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特開2023-51499二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023051499
(43)【公開日】2023-04-11
(54)【発明の名称】二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06K 19/06 20060101AFI20230404BHJP
   G06K 1/12 20060101ALI20230404BHJP
【FI】
G06K19/06 037
G06K19/06 112
G06K1/12 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021162224
(22)【出願日】2021-09-30
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110002527
【氏名又は名称】弁理士法人北斗特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】児島 幸功
(72)【発明者】
【氏名】和佐 直行
(57)【要約】
【課題】利便性を向上させる。
【解決手段】二次元コード生成装置1は、装置側表示部(表示部13)と、入力部12と、生成部111と、出力部112と、を備える。装置側表示部は、二次元コードの生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品、及び表示対象を示す第1情報を画面表示する。入力部12は、第1情報が装置側表示部に画面表示されている状態において、表示対象を示す画面領域内に二次元コード部品を移動させる操作入力を受け付ける。生成部111は、入力部12が受け付けた操作入力に応じて、第1情報に関する第2情報を用いて二次元コードを生成する。出力部112は、生成部111で生成された二次元コードを含む第1情報を出力する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバから第1情報を取得するための二次元コードを生成する二次元コード生成装置であって、
前記二次元コードの生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品、及び表示対象を示す前記第1情報を画面表示する装置側表示部と、
前記第1情報が前記装置側表示部に画面表示されている状態において、前記表示対象を示す画面領域内に前記二次元コード部品を移動させる操作入力を受け付ける入力部と、
前記入力部が受け付けた前記操作入力に応じて、前記第1情報に関する第2情報を用いて前記二次元コードを生成する生成部と、
前記生成部で生成された前記二次元コードを含む前記第1情報を出力する出力部と、を備える、
二次元コード生成装置。
【請求項2】
前記第1情報は、前記表示対象を含むWebページである、
請求項1に記載の二次元コード生成装置。
【請求項3】
前記第2情報は、前記サーバに対応付けられているIPアドレスを含む、
請求項1又は2に記載の二次元コード生成装置。
【請求項4】
前記第1情報は、前記表示対象を含むWebページであり、
前記第2情報は、前記WebページのURL情報である第1URL情報とは異なる第2URL情報を含む、
請求項1又は2に記載の二次元コード生成装置。
【請求項5】
前記第2情報は、前記サーバに設けられているイーサネットアダプタに関する情報を含む、
請求項1~4のいずれか1項に記載の二次元コード生成装置。
【請求項6】
前記サーバは、前記出力部から出力された前記第1情報を画面表示するサーバ側表示部を有する、
請求項1~5のいずれか1項に記載の二次元コード生成装置。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の二次元コード生成装置と、
前記二次元コード生成装置の前記出力部から出力された前記第1情報を画面表示するサーバ側表示部を有する前記サーバと、
前記サーバの前記サーバ側表示部に表示されている前記二次元コードを読み取ることによって前記第1情報を取得する携帯端末と、を備える、
制御システム。
【請求項8】
サーバから第1情報を取得するための二次元コードを生成する二次元コード生成方法であって、
前記二次元コードの生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品、及び表示対象を示す前記第1情報を画面表示する表示工程と、
前記表示工程で前記第1情報が画面表示されている状態において、前記表示対象を示す画面領域内に前記二次元コード部品を移動させる操作入力を受け付ける入力工程と、
前記入力工程で受け付けた前記操作入力に応じて、前記第1情報に関する第2情報を用いて前記二次元コードを生成する生成工程と、
前記生成工程で生成された前記二次元コードを含む前記第1情報を出力する出力工程と、を有する、
二次元コード生成方法。
【請求項9】
請求項8に記載の二次元コード生成方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、一般に二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラムに関し、より詳細には、二次元コードを生成する二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、プログラマブル表示器と、クライアントコンピュータと、を備える制御システムが記載されている。プログラマブル表示器とクライアントコンピュータとは、ネットワークを介して接続されている。
【0003】
プログラマブル表示器は、Webサーバを備える。クライアントコンピュータは、Webブラウザを備える。プログラマブル表示器は、クライアントコンピュータのWebブラウザによってWebサーバにアクセスされると、対応するWebページをクライアントコンピュータに送信する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2009-9498号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載の制御システムでは、作業者が、クライアントコンピュータのWebブラウザにおいてWebページに対応するURL(Uniform Resource Locator)を手入力しなければならず、利便性がよくなかった。
【0006】
本開示の目的は、利便性を向上させることが可能な二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る二次元コード生成装置は、サーバから第1情報を取得するための二次元コードを生成する二次元コード生成装置である。前記二次元コード生成装置は、装置側表示部と、入力部と、生成部と、出力部と、を備える。前記装置側表示部は、前記二次元コードの生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品、及び表示対象を示す前記第1情報を画面表示する。前記入力部は、前記第1情報が前記装置側表示部に画面表示されている状態において、前記表示対象を示す画面領域内に前記二次元コード部品を移動させる操作入力を受け付ける。前記生成部は、前記入力部が受け付けた前記操作入力に応じて、前記第1情報に関する第2情報を用いて前記二次元コードを生成する。前記出力部は、前記生成部で生成された前記二次元コードを含む前記第1情報を出力する。
【0008】
本開示の一態様に係る制御システムは、前記二次元コード生成装置と、サーバと、携帯端末と、を備える。前記サーバは、サーバ側表示部を有する。前記サーバ側表示部は、前記二次元コード生成装置の前記出力部から出力された前記第1情報を画面表示する。前記携帯端末は、前記サーバの前記サーバ側表示部に表示されている前記二次元コードを読み取ることによって前記第1情報を取得する。
【0009】
本開示の一態様に係る二次元コード生成方法は、サーバから第1情報を取得するための二次元コードを生成する二次元コード生成方法である。前記二次元コード生成方法は、表示工程と、入力工程と、生成工程と、出力工程と、を有する。前記表示工程は、前記二次元コードの生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品、及び表示対象を示す前記第1情報を画面表示する工程である。前記入力工程は、前記表示工程で前記第1情報が画面表示されている状態において、前記表示対象を示す画面領域内に前記二次元コード部品を移動させる操作入力を受け付ける工程である。前記生成工程は、前記入力工程で受け付けた前記操作入力に応じて、前記第1情報に関する第2情報を用いて前記二次元コードを生成する工程である。前記出力工程は、前記生成工程で生成された前記二次元コードを含む前記第1情報を出力する工程である。
【0010】
本開示の一態様に係るプログラムは、前記二次元コード生成方法を1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【発明の効果】
【0011】
本開示の一態様に係る二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラムによれば、利便性を向上させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
図1図1は、実施形態に係る二次元コード生成装置の概略ブロック図である。
図2図2は、実施形態に係るサーバの概略ブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る制御システムの概略構成図である。
図4図4は、同上の二次元コード生成装置の表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。
図5図5は、同上のサーバの表示部に表示される画面の一例を示す模式図である。
図6図6は、同上の二次元コード生成装置の動作を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0013】
(実施形態)
以下、実施形態に係る二次元コード生成装置、制御システム、二次元コード生成方法及びプログラムについて、図面を参照して説明する。下記の実施形態において説明する各図は模式的な図であり、各構成要素の大きさや厚さそれぞれの比が必ずしも実際の寸法比を反映しているとは限らない。また、下記の実施形態で説明する構成は本開示の一例にすぎない。本開示は、下記の実施形態に限定されず、本開示の効果を奏することができれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
【0014】
(1)概要
まず、本実施形態に係る二次元コード生成装置1及び制御システム10の概要について、図1図4を参照して説明する。
【0015】
本実施形態に係る制御システム10は、例えば、工場等の施設に設けられている設備を管理するために用いられる。本開示でいう「管理」とは、設備の状態を把握したり、設備の状態を維持するために設備のメンテナンスを行ったりすることをいう。
【0016】
本実施形態に係る制御システム10は、図3に示すように、二次元コード生成装置1と、サーバ2と、携帯端末3と、を備える。サーバ2は、表示部23(サーバ側表示部)を有する。表示部23は、二次元コード生成装置1の出力部112から出力された第1情報300を画面表示する。携帯端末3は、サーバ2の表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって第1情報300を取得する。
【0017】
また、本実施形態に係る二次元コード生成装置1は、サーバ2から第1情報300を取得するための二次元コード200を生成する二次元コード生成装置である。二次元コード生成装置1は、図1に示すように、表示部13(装置側表示部)と、入力部12と、生成部111と、出力部112と、を備える。表示部13は、二次元コード200の生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品100、及び表示対象7を示す第1情報300を画面表示する。入力部12は、第1情報300が表示部13に画面表示されている状態において、表示対象7を示す第3画面領域1313(画面領域)内に二次元コード部品100を移動させる操作入力を受け付ける。生成部111は、入力部12が受け付けた操作入力に応じて、第1情報300に関する第2情報を用いて二次元コード200を生成する。出力部112は、生成部111で生成された二次元コード200を含む第1情報300を出力する。
【0018】
本実施形態に係る二次元コード生成装置1及び制御システム10では、二次元コード200を含む第1情報300を出力することが可能となる。このため、例えば、第1情報300の出力先をサーバ2とし、サーバ2の表示部23に第1情報300を画面表示させた場合には、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって、二次元コード200に紐づけられた第1情報300を取得することが可能となる。すなわち、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取るだけで第1情報300を取得することができ、作業者が第1情報300を取得するためにURL情報を手入力する場合に比べて、利便性を向上させることが可能となる。
【0019】
(2)詳細
次に、本実施形態に係る制御システム10の詳細について、図1図5を参照して説明する。
【0020】
本実施形態に係る制御システム10は、図3に示すように、二次元コード生成装置1と、サーバ2と、携帯端末3と、を備える。また、本実施形態に係る制御システム10は、プログラマブルロジックコントローラ4(以下、「PLC4」ともいう)と、複数(図示例では3個)の制御機器5と、を更に備える。
【0021】
(2.1)二次元コード生成装置
二次元コード生成装置1は、例えば、パーソナルコンピュータである。本実施形態では、後述の二次元コード生成方法を実行するための専用のアプリケーションソフト(プログラム)がパーソナルコンピュータにインストールされることによって、パーソナルコンピュータが二次元コード生成装置1として機能する。二次元コード生成装置1は、後述のサーバ2から第1情報300(図4参照)を取得するための二次元コード200(図4参照)を生成する。
【0022】
二次元コード生成装置1は、図1に示すように、制御部11と、入力部12と、表示部(装置側表示部)13と、通信部14と、記憶部15と、を備える。
【0023】
制御部11は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。二次元コード生成装置1では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、制御部11(後述の生成部111及び出力部112を含む)の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部11は、表示部13及び通信部14を各別に制御するように構成されている。
【0024】
制御部11は、図1に示すように、生成部111と、出力部112と、を有する。
【0025】
生成部111は、二次元コード200(図4参照)を生成する。二次元コード200は、例えば、QRコード(登録商標)である(以下、「QRコード200」ともいう)。生成部111は、第1情報300(図4参照)に対応付けられたQRコード200を生成する。第1情報300は、例えば、表示対象7(図4参照)を含むWebページ(以下、「Webページ300」ともいう)である。本実施形態では、Webページ300は、上述の専用ソフトの作画機能によって作成された作画画面を含む。生成部111は、後述の入力部12が受け付けた操作入力に応じて、Webページ(第1情報)300に関する第2情報を用いて二次元コード200を生成する。第2情報は、例えば、サーバ2に対応付けられているIPアドレスを含む。そして、生成部111は、第2情報に含まれているサーバ2のIPアドレスを用いてWebページ300のURLを作成し、作成したURLに基づいて当該URLの二次元コード200を生成する。ここで、サーバ2のIPアドレスについては、上述の作画画面において指定されたIPアドレスであってもよいし、サーバ2から取得したIPアドレスであってもよい。
【0026】
出力部112は、生成部111で生成された二次元コード200を含むWebページ(第1情報)300を出力する。本実施形態では、出力部112は、二次元コード200を含むWebページ300をサーバ2に出力する。
【0027】
入力部12は、例えば、マウス等のポインティングデバイスを含む。入力部12は、例えば、二次元コード200を生成するための操作入力を受け付ける。操作入力は、図4に示すように、後述の表示部13に画面表示されている二次元コード部品100を、第3画面領域1313内に移動させるための操作入力である。すなわち、入力部12は、Webページ(第1情報)300が表示部13に画面表示されている状態において、表示対象7を示す第3画面領域(画面領域)1313内に二次元コード部品100を移動させる操作入力を受け付ける。
【0028】
表示部13は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイのような表示デバイスを含む。表示部13は、図4に示すように、画面131を表示する。より詳細には、表示部13は、二次元コード200の生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品100、及び表示対象7を示すWebページ(第1情報)300を画面表示する。本実施形態では、表示対象7は、上述の専用ソフトの作画機能によって作成された作画画面である。作画画面は、例えば、各制御機器5のメンテナンス画面である。メンテナンス画面は、例えば、エラーを起こしている設備に関する情報(例えば、機器名、位置情報)、後述する制御機器5としてのサーボモータの状態に関する情報(例えば、トルク値、速度)、後述する制御機器5としての光電センサのセンサ値に関する情報(例えば、入光量のグラフ)及びエラーの対処方法に関する情報を含む。なお、二次元コード生成装置1がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが入力部12と表示部13とを兼ねてもよい。
【0029】
通信部14は、サーバ2の通信部24と通信するための通信インターフェースを含む。通信部14は、ネットワーク6(図3参照)を介して通信部24に接続されている。通信部14は、サーバ2に対して、Webページ300を含む通信信号を送信する。ここで、二次元コード生成装置1からの通信信号には、二次元コード生成装置1を特定するための情報(例えば、アドレス情報等)が含まれている。このため、サーバ2では、複数の二次元コード生成装置1がサーバ2に接続されている場合でも、通信信号の送信元の二次元コード生成装置1を特定することが可能となる。
【0030】
記憶部15は、例えば、フラッシュメモリのような読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部15は、例えば、Webページ300と二次元コード200とを対応付けて記憶する。なお、記憶部15は、制御部11の内蔵メモリであってもよい。
【0031】
(2.2)サーバ
サーバ2は、例えば、プログラマブル表示器である。すなわち、サーバ2は、後述のPLC4のマンマシンインターフェースである。本実施形態では、サーバ2はWebサーバとして機能する。
【0032】
サーバ2は、図2に示すように、制御部21と、入力部22と、表示部(サーバ側表示部)23と、通信部24と、記憶部25と、アダプタ26と、を備える。
【0033】
制御部21は、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するコンピュータシステムを主構成とする。サーバ2では、1以上のプロセッサがメモリに記録されているプログラムを実行することにより、制御部21の機能が実現される。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通して提供されてもよく、メモリカード等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部21は、表示部23及び通信部24を各別に制御するように構成されている。
【0034】
入力部22は、例えば、マウス等のポインティングデバイスを含む。入力部22は、作業者の操作入力を受け付ける。
【0035】
表示部23は、例えば、液晶ディスプレイ又は有機ELディスプレイのような表示デバイスを含む。表示部23は、図5に示すように、画面231を表示する。すなわち、表示部23は、二次元コード生成装置1の出力部112から出力されたWebページ(第1情報)300を画面表示する。なお、サーバ2がタッチパネルディスプレイを備えている場合には、タッチパネルディスプレイが入力部22と表示部23とを兼ねてもよい。
【0036】
通信部24は、二次元コード生成装置1の通信部14と通信するための通信インターフェースを含む。通信部24は、ネットワーク6(図3参照)を介して通信部14に接続されている。通信部24は、二次元コード生成装置1から、Webページ300を含む通信信号を受信する。
【0037】
記憶部25は、例えば、フラッシュメモリのような読み書き可能なメモリで構成されている。記憶部25は、例えば、Webページ300と二次元コード200とを対応付けて記憶する。なお、記憶部25は、制御部21の内蔵メモリであってもよい。
【0038】
アダプタ26は、例えば、イーサネット(登録商標)アダプタである。アダプタ26は、コネクタ(図示せず)を含む。サーバ2では、アダプタ26のコネクタにネットワークケーブルが接続されることによって、上述の二次元コード生成装置1と通信可能である。本実施形態では、第2情報は、サーバ2に設けられているアダプタ(イーサネットアダプタ)26に関する情報を更に含む。
【0039】
(2.3)携帯端末
携帯端末3は、例えば、作業者が携帯するタブレット端末である。携帯端末3は、図3に示すように、表示部31を備える。携帯端末3では、携帯端末3に搭載されているカメラアプリを利用して、サーバ2の表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって、上述のWebページ300を表示部31に画面表示させることが可能となる。すなわち、携帯端末3は、サーバ2の表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって第1情報300を取得する。
【0040】
(2.4)PLC
PLC4は、上述したように、プログラマブルロジックコントローラである。PLC4は、ネットワークケーブルを介してサーバ2に接続されている。また、PLC4には、例えば、イーサネットもしくはシリアル通信にて後述の複数の制御機器5が接続されている。PLC4は、複数の制御機器5を各別に制御する。
【0041】
(2.5)制御機器
複数の制御機器5は、上述したように、イーサネットもしくはシリアル通信にてPLC4に接続されている。複数の制御機器5は、例えば、光電センサと、レーザーマーカと、サーボモータと、を含む。複数の制御機器5は、PLC4によって制御される。複数の制御機器5の制御データは、PLC4を介してサーバ2に吸い上げられる。
【0042】
(3)二次元コード生成方法
次に、本実施形態に係る二次元コード生成方法について、図4図6を参照して説明する。
【0043】
本実施形態に係る二次元コード生成方法は、サーバ2から第1情報300を取得するための二次元コード200を生成する二次元コード生成方法である。二次元コード生成方法は、表示工程ST1と、入力工程ST2と、生成工程ST3と、出力工程ST4と、を有する。表示工程ST1は、二次元コード200の生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品100、及び表示対象7を示す第1情報300を画面表示する工程である。入力工程ST2は、表示工程ST1で第1情報300が画面表示されている状態において、表示対象7を示す第3画像領域(画面領域)1313内に二次元コード部品100を移動させる操作入力を受け付ける工程である。生成工程ST3は、入力工程ST2で受け付けた操作入力に応じて、第1情報300に関する第2情報を用いて二次元コード200を生成する工程である。出力工程ST4は、生成工程ST3で生成された二次元コード200を含む第1情報300を出力する工程である。
【0044】
すなわち、本実施形態に係る二次元コード生成方法は、本実施形態に係る二次元コード生成装置1に用いられる二次元コード生成方法である。この二次元コード生成方法では、二次元コード200を含む第1情報300を出力することが可能である。このため、例えば、第1情報300の出力先をサーバ2とし、サーバ2の表示部23に第1情報300を画面表示させた場合には、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって、二次元コード200に紐づけられた第1情報300を取得することが可能となる。すなわち、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取るだけで第1情報300を取得することができ、第1情報300を取得するためにURL情報を入力する場合に比べて、利便性を向上させることが可能となる。
【0045】
図6は、本実施形態に係る二次元コード生成方法を含む、二次元コード生成装置1の動作を示すフローチャートである。二次元コード生成方法は、図6に示す各工程ST1~ST4を含む。以下、本実施形態に係る二次元コード生成装置1の動作について、図6を参照して説明する。
【0046】
まず、二次元コード生成装置1は、表示工程ST1を実行する。表示工程ST1では、二次元コード生成装置1は、図4に示すように、表示部13に画面131を表示させる。画面131は、第1画面領域1311と、第2画面領域1312と、第3画面領域1313と、を含む。第1画面領域1311及び第2画面領域1312は、画面131の長手方向(図4の左右方向)における両端部に配置されている。第3画面領域1313は、画面131の長手方向において第1画面領域1311と第2画面領域1312との間に配置されている。言い換えると、第3画面領域1313は、画面131の中央部に配置されている。第1画面領域1311は、メニュー画面を表示する領域であり、第2画面領域1312は、ウィジェットメニューを表示する領域である。図4の例では、第2画面領域1312に1つの二次元コード部品(二次元コードウィジェット)100が配置されている。第3画面領域1313は、作画画面を表示する領域であり、図4の例では、第1情報300が表示されている。第1情報300は、上述したように、表示対象7を含む。すなわち、表示工程ST1では、二次元コード部品100及び表示対象7を含む第1情報300が表示部13に表示されている。
【0047】
次に、二次元コード生成装置1は、入力工程ST2を実行する。入力工程ST2では、二次元コード生成装置1は、第1情報300が表示部13に画面表示されている状態において、第3画面領域1313内に二次元コード部品100を移動させる操作入力を受け付ける。このとき、二次元コード生成装置1は、例えば、作業者がウィジェットメニューの二次元コード部品100にマウスポインタを合わせてマウスボタンを押したまま第3画面領域1313まで移動させていき、二次元コード部品100が第3画面領域1313内に位置している状態でマウスボタンを離すことで(すなわち、ドラッグ・アンド・ドロップ)、上記操作入力を受け付ける。
【0048】
次に、二次元コード生成装置1は、生成工程ST3を実行する。生成工程ST3では、二次元コード生成装置1は、二次元コード200を生成する。二次元コード生成装置1は、第3画面領域1313内に移動させた二次元コード部品100をトリガにして、第2情報を用いて二次元コード200を生成する。第2情報は、上述したように、サーバ2のIPアドレスと、サーバ2に設けられているアダプタ26に関する情報を含む。したがって、二次元コード生成装置1は、IPアドレス及びアダプタ26に関する情報を用いて二次元コード200を生成する。より詳細には、二次元コード生成装置1は、第2情報に含まれているサーバ2のIPアドレスを用いてWebページ300のURLを作成し、作成したURLに基づいて当該URLの二次元コード200を生成する。生成工程ST3で生成された二次元コード200は、図4に示すように、第3画面領域1313に表示されている表示対象7に重ねて表示される。
【0049】
最後に、二次元コード生成装置1は、出力工程ST4を実行する。出力工程ST4では、二次元コード生成装置1は、上述の生成工程ST3で生成された二次元コード200を含むWebページ300をサーバ2に出力する。サーバ2では、図5に示すように、二次元コード生成装置1から取得したWebページ300を表示部23に画面表示させる。図5の例では、サーバ2の表示部23に画面231が表示されている。画面231は、二次元コード生成装置1から取得したWebページ300を含む。したがって、サーバ2の表示部23には、上述の生成工程ST3で生成された二次元コード200が含まれている。このため、例えば、上述の携帯端末3にて二次元コード200を読み取ることによって、二次元コード200に対応付けられたWebページ(第1情報)300を携帯端末3の表示部31に画面表示させることが可能となる。
【0050】
(4)効果
本実施形態に係る二次元コード生成装置1では、二次元コード200を含む第1情報300を出力することが可能となる。このため、例えば、第1情報300の出力先をサーバ2とし、サーバ2の表示部23に第1情報300を画面表示させた場合には、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取ることによって、二次元コード200に紐づけられた第1情報300を取得することが可能となる。すなわち、表示部23に表示されている二次元コード200を読み取るだけで第1情報300を取得することができ、作業者が第1情報300を取得するためにURL情報を手入力する場合に比べて、利便性を向上させることが可能となる。さらに、第1情報300を携帯端末3の表示部31に画面表示させることによって、トラブル対応やメンテナンス等の作業を、現物を見ながら1人で行うことが可能となる。
【0051】
また、本実施形態に係る二次元コード生成装置1では、第1情報300は、表示対象7を含むWebページ300である。これにより、生成部111で生成された二次元コード200をWebページ300に重ねて表示することが可能となる。
【0052】
また、本実施形態に係る二次元コード生成装置1では、第2情報は、サーバ2に対応付けられているIPアドレスを含む。これにより、サーバ2のIPアドレスが紐づけられた二次元コード200を生成することが可能となる。
【0053】
また、本実施形態に係る二次元コード生成装置1では、第2情報は、サーバ2に設けられているアダプタ(イーサネットアダプタ)26に関する情報を含む。これにより、サーバ2のアダプタ26に紐づけられた二次元コード200を生成することが可能となる。また、二次元コード200にアダプタ26が紐づけられているので、サーバ2のIPアドレスが変更された場合でも、変更後のIPアドレスに合わせて二次元コード200を自動的に変更することが可能となる。
【0054】
また、本実施形態に係る二次元コード生成装置1では、サーバ2は、二次元コード生成装置1の出力部112から出力された第1情報300を画面表示する表示部23を有する。これにより、表示部23に画面表示されている二次元コード200を読み取るだけで第1情報300(Webページ300)を取得することが可能となる。
【0055】
(5)変形例
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、上述の実施形態に係る二次元コード生成装置1と同様の機能は、二次元コード生成方法、(コンピュータ)プログラム、又はプログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係るプログラムは、上述の二次元コード生成方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。このようなプログラムによれば、利便性を向上させることが可能な二次元コード生成装置1を実現することが可能となる。
【0056】
以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
【0057】
本開示における二次元コード生成装置1及びサーバ2は、例えば、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における二次元コード生成装置1及びサーバ2としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されてもよく、電気通信回線を通じて提供されてもよく、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1ないし複数の電子回路で構成される。ここでいうIC又はLSI等の集積回路は、集積の度合いによって呼び方が異なっており、システムLSI、VLSI(Very Large Scale Integration)、又はULSI(Ultra Large Scale Integration)と呼ばれる集積回路を含む。さらに、LSIの製造後にプログラムされる、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、又はLSI内部の接合関係の再構成若しくはLSI内部の回路区画の再構成が可能な論理デバイスについても、プロセッサとして採用することができる。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。ここでいうコンピュータシステムは、1以上のプロセッサ及び1以上のメモリを有するマイクロコントローラを含む。したがって、マイクロコントローラについても、半導体集積回路又は大規模集積回路を含む1ないし複数の電子回路で構成される。
【0058】
また、二次元コード生成装置1又はサーバ2における複数の機能が、1つの筐体内に集約されていることは必須の構成ではない。二次元コード生成装置1又はサーバ2の構成要素は、複数の筐体に分散して設けられていてもよい。さらに、二次元コード生成装置1又はサーバ2の少なくとも一部の機能は、クラウド(クラウドコンピューティング)等によって実現されてもよい。
【0059】
反対に、上述の実施形態1において、複数の装置に分散されている制御システム10の少なくとも一部の機能が、1つの筐体内に集約されていてもよい。例えば、二次元コード生成装置1とサーバ2とに分散されている一部の機能が、サーバ2に集約されていてもよい。
【0060】
上述の実施形態では、二次元コード200がQRコードであるが、二次元コード200はQRコードであることに限らず、例えば、DataMatrix、WeChatQRコード、SGQR(Singapore Quick Response Code)コード又はVeriCodeであってもよい。
【0061】
上述の実施形態では、携帯端末3がタブレット端末であるが、携帯端末3はタブレット端末であることに限らず、例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ又はスマートグラスであってもよい。
【0062】
上述の実施形態では、二次元コード生成装置1の出力部112は、二次元コード200を含むWebページ300をサーバ2に出力しているが、Webページ300の出力先はサーバ2に限らず、例えば、プリンタであってもよい。この場合においても、プリンタで印刷したWebページ300内の二次元コード200を携帯端末3で読み取ることによって、携帯端末3の表示部31にWebページ300を表示させることが可能となる。
【0063】
上述の実施形態では、第2情報は、サーバ2に対応付けられているIPアドレスと、サーバ2に設けられているアダプタ(イーサネットアダプタ)26に関する情報とを含んでいる。これに対して、第2情報は、第2URL情報を含んでいてもよい。第2URL情報は、Webページ300のURL情報である第1URL情報とは異なる汎用のURL情報である。第2URL情報は、例えば、工場内に設置されている設備のメーカーのホームページのURL情報、又は、工場内に設置されている設備の取扱説明書のURL情報である。この場合、生成部111は、第2情報に含まれている第2URL情報から二次元コード200を生成する。そして、この二次元コード200を携帯端末3で読み取ることによって、上述のホームページ又は取扱説明書を携帯端末3に画面表示させることが可能となる。
【0064】
また、上述の実施形態では、第2情報は、サーバ2に対応付けられたIPアドレス、及びサーバ2に設けられているアダプタ26に関する情報を含んでいるが、これらの情報の代わりに又はこれらの情報と共に、Webページ300のページ名、プレフィックス及びイーサネットポートの少なくとも1つを含んでいてもよい。
【0065】
上述の実施形態では、サーバ2がWebサーバとして機能しているが、Webサーバは、例えば、上述のPLC4、ゲートウェイ、又は各種センサ等に接続されたWebサーバであってもよい。このように、表示画面を持たないPLC4、ゲートウェイ又は各種センサ等が接続されたWebサーバがWebサーバであっても、サーバ2を接続することによって、サーバ2の表示部23に二次元コード200を表示させることが可能となる。
【0066】
また、サーバ2の表示部23に表示させているWebページ300において、例えば、複数の制御機器5の一覧を選択する操作を行った場合に、複数の制御機器5のそれぞれに対応付けられた複数の二次元コード200を表示部23に表示させるように構成されていてもよい。
【0067】
上述の実施形態では、第2情報は、サーバ2のIPアドレスを含んでいるが、第2情報は、例えば、Webページ300のURL情報を含んでいてもよい。この場合、生成部111は、第2情報に含まれているURL情報から二次元コード200を生成する。
【0068】
(態様)
第1の態様に係る二次元コード生成装置(1)は、サーバ(2)から第1情報(300)を取得するための二次元コード(200)を生成する二次元コード生成装置(1)である。二次元コード生成装置(1)は、装置側表示部(13)と、入力部(12)と、生成部(111)と、出力部(112)と、を備える。装置側表示部(13)は、二次元コード(200)の生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品(100)、及び表示対象(7)を示す第1情報(300)を画面表示する。入力部(12)は、第1情報(300)が装置側表示部(13)に画面表示されている状態において、表示対象(7)を示す画面領域(1313)内に二次元コード部品(100)を移動させる操作入力を受け付ける。生成部(111)は、入力部(12)が受け付けた操作入力に応じて、第1情報(300)に関する第2情報を用いて二次元コード(200)を生成する。出力部(112)は、生成部(111)で生成された二次元コード(200)を含む第1情報(300)を出力する。
【0069】
この態様によれば、利便性を向上させることが可能となる。
【0070】
第2の態様に係る二次元コード生成装置(1)では、第1の態様において、第1情報(300)は、表示対象(7)を含むWebページ(300)である。
【0071】
この態様によれば、二次元コード(200)及び表示対象(7)を含むWebページ(300)を生成することが可能となる。
【0072】
第3の態様に係る二次元コード生成装置(1)では、第1又は第2の態様において、第2情報は、サーバ(2)に対応付けられているIPアドレスを含む。
【0073】
この態様によれば、サーバ(2)のIPアドレスが紐づけられた二次元コード(200)を生成することが可能となる。
【0074】
第4の態様に係る二次元コード生成装置(1)では、第1又は第2の態様において、第1情報(300)は、表示対象(7)を含むWebページ(300)である。第2情報は、Webページ(300)のURL情報である第1URL情報とは異なる第2URL情報を含む。
【0075】
この態様によれば、第2URL情報が紐づけられた二次元コード(200)を生成することが可能となる。
【0076】
第5の態様に係る二次元コード生成装置(1)では、第1~第4の態様のいずれか1つにおいて、第2情報は、サーバ(2)に設けられているイーサネットアダプタ(26)に関する情報を含む。
【0077】
この態様によれば、サーバ(2)のイーサネットアダプタ(26)に紐づけられた二次元コード(200)を生成することが可能となる。
【0078】
第6の態様に係る二次元コード生成装置(1)では、第1~第5の態様のいずれか1つにおいて、サーバ(2)は、サーバ側表示部(23)を有する。サーバ側表示部(23)は、出力部(112)から出力された第1情報(300)を画面表示する。
【0079】
この態様によれば、サーバ側表示部(23)に画面表示されている二次元コード(200)を読み取ることによって、第1情報(300)を取得することが可能となる。
【0080】
第7の態様に係る制御システム(10)は、第1~第6の態様のいずれか1つの二次元コード生成装置(1)と、サーバ(2)と、携帯端末(3)と、を備える。サーバ(2)は、サーバ側表示部(23)を有する。サーバ側表示部(23)は、二次元コード生成装置(1)の出力部(112)から出力された第1情報(300)を画面表示する。携帯端末(3)は、サーバ(2)のサーバ側表示部(23)に表示されている二次元コード(200)を読み取ることによって第1情報(300)を取得する。
【0081】
この態様によれば、利便性を向上させることが可能となる。
【0082】
第8の態様に係る二次元コード生成方法は、サーバ(2)から第1情報(300)を取得するための二次元コード(200)を生成する二次元コード生成方法である。二次元コード生成方法は、表示工程(ST1)と、入力工程(ST2)と、生成工程(ST3)と、出力工程(ST4)と、を有する。表示工程(ST1)は、二次元コード(200)の生成指示を受け付けるためのウィジェットである二次元コード部品(100)、及び表示対象(7)を示す第1情報(300)を画面表示する工程である。入力工程(ST2)は、表示工程(ST1)で第1情報(300)が画面表示されている状態において、表示対象(7)を示す画面領域(1313)内に二次元コード部品(100)を移動させる操作入力を受け付ける工程である。生成工程(ST3)は、入力工程(ST2)で受け付けた操作入力に応じて、第1情報(300)に関する第2情報を用いて二次元コード(200)を生成する工程である。出力工程(ST4)は、生成工程(ST3)で生成された二次元コード(200)を含む第1情報(300)を出力する工程である。
【0083】
この態様によれば、利便性を向上させることが可能となる。
【0084】
第9の態様に係るプログラムは、第8の態様に係る二次元コード生成方法を、1以上のプロセッサに実行させるためのプログラムである。
【0085】
この態様によれば、利便性を向上させることが可能となる。
【0086】
第2~第6の態様に係る構成については、二次元コード生成装置(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
【符号の説明】
【0087】
1 二次元コード生成装置
2 サーバ
3 携帯端末
7 表示対象
10 制御システム
12 入力部
13 表示部(装置側表示部)
23 表示部(サーバ側表示部)
26 アダプタ(イーサネットアダプタ)
111 生成部
112 出力部
100 二次元コード部品
200 二次元コード
300 第1情報(Webページ)
1313 第3画面領域(画面領域)
ST1 表示工程
ST2 入力工程
ST3 生成工程
ST4 出力工程
図1
図2
図3
図4
図5
図6