(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023046179
(43)【公開日】2023-04-03
(54)【発明の名称】鼠蹊ヘルニア押し当て具、及びその装着方法
(51)【国際特許分類】
A61F 5/24 20060101AFI20230327BHJP
A44B 13/00 20060101ALI20230327BHJP
【FI】
A61F5/24
A44B13/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021171994
(22)【出願日】2021-09-21
(71)【出願人】
【識別番号】521345268
【氏名又は名称】鈴木 康憲
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 康憲
【テーマコード(参考)】
3B100
4C098
【Fターム(参考)】
3B100AA01
3B100AB01
4C098AA02
4C098BB17
4C098BC37
4C098BD13
(57)【要約】 (修正有)
【課題】鼠蹊ヘルニアを簡単に外部から押し当てる方法を簡素化できるものを提供する。
【解決手段】鼠蹊ヘルニア部を押し当て部4があたるように押し当て装着板1につけ、下着、又はおむつの上から装着し。その上から通常の下着や伸縮性のある下着またはおむつカバー等で固定する事を特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
硬質のプラスチック又は金属で図のように下部となる任意の個所を体型に合わう湾曲になされた押し当て装着板(1)の2カ所に図の如く面ファスナーのフック側を(2)をつけ、その中央、任意の範囲には面ファスナーのフック側又はループ側(3)を図のようにつけ、押し当て部分(4)に支柱となるもの(5)を埋め込み固定し、または押し当て部を成型した物品(4-A)とし、その外面又はその支柱の外面として出てる面に面ファスナー中央に着脱できる任意のフック側又はループ側の面ファスナー(3-A)をつけ、下着(6)の上から鼠蹊ヘルニア部を押し当て部があたるように押し当て、その上にさらなる下着や伸縮するストレッチ系の下着(6-A)で固定し、また紙パンツを(6)とし、その上から鼠蹊ヘルニア押し当て具を装着し、その上から通常の下着や伸縮するストレッチ系の下着またはおむつカバーを(6-A)として固定する装着板につけた鼠蹊ヘルニア押し当て具と及びその方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は鼠蹊ヘルニアを改善する押し当て具とその装着方法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、脱腸帯などあるが高価で装着にも重々しく普段から身に着ける際にも簡単に装着できるものはなかった。
【先行技術文献】
【0003】
【特許文献】
【特許文献】特開2016-172027 実登3219000
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のものについては次のような欠点があった。構造的に高額になるものが多く装着の際も簡単につけられず体裁が良くなかった。
本発明は、以上のような欠点をなくす為になされたものである。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
硬質のプラスチック又は金属で図のように下部となる任意の個所を体型に合わせ湾曲になされた押し当て装着板(1)の2カ所に図の如く面ファスナーのフック側を(2)をつけ、その中央、任意の範囲には面ファスナーのフック側又はループ側(3)を図のようにつけ、押し当て部分(4)に支柱となるもの(5)を埋め込み固定し、または押し当て部分を円柱状に成型した物品(4-A)その支柱の外面に面ファスナー中央に着脱できる面ファスナーの片側(3-A)をつけ、鼠蹊ヘルニア部を押し当て部があたるように押し当て装着板につけた鼠蹊ヘルニア押し当て具であり、下着(6)(6-A)を二枚重ねとし、押し当て装着板の表面を上の下着(6-A)により押し当てるという装着方法である。
【発明の効果】
【0006】
押し当て装着板に押し当て部を布下着の上から鼠蹊ヘルニア部分に合わせ張り付け、その上に肌着となる布下着や伸び縮みするストレッチ系の下着等で固定出来、あてがいの位置決めが簡単に出来、市販下着を利用するので違和感はない。また、紙おむつ等にも装着が出来、どんな方にも無理なく装着が出来ていい。
その際も装着したその上にきつめの下着、収縮するストレッチ系の下着またはおむつカバー等で締めつけ、湾曲の収まりで簡単に固定出来るのでいい。
また繊維状の下着の中には本案品の貼り付け具合が悪いものがあっても、フック側のギザギザの面が重ね履きにする事によりズレる事はないのでよい。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
硬質のプラスチック又は金属で図のように下部となる任意の個所を体型に合う湾曲になされた押し当て装着板(1)の2カ所に図の如く面ファスナーのフック側を(2)をつけ、その中央、任意の範囲には面ファスナーのフック側又はループ側(3)を図のようにつけ、押し当て部分(4)の外面として出てる面に面ファスナー中央に着脱できる面ファスナーの片側(3-A)を鼠蹊ヘルニア部を押し当て部があたるように押し当て装着板につけた鼠蹊ヘルニア押し当て部分(4)を自分に合った位置につけ 押し当て装着板の押し当て部分が鼠蹊ヘルニア部分に合うよう布下着(6)の上から張り付け、その上にさらなる布下着や伸び縮みするストレッチ系の下着(6-A)等で固定でする。また、紙おむつを(6)とし、その上から装着し、その上からおむつカバーを(6-A)としで締めつけ固定する。
【符号の説明】
【0009】
1 押し当て装着板
2 フック側の面ファスナー
3 任意で決めたフック側またはループ側の面ファスナー
3-A 面ファスナー3に脱着できるループ側またはフック側の面ファスナー
4 キャップ状に成形された支柱が入る押し当て部
4-A 成形された押し当て部
5 押し当て部に入る支柱
6 下着
6-A 鼠径ヘルニア押し当て具を押さえる二枚目の下着