(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2023052156
(43)【公開日】2023-04-11
(54)【発明の名称】残りの最小システム情報の共通制御リソースセットの周波数領域情報を示すための方法
(51)【国際特許分類】
H04L 27/26 20060101AFI20230404BHJP
H04B 7/06 20060101ALI20230404BHJP
H04W 72/20 20230101ALI20230404BHJP
H04W 72/0446 20230101ALI20230404BHJP
H04W 72/0453 20230101ALI20230404BHJP
【FI】
H04L27/26 113
H04L27/26 420
H04B7/06 950
H04W72/20
H04W72/0446
H04W72/0453
【審査請求】有
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022211440
(22)【出願日】2022-12-28
(62)【分割の表示】P 2020543663の分割
【原出願日】2017-11-14
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.3GPP
(71)【出願人】
【識別番号】516180667
【氏名又は名称】北京小米移動軟件有限公司
【氏名又は名称原語表記】Beijing Xiaomi Mobile Software Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】No.018, Floor 8, Building 6, Yard 33, Middle Xierqi Road, Haidian District, Beijing 100085, China
(74)【代理人】
【識別番号】110000796
【氏名又は名称】弁理士法人三枝国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】劉 洋
(57)【要約】 (修正有)
【課題】残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法及び装置、RMSIのCORESETの検索方法及び装置、基地局、ユーザ装置並びにコンピュータ可読記憶媒体を提供する。
【解決手段】方法は、同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加する。指示情報は、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示す第一の指示情報を含むS101。そしてユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBとRMSIのCORESETをビーム走査方式で送信するS102。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法であって、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を含む、前記方法。
【請求項2】
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報は、さらに第二の指示情報を含み、前記第二の指示情報が、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すことに用いられ、ここで、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指すことを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報が、周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であり、又は周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すことに用いられることを特徴とする
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0であることを特徴とする
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
ユーザ装置(UE)に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の検索方法であって、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を含む、前記方法。
【請求項6】
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
前記SSBの位置する中心周波数に基づいて前記RMSIのCORESETを検索することを含むことを特徴とする
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記指示情報がさらに前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つ前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、前記指示
情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションで前記RMSIのCORESETを検索し、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指すことを含むことを特徴とする
請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含むことを特徴とする
請求項5に記載の方法。
【請求項9】
前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含むことを特徴とする
請求項5に記載の方法。
【請求項10】
基地局に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための指示装置であって、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加するように構成される追加モジュールであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる追加モジュールと、
ユーザ装置(UE)へ前記追加モジュールによって追加された前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信するように構成される送信モジュールと、を備える、前記装置。
【請求項11】
前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第二の指示情報を含み、前記第二の指示情報が前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すことに用いられ、ここで、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指すことを特徴とする
請求項10に記載の装置。
【請求項12】
前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報が、周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であり、又は周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すことに用いられることを特徴とする
請求項10に記載の装置。
【請求項13】
前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0であることを特徴とする
請求項12に記載の装置。
【請求項14】
ユーザ装置(UE)に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)を検索するための装置であって、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信するように構成される受信モジュールであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる受信モジュールと、
前記受信モジュールによって受信された前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される解析及び検索モジュールと、を備える、前記装置。
【請求項15】
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記解析及び検索モジュールは、
前記SSBの位置する中心周波数に基づいて前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第一の検索ユニットを含むことを特徴とする
請求項14に記載の装置。
【請求項16】
前記指示情報がさらに前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つ前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションで前記RMSIのCORESETを検索するように構成され、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す第二の検索ユニットを含むことを特徴とする
請求項14に記載の装置。
【請求項17】
前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第三の検索ユニットを含むことを特徴とする
請求項14に記載の装置。
【請求項18】
前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第四の検索ユニットを含むことを特徴とする
請求項14に記載の装置。
【請求項19】
基地局であって、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を実行するように構成される、前記基地局。
【請求項20】
ユーザ装置であって、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリと、を備え、
前記プロセッサは、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を実行するように構成される、前記ユーザ装置。
【請求項21】
コンピュータ命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令がプロセッサによって実行される時に、請求項1に記載の残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法のステップを実現する、前記コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項22】
コンピュータ命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体であって、
前記コンピュータ命令がプロセッサによって実行される時に、請求項5に記載の残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法のステップを実現する、前記コンピュータ可読記憶媒体。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、通信技術分野に関し、特に残りの最小システム情報(RMSI:Remaining Minimum System Information)の共通制御リソースセット(CORESET:Common control resource set)の周波数領域情報を示すための方法及び装置、RMSIのCORESETを検索するための方法及び装置、基地局、ユーザ装置(UE:User Equipment)並びにコンピュータ可読記憶媒体に関する。
【背景技術】
【0002】
最近の第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)の議論では、どのように物理ブロードキャストチャネル(PBCH:Physical broadcast channel)で残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の時間周波数位置を示すかが解決すべき重要な問題であると提案される。現在のPBCHはRMSIのCORESET指示情報のための約8ビット(bit)の長さのみを予約し、且つその中の1~2ビットが将来の使用のために予約される必要がある可能性があるため、これは、ブロードバンドシステムでRMSIのCORESETの周波数領域位置をどのように示すかに対して大きなチャレンジを課し、また、現在、複数の同期信号ブロック(SSB:Synchronization Signal Block)が1つのRMSIに対応することができるという結論もあり、これにより、周波数領域位置の指示の難易度がさらに高くなる。また、PBCHチャネルの時間領域結合を考慮する必要があるため、各ビーム(beam)に対応するSSBのPBCHの内容が一致するように求められ、これにより、RMSIのCORESETの周波数領域指示自由度がさらに制限され、指示の難易度が高くなる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これに鑑みて、本出願は、RMSIのCORESETの周波数領域情報をできるだけ少ないビットで示すことを実現するように、RMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための方法及び装置、RMSIのCORESETの検索方法及び装置、基地局、ユーザ装置並びにコンピュータ可読記憶媒体を開示する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示の実施例の第一の態様によれば、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法が提供され、基地局に応用され、前記方法は、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を含む。
【0005】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第二の指示情報を含み、前記第二の指示情報が前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すことに用いられ、ここで、前記RMSIのCORESETの位置する
帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す。
【0006】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報が、周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であり、又は周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すことに用いられる。
【0007】
一実施例では、前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0である。
【0008】
本開示の実施例の第二の態様によれば、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)を検索するための方法が提供され、ユーザ装置(UE)に応用され、前記方法は、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を含む。
【0009】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
前記SSBの位置する中心周波数に基づいて前記RMSIのCORESETを検索することを含む。
【0010】
一実施例では、前記指示情報がさらに前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つ前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションで前記RMSIのCORESETを検索し、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指すことを含む。
【0011】
一実施例では、前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含む。
【0012】
一実施例では、前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCOR
ESETを検索することを含む。
【0013】
本開示の実施例の第三の態様によれば、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための装置が提供され、基地局に応用され、前記装置は、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加するように構成される追加モジュールであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる追加モジュールと、
ユーザ装置(UE)へ前記追加モジュールによって追加された前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信するように構成される送信モジュールと、を備える。
【0014】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第二の指示情報を含み、前記第二の指示情報が、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すことに用いられ、ここで、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す。
【0015】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報が、周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であり、又は周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すことに用いられる。
【0016】
一実施例では、前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0である。
【0017】
本開示の実施例の第四の態様によれば、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)を検索するための装置が提供され、ユーザ装置(UE)に応用され、前記装置は、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信するように構成される受信モジュールであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる受信モジュールと、
前記受信モジュールによって受信された前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される解析及び検索モジュールと、を備える。
【0018】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記解析及び検索モジュールは、
前記SSBの位置する中心周波数に基づいて前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第一の検索ユニットを含む。
【0019】
一実施例では、前記指示情報がさらに前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つ前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なる
場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションで前記RMSIのCORESETを検索するように構成され、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す第二の検索ユニットを含む。
【0020】
一実施例では、前記指示情報がさらに周波数領域で前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第三の検索ユニットを含む。
【0021】
一実施例では、前記指示情報がさらに、周波数領域で前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第四の検索ユニットを含む。
【0022】
本開示の実施例の第五の態様による基地局は、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを備え、
ここで、前記プロセッサが、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を実行するように構成される。
【0023】
本開示の実施例の第六の態様によるユーザ装置は、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するように構成されるメモリを備え、
ここで、前記プロセッサが、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を実行するように構成される。
【0024】
本開示の実施例の第七の態様によれば、コンピュータ命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体が提供され、該コンピュータ命令がプロセッサによって実行される時に、上述した残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法のステップを実現する。
【0025】
本開示の実施例の第八の態様によれば、コンピュータ命令を記憶しているコンピュータ可読記憶媒体が提供され、該コンピュータ命令がプロセッサによって実行される時に、上述した残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)を検索するための方法のステップを実現する。
【発明の効果】
【0026】
本開示の実施例が提供する技術的解決策は以下の有益な効果を含むことができる。
【0027】
SSBに該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割化されることを示すための第一の指示情報を追加することにより、第一の指示情報がRMSIのCORESETの全ての可能な周波数領域位置をカバーし、それによってRMSIのCORESETの周波数領域情報をできるだけ少ないビットで示すことが実現される。
【0028】
基地局から送信された、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割化されることを示すためのSSBを受信することにより、対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索することが実現され、且つ実現プロセスにRMSIのCORESETの周波数領域情報に占有されたビットが少なく、RMSIのCORESETの検索率が向上する。
【0029】
以上の一般的な説明及び以下の詳細な説明は例示的及び解釈的なものだけであり、本開示を制限できないと理解すべきである。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【
図1】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための方法のフローチャートである。
【
図2】本出願の一つの例示的な実施例に示されるSSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化される場合の周波数領域位置関係を示す図である。
【
図3】本出願の一つの例示的な実施例に示されるSSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合の周波数領域位置関係を示す図一である。
【
図4】本出願の一つの例示的な実施例に示されるSSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合の周波数位置関係を示す図二である。
【
図5】本出願の一つの例示的な実施例に示されるSSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合の周波数位置関係を示す図三である。
【
図6】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための方法のフローチャートである。
【
図7】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための方法のシグナリングフローチャートである。
【
図8】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための装置のブロック図である。
【
図9】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
【
図10A】本出願の一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
【
図10B】本出願の一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
【
図10C】本出願の一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
【
図10D】本出願の一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
【
図11】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための装置のブロック図である。
【
図12】本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETに適用する検索装置のブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0031】
ここでの添付図面は明細書に組み込まれて明細書の一部を構成し、本発明に一致する実施例を示し、明細書と共に本発明の原理を解釈することに用いられる。
【0032】
ここで例示的実施例を詳しく説明し、その例が図面に示される。以下の説明が図面に関する時に、特に明記しない限り、異なる図面における同じ数字は同じ又は類似の要素を表す。以下の例示的実施例に記載される実施形態は本発明に一致する全ての実施形態を表すものではない。逆に、それらは添付の特許請求の範囲に詳細に記載される、本発明のいくつかの態様に一致する装置及び方法の例に過ぎない。
【0033】
図1は本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための方法のフローチャートである。該実施例では基地局側から説明し、
図1に示すように、該RMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための方法は、以下のステップを含む。
【0034】
ステップS101において、SSBのPBCHに指示情報を追加し、該指示情報は第一の指示情報を含み、該第一の指示情報は、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すために用いられる。
【0035】
ここで、RMSIのCORESETはRMSIの制御チャネルが位置する時間周波数リソース位置を指し、RMSIのCORESETはRMSI制御チャネルPUCCHのCORESETとも呼ばれてもよい。
【0036】
該実施例では、
図2に示すように、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化される場合、両者の中心周波数が同じである。
【0037】
該実施例では、
図3に示すように、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報は、さらにRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含むことができ、ここで、RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSSBの位置する帯域幅パーティションと異なる。ここで、帯域幅パーティションは一定の周波数帯域幅を有するリソース単位である。
【0038】
該実施例では、該SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報はさらに第三の指示情報を含むことができ、該第三の指示情報が、周波数領域でSSBの低周波リソースエレメント(RE)とRMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すことに用いられてもよく、該第一の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第一の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図4に示されてもよい。また、該第三の指示情報は、周波数領域でSSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すこともでき、該第二の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第二の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図5に示されてもよい。
【0039】
該実施例では、指示情報と帯域幅パーティションを結合してRMSIのCORESET
の周波数領域情報を表すことにより、ビット(bit)オーバーヘッドの節約の目的を達成する。
図2から
図5から分かるように、この4つの状況はRMSIのCORESETとSSBの全ての周波数領域位置関係をカバーすることができ、即ち両者の間の周波数領域位置関係を2ビット(bit)で表すことができ、使用されるビット(bit)数が少ない。
【0040】
また、帯域幅パーティション内のRMSIのCORESETの周波数領域位置が固定され、即ち
図2から
図5に示す4つの状況の一つである場合、各ビームのSSBに対して、この2ビット(bit)の内容が同じであるため、PBCHチャネル結合を行うことができる。
【0041】
ステップS102において、ユーザ装置(UE)へ指示情報を運ぶSSBとRMSIのCORESETをビーム走査方式で送信する。
【0042】
ここで、SSBを送信するためのビーム幅とRMSIのCORESETを送信するためのビーム幅が同じであってもよいし、異なってもよい。
【0043】
上記実施例では、SSBに、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割化されることを示すための第一の指示情報を追加することにより、第一の指示情報がRMSIのCORESETの全ての可能な周波数領域位置をカバーし、それによってRMSIのCORESETの周波数領域情報をできるだけ少ないビットで示すことが実現される。
【0044】
図6が本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための方法のフローチャートである。該実施例ではUE側から説明し、
図6に示すように、該RMSIのCORESETを検索するための方法は、以下のステップを含む。
【0045】
ステップS601において、基地局から送信された、指示情報を運ぶSSBを受信し、該指示情報が、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すための第一の指示情報を含む。
【0046】
ステップS602において、該SSBから指示情報を解析し、該指示情報に基づいて対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索する。
【0047】
該実施例では、第一の指示情報がSSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化されることを示す場合、UEはSSBの位置する中心周波数に基づいてRMSIのCORESETを検索することができる。
【0048】
該実施例では、該指示情報がさらにRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、UEは、受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションでRMSIのCORESETを検索することができる。
【0049】
該実施例では、該指示情報がさらに、周波数領域でSSBの低周波リソースエレメント(RE)とRMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域でRMSIのCORESETを検索することができる。ここで、周波数領域が周波数リージョンの略称である。
【0050】
該実施例では、該指示情報がさらに、周波数領域でSSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域でRMSIのCORESETを検索することができる。
【0051】
該実施例では、SSB及びそれに対応するRMSIのCORESETの間の異なる周波数領域位置関係に基づき、異なる方式を用いて対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索することができる。
【0052】
上記実施例では、基地局から送信された、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すためのSSBを受信することにより、対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索することが実現され、且つ実現プロセスにRMSIのCORESETの周波数領域情報に占有されたビットが少なく、RMSIのCORESETの検索率が向上する。
【0053】
図7が本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための方法のシグナリングフローチャートである。該実施例では基地局とUEのインタラクションの観点から説明し、
図7に示すように、該方法は以下のステップを含む。
【0054】
ステップS701において、基地局はSSBのPBCHに、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すための第一の指示情報を含む指示情報を追加する。
【0055】
ステップS702において、基地局は、UEへ上記指示情報を運ぶSSBとRMSIのCORESETをビーム走査方式で送信する。
【0056】
ステップS703において、UEは基地局から送信された、上記指示情報を運ぶSSBを受信する。
【0057】
ステップS704において、UEは、該SSBから指示情報を解析し、該指示情報に基づいて対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索する。
【0058】
上記実施例では、基地局とUEのインタラクションにより、RMSIのCORESETの周波数領域情報をできるだけ少ないビットで示すことが実現され、且つ指示情報に基づいてRMSIのCORESETを検索することができる。
【0059】
図8は一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETの周波数領域情報を示すための装置のブロック図である。該装置は基地局に位置してもよく、
図8に示すように、該装置は追加モジュール81と送信モジュール82を備える。
【0060】
追加モジュール81は、同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加するように構成され、指示情報が第一の指示情報を含み、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる。
【0061】
該実施例では、
図2に示すように、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化される場合、両者の中心周波数が同じである。
【0062】
該実施例では、
図3に示すように、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報は、さらに該RMSIのCORESE
Tの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含むことができ、ここで、RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSSBの位置する帯域幅パーティションと異なる。ここで、帯域幅パーティションは一定の周波数帯域幅を有するリソース単位である。
【0063】
該実施例では、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報はさらに第三の指示情報を含むことができ、該第三の指示情報が、周波数領域でSSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すことに用いられてもよく、該第一の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第一の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図4に示されてもよい。また、該第三の指示情報は、周波数領域でSSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すこともでき、該第二の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第二の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図5に示されてもよい。
【0064】
該実施例では、指示情報と帯域幅パーティションを結合してRMSIのCORESETの周波数領域情報を表すことにより、ビット(bit)オーバーヘッドの節約の目的を達成する。
図2から
図5から分かるように、この4つの状況はRMSIのCORESETとSSBの全ての周波数領域位置関係をカバーすることができ、即ち両者の間の周波数領域位置関係を2ビット(bit)で表すことができ、使用されるビット(bit)数が少ない。
【0065】
また、帯域幅パーティション内のRMSIのCORESETの周波数領域位置が固定され、即ち
図2から
図5に示す4つの状況の一つである場合、各ビームのSSBに対して、この2bitの内容が同じであるため、PBCHチャネル結合を行うことができる。
【0066】
送信モジュール82は、ユーザ装置(UE)へ指示情報を運ぶSSBとRMSIのCORESETをビーム走査方式で送信するように構成される。
【0067】
ここで、SSBを送信するためのビーム幅とRMSIのCORESETを送信するためのビーム幅が同じであってもよいし、異なってもよい。
【0068】
上記実施例では、SSBに、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すための第一の指示情報を追加することにより、第一の指示情報がRMSIのCORESETの全ての可能な周波数領域位置をカバーし、それによってRMSIのCORESETの周波数領域情報をできるだけ少ないビットで示すことが実現される。
【0069】
図9は一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。該装置はUEに位置してもよく、
図9に示すように、該装置は受信モジュール91と解析及び検索モジュール92を備える。
【0070】
受信モジュール91は、基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信するように構成され、指示情報が第一の指示情報を含み、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられる。
【0071】
解析及び検索モジュール92は、受信モジュール91によって受信されたSSBから指
示情報を解析し、指示情報に基づいて対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索するように構成される。
【0072】
上記実施例では、基地局から送信された、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すためのSSBを受信することにより、対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索することが実現され、且つ実現プロセスにRMSIのCORESETの周波数領域情報に占有されたビットが少なく、RMSIのCORESETの検索率が向上する。
【0073】
図10Aは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Aに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化されることを示す場合、解析及び検索モジュール92は第一の検索ユニット921を含むことができる。
【0074】
第一の検索ユニット921は、SSBの位置する中心周波数に基づいてRMSIのCORESETを検索するように構成される。
【0075】
該実施例では、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化されることを示す場合、UEはSSBの位置する中心周波数に基づいてRMSIのCORESETを検索することができる。
【0076】
上記実施例では、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化されることを示す場合、SSBの位置する中心周波数に基づいてRMSIのCORESETを検索し、実現方式が簡単である。
【0077】
図10Bは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Bに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき、該指示情報がさらにRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSBBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、解析及び検索モジュール92は第二の検索モジュール922を含むことができる。
【0078】
第二の検索ユニット922は、受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションでRMSIのCORESETを検索するように構成され、帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す。
【0079】
該実施例では、該指示情報がさらにRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションを示すための第二の指示情報を含み、且つRMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、UEは、受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションでRMSIのCORESETを検索することができる。
【0080】
上記実施例では、RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションがSSBの位置する帯域幅パーティションと異なる場合、受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションでRMSIのCORESETを検索し、実施方式が簡単である。
【0081】
図10Cは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Cに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき
、指示情報がさらに、周波数領域でSSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、解析及び検索モジュール92は第三の検索ユニット923を含むことができる。
【0082】
第三の検索ユニット923は、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域でRMSIのCORESETを検索するように構成される。
【0083】
上記実施例では、周波数領域でSSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波REとの間の間隔内のREの数が第一の設定値である場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域でRMSIのCORESETを検索し、実現方式が簡単である。
【0084】
図10Dは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Dに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき、指示情報がさらに、周波数領域でSSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値であることを示すための第三の指示情報を含む場合、解析及び検索モジュール92は第四の検索ユニット924を含むことができる。
【0085】
第四の検索ユニット924は、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域でRMSIのCORESETを検索するように構成される。
【0086】
上記実施例では、周波数領域でSSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REとの間の間隔内のREの数が第二の設定値である場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域でRMSIのCORESETを検索し、実現方式が簡単である。
【0087】
図11は本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETに適用する周波数領域情報指示装置のブロック図である。装置1100は基地局として提供されてもよい。
図11を参照すると、装置1100は処理コンポーネント1122、無線送信/受信コンポーネント1124、アンテナコンポーネント1126、及び無線インタフェース固有の信号処理部を備え、処理コンポーネント1122がさらに一つ又は複数のプロセッサを含むことができる。
【0088】
処理コンポーネント1122のうちの一つのプロセッサは、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加し、指示情報が第一の指示情報を含み、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられ、
ユーザ装置(UE)へ指示情報を運ぶSSBとRMSI CORESETをビーム走査方式で送信するように構成されてもよい。
【0089】
例示的実施例では、さらに命令を含む非一時的コンピュータ可読記憶媒体が提供され、上述したRMSIの共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法を完了させるために、上記命令が装置1100の処理コンポーネント1122によって実行されてもよい。例えば、非一時的コンピュータ可読記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスクと光データ記憶装置などであってもよい。
【0090】
図12は本出願の一つの例示的な実施例に示されるRMSIのCORESETに適用する検索装置のブロック図である。例えば、装置1200は携帯電話、コンピュータ、デジタル放送端末、メッセージ送受信装置、ゲーム機、タブレットデバイス、医療機器、フィットネス機器、パーソナルデジタルアシスタント等であってもよい。
【0091】
図12を参照すると、装置1200は処理コンポーネント1202、メモリ1204、電源コンポーネント1206、マルチメディアコンポーネント1208、オーディオコンポーネント1210、入力/出力(I/O)インタフェース1212、センサーコンポーネント1214、及び通信コンポーネント1216のうちの一つ又は複数を備えることができる。
【0092】
処理コンポーネント1202は一般的に装置1200の全体的な動作、例えば表示、電話コール、データ通信、カメラ動作及び記録動作と関連する動作を制御する。処理コンポーネント1202は一つ又は複数のプロセッサ1220を含んで命令を実行して、上記方法の全て又は一部のステップを完了することができる。また、処理コンポーネント1202は一つ又は複数のモジュールを含んで他のコンポーネントとのインタラクションを容易にすることができる。例えば、処理コンポーネント1202は、マルチメディアモジュールを含んで処理コンポーネント1202とのインタラクションを容易にすることができる。
【0093】
処理コンポーネント1202のうちの一つのプロセッサ1202は、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信し、指示情報が第一の指示情報を含み、第一の指示情報が、SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられ、
SSBから指示情報を解析し、指示情報に基づいて対応する周波数領域でRMSIのCORESETを検索するように構成されてもよい。
【0094】
メモリ1204は様々なタイプのデータを記憶して装置1200での動作をサポートするように構成される。これらのデータの例は装置1200で動作するいずれかのアプリケーションプログラム又は方法のための命令、連絡先データ、電話帳データ、メッセージ、イメージ、ビデオなどを含む。メモリ1204は、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM)、読み取り専用メモリ(ROM)、磁気メモリ、フラッシュメモリ、磁気ディスク又は光ディスクなどの任意のタイプの揮発性又は不揮発性記憶装置又はそれらの組み合わせにより実現されてもよい。
【0095】
電源コンポーネント1206は装置1200の様々なコンポーネントに電力を供給する。電源コンポーネント1206は電源管理システム、一つ又は複数の電源、及び装置1200に電力を生成、管理及び割り当てることに関連する他のコンポーネントを含むことができる。
【0096】
マルチメディアコンポーネント1208は装置1200とユーザの間の一つの出力インタフェースを提供するスクリーンを含む。いくつかの実施例において、スクリーンは液晶ディスプレイ(LCD)とタッチパネル(TP)を含むことができる。スクリーンがタッチパネルを含む場合、スクリーンはタッチスクリーンとして実現されて、ユーザからの入力信号を受信することができる。タッチパネルは一つ又は複数のタッチセンサーを含んでタッチ、スライドとタッチパネル上のジェスチャをセンシングする。タッチセンサーはタッチ又はスライド動作の境界をセンシングするだけでなく、タッチ又はスライド動作に関連する持続時間及び圧力を検出することができる。いくつかの実施例において、マルチメ
ディアコンポーネント1208は一つのフロントカメラ及び/又はリアカメラを含む。装置1200が動作モード、例えば撮影モード又はビデオモードにある場合、フロントカメラ及び/又はリアカメラは外部のマルチメディアデータを受信することができる。各フロントカメラ及びリアカメラは一つの固定された光学レンズシステムであってもよく又は焦点距離及び光学ズーム能力を有する。
【0097】
オーディオコンポーネント1210はオーディオ信号を出力及び/又は入力するよう構成される。例えば、オーディオコンポーネント1210は一つのマイクロホン(MIC)を含み、装置1200が動作モード、例えばコールモード、記録モードと音声識別モードにある場合、マイクロホンは外部の音声信号を受信するように構成される。受信されたオーディオ信号はさらにメモリ1204に記憶され、又は通信コンポーネント1216を介して送信されることができる。いくつかの実施例において、オーディオコンポーネント1210はさらにオーディオ信号を出力するためのスピーカを含む。
【0098】
I/Oインタフェース1212は処理コンポーネント1202と周辺インタフェースモジュールの間にインタフェースを提供し、上記周辺インタフェースモジュールがキーボード、クリックホイール、ボタンなどであってもよい。これらのボタンはホームページボタン、音量ボタン、スタートボタン及びロックボタンを含むことができるがこれらに限定されない。
【0099】
センサーコンポーネント1214は装置1200に様々な態様の状態評価を提供するための一つ又は複数のセンサーを含む。例えば、センサーコンポーネント1214は装置1200のオン/オフ状態、コンポーネントの相対位置を検出することができ、例えばコンポーネントが装置1200のディスプレイ及びキーパッドであり、センサーコンポーネント1214はさらに装置1200又は装置1200の一つのコンポーネントの位置変化、ユーザと装置1200の接触の有無、装置1200の方位又は加速/減速と装置1200の温度変化を検出することができる。センサーコンポーネント1214はいかなる物理的接触がない場合においても付近の物体の存在を検出するように構成される近接センサーを含むことができる。センサーコンポーネント1214は更に、イメージング応用において使用される、CMOS又はCCDイメージセンサーのような光センサーを含むことができる。いくつかの実施例において、該センサーコンポーネント1214は更に、加速度センサー、ジャイロセンサー、磁気センサー、圧力センサー又は温度センサーを含むことができる。
【0100】
通信コンポーネント1216は装置1200と他の装置の間の有線又は無線方式の通信を容易にするように構成される。装置1200は例えばWiFi(登録商標)、2G若しくは3G、又はそれらの組み合わせなどの、通信規格に準拠した無線ネットワークに接続することができる。一つの例示的な実施例において、通信ユニット1216は放送チャンネルを経由して、外部の放送管理システムからの放送信号又は、放送関連情報を受信する。一つの例示的な実施例において、通信部材1216は更に近距離通信を促進するための近距離無線通信(NFC)モジュールを含んでいる。例えば、NFCモジュールは、無線周波数識別(RFID)技術、赤外線データ協会(IrDA)技術、超広帯域(UWB)技術、ブルートゥース(登録商標)(BT)技術及びその他の技術に基づいて実現されてもよい。
【0101】
例示的な実施例において、装置1200は一つ又は複数の特定用途向け集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサ(DSP)、デジタル信号処理デバイス(DSPD)、プログラマブルロジックデバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、コントローラ、マイクロコントローラ、マイクロプロセッサ又はその他の電子素子により実現されてもよく、上述したRMSIのCORESETを検索するための方
法を実行することに用いられる。
【0102】
例示的な実施例において、例えば命令を含むメモリ1204のような、命令を含む非臨時的なコンピュータ可読記憶媒体がさらに提供され、上記命令が装置1200のプロセッサ1220によって実行されることで上述した方法を完了することができる。例えば、非臨時的コンピュータ可読記憶媒体はROM、ランダムアクセスメモリ(RAM)、CD-ROM、磁気テープ、フロッピーディスク及び光データ記憶装置などであってもよい。
【0103】
装置の実施例については、それが基本的に方法の実施例に対応するため、関連するところが方法の実施例の部分の説明を参照すればよい。上述した装置の実施例は例示的なものだけでなく、ここで分離部材として説明されるユニットは物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示される部材は物理ユニットであってもよく又は物理ユニットでなくてもよく、即ち一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてそのうちの一部又は全てのモジュールを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。当業者は創造的な労力を要せずに理解して実施することができる。
【0104】
説明すべきものとして、本明細書において、第一及び第二などのような関係用語は一つのエンティティ又は操作と他のエンティティ又は操作を区別するためのものだけであり、必ずしもこれらのエンティティ又は操作の間にいずれのこの実際の関係又は順番が存在することを要求又は示唆するものではない。用語「含む」、「備える」又はそれらの任意の他の変形は、非排他的な包含を網羅することが意図され、これにより、一連の要素を含むプロセス、方法、物品又は装置がそれらの要素を含むだけでなく、明確に示されない他の要素を含み、又は、更に、このようなプロセス、方法、物品又は装置に固有の要素を含む。更なる制限がない場合、語句「一つ......を含む」によって限定された要素は、要素を含むプロセス、方法、物品又は装置に他の同じ要素がさらに存在することを排除するものではない。
【0105】
当業者は明細書を考慮及びここで開示された開示を実践した後、本開示の他の実施手段を容易に想到する。本出願は本開示のいずれかの変形、用途又は適応変化を含むことを意図しており、これらの変形、用途又は適応変化が本開示の一般的な原理に従い且つ本開示に公開されない本技術分野における公知常識又は一般的な技術的手段を含む。本明細書及び実施例は例示的なものとして見なされるが、本発明の真の範囲と精神は以下の特許請求の範囲によって指摘される。
【0106】
理解すべきものとして、本開示の実施例は、以上に説明され且つ図面に示された正確な構造に限定されず、その範囲から逸脱することなく様々な変更及び変形を行うことができる。本開示の実施例の範囲は、添付の特許請求の範囲のみによって限定される。
【手続補正書】
【提出日】2022-12-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
基地局に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法であって、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられ、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報は第二の指示情報をさらに含み、前記第二の指示情報は、前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なることを示すことに用いられ、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す、ことと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を含む、方法。
【請求項2】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
基地局に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法であって、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられ、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報は第三の指示情報をさらに含み、前記第三の指示情報が、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離され、又は前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられ、前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0であり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す、ことと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を含む、方法。
【請求項4】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項3に記載の方法。
【請求項5】
基地局に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の周波数領域情報を示すための方法であって、
同期信号ブロック(SSB)の物理ブロードキャストチャネル(PBCH)に指示情報を追加することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられ、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記RMSIのCORESETと前記SSBは中心周波数が同じであり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指す、ことと、
ユーザ装置(UE)へ前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETをビーム走査方式で送信することと、を含む、方法。
【請求項6】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項5に記載の方法。
【請求項7】
ユーザ装置(UE)に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の検索方法であって、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を含み、
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報は第二の指示情報をさらに含み、前記第二の指示情報が前記RMSIのCORESETの位置する帯域幅パーティションが前記SSBの位置する帯域幅パーティションと異なることを示すことに用いられる場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する帯域幅パーティション以外の帯域幅パーティションで前記RMSIのCORESETを検索することを含み、
前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指し、前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETは、基地局によってビーム走査方式で送信されたものである、方法。
【請求項8】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項7に記載の方法。
【請求項9】
ユーザ装置(UE)に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の検索方法であって、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を含み、
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報は第三の指示情報をさらに含み、
前記第三の指示情報が、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられる場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含み、
又は、
前記第三の指示情報が、前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられる場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含み、
前記第一の設定値が0であり、前記第二の設定値が0であり、前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指し、前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETは、基地局によってビーム走査方式で送信されたものである、方法。
【請求項10】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項9に記載の方法。
【請求項11】
ユーザ装置(UE)に適用するための、残りの最小システム情報(RMSI)の共通制御リソースセット(CORESET)の検索方法であって、
基地局から送信された、指示情報を含む同期信号ブロック(SSB)を受信することであって、前記指示情報が第一の指示情報を含み、前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化又は周波数分割多重化されることを示すことに用いられることと、
前記SSBから前記指示情報を解析し、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することと、を含み、
前記第一の指示情報が、前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが時間分割多重化されることを示す場合、前記RMSIのCORESETと前記SSBは中心周波数が同じであり、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
前記指示情報に基づいて前記SSBが位置する中心周波数で前記RMSIのCORESETを検索することを含み、
前記帯域幅パーティションが一定の周波数帯域幅を有するリソース単位を指し、前記指示情報を運ぶSSBと前記RMSIのCORESETは、基地局によってビーム走査方式で送信されたものである、方法。
【請求項12】
前記指示情報の長さは2ビットであり、各ビームのSSBに対して、前記2ビットの内容が同じであり、PBCHチャネル結合を行うことができる、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
基地局であって、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは前記命令を実行して請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実施する、基地局。
【請求項14】
ユーザ装置であって、
プロセッサと、
プロセッサで実行可能な命令を記憶するメモリと、を備え、
前記プロセッサは前記命令を実行して請求項7~12のいずれか1項に記載の方法を実施する、ユーザ装置。
【請求項15】
コンピュータに請求項1~6のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【請求項16】
コンピュータに請求項7~12のいずれか1項に記載の方法を実行させるためのコンピュータ命令を記憶した、コンピュータ可読記憶媒体。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報は、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離され、又は前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0011】
一実施例では、前記指示情報がさらに、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含む。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
一実施例では、前記指示情報がさらに、前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記指示情報に基づいて対応する周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索することを含む。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0015】
一実施例では、前記第一の指示情報が前記SSBに対応するRMSIのCORESETと前記SSBが周波数分割多重化されることを示す場合、前記指示情報はさらに第三の指示情報を含み、前記第三の指示情報は、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離され、又は前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0020】
一実施例では、前記指示情報がさらに、前記SSBの低周波リソースエレメント(RE)と前記RMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第三の検索ユニットを含む。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
一実施例では、前記指示情報がさらに、前記SSBの高周波REと前記RMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、前記解析及び検索モジュールは、
受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域で前記RMSIのCORESETを検索するように構成される第四の検索ユニットを含む。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0038】
該実施例では、該SSBに対応するRMSIのCORESETとSSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報はさらに第三の指示情報を含むことができ、該第三の指示情報
は、SSBの低周波リソースエレメント(RE)とRMSIのCORESETの高周波RE
が周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられてもよく、該第一の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第一の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図4に示されてもよい。また、該第三の指示情報は
、SSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波RE
が周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すこともでき、該第二の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第二の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図5に示されてもよい。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0049】
該実施例では、該指示情報がさらに、SSBの低周波リソースエレメント(RE)とRMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域でRMSIのCORESETを検索することができる。ここで、周波数領域が周波数リージョンの略称である。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0050
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0050】
該実施例では、該指示情報がさらに、SSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域でRMSIのCORESETを検索することができる。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0063
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0063】
該実施例では、該SSBに対応するRMSIのCORESETと該SSBが周波数分割多重化される場合、該指示情報はさらに第三の指示情報を含むことができ、該第三の指示情報
は、SSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波RE
が周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すことに用いられてもよく、該第一の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第一の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図4に示されてもよい。また、該第三の指示情報は
、SSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波RE
が周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すこともでき、該第二の設定値が対応する帯域幅パーティションサイズ内の任意の値であってもよく、好ましくは0であり、該第二の設定値が0である場合、帯域幅パーティション内の両者の位置関係が
図5に示されてもよい。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0081
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0081】
図10Cは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Cに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき、指示情報がさらに
、SSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波RE
が周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、解析及び検索モジュール92は第三の検索ユニット923を含むことができる。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0083】
上記実施例では、SSBの低周波REとRMSIのCORESETの高周波REが周波数領域で第一の設定値のREの間隔で分離される場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも低い周波数領域でRMSIのCORESETを検索し、実現方式が簡単である。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0084】
図10Dは一つの例示的な実施例に示される他のRMSIのCORESETを検索するための装置のブロック図である。
図10Dに示すように、上記
図9に示す実施例に基づき、指示情報がさらに
、SSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波RE
が周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離されることを示すための第三の指示情報を含む場合、解析及び検索モジュール92は第四の検索ユニット924を含むことができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0086
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0086】
上記実施例では、SSBの高周波REとRMSIのCORESETの低周波REが周波数領域で第二の設定値のREの間隔で分離される場合、受信されたSSBに対応する周波数領域よりも高い周波数領域でRMSIのCORESETを検索し、実現方式が簡単である。