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特開2023-44733使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023044733
(43)【公開日】2023-03-31
(54)【発明の名称】使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー
(51)【国際特許分類】
   B65D 61/00 20060101AFI20230324BHJP
【FI】
B65D61/00 J
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2022161951
(22)【出願日】2022-09-17
(31)【優先権主張番号】P 2021171244
(32)【優先日】2021-09-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(31)【優先権主張番号】P 2022142572
(32)【優先日】2022-08-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.マジックテープ
(71)【出願人】
【識別番号】308004630
【氏名又は名称】大木 將弘
(72)【発明者】
【氏名】大木 將弘
【テーマコード(参考)】
3E085
【Fターム(参考)】
3E085AA04
3E085AB01
3E085AB03
3E085AD01
(57)【要約】      (修正有)
【課題】本紙類を少ないスペースでまとめて保管可能で、まとめて保管したものを容易に結束可能な使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダーを提供する。
【解決手段】2本1組でバンド対応の柱3を有し、それぞれのバンド対応の柱の最上部に、両端の表裏にマジックテープ6、同じく両端の表面にポケット2が施された伸縮可能なバンド5のポケットを仮止めすることが可能な先端部が施され、その内の2本のバンド対応の柱1組を含む柱が、最低でも1組配置され、その他の2本1組の柱取が配置された本体1、および伸縮可能なバンド。同じく2本1組で、それぞれの柱の外側に鋲10および鋲対応の紐11が付き、なおかつ2本の鋲対応の柱9にて間に潰された使用済み紙パック等紙類を挟むことが可能な柔軟な鋲対応の柱を最低1組配置された本体からなる使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー。
【選択図】図9
【特許請求の範囲】
【請求項1】
向かい合う2本で1組の柱(3)(9)の組み合わせそれぞれが下方に向かうに従いそれぞれの柱の間隙の距離が狭まる様に配置され、その2本の柱2組(3),(9)が平行になる様に1組以上設置された本体(1)を持つ使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー
【請求項2】
柱の最上部に伸縮可能なバンド(5)を仮止めしておける先端部(4)を持つバンド対応の柱(3)が2本で1組以上設置された使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー
【請求項3】
両端の表裏に潰された使用済み紙パック等紙類(7)を仮止めする際の固定用のマジックテープ(6)が取り付けられ、同じくその片面の両端にバンド対応用の柱(3)の先端部(4)へ仮止めが可能なポケット(2)が施された伸縮可能なバンド(5)を持つ使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー。
【請求項4】
向かい合った鋲対応の柱(9)の間に挟んだ潰された使用済み紙パック等紙類(7)の束を挟む込むことが可能な柔軟性を持った鋲対応の柱(9)の組み合わせが1組以上配置された飲料物の紙パック等紙類のホルダー。
【請求項5】
向かい合った鋲対応の柱(9)にて挟まれた使用済み紙パック等紙類(7)を挟んだまま鋲対応の柱(9)の外側に取り付けられた鋲(10)それぞれに鋲対応の紐(11)を巻きつけて、挟まれて束ねられた使用済み紙パック等紙類(7)が広がらないように仮固定し、結束用の紐(8)にて潰された使用済み紙パック等紙類(7)が広がらない状態のまま結束できる飲料物の紙パック等紙類のホルダー。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は使用済みの飲料物の紙パック容器や廃棄予定の封書等の紙類を再生可能な資源として保管する際、場所を取らずに保管する事が可能で資源ごみとして廃棄する際に、複数の紙パックや廃棄予定の封書等をまとめて簡単にしっかりと結束が出来るホルダーに関する物である
【背景技術】
【0002】
飲料物の紙製の容器は再生資源として有効な容器である。しかし使用後の本容器の収納は潰しても、そのままでも収納しにくく、ダストボックス等に入れても非常に場所をとり、再生用のゴミとして提出する際にまとめて結束する際にもその形状や材質から滑りやすく、結束する作業も大変であった。また廃棄予定の封書も重ねて保管しようとしても滑りやすく、まとめた際に崩れやすく同様に廃棄用にまとめて結束する際にもキッチリと結束しにくかった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
再生可能で貴重な資源である飲料物の紙パックや廃棄予定の封書等の紙類は資源ごみとして保管する際、また廃棄する際に次のような欠点があった。
(イ)使用済みの紙パックは厚紙で出来ており、使用後に保管する為に容器を潰しても、元の箱状の形態へ戻りたがる習性があり収納の際には、多くのスペースを要した。また廃棄予定の封書も重ねて保管する際にまとまりにくく、廃棄する際もまとめにくかった
(ロ)使用済みの紙パックは複数を結束する際には表面上が滑りやすく、その元の形状に戻りたがる性質からもまとめて結束するのは手間が掛かった。また同様に廃棄予定の封筒入りの封書も内容物が膨らむ為、廃棄用にまとめて結束する際に滑りやすく、しっかりと結束しにくかった。
【課題を解決するための手段】
【0004】
バンド対応用の柱(3)を有し、バンド対応用の柱(3)の最上部に、両端の表裏にマジックテープ(6)、同じく両端の表面にポケット(2)が施された伸縮可能なバンド(5)のポケット(2)を仮止めすることが可能な先端部(4)が施され、その内の向かい合う2本のバンド対応用の柱(3)が下部に向かいそれぞれの間隔が狭まるように配置されたバンド対応用の柱(3)を含む柱を1組以上の柱の組み合わせが平行に2組取り付けられた本体(1)、および両端の表裏にマジックテープが取り付けられ、表面にバンド対応用の柱(3)の先端部(4)に仮止めができるポケット(2)が施された伸縮可能なバンド(5)。
同じくそれぞれの柱の外側に鋲対応用の紐(11)を挟んで仮止め出来る鋲(10)を有し、向かい合う鋲対応用の柱(9)が下部に向かいそれぞれの間隔が狭まるように配置され、使用済みの紙パック等紙類(7)を挟み込めるような柔らかい素材で製作された鋲対応の柱(9)1組を含む柱の組み合わせが平行に2組以上取り付けられた本体(1)。
以上の構成よりなる使用済みの飲料物の紙パック等紙類のホルダー。
【発明の効果】
【0005】
本発明を使用する事により、まとめての保管がし難く、廃棄用に束ねにくかった使用済みの潰した飲料用紙パックや廃棄予定の封書類が容易にかつコンパクトに収納可能となり、その滑りやすい材質、潰される前の元の形状に戻ろうとする紙の性質からまとめて結束しにくかった使用済みの紙パック容器や廃棄予定の封書等紙類が容易にしっかりとした結束が可能となります。
【発明を実施するための形態】
【0006】
以下 本発明の実施の形態を説明する。
・収縮可能なバンドを利用する場合
(イ)伸縮可能なバンド(5)に施されたポケット(2)を仮止めすることが出来る先端部(4)を持ち、その向かい合う各2本が下部にいくほど向かい合いつつ柱の間隔が狭くなるように取り付けられた2本1組のバンド対応の柱(3)のそれぞれの先端部(4)に伸縮可能なバンド(5)のポケット(2)を差し込んで本体(1)に伸縮可能なバンド(5)の裏が上を向くようにセットする。
(ロ)セットされた伸縮可能なバンド(5)と直交する方向に潰した使用済みの紙パック等紙類(7)を横向きに収納していく
(ハ)ある程度の潰された使用済み紙パック等紙類(7)が本体(1)に溜まり、窮屈になった段階で収納された全ての潰された使用済み紙パック等紙類(7)の束を片手で摘まんで保持する。
(二)もう片方の手で先端部(4)から伸縮可能なバンド(5)のポケット部(2)を引き上げて外し、束ねられた潰された使用済み紙パック等紙類(7)を伸縮可能なバンド(5)にて巻いて、マジックテープ(6)で固定する。
(ホ)固定された潰された使用済み紙パック等紙類(7)を巻き付いた伸縮可能なバンド(5)ごと本体(1)から取り外す。
(ヘ)取り外された潰された使用済み紙パック等紙類(7)の束、および伸縮可能なバンド(5)をそのままの状態で収縮可能なバンド(5)と重ならない様に結束用の紐(8)にて本結束し、巻き付いていた伸縮可能なバンド(5)を潰された使用済みの紙パック等紙類から取り外し、再生利用資源として廃棄する。
・鋲対応の柱(9)を利用する場合
(ト)柱の外側に鋲(10)、および鋲対応の紐(11)が施された鋲対応用の柱(9)2本の間に使用済みの紙パック等紙類(7)を挟んでいき、ある程度窮屈になった段階で鋲対応の柱(9)にて使用済みの紙パック等紙類(7)を挟み込みこんだまま、それぞれの鋲(10)に鋲対応の紐(11)を巻きつけて固定する。
(チ)鋲対応の紐(11)にて固定されたままの状態の使用済みの紙パック等紙類(7)の下に結束用の紐(8)をくぐらせて使用済みの紙パック等紙類(7)本結束する。
(リ)鋲(10)から鋲対応の紐(11)を取り外し結束された使用済みの紙パック等紙類(7)を再生用資源として廃棄する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】本体のA-A断面図
図2】本体のB-B断面図
図3】本体の側面図
図4】本体の鳥観図
図5】伸縮可能なバンドの表面
図6】伸縮可能なバンドの裏面
図7】本発明の斜視図
図8】本体にバンドをセットした際の斜視図
図9】本発明に複数の潰された使用済み紙パック等紙類がセットされた際の斜視図
図10】本発明にセットされた複数の使用済み紙パック等紙類の束を仮結束するために伸縮可能なバンドを伸ばして先端部から外した際の斜視図
図11】伸縮可能なバンドにて複数の使用済み紙パック等紙類を巻いてマジックテープで仮止めした際の斜視図
図12】伸縮可能なバンドにて仮結束したままの複数の使用済み紙パックを本体から取り外した際の斜視図
図13】取り外された伸縮可能なバンドにて仮結束された複数の使用済み紙パック等紙類を結束用の紐にて本結束した際の斜視図
図14】本結束され廃棄可能になった複数の使用済み紙パック等紙類の束と外された伸縮可能なバンド
図15】本体に潰された複数の使用済み紙パック等紙類を挟んだ際のA-A断面図
図16】本体にセットされた潰された複数の使用済み紙パック等紙類を柱にて挟みこんだ際のA-A断面図
図17】挟み込まれたままの状態で鋲を鋲対応の紐にて巻き込み、潰れた複数の使用済み紙パック等紙類を仮固定したまま結束用の紐にて潰された複数の使用済み紙パック等紙類をくるんだ際のA-A断面図
図18】挟み込まれたままの状態で鋲を鋲対応の紐にて巻き込み、潰れた複数の使用済み紙パック等紙類を仮固定したまま結束用の紐にて潰された複数の使用済み紙パック等紙類を結束し、取り外した際のA-A断面図。
図19】A-A断面委おける、鋲と鋲対応の紐についての詳細図
【符号の説明】
【0008】
1 本体
2 ポケット
3 バンド対応の用柱
4 バンド対応用柱の先端部
5 伸縮可能なバンド
6 マジックテープ
7 潰された使用済み紙パック等紙類
8 結束用の紐
9 鋲対応用の柱
10 鋲
11 鋲対応の紐
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
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