装箱30の組み立てが完成する。スリット30-13に連なる前壁部30-8における開口部30-14はべら部分30-12にアクセス可能に開口しているため、包装箱30の開封操作が容易となる。このようにして完成した包装箱30(図6)を得ることができる。
【0019】
本発明の実施においては、必要枚数の足裏貼着体10とこれに見合った枚数の清浄綿20とがセットとなって包装箱30に収容されているため、就寝前に足裏貼着体10を貼着することにより足裏ケアを行い、起床時にケア終了のため足裏貼着体10を剥離するときの足裏面の清掃作業を包装箱30中の清浄綿20により行うことができ、清浄綿20の密封構造のため適宜の湿気が維持されているため、即座にかつ快適に清浄作業を行うことができる。
【0020】
足裏貼着体10と清浄綿20とのセット構造としては、本発明の実施に限定されず、足裏貼着体10と清浄綿20とをセットとして袋状体に収容するようなものであっても、本発明の実施に包含されることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0021】
10…足裏貼着体
12…粘着シート
14…分包体
16-1, 16-2…剥離紙
20…清浄綿
22…脱脂綿
24…包装材フィルム
30…包装箱
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7