(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023043943
(43)【公開日】2023-03-30
(54)【発明の名称】ブロワ
(51)【国際特許分類】
F04D 29/70 20060101AFI20230323BHJP
F04D 29/12 20060101ALI20230323BHJP
F04D 29/056 20060101ALI20230323BHJP
【FI】
F04D29/70 N
F04D29/12 Z
F04D29/056 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021151702
(22)【出願日】2021-09-17
(71)【出願人】
【識別番号】391008294
【氏名又は名称】フルタ電機株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083068
【弁理士】
【氏名又は名称】竹中 一宣
(74)【代理人】
【識別番号】100095407
【弁理士】
【氏名又は名称】木村 満
(74)【代理人】
【識別番号】100165489
【弁理士】
【氏名又は名称】榊原 靖
(72)【発明者】
【氏名】古田 成広
(72)【発明者】
【氏名】田中 悟
(72)【発明者】
【氏名】鰐部 幸政
【テーマコード(参考)】
3H130
【Fターム(参考)】
3H130AA13
3H130AB12
3H130AB26
3H130AB46
3H130AC01
3H130BA24D
3H130BA24E
3H130BA24F
3H130BA42D
3H130BA42E
3H130BA42F
3H130BA52D
3H130BA52E
3H130BA52F
3H130DA02Z
3H130DB01Z
3H130DC05Z
3H130DC13Z
3H130DC19Z
3H130DD01Z
3H130EA07A
3H130EA07C
3H130EA07D
3H130EA07E
3H130EA07F
3H130EB01A
3H130EB01D
3H130EB01E
3H130EB01F
3H130EC08F
3H130EC12F
(57)【要約】 (修正有)
【課題】シール板と、シール材、及び/又は、第2シール板の組合せによる封止手段を付設したブロワを提供する。
【解決手段】第1ケーシングユニット1と、第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニット2a、2bと、第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸21と、回転軸に固定され、第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車11と、を備えたブロワAで、第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、他端を、回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、ボス、又はカラーの端面と、回転軸の段差間に第2シール板を設ける構成とした封止手段を付設したブロワ。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1ケーシングユニットと、
この第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
この第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
この回転軸に固定され、前記第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
前記第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、その他端を、前記回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
前記ボス、又は前記カラーの端面と、前記回転軸の段差間に第2シール板を設ける構成とした、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワ。
【請求項2】
第1ケーシングユニットと、
この第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
この第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
この回転軸に固定され、前記第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
前記第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、その他端を、前記回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
前記ボス、又は前記カラーの端面と、前記回転軸の段差間に第2シール板を設け、
前記カラーにVリングを設けた、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワ。
【請求項3】
第1ケーシングユニットと、
この第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
この第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
この回転軸に固定され、前記第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
前記第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、その他端を、前記回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
前記ボス、又は前記カラーの端面と、前記回転軸の段差間に第2シール板を設け、
前記第2ケーシングユニットに可撓性のシール材を設けた、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワ。
【請求項4】
前記第1・第2シール板を、金属製素材とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の封止手段を付設したブロワ。
【請求項5】
前記第1シール板の前記他端は、前記第2シール板の一端より、前記回転軸側に位置する構成とした請求項1に記載の封止手段を付設したブロワ。
【請求項6】
前記カラーの外周面と、前記第1シール板の内周面の間に隙間を形成する構成とした請求項1~請求項5の何れか一項に記載の封止手段を付設したブロワ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、封止手段を付設したブロワに関する。
【背景技術】
【0002】
周知の如く、この種のブロワに関しては、種々の要望と、条件が要求される。
【0003】
例えば、回転軸のボスに遊嵌し、かつ第2ケーシングユニットに設けたシール板(密封装置)の構造において、例えば、ボスとの隙間から、漏れ出る粉塵、水分等が、モータ軸受けに入ることを防止し、故障発生回避等を図ることにある。
【0004】
また、一部では、この種の軸受の密封装置において、組合せ形態のシール装置が採用されている。
【0005】
そして、従来技術として、次に挙げる関連発明がある。
1) 実開平1-142598号公報における考案は、ファンケーシングの軸受けホルダに、対のフリンガを備え、潤滑剤の漏れと、粉塵浸入回避を図る構造である。しかし、この考案は、単に、対のフリンガを備えるのみであって、十分な機能を果たすものとは考えられない。
2) 特開平8-168202号公報における発明は、軸受け機構であって、シャフトに固定されたカラー、ハウジング、及び傾斜シールと、螺旋シール、油切り板で構成し、潤滑油は軸受内にある既存滑油を押し出す。押し出し側のカラーには油切り板により軸受から排出された潤滑油を、遠心力によってハウジング側に飛ばし、かつ軸受下部の排出口から排出する構造で、カラーを介して潤滑剤の漏れと粉塵等の浸入防止を図る構造が開示されている。しかし、シールとしては、十分な機能を果たすものとは考えられない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実開平1-142598号公報
【特許文献2】特開平8-168202号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
上記に鑑み、本発明では、第1シール板と、カラー、及び/又は、カラーに設けたVリングと、カラーと回転軸の段差の間の空間に設けた第2シール板による、適宜の組合せができる封止手段を付設したブロワを提供することを意図する。
【0008】
また、本発明は、モータの回転軸に付設されるボスの本体部に形成したカット部位(空間)にカラーを設け、このカラーにVリングを配備した構造とし、シール効果を高めるとともに、従来のボスと同じ働きを確保し、かつ同じ仕様が図れる構造を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
前述した本発明の意図等を達成するために、請求項1-6を提供する。
【発明の効果】
【0010】
請求項1は、
第1ケーシングユニットと、
第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
回転軸に固定され、第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、他端を、回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
ボス、又はカラーの端面と、回転軸の段差間に第2シール板を設ける構成とした、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワである。
【0011】
従って、請求項1の発明は、第1シール板、及び/又は、第2シール板の組合せによる封止手段を付設したブロワを提供でき、かつ、軸受内部に浸入する粉塵、水分等を、無くすこと、故障発生回避等を図ること、等にある。
【0012】
請求項2では、
第1ケーシングユニットと、
第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
回転軸に固定され、第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、他端を、回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
ボス、又はカラーの端面と、回転軸の段差間に第2シール板を設け、
カラーにVリングを設けた、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワである。
【0013】
従って、請求項2の発明は、請求項1の目的達成に有効な発明となる。以下、同じであり、省略する。
【0014】
請求項3では、
第1ケーシングユニットと、
第1ケーシングユニットに設けた第2ケーシングユニットと、
第2ケーシングユニットに開設した貫通孔に挿入された回転軸と、
回転軸に固定され、第1ケーシングユニット内に設けられた羽根車と、を備えたブロワにおいて、
第2ケーシングユニットに一端を支持した第1シール板は、他端を、回転軸に設けたボス、又はカラーに設け、
ボス、又はカラーの端面と、回転軸の段差間に第2シール板を設け、
第2ケーシングユニットに可撓性のシール材を設けた、
ことを特徴とする封止手段を付設したブロワである。
【0015】
請求項4では、
第1・第2シール板を、金属製素材とする封止手段を付設したブロワである。
【0016】
請求項5では、
第1シール板の他端は、第2シール板の一端より、回転軸側に位置する封止手段を付設したブロワである。
【0017】
請求項6では、
カラーの外周面と、第1シール板の内周面の間に隙間を形成する封止手段を付設したブロワである。
【図面の簡単な説明】
【0018】
【発明を実施するための形態】
【0019】
以下、本発明の各実施例を説明する。各実施例は、好ましい一例であり、各実施例の説明、及び/又は、図面に限定されない。従って、発明の趣旨の範囲において構成の一部を変更する構造、又は同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
【0020】
図1、又は、
図2は、ブロワAの全体構造図であって、羽根車(ファン)11を収容するケーシングは、外側を構成する第1ケーシングユニット1と、この第1ケーシングユニット1の内側の環状空間を塞ぐ、環状の対の第2ケーシングユニット2a、2bで構成する。そして、第2ケーシングユニット2aには、後述する羽根車11の駆動部となるモータ20を備える。モータ20に配備されている回転軸21は、その軸部先部21aを、第2ケーシングユニット2a、2b(ケーシング)の中心部位101に臨ませる。この中心部位101には、羽根車11が軸承されている。尚、回転軸21は、第2ケーシングユニット2aの貫通孔200に、挿入されている。図中8は、第2ケーシングユニット2b側に設けた吸込フランジである。
【0021】
この構造のブロワAにおいては、例えば、回転軸21の回転駆動で、羽根車11が回転し、前記ケーシングの吸込口(吸気口)から吸い込んだ空気、ガス、その他気体を、吐出口(吹出口)から外部に排気する構造である。
【0022】
図3は、第1実施例を示しており、回転軸21の軸部先部21aには、ボス22を被嵌し、この被嵌状態を確保するために、螺子24で螺子止めする。このボス22は、短寸の本体部22aと、本体部22aに設けた鍔片22bでなり、ボス22を回転軸21の軸部先部21aに被嵌した状態で、回転軸21の軸本体21fと、本体部22aの端面(符号なし、本体部22aのモータ側の端面)と間に、カラー4を差込みできる空間H1を形成する。そして、この空間H1には、このカラー4が差込まれ、かつカラー4は、回転軸21の外周面21dに遊嵌される。
【0023】
但し、このカラー4の外周面40は、本体部22aの外周面22a1に比べ、低く、例えば、肉厚関係は、カラー4<本体部22aの関係を形成する。
【0024】
即ち、カラー4の外周面40は、本体部22aの外周面22a1より低い位置関係を形成する(回転軸21の軸芯21eを基準に、低い位置)構造である。そして、この構造では、コストの削減化、加工の容易化とか、軽量化等に有効である。
【0025】
回転軸21は、モータ20側から羽根車11側に向かって、順に、太径の軸本体21f、細径の軸部基部21b、軸部先部21aで構成されており、軸本体21fと軸部基部21bの間に段差21cを備える。カラー4は、ボス22の本体部22aの基端側22a1aと、軸本体21fと軸部基部21bとの段差21cとの間に形成した空間H1に設けられる。このカラー4は回転軸21の外周面21dに遊嵌される。
【0026】
この一例では、カラー4と、本体部22aで、従来のボス022の本体部022aを構成する。この構造において、例えば、一例の如く、カラー4の肉厚を薄くする構造では、コストの削減化、加工の容易化とか、軽量化等に有効である。
【0027】
前述した如く、回転軸21の段差21cと、ボス22の本体部22aの端面との間に、第1シール板5が設けられており、この第1シール板5の内周面50とカラー4の外周面40との間に、隙間Bが形成される。この隙間Bの役割は、第1シール板5の内周端部5c(他端5b)を、カラー4の外周面40に非接触とすることであり、その効果は、例えば、第1シール板5の摩耗防止・耐久性確保とか、異音発生回避に役立てる。また、隙間Bを僅少とすることで、更に、空気の漏れ防止と、吸込んだ空気の無駄(吸込み空気有効利用と効率化等)を無くすこと等にある(限定されない。以下同じ)。前記第1シール板5の一端5aは、前記第2ケーシングユニット2aに支持されており、その他端5bは、カラー4の外周面40(本体部22aの肉薄外周面)との間に隙間Bを形成する構成となっている。
【0028】
また、カラー4の基端側41(モータ20側)の一端4aと、回転軸21の段差21cとの間には、円板状の第2シール板6を挟み付ける(付設する)。即ち、組付け時において、ワンタッチであって、確実かつ容易に設置できる。この第2シール板6の役割は、例えば、第1ケーシングユニット1(ケーシング)内からの塵埃等の流出防止である。
【0029】
そして、この第1実施例は、第1シール板5、及び/又は、第2シール板6の働きで、例えば、ボスとの隙間から、漏れ出る粉塵、水分等が、モータ軸受けに入ることを防止し、故障発生回避等を図ることにある。或いは、ケーシング内、及び/又は、副次的に、第1ケーシングユニット1(ケーシング、以下省略)内への塵埃等の浸入防止とか、吸込み空気の漏れ防止を図る。
【0030】
図中7はキーであり、回転軸21とボス22を固定する。このキー7は従来のキー07より短寸となる。
【0031】
次に、
図4は、第2実施例を示しており、基本的な構造は、第1実施例に準ずる。そこで、この第2実施例の構造の特徴を説明すると、カラー4の外周面40に、ゴム等の可撓性でなり、かつ円板形状のVリング10(シール材、以下同じ)を被嵌する構造であって、その本体部1000をカラー4のボス22側に、リップ1001をモータ20側に、それぞれ配置する構造である。従って、第2実施例では、第2ケーシングユニット2aに取り付けた金属製隔壁板の第1シール板5と、Vリング10、及び/又は、第2シール板6の働きで、例えば、第1ケーシングユニット1内への塵埃等の浸入防止とか、吸込み空気の漏れ防止を図る。
【0032】
カラー4は、少なくとも、Vリング10、及び/又は、第2シール板6を取付け可能とし、かつ取付けの容易化等を図る。また、この第2実施例では、Vリング10のリップ1001が、第1シール板5の一面(羽根車11側)に非接触とする構造である。非接触構造は、例えば、Vリング10の摩耗減少と、耐久性確保等に有効であり、かつ異音発生防止等に有効と思われるが、一例であり、限定されない。また、第1シール板5は金属製隔壁板とするが、一例である。
【0033】
図5は、第3実施例を示しており、基本的な構造は、第1・2実施例に準ずる。そこで、この第3実施例の構造の特徴を説明すると、この一例では、例えば、Vリング10と、第2ケーシングユニット2aに取り付けた金属製隔壁板の第1シール板5の関係であり、Vリング10のリップ1001が、第1シール板5の一面(羽根車11側)に接触する構造であり、その効果及び基本的な構造は、第1・第2実施例に準ずる。また、この第3実施例の如く、リップ1001が第1シール板5の一面に接触する構造においては、図示したVリング10の取付け構造が最適であることと、水密性の向上とか、前述した、例えば、第1ケーシングユニット1内への塵埃等の浸入防止とか、吸込み空気の漏れ防止、又は異音発生防止等を図る。尚、前記第1シール板5は金属製隔壁板とするが、一例であり、限定されない。
【0034】
図6は、第4実施例を示しており、基本的な構造は、第1~3実施例に準ずる。そこで、この第4実施例の構造の特徴を説明すると、第2ケーシングユニット2aに、金属製隔壁板の第1シール板5を取付け、更に第1シール板5の端部に、可撓性シール材12を取付ける。この第4実施例では、第1シール板5の端部に取付けた可撓性シール材12の自由端側1200を、カラー4の外周面40に、曲折、かつ接触させる構造である。従って、第4実施例では、第1シール板5と、可撓性シール材12、及び/又は、第2シール板6(異物飛散補助板)の働きで、前述した、例えば、第1ケーシングユニット1内への塵埃等の浸入防止とか、吸込み空気の漏れ防止を図る。その他は、前記第1・2実施例に準ずる。また、この第4実施例では、前述の如く、可撓性シール材12の自由端側1200を、カラー4の外周面40に、曲折、かつ接触させる構造である。
【0035】
尚、可撓性シール材12は、前記円板状の第1シール板5の内側円板部5d(この第4実施例の内側円板部5dは、他実施例の、内側円板部5dに相当する部位と比べ、短尺になっている。)に取付ける構造であるが、一例であって限定されない。第1シール板5は金属製隔壁板とするが、一例である。この第4実施例では、可撓性シール材12の交換が容易である。この一例では、第1シール板5、及び/又は、可撓性シール材12は、それぞれ止め具13、14で取付ける。
【0036】
前述した、Vリング10としては、市販品のVリング、例えば、規格V-30AやV-25AのVリングを利用することが可能であるが、これらに限定されない。
【0037】
尚、
図7は、従来のブロワの一実施例の要部の一部欠截の断面図であり、符号は省略するが、従来のキー07と、その長尺の寸法を示した図である。キー7<従来のキー07の寸法関係となる。また、本体部22a<従来の本体部022aである。また、第1シール板5と略同じ働きをする、第1シール板05は、従来の第2ケーシングユニット02a(ケーシング)に備える。また、隙間0Bを備える。
【0038】
前述した、各実施例は、好ましい一例である。この各実施例の趣旨の範囲において、構成の一部を変更する構造、又は同じ特徴と効果を達成できる構造、等は、本発明の範疇である。
【符号の説明】
【0039】
A ブロワ
B 隙間
0B 隙間
H1 空間
1 第1ケーシングユニット
101 中心部位
11 羽根車
2a、2b 第2ケーシングユニット
02a 従来の第2ケーシングユニット
200 貫通孔
20 モータ
21 回転軸
21a 軸部先部
21b 軸部基部
21c 段差
21d 外周面
21e 軸心
21f 軸本体
22 ボス
022 ボス
22a 本体部
022a 本体部
22a1 外周面
22a1a 基端側
22b 鍔片
24 螺子
3 スタンド
4 カラー
4a 一端
40 外周面
41 基端側
42 先端側
5 第1シール板
05 第1シール板
5a 一端
5b 他端
5c 内周端部
5d 内側円板部
50 内周面
6 第2シール板(異物飛散補助板)
7 キー
07 キー
8 吸込フランジ
10 Vリング
1000 本体部
1001 リップ
12 可撓性シール材
1200 自由端側
13 止め具
14 止め具