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特開2023-46371ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023046371
(43)【公開日】2023-04-04
(54)【発明の名称】ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体
(51)【国際特許分類】
   H04N 21/462 20110101AFI20230328BHJP
   H04L 67/131 20220101ALI20230328BHJP
   G06F 3/0484 20220101ALI20230328BHJP
   A63F 13/86 20140101ALI20230328BHJP
【FI】
H04N21/462
H04L67/131
G06F3/0484
A63F13/86
【審査請求】有
【請求項の数】22
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022059940
(22)【出願日】2022-03-31
(31)【優先権主張番号】202111117663.8
(32)【優先日】2021-09-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.ブルートゥース
(71)【出願人】
【識別番号】520230293
【氏名又は名称】北京達佳互▲れん▼信息技術有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100101340
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 英一
(74)【代理人】
【識別番号】100205730
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 重輝
(74)【代理人】
【識別番号】100213551
【弁理士】
【氏名又は名称】丸山 智貴
(72)【発明者】
【氏名】チョン ウェンチン
【テーマコード(参考)】
5C164
5E555
【Fターム(参考)】
5C164FA22
5C164UB41S
5C164UB81S
5C164UC27P
5C164UD44P
5C164YA11
5C164YA21
5E555AA76
5E555BA05
5E555BA06
5E555BA20
5E555BA46
5E555BA78
5E555BB05
5E555BB06
5E555BB20
5E555BC07
5E555BD09
5E555CA12
5E555CA47
5E555CB12
5E555CB33
5E555CB74
5E555CC03
5E555DA23
5E555DB18
5E555DB20
5E555DB39
5E555DB41
5E555DB53
5E555DC13
5E555DC18
5E555DC53
5E555DC84
5E555EA05
5E555EA21
5E555FA00
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ユーザの没入感を高め、ユーザ数の減少を回避することができる、ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップを含む。インタラクションモードは、予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード又は予め設定されたゲーム生配信ルームに参加するターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含む。方法はさらに、端末にターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するステップを含む。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
端末に適用されるゲーム生配信のインタラクション方法であって、前記方法は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップであって、前記インタラクションモードが、前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード、又は、前記予め設定されたゲーム生配信ルームに参加する前記ターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含むステップと、
前記端末に前記ターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するステップと、を含む、
ことを特徴とするゲーム生配信のインタラクション方法。
【請求項2】
前記方法は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記予め設定されたゲームルームに対する前記ターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得するステップであって、前記ターゲット選択モードが、インタラクションモード又は視聴モードを含むステップと、
前記ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであると受信された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップを実行するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項3】
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップは、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記共有視角モードに入るステップと、
前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対する前記ターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、前記予め設定されたゲーム生配信ルームを前記共有視角モードから独立視角モードに切り替えるステップと、を含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記インタラクションモードが独立視角モードである場合、前記方法は、
前記端末に前記ターゲットアカウントのために前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示するステップであって、前記ゲームインタフェースにはゲームコントロールが設けられているステップと、
前記ターゲットアカウントの前記複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバに前記トリガ操作に対応する操作データを送信するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の方法。
【請求項5】
前記操作パネルに設けられるゲームコントロールは、生配信しているゲームに対応する、
ことを特徴とする請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記方法は、
前記ターゲットアカウントが、生配信しているゲームに参加することに成功した場合、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記生配信インタフェースには、インタラクションパネルと視聴パネルとを切り替えるためのパネル切り替えコントロールも設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記インタラクションパネルは、前記ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供することに用いられ、
前記視聴パネルは、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、前記ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されていることに用いられる、
ことを特徴とする請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記方法は、
前記インタラクションモードが共有視角モードである場合、前記生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示されるステップと、
前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域に前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示されるステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項1又は3に記載の方法。
【請求項10】
前記方法は、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、前記ターゲットアカウントを申請リストに追加するステップであって、前記申請リストが、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含むステップと、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が最も高いことが検出された場合、前記ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信するステップと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項9に記載の方法。
【請求項11】
端末に適用されるゲーム生配信のインタラクション装置であって、前記装置は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するように構成されるインタラクションモード選択モジュールであって、前記インタラクションモードが、前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード、又は、前記予め設定されたゲーム生配信ルームに参加する前記ターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含むインタラクションモード選択モジュールと、
前記端末に前記ターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するように構成されるインタフェース表示モジュールと、を含む、
ことを特徴とするゲーム生配信のインタラクション装置。
【請求項12】
前記装置は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記予め設定されたゲームルームに対する前記ターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得するように構成される選択モード決定モジュールであって、前記ターゲット選択モードが、インタラクションモード又は視聴モードを含む選択モード決定モジュールと、
前記ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであると受信された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するようにも構成されるインタラクションモード選択モジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項13】
前記選択モード決定モジュールは、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記共有視角モードに入るように構成される共有モードエントリユニットと、
前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対する前記ターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、前記予め設定されたゲーム生配信ルームを前記共有視角モードから独立視角モードに切り替えるように構成されるモード切り替えユニットと、を含む、
ことを特徴とする請求項11に記載の装置。
【請求項14】
前記インタラクションモードが独立視角モードである場合、前記装置は、
前記端末に前記ターゲットアカウントのために前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示するように構成されるゲームインタフェース表示モジュールであって、前記ゲームインタフェースには複数のゲームコントロールが設けられているゲームインタフェース表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントの前記複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバに前記トリガ操作に対応する操作データを送信するように構成されるトリガ操作受信モジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11又は13に記載の装置。
【請求項15】
前記ゲームインタフェースは、ゲーム画面を表示するためのゲーム画面領域及び前記複数のゲームコントロールが設けられている操作パネルを含み、ここで、異なるゲームは、前記操作パネルに対応するゲームコントロールが設けられている、
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記装置は、
予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム開始待ち状態にあることが検出された場合、前記ターゲットアカウントによって送信された前記クリエイターのゲームに参加する要求を受信するように構成されるゲーム要求受信モジュールと、
前記クリエイターのゲームに参加することに成功した場合、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供するように構成されるゲーム画面送信モジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項15に記載の装置。
【請求項17】
前記生配信インタフェースには、パネル切り替えコントロールも設けられており、前記装置は、
ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記パネル切り替えコントロールの機能を、前記ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供するためのインタラクションパネルに設定するように構成される第1の機能切り替えモジュールと、
前記パネル切り替えコントロールに対する前記ターゲットアカウントのトリガ操作が受信された場合、前記パネルコントロールの機能を前記インタラクションパネルから視聴パネルに切り替えるように構成される第2の機能切り替えモジュールであって、前記視聴パネルは、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、前記ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されている第2の機能切り替えモジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項14に記載の装置。
【請求項18】
前記装置は、
前記インタラクションモードが共有視角モードである場合、前記生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示されるように構成される表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域に前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示されるように構成されるコメント情報表示モジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項11又は13に記載の装置。
【請求項19】
前記装置は、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、前記ターゲットアカウントを申請リストに追加するように構成される申請処理モジュールステップであって、前記申請リストが、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含む申請処理モジュールと、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が最も高いことが検出された場合、前記ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信するように構成される提示モジュールと、をさらに含む、
ことを特徴とする請求項18に記載の装置。
【請求項20】
電子機器であって、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、前記プロセッサは、請求項1~10のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法を実行するように構成される、
ことを特徴とする電子機器。
【請求項21】
非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、
前記記憶媒体における指令がモバイル端末のプロセッサによって実行される場合、モバイル端末が、請求項1~10のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法のステップを含むゲーム生配信のインタラクション方法を実行できる、
ことを特徴とする非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項22】
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されているコンピュータプログラムであって、
前記コンピュータプログラムにおける指令が実行される場合、請求項1~10のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法を実行させる、
ことを特徴とするコンピュータプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、データ処理技術分野に関し、特に、ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
生配信業界の急速な発展に伴い、ゲーム生配信業界が急速に発展しており、現在、ユーザにオンラインゲーム生配信のサービスを提供するゲーム生配信プラットフォームが複数ある。しかしながら、ユーザは、これらのゲーム生配信プラットフォームによってゲーム生配信を視聴する時に、一般的に、生配信インタフェースにおいて弾幕を送信したり、クリエイターにギフトを贈ったりすることでしかインタラクションできなく、ユーザの没入感が低く、ユーザ数の減少になりやすい。
【発明の概要】
【0003】
本開示は、関連技術に存在する課題を克服するために、ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施例の第1の態様によれば、端末に適用されるゲーム生配信のインタラクション方法を提供し、前記方法は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップであって、前記インタラクションモードが、前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード、又は、前記予め設定されたゲーム生配信ルームに参加する前記ターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含むステップと、
前記端末に前記ターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するステップと、を含む。
【0005】
選択可能に、前記方法は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記予め設定されたゲームルームに対する前記ターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得するステップであって、前記ターゲット選択モードが、インタラクションモード又は視聴モードを含むステップと、
前記ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであると受信された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップを実行するステップと、をさらに含む。
【0006】
選択可能に、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するステップは、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記共有視角モードに入るステップと、
前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対する前記ターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、前記予め設定されたゲーム生配信ルームを前記共有視角モードから独立視角モードに切り替えるステップと、を含む。
【0007】
選択可能に、前記インタラクションモードが独立視角モードである場合、前記方法は、
前記端末に前記ターゲットアカウントのために前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示するステップであって、前記ゲームインタフェースには複数のゲームコントロールが設けられているステップと、
前記ターゲットアカウントの前記複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバに前記トリガ操作に対応する操作データを送信するステップと、をさらに含む。
【0008】
選択可能に、前記ゲームインタフェースは、ゲーム画面を表示するためのゲーム画面領域及び前記複数のゲームコントロールが設けられている操作パネルを含み、ここで、異なるゲームは、前記操作パネルに対応するゲームコントロールが設けられている。
【0009】
選択可能に、前記方法は、
予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム開始待ち状態にあることが検出された場合、前記ターゲットアカウントによって送信された前記クリエイターのゲームに参加する要求を受信するステップと、
前記クリエイターのゲームに参加することに成功した場合、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供するステップと、をさらに含む。
【0010】
選択可能に、前記ゲームインタフェースには、パネル切り替えコントロールも設けられており、前記方法は、
ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記パネル切り替えコントロールの機能を、前記ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供するためのインタラクションパネルに設定するステップと、
前記パネル切り替えコントロールに対する前記ターゲットアカウントのトリガ操作が受信された場合、前記パネルコントロールの機能を前記インタラクションパネルから視聴パネルに切り替えるステップであって、前記視聴パネルは、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、前記ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されているステップと、をさらに含む。
【0011】
選択可能に、前記方法は、
前記インタラクションモードが共有視角モードである場合、前記生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示されるステップと、
前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域に前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示されるステップと、をさらに含む。
【0012】
選択可能に、前記方法は、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、前記ターゲットアカウントを申請リストに追加するステップであって、前記申請リストが、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含むステップと、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が高いことが検出された場合、前記ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信するステップと、をさらに含む。
【0013】
本開示の実施例の第2の態様によれば、端末に適用されるゲーム生配信のインタラクション装置を提供し、前記装置は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するように構成されるインタラクションモード選択モジュールであって、前記インタラクションモードが、前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード、又は、前記予め設定されたゲーム生配信ルームに参加する前記ターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含むインタラクションモード選択モジュールと、
前記端末に前記ターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するように構成されるインタフェース表示モジュールと、を含む。
【0014】
選択可能に、前記装置は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記予め設定されたゲームルームに対する前記ターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得するように構成される選択モード決定モジュールであって、前記ターゲット選択モードが、インタラクションモード又は視聴モードを含む選択モード決定モジュールをさらに含み、
前記インタラクションモード選択モジュールは、前記ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであると受信された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するようにも構成される。
【0015】
選択可能に、前記選択モード決定モジュールは、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記共有視角モードに入るように構成される共有モードエントリユニットと、
前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対する前記ターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、前記予め設定されたゲーム生配信ルームを前記共有視角モードから独立視角モードに切り替えるように構成されるモード切り替えユニットと、を含む。
【0016】
選択可能に、前記インタラクションモードが独立視角モードである場合、前記装置は、
前記端末に前記ターゲットアカウントのために前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示するように構成されるゲームインタフェース表示モジュールであって、前記ゲームインタフェースには複数のゲームコントロールが設けられているゲームインタフェース表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントの前記複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバに前記トリガ操作に対応する操作データを送信するように構成されるトリガ操作受信モジュールと、をさらに含む。
【0017】
選択可能に、前記ゲームインタフェースは、ゲーム画面を表示するためのゲーム画面領域及び前記複数のゲームコントロールが設けられている操作パネルを含み、ここで、異なるゲームは、前記操作パネルに対応するゲームコントロールが設けられている。
【0018】
選択可能に、前記装置は、
予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム開始待ち状態にあることが検出された場合、前記ターゲットアカウントによって送信された前記クリエイターのゲームに参加する要求を受信するように構成されるゲーム要求受信モジュールと、
前記クリエイターのゲームに参加することに成功した場合、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供するように構成されるゲーム画面送信モジュールと、をさらに含む。
【0019】
選択可能に、前記ゲームインタフェースには、パネル切り替えコントロールも設けられており、前記装置は、
ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記パネル切り替えコントロールの機能を、前記ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供するためのインタラクションパネルに設定するように構成される第1の機能切り替えモジュールと、
前記パネル切り替えコントロールに対する前記ターゲットアカウントのトリガ操作が受信された場合、前記パネルコントロールの機能を前記インタラクションパネルから視聴パネルに切り替えるように構成される第2の機能切り替えモジュールであって、前記視聴パネルは、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、前記ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されている第2の機能切り替えモジュールと、をさらに含む。
【0020】
選択可能に、前記装置は、
前記インタラクションモードが共有視角モードである場合、前記生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示されるように構成される表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域に前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示されるように構成されるコメント情報表示モジュールと、をさらに含む。
【0021】
選択可能に、前記装置は、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、前記ターゲットアカウントを申請リストに追加するように構成される申請処理モジュールステップであって、前記申請リストが、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含む申請処理モジュールと、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が高いことが検出された場合、前記ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信するように構成される提示モジュールと、をさらに含む。
【0022】
本開示の実施例の第3の態様によれば、電子機器を提供し、
プロセッサと、
プロセッサによって実行可能な指令を記憶するためのメモリと、を含み、
ここで、前記プロセッサは、上記のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法を実行するように構成される。
【0023】
本開示の実施例の第4の態様によれば、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を提供し、前記記憶媒体における指令がモバイル端末のプロセッサによって実行される場合、モバイル端末が上記のゲーム生配信のインタラクション方法を実行できる。
【0024】
本開示の実施例の第5の態様によれば、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されているコンピュータプログラムを提供し、前記コンピュータプログラムにおける指令が実行される場合、上記の実施例のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法を実行させる。
【発明の効果】
【0025】
本開示の実施例によっ提供される技術案は、以下の有益効果を含むことができる。
本開示の実施例によって提供されるゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体は、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得することによって、端末にターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースが表示される。これにより、ユーザは、ゲーム生配信ルームに積極的に参加することができ、クリエイターと一緒にゲームをしたりすることによってクリエイターとインタラクションし、ユーザのプラットフォームへの粘着性を高め、従来技術における弾幕を送信したり、クリエイターにギフトを贈ったりすることでしかインタラクションできないことによるユーザの没入感が低く、ユーザ数の減少になりやすいという問題を回避することができる。
【0026】
なお、以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は、例示的かつ解釈的なものにすぎず、本開示を限定するものではない。
【図面の簡単な説明】
【0027】
ここでの図面は、明細書に組み込まれて本明細書の一部を構成し、本開示に一致する実施例が示され、明細書とともに本開示の原理を説明するのに使われる。
図1】例示的な実施例によって示されるシナリオ概略図である。
図2】例示的な実施例によって示されるゲーム生配信のインタラクション方法のフローチャートである。
図3図2におけるステップS210のフローチャートである。
図4】例示的な実施例によって示されるシナリオ概略図である。
図5】例示的な実施例によって示される別のシナリオ概略図である。
図6】例示的な実施例によって示される他のシナリオ概略図である。
図7】例示的な実施例によって示される他のシナリオ概略図である。
図8】例示的な実施例によって示される他のシナリオ概略図である。
図9】例示的な実施例によって示される他のシナリオ概略図である。
図10】例示的な実施例によって示されるゲーム生配信のインタラクション装置のブロック図である。
図11】例示的な実施例によって示される電子機器のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
ここでは、例示的な実施例を詳しく説明し、その例を図面に表示する。異なる図面における同じ数字は、以下の説明が図面に関する場合、別段の表示がない限り、同じ又は類似の要素を表す。以下の例示的な実施例に説明される実施形態は、本開示に一致するすべての実施形態を表すものではない。むしろ、特許請求の範囲に記載される本開示のいくつかの態様に一致する装置及び方法の例にすぎない。
【0029】
従来技術において、ユーザがゲーム生配信プラットフォームによってゲーム生配信を視聴する時に、一般的に、生配信インタフェースにおいて弾幕を送信したり、クリエイターにギフトを贈ったりすることでしかインタラクションできなく、ユーザの没入感が低く、ユーザ数の減少になりやすいという問題を解決するために、本開示の実施例は、ゲーム生配信のインタラクション方法、装置、電子機器及び記憶媒体を提供する。
【0030】
本開示の実施例において、図1に示すように、図1は、本開示の実施例によって提供されるシナリオ概略図である。図1を参照して、ターゲットアカウントがゲーム生配信プラットフォームのあるゲーム生配信ルームに入ったら、当該ゲーム生配信ルームのインタフェースに「視聴パネル」というコントロールが表示され、当該コントロールが切り替え可能なコントロールであり、ユーザが当該コントロールをクリックすると、当該ゲーム生配信ルームは、視聴のインタフェースからインタラクションインタフェースに切り替えられ、すなわち、当該コントロールは、「視聴パネル」から「インタラクションパネル」になる。
【0031】
ここで、ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入ったら、その初期デフォルトは、「視聴パネル」に対応する生配信ゲーム視聴インタフェースであってもよく、当該インタフェースにおいて、ターゲットアカウントの端末にクリエイターのゲーム生配信画面をプッシュし、図1に示すように、図1におけるインタフェースの上半分がゲーム生配信画面であり、インタフェースの中央左側が「視聴パネル」というコントロールであり、インタフェースの下半分の点線枠内の表示内容は、ユーザによって送信されたコメント、弾幕、贈られたギフトなどであってもよい。もちろん、実際の必要に応じて設定してもよく、ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入った時に、その初期デフォルトは、「インタラクションパネル」と設定することができるが、実施例ではこれに限定されない。
【0032】
ターゲットアカウントによる「視聴パネル」というコントロールのクリック操作が受信された場合、当該空間は、「視聴パネル」から「インタラクションパネル」に切り替えられ、この時、インタフェースの下半分は、インタラクションパネルに対応するコントロールなどを切り替えて表示する。インタラクションパネルのインタフェースにおいて、ターゲットアカウントは、インタラクションモードをさらに選択することができ、当該インタラクションモードは、共有視角モード又は独立視角モードであってもよい。共有視角モードは、予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの生配信インタフェースを提供し、独立視角モードは、予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームに参加するゲームインタフェースを提供し、具体的には、以下の詳細な説明を参照することができる。
【0033】
図2は、例示的な実施例によって示されるゲーム生配信のインタラクション方法のフローチャートであり、図2に示すように、当該方法は、端末に適用され、当該方法は、以下のステップを含むことができる。
ステップS210において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得する。
【0034】
ここで、インタラクションモードが、予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード又は、予め設定されたゲーム生配信ルームに参加するターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含む。
【0035】
ステップS220において、端末にターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示する。
【0036】
本開示によって提供される実施例において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが図1における「インタラクションパネル」に対応するインタラクションモードに入ったら、ターゲットアカウントに共有視角モード又は独立視角モードなどのインタラクションモードの具体的な対応するモードを選択させる。ここで、共有視角モードは、ターゲットアカウントのために提供された予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム生配信を行う際の画面であり、すなわち、クリエイターがゲームをする時の視角であり、ターゲットアカウントは、クリエイターのゲーム生配信画面を視聴すると同時に、他のユーザによって送信された弾幕、コメント、贈られたギフトなどを視聴することもでき、もちろん、ターゲットアカウントも、クリエイターに投げ銭をしたり、コメントや弾幕を送信したりすることができ、マイク順序エリアでマイクオン要求を申請することもでき、許可を得てからクリエイターや他のユーザと音声でコミュニケーションすることができる。
【0037】
独立視角モードは、ユーザにクリエイターと一緒にゲームをする手段を提供することに相当し、ターゲットアカウントが独立視角モードを選択する際に、ターゲットアカウントにゲームエントリのインタフェースをプッシュし、もちろん、ターゲットアカウントは、クリエイターのゲームに参加してクリエイターと一緒に遊ぶこともでき、他のユーザと一緒に遊ぶこともでき、本開示の実施例はこれに限定されない。もちろん、ターゲットアカウントがクリエイターと一緒にゲームをする際に、プッシュされたビデオ画面がゲームインタフェースであり、クリエイターの生配信インタフェースを閉じる。
【0038】
本開示の実施例によって提供されるゲーム生配信のインタラクション方法は、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得することによって、端末にターゲット端末が選択したインタラクションモードに対応するインタフェースが表示される。これにより、ユーザは、ゲーム生配信ルームに積極的に参加することができ、クリエイターと一緒にゲームをしたりすることによってクリエイターとインタラクションし、ユーザのプラットフォームへの粘着性を高め、従来技術における弾幕を送信したり、クリエイターにギフトを贈ったりすることでしかインタラクションできないことによるユーザの没入感が低く、ユーザ数の減少になりやすいという問題を回避することができる。
【0039】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、ステップS210の前に、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0040】
ステップS201において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、予め設定されたゲームルームに対するターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得し、ターゲット選択モードは、インタラクションモード又は視聴モードを含み、ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであることが受信された場合、ステップS210を実行する。
【0041】
図1を参照して、ターゲットアカウントがゲーム生配信プラットフォームのあるゲーム生配信ルームに入った時に、ゲーム生配信ルームのインタフェースには、「視聴パネル」というコントロールが表示され、この時の生配信ルームが視聴モードにある。実施例において、当該コントロールは、機能が切り替え可能なコントロールであり、ユーザが当該コントロールをクリックするトリガが受信された場合、当該ゲーム生配信ルームは、視聴のインタフェースからインタラクションインタフェースに切り替えられ、すなわち、ゲーム生配信ルームがインタラクションモードに入る。これにより、ユーザは、必要に応じて視聴モード又はインタラクションモードを選択することができ、ユーザがより多様な選択を持ち、ゲーム生配信プラットフォームのユーザに対する魅力を向上させ、ユーザ数の減少を回避することができる。
【0042】
上記の実施例に基づいて、図3に示すように、本開示によって提供される他の実施例において、ステップS210は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0043】
ステップS211において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、共有視角モードに入る。
【0044】
ステップS212において、予め設定されたゲーム生配信ルームに対するターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、予め設定されたゲーム生配信ルームを共有視角モードから独立視角モードに切り替える。
【0045】
本開示の実施例によって提供される実施例において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信送信ルームに入ったことが検出された場合、先ず共有視角モードに入ることをデフォルト設定とすることができる。ビデオ生配信プラットフォームに、クリエイターがゲームをすることを視聴するのが好きなユーザが多いので、先ず共有視角モードに入ってクリエイター視角のゲーム画面を視聴することができ、ユーザの興味を引いた後、ユーザは、自分の必要に応じてインタフェース上の機能切り替えコントロールをクリックして独立視角モードに入ってクリエイターのゲームに参加することができる。独立視角モードに直接入った後に多くのユーザを戸惑わせたり、共有視角モードに入るための関連操作を行う必要あるという煩わしさを回避する。もちろん、本開示の実施例はこれに限定されず、必要に応じて具体的に設定することもできる。
【0046】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、インタラクションモードが独立視角モードである場合、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0047】
ステップS230において、端末に、ターゲットアカウントのために予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示する。ここで、当該ゲームインタフェースには複数のゲームコントロールが設けられている。
【0048】
ステップS240において、ターゲットアカウントの、複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバにトリガ操作に対応する操作データを送信する。
【0049】
本開示の実施例によって提供される実施例において、ゲームインタフェースは、ゲーム画面を表示するためのゲーム画面領域及び複数のゲームコントロールが設けられている操作パネルを含み、ここで、異なるゲームは、操作パネルに対応するゲームコントロールが設けられている。
【0050】
具体的には、図4に示すように、ゲームインタフェースは、具体的に4つの領域に分けることができ、インタフェースの下部の2つの領域には、「ユーザ視角のゲーム画面」であるゲーム画面領域が配置され、「ゲームに合わせて配置可能な操作パネル」である操作パネルの領域もある。本開示によって提供されるシナリオ概略図において、図5を参照することができ、ユーザは、操作パネル上のゲームコントロールによってゲームを操作し、ゲーム画面領域にユーザ視角のゲーム画面を表示することができる。
【0051】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0052】
ステップS250において、予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム開始待ち状態にあることが検出された場合、ターゲットアカウントによって送信されたクリエイターのゲームに参加する要求を受信する。
【0053】
ステップS260において、クリエイターのゲームに参加することに成功した場合、ターゲットアカウントにターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供する。
【0054】
本開示によって提供される実施例において、一般的に、復数人しか参加できないゲームであり、クリエイターが1回のゲーム終了後、次のゲームが始まるまでに、他のゲーマーが参加してきて一緒に遊ぶのを待つという待ち状態があるのが一般的である。この時、ユーザがクリエイターと一緒にゲームをしたい場合、クリエイターに要求を送信することができ、クリエイターの許可を得た後、ユーザは、クリエイターのゲームに参加することになる。ゲームが始まったら、当該ユーザの端末に当該ユーザ視角のゲーム画面をプッシュすることになり、もちろん、ここでのユーザは、ターゲットアカウントであってもよい。
【0055】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0056】
ステップS270において、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、パネル切り替えコントロールの機能をインタラクションパネルに設定する。ここで、当該インタラクションパネルは、ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供する。
【0057】
ステップS280において、パネル切り替えコントロールに対するターゲットアカウントのトリガ操作が受信された場合、パネルコントロールの機能をインタラクションパネルから視聴パネルに切り替える。
【0058】
ここで、視聴パネルは、ターゲットアカウントにターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されている。
【0059】
本開示によって提供される実施例において、ターゲットアカウントは、パネル切り替え空間をクリックして切り替え、すなわち、インタラクションパネルと視聴パネルとの間でインタフェースを切り替えることができる。インタラクションパネルのあるインタフェースにおいて、ターゲットアカウントは、クリエイターのゲームに参加してクリエイターとインタラクションすることができるし、視聴パネルでユーザによって投稿されたコメント、弾幕又は投げ銭などを視聴することもできる。例示的に、図5には、インタラクションパネルのあるインタフェースが示され、ユーザは、インタフェース切り替え操作を行った後に図6のインタフェース、すなわち、視聴パネルのあるインタフェースに入ることになる。
【0060】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0061】
ステップS291において、インタラクションモードが共有視角モードである場合、生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示される。
【0062】
ステップS292において、ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示される。
【0063】
本開示によって提供される実施例において、図7を参照して、図7は、実施例における共有視角モードでのシナリオ概略図であり、インタラクションモードが共有視角モードである場合、生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示される。ここで、当該第1の予め設定された領域は、インタフェースの上部領域であり、当該第2の予め設定された領域は、図中の下部領域であり、生配信画面及びユーザのコメント情報をそれぞれ表示する。当該ターゲットアカウントは、現在の端末を利用するユーザを指すだけでなく、生配信ルーム内の観衆であるユーザまたはアカウント所有者でもよい。
【0064】
上記の実施例に基づいて、本開示によって提供される他の実施例において、当該方法は、以下のステップをさらに含むことができる。
【0065】
ステップS293において、ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、ターゲットアカウントを申請リストに追加し、申請リストは、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含む。
【0066】
ステップS294において、ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が高いことが検出された場合、ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信する。
【0067】
本開示によって提供される実施例において、ゲームの人数やゲームモードによって決定することができ、すなわち、同一のゲームは、異なるマイク位置数に対応することができる。ゲームとのバインディングが完了した時、ゲーム側は、デフォルトのマイク位置数を伝達する必要があり、ゲーム内のモードが変わった場合、ゲーム側は、マイク位置数を新たに伝達する必要がある。マイク順序エリアは、トップにクリエイターの顔写真を表示することができることをデフォルト設定し、その後はユーザの申請位置又はマイクオン申請順番に基づいて配列変更を行う。マイク位置数が1つのインタフェースを超えた場合、右側にマイク位置数を増やして表示する。また、マイク順序エリアは、左右にスライドしてオンマイクユーザをチェックすることをサポートし、ユーザが発話するとき、顔写真が呼吸動的効果を表示することができる。マイク位置が空いている時に、マイク位置をクリックするとマイクオン申請を開始することになり、マイク位置がロックされた場合、「マイク位置がクリエイターによってロックされ、申請できない」という提示がある。また、マイクオンのユーザと非マイクオンのユーザは、異なる操作パネルコンテンツをサポートすることができる。前記オンマイクユーザは、クリエイターとの音声接続を確立したユーザを指す。
【0068】
上記のゲームインタフェースには、基本コントロール(いずれの遊び方も含まれ)が含まれ、UIコントロールは、パネルの上方に配置され、コントロールの数は、機能及び遊び方の必要に応じて追加することができる。
【0069】
本開示によって提供される実施例において、関連インタフェースは、以下の機能設定を含むこともできる。
マイクオン・マイクオフ:ユーザがマイクオンを申請していない場合、ボタンは、「マイクオン申請」と提示し、クリックしたらマイクオンの申請を開始し、ユーザが申請リストにある場合、ボタンは、「申請中」と提示し、クリックしたらtoastは、「既にマイクオンの申請リストにあり、クリエイターの許可を待ってください」と提示し、ユーザがマイクオンの時、ボタンは、「マイク順序から退出する」と提示し、クリックしたらポップアップ・ウィンドウで「マイク順序から退出することを確認しますか」と提示し、確認した後、ユーザがマイクオフになる。前記マイクオンは、生配信ルーム内にクリエーターと音声接続することを指し、前記マイクオフは、クリエーターとの音声接続を切断することを指す。
【0070】
発言:当該ユーザがマイクの権限を付与していない場合、ユーザがマイクオンになった時に、マイクの許可をオンにすると提示し、ユーザがマイクの権限を付与している場合、ユーザがマイクオンになったら、マイクを自動的にオンにし、iconは、発言の音量の変化を提示する。クリックしたらマイクオフになり、もう一度クリックするとマイクをオンにする。ユーザがマイクオンしていない場合、ボタンをクリック不可状態にし、クリックすると、toastは、「先ずマイクオンしてください」と提示する。ユーザがクリエイターによってマイクをオフされた場合、ボタンがクリック不可状態にされ、クリックすると、toastは、「クリエイターは、あなたのマイクをオフにしたんですが、再開してもらうようにクリエイターに連絡してください」と提示する。
【0071】
タスク:サービス側によってタスクを発行し、タスクの内容は、ゲームタイプと関わらないタスク(例えば、ある遊び方に参加する時間など)であってもよく、ゲームタイプと関わるタスク(例えば、ゲーム内で3ラウンドのディールに参加するなど)であってもよい。タスクの内容は、固定されておらず、製品のニーズ及びゲームのニーズに応じて配置することができる。タスク完了後にタスクの状態が変更され、ユーザが報酬を受け取る。
【0072】
ゲームインタラクションコンポーネントは、基本コンポーネントの下方に位置し、具体的なスタイル及び数は、ゲームタイプによって変更する。
【0073】
パネル切り替え:同じゲームに複数の遊び方が配置されることをサポートし、このボタンをクリックすることによってパネルを変更することができる。
【0074】
操作パネルには、複数の遊び方パネル切り替えが配置されてもよく、インタラクションコンポーネントは、パネルの変化に伴って変化する。インタラクションの遊び方の豊かさを増加させる一方で、異なるレイヤのユーザのニーズを満たすように、製品の機能の観点から異なるインタラクションレイヤの操作を配置することができる。「闘地主」を例として、「インタラクションパネル」及び「視聴パネル」が配置されている。
【0075】
インタラクションパネル:マイクオン及び非マイクオンのユーザは、いずれも操作に参加することができるが、マイクオン及び非マイクオンのユーザができる操作が異なり、「闘地主」を例として、マイクオンのユーザにより選択されたデッキは、クリエイターに提示され、非マイクオンのユーザは、一方的にカードを当てる操作のみを行うしかできない。
【0076】
視聴パネル:マイクオン及び非マイクオンのユーザは、いずれも操作することができ、イクオン及び非マイクオンのユーザができる操作が同じであり、例えば、ユーザは、ゲームにおいてプラットフォームにおいて、設けられる仮想通貨を使って道具を送って、ディスプレイに視覚的な効果を表示することにより、生配信ルーム内の雰囲気を盛り上がって、当該視覚的な効果は、該生配信ルームにいた全員が見られる。
【0077】
本開示によって提供される他の実施例において、独立視角モードでは、横画面表示であってもよく、図8に示すように、実施例において、独立視角モードは、横画面モードに入るには2つの方式があり、縦画面が横画面操作をサポートすることをデフォルト設定することができ、ゲーム画面領域の「横画面に切り替える」ボタンをクリックすると横画面に切り替えられる。又はゲームは横画面操作のみをサポートし、独立視角のインタラクションモードに入り、すなわち、そのまま横画面状態に入る。実施例において、横画面インタラクションモードは、ゲームが縦画面モードをサポートするか否かに応じて、サポートするなら「縦画面に切り替える」ボタンを表示し、サポートしないなら表示しない。
【0078】
実施例において、マイク順序エリアを表示するか否かのロジックは、縦画面と同じであり、マイク順序エリアを表示する機能の必要がある場合、3つのマイク順序のユーザ顔写真及びマイク順序の数をサムネイルし、必要がない場合に表示しない。マイク順序エリアを表示する場合、顔写真を独立的にクリックしても応答できない一方、全体をクリックの領域とし、クリックしたら右側にパネルが出てマイク順序のリストを表示し、リストは、トップにクリエイターを表示することをデフォルト設定とし、その後はユーザの申請位置又はマイクオンの順序に基づいて配列変更を行う。マイク順序は、1つの画面で全部を表示できない場合、上下にスライドさせて表示することができる。
【0079】
また、ユーザは、モード切り替えボタンをクリックして横画面モードで異なるコンポーネント配置を切り替えることができる。ユーザ独立視角モードは、横画面状態で2つの基本パネル配置が存在し、ゲーム操作のインタラクションパネルと視聴パネルとにマッピングし、インタラクションパネルを表示することをデフォルト設定とする。より多くのパネル状態は、ゲームの遊び方に応じて増設する。
【0080】
図9を組み合わせて、「パネル切り替え」ボタンをクリックすることによって、デフォルト表示としてのインタラクションパネルから視聴パネルコンポーネント配置状態に入り、右側中部の基本コンポーネントの上方の固定位置に簡略版の視聴体験機能領域を追加し、「弾幕送信」、「ギフト贈り」、「弾幕設置」という機能が備えられ、機能は拡張してより多く配置することができる。「弾幕送信」をクリックしてキーボードをウェイクアップすると、内容を入力して送信することができ、「ギフト贈り」をクリックするとギフトパネルをウェイクアップし、例えば、ユーザが十分な仮想通貨額を有する場合にギフトを贈り、ギフトが全員に表示され、ユーザが十分な仮想通貨額を有していない場合、残高不足であり、チャージするか否かとポップアップ提示し、チャージするならインタラクションモードから離れ、ユーザがチャージ流れを実行し、チャージに成功したら一般的な視聴モードに留まり、「弾幕設置」をクリックするとトップの弾幕表示を開閉することができ、クリックしたらオンになり、もう一度クリックしたらオフになる。
【0081】
図10は、例示的な実施例によって示されるゲーム生配信のインタラクション装置のブロック図である。図10を参照して、当該装置は、端末に適用され、インタラクションモード選択モジュール10及びインタフェース表示モジュール20を含む。
インタラクションモード選択モジュールは、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するように構成され、前記インタラクションモードが、前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターの視角の生配信インタフェースを提供するための共有視角モード又は、前記予め設定されたゲーム生配信ルームに参加する前記ターゲットアカウントの視角のゲームインタフェースを提供するための独立視角モードを含み、
インタフェース表示モジュールは、前記端末に前記ターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースを表示するように構成される。
【0082】
本開示によって提供される実施例において、前記装置は、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記予め設定されたゲームルームに対する前記ターゲットアカウントのターゲット選択モードを取得するように構成される選択モード決定モジュールであって、前記ターゲット選択モードが、インタラクションモード又は視聴モードを含む選択モード決定モジュールをさらに含み、
前記インタラクションモード選択モジュールは、前記ターゲットアカウントのターゲット選択方式がインタラクションモードであると受信された場合、前記ターゲットアカウントが前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得するようにも構成される。
【0083】
本開示の実施例によって提供される実施例において、前記選択モード決定モジュールは、
ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記共有視角モードに入るように構成される共有モードエントリユニットと、
前記予め設定されたゲーム生配信ルームに対する前記ターゲットアカウントのモード切り替え操作が取得された場合、前記予め設定されたゲーム生配信ルームを前記共有視角モードから独立視角モードに切り替えるように構成されるモード切り替えユニットと、を含む。
【0084】
本開示によって提供される実施例において、前記インタラクションモードが独立視角モードである場合、前記装置は、
前記端末に前記ターゲットアカウントのために前記予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるゲームのゲームインタフェースを表示するように構成されるゲームインタフェース表示モジュールであって、前記ゲームインタフェースには複数のゲームコントロールが設けられているゲームインタフェース表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントの前記複数のゲームコントロールに基づくトリガ操作を受信し、予め設定されたサーバに前記トリガ操作に対応する操作データを送信するように構成されるトリガ操作受信モジュールと、をさらに含む。
【0085】
本開示によって提供される実施例において、前記ゲームインタフェースは、ゲーム画面を表示するためのゲーム画面領域及び前記複数のゲームコントロールが設けられている操作パネルを含み、ここで、異なるゲームは、前記操作パネルに対応するゲームコントロールが設けられている。
【0086】
本開示によって提供される実施例において、前記装置は、
予め設定されたゲーム生配信ルームにおけるクリエイターがゲーム開始待ち状態にあることが検出された場合、前記ターゲットアカウントによって送信された前記クリエイターのゲームに参加する要求を受信するように構成されるゲーム要求受信モジュールと、
前記クリエイターのゲームに参加することに成功した場合、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントの視角のゲーム画面を提供するように構成されるゲーム画面送信モジュールと、をさらに含む。
【0087】
本開示によって提供される実施例において、前記ゲームインタフェースには、パネル切り替えコントロールも設けられており、前記装置は、
ターゲットアカウントがゲーム生配信ルームに入ったことが検出された場合、前記パネル切り替えコントロールの機能を、前記ターゲットアカウントにゲームインタフェースを提供するためのインタラクションパネルに設定するように構成される第1の機能切り替えモジュールと、
前記パネル切り替えコントロールに対する前記ターゲットアカウントのトリガ操作が受信された場合、前記パネルコントロールの機能を前記インタラクションパネルから視聴パネルに切り替えるように構成される第2の機能切り替えモジュールであって、前記視聴パネルは、前記ターゲットアカウントに前記ターゲットアカウントに対応するゲームビデオ生配信画面を提供し、前記ビデオゲーム生配信画面には、弾幕及び/又は投げ銭が表示されている第2の機能切り替えモジュールと、をさらに含む。
【0088】
本開示によって提供される実施例において、前記装置は、
前記インタラクションモードが共有視角モードである場合、前記生配信インタフェースの第1の予め設定された領域にクリエイターのゲーム生配信画面が表示され、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域にユーザのコメントが表示されるように構成される表示モジュールと、
前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が受信された場合、前記生配信インタフェースの第2の予め設定された領域に前記ターゲットアカウントによって入力されたコメント情報が表示されるように構成されるコメント情報表示モジュールと、をさらに含む。
【0089】
本開示によって提供される実施例において、前記装置は、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求が受信された場合、前記ターゲットアカウントを申請リストに追加するように構成される申請処理モジュールステップであって、前記申請リストが、マイクオンの時間に従って設けられた優先度の異なるマイクオン要求を含む申請処理モジュールと、
前記ターゲットアカウントのマイクオン要求の優先度が高いことが検出された場合、前記ターゲットアカウントにマイクオン提示を送信するように構成される提示モジュールと、をさらに含む。
【0090】
上記実施例における装置に関して、各モジュールが操作を実行する具体的な方式は、当該方法に係わる実施例において詳細に説明したが、ここでは、詳細に説明しない。
【0091】
本開示の実施例によって提供されるゲーム生配信のインタラクション装置は、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信送信ルームに入ったことが検出された場合、ターゲットアカウントが予め設定されたゲーム生配信ルームに対して選択したインタラクションモードを取得することによって、端末にターゲットアカウントが選択したインタラクションモードに対応するインタフェースが表示される。これにより、ユーザは、ゲーム生配信ルームに積極的に参加することができ、クリエイターと一緒にゲームをしたりすることによってクリエイターとインタラクションし、ユーザのプラットフォームへの粘着性を高め、従来技術における弾幕を送信したり、クリエイターにギフトを贈ったりすることでしかインタラクションできないことによるユーザの没入感が低く、ユーザ数の減少になりやすいという問題を回避することができる。
【0092】
図11は、例示的な実施例によって示されるゲーム生配信のインタラクション装置800のためのブロック図である。例えば、装置800は、電子機器であり、具体的には、携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージング機器、ゲームコンソール、タブレット機器、医療機器、フィットネス機器、携帯情報端末などであってもよい。
【0093】
図11を参照して、装置800は、処理コンポーネント802、メモリ804、電力コンポーネント806、マルチメディア808、オーディオコンポーネント810、入力/出力(I/O)のインタフェース812、センサコンポーネント814及び通信コンポーネント816のうちの1つ又は複数のコンポーネントを含むことができる。
【0094】
処理コンポーネント802は、通常、表示、電話呼び出し、データ通信、カメラ操作及び記録操作に関連する操作など、装置800の全体的な操作を制御する。処理コンポーネント802は、指令を実行して上記方法の全部又は一部のステップを完成するための1つ又は複数のプロセッサ820を含むことができる。また、処理コンポーネント802は、処理コンポーネント802と他のコンポーネントとの間のインタラクションを容易にするための1つ又は複数のモジュールを含むことができる。例えば、処理コンポーネント802は、マルチメディアコンポーネント808と処理コンポーネント802との間のインタラクションを容易にするためのメディアモジュールを含むことができる。
【0095】
メモリ804は、装置800での操作を支援するように、様々なデータを記憶するように構成される。これらのデータの例は、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、画像、動画などの装置800で操作するためのいずれかのアプリケーション又は方法の指令を含む。メモリ804は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み出し専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み出し専用メモリ(PROM)、読み出し専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、ディスク、光ディスクなどの任意のタイプの一時的又は非一時的な記憶媒体、又はそれらの組み合わせによって実現することができる。
【0096】
電力コンポーネント806は、装置800の様々なコンポーネントに電力を提供する。電力コンポーネント806は、電源管理システム、1つ又は複数の電源、及び装置800の電力の生成、管理及び分配に関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0097】
マルチメディアコンポーネント808は、前記装置800とユーザとの間に1つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは、液晶ディスプレイ(LCD)及びタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンは、タッチパネルを含む場合、ユーザからの入力信号を受信するためのタッチスクリーンとして実現することができる。タッチパネルは、タッチ、スライド及びタッチパネル上のジェスチャーを検知するための1つ又は複数のタッチセンサを含む。タッチセンサは、タッチ又はスライド動作の境界線を検知するだけではなく、タッチ又はスライド操作に関連する持続時間及び圧力も検出する。いくつかの実施例において、メディア808は、1つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。フロントカメラ及び/又はリアカメラは、装置800が、撮影モード又はビデオモードなどの操作モードにある場合、外部のメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びリアカメラは、1つの固定する光学レンズ系であってもよいし、焦点距離及び光学ズーム能力を有してもよい。
【0098】
オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力及び/又は入力するように構成される。例えば、オーディオコンポーネント810は、1つのマイクロフォン(MIC)を含み、マイクロフォンは、装置800が呼び出しモード、記録モード及び音声認識モードなどの操作モードにある場合、外部オーディオ信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号は、メモリ804にさらに記憶されるか、又は通信コンポーネント816を介して送信されてもよい。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント810は、オーディオ信号を出力するためのスピーカーをさらに含む。
【0099】
I/Oインタフェース812は、処理コンポーネント802と周辺インタフェースモジュールとの間にインタフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールは、キーパッド、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンは、ホームボタン、音量ボタン、起動ボタン及びロックボタンを含むが、これらに限定されない。
【0100】
センサコンポーネント814は、装置800のために様々な方面の状態評価を提供するための1つ又は複数のセンサを含む。例えば、センサコンポーネント814は、装置800のオン/オフ状態、コンポーネントの相対的な位置付けを検出することができ、例えば、コンポーネントが装置800のディスプレイ及び小キーパッドであり、センサコンポーネント814は、装置800又は装置800の1つのコンポーネントの位置変化、ユーザと装置800との接触の有無、装置800の方位又は加速/減速及び装置800の温度変化を検出することもできる。センサコンポーネント814は、いずれかの物理接触もない場合、近傍の物体の存在を検出するための接近センサを含むことができる。センサコンポーネント814は、撮像アプリケーションで使用するためのCMOS又はCCD画像センサなどの光センサをさらに含むことができる。いくつかの実施例において、当該センサコンポーネント814は、加速度センサ、ジャイロセンサ、磁気センサ、圧力センサ又は温度センサをさらに含むことができる。
【0101】
通信コンポーネント816は、装置800と他のデバイスとの有線又は無線方式の通信を容易にするように構成される。装置800は、WiFi、キャリアネットワーク(例えば、2G、3G、4G又は5G)又はそれらの組み合わせなどの通信標準に基づく無線ネットワークにアクセスすることができる。例示的な一実施例において、通信コンポーネント816は、放送チャンネルを介して外部放送管理システムからの放送信号又は放送に関連する情報を受信する。例示的な一実施例において、通信コンポーネント816は、近距離通信を容易にするために、近距離通信(NFC)モジュールをさらに含む。例えば、NFCモジュールは、無線周波数認識(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(BT)技術、及び他の技術に基づいて実現することができる。
【0102】
例示的な実施例において、装置800は、上記方法を実現するために、1つ又は複数のアプリケーション特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ、又は他の電子部品によって実現することができる。
【0103】
例示的な実施例において、指令を含む非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体、例えば、指令を含むメモリ804をさらに提供し、上記指令は、上記方法を完成するように、装置800のプロセッサ820によって実行することができる。例えば、前記非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、ROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク、光データ記憶装置などであってもよい。
【0104】
本開示の実施例は、非一時的なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体をさらに提供し、前記記憶媒体における指令がモバイル端末のプロセッサによって実行される場合、モバイル端末が上記のゲーム生配信のインタラクション方法を実行できる。
【0105】
本開示の実施例は、コンピュータプログラムをさらに提供し、本開示によって提供される他の実施例において、指令を含むコンピュータプログラムをさらに提供し、前記コンピュータプログラムにおける指令が実行される場合、上記の実施例のいずれかに記載のゲーム生配信のインタラクション方法を実行させる。
【0106】
上記の実施例において、全部又は一部をソフトウェア、ハードウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合わせによって実現することができる。ソフトウェアで実現する場合、全部又は一部をコンピュータプログラム製品の形で実現することができる。前記コンピュータプログラム製品は、1つ又は複数のコンピュータ指令を含む。前記コンピュータプログラム指令がコンピュータでロードされて実行される場合、本開示の実施例に記載の流れ又は機能の全部又は一部を生成する。前記コンピュータは、汎用コンピュータ、専用コンピュータ、コンピュータネットワーク、又はその他のプログラマブル装置であってもよい。前記コンピュータの指令は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶したり、1つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体から他のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に伝送したりすることができ、例えば、前記コンピュータ指令は、1つのウェブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタから有線(例えば、同軸ケーブル、光ファイバ、DSL(Digital Subscriber Line、デジタル加入者線))又は無線(例えば、赤外線、無線、マイクロ波など)の方式によって他のウェーブサイト、コンピュータ、サーバ又はデータセンタに伝送することができる。前記コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、コンピュータがアクセス可能ないずれかの利用可能な媒体又は1つ以上の利用可能な媒体によって統合されたサーバ、データセンタなどを含むデータ記憶機器であってもよい。前記利用可能な媒体は、磁気媒体(例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、磁気テープ)、光学媒体(例えば、DVD(Digital Versatile Disc、デジタル多用途ディスク))、又は半導体媒体(例えば、SSD(Solid State Disk、ソリッドステートディスク))などであってもよい。
【0107】
なお、本明細書において、第1及び第2などの関係用語は、1つのエンティティ又は操作を他のエンティティ又は操作から区別するためのものにすぎず、これらのエンティティ又は操作の間にそのような実際の関係又は順序が存在することを必ずしも要求したり、示唆したりするものではない。さらに、用語「含む」、「包含」又はそれらの他の変形形態は、非排他的包含をカバーすることを意図しており、したがって、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は機器が、それらの要素だけでなく、明示的にリストされていない他の要素、又はそのようなプロセス、方法、物品又は機器に固有の要素をも含むようになる。これ以上の制限がない場合、「~を1つ含む」という語句によって限定される要素は、前記要素を含むプロセス、方法、物品又は機器に別の同じ要素が存在することを排除しない。
【0108】
当業者であれば、明細書を考慮して本明細書に開示された開示を実践した後、本開示の他の実施形態を容易に想到し得る。本開示は、本開示のいかなる変形、用途又は適応的な変化をカバーすることを意図し、これらの変形、用途又は適応的な変化は、本開示の一般的な原理に従い、本開示に開示されていない当分野における周知技術又は慣用的な技術手段を含む。明細書及び実施例は、例示的なものとしてのみ見なされ、本開示の真の範囲及び精神は、本開示の請求項によって示される。
【0109】
なお、本開示は、以上に説明され、図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲を逸脱することなく、様々な修正及び変更が可能であることを理解すべきである。本開示の範囲は、添付された特許請求の範囲のみによって限定される。
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