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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023050370
(43)【公開日】2023-04-11
(54)【発明の名称】情報処理装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0482 20130101AFI20230404BHJP
【FI】
G06F3/0482
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021160435
(22)【出願日】2021-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】000001487
【氏名又は名称】フォルシアクラリオン・エレクトロニクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000198
【氏名又は名称】弁理士法人湘洋特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】豊田 晃生
【テーマコード(参考)】
5E555
【Fターム(参考)】
5E555AA02
5E555AA22
5E555AA24
5E555BA01
5E555BA04
5E555BA20
5E555BA23
5E555BB01
5E555BB04
5E555BB20
5E555BB23
5E555BC04
5E555CA01
5E555CB01
5E555CB33
5E555CB56
5E555CB58
5E555CC03
5E555DA01
5E555DB20
5E555DC11
5E555DC31
5E555DD06
5E555EA03
5E555FA00
(57)【要約】
【課題】 利用者の操作頻度をより適切に管理し、より利用者の意図に合った画面カスタマイズを行う技術を提供することにある。
【解決手段】
操作ボタンを一つ以上有する表示画面を表示する表示部と、操作ボタンの操作回数の記録を操作ボタンごとに含むボタン制御情報を記憶する記憶部と、少なくともボタン制御情報を用いて、操作ボタンごとに表示形態を決定して表示画面を描画する描画部と、表示画面に表示されている操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に表示画面から表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、第一の操作に係る操作ボタンに対応付けられた操作回数をボタン制御情報においてカウントアップする更新部と、を備える情報処理装置。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
操作ボタンを一つ以上有する表示画面を表示する表示部と、
前記操作ボタンの操作回数の記録を前記操作ボタンごとに含むボタン制御情報を記憶する記憶部と、
少なくとも前記ボタン制御情報を用いて、前記操作ボタンごとに表示形態を決定して前記表示画面を描画する描画部と、
前記表示画面に表示されている前記操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に前記表示画面から前記表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、前記第一の操作に係る前記操作ボタンに対応付けられた前記操作回数を前記ボタン制御情報においてカウントアップする更新部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
請求項1に記載の情報処理装置であって、
前記操作ボタンは、入力を受け付けると画面遷移もしくはポップアップ表示を伴う動作を励起させるボタンである、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の情報処理装置であって、
前記記憶部には、前記表示画面の表示時間の記録を前記表示画面ごとに含む画面情報が記憶され、
前記描画部は、前記ボタン制御情報および前記画面情報を用いて、前記操作ボタンごとに表示形態を決定して前記表示画面を描画する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項4】
請求項3に記載の情報処理装置であって、
前記描画部は、前記表示時間が所定の第一の閾値以上である前記表示画面が有する前記操作ボタンについて、該操作ボタンの前記操作回数が所定の第二の閾値を下回る場合に、該操作ボタンを強調表示させて前記表示画面を描画する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項5】
請求項4に記載の情報処理装置であって、
前記第一の閾値は、前記情報処理装置の利用時間に応じて変動する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【請求項6】
請求項4または5に記載の情報処理装置であって、
前記第二の閾値は、前記操作ボタンが属する前記表示画面に含まれる前記操作ボタンの前記操作回数の合計に応じて変動する、
ことを特徴とする情報処理装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置の技術に関するものである。
【背景技術】
【0002】
「複数の操作ボタンを有する表示画面を生成する画面生成部と、一定期間内において、表示画面に対するユーザの操作回数を操作ボタン毎に記録する操作履歴記録部と、操作履歴記録部に記録された操作ボタン毎の操作回数を、第1の閾値、及び当該第1の閾値より値の大きい第2の閾値と、それぞれ比較する比較部と、比較部により操作回数が第1の閾値以下と判定された操作ボタンを非表示対象に設定する非表示対象設定部と、比較部により操作回数が第2の閾値以上と判定された操作ボタンを拡大対象に設定する拡大対象設定部とを備え、画面生成部は、非表示対象設定部により非表示対象に設定された操作ボタンがある場合に表示画面上の当該操作ボタンを非表示とし、拡大対象設定部により拡大対象に設定された操作ボタンがある場合に表示画面上の当該操作ボタンの表示サイズを標準よりも大きくする」画面生成装置に係る技術が、特許文献1に記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-37551号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような技術では、操作ボタンに対して利用者の操作回数を一律にカウントしており、誤操作等の意図しない操作についてもカウントされてしまうため、意図しない画面表示に変更されてしまうおそれがある。
【0005】
本発明の目的は、利用者の操作頻度をより適切に管理し、より利用者の意図に合った画面カスタマイズを行う技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、上記課題の少なくとも一部を解決する手段を複数含んでいるが、その例を挙げるならば、以下のとおりである。上記課題を解決すべく、本発明に係る情報処理装置は、操作ボタンを一つ以上有する表示画面を表示する表示部と、前記操作ボタンの操作回数の記録を前記操作ボタンごとに含むボタン制御情報を記憶する記憶部と、少なくとも前記ボタン制御情報を用いて、前記操作ボタンごとに表示形態を決定して前記表示画面を描画する描画部と、前記表示画面に表示されている前記操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に前記表示画面から前記表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、前記第一の操作に係る前記操作ボタンに対応付けられた前記操作回数を前記ボタン制御情報においてカウントアップする更新部と、を備える。
【発明の効果】
【0007】
本願発明によれば、利用者の操作頻度をより適切に管理し、より利用者の意図に合った画面カスタマイズを行うことが可能となる。上記した以外の課題、構成および効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】情報処理装置の構成例を示す図である。
図2】ボタン制御情報のデータ構造の例を示す図である。
図3】画面情報のデータ構造の例を示す図である。
図4】情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。
図5】操作状況記録処理の処理フローの例を示す図である。
図6】描画処理の処理フローの例を示す図である。
図7】実績更新処理の処理フローの例を示す図である。
図8】操作ボタンの表示形態の例を示す図である。
図9】操作ボタンのカウントの例を示す図である。
図10】操作状況記録処理の変形例を示す図である。
図11】操作ボタンのカウントの別の例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明の実施形態に係る情報処理装置について、図面を参照して説明する。なお、図1図11は、本発明に係る情報処理装置の全ての構成を示すものではなく、理解容易のため、適宜、構成の一部を省略して描いている。以下の実施形態においては便宜上その必要があるときは、複数のセクションまたは実施の形態に分割して説明するが、特に明示した場合を除き、それらはお互いに無関係なものではなく、一方は他方の一部または全部の変形例、詳細、補足説明等の関係にある。
【0010】
また、以下の実施形態において、要素の数等(個数、数値、量、範囲等を含む)に言及する場合、特に明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではなく、特定の数以上でも以下でもよい。
【0011】
さらに、以下の実施形態において、その構成要素(要素ステップ等も含む)は、特に明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
【0012】
同様に、以下の実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは特に明示した場合および原理的に明らかにそうではないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。このことは、数値および範囲についても同様である。
【0013】
なお、実施の形態を説明するための全図において、同一の部材には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する場合がある。また、以下の実施の形態において、「Aからなる」、「Aよりなる」、「Aを有する」、「Aを含む」と言うときは、特にその要素のみである旨明示した場合等を除き、それ以外の要素を排除するものでないことは言うまでもない。
【0014】
同様に、以下の実施の形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に明らかにそうでないと考えられる場合等を除き、実質的にその形状等に近似または類似するもの等を含むものとする。
【0015】
[実施形態1]本実施形態では、車両に搭載された情報処理装置100において、車両の利用者の操作に応じて画面カスタマイズを行う情報処理装置における実施例を示す。しかし、情報処理装置100は、車両に限られず、列車、電車、ボート、フェリー等の移動体であれば適用できることはいうまでもない。また、情報処理装置100は、オフィスの情報処理装置や、スマートフォン、あるいは家庭内の各種IT(Information Technology)機器、さらには家庭用ゲーム機等においても適用することもできる。
【0016】
図1は、情報処理装置の構成例を示す図である。情報処理装置100は、少なくとも、処理部110と、記憶部120と、を有する。処理部110には、入力制御部111と、表示部112と、描画部113と、計時部114と、更新部115と、が含まれる。記憶部120には、ボタン制御情報121と、画面情報122と、が格納されている。
【0017】
図2は、ボタン制御情報のデータ構造の例を示す図である。ボタン制御情報121では、ボタンID121aごとに、操作回数121bと、ハッチング121cと、非表示121dと、関連ボタン121eと、関連画面121fと、が対応付けられて格納される。ボタンID121aには、操作ボタンを一意に識別する識別子が格納される。なお、本実施形態におけるボタンとは、ソフトウェア処理により入力を受け付けるボタンと、ハードウェアとしての物理ボタンと、の両方を含む操作ボタン全般である。また、操作ボタンは、入力を受け付けると画面遷移もしくはポップアップ表示を伴う動作を励起させるボタンである。
【0018】
操作回数121bには、ボタンID121aにより特定される操作ボタンが操作された回数を特定する情報が格納される。ハッチング121cには、ボタンID121aにより特定される操作ボタンが強調表示される表示態様となるか否かを特定する情報が格納される。非表示121dには、ボタンID121aにより特定される操作ボタンが非表示の表示態様となるか否かを特定する情報が格納される。関連ボタン121eには、ボタンID121aにより特定される操作ボタンに関連する操作ボタン、具体的にはボタンID121aにより特定される操作ボタンに従属する機能を実現する操作ボタンを特定する情報が格納される。例えば、ボタンID121aにより特定される操作ボタンが音楽再生ボタンである場合には、関連ボタン121eには音楽再生時に同一画面上で実現される音量ボタン等を特定する情報が格納される。関連画面121fには、ボタンID121aにより特定される操作ボタンが含まれる画面を特定する情報が格納される。
【0019】
図3は、画面情報のデータ構造の例を示す図である。画面情報122では、画面ID122aごとに、表示実績時間122bと、レイアウト122cと、関連ボタン122dと、が対応付けられて格納される。画面ID122aには、画面を一意に識別する識別子が格納される。
【0020】
表示実績時間122bには、画面ID122aにより特定される画面が表示された実績時間を特定する情報が格納される。レイアウト122cには、画面ID122aにより特定される画面に適用されるレイアウトデータを特定する情報が格納される。関連ボタン122dには、画面ID122aにより特定される画面に関連する操作ボタン、具体的には画面ID122aにより特定される画面が有する操作ボタンを特定する情報が格納される。例えば、画面ID122aにより特定される画面が音楽再生画面である場合には、関連ボタン122dには音楽再生時に同一画面上で実現される楽曲選択ボタンや再生/停止ボタン等を特定する情報が格納される。ただし、これに限られず、関連ボタンは関連性のあるボタンであればよい。
【0021】
入力制御部111は、操作ボタンに対する入力を検知する。具体的には、入力制御部111は、利用者による入力、主にタッチパネルによるタッチ入力を検出し、入力された座標、入力種類(タップ、ロングタップ、フリック、ピンチ等)を特定する。あるいは、入力制御部111は、利用者によるハードウェアボタン(例えば、音量の多寡を操作するためのボタン)の入力を受け付ける。
【0022】
表示部112は、操作ボタンを一つ以上有する表示画面を表示する。表示画面は、後述の描画部113により描画される。通常は画面遷移を遷移前の状態に戻すための戻るボタンを含む操作ボタンを一つ以上有する。
【0023】
描画部113は、少なくともボタン制御情報121を用いて、操作ボタンごとに表示形態を決定して表示画面を描画する。具体的には、描画部113は、操作ボタンのそれぞれについて、ハッチング対象である場合にはハッチングあるいはその他強調表示を行って表示するように表示態様を変形させ、非表示対象である場合には表示しない、すなわち不可視化する表示態様に変形させる。また、描画部113は、ボタン制御情報121および画面情報122を用いて、操作ボタンごとに表示形態を決定して表示画面を描画する。さらに具体的には、描画部113は、表示時間が所定の第一の閾値以上である表示画面が有する操作ボタンについて、該操作ボタンの操作回数が所定の第二の閾値を下回る場合に、該操作ボタンを強調表示させて表示画面を描画する。その際、第一の閾値は、情報処理装置100の利用時間に応じて変動し、第二の閾値は、操作ボタンが属する表示画面に含まれる操作ボタンの操作回数の合計に応じて変動する。
【0024】
計時部114は、要求を受けると計時を開始し、要求に応じて計時開始からの経過時間を応答する。また、計時部114は、所定の期間が経過すると、経過したことを通知する。
【0025】
更新部115は、操作ボタンの操作回数についてカウントアップする。具体的には、更新部115は、表示画面に表示されている操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に表示画面から表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、第一の操作に係る操作ボタンに対応付けられた操作回数をボタン制御情報においてカウントアップする。
【0026】
昨今、ナビゲーション装置等の車載の情報処理装置は、高機能化してきており、それに伴い各操作画面の操作ボタンが多くなる傾向にある。一方で、操作ボタンの増加は操作性の低下につながりかねず、利用者の利便性を損なうリスクがある。
【0027】
以上を鑑みて、情報処理装置100では、使用しない操作ボタンを操作画面から非表示に設定し、それに従属する操作ボタンについても非表示とすることで、利用者の利便性を確保する。さらには、利用者の誤操作については、これを判断して操作履歴に反映させないこととすることで、より正確に利用者の利用状況を反映して操作ボタンの表示を変更する。また、使用している/していないという基準は、同一画面内における他の操作ボタンとの兼ね合いがあるため、単一の操作ボタンの操作回数のみを用いて判断しても適切さを欠く可能性があり、利用者の利用の仕方に応じて変動させる方がより適切と考えられることから、同一画面内における他の操作ボタンの操作状況を基準に反映させる方がよい。
【0028】
図4は、情報処理装置のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置100は、プロセッサー(例えば、CPU:Central Processing Unit、あるいはGPU:Graphics Processing Unit)101と、RAM(Random Access Memory)等のメモリ102と、ハードディスク装置(Hard Disk Drive:HDD)やSSD(Solid State Drive)などのストレージ装置103と、ネットワークを介した通信の接続を行うインターフェースを担う通信装置104と、ディスプレイ105と、タッチパネル106と、これらを互いに接続するバスと、を備えた一般的な情報処理装置により実現できる。
【0029】
上記した処理部110の各機能部、すなわち入力制御部111と、表示部112と、描画部113と、計時部114と、更新部115とは、プロセッサー101が所定のプログラムを読み込み実行することにより構築される。そのため、メモリ102またはストレージ装置103には、各機能部の処理を実現するためのプログラムが記憶されている。そして、そのプログラムは、実行時にメモリ102にロードされ、プロセッサー101に処理を行わせる。
【0030】
ボタン制御情報121、画面情報122は、メモリ102またはストレージ装置103により実現される。
【0031】
図5は、操作状況記録処理の処理フローの例を示す図である。操作状況記録処理は、情報処理装置100が操作可能に起動すると、開始される。本実施形態では、情報処理装置100は、車載装置のため、操作可能に起動するのは、搭載される車両のアクセサリ電源がONとなるタイミング(ACC_ON)である。
【0032】
まず、描画部113は、後述する描画処理を行う(ステップS001)。具体的には、描画部113は、現在表示対象の画面IDに応じた画面をレイアウト122cに従って描画し、関連ボタン122dに含まれる操作ボタンIDを有するボタンを配置し描画する。操作ボタンについては、描画部113は、ボタン制御情報121を参照して表示態様を決定し描画する。
【0033】
そして、入力制御部111は、ボタン操作がなされたか判定する(ステップS002)。具体的には、入力制御部111は、画面上の操作ボタンに入力があったか否か、その入力はタップあるいはロングタップであったか否かを判定してボタン操作がなされたか否かを判定する。
【0034】
ボタン操作がなされた場合(ステップS002にて「Yes」の場合)には、更新部115は、所定時間内(例えば、2秒以内)に操作の差し替えがあったか否か判定する(ステップS003)。具体的には、更新部115は、ステップS002にて検出されたボタン操作とは異なる操作ボタンへのタップあるいはロングタップがなされたか否かを入力制御部111を介して取得する。異なる操作ボタンへのタップあるいはロングタップがなされた場合には、更新部115は、操作の差し替えがあったと判定する。
【0035】
操作の差し替えがなかった場合(ステップS003にて「No」の場合)には、更新部115は、操作ボタンのカウントアップを行う(ステップS004)。具体的には、更新部115は、ステップS002にて入力を受け付けた操作ボタンについて操作があったものとみなし、カウントする。そして、描画部113は、制御をステップS001に戻し、操作ボタンにより遷移する先の画面の描画を行う。
【0036】
操作の差し替えがあった場合(ステップS003にて「Yes」の場合)には、更新部115は、差し替えた操作ボタンのカウントアップを行う(ステップS005)。具体的には、更新部115は、差し替え後の操作ボタンについて操作があったものとみなし、カウントする。すなわち、更新部115は、差し替えられた操作ボタンについては、意図しない誤操作であったとみなし、カウントアップしない。そして、描画部113は、制御をステップS001に戻し、差し替えた操作ボタンにより遷移する先の画面の描画を行う。
【0037】
ボタン操作がなされなかった場合(ステップS002にて「No」の場合)には、更新部115は、機能実行中か否か判定する(ステップS006)。具体的には、更新部115は、情報処理装置100が提供する所定の機能(例えば、経路誘導機能や、動画再生機能、音楽再生機能、チューナー再生機能等、所定のソフトウェアプログラムにより利用者に提供される機能)の起動中の出力がなされているか否か判定する。機能実行中ではない場合(ステップS006にて「No」の場合)には、描画部113は、制御をステップS002に戻す。
【0038】
機能実行中の場合(ステップS006にて「Yes」の場合)には、更新部115は、現画面の遷移元となる操作ボタンのすべてをカウントアップする(ステップS007)。機能実行中である場合には、遷移元のいずれの操作ボタンについても同様にカウントアップすることで、遷移元にかかわらず利用していることを記録する必要があるためである。
【0039】
そして、更新部115は、情報処理装置100のシャットダウンが開始されたか否か判定する(ステップS008)。シャットダウンが開始されていない場合(ステップS008にて「No」の場合)には、描画部113は、制御をステップS001に戻し、現画面のリフレッシュ描画を行う。
【0040】
シャットダウンが開始された場合(ステップS008にて「Yes」の場合)には、更新部115は、後述する実績更新処理を行う(ステップS009)。そして、更新部115は、操作状況記録処理を終了させる。
【0041】
以上が、操作状況記録処理の流れである。操作状況記録処理によれば、画面遷移あるいはポップアップ表示を伴う操作ボタンへの操作受付時に、誤操作を排除して操作履歴を取得することができる。
【0042】
図6は、描画処理の処理フローの例を示す図である。描画処理は、操作状況記録処理のステップS001にて開始される。
【0043】
まず、描画部113は、ボタン制御情報、画面情報を取得する(ステップS101)。具体的には、描画部113は、ボタン制御情報121と、画面情報122と、を読み出す。
【0044】
そして、描画部113は、表示画面に含まれるボタンを特定する(ステップS102)。具体的には、描画部113は、表示対象の画面IDに関連する操作ボタンのボタンIDを関連ボタン122dから読み出す。
【0045】
そして、描画部113は、表示画面に含まれる操作ボタンのそれぞれについて、ステップS104~ステップS107の処理を実施する(ステップS103,S108)。
【0046】
描画部113は、非表示フラグが「Y(Yes)」に設定されているか否か判定する(ステップS104)。具体的には、描画部113は、ボタン制御情報121を参照して、対象のボタンID121aに係る非表示121dの値が「Y(Yes)」であるか否か判定する。非表示フラグが「Y(Yes)」に設定されている場合(ステップS104にて「Yes」の場合)には、描画部113は、当該操作ボタンを非表示属性で描画するか、あるいは表示せず、制御をステップS108に進めて次の操作ボタンを対象のボタンとして設定する。
【0047】
非表示フラグが「N(No)」に設定されている場合(ステップS104にて「No」の場合)には、描画部113は、ハッチングフラグが「Y(Yes)」に設定されているか否か判定する(ステップS105)。具体的には、描画部113は、ボタン制御情報121を参照して、対象のボタンID121aに係るハッチング121cの値が「Y(Yes)」であるか否か判定する。
【0048】
ハッチングフラグが「N(No)」に設定されている場合(ステップS105にて「No」の場合)には、描画部113は、操作ボタンを標準の表示態様で描画する(ステップS106)。例えば、標準の表示態様とは、画面のレイアウト情報に沿ったデフォルトの表示態様である。そして、描画部113は、制御をステップS108に進めて次の操作ボタンを対象のボタンとして設定する。
【0049】
ハッチングフラグが「Y(Yes)」に設定されている場合(ステップS105にて「Yes」の場合)には、描画部113は、操作ボタンを強調表現の表示態様で描画する(ステップS107)。例えば、強調の表示表現の表示態様とは、操作ボタンの表示を変更してハッチング様に図形を重畳させる表示態様である。なお、これに限られず、例えば表示色の彩度を落とすようにしてもよい。そして、描画部113は、制御をステップS108に進めて次の操作ボタンを対象のボタンとして設定する。
【0050】
そして、計時部114は、表示画面の表示時間の計時を開始する(ステップS109)。
【0051】
以上が、描画処理の流れである。描画処理によれば、画面描画時に、ボタン制御情報121上でハッチング表示対象とされている操作ボタンについてハッチング表示させ、非表示対象とされている操作ボタンについて非表示として描画することができる。
【0052】
図7は、実績更新処理の処理フローの例を示す図である。実績更新処理は、操作状況記録処理のステップS009にて開始される。
【0053】
まず、更新部115は、集計期間を経過したか否か判定する(ステップS201)。具体的には、更新部115は、計時部114に日時情報を要求して、今回の集計期間の開始から所定の集計期間(例えば、1週間)を経過したか否か判定する。集計期間が経過していない場合(ステップS201にて「No」の場合)には、更新部115は、制御をステップS203へ進める。
【0054】
集計期間が経過している場合(ステップS201にて「Yes」の場合)には、更新部115は、前期間の画面表示時間とボタン操作回数をクリアする(ステップS202)。具体的には、更新部115は、ボタン制御情報121の操作回数121bをゼロクリアし、画面情報122の表示実績時間122bをゼロクリアする。
【0055】
そして、更新部115は、所定期間の画面表示時間を合算する(ステップS203)。具体的には、更新部115は、現集計期間における画面表示時間を表示画面ごとに合算し、表示実績時間122bに格納する。
【0056】
そして、更新部115は、ハッチング対象ボタンから非表示対象とするボタンを選定する(ステップS204)。具体的には、更新部115は、ボタン制御情報121のハッチング121cの値が「Y(Yes)」かつ非表示121dの値が「N(No)」となっている操作ボタンを抽出し、さらにそのうち、抽出した操作ボタンが属する表示画面が「頻繁に表示されている画面」である操作ボタンを非表示対象に設定する。具体的には、更新部115は、下記の条件(1)を満たす表示画面を「頻繁に表示されている画面」と判定する。
【0057】
条件(1)一週間分の対象の表示画面の表示実績時間122bが、同一期間の「ACC_ON」から「ACC_OFF」(つまり、ほぼ乗車から降車まで)の累積時間の10%以上であること。
【0058】
そして、上記の条件(1)を満たす表示画面に属する操作ボタンを抽出すると、更新部115はさらに、該操作ボタンが「頻繁に操作」されていない操作ボタンである場合には、該操作ボタンの非表示121dを「Y(Yes)」に設定する。具体的には、更新部115は、該操作ボタンの操作回数121bが下記の条件(2)を満たすか否か判定し、満たす場合には「頻繁に操作」されていない操作ボタンであると判定する。なお、上記の条件(1)は、これに限られず、下記の条件(1´)としてもよい。条件(1´)一週間分の対象の表示画面の表示実績時間122bが、同一期間の「パーキングブレーキOFF」(つまり、ほぼ発車から停車まで)の累積時間の10%以上であること。
【0059】
条件(2)該操作ボタンが属する表示画面に属する他のボタンの操作回数121bの総計平均の1/2未満であること。
【0060】
そして、更新部115は、ハッチング対象ボタンから、ハッチングを解除するボタンを選定する(ステップS205)。具体的には、更新部115は、ボタン制御情報121のハッチング121cの値が「Y(Yes)」かつ非表示121dの値が「N(No)」となっている操作ボタンを抽出し、さらにそのうち、抽出した操作ボタンが現集計期間中に一度以上操作された操作ボタンについて、該操作ボタンのハッチング121cを「N(No)」に設定する。
【0061】
そして、更新部115は、ハッチング対象となっていないボタンから、ハッチング対象となるボタンを選定する(ステップS206)。具体的には、更新部115は、ボタン制御情報121のハッチング121cの値が「N(No)」かつ非表示121dの値が「N(No)」となっている操作ボタンを抽出し、さらにそのうち、上記条件(1)および(2)を満たす操作ボタンについて、該操作ボタンのハッチング121cを「Y(Yes)」に設定する。
【0062】
以上が、実績更新処理の流れである。実績更新処理によれば、所定の基準を満たす操作ボタンについて画面描画時にハッチングあるいは非表示として描画させるために必要な情報を更新することができる。なお、非表示となったボタンを再度表示対象とするために、ハッチング121cおよび非表示121dの値をいずれも「N(No)」にクリアするためのリセットボタンを図示しないメニューのトップ画面や設定画面に設けることで、操作ボタンの表示状態を初期状態に戻すことができる。
【0063】
図8は、操作ボタンの表示形態の例を示す図である。初期状態の画面表示400においては、操作ボタンとして、住所検索401と、電話検索402と、名称検索403と、が表示される。ここで、集計期間内に住所検索401と、名称検索403と、が不使用(操作なし)であったとすると、1期間経過後の集計期間においては、1期間経過後の画面表示410に示すように、不使用の操作ボタンはハッチング表示住所検索411、ハッチング表示名称検索413として表示される。ここでハッチング表示住所検索411を使用したとして、またハッチング表示名称検索413を引き続き使用しなかった場合には、さらに集計期間が経過した2期間経過後の集計期間においては、2期間経過後の画面表示420に示すように、使用した住所検索401、電話検索402が通常表示され、不使用であった名称検索の操作ボタンは非表示となる。
【0064】
図9は、操作ボタンのカウントの例を示す図である。操作状況記録処理のステップS003~S005においては、画面遷移前に所定時間内に別の画面への遷移を行う操作指示があると「所定時間内に操作差し替えあり」と判定する。この状況について、図9を用いて具体的に説明する。
【0065】
図9では、図8と同様に、初期状態の画面表示400において、操作ボタンとして、住所検索401と、電話検索402と、名称検索403と、が表示されるものとする。画面表示400において、住所検索401の操作ボタンがタッチ入力され、その後2秒経過前(画面遷移はまだなされていない場合)に、続けて名称検索403の操作ボタンがタッチされて名称検索機能の画面450に遷移した状況においては、住所検索401の操作ボタンへの操作入力は記録されず(カウントされず)、名称検索403の操作ボタンへの操作入力が記録される(カウントされる)。これは、操作状況記録処理のステップS003において操作差し替えがあった場合(S003にて「Yes」の場合)に該当し、住所検索401の操作ボタンへのタッチ入力は誤操作であったとみなされるためである。
【0066】
また、操作ボタンへのタッチ入力に限られず、スマートフォン等を入力デバイスとして操作が行われた場合にも、操作ボタンについて操作回数のカウントアップを行うようにしてもよい。具体的には、スマートフォン等と情報処理装置100とが有線あるいは無線により通信可能に接続された際に、スマートフォン内の機能(音楽再生等)を自動実行する機能が情報処理装置100に設けられている場合、情報処理装置100の対応する機能を開始する操作ボタンについて操作回数のカウントアップを行うようにすることもできる。
【0067】
以上が、本発明に係る実施形態の例である。本実施形態に係る情報処理装置によれば、利用者の操作頻度をより適切に管理し、より利用者の意図に合った画面カスタマイズを行うことが可能となる。また、本実施形態に係る情報処理装置によれば、表示頻度の高い画面の操作頻度の低いボタンを非表示とすることができる。
【0068】
ただし、本発明は、上記の実施形態に制限されない。上記の実施形態は、本発明の技術的思想の範囲内で様々な変形が可能である。
【0069】
例えば、上記の実施形態の図5に示した操作状況記録処理においては、ボタン操作検出後(ステップS002で「Yes」の後)に、画面遷移前に所定時間内に操作の差し替えがあった場合に操作ボタンのカウントアップを差し替え後の操作ボタンに対して行っているが、これに限られない。画面遷移後の所定時間内に、例えば遷移前の表示画面に戻ったり、あるいは同種のカテゴリの別機能(例えば、オーディオカテゴリ内で音楽再生機能からチューナー再生機能の起動等)を行った場合には、当該別機能あるいは戻った画面こそが利用者の意図した機能の実行であると扱うようにしてもよい。
【0070】
つまり、更新部115は、表示画面である第一の表示画面に表示されている操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に第一の操作により遷移する遷移先の第二の表示画面において第二の表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、第一の操作に係る操作ボタンに対応付けられた操作回数をボタン制御情報121においてカウントアップするようにしてもよい。このような変形例について、図10、11を用いて説明する。
【0071】
[変形例]図10は、操作状況記録処理の変形例を示す図である。操作状況記録処理の変形例では、基本的には操作状況記録処理と同様であるため、相違点を中心に説明する。
【0072】
具体的には、ステップS002において操作ボタンへの入力を検出した後(ステップS002にて「Yes」の場合)すぐに、更新部115は、操作ボタンにより遷移する先の表示画面について描画処理を行う(ステップS011)。すなわち、画面遷移を行う。
【0073】
そして、更新部115は、表示画面が表示された後、所定時間内(例えば、2秒以内)にさらに別画面へ遷移するボタン操作があるか判定する(ステップS012)。具体的には、更新部115は、画面遷移もしくはポップアップ表示を伴う動作を励起させる操作ボタンへのタップあるいはロングタップがなされたか否かを入力制御部111を介して取得する。異なる操作ボタンへのタップあるいはロングタップがなされた場合には、更新部115は、さらに別画面へ遷移するボタン操作があったと判定する。
【0074】
別画面へ遷移するボタン操作があった場合(ステップS012にて「Yes」の場合)には、更新部115は、該別画面へ遷移する操作ボタンのカウントアップを行う(ステップS013)。具体的には、更新部115は、別画面へ遷移するボタン操作があった操作ボタンについて操作があったものとみなし、カウントする。すなわち、更新部115は、ステップS002にて入力を検出した操作ボタンについては、意図しない操作であったとみなし、カウントアップしない。そして、描画部113は、制御をステップS001に戻し、別画面へ遷移する操作ボタンにより遷移する先の画面の描画を行う。
【0075】
所定時間内に別画面へ遷移するボタン操作がなかった場合(ステップS012にて「No」の場合)には、更新部115は、操作ボタンのカウントアップを行う(ステップS014)。具体的には、更新部115は、ステップS002にて入力を受け付けた操作ボタンについて操作があったものとみなし、カウントする。そして、描画部113は、制御をステップS002に戻し、操作ボタンへの入力を受け付ける。
【0076】
また、第一の実施形態における操作状況記録処理のステップS008でシャットダウンが開始されていない場合(ステップS008にて「No」の場合)には、描画部113は、制御をステップS001に戻し、現画面のリフレッシュ描画を行うが、これと異なる。すなわち、描画部113は、制御をステップS002に戻し、操作ボタンへの入力を受け付ける(ステップS015)。
【0077】
以上が、操作状況記録処理の変形例である。このような処理の例によれば、画面遷移後の所定時間内に、例えば遷移前の表示画面に戻ったり、あるいは同種のカテゴリの別機能(例えば、オーディオカテゴリ内で音楽再生機能からチューナー再生機能の起動等)を行った場合には、当該別機能あるいは戻った画面を、利用者の意図した機能の実行であると扱うことができる。
【0078】
図11は、操作ボタンのカウントの別の例を示す図である。具体的には、操作状況記録処理の別の例における操作状況記録処理のステップS012~S014においては、画面遷移後所定時間内に別の画面への遷移行う操作指示があると「別画面遷移のボタン操作あり」と判定する。この状況について、図11を用いて具体的に説明する。
【0079】
図11では、画面表示500において、操作ボタンとして、音楽再生501と、チューナー502と、動画再生503と、が表示されるものとする。画面表示500において、音楽再生501の操作ボタンがタッチ入力され、その後音楽再生の表示画面510の表示後2秒経過前に、続けてチューナー画面を起動するチューナー515の操作ボタンがタッチされてチューナー画面520に遷移した状況においては、音楽再生501の操作ボタンへの操作入力は記録されず(カウントされず)、チューナー515の操作ボタンへの操作入力が記録される(カウントされる)。これは、変形例の操作状況記録処理のステップS012において別画面遷移のボタン操作があった場合(S012にて「Yes」の場合)に該当し、音楽再生501の操作ボタンへのタッチ入力は意図しない操作であったとみなされるためである。
【0080】
以上が、本発明に係る実施形態の変形例である。本変形例に係る情報処理装置によれば、利用者の操作頻度をより適切に管理し、より利用者の意図に合った画面カスタマイズを行うことが可能となる。また、画面遷移後所定時間内に別の機能を起動する場合であっても、適切に操作頻度を検出することができる。言い換えると、変形例に係る情報処理装置は、操作ボタンを一つ以上有する表示画面を表示する表示部と、前記操作ボタンの操作回数の記録を前記操作ボタンごとに含むボタン制御情報を記憶する記憶部と、少なくとも前記ボタン制御情報を用いて、前記操作ボタンごとに表示形態を決定して前記表示画面を描画する描画部と、前記表示画面である第一の表示画面に表示されている前記操作ボタンの一つに対する入力を第一の操作として受け付けると、所定時間内に前記第一の操作により遷移する遷移先の第二の表示画面において前記第二の表示画面と異なる別画面へ遷移する第二の操作を受け付けない場合に、前記第一の操作に係る前記操作ボタンに対応付けられた前記操作回数を前記ボタン制御情報においてカウントアップする更新部と、を備える情報処理装置であるともいえる。
【0081】
また、上記の各構成、機能、処理部、処理手段等は、それらの一部又は全部を、例えば集積回路で設計する等によりハードウェアで実現してもよい。また、上記の各構成、機能等は、プロセッサーがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、メモリや、ハードディスク、SSD等の記録装置、または、ICカード、SDカード、DVD等の記録媒体に置くことができる。
【0082】
また、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしも全ての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には殆ど全ての構成が相互に接続されていると考えてもよい。
【符号の説明】
【0083】
100:情報処理装置、110:処理部、111:入力制御部、112:表示部、113:描画部、114:計時部、115:更新部、120:記憶部、121:ボタン制御情報、122:画面情報。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11