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特開2023-47596ワクチンパスポートシステムの端末、及びサーバ装置
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023047596
(43)【公開日】2023-04-06
(54)【発明の名称】ワクチンパスポートシステムの端末、及びサーバ装置
(51)【国際特許分類】
   G16H 10/00 20180101AFI20230330BHJP
【FI】
G16H10/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021156585
(22)【出願日】2021-09-27
(71)【出願人】
【識別番号】521032368
【氏名又は名称】ICheck株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100205659
【弁理士】
【氏名又は名称】齋藤 拓也
(74)【代理人】
【識別番号】100203105
【弁理士】
【氏名又は名称】江口 能弘
(72)【発明者】
【氏名】金子 賢一
(72)【発明者】
【氏名】東出 忠昌
【テーマコード(参考)】
5L099
【Fターム(参考)】
5L099AA21
(57)【要約】
【課題】ワクチンを接種済みであるという情報を簡単に登録することができる端末を提供すること。
【解決手段】サーバ装置は、ユーザが端末から入力した名前、住所、及び生年月日のテキスト情報が、ワクチンの接種券の画像に含まれる名前、住所、及び生年月日の情報と一致しており、且つ個人特定カードの画像に含まれる名前、生年月日の情報が、ユーザが端末から入力した名前、及び生年月日のテキスト情報と一致している場合に、名前、住所、生年月日、ワクチン接種に関する情報、及び個人特定カードの画像に含まれる顔画像をデータベースに登録する。携帯端末は、サーバ装置から受信したワクチンを接種済みであることを示す情報及び顔画像を表示部に表示する。
【選択図】図10

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ワクチンの接種券の画像を撮影し、その画像データを、ユーザが入力したテキスト情報である名前、住所、生年月日、及びワクチンに関する情報とともに送信する、ワクチンパスポートシステムの端末。
【請求項2】
ユーザが端末から入力した名前、住所、及び生年月日のテキスト情報が、ワクチンの接種券の画像に含まれる名前、住所、及び生年月日の情報と一致している場合に、名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報をデータベースに登録する、ワクチンパスポートシステムのサーバ装置。
【請求項3】
サーバ装置から受信したワクチンを接種済みであることを示す情報を表示部に表示する、ワクチンパスポートシステムの携帯端末。
【請求項4】
ワクチンの接種券、及び個人特定カードの画像を撮影し、その画像データを、ユーザが入力したテキスト情報である名前、住所、生年月日、及びワクチンに関する情報とともに送信する、ワクチンパスポートシステムの端末。
【請求項5】
ユーザが端末から入力した名前、住所、及び生年月日のテキスト情報が、ワクチンの接種券の画像に含まれる名前、住所、及び生年月日の情報と一致しており、且つ個人特定カードの画像に含まれる名前、生年月日の情報が、ユーザが端末から入力した名前、及び生年月日のテキスト情報と一致している場合に、名前、住所、生年月日、ワクチン接種に関する情報、及び個人特定カードの画像に含まれる顔画像をデータベースに登録する、ワクチンパスポートシステムのサーバ装置。
【請求項6】
サーバ装置から受信したワクチンを接種済みであることを示す情報及び顔画像を表示部に表示する、ワクチンパスポートシステムの携帯端末。


【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ワクチンパスポート(ワクチンを接種済みであることを証明するもの)を発行するシステムに関する。
【背景技術】
【0002】
2020年1月頃より、日本でも新型コロナウイルスによる感染症が問題となっている。複数回の緊急事態宣言がなされてきた。2021年9月の時点でも、東京都を含む19の都道府県について緊急事態宣言がなされている。
新型コロナウイルスによる感染者数を抑える切り札は、ワクチンであると考えられる。
ワクチンの接種を進める方法はいくつか考えられるが、ワクチンを接種した人には、何らかの優遇制度があるという仕組みにすることが考えられる。
【0003】
2021年6月24日に経団連は国に対して、新型コロナウイルスのワクチン接種を証明する「ワクチンパスポート」について、次の内容の提言を行っている。
(1)偽造などを防ぐためにも、スマートフォンのアプリに表示するなどのデジタル化を推進
(2)諸外国と連携して、ワクチン接種記録などの出入国の際に確認できる共通の仕組み作り推進
(3)接種記録を、飲食代金の割引やイベントの人数制限の緩和につなげるなど、地域経済の活性化に向けて効果的に活用を
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0004】
【非特許文献1】“ワクチン接種記録(ワクチンパスポート)の早期活用を求める”,[online],令和3年6月24日,日本経済団体連合会,[令和3年9月20日検索],インターネット<URL:https://www.keidanren.or.jp/policy/2021/058_honbun.html#s2>
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ワクチンの接種記録をスマートフォンのアプリに表示することとしても、そのためのデータをどのようにして蓄積するかという問題が発生する。
【0006】
本発明は、ワクチンを接種済みであるという情報を簡単に登録することができる端末を提供することを目的とする。
また、ワクチンを接種済みであるということを証明する端末の画面に、ワクチン接種に関する情報を、証明されている人間の顔画像付きで表示することができる端末を提供することを目的とする。
なお、政府が発行しているワクチンパスポートは海外渡航者向けであるが、本発明のワクチンパスポートは、海外渡航者に限るという制限はない。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは、ワクチンを接種した後の接種券には、当人の名前、住所、生年月日、及びワクチンの接種に関する情報が記録されていることに着目し、接種後の接種券の画像を、スマートフォンなどの携帯端末で撮影し、送信することによって、データ蓄積の問題を解消することを見出し、本発明を完成するに至った。
また、接種後の接種券の画像とともに、運転免許証などの顔画像が含まれた個人を特定するカードなどの画像も撮影し送信することによって、顔画像も含めて蓄積することとしてもよい。より具体的には、本発明は以下を提供する。
【0008】
(1) ワクチンの接種券の画像を撮影し、その画像データを、ユーザが入力したテキスト情報である名前、住所、生年月日、及びワクチンに関する情報とともに送信する、ワクチンパスポートシステムの端末。
【0009】
(2) ユーザが端末から入力した名前、住所、及び生年月日のテキスト情報が、ワクチンの接種券の画像に含まれる名前、住所、及び生年月日の情報と一致している場合に、名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報をデータベースに登録する、ワクチンパスポートシステムのサーバ装置。
【0010】
(3) サーバ装置から受信したワクチンを接種済みであることを示す情報を表示部に表示する、ワクチンパスポートシステムの携帯端末。
【0011】
(4) ワクチンの接種券、及び個人特定カードの画像を撮影し、その画像データを、ユーザが入力したテキスト情報である名前、住所、生年月日、及びワクチンに関する情報とともに送信する、ワクチンパスポートシステムの端末。
【0012】
(5) ユーザが端末から入力した名前、住所、及び生年月日のテキスト情報が、ワクチンの接種券の画像に含まれる名前、住所、及び生年月日の情報と一致しており、且つ個人特定カードの画像に含まれる名前、生年月日の情報が、ユーザが端末から入力した名前、及び生年月日のテキスト情報と一致している場合に、名前、住所、生年月日、ワクチン接種に関する情報、及び個人特定カードの画像に含まれる顔画像をデータベースに登録する、ワクチンパスポートシステムのサーバ装置。
【0013】
(6) サーバ装置から受信したワクチンを接種済みであることを示す情報及び顔画像を表示部に表示する、ワクチンパスポートシステムの携帯端末。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、接種済みの接種券の画像を送信することによって、ワクチンを接種済みであることを簡単に登録することができる。
【図面の簡単な説明】
【0015】
図1】本発明のユーザ登録時及び接種済証明時に使用する携帯端末の構成を示す図である。
図2】本発明の第1の実施形態のユーザ登録時を示す図である。
図3】本発明の第1の実施形態のユーザ登録時に携帯端末から送信されるデータ及びデータベースに蓄積される情報を示す図である。
図4】本発明の第1の実施形態の接種済証明時を示す図である。
図5】本発明の第1の実施形態のユーザ登録後の携帯端末の画面を示す図である。
図6】本発明の第1の実施形態の接種済証明時の携帯端末の画面の一例を示す図である。
図7】本発明の第2の実施形態のユーザ登録時を示す図である。
図8】本発明の第2の実施形態のユーザ登録時に携帯端末から送信されるデータ及びデータベースに蓄積される情報を示す図である。
図9】本発明の第2の実施形態の接種済証明時を示す図である。
図10】本発明の第2の実施形態の接種済証明時の携帯端末の画面の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下、本発明の実施形態について図面とともに説明する。
図1は、本発明で使用する携帯端末100の図である。
10は、カメラなどの撮像部である。20は、表示部30の画面上にキーボードを表示して、指のタッチによりコードの情報を入力する入力部である。30は、前述のキーボード以外にも種々の情報を表示することができる表示部である。40は、携帯端末100の全体の制御を行う制御部である。50は、情報を記憶しておく記憶部である。60は、LTEやWiFiなどによってネットワークと有線又は無線の通信を行う通信部である。
携帯端末100は、具体的には、スマートフォンやタブレット端末などであってよい。
[第1の実施形態]
【0017】
図2は、携帯端末を使って、ワクチンを接種済みであることを登録する作業(この作業を「ユーザ登録」という。)を説明する図である。
1000は、ワクチンパスポートシステムである。100は携帯端末である。N1はネットワークである。200はサーバ装置である。300は、ワクチンを接種済であることを示すデータを蓄積するワクチン接種済データベースである。
ユーザは、携帯端末100を使って、接種済みの接種券の画像を撮影し、ネットワークN1経由で、サーバ装置200に送信する。この接種券の画像データを、「データ(B)」又は「画像データ(B)」ということにする。また、ユーザは、携帯端末100の入力部20を使って、接種済みの接種券に表示されている名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報(例えば、何回目の接種であるかの情報、接種日、及びワクチンのメーカー(ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ)。場合によっては、ロット番号、及び接種場所を加えてもよい。)のテキスト情報を手入力する。このユーザが手入力したテキスト情報を、「データ(A)」ということにする。
接種券に表示されている名前、住所、及び生年月日は住民票に基づいて作成されたものである。
【0018】
図3は、ユーザが端末から手入力するテキスト情報(A)と接種券画像(B)に、それぞれどういう情報が含まれているかを示した図である。○印は、縦軸のデータに、横軸の情報が含まれていることを示している。
【0019】
サーバ装置200は、ユーザから送信されたデータ(A)の名前、住所、及び生年月日が、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日と一致しているか否か判定する。
この判定は、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日を文字認識してテキスト情報化し、画像データ(B)から得られたテキスト情報と、データ(A)とを比較することによって行ってもよい。又は、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日とデータ(A)の一致/不一致を人間の視覚によって判定することとしてもよい。
【0020】
図3の「DBに蓄積する情報」の○印は、前記判定結果が「一致」である場合に、ワクチン接種済データベース300に蓄積する情報を表している。前記判定結果が「一致」である場合には、データ(A)の名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報を蓄積する。
【0021】
図4は、ユーザ登録後に、プッシュ通信で携帯端末100にプッシュ通信で送信されてくる情報を表示させた状態を示している。ワクチンを接種済みの人間が優遇を受けられる店に関する情報を表示している。
【0022】
図5は、飲食店などにおいて、代金の割引などの優遇を受けるために、ワクチンを接種済みであることを示す情報を携帯端末100の表示部30に表示させる際(これを「接種済証明時」という。)の図である。
図5では、ワクチン接種済データベース300に蓄積済みであるワクチン接種に関する情報を、サーバ装置200から携帯端末100に送信し、表示部30に表示する様子を示している。
【0023】
図6は、接種済証明時に携帯端末100の表示部30に表示される画像の一例を示す図である。
【0024】
この第1の実施形態によれば、ユーザ登録時に接種券の画像データ(B)を携帯端末から送信することによって、ワクチン接種済みであることを示す情報をワクチン接種済データベース300に蓄積することができる。
図2では、ユーザ登録をする端末を携帯端末として説明したが、ユーザ登録時の端末は、携帯型である必要はなく、図1の機能を備えていれば、ノートパソコンやデスクトップパソコンであっても構わない。
【0025】
[変形例]
第1の実施形態の変形例としては、画像データ(B)に含まれている名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報を文字認識してテキスト情報化できるようにして、ユーザにデータ(A)を送信させずに、画像データ(B)のみを送信させ、画像データ(B)から文字認識できた名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報をワクチン接種済データベース300に蓄積させることとしてもよい。
【0026】
[第2の実施形態]
飲食店の店員は、第1の実施形態の図6の画面を見せられても、画面のワクチン接種に関する情報が、自分の目の前にいる客の情報であるのか否か判断することが難しい。すなわち、ワクチンを接種済みであることを証明する画面は、顔画像付きであることが望ましい。
第2の実施形態は、ワクチンを接種済みであることを証明する画面が顔画像付きであることを実現するものである。
【0027】
図7は、第2の実施形態のユーザ登録時を示す図である。第2の実施形態では、ユーザ登録時に、データ(A)、画像データ(B)に加えて、個人特定カードの画像を携帯端末100からサーバ装置200へ送る。
個人特定カードは、顔画像付きの本人であることを証明するカードである。具体的には、運転免許証、パスポート、マイナンバーカード、及び在留カードが該当する。
個人特定カードの画像データを、「データ(C)」又は「画像データ(C)」ということにする。
【0028】
図8に示したように、個人特定カードの画像データ(C)には、名前、住所、生年月日、及び顔画像が含まれている。
【0029】
第2の実施形態のユーザ登録時には、サーバ装置200は、次の2つの条件が2つとも成立していることを確認する。

[第1条件]
ユーザから送信されたデータ(A)の名前、住所、及び生年月日が、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日と一致していること。
[第2条件]
画像データ(C)に含まれている名前、及び生年月日が、ユーザから送信されたデータ(A)の名前、及び生年月日と一致していること。

第2条件に住所が含まれていない理由は、個人特定カードの作成時からユーザ登録時までの期間に、引っ越しなどによって住所が変わることがあるからである。
第1条件と第2条件が両方とも成立している場合に、サーバ装置200は、ユーザ登録を行い、データ(A)の名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報、並びに画像データ(C)に含まれている顔画像を、ワクチン接種済データベース300に蓄積する。
【0030】
第1条件の判定は、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日を文字認識してテキスト情報化し、画像データ(B)から得られたテキスト情報と、データ(A)とを比較することによって行ってよい。又は、画像データ(B)に含まれている名前、住所、及び生年月日とデータ(A)との一致/不一致を人間の視覚によって判定することとしてもよい。
【0031】
第2条件の判定は、画像データ(C)に含まれている名前、及び生年月日を文字認識してテキスト情報化し、画像データ(C)から得られたテキスト情報と、データ(A)とを比較することによって行ってよい。又は、画像データ(C)に含まれている名前、及び生年月日とデータ(A)との一致/不一致を人間の視覚によって判定することとしてもよい。
【0032】
図7では、ユーザ登録をする端末を携帯端末として説明したが、ユーザ登録時の端末は、携帯型である必要はなく、図1の機能を備えていれば、ノートパソコンやデスクトップパソコンであっても構わない。
【0033】
図9は、飲食店などにおいて、代金の割引などの優遇を受けるために、ワクチン接種に関する情報を携帯端末の表示部30に表示させる際の図である。
図9では、ワクチン接種済データベース300に蓄積済みであるワクチン接種に関する情報及び顔画像を、サーバ装置200から携帯端末100に送信し、表示部20に表示する様子を示している。
【0034】
図10は、接種済証明時に携帯端末100の表示部30に表示される画像の一例を示す図である。第2の実施例ではワクチン接種済みデータベース300に蓄積されている顔画像を、図10のようにワクチン接種に関する情報ともに表示する。
【0035】
この第2の実施形態によれば、ワクチンを接種済みであることを証明する画面に、証明されている人間の顔画像を表示することができる。したがって、飲食店などの店員は、目の前にいる客がワクチンを接種済みであるか否かを容易に判断することができる。
【0036】
[変形例]
第2の実施形態の変形例としては、画像データ(B)に含まれている名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報、並びに画像データ(C)の名前、及び生年月日を文字認識してテキスト情報化できるようにして、ユーザにデータ(A)を送信させずに、画像データ(B)及び画像データ(C)を送信させ、第2条件が成立した場合に、画像データ(B)から文字認識した名前、住所、生年月日、及びワクチン接種に関する情報、並びに画像データ(C)に含まれている顔画像をワクチン接種済データベース300に蓄積させることとしてもよい。
【0037】
偽造した接種済証明の画像でないことを示すために、接種済証明時には、背景部分に、時間的な揺らぎを与えた画像を表示することにしてもよい。
【符号の説明】
【0038】
10 撮像部
20 入力部
30 表示部
40 制御部
50 記憶部
60 通信部
100 携帯端末
200 サーバ装置
300 ワクチン接種済データベ-ス
1000 ワクチンパスポートシステム
N1 ネットワーク
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10