(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023046345
(43)【公開日】2023-04-04
(54)【発明の名称】磁石の斥力を利用した静音型カーテンレール
(51)【国際特許分類】
A47H 1/04 20060101AFI20230328BHJP
A47H 15/02 20060101ALI20230328BHJP
【FI】
A47H1/04 B
A47H15/02
【審査請求】有
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021154949
(22)【出願日】2021-09-23
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-03-07
(71)【出願人】
【識別番号】505339841
【氏名又は名称】梶田 壽義
(72)【発明者】
【氏名】梶田 壽義
【テーマコード(参考)】
2E182
【Fターム(参考)】
2E182AB02
2E182AC01
2E182BB04
2E182DE06
2E182DE15
2E182DG01
2E182DH02
2E182DH19
2E182DJ19
(57)【要約】
【課題】
夜間や育児等の環境で静音性が要求される場面でのカーテンの開閉の音を抑えた
カーテンレールの提供。
【解決手段】
永久磁石のランナーを非磁性体の材質のレールの中央に配置しその左右の斜め下の
内側の永久磁石のそれぞれN極をランナー側にS極を外側に配置し斥力でカーテン
を吊り上げ接触することなく移動させ静音性を保つ。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
永久磁石のランナーの下側のN極側コーナーを曲線で面取りした永久磁石の
ランナー本体に取り付けた非磁性体のフック掛けをC型で中央の開口部を下に
向けランナー走行路として使用する断面形状の非磁性体の材質のレールの中央に配置し
その左右の斜め下の内側の永久磁石のそれぞれN極をランナー側にS極を外側にした長さ約15mmの
カーテンを吊り上げる斥力を勘案した特定の磁力の永久磁石を前記ランナーの
曲線で面取りしたコーナー方向に向けて角度を合わせ並べて取り付け永久磁石の
N極同士の斥力によりカーテンを吊り上げた前記ランナーを浮かせる配置にして
前記ランナーと斜め下の内側のそれぞれに取り付けた永久磁石と接触することなく
滑らかに移動し静音性が保たれる事を特徴とした
磁石の斥力を利用した静音型カーテンレール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は 磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールに関するものである。
【背景技術】
【0002】
カーテンの開閉時の静音性を求められる事が有り、様々な方法が紹介されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2019-217045
【特許文献2】特許6235680
【特許文献3】実登3195866
【特許文献4】特開2006-314537
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
夜間や育児等の環境で静音性が要求される場面でのカーテンの開閉の音を抑えた
カーテンレールを提供したい。
【課題を解決するための手段】
【0005】
永久磁石のランナーの下側のN極側コーナーをカーテン開閉時にランナーが傾き磁力の
抵抗が大きくなる時の動きを滑らかにする為に曲線で面取りした永久磁石のランナー本体に
取り付けた非磁性体のフック掛けをC型で中央の開口部を下に向けランナー走行路と
して使用する断面形状の非磁性体の材質のレールの中央に配置しその左右の斜め下の
内側の永久磁石のそれぞれN極をランナー側にS極を外側にした長さ約15mmの
カーテンを吊り上げる斥力を勘案した特定の磁力の永久磁石を前記ランナーのコーナーに
センター方向に向けて角度を合わせ並べて取り付け永久磁石のN極同士の反発力により
カーテンを吊り上げた前記ランナーを浮かせる配置にして前記ランナーと斜め下の内側の
それぞれに取り付けた永久磁石と接触することなく滑らかに移動させ静音性が保たれる
カーテンレールの構造にした。
【発明の効果】
【0006】
レールとランナーの摩擦による音は発生せず静音性が保たれた。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【
図1】
図1は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの正面の断面図である。
【
図2】
図2は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの側面の断面図である。
【
図3】
図3は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの上面の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
【0009】
図1は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの正面の断面図でランナーが斥力で
浮いた状態を示す図である。
【0010】
図2は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの側面の断面図でカーテンの開閉時の
ランナーの傾きに対応出来る事を示した図である。
【0011】
図3は磁石の斥力を利用した静音型カーテンレールの上面の断面図である。
【実施例0012】